FAQ
よくある質問
Q
AI-OCRとは何ですか?従来のOCRと何が違うのですか?
A
AI-OCRは、AIを活用して書類の文字をデータ化する技術です。従来のOCRは決まったレイアウトの活字が中心でしたが、AI-OCRは手書き文字や、レイアウトが一定でない帳票でも高い精度で読み取れる点が違います。学習によって認識精度を高められるため、請求書や申込書など多様な書類の入力業務を自動化できます。
Q
手書き文字も読み取れますか?認識精度はどのくらいですか?
A
はい、AI-OCRは手書き文字にも対応します。精度は文字の丁寧さや書類の状態によりますが、活字ではかなり高い精度、手書きでも実用的な水準まで読み取れます。ただし100%ではないため、金額など重要な項目は確認の仕組みを組み合わせて運用します。実際の書類でテストし、目標精度に届くかを検証したうえで導入します。
Q
AI-OCR導入支援の費用はいくらですか?
A
一般的な目安として、市販のAI-OCRサービスの利用料は読み取り枚数に応じた月額制で、これとは別に導入支援やシステム連携の費用がかかります。既存業務への組み込みや自動化の範囲に応じて、支援費用は数十万円〜数百万円が目安です。対象書類と業務の状況を踏まえて必要な範囲でお見積もりします。
Q
AI-OCR導入にはどのくらいの期間がかかりますか?
A
一般的な目安として、市販サービスを使った基本的な導入で1〜2ヶ月、対象書類が多く基幹システムとの連携や自動化を伴う場合は2〜4ヶ月程度です。読み取り精度の検証や既存業務への組み込みに時間をかけるほど、運用後の手戻りが減ります。まず一部の書類から試験導入し、範囲を広げる進め方も可能です。
Q
請求書・注文書・帳票など、どのような書類の読み取りに対応できますか?
A
請求書、注文書、申込書、納品書、アンケート、各種帳票など、幅広い書類の読み取りに対応できます。決まった様式の帳票はもちろん、取引先ごとにレイアウトが異なる書類にも対応可能です。読み取りたい項目(日付・金額・品番など)を定義し、必要なデータだけを抽出してデータ化する仕組みを構築します。
Q
読み取ったデータを基幹システムや会計ソフトに連携できますか?
A
はい、対応します。AI-OCRで読み取ったデータを、基幹システムや会計ソフト、Excelなどへ自動で連携する仕組みを構築できます。RPAと組み合わせれば、書類の読み取りからシステムへの入力までを一連の流れで自動化できます。人手による転記をなくし、入力ミスと作業時間の両方を削減します。
Q
市販のAI-OCR製品と、独自に構築するAI-OCRはどう選べばよいですか?
A
一般的な帳票で量が読める場合は市販のAI-OCR製品が手軽で費用も抑えられます。特殊な書類や独自の項目、既存業務への深い組み込みが必要な場合は、独自構築や連携開発が向きます。多くのケースでは市販製品を土台に、連携や自動化の部分を作り込むのが現実的です。書類と業務を確認し、最適な方法をご提案します。
Q
既存の紙業務やスキャン業務をAI-OCRで自動化する流れを教えてください。
A
対象書類と読み取りたい項目の整理、AI-OCRの選定・設定、実際の書類での精度検証、既存システムとの連携・自動化、運用という流れで進めます。まず一部の書類で精度と効果を確かめてから範囲を広げると、無理なく定着します。紙のスキャンから入力までのどこを自動化すべきか、業務全体を見て設計します。
Q
RPAと組み合わせて入力業務をまるごと自動化できますか?
A
はい、可能です。AI-OCRで書類をデータ化し、RPAでそのデータをシステムへ入力することで、受け取りから入力までの一連の業務をまるごと自動化できます。例えば、届いた請求書を読み取り、内容を会計システムへ登録するといった処理を自動で回せます。人手を介さず、処理速度と正確性を大きく高められます。
Q
AI-OCRを導入するとどのくらい業務が効率化されますか?
A
入力作業の時間を大幅に削減でき、対象業務によっては手入力の時間を数分の一に減らせるケースもあります。効果は書類の量や種類、これまでの手作業の割合によって変わります。転記ミスの削減や、担当者を確認・判断といった付加価値の高い作業に振り向けられる点も大きな効果です。まず対象業務を絞って効果を測ることをおすすめします。
Q
スマホやスキャナで撮影した画像でもAI-OCRで読み取れますか?
A
はい、対応できます。スキャナで取り込んだPDFや、スマホ・複合機で撮影した画像からも文字を読み取れます。ただし、傾きやピンボケ、影が強いと精度が落ちるため、撮影方法の工夫や画像の補正を組み合わせます。実際の書類や撮影環境でテストし、必要な精度が出るかを確認したうえで導入します。
Q
電子帳簿保存法やインボイス制度に対応した書類のデータ化にAI-OCRを使えますか?
A
はい、活用できます。請求書や領収書をAI-OCRでデータ化し、電子帳簿保存法の要件に沿った保存や、インボイス(適格請求書)の登録番号・税率ごとの金額の抽出につなげられます。会計システムへの連携まで組めば、経理業務の効率化と法対応を同時に進められます。対象書類と運用に合わせて設計します。
Q
読み取り結果を人が確認・修正するフローも作れますか?
A
はい、作れます。AI-OCRの読み取り結果に自信度(確からしさ)を添え、あやしい箇所だけを人が確認・修正する流れを組めます。全数をチェックするのではなく危ういところだけを見るため、正確さと省力化を両立できます。金額など重要項目に絞って確認するなど、業務のリスクに応じて設計します。
Q
読み取ったデータをExcelやCSVで出力するだけの簡単な使い方もできますか?
A
はい、可能です。基幹システムとの本格的な連携までは不要で、まずは読み取ったデータをExcelやCSVで書き出せれば十分、というケースにも対応します。手入力していた転記作業をなくすだけでも効果は大きく、小さく始められます。後から会計・基幹システム連携やRPAでの自動化へ広げることもできます。
Q
AI-OCRはクラウド型とオンプレミス型のどちらを選べばよいですか?
A
手軽さと費用を重視するならクラウド型、機密性の高い書類を社外に出せない場合はオンプレミス型が向きます。クラウド型は初期費用を抑えて始めやすく、精度も継続的に改善されます。一方、個人情報や機密文書を扱う業務では社内で完結する構成が安心です。書類の性質とセキュリティ要件を踏まえて選定します。
Q
無料や安価なAI-OCRツールと、有償の導入支援は何が違いますか?
A
ツール単体は安価でも、自社の帳票に合わせた項目設定や精度検証、既存システムへの連携までは自力で行う必要があります。導入支援では、どの書類をどう読ませ、データをどこへ渡すかを業務に合わせて設計し、確認フローや自動化まで組みます。定着して効果を出すには、この作り込みの部分が差になります。
Q
機密性の高い書類を扱う場合、AI-OCRのセキュリティ面はどう配慮されますか?
A
通信の暗号化、アクセス権限の制御、データの保存場所の管理などで対策します。個人情報や機密書類を扱う場合は、社外にデータを出さないオンプレミス構成や、限られた担当者だけが扱える仕組みを選べます。読み取り後のデータの取り扱いや保存期間まで含め、セキュリティ要件に沿って設計します。
Q
まず一部の書類だけスモールスタートで試すことはできますか?
A
はい、できます。効果の大きい書類を一つ選び、小さく試して精度と効果を確かめてから対象を広げる進め方をおすすめします。いきなり全書類を対象にすると、精度の作り込みや運用の定着でつまずきがちです。まず請求書だけ、といった範囲で成果を出し、そこから段階的に広げると無理なく定着します。
Q
AI-OCRの導入に補助金は使えますか?
A
対象になる可能性があります。従来のIT導入補助金は2026年度から「デジタル化・AI導入補助金」に名称変更され、AI機能を持つツールが対象として明確化されました。AI-OCRも要件を満たせば活用できる場合があります。ただし枠や要件は毎年変わるため、申請時点の公募要領で最新の対象範囲を確認する必要があります。
Q
AI-OCRでペーパーレス化やDXをどこまで進められますか?
A
紙の入力作業をなくすだけでなく、受け取りから入力・保存までの流れ全体をデジタル化できます。AI-OCRで書類をデータ化し、RPAでシステム入力し、電子帳簿保存法に沿って保存する、といった一連の自動化まで広げられます。まず入力業務から着手し、経理DXやペーパーレス化へと段階的につなげるのが現実的です。