UI/UXデザイン——「使いにくい」が、離脱の理由になっていませんか

ボタンがどこか分からない。入力の途中で心が折れる。何度も迷った末に、そっとページを閉じる。ユーザーは、使いにくさを口に出しては教えてくれません。ただ黙って離れていく。その積み重ねが、問い合わせや購入の取りこぼしになっています。

UIは、画面の見た目と操作の部分。UXは、それを通じてユーザーが得る体験の全体です。ボタンの位置や文言といった小さな設計が、「分かりやすい」「また使いたい」という感覚をつくります。逆に、ほんの少しの引っかかりが、離脱の引き金にもなります。

私たちは、感覚や好みだけでデザインを決めません。ユーザーがどこでつまずくかを観察し、根拠をもって画面を組み立てます。見た目を整えるだけでなく、迷わず目的にたどり着ける流れをつくる。それが、成果につながるデザインです。

使いにくさが離脱を生む
  1. ux review --before --after
  2. # 分かりにくい
  3. - 迷う導線 ボタンがどこか分からない 要改善
  4. - 操作しづらい 入力の途中で心が折れる 要改善
  5. - 離脱する 黙ってページを閉じる 要改善
  6. # 分かりやすい
  7. → 明確な導線 迷わず目的にたどり着く ✓
  8. → 操作しやすい 引っかかりをなくす ✓
  9. → 使い続ける 「また使いたい」と感じる ✓
  10. ✓ 根拠をもって画面を組み立て、成果につなげる
迷いをなくす設計プロセス
  1. ux iterate --loop
  2. → ユーザー理解 誰が何をしたいか見極める ✓
  3. → 画面設計 骨組みと流れを組む ✓
  4. → 試作 実際に触れる形にする ✓
  5. → 検証 指で操作して引っかかりを探す ✓
  6. # 検証 → ユーザー理解 へ戻って繰り返す
  7. ✓ 作る前に気づけば、手戻りは小さく済む

見た目より先に、迷いをなくす——UI/UX設計の進め方

良い画面は、いきなり描き始めても生まれません。まず、誰がどんな場面で、何をしたくてこの画面に来るのかを見極めます。ユーザーの目的が分かれば、置くべき情報と、削るべき要素が決まる。設計は、この整理から始まります。

次に、色や装飾を載せる前に、情報の骨組みと画面の流れを組みます。ワイヤーフレームや試作品で、実際に触れる形にして確かめる。頭の中で完璧に見えた設計も、指で操作すると引っかかりが見えてくるものです。作る前に気づけば、手戻りは小さく済みます。

そのうえで、色・文字・余白を整え、ブランドの印象と操作のしやすさを両立させます。文字の大きさや配色は、見やすさやアクセシビリティにも直結する要素です。感覚で仕上げるのではなく、なぜそうするかを説明できるデザイン。それを、御社と一緒に磨き上げます。

UI/UXデザインでやること——主な内容

ユーザー・利用シーンの調査

誰がどんな場面で使うのかを、まず調べます。ここを外すと、後の設計は総崩れです。

現状UIの課題分析

今の画面のどこでつまずくかを洗い出します。見えてくるのは、改善の的です。

情報設計・画面構成

何をどこに置くかを、目的から逆算して決めます。迷わせない配置の骨組みです。

ワイヤーフレーム作成

色や装飾の前に、画面の骨格を描きます。構造を先に固めるための下絵です。

プロトタイプ・操作検証

実際に触れる試作品で、使い心地を確かめます。作る前に引っかかりを潰す、その下ごしらえです。

ビジュアルデザイン

色・文字・余白を整え、印象と使いやすさを両立させます。装飾のための装飾はしません。

アクセシビリティ配慮

文字の大きさや配色に気を配り、誰にとっても見やすくします。読めない・押せないをなくす工夫です。

改善・効果検証

公開後も利用データを見て、画面に手を入れます。使われながら、少しずつ良くする。

UI/UXデザインの全体像
  1. ux design --research-first
  2. [1/8] ユーザー調査 利用者の課題を把握 ✓
  3. [2/8] 課題分析 使いにくさを特定 ✓
  4. [3/8] 情報設計 情報構造を整理 ✓
  5. [4/8] 導線設計 迷わない流れを作る ✓
  6. [5/8] ワイヤーフレーム 画面骨子を設計 ✓
  7. [6/8] プロトタイプ 試作して検証 ✓
  8. [7/8] ユーザーテスト 実際に使って確認 ✓
  9. [8/8] ビジュアルデザイン 最後に見た目を整える ✓
  10. ✓ なぜそうするかを説明できるデザインに

MODEL CASE 費用のモデルケース

スタートアップ サービス画面のUI改善とプロトタイプ作成
価格の目安: 50万〜200万円
SaaS事業者 管理画面の使いやすさの改善
価格の目安: 50万〜200万円
EC事業者 購入導線のUI改善
価格の目安: 50万〜200万円
事業会社 ユーザー調査からの業務システムのUI/UX設計
価格の目安: 200万〜600万円
金融機関 顧客向けアプリのUI/UXの全面設計
価格の目安: 200万〜600万円

実在の案件ではなく、よくあるご依頼をもとにした想定例です。価格は当社の目安で、範囲や要件により変わります。領域ごとの目安は費用の考え方をご覧ください。

FAQ よくある質問
Q UIデザインとUXデザインの違いは何ですか?
A UIは画面の見た目や操作部分(ボタン・配色・レイアウトなど)、UXは利用者がサービス全体を通して得る体験を指します。UIは触れる部分の使いやすさ、UXは目的を快適に達成できるかに関わります。両者は密接に関係し、見た目を整えるだけでなく、利用者の行動や心理を踏まえて設計することで成果につながります。
Q UI/UXデザインでは具体的に何をしてもらえますか?
A 利用者やビジネスの課題整理、情報設計、画面レイアウト・デザインの作成、プロトタイプによる検証、改善提案までを行います。単に見た目を整えるのではなく、「誰が・何のために・どう使うか」を踏まえて、迷わず目的を達成できる画面を設計します。Webサイトや業務システム、アプリなど対象に応じて必要な工程をご提供します。
Q UI/UX改善はどのような流れで進めますか?
A 現状分析と課題の把握、利用者やゴールの整理、画面設計・デザイン、プロトタイプでの検証、改善という流れで進めます。アクセス解析や利用者の声から問題点を洗い出し、仮説を立てて設計し、実際に触れる形で検証してから作り込みます。一度作って終わりではなく、公開後のデータをもとに改善を重ねます。
Q 既存サイトやアプリのUI/UX改善(デザインの見直し)だけ依頼できますか?
A はい、可能です。新規制作を伴わず、既存のWebサイトやアプリのUI/UX改善だけをご依頼いただけます。使いにくい、問い合わせにつながらないといった課題のある画面を診断し、レイアウトや導線、配色、入力フォームなどを見直します。大きく作り替えずに、効果の高い部分から段階的に改善する進め方も可能です。
Q ユーザー調査やユーザビリティテストも実施してもらえますか?
A はい、対応します。実際の利用者や想定ユーザーに操作してもらい、どこでつまずくかを観察するユーザビリティテストや、アンケート・インタビューによる調査を実施できます。思い込みで作らず、利用者の実際の行動を根拠にデザインを判断することで、改善の効果を高められます。調査結果は設計や改善提案に反映します。
Q Figmaなどでプロトタイプ(試作画面)を作ってもらえますか?
A はい、対応します。Figmaなどのツールで、実際に画面遷移を体験できるプロトタイプ(試作画面)を作成できます。開発に入る前に見た目や操作の流れを関係者で確認できるため、認識のずれや手戻りを減らせます。プロトタイプで検証してから実装に進むことで、完成後の「思っていたものと違う」を防ぎます。
Q UI/UXデザインの費用相場はいくらですか?
A 一般的な目安として、既存画面の部分的な改善で数十万円、Webサイト全体のUI/UX設計で100万〜300万円、業務システムやアプリの本格的な設計ではそれ以上です。対象の画面数、調査やプロトタイプ検証の有無で変わります。目的と必要な工程を整理したうえで、無理のない範囲でお見積もりします。
Q デザインだけの依頼(コーディングや開発なし)でもお願いできますか?
A はい、可能です。デザインデータの作成までを行い、実装は自社や別の開発会社で進めるという部分的なご依頼にも対応します。開発時に困らないよう、余白やパーツの仕様、レスポンシブ時の見え方などを整理したデータでお渡しします。もちろん、デザインから実装まで一貫してお任せいただくことも可能です。
Q Webサイトだけでなく業務システムやアプリのUI/UXデザインも対応できますか?
A はい、対応します。Webサイトに加え、業務システムやスマートフォンアプリのUI/UXデザインにも対応します。毎日使う業務システムこそ、入力のしやすさや画面のわかりやすさが生産性を左右します。業務用・Webアプリ開発で培った知見をもとに、現場が迷わず使える画面を設計し、開発まで一貫して対応できます。
Q UI/UXを改善するとどのような効果が期待できますか?
A 問い合わせや購入などのコンバージョン率の向上、離脱の減少、業務システムなら入力ミスや操作時間の削減といった効果が期待できます。使いやすさが上がることで、利用者の満足度や再訪率も高まります。改善前後で同じ指標を比較して効果を確認できるよう、目的に応じた測定方法もあわせてご提案します。
Q デザインシステムやUIコンポーネントの整備にも対応できますか?
A はい、対応します。ボタンや配色、余白などのルールをデザインシステムやコンポーネントとして整理すると、複数ページや今後の追加開発でも見た目と操作感が統一され、制作の効率も上がります。担当者が変わっても一貫した品質を保てるため、継続的に運用するサイトやアプリに有効です。
Q アクセシビリティ(WCAGなど)に配慮したUI/UXデザインもできますか?
A はい、対応します。文字の大きさやコントラスト、キーボード操作、色だけに頼らない情報の伝え方など、WCAGの考え方に沿って、誰にとっても使いやすい画面を設計します。高齢者や障害のある方を含め幅広い利用者に配慮することは、結果として全体の使いやすさの向上にもつながります。
Q ヒートマップやアクセス解析を使ってUI/UXの課題を見つけてもらえますか?
A はい、対応します。ヒートマップでどこがよく見られ、どこで離脱しているかを可視化し、アクセス解析のデータと合わせて課題を特定します。感覚ではなく、実際の利用者の行動を根拠に改善点を洗い出すことで、効果の高い箇所から手を入れられます。改善後の変化も同じ指標で確認します。
Q UI/UXデザインと、一般的なWebデザインは何が違いますか?
A Webデザインが見た目や装飾を整えることを指す場合が多いのに対し、UI/UXデザインは「利用者が迷わず目的を達成できるか」という体験まで含めて設計します。配色やレイアウトの美しさだけでなく、情報の並びや操作の流れを、利用者の行動を根拠に組み立てる点が大きな違いです。
Q 既存のデザインを活かすか、一から作り直すかはどう判断しますか?
A 課題が特定の画面や導線に限られるなら、既存デザインを活かした部分改善が効率的です。情報設計そのものに問題があり、全体の使いにくさにつながっている場合は、作り直したほうが効果的です。まず現状を診断し、費用対効果を踏まえてどこまで手を入れるかをご提案します。
Q デザインから実装への引き継ぎや、開発チームとの連携もしてもらえますか?
A はい、対応します。実装時に迷いが生じないよう、余白やパーツの仕様、レスポンシブ時の見え方などを整理したデータで引き継ぎます。自社や別の開発会社のエンジニアと連携し、意図どおりに実装されるよう補足や確認も行います。デザインから実装まで一貫して任せることも可能です。
Q UI/UX改善を自社で続けられるよう、ガイドラインの提供や内製化支援はありますか?
A はい、対応します。デザインの判断基準やルールをガイドラインとしてまとめ、担当者が自社で改善を続けられるよう支援します。なぜその配置や配色にするのかを共有することで、追加ページや更新でも一貫した使いやすさを保てます。伴走しながら社内にノウハウを残す進め方も可能です。
Q 1画面だけなど、小さく始めるUI/UXの部分改善の費用はどのくらいですか?
A 対象が1画面や特定の導線に限られる部分改善なら、数十万円程度から始められることが多く、規模や調査・検証の有無で変わります。いきなり全体を作り替えず、課題の大きい画面から着手して効果を確かめる進め方は、費用を抑えつつ改善の手応えを得やすい方法です。
Q A/BテストでUI/UX改善の効果を検証してもらえますか?
A はい、対応できます。ボタンの文言やレイアウトなど複数の案を比較し、どちらが問い合わせや購入につながるかを実際のデータで検証するのがA/Bテストです。思い込みで決めず、数値で良し悪しを判断できるため、改善の精度が高まります。検証結果を次の改善に反映します。
Q SaaSやWebアプリの継続的なUI改善にも対応できますか?
A はい、対応します。公開して終わりではなく、利用データやユーザーの声をもとに、画面や操作を継続的に改善します。機能の追加や利用者の増加に合わせて使いやすさを保つことは、解約防止や定着に直結します。業務システムやアプリ開発の知見をもとに、運用しながら磨き続けます。

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