公共システム開発——行政サービスを、住民の手元へ
手続きのために、平日の窓口へ足を運ぶ。書類を書いて、順番を待つ。公共システム開発は、こうした行政の手続きやサービスを、住民が自宅からでも使える形にしていく仕事です。自治体や官公庁の業務そのものも、その裏側で支えます。
扱う範囲は、幅広くあります。各種申請・届出のオンライン化、公共施設の予約、住民向けのポータル、自治体内部の情報管理システムまで。市民生活に近いものほど、誰にとっても使いやすいことが欠かせません。
公共のシステムには、民間とは違う重さがあります。誰も取り残さない公平さ、止まらない安定、扱う情報を守り切る安全。不備が社会に響くからこそ、慎重に設計し、確実につくります。
公共だからこそ——守りと基準を満たす土台
公共のシステムには、満たすべき基準があります。政府機関のセキュリティガイドラインや、クラウドの安全性評価制度(ISMAP)を踏まえて設計・開発します。安全であることは、選ばれる前提です。
マイナンバーのような特定個人情報を扱うなら、なおさら慎重になります。法令で定められた安全管理措置に沿って、アクセスの制限やログの記録まで作り込む前提です。守るべき情報を、仕組みとして守ります。
誰もが使えることも、公共では欠かせません。Webアクセシビリティの規格(JIS X 8341-3)に沿って、目や耳の不自由な方にも配慮した画面をつくります。官公庁や自治体の入札案件にも、対応します。
公共システムでよくつくる機能
申請・手続きのオンライン化
窓口に行かないと進まなかった手続きを、Webで完結できるようにします。書類の記入や提出も、画面の案内に沿って進められます。
施設予約・住民向けポータル
公共施設の予約や、住民向けの情報提供をまとめて担います。知りたいこと・やりたいことに、迷わずたどり着ける入り口が目標です。
ユーザー登録・認証
利用者を安全に見分ける、登録と認証の仕組みを用意します。なりすましを防ぎ、本人だけが自分の情報を扱える設計に。
データ管理
住民情報や記録など、大量のデータを安全にためて扱います。必要なときに正しく探し出せることが、その要件です。
セキュリティとプライバシー
扱う情報の重さに合わせて、守りを固めます。暗号化・アクセス制御・ログ監視による、漏洩と不正への備え。
通知・お知らせ
手続きの進み具合や、緊急のお知らせを届けます。メールやプッシュ通知で、必要な人へ必要なことを届ける形です。
オンライン決済
各種料金や手数料を、その場で支払えるようにします。クレジットカードや電子マネーなど、複数の支払い方法に対応する形です。
アクセシビリティ・多言語
目や耳の不自由な方にも使えるよう、規格に沿って設計します。複数言語での表示にも、あわせて対応可能です。
既存システムとのAPI連携・保守
他システムとAPIでつなぎ、データを行き来させます。公開後の保守や改修まで、引き続き。
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