営業利益率とは、営業利益を売上高で割った値で、売上1円あたり本業でいくら残ったかを示す指標です。「売上高営業利益率」と呼ばれることもありますが、指している指標の中身は同じものです。この記事では、計算式と求め方を売上高1億円の数値例で確かめたうえで、営業利益率を粗利率と販管費率に分けて増収減益の原因を突き止める読み方、財務省の法人企業統計で見た全産業と資本金規模別の水準を整理します。後半では、本社費の配り方ひとつで部門別の営業利益率が逆転する構造と、会計データとBIで率を正しく集計する設計を扱います。
まとめ:営業利益率の計算式と読み方、部門別・製品別に出すための配賦と集計の設計
営業利益率は「営業利益÷売上高×100」で求めます。売上高1億円、営業利益800万円なら8.0%です。売上高営業利益率と営業利益率は同じ指標で、英語ではOPM(Operating Profit Margin)と書かれます。粗利に対する営業利益の割合やROSは定義が異なるため、社外の資料と比べるときは分母を確かめてください。
率が動いた理由は、粗利率と販管費率に分けることで特定が可能です。営業利益率は必ず「粗利率−販管費率」に等しくなるため、前年から何ポイント下がったかを2つの率の変化に振り分けるだけで、値付けと原価の問題なのか、固定費の問題なのかが分かります。水準の物差しとしては、財務省の法人企業統計(令和6年度)で全産業5.0%、資本金1,000万円未満の会社では1.5%という値が出ています。
部門別や製品別の営業利益率は、本社費をどの基準で配るかで大きく変わります。配賦前の部門利益率と配賦後の営業利益率を並べ、配賦基準を画面に明記することが、数字をめぐる議論を減らす近道です。集計では、率を平均せず「営業利益の合計÷売上高の合計」で計算する定義を1か所に固定します。販売管理や案件管理など複数のシステムから数字を集めて毎月突き合わせているなら、会計システムの個別開発を検討する段階に入っています。
営業利益率の意味と計算式、売上高営業利益率・OPM・ROSという呼び名の整理
営業利益率は計算そのものより、似た名前の指標との取り違えでつまずく指標です。計算式と呼び名を先に揃えておきます。
営業利益を売上高で割る計算式と、売上高1億円の会社で求める3つの手順
営業利益率の計算式は次のとおりです。
営業利益率(%)=営業利益÷売上高×100
分子の営業利益は、売上高から売上原価と販売費及び一般管理費(販管費)を引いた額です。財務諸表等規則(昭和38年大蔵省令第59号)の第89条が、売上総利益から販管費の合計額を控除した額を営業利益として表示すると定めており、損益計算書に載っている「営業利益」の行をそのまま使えます。
- 損益計算書から売上高を読み取る(例:1億円)
- 同じく営業利益を読み取る(例:売上原価6,000万円と販管費3,200万円を引いた800万円)
- 800万円÷1億円×100で、営業利益率8.0%を得る
営業利益そのものの範囲、つまり何が販管費に入り何が営業外費用に回るかは、率の精度を左右する前提です。区分の考え方と誤りやすい境界は営業利益の計算式と販管費の区分ミスで数字がぶれる仕組みを解説した記事で扱っています。
売上高営業利益率と営業利益率は同じ指標、粗利に対する率とROSは別の定義
検索すると「営業利益率」と「売上高営業利益率」が別々に説明されていることがありますが、どちらも分母は売上高です。財務省の法人企業統計でも「売上高営業利益率」という名称で掲載されています。英語の決算資料ではOPM(Operating Profit Margin)やOperating Marginと書かれ、これも同じ指標です。
取り違えやすいのは次の2つです。
| 名称 | 計算式 | 営業利益率との関係 |
|---|---|---|
| 売上高営業利益率・OPM | 営業利益÷売上高 | 同じ指標 |
| 粗利に対する営業利益率 | 営業利益÷売上総利益 | 分母が違う別指標 |
| ROS(Return on Sales) | 利益÷売上高 | 分子を営業利益とする会社と純利益とする会社がある |
粗利に対する営業利益率は、稼いだ粗利のうちどれだけを販管費に使わずに残せたかを示し、先の例なら800万円÷4,000万円で20%です。8%と20%では印象がまったく違うため、社内資料に「営業利益率」と書くときは分母を注記しておくと混乱を防げます。ROSは使う人によって分子が変わるので、社外の数値と並べる前に定義を確認してください。
営業利益率を粗利率と販管費率に分解し、増収減益の原因を突き止める読み方
営業利益率は、1つの数字だけを見ていても打ち手が決まりません。分解してはじめて、どこに手を入れるべきかが見えてきます。
営業利益率は粗利率から販管費率を引いた値になるという恒等式の使い方
営業利益は「売上高−売上原価−販管費」なので、両辺を売上高で割ると次の関係が成り立ちます。
営業利益率=粗利率(売上総利益÷売上高)−販管費率(販管費÷売上高)
先の数値例では、粗利率40%から販管費率32%を引いて8%です。この式は近似ではなく常に一致する恒等式で、例外はありません。
実務での使い道は、営業利益率の変化を2つの率の変化に振り分けることにあります。粗利率が下がったなら、値引き・仕入価格の上昇・外注比率の増加といった売上と原価の問題です。販管費率が上がったなら、人員の増加や広告費の積み増しといった固定費の問題になります。前者は営業部門と購買部門、後者は経営と管理部門が担当する領域で、責任者も打ち手も分かれます。
前年比で率が1ポイント下がった会社を分解し、値付けと固定費を切り分ける例
売上高が9,000万円から1億円に増え、営業利益が810万円から800万円に減った会社を例にとります。増収なのに減益で、営業利益率は9.0%から8.0%へ1.0ポイント下がりました。
| 項目 | 前年 | 当年 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 9,000万円 | 1億円 | +1,000万円 |
| 粗利率 | 42.0% | 40.0% | −2.0ポイント |
| 販管費率 | 33.0% | 32.0% | −1.0ポイント(改善) |
| 営業利益率 | 9.0% | 8.0% | −1.0ポイント |
分解すると、販管費率は1.0ポイント改善しているのに、粗利率が2.0ポイント悪化して帳消し以上になっていたことが分かります。販管費の金額は2,970万円から3,200万円に増えていますが、売上の伸びがそれを上回ったため率では改善です。手を入れるべきは販管費の削減ではなく、増収のために行った値引きや原価の上昇のほうでした。
この切り分けをせずに「利益が減ったから経費を削る」と判断すると、原因ではない販管費に手を付けることになります。率の分解は、会議の前に1枚の表で済む作業です。
率だけで判断して誤る場面、規模の拡大期と一過性費用が重なった期の扱い
営業利益率は割合なので、金額の大きさを映しません。売上高1億円で率10%の会社(営業利益1,000万円)より、売上高5億円で率5%の会社(2,500万円)のほうが、本業で残した金額は2.5倍です。採用や出店で規模を広げている期は率が下がりやすく、率の低下だけを理由に拡大を止めると、金額の成長まで止めてしまいます。率と金額は必ず並べて見てください。
もう1つの落とし穴は、一過性の費用による月次の上下です。年2回の賞与や年払いの保険料を支払月にまとめて計上すると、その月だけ営業利益率が数ポイント落ちます。月割りの処理と締め手順は月次決算を5営業日で締める手順を解説した記事にまとめています。月割りをしていない会社では、月次の率は前年同月と比べるのが安全です。
法人企業統計で見る営業利益率の水準、資本金の規模で5倍以上開く差の読み方
自社の営業利益率が高いのか低いのかを判断するには、公的な統計が物差しになります。ここでは全体像と規模による差に絞り、業種ごとの詳しい目安は営業利益率の目安を業種別・規模別の最新統計で比べた記事に譲ります。
令和6年度の全産業5.0%と製造業・非製造業の値、5年間で上がり続けた推移
財務省の年次別法人企業統計調査(令和6年度)の結果の概要(2025年9月1日公表)の第4表によると、金融業・保険業を除く全産業の売上高営業利益率は5.0%でした。製造業は5.4%、非製造業は4.9%です。
同じ表で2020年度からの推移を追うと、全産業は3.1%、3.7%、4.0%、4.6%、5.0%と5年続けて上昇しています。自社の率が5年前と同じなら、横ばいではなく相対的に後退していると読むべき状況です。
年次別調査は毎年9月に公表され、法人企業統計調査の年次別調査一覧には令和7年度分も掲載されています。社内資料で比較に使うときは、一覧から最新年度の値を取り直してください。
資本金規模別で7.8%から1.5%まで開く差と、比較相手を選ぶときの基準
同じ第4表は、資本金の規模別にも売上高営業利益率を示しています。
| 資本金規模 | 2020年度 | 2024年度 |
|---|---|---|
| 10億円以上 | 5.0% | 7.8% |
| 1億円〜10億円 | 3.3% | 4.8% |
| 1,000万円〜1億円 | 1.6% | 3.1% |
| 1,000万円未満 | ▲0.5% | 1.5% |
最大規模と最小規模の差は5倍を超えます。規模の大きい会社ほど、本社費や管理部門の人件費を大きな売上で割れるためです。資本金5,000万円の会社が上場企業の決算短信と比べて「自社は利益率が低い」と判断するのは、比較相手の選び方を誤っています。比べるなら、同じ資本金区分で3.1%、そのうえで同業種の値を見る順番が妥当です。
IFRS適用企業の営業利益は定義が異なる点と、2027年に適用されるIFRS第18号
上場企業の営業利益率と比べるときは、その会社が日本基準かIFRSかを確認します。日本基準では財務諸表等規則が営業利益の範囲を定めていますが、現行のIFRSには営業利益の定義がなく、IFRSを任意適用する日本企業はそれぞれの判断で営業利益を表示しています。固定資産の売却損益や減損損失を営業利益に含める会社もあり、日本基準の会社と同じ土俵では比べられません。
この状況は変わりつつあります。IASBが2024年4月に発行したIFRS第18号「財務諸表における表示及び開示」は、損益計算書に「営業利益(operating profit)」の小計を表示するよう求め、2027年1月1日以後に開始する事業年度から適用されます。適用後はIFRS企業どうしの比較はしやすくなりますが、日本基準の営業利益とは区分の考え方が違うため、同じ数字として並べない姿勢は変わりません。
部門別・製品別の営業利益率を出す配賦設計、本社費の配り方で率が逆転する構造
全社の営業利益率は損益計算書から一度で出ますが、部門別や製品別の率は、共通費を配る設計を決めない限り出せません。そして配り方しだいで結論が変わります。
本社費1,200万円を売上比と人員比で配った2通りの結果と、率が逆転する理由
全社の営業利益800万円(率8.0%)の会社に、部門Aと部門Bがあるとします。部門Aは売上高9,000万円・部門の直接費を引いた利益1,800万円、部門Bは売上高1,000万円・同200万円です。本社の管理部門の費用1,200万円を、2通りの基準で配ってみます。
| 配賦基準 | 部門Aの配賦額 | 部門Aの営業利益率 | 部門Bの配賦額 | 部門Bの営業利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高比(9:1) | 1,080万円 | 8.0% | 120万円 | 8.0% |
| 人員比(6人:4人) | 720万円 | 12.0% | 480万円 | ▲28.0% |
全社の営業利益は800万円のまま変わりません。それでも部門Bは、売上高比なら全社と同じ8.0%、人員比なら大幅な赤字に見えます。売上高比は売上の大きい部門に費用を寄せ、人員比は人の多い部門に寄せるためです。部門Bの撤退を議論する会議で、どちらの表が出てくるかによって結論が逆になりかねません。
どちらが正しいという答えはありません。本社費の発生原因に近い基準を選ぶのが原則で、経理や人事の工数が人数に比例するなら人員比、請求や与信の処理が売上に比例するなら売上高比が筋です。費目ごとに基準を分けてもかまいません。
配賦前の部門利益率と配賦後の営業利益率を並べて表示する設計にする理由
配賦基準をめぐる議論を減らすには、配賦前と配賦後の2つの率を必ず並べて出す設計にします。先の例で部門Bの配賦前の利益率は、200万円÷1,000万円で20.0%です。部門Bは自分の直接費をまかなったうえで売上の2割を残しており、本社費を人員比で負担すると赤字になる、という読み方ができます。
配賦前の率は「この部門を続けるべきか」、配賦後の率は「全社の費用を負担したうえで採算が取れているか」に答えます。前者が黒字なら、部門を閉じても本社費は消えず、残る部門の負担が増えるだけです。撤退判断に配賦後の率だけを使うのは誤りで、配賦前の率がマイナスの部門から検討するのが順序です。配賦の手法と部門コードの設計は管理会計の5つの手法と導入手順を整理した記事で扱っています。
製品別の営業利益率で必要になる原価の持ち方、工数と直課費のひも付け
製品別やサービス別の営業利益率は、部門別よりもう一段細かいデータを要求します。売上は販売管理システムの明細に製品コードが付いていれば集計できますが、原価は仕入や外注費の請求を製品ごとにひも付けないと分けられません。受託開発や保守サービスのように人件費が原価の大半を占める業種では、担当者が案件ごとに何時間働いたかという工数データが、製品別原価の根拠になります。
実務ではまず、製品に直接ひも付けられる費用(直課費)だけで製品別の粗利率を出すところから始めてください。販管費まで製品に配って営業利益率を出すのはその後です。原価の集計単位と差異の分析手順は原価管理の目的と進め方を4ステップで解説した記事で整理しています。
会計データとBIで営業利益率を可視化する手順と、会計システム開発を検討する境界
部門別・製品別の率をダッシュボードに出す段階では、計算式を画面ごとに書くと数字が合わなくなります。集計の定義を先に決めてから、見せ方を設計します。
率を平均すると全社の値とずれる問題と、集計軸を変えても崩れない指標の定義
先の人員比の例で、部門Aの12.0%と部門Bの▲28.0%を単純に平均すると▲8.0%になります。全社の営業利益率は8.0%なので、符号まで逆です。率は売上高の大きさを考えずに足し合わせると、規模の小さい部門の値に引きずられます。
BIツールや表計算で営業利益率を集計するときは、率を行ごとに持たず、営業利益と売上高の金額を持ったうえで、集計のたびに割り算する定義にします。Power BIのメジャーで書くと次のようになります。
営業利益率 = DIVIDE(SUM('損益'[営業利益]), SUM('損益'[売上高]))
この形なら、部門別・月別・製品別のどの軸で集計しても、合計行には全社の率が正しく出ます。DIVIDE関数は分母が0のとき空白を返すため、売上がまだない新規部門でもエラーになりません。表計算なら、率の列を平均するAVERAGEではなく、営業利益の合計を売上高の合計で割る式を合計行に置いてください。
月次ダッシュボードに置く4つの指標と、率が閾値を外れたときに見る明細の順序
営業利益率のダッシュボードに置く指標は、次の4つで足ります。優先度の高い順に並べます。
- 営業利益率(当月・前年同月・年度累計)
- 粗利率と販管費率(営業利益率の分解)
- 部門別の配賦前利益率と配賦後営業利益率
- 営業利益の金額(率と並べて規模を確認する)
率が前年同月から1ポイント以上動いたら、まず2番目の分解でどちらの率が動いたかを確認してください。粗利率なら販売管理の明細で値引きと原価を、販管費率なら会計の科目別推移で増えた費目を確認します。上から順に掘り下げる導線をダッシュボードに組み込んでおけば、原因の特定に毎月同じ時間で到達できます。予算と実績の差を月次で追う運用の組み立ては予実管理の進め方4ステップを解説した記事を参照してください。
表計算とBIツールで足りる範囲と、会計・経理システム開発を検討する条件
全社と数部門の営業利益率を月次で見るだけなら、会計ソフトの部門別損益を表計算に書き出し、前章の定義で集計すれば十分です。BIツールを入れるのは、閲覧者が10人を超える、あるいは製品別に掘り下げたい要望が出てきた段階で構いません。
会計システムの個別開発が検討に値するのは、営業利益率の材料が複数のシステムに散らばっている場合です。売上は販売管理、工数は勤怠や案件管理、販管費は会計ソフトというように3つ以上のシステムから毎月CSVを書き出し、部門コードや製品コードを手作業で揃えているなら、その突合が率の遅れと誤りの発生源になっています。配賦基準をシステムに持たせ、各システムの明細を部門と製品のコードつきで自動連携させる段階では、会計・経理システム開発のように既存の販売管理や勤怠システムとの接続まで含めて設計できる相談先を選ぶと、配賦前後の率を同じ定義で出し続けられます。
逆に、部門が1つで製品別の率も求められていないなら、開発は見送る判断が妥当です。率の分解表を毎月1枚作るだけで、経営判断に必要な情報はそろいます。
よくある質問
営業利益率の計算や水準について、よく挙がる質問に答えます。
営業利益率は何%あれば良いのですか?
一律の合格ラインはありません。財務省の法人企業統計(令和6年度)では全産業の売上高営業利益率が5.0%で、資本金1,000万円〜1億円の会社は3.1%、1,000万円未満の会社は1.5%でした。まず同じ規模・同じ業種の値と比べ、次に自社の前年と比べる順番で判断してください。業種によって水準が数倍違うため、他業種の上場企業の値を目標にすると判断を誤ります。
営業利益率がマイナスになるのはどんな状態ですか?
売上総利益(粗利)より販管費が大きく、本業で赤字が出ている状態です。損益計算書では営業損失と表示されます。原因は粗利率の低下か販管費率の上昇のどちらかなので、本文の分解で切り分けてください。新規事業の立ち上げ期のように、売上が立つ前に人件費や広告費が先行する期はマイナスになりやすく、1期だけなのか2期以上続いているのかで評価が変わります。
営業利益率と経常利益率・EBITDAマージンはどう使い分けますか?
本業の採算を見るなら営業利益率、借入金の利息や受取配当金まで含めた平常時の稼ぐ力を見るなら経常利益率です。法人企業統計(令和6年度)では全産業の売上高経常利益率が6.8%と営業利益率を上回っており、営業外の収益が大きいことが分かります。設備投資の重い会社どうしを比べるときは減価償却費を足し戻したEBITDAマージンを使い、計算式の違いはEBITDAと営業利益の違いと4通りの計算式を解説した記事で比較しています。
営業利益率の計算で売上高に含めないものはありますか?
売上値引き・返品・売上割戻しは売上高から差し引いた純額を使います。消費税は、税抜経理の会社なら売上高に含まれていません。税込経理の会社は売上高に消費税が含まれるため、そのまま割ると率が低めに出ます。社外と比べるときは税抜の売上高にそろえてください。受取利息や不動産の賃貸収入は本業以外の収益なので、原則として売上高にも営業利益にも入りません。
営業利益率を上げるには何から手を付けるべきですか?
先に、粗利率と販管費率のどちらが率を押し下げているかを確かめます。粗利率が原因なら、値引きの承認ルールや仕入・外注の単価の見直しが先です。販管費率が原因なら、売上に比例しない固定費のうち、効果を測れていない広告費や重複しているSaaSの利用料から見直します。部門別の率を出せる会社は、配賦前の利益率が低い部門から手を付けると、全社への効き目が大きくなります。
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