経理の残業が月末に集中するのは、偶然ではありません

締め処理、証憑の回収、システム間の突合。月初の数日に負荷が寄るのは、日々の業務がそのまま会計データになっていないからです。

インボイス制度と電子帳簿保存法で、扱うべき書類の要件は増えました。紙で受け取ったものを人が読んで入力する工程が残っているかぎり、件数が増えれば残業も増えます。制度対応をきっかけに、入力そのものを減らす設計に切り替える会社が増えています。

会計パッケージの入れ替えだけでは、この手作業は消えません。私たちが見るのは、パッケージの外側にどれだけ人手が挟まっているかです。

月末に寄る負荷を平らにする
  1. closing diff --before --after
  2. # いまの月次
  3. - 証憑を集める 紙の回収を待って集める 待ち
  4. - 手で転記 システム間を人が写す 手作業
  5. - 締めが遅れる 月初に負荷が寄る 遅延
  6. # 連携したあと
  7. → 自動で渡る 仕訳のもとを自動で渡す ✓
  8. → 判断だけ人が 人は判断が要る所だけ ✓
  9. → 締めが早まる 月末の負荷が平らになる ✓
  10. ✓ 月末に寄る負荷を平らにする
証憑から月次までを一本に
  1. ledger flow --from receipt --to monthly
  2. [1/5] 証憑の電子化 受け取った時点で電子化 ✓
  3. [2/5] 販売・購買連携 売上と仕入を会計へ繋ぐ ✓
  4. [3/5] 仕訳の自動化 仕訳のもとを自動で渡す ✓
  5. [4/5] 人が見る例外 判断が要る所だけ人が見る 確認
  6. [5/5] 月次決算 締めの数字をまとめる ✓
  7. ✓ 作業を速くするのではなく、作業そのものを減らす

会計ソフトの外側に、手作業が溜まる

販売管理から売上を写す。原価管理の数字を月末に集める。経費精算の申請を突き合わせる。会計ソフト自体は動いていても、その前後で人が運んでいる会社は少なくありません。

ここは自動化が効く領域です。販売管理システムや購買側と会計を繋ぎ、仕訳のもとになるデータを自動で渡す。人が触るのは判断が要るところだけになります。

証憑の保存も同じ考え方。受け取った時点で電子化し、検索できる形で残しておけば、税務調査で段ボールを開ける作業は要りません。作業を速くするのではなく、作業そのものを減らす。それが経理DXの実体です。

ご提供する内容

経理業務の可視化

月次のどこに時間がかかっているかを測ります。感覚ではなく実測から始める。

会計ソフトとの連携設計

既存の会計ソフトは活かします。繋ぎ方を設計するほうが安く済むためです。

販売・購買データの自動連携

売上と仕入を人が写す工程をなくします。転記があるところに誤りは生まれます。

仕訳自動化のルール設計

どこまで自動で、どこから人が見るか。線引きを最初に決めておきます。

経費精算・証憑の電子化

申請と領収書を同じ画面に。紙の回収を待たない仕組みへ。

インボイス・電帳法への対応

要件は変わります。要件そのものを設定値として外に出しておく作り。

月次の締めを早める

締めが早まれば、経営判断に使える数字が早く出ます。それが本来の目的です。

運用と保守

制度も業務も変わり続けます。保守運用まで一貫してお請けできます。

会計・経理システムのご提供内容
  1. accounting scope --list
  2. [1/8] 経理業務の可視化 時間の在処を測る ✓
  3. [2/8] 会計ソフト連携設計 既存を活かして繋ぐ ✓
  4. [3/8] 販売・購買データ連携 転記工程をなくす ✓
  5. [4/8] 仕訳自動化のルール 自動と手動の線引き ✓
  6. [5/8] 経費精算・証憑電子化 紙の回収を待たない ✓
  7. [6/8] インボイス・電帳法 要件は設定値で持つ ✓
  8. [7/8] 月次の締めを早める 判断に使える速さへ ✓
  9. [8/8] 運用と保守 制度変更に追随する ✓
  10. ✓ 経営判断に使える数字を早く出す

MODEL CASE 費用のモデルケース

サービス業 経費精算と仕訳の自動化に対象を絞った開発
価格の目安: 数百万円〜
IT企業 請求と入金消込の自動化に絞った開発
価格の目安: 数百万円〜
医療法人 複数施設の経費精算と部門別集計に絞った開発
価格の目安: 数百万円〜
製造業 債権債務・固定資産・電子帳簿保存法への対応を含む会計システムの構築
価格の目安: 1,000万円〜数千万円以上
商社 連結決算と管理会計まで含む会計システムの刷新
価格の目安: 1,000万円〜数千万円以上

実在の案件ではなく、よくあるご依頼をもとにした想定例です。価格は当社の目安で、範囲や要件により変わります。領域ごとの目安は費用の考え方をご覧ください。

FAQ よくある質問
Q 会計ソフトを入れ替える必要がありますか?
A 多くの場合は不要です。手作業が残っているのは会計ソフトの外側であることがほとんどで、販売や購買との連携を作るほうが効果が大きく費用も抑えられます。
Q 販売管理と会計を連携できますか?
A できます。売上データを人が転記する工程をなくし、仕訳のもとになる情報を自動で渡す設計にします。転記があるところに誤りは生まれます。
Q 仕訳をどこまで自動化できますか?
A 定型的な取引はほぼ自動化できます。判断が要る取引だけを人が確認する形にするのが現実的です。どこまで自動にしてどこから人が見るか、線引きを最初に決めます。
Q インボイス制度に対応できますか?
A 対応します。登録番号の保持と検証、税率ごとの区分、適格請求書の保存要件を設計に織り込みます。要件は変わりうるため設定値として持たせます。
Q 電子帳簿保存法への対応も含まれますか?
A 含められます。受け取った時点で電子化し、検索できる形で保存する仕組みを作ります。紙の保管と後からの探索という手間そのものが不要になります。
Q 月次決算を早められますか?
A 早められます。日々の業務がそのまま会計データになる形にすれば、月初に集中していた作業が分散します。締めが早まれば経営判断に使える数字も早く出ます。
Q 経費精算の仕組みも作れますか?
A 作れます。申請と領収書を同じ画面で扱い、紙の回収を待たずに処理できる形にします。既製のサービスで足りる場合はそちらもご提案します。
Q 原価管理との連携はできますか?
A できます。原価の数字を月末に人が集めている状態であれば、そこは自動化の効く領域です。販売・購買との突き合わせも含めて設計します。
Q 費用はどのくらいかかりますか?
A 連携するシステムの数と、自動化する範囲で決まります。まず月次のどこに時間がかかっているかを測り、効果の大きい箇所から絞ってお見積りします。
Q 期間はどのくらい必要ですか?
A 対象を絞れば数か月規模から着手できます。全社の経理を一度に変えるより、詰まっている工程から順に解消するほうが確実で早く効果が出ます。
Q 会計事務所や税理士との連携も考慮できますか?
A 考慮できます。仕訳データの受け渡し形式や締めのタイミングを踏まえて設計します。外部とのやり取りを前提にした構成も対応しています。
Q 使っている会計ソフトが古くても対応できますか?
A 確認のうえご相談します。連携用の接続口が無い場合でも、出力ファイルを介した受け渡しなど代替手段を検討します。まず何ができるかを調べるところから始めます。
Q 承認の記録を残したいのですが可能ですか?
A 可能です。申請と承認をワークフローに載せれば、誰がいつ承認したかが自動的に残ります。内部統制や監査対応の観点でも有効です。
Q 経理担当者が少なくても運用できますか?
A そこを狙って設計します。人手が少ないほど自動化の効果は大きくなります。属人化している処理を仕組みに移すことが目的です。
Q 既存データの移行は可能ですか?
A 可能です。移行前に項目の対応づけを設計し、移行後に件数と金額を突き合わせて検証します。数字が合うことを確認してから切り替えます。
Q 小さく始めることはできますか?
A できます。いちばん時間がかかっている工程を一つだけ自動化するご依頼も承っています。効果を見てから範囲を広げる進め方が現実的です。
Q クラウド会計への移行も相談できますか?
A ご相談ください。移行の可否だけでなく、移行後に手作業が減るかどうかまで含めて判断をお手伝いします。移すこと自体が目的にならないようにします。
Q 運用開始後のサポートはありますか?
A あります。制度改正や業務変更に合わせて手を入れ続けます。保守運用まで含めて一貫してお請けできます。
Q 要件が固まっていなくても相談できますか?
A 構いません。何を作るかより先に、月次のどこに時間がかかっているかを一緒に見るところから始めます。測ってから決めるほうが外しません。
Q まず何を用意すればよいですか?
A 特にありません。現在の月次の流れを口頭で伺えれば十分です。資料の準備に時間をかけるより、まずお話を聞かせてください。

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