「今日も倉庫の前で待っています」。ドライバーからの電話で初めて遅れを知り、配車担当はホワイトボードと電話で次の便を組み直す。輸配送の現場では、こうした調整が毎日の仕事になっています。
2025年4月1日に施行された改正物流効率化法(物資の流通の効率化に関する法律)は、すべての荷主と物流事業者に、荷待ち時間・荷役等時間の短縮と積載効率の向上を努力義務として求めました。2026年4月1日からは、取扱貨物の重量が9万トン以上の荷主や、保有車両150台以上の運送事業者などが特定事業者に指定され、中長期計画の作成と定期報告が義務です(2026年9月時点)。特定荷主には物流統括管理者(CLO)の選任も課されています。
ところが、到着時刻は紙の日報に、荷役の開始と終了は倉庫の受付簿に、と記録が分かれていると、便ごとの荷待ち時間は後から組み立てるしかありません。測れていない時間は、減らしようがない。私たちは、配車・運行・受付に散らばった時刻を一本のデータにつなぎ、改善と報告の両方に使える形に整えます。