GPT-4o miniは、OpenAIが2024年7月18日に発表した小型モデルです。2026年10月14日、OpenAIはAPIのgpt-4o-mini-2024-07-18を2027年1月14日に停止すると利用者へ通知しました。推奨される移行先はgpt-6-lunaです。
この記事では、2026年11月1日に取得したOpenAI公式ドキュメントとMicrosoft Learnの記載をもとに、提供期限・料金・GPT-4oとの違い・移行手順を整理します。
まとめ:GPT-4o miniの提供期限と移行判断の要点
- OpenAI APIでは2027年1月14日に停止する(2026年10月14日告知)。推奨代替は
gpt-6-lunaで、モデルページの表記は「Deprecated」になった。 - 微調整済みモデルもOpenAI APIでは同じ日に止まる。Azure OpenAIは別日程で、基本モデルの退役日は2027年4月14日、微調整済みデプロイは2027年10月1日まで。
- 料金の優位は無くなった。
gpt-6-lunaは入力$0.10・キャッシュ入力$0.01・出力$0.50(100万トークンあたり)で、3つの単価すべてがgpt-4o-mini($0.15・$0.075・$0.60)を下回る。 - GPT-4oとはコンテキストや最大出力などの上限が共通で、テキストの単価が約17分の1という関係だった。両者とも2027年1月14日に停止する。
- 新規に採用する理由は無い。停止まで約2か月半のうちに、呼び出し箇所の洗い出しと
gpt-6-lunaとの比較評価を済ませる。
GPT-4o miniはいつまで使えるか:OpenAI APIは2027年1月14日に停止
2026年10月14日の停止告知と対象スナップショット
OpenAIのDeprecationsページは、2026年10月14日付の項目で、GPT-4系の一部モデルを2027年1月14日にAPIから外すと告知しています。対象は次の4モデルで、推奨代替はすべてgpt-6-lunaです。
| モデル | スナップショット | 停止日 |
|---|---|---|
| GPT-4o mini | gpt-4o-mini-2024-07-18 | 2027-01-14 |
| GPT-4o | gpt-4o-2024-08-06・2024-11-20 | 2027-01-14 |
| GPT-4.1 | gpt-4.1-2025-04-14 | 2027-01-14 |
| GPT-4.1 mini | gpt-4.1-mini-2025-04-14 | 2027-01-14 |
gpt-4o-miniのスナップショットはgpt-4o-mini-2024-07-18の1本だけなので、別名のgpt-4o-miniで呼んでいる処理も同じ日に止まります。同じページは一般提供モデルの廃止を少なくとも6か月前に通知する方針を掲げていますが、今回の猶予は3か月で、年末年始を挟みます。同じ日に止まるGPT-4.1とminiの移行は、GPT-4.1とは?mini・nanoの違いと料金、2027年1月14日のAPI停止と移行先で扱っています。
本記事の2026年8月6日時点の版では、Deprecationsページに基本モデルの記載が無いことから「OpenAI直販では終了の告知なし」と書いていました。10月14日の告知でこの記述は当てはまらなくなったため、本版で訂正しています。
音声・読み上げ・文字起こしの派生モデルの終了日
「gpt-4o-mini」を冠した派生モデルも、すべて終了日が決まっています。日付はOpenAI直販APIの基準です。
| 型番 | 用途 | 終了日 | 推奨代替 |
|---|---|---|---|
| gpt-4o-mini-realtime-preview | Realtime | 2026-05-07(終了済) | gpt-realtime-mini |
| gpt-4o-mini-audio-preview | 音声入出力 | 2026-05-07(終了済) | gpt-audio-mini |
| gpt-4o-mini-search-preview-2025-03-11 | Web検索 | 2026-07-23(終了済) | gpt-5.6-terra |
| gpt-4o-mini-tts(2版とも) | 音声合成 | 2027-01-06 | gpt-realtime-2.1-mini |
| gpt-4o-mini-audio | 音声入出力 | 2027-01-20 | gpt-audio-1.5 |
| gpt-4o-mini-realtime | Realtime | 2027-01-20 | gpt-realtime-2.1-mini |
| gpt-4o-mini-transcribe-2025-03-20 | 文字起こし | 2027-01-20 | 同2025-12-15版 |
| gpt-4o-mini-transcribe-2025-12-15 | 文字起こし | 2027-02-26 | gpt-transcribe等 |
読み上げのgpt-4o-mini-ttsは基本モデルより8日早い2027年1月6日に止まります。文字起こしは、2025-03-20版の推奨代替である2025-12-15版にも2027年2月26日の停止が告知されており(代替はgpt-live-transcribeまたはgpt-transcribe)、代替先へ移した処理をもう一度移すことになります。始めからgpt-transcribe系へ移すほうが手戻りがありません。音声とRealtimeの移行先はGPT-Realtime-2.1とは|gpt-realtime-2との違い・料金・miniとGPT-Liveの使い分けで仕様差を扱っています。
Azure OpenAIと微調整済みモデルの期限
期限は提供経路ごとに異なります。Microsoft Learnのモデル引退スケジュールでは、gpt-4o-mini(2024-07-18)のライフサイクルは「廃止」、退職日は2027年4月14日で、交換モデルの欄は空欄です。
| 経路 | 対象 | 期限 |
|---|---|---|
| OpenAI API | 基本モデル | 2027-01-14 |
| OpenAI API | 微調整済みモデル | 2027-01-14 |
| Azure OpenAI | 基本モデル | 2027-04-14 |
| Azure OpenAI | 微調整の学習 | 2027-04-01以降(終了日は未確定・既存顧客のみ) |
| Azure OpenAI | 微調整済みデプロイ | 2027-10-01 |
OpenAIのDeprecationsページは、微調整済みモデルがベースモデルと同じスケジュールで止まると明記しています。ft:gpt-4o-mini-2024-07-18:で始まるモデルも1月14日で推論できなくなります。Azureの「廃止」は、既存のサブスクリプションだけがデプロイを作成・管理でき、新規顧客はアクセスできない段階です。退職日を過ぎると推論リクエストは410 Goneを返します。両方の環境で運用しているなら、3か月早く来るOpenAI直販の期限に合わせて計画してください。
仕様と料金:128Kコンテキスト・入力100万トークンあたり$0.15
モデル仕様と対応エンドポイント
公式のモデルページに記載された、2026年11月時点の仕様です。微調整は発表時には提供予定とされていた機能で、その後に追加されました。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 入力/出力 | テキスト・画像/テキスト |
| コンテキストウィンドウ | 128,000トークン |
| 最大出力 | 16,384トークン |
| 知識カットオフ | 2023年10月1日 |
| 対応API | Chat Completions・Responses・Batch・Fine-tuning |
| レート上限(最下位のBuild) | 5,000 RPM・2,000,000 TPM |
モデルページの対応表にはAssistantsも残っていますが、Assistants API自体は2026年8月26日に終了しており、移行先はResponses APIとConversations APIです。Realtime・音声生成・文字起こし・埋め込み・画像生成のエンドポイントには対応していません。パラメータ数は公表されていません。128,000トークンが実務でどこまで使えるかは、コンテキストウィンドウとは?トークン上限の数え方と有効長・溢れ対策を実装者向けに解説の有効長の考え方が参考になります。
料金とWeb検索ツールの8,000トークン固定課金
料金は100万トークンあたり入力$0.15、キャッシュ入力$0.075、出力$0.60です。Batch APIでは入力$0.075・出力$0.30になります。微調整済みモデルの推論は入力$0.30・キャッシュ入力$0.15・出力$1.20で、ベースの2倍です。
見落としやすいのがWeb検索ツールです。OpenAIの料金ページには、gpt-4o-miniとgpt-4.1-miniで非プレビュー版のWeb検索ツールを使うと、検索コンテンツが1回あたり8,000入力トークンの固定ブロックとして課金されると書かれています。固定ブロック分は1回あたり$0.0012(8,000トークン×$0.15)で、別にツール呼び出し料金が1,000回あたり$10、つまり1回$0.01かかります。検索1回で計$0.0112に、通常の入力・出力の料金が加わる計算です。
発表時ベンチマーク4指標
| ベンチマーク | GPT-4o mini | Gemini Flash | Claude Haiku |
|---|---|---|---|
| MMLU | 82.0% | 77.9% | 73.8% |
| MGSM | 87.0% | 75.5% | 71.7% |
| HumanEval | 87.2% | 71.5% | 75.9% |
| MMMU | 59.4% | 56.1% | 50.2% |
この表はOpenAIが2024年7月18日の発表記事で公表した評価値です。比較先も当時のモデルであり、現在のモデル同士の比較ではありません。今の選定根拠には使えないため、移行先は自社のタスクで実測して選んでください。
GPT-4oとGPT-4o mini・o4-miniの違い
GPT-4oとの比較:共通する入出力上限とテキスト単価の差
公式のモデルページで比べると、GPT-4o(既定スナップショットgpt-4o-2024-08-06)とGPT-4o miniは、入力がテキスト・画像、出力がテキスト、コンテキスト128,000トークン、最大出力16,384トークン、知識カットオフ2023年10月1日まで共通です。違いは単価と性能で、テキストの単価はGPT-4oが入力$2.50・キャッシュ入力$1.25・出力$10.00と、miniの約17倍でした。画像入力は別で、画像入力のガイドによるとトークン換算がGPT-4oは基本85・タイルごとに170、miniは基本2,833・タイルごとに5,667です。miniは画像1枚あたりのトークンが約33倍になるため、画像の処理費用はGPT-4oとほぼ変わりません。
両者は2027年1月14日に同時に止まり、推奨代替もともにgpt-6-lunaです。GPT-4oの最初のスナップショットgpt-4o-2024-05-13は2026年10月23日に停止済みです。今から2つを比べて選ぶ意味は無く、GPT-4oの品質が必要だった処理も、まずgpt-6-lunaのreasoning.effortを上げて評価するのが近道です。
o4-miniとの違い:非推論モデルと推論モデル
「4o」と「o4」は字の並びが入れ替わっただけに見えますが、系統が違います。gpt-4o-miniは推論ステップを持たず即答する非推論モデル、o4-miniは応答前に推論トークンを消費する推論モデルで、単価は入力$1.10・出力$4.40でした。o4-miniは2026年10月23日に停止済みで、代替はgpt-5.6-terraです。発表が新しいモデルほど長く使えるわけではなく、gpt-5-miniも2026年12月11日に終了します。型番を選ぶときは、名前の新しさではなく廃止一覧の日付を見てください。小型モデル全般の整理はSLMとは?小規模言語モデルの仕組み・LLMとの違いと実装判断を解説にまとめています。
移行先候補との料金比較:キャッシュ込みの月額試算
小型モデル7種の料金と終了予定
金額は100万トークンあたりのUSD(272,000入力トークン以下の標準処理)、2026年11月1日時点の値です。
| モデル | 入力 | キャッシュ入力 | 出力 | コンテキスト | 終了予定 |
|---|---|---|---|---|---|
| gpt-5-nano | $0.05 | $0.005 | $0.40 | 400,000 | 2026-12-11 |
| gpt-6-luna | $0.10 | $0.01 | $0.50 | 1,050,000 | 告知なし |
| gpt-4o-mini | $0.15 | $0.075 | $0.60 | 128,000 | 2027-01-14 |
| gpt-5.6-luna | $0.20 | $0.02 | $1.20 | 1,050,000 | 告知なし |
| gpt-5-mini | $0.25 | $0.025 | $2.00 | 400,000 | 2026-12-11 |
| gpt-4.1-mini | $0.40 | $0.10 | $1.60 | 1,047,576 | 2027-01-14 |
| gpt-5.6-terra | $2.00 | $0.20 | $12.00 | 1,050,000 | 告知なし |
gpt-5-nanoはさらに安いものの、2026年12月11日に終わるので移行先には向きません。gpt-6-lunaはBatchでも入力$0.05・出力$0.25と、gpt-4o-miniのBatch単価($0.075・$0.30)を下回ります。GPT-6 Lunaのモデルページによると、知識カットオフは2026年5月18日、最大入力は922,000トークン、最大出力は128,000トークンです。ただし入力が272,000トークンを超えるプロンプトは、そのリクエスト全体が入力とキャッシュ2倍・出力1.5倍で課金されます。GPT-6世代のLunaと上位モデルの使い分けはGPT-6 Solとは?6.1 Solとの違い・料金とTerra・Luna・Astraの使い分け、GPT-5.6世代はGPT-5.6とは?Sol・Terra・Lunaの違いと料金、後継GPT-6.1 TerraとCopilot廃止で扱っています。
プロンプトキャッシュの有無による月額費用の試算(書き込み料金・推論トークン除く)
1リクエストあたり入力90,000トークン・出力500トークンの処理を10,000回実行する条件(入力合計9億・出力合計500万トークン)で計算します。
| 条件 | gpt-4o-mini | gpt-6-luna | gpt-5.6-luna |
|---|---|---|---|
| キャッシュなし | $138 | $92.5 | $186 |
| キャッシュ8割ヒット | $84 | $27.7 | $56.4 |
キャッシュなしでは、gpt-4o-miniが入力$135+出力$3、gpt-6-lunaが$90+$2.5で、約33%安くなります。8割ヒットでは7億2,000万トークンがキャッシュ入力になり、gpt-4o-miniは$54+$27+$3、gpt-6-lunaは$7.2+$18+$2.5です。gpt-6-lunaの試算額はgpt-4o-miniの約3分の1となり、キャッシュ入力単価の7.5倍差($0.075対$0.01)が効いています。gpt-6-lunaとgpt-5.6-lunaのキャッシュ書き込み(30分保持で通常入力の1.25倍の単価)と、推論を有効にしたときの推論トークンは含めていません。書き込み単価は通常入力に上乗せされるのではなく、書き込む入力に通常単価の代わりに適用されます。キャッシュ前提や推論ありの運用は実際の請求額で確かめてください。
gpt-6-lunaへの移行手順
手順1:呼び出し箇所の洗い出しと停止日の確認
ソースコードに加え、設定ファイルや環境変数にもモデルIDが書かれていることが多いため、リポジトリのルートで検索します。
grep -rnE "gpt-4o-mini|ft:gpt-4o-mini" --include="*.py" --include="*.ts" --include="*.js" --include="*.json" --include="*.yaml" --include="*.yml" --include="*.env" --include=".env.*" .
ヒットした箇所は、基本モデル・微調整済みモデル(ft:で始まるID)・派生モデル(-tts・-transcribe・-audio・-realtime)に分けて記録します。派生モデルは停止日と代替先が違うので別の行で管理してください。ノーコードツールやSaaSの設定画面でモデルを選んでいる処理は検索に出ないため、運用担当者にも確認します。
停止日は、自分の組織で使えるモデルの一覧からも確認できます。Deprecationsページによると、モデル一覧API(GET /v1/models)の各モデルには任意項目shutdown_dateがあり、停止日が決まっていればYYYY-MM-DD、未定ならnullが入ります。次のコマンドは停止日が決まったモデルだけを並べます(jqが必要です)。
curl -s https://api.openai.com/v1/models -H "Authorization: Bearer $OPENAI_API_KEY" | jq -r '.data[] | select(.shutdown_date != null) | "\(.shutdown_date) \(.id)"'
月1回この一覧を取り、前回との差分を見れば、今回のような予定外の告知にも気づけます。
手順2:gpt-6-lunaへの置き換えとreasoning.effortの指定
gpt-6-lunaは推論モデルで、reasoning.effortはnone・low・medium(既定)・high・xhigh・maxから選べます。モデル名だけ差し替えると既定のmediumで動き、推論トークンの分だけ遅延と出力課金が増えます。gpt-4o-miniと同じく即答させたい処理ではnoneを明示します。次のコードは同じ入力を両モデルに投げ、トークン数と回答を並べます(pip install openaiと環境変数OPENAI_API_KEYが必要。引数は公式SDKの仕様に沿って組んでおり、実APIへの送信は確かめていません)。
from openai import OpenAI
client = OpenAI()
question = "次の問い合わせを「請求」「障害」「その他」のどれか1語で分類する:ログイン後に画面が真っ白になります"
for model, extra in [
("gpt-4o-mini-2024-07-18", {}),
("gpt-6-luna", {"reasoning": {"effort": "none"}}),
]:
r = client.responses.create(model=model, input=question, **extra)
print(model, r.usage.input_tokens, r.usage.output_tokens, r.output_text)
Chat Completions APIで関数呼び出しを使う場合、gpt-6-lunaではreasoning_effort="none"の指定が必須だとモデルページに書かれています。正答率が足りなければlowに上げて比べます。関数呼び出しを推論ありで評価するときは、Chat CompletionsではなくResponses APIでreasoning.effortを指定してください。正答率・1件あたりの費用・応答時間を同じ表に並べて決めます。
手順3:移行で変わる仕様の確認
- エンドポイント:
gpt-6-lunaが対応するのはChat Completions・Responses・Batchで、Fine-tuningには非対応。Assistants API自体は2026年8月26日に終了済みなので、旧実装が残っていればResponses APIとConversations APIへの書き換えが先に要る。 - 微調整:
gpt-6-lunaは微調整できない。微調整済みモデルの置き換えは、プロンプトと参照データで精度を出す設計に変える。 - コンテキストと出力:128,000トークンから1,050,000トークン、最大出力は16,384トークンから128,000トークンへ広がる。272,000トークン超の割増は先に見積もる。
- 知識の期限:2023年10月から2026年5月18日へ新しくなる。古い前提を補うためにプロンプトへ書いていた説明は削れる場合がある。
- 出力の癖:
noneでも文体・長さ・JSONの書き方は変わりうる。パーサーなど後工程は評価データで出力を並べて確かめる。
停止日まで使い続けてよい処理と移行を急ぐべき処理
新規案件でgpt-4o-miniを選ぶ理由はありません。Azureでは新規サブスクリプションから選べず、OpenAI APIでも2か月半後に止まります。既存の処理を1月14日まで動かしながら移行を進めてよいのは、次の場合に限られます。
- 問い合わせの分類や定型の抽出など、出力が短く正解が決まっている処理で、移行先との比較評価を並行して進められる。
- 微調整済みモデルを本番で使っていて、
gpt-6-lunaで同じ精度を出す設計がまだ無い。Azureの既存サブスクリプションに微調整済みデプロイがあれば、2027年10月1日までの受け皿になる。 - 出力の形式や口調に依存した後工程(パーサーや人のレビュー基準)があり、移行先の出力に合わせた改修に時間がかかる。
逆に、読み上げのgpt-4o-mini-ttsを使っている処理は1月6日が先に来るため、最初に手を付けてください。11月中に影響範囲を確定し、12月前半に比較評価、年末の休暇前に切り替えを終える段取りが目安です。OpenAIの猶予は約3か月から約1年までばらつきがあり、検索用のgpt-4o-mini-search-preview-2025-03-11も2026年4月22日の告知から7月23日の終了まで3か月でした。四半期ごとの確認では間に合わないので、手順1の一覧を月次で見る運用にしておきます。評価の仕組みが社内に無い場合は、一創の生成AI導入支援で、呼び出し箇所の棚卸しから比較評価、本番切り替えまでを一緒に進められます。
ChatGPTでの扱いとAPIの無料利用
ChatGPTでは、2024年7月18日の発表時にFree・Plus・TeamでGPT-3.5を置き換える形で提供が始まりました。2025年5月14日には無料ユーザーを含む全員向けにGPT-4.1 miniへ置き換えられ、そのGPT-4.1 miniも2026年2月13日にChatGPTから退役しています。ChatGPTで旧モデルが選べなくなった日付はChatGPTの古いバージョンに戻せる?旧モデルの終了日一覧と確認方法にまとめています。
OpenAI APIには無料枠が無く、gpt-4o-miniも従量課金です。日本語3,000字程度の文書を要約する処理(入力約3,500トークン・出力約600トークン)を1,000回実行すると、入力$0.53+出力$0.36で約$0.9、gpt-6-luna(推論なし)なら約$0.65です。API利用の全体像はChatGPT APIとは?できること・料金の仕組み・使い方と企業導入の判断基準を解説で解説しています。
よくある質問
GPT-4o miniのAPIはいつまで使えますか?
OpenAI APIでは2027年1月14日に停止します。2026年10月14日に告知され、推奨代替はgpt-6-lunaです。微調整済みモデルも同じ日に止まります。Azure OpenAIでは基本モデルの退役日が2027年4月14日、微調整済みデプロイの終了日が2027年10月1日です。
GPT-4o miniは無料で使えますか?
ChatGPTでは使えません。2025年5月14日にGPT-4.1 miniへ置き換えられました。APIは無料枠の無い従量課金で、入力100万トークンあたり$0.15・出力$0.60です。
GPT-4o miniの料金はいくらですか?
100万トークンあたり入力$0.15、キャッシュ入力$0.075、出力$0.60です。Batch APIでは入力$0.075・出力$0.30になります。移行先のgpt-6-lunaは入力$0.10・キャッシュ入力$0.01・出力$0.50です。
GPT-4oとGPT-4o miniの違いは何ですか?
コンテキスト128,000トークン、最大出力16,384トークン、知識カットオフ2023年10月1日は共通で、テキストの単価はGPT-4oが入力$2.50・出力$10.00と約17倍です。画像入力はminiのトークン換算が多く、画像の費用はほぼ同じになります。どちらも2027年1月14日にOpenAI APIで停止し、推奨代替はgpt-6-lunaです。
o4-miniとgpt-4o-miniは同じモデルですか?
別のモデルです。o4-miniは推論モデルで2026年10月23日に停止済み(代替はgpt-5.6-terra)、gpt-4o-miniは非推論モデルで2027年1月14日に停止します。即答型の処理ならgpt-6-lunaをreasoning.effortのnoneで使うのが移行先になります。