LP制作の流れは?企画から公開・改善までの8工程と初心者の進め方
LP制作でつまずく箇所は、デザインの善し悪しよりも工程の順序に寄っています。構成案を作らないままデザインへ進んだ、原稿の担い手を決めずに着手した、計測タグを入れないまま公開した。このどれかが起きると、公開日は2週間単位で後ろへ動きます。この記事では、目的の確定から公開後の改善までを8工程に分け、各工程の成果物と「次へ進んでよい」完了条件、日数配分、初心者が飛ばしがちな順序、社内で持つ範囲と制作会社へ渡す範囲の分け方までをまとめました。LPの定義や構成の型はランディングページ(LP)とは何かを整理した記事で解説しています。
まとめ|LP制作の8工程と、着手前に決めておく3つの前提
結論から示します。LP制作は「目的とオファーの確定」「ターゲットと訴求の整理」「構成案とワイヤーフレーム」「原稿執筆」「デザイン」「コーディング」「公開前チェックと計測設定」「公開後の改善」の8工程で進みます。この並びは内製でも外注でも同じで、変わるのはどこから先を制作会社へ渡すかという分担だけです。
着手前に決めておくのは3つ。LPで獲得する行動を1つに絞ること、原稿を書く人を実名で決めること、公開先のドメインと計測ツールの管理権限を確かめること。この3つが決まっていれば、後続の工程は順に流れます。逆にどれか1つでも空欄のまま着手すると、必ずその工程で止まります。
初心者が最も失敗しやすいのは、構成案を飛ばしてデザインから入る進め方です。訴求の順序が固まらないうちに見た目を作ると、原稿の確定時点で作り直しになり、2週間前後の遅れが生まれます。もう1つの落とし穴が、計測を公開後に回すこと。取れなかった期間のデータは復元できません。
LP制作の全体像|8工程の並びと各工程で出来上がる成果物・関与者
工程名だけを覚えても進行は管理できません。各工程で何が出来上がり、誰が関わるかまで見えて初めて、日程を引けます。
企画・設計・制作・公開後改善の4フェーズに分けた工程の見取り図
8工程は、4つのフェーズに束ねられます。企画(工程1〜2)は、何のために誰へ向けて作るかを決める段階。設計(工程3)は、訴求の順序を紙の上で固める段階。制作(工程4〜6)で原稿・デザイン・実装が形になり、公開後改善(工程7〜8)で数値を見て直します。
このフェーズ分けが効くのは、承認の取り方を決めるときです。企画と設計は決裁者の承認を取り、制作フェーズの中身は担当者判断で回す。上流ほど決裁者を巻き込み、下流は任せる。順序を逆にすると、デザイン完成後に訴求ごと覆される事故が起きます。
各工程の成果物と、次の工程へ進んでよい状態を示す完了条件の置き方
工程の切れ目を曖昧にすると、前工程が固まらないまま次が始まり、二重作業になります。成果物と完了条件を先に文書化してください。
| 工程 | 成果物 | 完了条件 |
|---|---|---|
| 1 目的とオファー | 目的・指標の1枚メモ | 指標が1つに絞れている |
| 2 ターゲット整理 | 読者像と訴求の一覧 | 訴求の優先順位が付いた |
| 3 構成案・ワイヤー | ブロック順の設計図 | 決裁者の承認済み |
| 4 原稿執筆 | 見出しと本文の全文 | 差し込む数値が確定 |
| 5 デザイン | PC・スマホの画面案 | 指摘が1通で完了 |
| 6 コーディング | 検証環境のページ | フォーム送信が通る |
| 7 公開前チェック | 確認結果と計測設定 | 計測の実測値を確認 |
| 8 公開後の改善 | 数値と修正の記録 | 次の修正が決まった |
この表で押さえてほしいのは、工程3と工程7の完了条件です。工程3の「決裁者の承認済み」を省くと、後半で訴求ごとひっくり返ります。工程7の「計測の実測値を確認」は、テスト送信のデータが計測ツールに届いたところまで見るという意味です。
工程1〜3|目的とオファーの確定からワイヤーフレーム作成までの進め方
ここまでが企画と設計です。制作フェーズの品質は、この3工程でほぼ決まります。
目的とゴールを1つに絞る決め方と、獲得件数から逆算する目標設定
最初に決めるのは、LPを見た人に取ってほしい行動です。資料請求、無料相談の申し込み、セミナー参加、その場での購入。複数を並べたくなりますが、主目的は1つに絞ってください。行動の選択肢が増えるほど、どれも選ばれにくくなります。
絞ったら、数値の目標を逆算します。月に問い合わせを10件取りたい、想定のCVRが2%なら、月500セッションの流入が必要という計算です。この数字が出た瞬間、広告費をいくら用意するかも、そもそもLPを作るべきかも判断できます。目標は「月◯件」と件数で書き、担当者名まで1枚のメモに残してください。
ターゲットとオファーの整理|訴求の順序を決める前の情報収集の手順
読者像は、年齢や業種といった属性より「どんな状況で検索したか」で描くと外しません。見積もりを3社から取っている最中なのか、社内で企画を通す材料を探しているのか。状況が違えば、先に見せるべき情報も変わります。
情報の集め方には順序があります。まず既存顧客への聞き取り。契約前の不安と決め手を3〜5人分集めるだけで、訴求の候補はそろいます。次に営業担当が実際に受ける質問の一覧。これはLPで先回りして答えるべき項目そのものです。競合LPを見るのは最後にしてください。先に見ると、自社の強みではなく競合の言い回しを写す作業になります。
オファーもこの段階で確定させます。無料相談か、資料ダウンロードか、初回無料のトライアルか。内容が変わればページ全体の構成も変わるため、原稿着手後の変更は作り直しに直結します。
構成案とワイヤーフレームを紙とツールで起こす手順と確認の観点
構成案は、ページを上から下へブロック単位で並べた設計図です。ファーストビュー、共感、解決策の提示、根拠、料金、よくある質問、申し込みフォーム。この並び順と、各ブロックで何を言うかを箇条書きで書き出します。ここまでは紙で十分です。
ブロックの並びが決まったら、ワイヤーフレームに起こします。文字の大きさや配置の目安を入れた線画で、道具はFigmaでもCanvaでもPowerPointでも構いません。作図ツールの選び方はLP制作ツールとAIの使いどころを整理した記事で比較しています。
確認の観点は3つに絞ってください。ファーストビューだけを見て何のページか分かるか、申し込みボタンがスクロールの浅い位置にもあるか、根拠となる数値や実績が訴求の直後に置かれているか。ブロックごとの型はLPの基本構成を解説した記事にまとめています。この段階で決裁者の承認を取り、以降は構成を蒸し返さないと決めておきます。
工程4〜6|原稿執筆・デザイン・コーディングの進め方と確認観点
制作フェーズは直列です。前工程が固まらないと次に進めない構造のため、待ち時間をどこで作らないかが日程を左右します。
原稿を先に固める理由と、ファーストビューから書き始める執筆の順序
原稿はデザインより先に書きます。理由は単純で、文章量が決まらないとレイアウトが決められないからです。仮の文章でデザインを起こすと、本番の原稿が長かった時点で組み直しになります。
書く順序は、ファーストビューのキャッチコピーから。ここで「誰の何が、どうなるか」を1行で言い切れないと、以降の本文がぼやけます。次に申し込みボタン周辺の文言、続いて根拠となる実績や事例、最後に補足説明という順で埋めていくと、優先度の高い箇所に時間を配分できます。
初心者が詰まりやすいのは、いきなり完成度の高い文章を目指す場面です。まず箇条書きで内容を出し切り、あとから文章へ整える二段構えにすると手が止まりません。数値を入れる箇所は先に空欄を作り、裏付けの取れた実績値だけを差し込みます。
デザイン工程で見る配色・写真・余白と、指摘をまとめて返す方法
デザインの確認で見るのは、好みではなく機能です。申し込みボタンの色が背景に埋もれていないか、写真がターゲットの状況と合っているか、情報のかたまりの間に余白があって読み分けられるか。この3点に絞ります。
指摘の返し方には作法があります。「なんとなく硬い」といった感想ではなく、どのブロックのどの要素をどう変えたいかを1項目ずつ書く。複数人の意見は担当者が取りまとめ、1通の連絡にして返します。社内の複数人がそれぞれ制作側へ直接連絡すると、指示が矛盾して作業が止まります。
スマートフォン表示の案も、この工程で一緒に承認してください。PC版だけを見て進めると、実装後に文字詰まりやボタンの押しにくさが判明し、デザインまで戻ります。
コーディングで確認するスマホ表示・表示速度・フォーム動作の3点
実装が上がったら、検証環境で3点を見ます。1つ目はスマートフォンでの実機表示。エミュレータではなく手元の端末で開き、ボタンが親指で押せるか、フォームの入力欄でキーボードが正しく切り替わるかまで触って確かめます。
2つ目は表示速度です。GoogleのCore Web Vitalsでは、良好の目安がLCP 2.5秒以内、INP 200ミリ秒以内、CLS 0.1以下とされています。INPは2024年3月12日にFIDを置き換えて指標に加わった項目で、操作から画面が反応するまでの遅さを測ります。大きな画像を圧縮せずに載せるとLCPが伸びるため、PageSpeed Insightsで公開前に一度測ってください。
3つ目はフォームの動作確認。入力から送信、自動返信メールの到着、管理者への通知までを実際に送信して確かめます。迷惑メールフォルダへの振り分けと、送信後のサンクスページ遷移まで見れば、問い合わせが届かない事故を防げます。
工程7〜8|公開前チェックと計測設定・公開後2週間の改善サイクル
公開はゴールではなく、ここから数字を見る作業が始まります。
公開前に確認する法令上の表示義務と、フォームの送信テストで見る項目
公開前チェックは表示崩れとリンク切れの確認で終わりがちですが、商品を販売するLPには法令上の表示義務があります。2022年6月1日施行の改正特定商取引法12条の6は、通信販売の最終確認画面に、分量・販売価格・支払時期と方法・引渡時期・申込みの撤回や解除に関する事項の表示を義務付けました。定期購入なら2回目以降の各回の代金と支払総額も要ります。誤認させる表示も同条2項で禁じられています。
もう1つが、いわゆるステマ規制です。景品表示法の指定告示が2023年10月1日から運用され、事業者の表示であることが一般消費者に判別しにくい表示は不当表示として扱われます。LPに載せる体験談やインフルエンサーの推薦文が、対価を伴うものであれば、その旨を明示してください。
資料請求や相談申し込みだけのLPでも、個人情報の取扱いの記載とプライバシーポリシーへのリンクは要ります。フォームは、必須項目の指定、エラー時の入力保持、送信ボタンの二重押し、この3点をテスト送信で確かめます。
公開前に計測設定を終える理由と、GA4・タグ設置を行う工程の順序
計測は公開後の作業ではなく、公開前の工程です。タグを入れ忘れたまま広告を回した1週間分のデータは、後から取り戻せません。どの訴求で人が離れたのかも、どの流入経路が申し込みにつながったのかも、記録が無ければ推測しかできない状態になります。
順序は、タグマネージャーの設置、計測ツールの設定、広告側のコンバージョン計測という流れです。ユニバーサルアナリティクスの標準プロパティは2023年7月1日に計測を停止しているため、現行の計測はGA4で行います。フォーム送信後のサンクスページ到達をキーイベントに登録すれば、申し込み数をそのまま数えられます。
設定できたら、自分でテスト送信をして、計測ツールのリアルタイムレポートに反映されるかを確かめてください。ここまでやって工程7が完了します。広告を出す場合は、広告アカウント側のコンバージョンタグも同じタイミングで入れておき、公開初日から数字が取れる状態にします。
公開後2週間で見る4つの数値と、次の修正に進むまでの判断の目安
公開直後に手を入れたくなりますが、判断できるだけのデータがそろうまでは待ちます。目安は2週間、またはセッション数が1,000件に届いた時点のどちらか早いほう。それ以前の数値は日ごとのばらつきが大きく、修正の効果と偶然の区別が付きません。
見る数値は4つ。セッション数、CVR、スクロール到達率、フォームの入力離脱率です。セッションが目標に届かなければ、LPではなく流入側の課題になります。セッションはあるのにCVRが低いなら、ファーストビューの訴求かオファーを疑ってください。スクロール到達率が浅い位置で落ちるなら、その直前のブロックが原因という読み方をします。
修正は一度に1か所だけ変えてください。同時に3か所直すと、どれが効いたのか分からなくなります。ファーストビューのコピー、申し込みボタンの文言と位置、フォームの入力項目数。この順に効果が出やすいため、上から順に試すと少ない回数で改善が進みます。
LP制作の期間|工程別の日数配分と並行できる工程・できない工程
「どれくらいで公開できますか」という問いへの答えは、原稿を誰が書くかで大きく変わります。
原稿と素材がそろった案件の1か月と、原稿から作る案件の2か月
原稿と写真が手元にある状態で発注した場合、公開までは1か月前後が目安になります。内訳は、構成案とワイヤーに1週間、デザインに1〜2週間、コーディングと確認に1週間程度。ここに社内確認の日数が加わります。
原稿から依頼する場合は、聞き取りと執筆で2〜3週間が上乗せされ、全体で2か月前後を見ておくと安全です。取材を挟むなら日程調整の時間も要ります。制作費の内訳と価格帯については、LP制作の費用相場を価格帯別に整理した記事で扱っています。
並行できる工程もあります。原稿執筆と写真撮影は同時に走らせられ、ドメインとサーバーの手配はどの工程とも独立です。一方、構成案からデザイン、デザインからコーディングへの流れは直列で、前が固まるまで次に入れません。短縮の余地は並行可能な工程と社内確認の待ち時間だけです。
撮影・許諾・決裁で伸びる日数と、着手と同時に始める手配の中身
予定より伸びる原因は、たいてい制作以外の手続きにあります。とくに時間がかかるのが3つ。写真撮影の日程調整、導入企業のロゴや事例の掲載許諾、そして社内の決裁です。
- 撮影:カメラマンの手配と撮影日、納品まで2〜3週間かかることがある
- 掲載許諾:先方の広報確認を挟むため2週間前後を見込む
- 実績数値の確認:公開できる範囲を法務や営業に確認する時間
- 決裁:承認者が月2回の定例でしか捕まらない場合、その日程が起点になる
この4つは、制作の着手と同時に動かしてください。デザインが仕上がってから許諾を取りに行くと、そこで2週間止まります。承認者の予定は、工程表を引く前にカレンダーを押さえておくのが確実です。
初心者がつまずく工程|順序を飛ばしたときに起きる作り直しの中身
ここは判断を言い切ります。飛ばしてよい工程と、飛ばすと戻る工程があります。
構成案を飛ばしてデザインから始めたときに戻る工程と追加の日数
最も損失が大きいのが、構成案を作らずにデザインへ入る進め方です。テンプレートを選んで見た目から作り始めると、序盤は速く進んでいるように感じます。ところが原稿を流し込む段階で、テンプレートのブロック構成と伝えたい順序が合わないことに気づきます。
この時点で戻る先はデザインではなく、工程2のターゲットと訴求の整理です。訴求の順序が決まっていないからブロックを決められない、というのが本当の原因だからです。デザインに費やした1週間はほぼ捨てになり、構成案の作り直しで2週間前後が追加されます。
構成案そのものは、慣れていなくても半日から1日で書けます。この半日を惜しむと、2週間を失う計算です。テンプレートを使う場合も、先に自分の構成案を書き、それに近い型を選ぶ順序にしてください。
計測を入れないまま公開したLPで、改善の起点を失う具体的な場面
計測を後回しにしたLPは、公開から数週間が経った時点で判断材料を持ちません。問い合わせが3件しか来なかったとして、そもそも人が来ていないのか、来たけれど読まれずに離脱したのか、読まれたがフォームで諦められたのか。この切り分けができないため、次に何を直すべきかを決められません。
広告を出す場合、計測の欠落はそのまま費用の無駄になります。どの広告文からの流入が申し込みにつながったか分からなければ、予算の配分を決められないからです。さかのぼっての計測はできません。タグ設置とテスト送信の確認は半日で済むため、公開を急ぐ事情があっても先に終えてください。
自分で進める工程と制作会社へ渡す工程を分けるときの判断ライン
8工程すべてを外に出す必要も、すべてを自社で抱える必要もありません。工程単位で分けます。
社内で完結してよい3つの条件と、途中から制作会社に入ってもらう線
社内で完結させてよい条件は3つあります。掲載期間が3か月以内の単発であること、広告費を投じず既存の導線から流入させること、デザインの水準が既存サイトと同等でよいこと。展示会で配るQRコードの遷移先や、既存顧客向けのセミナー申込ページはこれに当てはまります。
継続的に広告を出すLPなら、分担を考えます。工程1〜2の目的とターゲットの整理は、商材を知る社内でしか決められません。ここを外注しても精度は上がらないため、自分で持ちます。渡す価値が高いのは工程3〜6、とくに技量差が成果に出るデザインとコーディングです。実際の依頼の進め方はLP制作の外注と依頼の手順をまとめた記事に、依頼先の比較軸はLP制作会社の選び方を整理した記事にまとめています。
当社でもLP制作・ランディングページ制作のご相談を受けており、構成案から入る形にも、社内で作った構成案を受け取ってデザインと実装だけを担う形にも対応しています。どの工程から渡すかを決めてから相談すると、見積もりの前提がそろい、金額の比較もしやすくなります。
初回のLPで工程を絞って進める判断と、着手を見送るべき2つの条件
初めてLPを作る場合、最初から作り込む必要はありません。工程3の構成案を丁寧に作り、工程4の原稿を書き切り、デザインは既存サイトのトーンに合わせた簡素なもので公開する。この形で一度数字を取り、反応のあった訴求を軸に作り直すほうが、時間と費用の効率は上がります。
一方で、着手を見送るべき条件も明示しておきます。3か月以内に広告出稿や既存顧客への案内といった流入の当てがない場合、または公開後に月次で数値を見る担当者が決まっていない場合。このどちらかに当てはまるなら、LPより先に流入の設計を済ませてください。LPは公開しただけでは検索から人が来ないページです。
もう1つ、社内に原稿を書ける人がおらず、外注する予算もない場合も着手を止める条件になります。デザインだけを安く仕上げても、訴求が固まっていないLPで数字は動きません。この場合は、まず営業資料の整理から始めるほうが順序として正しい進め方です。
よくある質問
LP制作の流れについて、初めて取り組む方から相談を受けることの多い5点をまとめます。
LP制作は何から始めればよいですか?
ツール選びやデザインの参考集めではなく、LPで取ってほしい行動を1つに決めるところから始めてください。資料請求なのか、無料相談の申し込みなのか、購入なのか。決まったら、月に何件必要かを数字で書き、想定CVRから逆算して必要な流入数を出します。この2つが決まれば、広告費の見込みも、そもそも作るべきかどうかも判断できる状態です。
LP制作の流れの中でいちばん時間がかかる工程はどこですか?
原稿の確定です。デザインやコーディングは着手すれば数日から1週間程度で進みますが、原稿は書き手が決まらないまま数週間止まることが珍しくありません。原稿が固まらないとワイヤーもデザインも確定しないため、遅れが後続の全工程に伝播します。着手前に、書く人の名前と締切を決めてください。撮影や掲載許諾など制作外の手続きも、想定より日数を要します。
LPの構成案は初心者でも自分で作れますか?
作れます。必要なのは作図の技術ではなく、伝える順序を決めることだからです。紙に「ファーストビュー」「悩みへの共感」「解決策」「根拠・実績」「料金」「よくある質問」「申し込み」と上から書き出し、各ブロックで言うことを1行ずつ添えれば構成案になります。半日から1日で書ける作業です。ここを飛ばしてテンプレートから入ると、原稿を流し込む段階で組み直しになります。
LP制作は公開までにどれくらいの期間が必要ですか?
原稿と写真がそろった状態なら1か月前後、原稿の執筆から始めるなら2か月前後が目安になります。構成案とワイヤーに1週間、デザインに1〜2週間、実装と確認に1週間という配分に、社内確認の日数が加わる形です。期間を左右するのは制作側の速度よりも、確認依頼への返答速度と決裁の回数です。承認者の日程を先に押さえておくと、想定どおりに収まります。
LPを公開したあとは何をすればよいですか?
公開から2週間、またはセッション数が1,000件に達するまで数値を集めてから、修正に入ります。見るのはセッション数、CVR、スクロール到達率、フォームの入力離脱率の4つ。セッションが足りなければ流入側、CVRが低ければファーストビューの訴求やオファーを疑います。修正は一度に1か所だけ変え、効果を確かめてから次へ進んでください。
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