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建設業のホームページ制作とは?施工実績・採用・与信で変わる構成と依頼先の選び方

企業サイト制作コーポレートサイト制作における主な内容

建設業のホームページ制作は、工務店の施主向けサイトと、下請・専門工事業の取引先向けサイトで、載せるべき中身がほとんど別物になります。前者は施工事例と間取りと価格帯、後者は許可番号と工事経歴と体制表です。この記事では、元請・下請・専門工事業で変わる読み手の判断材料、施工写真を掲載するときの許諾と守秘義務、職人と施工管理の採用を狙う場合のページ設計、テンプレート型からフルオーダーまでの費用帯、そして地域名と工種のページを作ってよい条件までを整理します。制作会社に見積もりを出す前に、自社がどの読み手のために作るのかを決めるための材料として使ってください。

まとめ:建設業のホームページ制作で最初に決める目的と予算配分

建設業のホームページで成果を分けるのは、デザインの良し悪しではなく「誰の何を証明するサイトか」を先に決めているかどうかです。施主から直接受注したいなら施工事例の網羅性と価格帯の透明性、元請や取引先からの受注を増やしたいなら工事経歴と体制の開示、職人を採りたいなら労働条件と一日の流れの具体性。この三つは訴求も導線も別で、一枚のサイトに等分に詰めると全部が薄くなります。

予算配分の目安も目的で変わります。施主向けなら撮影・取材に費用の3〜4割を割く価値があり、テンプレート型の5〜30万円では素材の質が足りません。取引先向けなら制作費より工事経歴の整理に工数がかかるため、セミオーダー型の30〜80万円で足ります。採用が主目的なら、会社サイトを作り直す前に採用ページの原稿を先に作り、それでも足りないときだけ採用サイトを分離します。

もう一つ、公開前に片づけておくべきなのが施工写真の掲載許諾です。発注者や元請との契約に守秘義務条項があると、竣工写真を無断で載せられません。ここを制作の終盤で気づくと、実績ページが空のまま公開する羽目になります。契約書の確認は、ワイヤーフレームを作る段階で始めてください。

元請・下請・専門工事業で変わるホームページの役割と主要な読み手

「建設業」と一括りにされますが、受注構造が違えばサイトを見に来る人も違います。まずここを分けないと、参考にする競合サイトの選び方から間違えます。

施主向けBtoCと元請向けBtoBで異なるサイト訪問者の判断材料

注文住宅やリフォームで施主から直接受注する会社の場合、訪問者は施工事例の写真と価格帯を見て、自分の家がどうなるかを想像しようとします。求められるのは外観・内観・間取り・坪数・工期・概算価格がセットで並んだ事例で、写真だけの事例集は比較材料になりません。

一方、元請のゼネコンや設備業者から受注する会社では、訪問者は発注担当者や購買担当者です。彼らが確認するのは、その工事を任せられる体制があるかどうか。具体的には許可業種、施工管理技士の在籍数、対応可能な工事規模、直近の工事経歴です。施主向けサイトで映える大判のヒーロー画像は、ここではほぼ判断に寄与しません。

両方の受注経路がある会社は、トップページで入口を二つに割り、以降のページを分けるのが実務的です。同じページで両方に語りかけると、どちらの読み手にも情報が半分しか届きません。

下請・専門工事業で効くのは集客よりも取引先審査と与信の材料になる理由

鉄筋、型枠、内装仕上、電気、管といった専門工事業では、ホームページ経由の新規問い合わせはそもそも多くありません。それでもサイトが必要な理由は、新規取引の打診があったときに相手が必ず検索するからです。取引先審査では、会社の実在性、許可の有無、財務の安定性、事故歴の有無が確認されます。

この読み手に効くのは、更新日が新しい工事経歴、資本金と設立年と従業員数、保有資格者数、加入している労災上乗せ保険や建設業退職金共済の記載です。逆に、施工事例をどれだけ美しく並べても審査には効きません。制作会社に「集客できるサイトを」と依頼すると施主向けの型が出てくるので、発注時に読み手を明示してください。

建設DXの流れとホームページが担う情報公開の範囲の線引きを決める基準

施工管理アプリや原価管理システムの導入が進むと、社内には工事データが溜まります。そのデータをどこまで外部に出すかは、サイト設計と別に決めておく必要があります。工事名と発注者名を出せる案件、工種と規模だけ出せる案件、一切出せない案件の三段階に分類しておくと、実績ページの運用が止まりません。

社内システム側の整備を先に進めるか、サイトを先に作るかで迷う場合は、建設DXが進まない構造要因と着手順で投資判断の線引きを確認したうえで、公開できるデータの範囲を確定させてからサイトの要件を固めると手戻りが減ります。

建設業のホームページに置くページ構成と施工実績の見せ方の基準

一般的な企業サイトの構成はコーポレートサイトの基本構成で整理していますが、建設業ではそこに業種固有のページが加わります。差分だけを押さえれば、制作会社との要件定義は短く済みます。

企業サイトの標準構成に足す建設業固有のページと優先順位の決め方

会社概要、事業案内、お問い合わせという標準構成に対し、建設業で追加すべきページは次の四つです。優先度の高い順に並べています。

  • 施工実績(工種・エリア・規模で絞り込める一覧+個別ページ)
  • 工事経歴・許可情報(許可業種、許可番号、有効期間、経営事項審査の受審有無)
  • 技術者・有資格者の体制(1級・2級施工管理技士、施工体制の考え方)
  • 採用情報(職種別の仕事内容、休日、賃金、入社後の流れ)

安全衛生の取り組みやISO認証は、取引先審査で見られる項目ではあるものの、独立したページにするほどの分量になりません。会社概要の下層か工事経歴ページの一部に収めれば足ります。

施工実績に載せる工種・工期・規模・構造の項目セットと記載方法

施工実績は「載せる項目を固定する」ことで検索にも審査にも効きます。案件ごとに書き方が違うと、絞り込み機能も作れません。最低限そろえる項目は次の通りです。

項目 施主向け(BtoC) 取引先向け(BtoB)
工種 必須 必須
所在エリア 市区町村まで 都道府県まで
規模 延床面積・坪数 延床面積・階数
構造 木造・鉄骨など 構造と工法
工期 着工から引渡まで 着工年月と月数
価格帯 概算レンジを表示 非表示が無難
発注者名 任意(許諾要) 許諾があれば強い

価格帯の表示は施主向けでは問い合わせ率を押し上げますが、取引先向けでは自社の見積水準を公開することになるため伏せてください。同じデータベースで両方の一覧を出す場合は、表示項目を切り替えられる設計にしておきます。

建設業許可の表示が法定義務にならない範囲と与信で効く書き方の判断基準

建設業法が求めている標識(建設業の許可票)の掲示は、営業所と建設工事の現場が対象です。工事現場の掲示義務を負うのは発注者から直接請け負った元請業者で、下請業者の現場掲示は原則として不要とされています。違反した場合は10万円以下の過料の対象になり、デジタルサイネージ等による掲示も認められています。

ここで押さえておきたいのは、ウェブサイトへの許可票掲載は建設業法上の義務ではないという点です。義務ではないものの、取引先審査では許可番号の有無が最初に見られます。許可業種、許可番号、許可年月日、有効期間、経営事項審査の受審年度までを会社概要に定型で並べておくと、相手の確認作業が一度で終わります。画像ではなくテキストで書くこと。画像だけだと検索エンジンにも読まれません。

現場ブログとお知らせを分ける基準と更新負荷の見積もりの考え方

建設業のサイトでは「現場ブログ」を作ったものの三ヶ月で止まる例が目立ちます。原因は、お知らせと現場レポートと施工実績を一つの投稿枠に混在させ、書く人の判断コストが上がるためです。分け方の基準はシンプルで、竣工したら施工実績、工事中の様子は現場ブログ、会社としての告知はお知らせ、と投稿先を工事の進行段階で決めます。

更新負荷は、現場ブログを週1本で回すなら月4本、写真の選定と原稿で1本あたり30分前後を見込みます。現場監督に書かせる前提なら、スマートフォンから写真3枚と一言を投稿すれば形になる入力画面にしておかないと続きません。

施工写真と実績掲載の許諾で詰まる場面と守秘義務を外さない手順

制作の終盤で最も止まりやすいのが、実績ページに載せる写真と工事名です。契約上の制約は制作会社では判断できないため、発注側で先に整理しておく必要があります。

発注者や元請の許諾が要る場面と契約書で当たるべき条項の確認順序

掲載可否は、工事請負契約書と、元請から差し入れた基本契約書・覚書の中で決まっています。確認の順序は次のとおりです。

  1. 請負契約書の秘密保持条項に、工事内容・図面・写真の第三者開示禁止が入っていないか
  2. 元請との基本契約に、広報・宣伝目的での使用に関する事前承諾の定めがないか
  3. 発注者が官公庁の場合、仕様書や特記仕様書に公表制限の記載がないか
  4. 個人邸の場合、施主から書面で撮影・掲載の同意を得ているか

過去案件で書面が残っていないなら、載せる前に発注者へ一報を入れてください。事後に取り下げを求められると、検索エンジンにインデックスされたページを消す作業まで発生します。

公共工事と民間工事で変わる公開可否の判断と伏せ方の実務上の基準

公共工事は入札結果や工事名が公表されているケースが多く、工事名と発注機関を出せる余地があります。ただし庁舎や上下水道施設、学校といった防犯上の配慮が要る施設では、内部の詳細写真や設備配置が分かる図面の掲載は避けます。

民間工事は逆で、発注者名を出すには個別の承諾が必要です。承諾が取れない場合の伏せ方には段階があります。発注者名を伏せて工種と規模だけ出す、地域を都道府県までにする、外観を写さず施工箇所のクローズアップだけにする。伏せるほど訴求力は落ちますが、載せないよりは工事経歴として機能します。

撮影データの権利と制作会社へ支給する素材の取り決めの確認事項

竣工写真をカメラマンに依頼している場合、写真の著作権はカメラマン側に残るのが通常で、使用範囲は契約で定めた媒体に限られます。パンフレット用に撮った写真をウェブに転用するには、使用範囲の追加合意が要ることがあります。

設計事務所が入った案件では、意匠に関する権利の扱いも確認対象です。制作会社に写真を渡すときは、「どの媒体に、いつまで、誰が使えるか」を素材リストの備考に書いて渡してください。ここを曖昧にしたまま納品を受けると、サイトリニューアル時に同じ確認をやり直すことになります。

職人と施工管理の採用を主目的にする場合のページ設計と分離判断

建設業就業者の年齢構成は、2024年時点で55歳以上が36.7%、29歳以下が11.7%です。2022年と比べて55歳以上は5万人増えた一方、29歳以下は増減なしという状況で、採用目的のサイト改修に予算を回す会社が増えています。

上限規制の適用後に応募者が確認する労働条件の記載事項と確認方法

2024年4月1日から、建設業にも時間外労働の上限規制が適用されました。原則は月45時間・年360時間、特別条項を結んでも年720時間以内、月100時間未満、複数月平均80時間以内が限度です。応募者はこの前提で求人を比較しています。

採用ページで書くべきは、年間休日数、週休二日制の実態(4週8休なのか完全週休二日なのか)、残業時間の実績値、日給月給か月給かの別、資格取得支援の有無です。「アットホームな職場」といった形容より、数字が一つ入っているほうが応募につながります。一日の流れを朝礼から片付けまで時刻付きで書くのも、未経験者には効きます。

採用サイトを分離すべき条件と会社サイト内に収める条件の判断基準

採用サイトを別ドメインや別サブディレクトリで分離すべきなのは、次の条件がそろったときだけです。年間の採用人数が10名を超える、新卒採用を継続的に行っている、職種が施工管理・設計・事務・技能職と4区分以上ある。この規模なら、会社サイトと別の更新サイクルとトーンが必要になります。

逆に、中途採用が年数名で職種が2〜3区分の会社は、分離すべきではありません。分離するとサイトが二つになり、更新されない側が古い情報のまま放置されます。会社サイト内に採用セクションを設け、職種別ページを厚くするほうが費用対効果で勝ります。判断の詳細は採用サイトの作り方と制作会社の選び方で整理しているので、分離を検討する段階で照らし合わせてください。

建設業のホームページ制作の費用帯と依頼先タイプ別の向き不向き

費用の幅が大きいのは、含まれる作業範囲が会社ごとに違うためです。金額そのものより、何が入っていて何が別料金かを見ます。

テンプレート型からフルオーダーまでの費用帯と含まれる作業範囲

2026年8月時点で制作会社が公開している料金を横に並べると、おおむね次の三帯に分かれます。

タイプ 初期費用 含まれる範囲 向く会社
テンプレート型 5〜30万円 既成デザインへ流し込み まず名刺代わり
セミオーダー型 30〜80万円 構成設計とCMS構築 取引先向けの開示
フルオーダー型 80〜300万円 撮影・取材・独自設計 施主から直接受注

建設業で費用を押し上げる要素は、撮影と取材、施工実績の絞り込み機能、既存の工事経歴データの移行の三つです。とくに実績を工種とエリアで絞り込ませる場合、投稿タイプの設計と分類軸の設計が入るため、テンプレート型では実現できません。依頼先や規模ごとの一般的な内訳はホームページ制作費用の相場と見積もりの内訳にまとめてあります。

制作会社・広告代理店・受託開発会社の向く発注と向かない発注を分ける判断軸

建設業特化をうたう制作会社は、業種の型を持っている分、要件定義が速く進みます。向かないのは、既存の基幹システムや施工管理アプリと実績データを連携させたい発注です。逆に受託開発会社は、データ連携や独自の絞り込み機能には強い一方、撮影とコピーライティングは外部手配になります。

広告代理店経由は、制作を再委託する構造になるため、公開後の細かな修正でリードタイムが伸びます。月に数回の更新依頼が発生する会社には向きません。判断軸をもう少し広く見たい場合は制作会社のタイプ比較を参照し、自社の更新頻度と連携要件から逆算してください。

補助金でホームページ費用を賄えるかの現実的な条件と申請時の判断基準

「補助金で作れる」と勧誘されることがありますが、条件は緩くありません。2026年度のIT導入補助金では、単なるコーポレートサイトの制作は対象外です。EC機能や予約システムなど業務プロセスを含むサイトで、かつ登録済みのITツールを使う場合に限って対象になりえます。

小規模事業者持続化補助金のウェブサイト関連費は、補助金交付申請額の4分の1、かつ上限50万円という枠が設けられており、ウェブサイト関連費のみでの申請はできません。展示会出展費や販促物などと組み合わせる必要があります。制度ごとの条件はホームページ制作で使える補助金・助成金の条件で確認したうえで、採択されなかった場合の自己資金計画も先に決めておいてください。

地域名と工種のページを量産してよい条件と更新が止まる構造要因

建設業のSEOで必ず提案されるのが「地域名+工種」のページです。効く場面は確かにありますが、条件を外すと逆効果になります。ここは条件付きで言い切ります。

地域名と工種のページを作ってよい条件と作るべきでない条件を見極める判断軸

作ってよいのは、その地域に実際の施工実績があり、ページ内に具体的な現場写真と工事概要を3件以上載せられる場合だけです。加えて、対応エリアとして営業許可と稼働体制がある地域に限ります。この条件を満たすなら、市区町村単位のページは問い合わせを拾います。

作るべきでないのは、実績がない地域のページを「対応可能エリア」として並べる場合です。中身が定型文の差し替えになり、内容の薄いページが大量に生まれます。20市区町村分を一度に作るような提案は断ってください。実績が増えるたびに1ページずつ足す運用のほうが、結果的に順位も問い合わせも安定します。工種側も同じで、許可を持っていない工種のページは作りません。

施工実績が積み上がるCMS設計と現場からの投稿フローの設計方法

実績ページが増え続けるかどうかは、書く人の意欲ではなく入力画面の作りで決まります。工種・エリア・構造・工期を選択式にし、自由記述は工事概要の一項目だけにする。写真はスマートフォンから複数枚まとめて上げられるようにする。この二点で投稿にかかる時間が数分に収まります。

承認フローは、現場が下書きを作り、事務が掲載可否と発注者名の伏せ方を確認して公開する二段階にします。現場に公開権限まで渡すと、許諾未確認の写真が出てしまう事故が起きます。

公開後の三ヶ月と半年で見る指標と制作会社と交わす運用の取り決め

公開直後に順位を追っても意味がありません。最初の三ヶ月は、施工実績の投稿本数、問い合わせフォームの到達率、電話番号のタップ数を見ます。半年目から検索順位と流入キーワードを見て、実績が溜まった工種・エリアに絞ってページを足していきます。

制作会社との契約では、CMSの管理者権限、ドメインとサーバーの契約名義、原稿と写真データの所有、解約時の引き渡し範囲を書面で決めておいてください。ここを詰めていないと、リニューアル時に一からの作り直しが必要です。同じ業種特化の考え方は士業のホームページ制作で必要な構成でも扱っており、規制のある業種ほど原稿確認の責任分界を先に決める点は共通します。物件の掲載そのものが広告規制に触れる業種の進め方は不動産のホームページ制作会社の選び方にまとめました。建設業向けに実績データベースや取引先向けの開示ページまで含めて設計する場合は、企業サイト制作・コーポレートサイト制作で構成設計から公開後の運用まで相談できます。

よくある質問

建設業のホームページ制作について、検索で多く寄せられる質問に答えます。

建設業のホームページ制作の費用はいくらぐらいかかりますか?

2026年8月時点で制作会社が公開している料金では、既成デザインへ流し込むテンプレート型が5〜30万円、構成設計とCMS構築を含むセミオーダー型が30〜80万円、撮影と取材まで入れたフルオーダー型が80〜300万円という幅になります。建設業で費用を押し上げるのは、竣工写真の撮影、施工実績を工種やエリアで絞り込ませる機能、既存の工事経歴データの移行の三つです。取引先向けの開示が主目的ならセミオーダー型で足り、施主から直接受注したいなら撮影費を含む帯を見込んでください。

建設業のホームページに建設業許可番号は載せる必要がありますか?

建設業法が掲示を義務づけているのは営業所と工事現場の標識であり、ウェブサイトへの掲載は法律上の義務ではありません。ただし新規取引の審査では許可の有無が最初に確認されるため、掲載しておく実務的な利点があります。許可業種、許可番号、許可年月日、有効期間を会社概要にテキストで並べておくと、相手の確認が一度で終わります。画像だけの掲載は検索エンジンに読まれないため避けてください。

施工事例の写真は発注者の許可なく公開してもよいですか?

請負契約書や元請との基本契約に秘密保持条項があると、無断掲載は契約違反になりえます。公開前に、請負契約書の秘密保持条項、元請の基本契約にある広報使用の事前承諾規定、官公庁案件なら仕様書の公表制限、個人邸なら施主の書面同意の四点を確認してください。承諾が取れない場合でも、発注者名を伏せて工種と規模と地域だけを出す形なら、工事経歴として機能します。

工務店と建設業の下請会社でホームページの作り方は変わりますか?

訪問者が別人なので、中身が大きく異なるためです。工務店の施主向けサイトでは、外観・内観・間取り・坪数・工期・概算価格をそろえた施工事例が判断材料になります。下請や専門工事業のサイトでは、訪問者は元請の発注担当や購買担当で、許可業種、施工管理技士の在籍数、対応可能な工事規模、直近の工事経歴を見ます。後者に施主向けの型をあてはめても審査には効かないため、発注時に読み手を制作会社へ明示してください。

建設業のホームページ制作に補助金は使えますか?

2026年度のIT導入補助金では、単なるコーポレートサイトの制作は対象外で、EC機能や予約システムなど業務プロセスを含むサイトが対象になりえます。小規模事業者持続化補助金のウェブサイト関連費は、補助金交付申請額の4分の1かつ上限50万円という枠があり、この費目だけでの申請はできません。展示会出展費や販促物と組み合わせる前提で、採択されなかった場合の自己資金計画も先に決めておくのが安全です。

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