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不動産のホームページ制作会社の選び方|物件掲載の広告規制と反響導線で決まる構成と費用

不動産会社のホームページは、物件を載せた時点で宅地建物取引業法上の広告になります。デザインや制作費より先に決めるべきなのは、物件情報をどこに持つか、成約したらどうやって止めるか、そして反響を誰がどう受けるかの三つです。この記事では、賃貸仲介・売買仲介・管理・新築分譲で変わる読み手の判断材料、自社データベース型とポータル転載型の分かれ目、宅建業法と不動産表示規約がサイトに課す制約、費用帯と依頼先タイプの向き不向きまでを、受託開発会社の視点で整理します。制作会社に見積もりを依頼する前の要件整理に使ってください。

まとめ:不動産のホームページ制作で最初に決める三つの分岐

不動産サイトで成果を分けるのは、制作会社の実績数ではなく、発注前に三つの分岐を自社で決めているかどうかです。一つ目は物件情報の持ち方。自社データベースに持つのか、ポータルや業者間流通の仕組みに登録したものを転載するのかで、費用が数十万円単位で変わります。二つ目は読み手。部屋を探す人、家を売りたい人、物件を預けたい所有者では、見るページも判断材料も別です。三つ目は反響の受け皿で、フォームから先を誰が何分で処理するかを決めていないサイトは、問い合わせが増えるほど取りこぼしも増えます。

予算配分の目安も、この三つの分岐次第です。賃貸仲介で扱い物件が多いなら、デザインより物件データの入力と絞り込み設計に費用を寄せる構成です。売買仲介で査定依頼を取りにいくなら、物件検索より査定フォームと実績ページに寄せたほうが反響単価は下がります。管理受託を狙う場合は、そもそも物件検索が要らないこともあり、名刺代わりの構成に管理実績とオーナー向けの説明を足すだけで足ります。

もう一つ、公開前に片づけておくべきなのが掲載停止の運用です。契約済みの物件をサイトに残したままにすると、おとり広告として指摘を受ける対象になります。誰が成約を検知して、どの画面で、何時間以内に非公開へ落とすのか。この手順が決まっていないなら、物件検索機能をつける判断そのものを見送るほうが安全です。

賃貸仲介・売買仲介・管理・新築分譲で変わるサイトの役割と読み手

「不動産会社」と一括りにされますが、収益の作り方が違えばサイトに来る人も違います。ここを分けないと、参考にする競合サイトの選び方から間違えます。

仲介と管理と分譲で異なるサイト訪問者の判断材料と必要な掲載情報

賃貸仲介では、訪問者は駅とエリアと家賃で絞り込んだあと、間取り図と室内写真と設備条件を見比べます。求められるのは網羅性と鮮度で、掲載数が数十件しかないサイトは比較対象になりません。売買仲介の買主も似た動きをしますが、こちらは価格の妥当性を知りたいため、周辺相場や成約事例といった読み物のページが判断を後押しします。

一方、管理受託を狙う場合の訪問者は物件の所有者です。確認されるのは、管理戸数、入居率、滞納督促や原状回復の対応範囲、そして担当者の顔が見えるかどうかで、部屋探しの人向けの物件検索は判断にほとんど寄与しません。新築分譲では物件ごとの専用サイトを別に立てる会社が多く、コーポレートサイト側は会社の信用と分譲実績の一覧に絞るのが実務的です。

複数の事業を持つ会社は、トップページで入口を分け、以降のページ群を分けてください。同じページで借りたい人と預けたい人の両方に語りかけると、どちらにも情報が半分しか届きません。

反響がポータル経由に偏る構造と自社サイトが担う役割の切り分け

賃貸でも売買でも、新規の問い合わせ数だけを見ればポータルサイトが圧倒的に多くなります。これは検索結果の上位を大手ポータルが占める構造によるもので、自社サイトの出来を良くしても逆転はしません。ここを取り違えて「ポータルの反響を自社サイトに置き換える」という目標を立てると、費用をかけた割に数字が動かず失敗と判断されます。

自社サイトが担うのは別の役割です。ポータルで見つけた会社を検索し直した見込み客が、そこで信用を確かめてから来店予約に進む。この確認の受け皿として機能します。したがって評価すべきは問い合わせの総数ではなく、指名検索の流入と、来店予約や査定依頼といった意思の強い行動の数です。ポータル掲載費の削減を目的に掲げるのは、指名検索が積み上がってからにしてください。

売却査定と買取の集客を狙う場合に構成が別物になる理由と要件整理

売却査定や買取の集客は、物件検索とは設計思想が異なります。訪問者は自分の資産がいくらになるかを知りたいだけで、他人の物件一覧には興味がありません。必要なのは、査定の流れ、匿名でどこまで分かるか、しつこい営業がないことの明示、そして成約事例です。

フォームの設計も別物になります。物件検索からの問い合わせは氏名と連絡先で足りますが、査定依頼では所在地、種別、面積、築年、間取り、売却希望時期まで聞く必要があり、入力項目が一気に増えます。ここを一画面に並べると離脱するため、段階的に聞く形にしてください。査定を主目的にするなら、物件検索機能を外して制作費を査定導線側へ回す判断も成立します。

物件情報をどこに持つかで決まるサイト構成とデータ連携の設計方針

不動産サイトの費用差は、デザインではなく物件データの持ち方から生まれます。ここを決めずに相見積もりを取ると、各社の金額が比較不能になります。

自社データベース型とポータル転載型とハイブリッド型の向き不向き

物件情報の持ち方は大きく三つに分かれます。自社サイト内のデータベースに登録して自前で管理する型、業者間流通やポータルに登録した情報を取り込んで表示する型、そして両者を組み合わせる型です。

方式 入力の手間 費用感 向く会社
自社データベース型 自社で二重入力 高い 自社管理物件が主
ポータル転載型 登録は一度で済む 安い 他社物件も広く扱う
ハイブリッド型 区分の運用が要る 中程度 管理と仲介の両方

自社データベース型にすべきなのは、自社管理物件や自社売主物件が掲載の中心で、写真や紹介文で他社と差をつけたい場合です。逆に、他社物件も含めて広く掲載したい会社が自社データベース型を選ぶと、掲載数を保つための入力作業が毎日発生し、半年で更新が止まります。掲載数が数百件を超えるなら、転載型を軸に据えてください。物件検索システムそのものの機能要件は不動産ポータルサイトの必須機能と構築費用で整理しているので、自社データベース型を検討する段階で照らし合わせると要件の抜けが減ります。

レインズやATBBと自社サイトの連携で確認しておく範囲と制約

業者間の物件流通と自社サイトの関係は、制作会社に丸投げできない領域です。連携の可否と範囲は運営元の規約とサービス仕様で決まり、時期によって変わります。実際、アットホーム社のATBBから『REINS_IP』『不動産ジャパン』への物件登録連携は2023年10月25日を最後に停止しています。

2026年8月時点で確認できる公開情報では、ATBBに登録した物件情報は提携ポータルのほか自店ホームページへも公開できるとされています。ここで扱えるのは自社が入稿した取扱物件で、レインズに登録された他社物件をそのまま一般消費者向けのサイトへ転載する使い方は認められていません。発注時に確認すべきなのは、連携の対象となる項目、図面や画像が含まれるか、反映の頻度、そして自社サイト側で編集した内容が次回同期で上書きされないかの四点です。とくに最後の一点を詰めていないと、手を入れた紹介文が翌朝には消えている、という事故が起きます。

物件データの項目設計と検索の絞り込み軸を決めるときの判断基準

絞り込み条件は「多いほど良い」ではありません。条件を増やすほど該当0件の画面に到達しやすくなり、離脱を招きます。実務で効くのは、エリア、賃料または価格、間取り、駅からの徒歩分数の四つで、それ以外は詳細条件として折りたたんでください。

項目設計では、自由記述を減らして選択式にすることが後々の改修に効く設計です。構造、築年、設備、駐車場の有無を選択式にしておけば、絞り込みにも一覧の並べ替えにも使えます。逆に、これらを紹介文の中に文章で書いてしまうと、あとから検索軸を足すときに全件の手直しが必要になります。項目の追加は公開後に必ず発生するため、管理画面から項目を増やせる作りかどうかを発注時に確認してください。

宅建業法と不動産表示規約が自社サイトに課す制約と公開前の確認手順

自社サイトに物件を載せた瞬間から、それは広告として規制の対象になります。制作会社が法令判断まで担ってくれることは期待できないため、発注側で押さえておく必要があります。

自社サイトも広告に該当する前提で外せない三つの規制と対応方法

宅地建物取引業法の広告規制は三つです。第32条の誇大広告の禁止は、著しく事実と異なる表示や、実際より著しく優良・有利だと誤認させる表示を禁じています。第33条の広告開始時期の制限は、造成や建築の工事完了前は、開発許可や建築確認といった処分があった後でなければ広告できないと定めています。第34条第1項の取引態様の明示は、自ら売買するのか、代理なのか、媒介なのかの別を示すよう求めるものです。インターネット広告もこれらの対象に含まれます。

サイト側での対応はそれほど複雑ではありません。取引態様は物件データの必須項目にして、未入力なら公開できない作りにします。建築確認前の物件については、確認番号の入力欄を設けて、未入力の物件は公開ボタンを押せないようにしておくと事故を防げます。人の注意力ではなく入力チェックで止めるのが要点です。

なお、宅地建物取引業者票の掲示義務は宅建業法第50条第1項が定めるもので、事務所その他の一定の場所が対象です。ウェブサイトへの掲載はこの条文の義務対象ではありませんが、免許証番号や商号を会社概要にテキストで並べておくと、取引相手や求職者の確認が一度で終わります。

徒歩分数や面積など必要な表示事項をCMS側で担保する設計方法

不動産の表示に関する公正競争規約は、全国9地区の不動産公正取引協議会による自主規制で、公正取引委員会と消費者庁の認定を受けています。表示のしかたが細かく定められており、代表的なのが徒歩所要時間で、道路距離80mにつき1分、端数は切り上げて計算します。2022年9月1日の改正では、複数区画がある場合に最も近い区画と最も遠い区画の双方からの所要時間を表示する扱いへ変わりました。

これを担当者の記憶に頼らせないためには、入力画面の側で吸収します。徒歩分数は距離を入力すると自動で算出される欄にする、面積は単位を固定した数値入力にする、といった具合です。自由記述の一行テキストで受けている限り、規約に沿った表記かどうかは誰も検証できません。制作会社に要件として渡すときは、「規約に準拠したサイトにしてほしい」ではなく、入力項目と算出ルールの形で書いて渡してください。

成約済み物件の削除漏れを防ぐ掲載停止フローと権限設計の判断基準

契約済みで取引できなくなった物件を掲載し続けることは、おとり広告として規約違反にあたります。RETIO 134号(2024年夏号)によれば、2023年度の違約金課徴件数は19件で前年度から7件増えており、ホームページ上の契約済み物件の削除漏れが減らないことが要因とされています。つまりこれは、悪意ではなく運用設計の欠落で起きている事故です。

止め方の設計は三段構えにします。第一に、成約の起点を一つに決めます。契約書の受領、業者間流通での成約登録、社内の顧客管理での受注登録のうち、どれを合図にするかを一つに固定してください。第二に、その合図から非公開までの手順を、担当者が休みでも回るように二人以上に権限を持たせます。第三に、掲載開始から一定日数を過ぎた物件を管理画面の一覧に警告表示する仕組みを入れておきます。

ここは条件付きで言い切ります。掲載停止の担当と代替要員を決められない会社は、物件検索機能を自社サイトに載せるべきではありません。ポータルへのリンクだけを置き、自社サイトは会社と実績の紹介に徹するほうが、リスクと運用コストの両方で有利です。逆に、担当と手順が決められるなら、物件掲載は指名検索を受け止める資産になります。

反響を取りこぼさない問い合わせ導線と追客への受け渡しの設計方法

不動産の反響は鮮度が命で、返信が翌日になった時点で他社に先を越されます。サイト側の設計もこの前提で組みます。

物件詳細ページから問い合わせまでの導線で離脱が起きやすい箇所

離脱が集中するのは三箇所です。一つ目は物件詳細ページの下端で、問い合わせボタンが写真と設備一覧の下にしかないと、スクロールの途中で離れます。画面下部に固定するボタンを置くのが定番の対処です。二つ目は入力フォームで、住所や年収まで初回に聞くと大半が離脱します。初回は物件番号と氏名と連絡先だけに絞ってください。

三つ目は送信後の完了画面です。「送信しました」だけの画面に落とすと、返信がいつ来るのか分からず、その間に他社へ問い合わせが流れます。返信の目安時間、営業時間、電話番号、そして関連する物件を完了画面に置くだけで、取りこぼしは目に見えて減ります。

来店予約とオンライン内見とIT重説へつなぐときの実装上の要点

問い合わせの次に置くべきなのが、来店予約とオンライン内見の枠です。ここは自前で作らず、予約サービスの埋め込みで始めるほうが早く、費用も抑えられます。判断の分かれ目は、店舗数と担当者ごとの枠管理が必要かどうかで、単一店舗なら埋め込みで足ります。

重要事項説明のオンライン実施と書面の電子交付は、2022年5月の改正で制度上可能になっています。ただしサイト側でやることは多くありません。予約フォームに「オンラインでの説明を希望する」の選択肢を足し、必要な機材と当日の流れを説明するページを一枚用意すれば足ります。ここに開発費をかける段階ではないと考えてください。

反響データを顧客管理や追客の仕組みへ渡すときの設計上の考え方

フォームの送信先がメールだけになっている会社は、反響が増えるほど対応漏れが増えます。最低限、送信内容を一覧で見られる場所に蓄積し、担当と対応状況を記録できる状態にしてください。既に顧客管理の仕組みを持っているなら、そこへ流し込むのが早道です。

設計上の要点は、渡す項目を最初から決めておくことです。問い合わせ元の物件番号、流入経路、初回接触日時の三つが入っていないと、後から反響単価も歩留まりも計算できません。基幹側との連携範囲を広く取りたい場合の考え方は不動産業務支援システムの種類と比較の判断軸で整理しているので、サイトの要件と一緒に検討する順序が手戻りを減らします。

不動産のホームページ制作の費用帯と依頼先タイプ別の向き不向き

費用の幅が大きいのは、含まれる作業範囲が会社ごとに違うためです。金額そのものより、何が入っていて何が別料金かを見ます。

名刺代わりから物件検索つきまでの費用帯と含まれる作業範囲の違い

2026年8月時点で制作会社が公開している料金を横に並べると、おおむね次の四帯に分かれます。

タイプ 初期費用 含まれる範囲
名刺代わり5ページ程度 10〜30万円 会社概要と問い合わせ
CMS構築 20〜50万円 お知らせと実績の更新
物件検索機能つき 30〜100万円 物件登録と絞り込み
申し込み機能つき 100〜300万円 入居申込や査定の受付

これに加えて、システム利用料や保守として月額5,000〜20,000円程度がかかるのが一般的です。不動産で費用を押し上げるのは、物件データの移行、業者間流通との連携、そして間取り図や室内写真の撮影の三つで、いずれもデザインとは別軸のコストです。依頼先や規模ごとの一般的な内訳はホームページ制作費用の相場と見積もりの内訳にまとめてあります。

制作会社と不動産特化ベンダーと受託開発会社を使い分ける判断基準

不動産特化をうたうベンダーは、物件検索の型と業者間流通との連携をあらかじめ持っているため、賃貸仲介の標準的なサイトなら最短で立ち上がります。向かないのは、既存の管理システムや顧客管理と独自の連携をしたい発注で、パッケージの範囲外は追加開発になり、費用も期間も読みにくくなります。

一般の制作会社は、デザインと原稿の質では優位ですが、物件データの連携は外部サービスの組み込みに頼ることが多くなります。受託開発会社は連携や独自の絞り込み設計に強い一方、撮影とコピーライティングは外部手配です。依頼先タイプごとの向き不向きをもう少し広く見たい場合はホームページ制作会社の6タイプ比較と選び方を参照し、自社の連携要件と更新頻度から逆算してください。

業種特化サイトで共通する原稿確認の責任分界を先に決めておく理由

規制のある業種では、原稿の最終確認を誰が持つかを契約前に決めておく必要があります。制作会社は表示規約の解釈まで保証しませんし、保証を求めれば見積もりは跳ね上がります。現実的なのは、入力ルールと必須項目の実装は制作側、個々の物件表記の適否は発注側、という分界です。同じ考え方は建設業のホームページ制作で変わる構成でも扱っており、業種固有の制約を要件の形に翻訳してから発注する点は共通します。

一般的な企業サイトの構成そのものはコーポレートサイトの目的と基本構成で整理しているので、不動産固有のページを足す前に標準構成を押さえてください。物件データベースや業者間流通との連携、反響を顧客管理へ渡すところまで含めて設計したい場合は、企業サイト制作・コーポレートサイト制作で構成設計から公開後の運用まで相談できます。

よくある質問

不動産のホームページ制作について、検索で多く寄せられる質問に答えます。

不動産のホームページ制作の費用はいくらぐらいかかりますか?

2026年8月時点で制作会社が公開している料金では、5ページ程度の名刺代わりのサイトが10〜30万円、CMSを構築して自社で更新できる形が20〜50万円、物件検索機能をつけると30〜100万円、入居申し込みや査定受付まで含めると100〜300万円という幅になります。これとは別に、システム利用料や保守として月額5,000〜20,000円程度が発生するのが一般的です。不動産で金額を押し上げるのは、物件データの移行、業者間流通との連携、間取り図や室内写真の撮影の三つです。

自社サイトに物件を載せると宅建業法の広告規制の対象になりますか?

対象になります。インターネット広告も宅地建物取引業法の広告規制に含まれ、誇大広告の禁止(第32条)、広告開始時期の制限(第33条)、取引態様の明示(第34条第1項)の三つが適用されます。とくに第33条は、造成や建築の工事完了前は開発許可や建築確認といった処分があった後でなければ広告できないと定めているため、新築物件を扱う場合は確認番号の入力を必須にしておくのが安全です。取引態様も物件ごとの必須項目にして、未入力なら公開できない作りにしてください。

成約した物件をサイトに残しているとどのような問題になりますか?

契約済みで取引できない物件を掲載し続けることは、おとり広告として不動産の表示に関する公正競争規約の違反にあたります。RETIO 134号(2024年夏号)によれば、2023年度の違約金課徴件数は19件で前年度比7件増となっており、ホームページ上の契約済み物件の削除漏れが減らないことが要因とされています。成約を検知する起点を一つに固定し、非公開にする権限を二人以上に持たせ、掲載日数が一定を超えた物件を管理画面で警告表示する。この三つで大半は防げます。

ポータルサイトに掲載していれば自社サイトは不要ではないですか?

新規の問い合わせ数だけを見ればポータルが優位で、そこが逆転することはまずありません。自社サイトの役割は別のところにあり、ポータルで見つけた会社名を検索し直した見込み客が、そこで信用を確かめてから来店予約や査定依頼に進む受け皿として働きます。したがって評価指標も、問い合わせ総数ではなく指名検索の流入と、来店予約や査定依頼といった意思の強い行動の数に置いてください。ポータル掲載費の削減を目標に掲げるのは、指名検索が積み上がってからで足ります。

不動産に強い制作会社と受託開発会社のどちらに頼むべきですか?

賃貸仲介の標準的なサイトで、物件検索と業者間流通からの取り込みができれば足りるなら、不動産特化のベンダーが最短です。パッケージに型があるぶん、要件定義の期間は短めです。一方、既存の管理システムや顧客管理と独自の連携をしたい、反響データを社内の仕組みへ流したい、といった要件があるなら受託開発会社が向きます。判断の分かれ目は連携要件の有無で、そこがなければ特化ベンダー、あれば開発会社と考えると迷いにくくなります。

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