2026年9月30日、IBM i 7.4の標準サポートが終わりました。同じ日にIBM i 7.3の延長サポートも第1期を終え、より高い第2期に入っています。ただ、「AS/400のサポート終了」という製品単位の日付はありません。期限を決めるのは、いま動いているOSの版と、そのOSが載っているPower機の機種タイプです。この記事では2026年10月時点の期限表、延長サポートの費用倍率、自社の版と機種タイプを確かめる手順、使い続けてよい条件と移行方式の選び方を、IBMの公開資料をもとに整理します。
まとめ|2026年10月時点の期限と、いま決めること
- IBM i 7.4は2026年9月30日で標準サポートを終了しました。2026年10月1日から2029年9月30日までは、問い合わせや新規欠陥の報告に有償の延長サポート(Service Extension)が必要です。公開済みの修正は、基本保守(SWMA)が有効なら延長契約なしでも入手できます。
- 7.3は延長サポートの第2期(2026年10月1日から2028年9月30日)に入りました。料金は基本保守(SWMA)の3倍を上乗せする水準です。
- 7.5と7.6は終了日が未発表です。IBMは12か月以上前に通知する運用なので、7.5の標準サポートが終わるのは早くても2027年10月以降です。
- ハードの期限は別に進みます。Power8のサーバーは全機種が標準保守を終え、Power9も機種タイプ9009-41A・22A・42Aなどは2026年1月31日で終了しました。
- 古いこと自体はレガシーではありません。保守要員と仕様書が揃い、7.5以上とPower10以降に載っているなら、期限に追われる移行は不要です。
判断の順番は、版と機種タイプの確認、期限の確定、継続か移行かの判断、方式の選定です。延長サポートは移行を終えるための時間を買う手段で、移行の代わりにはなりません。
自社の期限を確定する|OS版と機種タイプの2つ
AS/400・iSeries・System i・IBM iという改称の系譜
AS/400は1988年6月21日にIBMが発表しました。ハードの呼称はiSeries、System i、Power Systemsへ、OSの呼称はOS/400、i5/OS、IBM iへと変わっています。同じ系譜を引き継いでいますが、名称だけでなくハードウェアのアーキテクチャやOSの機能も更新されています。検索で見つかる「サポート終了」の日付が食い違うのは、ある記事はハードの保守終了を、別の記事はOS版の標準サポート終了を指しているためです。
なお、IBMのメインフレームはIBM Z(OSはz/OSなど)という別の製品系列です。AS/400はオフコンから発展したミッドレンジ機で、移行先や依頼先を検討するときは、IBM ZとIBM iそれぞれへの対応範囲を確認する必要があります。「IBMのメインフレームからの移行」として相談する前に、自社機がどちらかを確かめてください。
IBM iリリース別の期限(2026年10月時点)
| リリース | 提供開始 | 標準サポート終了 | 延長サポート | 2026年10月の状態 |
|---|---|---|---|---|
| IBM i 7.6 | 2025年4月18日 | 未発表 | 未発表 | 標準サポート中 |
| IBM i 7.5 | 2022年5月10日 | 未発表 | 未発表 | 標準サポート中 |
| IBM i 7.4 | 2019年6月21日 | 2026年9月30日 | 2029年9月30日まで | 延長1年目 |
| IBM i 7.3 | 2016年4月15日 | 2023年9月30日 | 第2期 2028年9月30日まで | 延長第2期 |
| IBM i 7.2 | 2014年5月2日 | 2021年4月30日 | 2026年4月30日で終了 | 修正の提供なし |
日付はIBMのIBM i Release life cycleの表によります。7.4の販売終了は2025年9月16日に告知され、OSの販売は2026年4月30日で終わりました。7.5と7.6の欄は「Note 1」で、標準から延長への切り替え日は少なくとも12か月前に告知すると書かれています。2026年10月時点で告知が無い以上、7.5の標準サポートは2027年10月より前には終わりません。
標準サポートの終了はEnd of Supportと呼ばれますが、その日付だけを理由にオンプレミスのシステムが自動停止するわけではありません。変わるのはIBMへの窓口で、標準サポート終了後の問い合わせや新規欠陥の報告には、対象リリースの延長サポート契約が必要です。IBM i Support Roadmapの対照表(p.6)では、延長契約が無くても基本保守(SWMA)が有効なら、終了後に公開された修正もFix Centralから入手できます。基本保守まで切れると、修正の入手もサポート中の版への無償アップグレードもできなくなります。最新の7.6は、ワンタイムパスワードによる多要素認証をOSに内蔵しました。
Power機の標準保守終了日(機種タイプ別)
| 世代 | 機種タイプ(モデル名) | 標準保守終了 |
|---|---|---|
| Power8 | S822・S824 | 2024年3月31日 |
| Power8 | S814 | 2024年5月31日 |
| Power8 | E870・E880 | 2024年10月31日 |
| Power8 | S812 | 2025年7月31日 |
| Power9 | 9009-41A・22A・42A(S914・S922・S924) | 2026年1月31日 |
| Power9 | 9223-22H・42H(H922・H924) | 2026年1月31日 |
| Power9 | 9009-41G・22G・42G(同名の後期型) | 未発表 |
| Power9 | 9080-M9S(E980) | 2027年12月31日 |
| Power10 | 9105-22A(S1022)ほか | 未発表 |
同じS924でも、機種タイプが9009-42Aなら2026年1月31日で終了済み、2020年以降の9009-42Gは終了日が未発表です。モデル名だけでは判定できません。機種別の日付はIBMのライフサイクル検索で機種タイプを入れると引けます(9009-42Aの告知はAD25-0134、E980はAD26-0634)。標準保守の終了後に受けられるサービスは、機種と契約条件によって異なります。標準保守が終わった機種でも有償のHardware Service Extensionや第三者保守で延命できますが、提供されるのは修理対応と提供済みのファームウェアまでで、部品と技術者の確保が年ごとに難しくなります。
版と機種タイプをSQLで確かめる手順
表を引く前に、自社機の値を取ってください。ACS(IBM i Access Client Solutions)の「SQLスクリプトの実行」などから次の2文を流すと、OSの版と機種タイプが1行ずつ返ります。
SELECT OS_VERSION, OS_RELEASE
FROM SYSIBMADM.ENV_SYS_INFO;
SELECT MACHINE_TYPE, MACHINE_MODEL, SERIAL_NUMBER
FROM QSYS2.SYSTEM_STATUS_INFO;
1文目はOS_VERSIONが7、OS_RELEASEが4なら7.4です。2文目のMACHINE_TYPEが9009、MACHINE_MODELが42Aなら、上の表の「9009-42A」に当たります。IBMのSYSTEM_STATUS_INFOの解説によると、MACHINE_TYPEとMACHINE_MODELの列は7.4のSF99704 Level 7、7.3のSF99703 Level 18で追加されました。7.4でも7.3でも、上記の列追加に必要なPTFが未適用ならエラーになるため、筐体ラベルに印字された4桁のタイプ番号と3文字のモデルで確認します。列が無いこと自体が、PTFを長く当てていないサインでもあります。
ハード世代が決める版の上限と、7.6への2段階経路
IBM i 7.6が動くのはPower10とPower11だけで、ファームウェアはPower10がFW1060以上、Power11がFW1110以上を求められます。Power9機は7.5、Power8機は7.4が上限です。Power8機の企業は、OSを上げて延命する道がありません。7.4の延長サポートで2029年9月30日まで使うか、筐体を更改するかの二択で、筐体側の保守はすでに終わっています。
7.6への有効な移行元は7.4と7.5だけです。7.3からは7.4などを経由する2段階が必要で、さらに古い版では追加の中間リリースが必要になる場合があります。また、7.5以前から上げるときは2GBの予約ストレージを追加で確保します。7.3をPower8機で動かしている環境は、OSの2段階と筐体更改が重なるので、実質は移行プロジェクトになります。
延長サポート(Service Extension)の費用と範囲|年ごとに上がる倍率
IBMのService Extension for IBM i 7.4, 7.3 and 7.2(2026年2月25日更新)は、価格を基本保守(SWMA)に対する倍率で示しています。基本保守の契約が前提で、その上に次の倍率を上乗せします。
| 対象 | 期間 | 上乗せ分 | 基本保守込みの年額 |
|---|---|---|---|
| 7.4 延長1年目 | 2026年10月〜2027年9月 | 1.5倍 | 2.5倍 |
| 7.4 延長2年目 | 2027年10月〜2028年9月 | 2倍 | 3倍 |
| 7.4 延長3年目 | 2028年10月〜2029年9月 | 2.5倍 | 3.5倍 |
| 7.3 延長第2期 | 2026年10月〜2028年9月 | 3倍 | 4倍 |
資料の例では、基本保守が1コア年1,000ドルなら7.4の1年目は延長分1,500ドルを足して2,500ドルです。7.4を3年延長すると、基本保守だけの3年間と比べて3倍の保守費を払う計算になります。実際の金額はIBMか販売店の見積もりで決まるため、手元の基本保守額に倍率を掛けて、移行費用と並べてください。
範囲にも注意が要ります。7.4本体は新しい欠陥への修正を含む区分ですが、付属製品の一部は既知の欠陥と使い方の問い合わせに限られます。資料ではRational Application Management Toolset for i、Db2 Mirror for i、Communications Utilities、Facsimile Supportなどが「Usage & Known Defect Only」です。延長契約を結べば全部の製品に修正が出る、とは限りません。監査や取引先のセキュリティ要件で「修正が提供される状態」を求められている場合は、使っている製品番号を資料の表と突き合わせてください。
移行と継続の判断基準|古さではなく保守可能性
経済産業省の定義に照らしたレガシーの条件
経済産業省が2025年5月28日に公開したレガシーシステムモダン化委員会 総括レポートは、メインフレーム等の古い技術で作られたシステムでも、保守体制が整い、データ連携ができ、仕様が明確で機能改良を続けられるならレガシーではないとしています(p.7)。脱却済みのシステムも、保守に問題があれば再びレガシー化すると同じページで述べています。「AS/400だから移行する」は判断の根拠になりません。定義と5つの要因はレガシーシステムとは?経産省の定義と5要因でわかる判定基準と刷新の判断軸、同レポートの調査結果から見た停滞の要因はレガシーシステム脱却の判断基準と進め方|経産省調査が示す停滞要因と費用の見積り方で扱っています。
継続してよい条件と、今期中に着手すべき条件
| 確認項目 | 継続してよい状態 | 今期中に着手すべき状態 |
|---|---|---|
| OSの版 | 7.5以上 | 7.4以下(延長契約中を含む) |
| 筐体 | Power10・Power11・E980 | Power8、9009-41A等のPower9 |
| 要員 | RPG・COBOLの改修先が複数ある | 1社・1名に依存 |
| 仕様 | 仕様書が現存し更新されている | ソースコードが唯一の仕様書 |
4項目すべてが左の列に収まっても、予定利用期間と更改の所要期間を保守期限に照らして確認してください。E980は2027年12月31日に標準保守が終了するため、更改計画の検討が必要です。右の列に1つでも当てはまれば、今期中に方式の検討を始めてください。
要員の確保も、OSの保守期限とは別に確認が必要です。OSの期限は日付で動きますが、要員の期限は退職や異動で前触れなく動きます。前掲の経産省レポートも、古い要素技術に対応できる技術者の高齢化・離脱を技術の老朽化の要因に挙げています(p.7)。継続を選ぶなら、後任をいつまで確保できるかを期限表と同じ精度で押さえてください。COBOL資産の要員事情はCOBOLはなぜ廃れたと言われるのか?「オワコン」説の真相と、いまも使われ続ける理由で扱っています。
7.4のまま延長サポートで2029年まで持たせる計画は、移行の代案になりません。保守費は年ごとに上がり、新機能は出ず、その間もハード側の保守期限は別の時計で進みます。延長サポートを使うなら、移行完了の日付とセットで契約年数を決めてください。
移行方式の選び方|残り時間・資産量・カスタマイズ量
6方式の適性と使い分け
| 方式 | 変えるもの | 向くケース |
|---|---|---|
| リホスト | 筐体(Power10・11へ) | 期限が近く業務は変えない |
| クラウド移行 | 設置場所と調達形態 | 筐体の調達・保守を手放したい |
| API連携で温存 | 外部との接続部分 | 基幹は残し周辺だけ作る |
| リライト | 実装言語 | 現行ロジックを残し、変換・照合が可能 |
| パッケージ移行 | 業務プロセス | 標準の業務に寄せられる |
| リビルド | 設計から作り直し | 業務そのものを見直す |
リホストは期日に間に合いやすい一方、仕様のブラックボックスは残ります。クラウド移行はIBM Power Virtual ServerのようにIBM iを動かせる基盤を使う経路で、筐体の保守はIBM側が持ちます。ただしOS版の期限は変わりません。Power Virtual Serverのリリースノートによると、2026年10月1日から新規・既存を問わずIBM i 7.4の仮想サーバーに延長サポート料金が自動で適用されています。同基盤のPower9(E980・S922)は2027年12月31日で終了し、2026年8月以前にPower9で稼働実績が無い利用者は新規に作れません。サポートが切れたOSを動かし続けると、脆弱性や重大な問題が見つかった時点でIBMが仮想サーバーを停止できる、とも明記されています。サポート中の版へ上げてから、Power10以降の基盤へ移す順序になります。API連携で温存する方式は、IBM iを記録の基盤として残し、Web・モバイルの画面や外部連携だけを外側に作ります。基幹の再実装は避けられますが、APIの開発・認証設計・接続テストは必要です。また、OSと筐体の保守期限への対応は別途必要です。
リライトはRPGやCOBOLをJavaなどへ変換する方式で、変換後コードの読みやすさと、全機能を突き合わせるテスト工数が焦点です。パッケージ移行の最大のリスクはカスタマイズによる費用膨張で、移行先にERPを考えるならSaaS型ERPとは?クラウドERPとの違いと更新・拡張・SLAで見る選び方で標準機能の範囲を先に確認してください。リビルドは再設計・再実装の範囲が広いほど、期間と費用が増えます。資産を保ったまま環境を移すマイグレーションと、作り替えるモダナイゼーションでは見積もりの前提が変わるので、マイグレーションとは?リプレイス・モダナイゼーションとの違いと発注判断を解説とモダナイゼーションとは?レガシー刷新の手法と実装アプローチ・進め方を解説で定義を揃えてから引き合いを出すと、提案を比較できます。方式の比較から移行計画の作成まで外部に相談する場合は、システムマイグレーション・リプレイスの支援のように現行資産の棚卸しから請け負う窓口を選ぶと、見積もりの前提が揃います。
期限から逆算して候補を絞る順序
最初に決めるのは方式ではなく期限です。筐体の保守終了日とOSの標準サポート終了日のうち早いほうを起点にし、その日までに完了できない方式を候補から外します。7.4の企業はすでに起点を過ぎているので、起点は延長サポートを何年契約するかで決まります。
次に資産量を見ます。プログラム本数と、画面・帳票・バッチの依存関係が分からなければ、リビルドもリライトも見積もれません。最後にカスタマイズ量です。前掲の経産省レポートの市場動向調査(回答数333)では、メインフレームを保有していた企業の52%がメインフレーム以外へ移り、移行先には標準システム・標準パッケージを選ぶ割合が高かった一方、現行でカスタマイズしている企業は移行先でもカスタマイズする割合が高いと報告されています(p.17)。パッケージを選んでも、業務を標準に寄せる合意が無ければカスタマイズは再発します。
AS/400移行で繰り返される失敗の原因
現行機能の完全踏襲による追加開発費
経産省レポートがモダン化の障壁として挙げた上位2つは、既存システムが複雑で技術的に困難(31%)と、現行機能保証や機能踏襲の制約(24%)でした(p.26、回答数59)。5250画面に慣れた現場ほど、操作性の完全踏襲を要件に入れがちです。完全踏襲を前提にすると、追加開発とテストの範囲が広がります。要件定義の前に、残す操作と変更できる操作を整理してください。現場と変更の影響を確認し、業務プロセスの変更を決められる責任者から承認を得てください。実害に至った例は基幹システム刷新の失敗事例と回避策|出荷停止と訴訟に至った5件を工程別に分解で工程別に分解しています。
現行資産の棚卸し不足による見積もりの増額
長年の改修を重ねたAS/400では、どのバッチがどの帳票を作っているのかが担当者の記憶にしか残っていない例が珍しくありません。棚卸しは移行の準備作業ではなく、方式を選ぶための入力データです。順序を逆にすると、見積もりが後から膨らみます。RFPに現行情報をどこまで開示するかはシステム刷新のRFPとは?現行情報の開示範囲・移行要件・ベンダー選定基準を解説で整理しています。
移行稟議に必要な保守期限・費用・期間の比較
稟議に載せるべきなのは、期限、延長サポートの年額、方式ごとの費用と期間を並べた比較です。延長サポートの倍率を基本保守額に掛ければ、「何もしない場合」の3年分の支出が数字で出ます。前掲の経産省レポートも、モダン化が順調な企業ほど投資対効果や見積もりの情報を経営層と共有していると整理しています(p.20)。
移行後の再レガシー化を防ぐ保守体制と仕様管理
移行はゴールではありません。移行先で仕様書の更新が止まり、改修が特定の担当者に集中すれば、数年後に同じ議論を繰り返します。移行計画には、移行後の保守体制と仕様管理の方法を必ず含めてください。オフコン資産をクラウドへ寄せる進め方はオフコンのクラウド化とは?富士通2031年3月の提供終了と移行方式の選び方で扱っています。
よくある質問
AS/400のサポートはいつ終了しますか?
製品単位の終了日はありません。OS側はIBM i 7.3が2023年9月30日、7.4が2026年9月30日に標準サポートを終え、7.5と7.6は未発表です。ハード側はPower8が全機種終了済み、Power9は機種タイプ9009-41A・22A・42Aなどが2026年1月31日で終了しました。自社の版と機種タイプを確かめ、早いほうの日付を期限としてください。
AS/400とIBM iは何が違いますか?
AS/400はコンピューターの製品系列名、IBM iはOS名で、同じ種類の名称ではありません。1988年発表のAS/400とそのOSであるOS/400を起点に、現在の区分はハードがIBM Power、OSがIBM iです。IBMのサポート情報はIBM iのリリース番号で公開されているため、期日を調べるときは版番号で引いてください。
サポートが終わるとAS/400は止まりますか?
止まりません。終わるのは標準契約での問い合わせと新規欠陥の報告の受付で、これらには延長サポート契約が必要です。終了後に公開された修正は基本保守が有効なら延長契約なしでも入手できますが、自社で見つけた不具合をIBMに報告して直してもらう手段はなくなります。Power Virtual Serverではサポート切れのOSが停止対象になりえます。
延長サポートの費用はどのくらいですか?
IBMの資料では基本保守(SWMA)に対する倍率で示され、7.4は1年目1.5倍・2年目2倍・3年目2.5倍、7.3の延長第2期は3倍を上乗せします。基本保守込みの年額で見ると、7.4の1年目で2.5倍、7.3の第2期で4倍です。金額そのものはIBMか販売店の見積もりで確定します。
AS/400の今後はどうなりますか?
プラットフォームは続いています。2025年4月に7.6が出て、同年7月25日に一般提供が始まったPower11機でも動きます。7.6の機能追加(Technology Refresh)も2026年7月24日にTR2が出ました。終わっていくのは個々のOS版と筐体世代で、その期限に合わせて版を上げ続けられるかが継続の条件です。版を上げる要員と予算を確保できないなら、移行を検討する時期です。