PAS 78は、英国規格協会(BSI)と英国の障害者権利委員会(Disability Rights Commission、DRC)が2006年3月8日に公表した「Guide to good practice in commissioning accessible websites(アクセシブルなWebサイト発注のための適正実務ガイド)」です。主な読み手は、Webサイトやコンテンツの制作を発注する個人・組織の担当者です。
この記事では、PAS 78の本文(全56ページ)から、発注者に何を求めていたかを箇条ごとに整理します。PAS 78は2010年に撤回されて英国規格BS 8878に置き換えられ、2019年にはその国際版にあたるISO/IEC 30071-1が発行されています。いま読む価値がある部分と、そのまま使うと古くなっている部分も分けて示します。
箇条番号と引用はPAS 78:2006の本文によります。規格の発行日・撤回日・現在の状態はBSI KnowledgeのPAS 78:2006のページとBS 8878:2010のページで2026年10月4日に確認しました。
まとめ:PAS 78の位置づけと現在の扱い
- PAS 78は「Publicly Available Specification」の78番で、BSIが通常の英国規格とは異なる迅速な策定手続きで発行する文書です。本文にも「British Standardとみなされるものではない」と明記されています。
- 策定のきっかけは、DRCが2004年4月に公表した調査です。自動検査した1,000サイトのホームページのうち808件(81%)が、WCAG 1.0の優先度1のチェックポイントに違反していました。
- 中身は技術仕様ではなく発注プロセスの指針です。アクセシビリティ方針の文書化と公開、WCAG適合レベルの指定、障害当事者による要件収集とユーザーテスト、制作会社の選び方を求めています。
- 2010年11月30日に撤回され、同日発行のBS 8878:2010(Web accessibility. Code of practice)に置き換えられました。2019年にはBS 8878をもとにした国際規格ISO/IEC 30071-1:2019が出ています。いま発注仕様の根拠に使う文書ではありません。
- WCAG 1.0やFlashを前提にした記述は古くなっていますが、「自動チェックだけで判断しない」「『法令準拠のサイト』を約束させない」「方針を契約書に書く」という発注者向けの考え方は現在も通用します。
PAS 78の正式名称・発行元・発行日
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 規格番号 | PAS 78:2006 |
| 表題 | Guide to good practice in commissioning accessible websites |
| 発行元 | BSI(British Standards Institution) |
| 作成 | DRCがBSIと共同で作成 |
| 発効日 | 2006年3月8日 |
| ISBN | 0 580 46567 5 |
| 分類(ICS) | 35.240.30 |
| ページ数 | 本文1〜56ページ+前付けi〜v |
| 現在の状態 | 2010年11月30日に撤回 |
PASは「Publicly Available Specification(一般公開仕様書)」の略です。日本語の解説で「公共アクセスサービス仕様」と訳されている例がありますが、誤りです。BSIのPASは、スポンサーの依頼などを受け、専門家による検討と公開意見募集を経て迅速に策定する文書です。PAS 78の場合はDRCが依頼主でした。
この性格は本文にも書かれています。PAS 78は「This Publicly Available Specification is not to be regarded as a British Standard.」と自らを規格と区別し、2年を超えない間隔で見直すとしています。作成時の意見聴取先として、AbilityNet、BBC、内閣府e-Government Unit、IBM、RNIB(英国王立盲人協会)、Tesco.com、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン、UPA(Usability Professionals Association)などが挙げられています。
策定の背景:DDA 1995とDRCの2004年調査
当時の英国では、1995年障害者差別禁止法(Disability Discrimination Act 1995、DDA)がサービス提供者に「合理的な調整(reasonable adjustments)」を義務づけていました。DRCが2002年に出した行為準則(Code of Practice)は、Webサイトもこの法律の「サービス」に当たると明記しています。
ところが、DRCが2004年4月に公表した正式調査「The Web: Access and Inclusion for Disabled People」では、英国で使われている1,000サイトのホームページを自動検査し、808件(81%)にWCAG 1.0の優先度1のチェックポイント違反が見つかりました。優先度1は、満たさないと一部の利用者が情報にまったくアクセスできなくなる最低限の項目です。PAS 78は、多くの発注者や制作者がアクセシビリティの重要性を知っていると答えていたにもかかわらずこの結果だった、と書いています。
調査からはもう1つの結論も出ています。調査対象のサイトはすべて自動チェックツールで検査されましたが、その後に行った障害当事者によるユーザーテストでは、ツールが見逃した違反がさらに見つかりました。PAS 78はここから「自動テストだけでは完全な検査にならない」と結論づけています。この2つの知見が、PAS 78が「方針」と「当事者テスト」を柱にした理由です。
PAS 78は導入部で、アクセシブルにする理由として法令対応だけでなく、英国の障害者が約1,000万人いてその購買力が年間約800億ポンドに上るという家族資源調査(Family Resources Survey)の数字も挙げています。
PAS 78の構成:9箇条と付属書A〜G
| 箇条・付属書 | 表題 | 主な中身 |
|---|---|---|
| 1〜3 | 適用範囲・引用規格・用語 | 用語定義 |
| 4 | General principles | 6つの原則 |
| 5 | How disabled people use websites | 障害種別ごとの支援技術 |
| 6 | Defining the accessibility policy | 方針に書く項目 |
| 7 | Web technologies | CSS・JavaScript・PDF・Flash・CAPTCHA |
| 8 | Accessibility testing and maintenance | 試験計画・ユーザーテスト・保守 |
| 9 | Contracting web design and auditing | 制作会社・診断会社の選び方 |
| 付属書A | Suggested user profiles | テスト参加者の障害プロファイル |
| 付属書B | Criteria for determining success | 有効性・効率・満足度 |
| 付属書C | Questions for suppliers | 提案依頼時の質問例 |
| 付属書D〜G | 認定・参考資料・ユーザビリティ試験の外注・CMS選定 | 補足情報 |
中心は箇条4・6・8・9と付属書A〜Cです。箇条5と7は発注者が制作会社と話すための予備知識で、技術の詳細を指定するものではありません。PAS 78は前書きで「W3Cのガイドラインや仕様を置き換えも補足もしない」と断っています。技術的な達成基準はWCAGに任せ、PAS 78はそれを発注・検収のプロセスに組み込む役割に徹しています。
PAS 78が発注者に求めた4つの実務
箇条4の一般原則は、方針の策定、W3C指針の遵守、適合チェック、要件収集への障害当事者の参加、当事者による定期的なテスト、追加的なアクセシビリティ機能の扱いの6項目です。実務に落とすと、次の4つに集約されます。
アクセシビリティ方針の文書化と公開(箇条6)
発注者は、サイトごとにアクセシビリティ方針を作り、サイト上の目立つ場所に掲示し、入札書類と契約書で参照することを求められます。箇条6.2.4は、方針に書く項目を次のように挙げています。
- 開発中に意見を聞く障害のある利用者の説明(付属書Aのプロファイルを参照)
- 利用者が達成できるべき中核タスク(例:本を買う)と成功の判定基準(付属書B)
- ニーズの特定、開発、達成度の測定というプロセス
- 守るアクセシビリティの水準(例として「W3C WAI WCAG 1.0 Level AA」)
- アクセシブルにできない部分がある場合の修正予定時期、または代替手段の説明。どちらも無理なら、それが合理的である理由
- 問い合わせ先(メール・郵便・電話・テキストフォンなど)と、意見や苦情の受付手段
現在のアクセシビリティ方針やアクセシビリティ・ステートメントにも、目標や対応状況、問い合わせ先を公開するという共通点があります。日本の公的機関がWebサイトで公開している「ウェブアクセシビリティ方針」も、対象範囲・目標とする適合レベル・例外事項・問い合わせ先という構成で、考え方は同じです。
WCAG適合レベルの指定(箇条6.4)
PAS 78はWCAGを「アクセシブルなWebデザインの事実上の標準」と位置づけ、発注者が方針の中でWCAGの適合レベルを指定するよう求めています。参照しているのは当時の現行版WCAG 1.0で、チェックポイントを優先度1〜3に分け、優先度1をすべて満たすとA、優先度1・2をすべて満たすとAA、優先度1・2・3をすべて満たすとAAAとなる仕組みでした。
あわせて、CMSなどのオーサリングツールはATAG(Authoring Tool Accessibility Guidelines)を満たすものを選び、満たさない点は調達時にサプライヤーに列挙させるよう求めています。ただし本文の注記には、当時ATAGの優先度1をすべて満たすツールは知られていない、とあります。WCAGとATAG・UAAGの関係はWAIとは?W3CのWCAG・WAI-ARIA・ATAGの関係と現行版【2026年】で整理しています。
自動チェックに頼らない試験と当事者テスト(箇条8・付属書A・B)
箇条4.3は「自動の適合チェックツールだけに頼ってはならない」とし、手動チェックと障害当事者によるユーザーテストを必須としています。第三者が提供するコンテンツも試験の範囲に含めるよう求めている点は、広告タグや外部ウィジェットを多用する現在のサイトにも当てはまります。
付属書Aは、テスト参加者のプロファイルを視覚(スクリーンリーダー利用者、拡大ソフト利用者、文字拡大と高コントラストの利用者)、運動機能(スイッチ操作、音声認識、キーボードのみ、マウスの細かい操作が難しい人)、認知・学習(ディスレクシア、シンボル表示を使う人)、聴覚(英国手話の利用者とそれ以外)に分けて示しています。付属書Bは、成功の判定基準を有効性(タスク完了率・エラー率)、効率(キー操作やクリック数・所要時間)、満足度の3つで定めています。
ユーザーテストの進め方にも具体的な指示があります。フォーカスグループはユーザビリティ上の問題を見つける方法としては不適切とし、評価者は利用者に感想を聞くのではなく、決めたタスクを実行してもらって観察するよう求めています。いまの診断業務でいう「当事者検証」の原型です。現在の診断の組み立て方はWebアクセシビリティ診断の進め方:自動・手動・当事者検証の三層設計と外注の判断基準で扱っています。
制作会社の選び方と提案依頼の質問(箇条9・付属書C)
箇条9.1は、制作会社が「DDAに準拠したサイトを作る」「法令に準拠したサイトを作る」と言っても懐疑的に見るべきだとし、逆に発注者もそうした約束を求めてはならないとしています。判例が積み上がるまで、そうした主張はできないし守れないからです。代わりに、過去の実績、前の顧客からの評価、PAS 78とW3Cの指針についての実務知識、支援技術への習熟度を確認するよう求めています。
付属書Cは、提案依頼書に入れる質問の例です。たとえば次のようなものがあります。
- 当社のアクセシビリティ方針の目標を、提案する仕組みでどう満たすか
- 設計プロセスがISO 13407(人間中心設計プロセス)にどう沿っているか
- パッケージ製品がWCAGの指定レベルに適合しないページを生成する場面と、その是正方法
- W3C以外の技術を使う場合、その理由と同等のアクセシブルな機能をどう提供するか
- アクセシビリティ試験を全体の試験計画にどう組み込んでいるか
「法令準拠を約束させない」という指摘は、日本の発注でもそのまま使えます。障害者差別解消法はWebサイトの一律の適合レベルを定めていません。事業者には不当な差別的取扱いの禁止や合理的配慮の義務があるため、技術基準への適合だけで法対応全体を保証することはできません。法律が何を義務にしているかはWebアクセシビリティは義務化されたのか?2024年改正法の線引きと企業がやるべきことを参照してください。
後継規格への系譜:BS 8878:2010からISO/IEC 30071-1:2019へ
| 規格 | 発行 | 性格 | 対象 | 現在 |
|---|---|---|---|---|
| PAS 78:2006 | 2006年3月 | PAS(発注ガイド) | Webサイト | 2010年に撤回 |
| BS 8878:2010 | 2010年11月 | 英国規格(行為準則) | Webサイト・Webアプリ | BSI上は現行 |
| ISO/IEC 30071-1:2019 | 2019年5月 | 国際規格(行為準則) | ICT製品・サービス全般 | 現行(2024年に確認) |
BS 8878:2010「Web accessibility. Code of practice」は、PAS 78を発展させた正式な英国規格です。PAS 78と同じく技術者ではない発注者・事業責任者を読み手とし、Webサイトを企画・調達・制作・運用する全工程の判断を、箇条6の16ステップで示しました。目的の定義、対象利用者とそのニーズ、ブラウザ・OS・支援技術の対応範囲、内製か外注かの判断、準拠するアクセシビリティ指針、制作中と公開後の保証などが並びます。
PAS 78が「方針を書け」と求めたのに対し、BS 8878は方針を組織全体の方針と個々のWeb製品の方針の2段に分け、各ステップでの判断とその根拠を製品の方針に記録するよう求めています。対象利用者の像を共有する手段として、ペルソナも任意の手法として挙げています。
ISO/IEC 30071-1:2019「Information technology — Development of user interface accessibility — Part 1: Code of practice for creating accessible ICT products and services」は、BS 8878をもとに国際規格化したもので、2019年5月に第1版が発行されました。2024年の定期見直しで「確認(confirmed)」とされ、第1版が現行です。対象はWebサイトとモバイルアプリに限らず、キオスク端末、スマートスピーカー向けアプリ、VR・ARアプリなどのICT製品・サービス全般に広がっています。英国ではBSIが国内版のBS ISO/IEC 30071-1:2019を発行しています。
BS 8878とISO/IEC 30071-1の関係は、資料によって書き方が分かれます。両規格の策定を主導したJonathan Hassell氏の会社は「2019年5月28日にBS 8878はISO 30071-1に置き換えられた」と説明していますが、BSIの規格カタログでは2026年10月時点でもBS 8878:2010の状態は「Current(現行)」のままです。新しく組織のアクセシビリティ方針を作る際は、Web以外のICT製品・サービスも対象とするISO/IEC 30071-1を参照することを推奨します。
3つの規格は、いずれもWCAGのような達成基準を自ら定めていません。何を満たすかはWCAGに任せ、組織がそれをどう決めて、どう検証し、どう維持するかを扱っています。この役割分担はPAS 78の時点から変わっていません。
WCAGとの違い:成果物の基準と発注プロセスの指針
| 観点 | PAS 78 | WCAG |
|---|---|---|
| 策定 | BSI・DRC(英国) | W3C WAI(国際) |
| 読み手 | 発注者 | 制作者・検証者 |
| 定めるもの | 方針・調達・試験の進め方 | コンテンツの達成基準 |
| 適合判定 | しない | A・AA・AAA |
| 現行版 | なし(2010年に撤回) | WCAG 2.2 |
PAS 78とWCAGは競合する規格ではありません。PAS 78は「WCAGのどのレベルを目標にするかを方針に書き、契約に入れ、当事者テストで確かめよ」と言っており、WCAGはその目標の中身です。WCAGの現行版の構造や達成基準の数はWCAGとは?最新版2.2の4原則・達成基準86件とAA適合の範囲で詳しく説明しています。
日本で同じ役割分担を探すと、達成基準はJIS X 8341-3:2016(WCAG 2.0と一致)、発注・運用のプロセスは総務省の「みんなの公共サイト運用ガイドライン」やデジタル庁の「ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック」が担っています。JIS規格の中身と改正の動きはJIS X 8341-3とは?2016年版の要点とWCAG 2.2との差、改正の見通しにまとめています。
2026年にPAS 78を参照するときの注意点
PAS 78は撤回済みの文書なので、調達仕様書や社内規程に「PAS 78に準拠」と書くべきではありません。書くなら目標はWCAG 2.2 AAかJIS X 8341-3:2016 AAとし、プロセスの根拠が必要ならISO/IEC 30071-1を挙げます。PAS 78は歴史資料として参照できるほか、古い技術・法制度の記述を更新したうえで、発注手順や提案依頼の質問例を検討する参考にもなります。
そのうえで、本文を読み返すと、古くなった部分と今も使える部分ははっきり分かれます。
| PAS 78の記述 | 評価 | 現在の置き換え先 |
|---|---|---|
| WCAG 1.0のLevel AAを例示 | 古い | WCAG 2.2 AA |
| Flash・PDFの扱い(箇条7.5) | Flashは古い | Flashは2020年末で提供終了 |
| DDA 1995を法的根拠に | 古い | 2010年平等法・2018年公共部門規則 |
| 方針の項目(箇条6.2.4) | 有効 | アクセシビリティ方針・適合表明 |
| 自動チェックだけで判断しない | 有効 | 自動・手動・当事者の三層診断 |
| 「法令準拠」を約束させない | 有効 | そのまま使える |
| 提案依頼の質問(付属書C) | 有効 | RFPの評価項目 |
英国ではその後、イングランド・ウェールズ・スコットランドでDDAが2010年10月1日に2010年平等法(Equality Act 2010)へ置き換えられ(北アイルランドはDDAを継続)、公共部門には2018年9月23日施行の「Public Sector Bodies (Websites and Mobile Applications) (No. 2) Accessibility Regulations 2018」が適用されています。GOV.UKの指針は、公共部門のWebサイトとアプリにWCAG 2.2 AAを満たすよう求めています。この規則では、対象となる公共部門にアクセシビリティ・ステートメントの掲載と更新を求めています。
日本の発注者がPAS 78から学ぶなら、付属書Cの質問例を自社の提案依頼書に移植するのが最も手っ取り早い使い方です。とくに「パッケージ製品やCMSが指定レベルに適合しないページを生成する場面」を提案段階で書かせておくと、納品後に「CMSの仕様なので直せない」と判明するリスクを減らし、代替策や改修責任を契約前に協議できます。費用の見積もり方はWebアクセシビリティ対応の費用:診断・改修・運用の三層で見積を分解するを参考にしてください。
よくある質問
PAS 78のPASは何の略ですか?
Publicly Available Specification(一般公開仕様書)の略です。BSIが正式な英国規格(BS)より短い手続きで発行する文書で、PAS 78自身も本文で「British Standardとみなされるものではない」と書いています。
PAS 78は今も有効な規格ですか?
有効ではありません。BSIの規格カタログでは2010年11月30日に撤回(Withdrawn)され、同日発行のBS 8878:2010に置き換えられています。現在の調達仕様では、達成基準にWCAG 2.2やJIS X 8341-3、プロセス面ではISO/IEC 30071-1:2019を参照します。
PAS 78とWCAGの違いは何ですか?
WCAGはWebコンテンツが満たす達成基準を定めた技術的なガイドラインで、PAS 78はWCAGのどのレベルを目標にするかを決めて調達・試験・保守に組み込むための発注者向けガイドです。PAS 78は前書きで、W3Cの指針を置き換えも補足もしないと明言しています。
PAS 78はどのWCAGのバージョンを参照していますか?
2006年当時の現行版であるWCAG 1.0です。方針に書く水準の例として「W3C WAI WCAG 1.0 Level AA」を挙げています。WCAG 2.0の勧告は2008年ですが、PAS 78の箇条7.5.2.2の注記には、策定中だったWCAG 2.0への言及があります。
日本のWebサイト発注でPAS 78は参考になりますか?
規格として準拠先にするのではなく、発注の進め方の参考になります。とくに、制作会社に「法令準拠のサイト」を約束させない、方針を契約書で参照する、提案依頼書で適合しない場面を書かせる、という3点は日本の発注でもそのまま使えます。