Notionと連携できるアプリは、つながり方で4種類に分かれます。Notionが用意した公式連携、相手側のサービスが作った連携、ZapierやYoomなどのiPaaS、Notion APIを自分で叩く実装です。同じ「連携できる」でも、データが双方向に動くのか、一方向の同期なのか、ページに画面を貼るだけなのかが違います。
この記事では、Slack・Googleドライブ・Jira・GitHub・Tally・STUDIO・Backlog・Chatworkを目的別に並べ、連携方式とプラン条件を2026年10月時点の公式ヘルプの記述にそろえて整理します。Jira・GitHub・Asanaの旧方式の同期は2026年10月30日以降に更新が止まり、自動では移行されません。既に使っている場合は先に該当章を確認してください。
まとめ
- Slackは公式連携で、メッセージのNotionデータベースへの送信(
/notion createやSend to Notion)と、Notion側の更新のSlack通知の両方に対応しています。 - Jira・GitHub・Salesforceは「管理された同期」でNotionのデータベースに取り込めます。同期は一方向で、Jira・GitHubはビジネスプラン、Salesforceはエンタープライズプランが条件です。旧方式の同期データベース(Asanaを含む)は2026年10月30日以降更新されなくなり、新しい同期は利用者が設定し直す必要があります。
- Backlog・Chatworkのような国産ツールにはNotionの公式連携が見当たらず、Yoom・Zapier・Makeなどを経由するのが現実的です。STUDIOはStudio側のData Connect API(Businessプラン以上)でNotionのデータベースをサイトに表示できます。
- Notion APIのレート上限は2026年10月時点でプラン別です。1コネクトあたりビジネス・エンタープライズが毎分600回、その他のプランが毎分180回で、超えると429が返ります。
- メンバー(ゲストを除く)が2人以上の無料ワークスペースは、2026年9月8日から内部インテグレーションなどのAPI経由の書き込みにも累計1,000ブロックの上限がかかり、上限到達から3日の猶予を過ぎるとブロックを作る書き込みが403で止まります。個人アクセストークンは対象外です。
Notionと連携できる主なアプリ一覧(目的別)
先に全体像を表で示します。「連携方式」の列が、そのアプリで何ができるかを決めます。
| 目的 | アプリ | 連携方式 | プラン条件 |
|---|---|---|---|
| チャット | Slack | 公式連携(登録・通知) | 全プラン |
| チャット | Microsoft Teams | AI検索・個人向け通知 | AI検索はビジネス以上 |
| 開発 | Jira・GitHub | 管理された同期 | ビジネス以上 |
| 営業 | Salesforce | 管理された同期 | エンタープライズ |
| タスク管理 | Asana・GitLab | Notion Workers・リンクプレビュー | Workersはビジネス以上 |
| ファイル | Googleドライブ | 外部接続プロパティ | プラス以上 |
| デザイン | Figma | リンクプレビュー・外部接続プロパティ | プロパティはビジネス以上 |
| フォーム | Tally | 相手側の公式連携 | Tally無料 |
| Webサイト | STUDIO | 相手側のAPI連携 | Studio Business以上 |
| 国産業務ツール | Backlog・Chatwork | iPaaS経由 | iPaaSの料金 |
チャット:Slackのページ登録と通知
Slackは、メッセージの登録と通知の両方向をNotionの公式連携で扱えます。NotionのSlack連携ヘルプによると、Slackでコマンド/notion createを入力すると指定したデータベースに新しいページを作成でき、既存のメッセージは横の「⋮」から「Send to Notion」を選ぶとデータベースへ送れます。逆向きは2通りで、設定→通知の「Slack通知」で自分宛ての通知を受け取るか、データベースのオートメーションで「ページの追加」や「プロパティの編集」をトリガーに「Slack通知を送信」を設定します。リンクプレビューは1人が連携を設定すればワークスペース全員に効きますが、Send to Notionを使うには各ユーザーが自分でSlack接続を設定する必要があります。
Microsoft Teamsには2つの連携があります。1つはTeamsでの通知で、Teamsアカウントを接続すると、メンション・コメント・ページへの招待などをNotionのボットがTeamsで知らせます。もう1つはNotion AIからTeamsの会話を検索するAIコネクターで、Notionのビジネス以上に加えてMicrosoft 365 Business Basic以上が条件です。設定にはTeams側の特権ロール管理者以上とNotionのワークスペースオーナーが同じメールアドレスである必要があります。
開発・営業:Jira・GitHub・Salesforceの同期と10月30日の設定期限
Jira・GitHub・Salesforceは、相手側のレコードをNotionのデータベースとして取り込む「管理された同期」に対応しています。公式ヘルプによると、同期は接続先からNotionへの一方向で、同期されたプロパティはNotionでは読み取り専用です。変更は通常数分以内に反映されます。同期したデータベースはプライベートページとして作られ、共有範囲はNotionのページ権限で決まります。元のツールで閲覧権限がない人にも、Notionでアクセスできればレコードが見えるため、共有前にアクセス範囲を確認します。設定は設定→接続から各アプリの「Database sync」を選び、同期する範囲と履歴の期間(全期間・30日・90日・365日)を指定します。
| 接続先 | 同期できるもの | プラン |
|---|---|---|
| GitHub | プルリクエストのみ | ビジネス |
| Jira | Jira Cloudのスペースと作業項目 | ビジネス |
| Salesforce | アカウント・連絡先・商談 | エンタープライズ |
3つとも旧方式からの置き換えで、GitHub・Jira・Salesforceの各ヘルプは「2026年10月30日までに新しい同期を設定してください」と案内しています。既存の同期データベースはNotionに残りますが、その日以降は更新が止まります。新方式には次の制約があります。
- GitHubはプルリクエストのみで、Issue・コメント・担当者・レビューの詳細は含まれません。旧方式でIssueを取り込んでいた運用は、新方式に移しても同じ形になりません。
- JiraはJira Cloudのみで、Jira ServerとJira Data Centerは新方式の設定手順の対象外です。コメントと添付ファイルは同期されません。
- 履歴の期間を絞ると、その期間内に更新されなかったレコードは、元のツールでまだ有効でもNotionのデータベースから削除されます。同期したページに書き足したメモも一緒に消えるため、追記は別のデータベースにリレーションで持たせます。
AsanaとGitLabは管理された同期の対象外で、Notionは独自の同期を組む「Notion Workers」の構築済みガイドを案内しています。Asanaのヘルプによると、既存のAsana同期は2026年10月30日に停止し、それまでは通常どおり動きますが、自動では移行されません。置き換えはNotion AIのチャットで既存の同期データベースを@メンションし、Asana同期のスキルを指定して作成します。Workersはベータ期間中、ビジネス・エンタープライズプランで無料で試せます。Notion AIからAsanaを検索するAIコネクターはこの変更の対象外です。
ファイル・デザイン:GoogleドライブとFigmaは「外部接続プロパティ」
Googleドライブのファイル、Figmaのデザイン、Zendeskのチケット、GitHubのプルリクエストは、データベースの列として紐付ける「外部接続プロパティ」で扱えます。プラン条件はサービスごとに違い、Googleドライブのプロパティはプラス・ビジネス・エンタープライズ、Figmaのプロパティはビジネス・エンタープライズのみで、無料プランではどちらも使えません。ページにFigmaの画面やGoogleドキュメントをそのまま表示したいだけなら、URLを貼って埋め込みブロックにする方法が全プランで使えます。
フォーム・Webサイト:TallyとSTUDIOの連携機能と利用条件
Notionの設定画面ではなく、相手側のサービスが連携を作っているケースもあります。フォーム作成のTallyは公式ヘルプで、Zapierなどを使わない無料のネイティブ連携として、フォームの回答をNotionのデータベースへリアルタイムに送れると説明しています。
ノーコードのWeb制作ツールSTUDIOは、Studio側のData Connect API機能でNotionのデータベースを読み込んで表示します。STUDIOのヘルプによると、StudioのBusinessプラン以上のプロジェクトと、Notionで発行した内部インテグレーションのシークレットが必要です。ただしData Connect APIのプラン別条件では、Businessは一覧用エンドポイント1本(動的リスト)までで、記事ごとの動的ページや動的モーダルに使う詳細エンドポイントはBusiness Plus以上でないと使えません。同じヘルプは、エンドポイントの例としてPOST /v1/databases/{DATABASE_ID}/queryとNotion-Version: 2022-06-28を示しています。これは後述する2025-09-03より前のAPIの形で、その手順どおりに組んだサイトは、Notion側の誰かが元のデータベースにデータソースを追加した時点で読み込みが失敗しうる点に注意が必要です。
国産業務ツール:Backlog・ChatworkのiPaaS経由の接続
BacklogとChatworkは、Notionのコネクション一覧にも管理された同期の対象にも見当たらず、現実的な経路はiPaaSです。国産iPaaSのYoomには「Backlogで課題が追加されたらNotionのデータベースに登録する」といったテンプレートがあり、日本語の画面で設定できます。ChatworkはZapierとMakeの両方がNotionとの組み合わせに対応しています。ZapierではNotionのデータベースに行が追加されたらChatworkへメッセージを送ったりタスクを作ったりする向き、MakeではChatworkのイベントを監視するトリガーからNotionのページを作る向きも組めます。Yoomの料金と仕組みはYoomとは?国産iPaaSの仕組み・料金・kintone連携の実装と採用判断【2026年版】で解説しています。
連携の4経路と選び分けの基準
アプリ一覧に無いツールをつなぐときや、一覧にあっても機能が足りないときは、経路から選び直します。
| 経路 | 向いている用途 | 反映の速さ | 費用 |
|---|---|---|---|
| Notionの公式連携 | 通知・閲覧・一方向の同期 | 数分〜数時間 | Notionのプラン内 |
| 相手側の連携機能 | フォーム回答・サイト表示 | サービスごと | 相手側のプラン |
| iPaaS | 転記・通知の自動化 | 即時型か定期実行 | タスク・実行回数の従量 |
| Notion API | 自社システム・一括移行 | 実装依存(Webhook通知は通常1分以内) | 開発工数 |
判断を誤りやすいのはiPaaSの遅延です。トリガーには即時型と定期確認(ポーリング)型があり、ZapierのNotionアプリではデータソースの項目の更新などが「Instant」表示の即時型です。ポーリング型の間隔はZapierのヘルプがFree 15分・Professional 2分・TeamとEnterprise 1分としており、Makeのシナリオも既定は15分間隔です。無料プランのポーリング型で組んだ連携が15分遅れて動くのは仕様どおりの挙動で、遅延が問題なら即時型のトリガーを選ぶか、NotionのWebhookを自前で受けます。NotionのWebhookも即時の保証ではなく、大半は1分以内、遅くとも5分以内に届く設計です。ZapierとMakeの課金単位の違いはZapierとMakeの違い|課金単位と対応アプリ数で決める選び分けの基準、iPaaS全般の選び方はiPaaSとは?仕組み・RPAとの違い・料金の数え方と導入判断をわかりやすく解説で比較しています。
iPaaSを避けたほうがよいのは、タスク従量で見積もった費用が予算を超える一括移行と、2つのツールの双方向同期です。Zapierはヘルプで双方向の同期には現時点で対応していないと明記しており、A→BとB→Aの2本のZapを対策なしで組むと、互いの更新をトリガーにして同じデータを繰り返し処理するループが起きることがあります。双方向が外せない要件なら、更新元と更新時刻を記録して自分の書き込みを無視する仕組みや、同時更新時にどちらを優先するかの規則まで含めてAPIで設計します。社内のツール構成に合わせた経路の設計から任せたい場合は、iPaaS導入支援(Zapier・Make・Workato・Yoom)も相談先の1つです。
連携できるかを確かめる手順
「このツールはNotionと連携できるか」は、次の3か所を順に見て判断します。
- Notionの公式コネクション一覧でアプリ名を検索する(旧URLのnotion.com/integrationsはこのページへ転送されます)。掲載されていても、Canva・Calendly・Pinterestのように埋め込み表示だけのアプリや、Microsoft Entra IDのようにSSO・ユーザー管理のための連携も含まれるため、各アプリの説明で連携方式を確認します。
- 相手側サービスのヘルプで「Notion」を検索する。TallyやSTUDIOのように、連携機能が相手側にあるケースはNotionの一覧だけでは見つかりません。
- Zapier・Make・Yoomのアプリ一覧で両方のアプリが対応しているかを確認し、使えるトリガーとアクションの組み合わせを見る。同じアプリでも、Zapierにはトリガーが無くMakeにはある、という差があります。
3か所とも見つからなければAPIで組みます。その場合は、Notion APIに加えて、相手側にデータを取得・更新できるAPIやWebhookがあるかを先に確認します。ワークスペースで実際に許可されている接続は、Notionの設定→接続の一覧が正です。
Notion APIで自前連携するときの制約
API実装は自由度が高い反面、Notion側の仕様変更と上限の影響を直接受けます。認証の選び方、データソースIDでのクエリ、レート制限時の再送処理をコードで確かめたい場合は、Notion APIとは?データソース対応の使い方とレート制限・社内連携の実装【2026年10月】を参照してください。
トークン発行とページへのコネクト追加
認証は、自分のスクリプトや検証なら個人アクセストークン(PAT)、担当者個人の権限に依存させたくないチームの自動処理なら内部インテグレーションのシークレットを選びます。現行のAPIバージョンはNotion-Version: 2026-03-11です。2つは権限の考え方が違います。PATは作成したユーザー本人として動き、そのユーザーが見られるページにそのままアクセスできます。内部インテグレーションはボットとして動き、アクセスを許可されたページしか見えません。許可はページ右上の「•••」→「コネクトを追加」か、Developer portalのContent accessタブで与え、親ページへの許可は子ページにも引き継がれます。存在するはずのページが404で返るときは、内部インテグレーションならこの共有、PATなら作成者本人の閲覧権限を確認します。REST APIの認証やエラー処理の一般的な設計はAPI連携の実装方法:REST・認証・エラー処理の手順をcurlとPythonのコード例で解説にまとめています。
Notion APIのレート制限(429)とサイズ上限(400)
Notion APIのリクエスト制限は、2026年10月時点でコネクト単位とワークスペース単位の2段構えです。コネクト単位は60秒ごとの予算制で、ビジネス・エンタープライズが毎分600回(平均毎秒10回)、その他のプランが毎分180回(平均毎秒3回)。予算は窓の中でまとめて使ってもよく、超過時のRetry-Afterは窓のリセットまでの秒数なので最大60秒です。ワークスペース単位の上限は全コネクトで共有されるため、各コネクトが上限内でも429になることがあり、こちらのRetry-Afterは1分を超える場合があります。どちらの上限に当たったかはレスポンスのadditional_data.rate_limit_reasonで判別できます。
import random
import time
import requests
def post_with_retry(url, headers, payload, max_retry=5):
if max_retry < 1:
raise ValueError("max_retry must be at least 1")
for i in range(max_retry):
res = requests.post(url, headers=headers, json=payload, timeout=30)
if res.status_code not in (429, 529):
return res
reason = res.json().get("additional_data", {}).get("rate_limit_reason")
if reason == "public_api_request_blocked":
return res # APIアクセスが制限されており、再試行しても解消しない
wait = int(res.headers.get("Retry-After", "1"))
if i == max_retry - 1:
break
time.sleep(wait + random.uniform(0, 2 ** i))
raise RuntimeError(f"retry limit exceeded: status={res.status_code} reason={reason}")
サイズ上限はレート制限と別系統です。リクエスト全体は最大1,000ブロック・500KB、ブロックやリッチテキストの配列は1回100要素まで、リッチテキストとURLは2,000文字、数式は1,000文字、マルチセレクトとリレーションは各100件まで。超えたリクエストは429ではなく400(validation_error)で丸ごと拒否されます。長文ページの同期は、2,000文字での分割とブロック配列の100要素ごとの追記を最初に設計しておかないと、そのページだけ同期されないまま残ります。
無料ワークスペースのブロック上限(2026年9月8日〜)
2026年9月8日から、無料ワークスペースのブロック上限がAPI経由の書き込みにも適用されています。Workspace block limitsによると、メンバーが2人以上の無料ワークスペースは累計1,000ブロックが上限で、ブロックを削除しても枠は戻りません。対象は内部インテグレーションと、特定のワークスペースに限定したOAuth接続で、個人アクセストークンと、どのワークスペースにもインストールできるOAuth接続には適用されません。上限に達した書き込みは成功して3日間の猶予が始まり、猶予が切れるとブロックを作る書き込みが403(restricted_resource、additional_data.block_limitがblock_creation)で失敗します。レート制限ではなくプランの上限なので、再試行しても通りません。
2025-09-03のデータソース分割
2025-09-03のAPIバージョンで、データベースとデータソースが別の概念に分かれました。レコードの問い合わせはPOST /v1/databases/:id/queryからPOST /v1/data_sources/:id/queryへ、スキーマの取得はGET /v1/data_sources/:idへ移りました。
curl -X POST https://api.notion.com/v1/data_sources/DATA_SOURCE_ID/query \
-H "Authorization: Bearer ntn_XXXXXXXXXXXX" \
-H "Notion-Version: 2026-03-11" \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{"page_size": 100}'
旧APIバージョンのまま動いている連携では、データソースの追加が処理失敗の引き金になります。公式のアップグレードガイドは、旧バージョンのコネクトについて、ユーザーがそのデータベースにデータソースを追加した時点で、ページ作成・データベースの読み書きと問い合わせ・リレーションの書き込みが失敗すると明記しています。引き金は自社のリリースではなく、Notionの画面でデータソースを追加した現場ユーザーの操作です。STUDIOのように旧形式の手順が残っているサービスもあるため、稼働中の連携はNotion-Versionの値を棚卸ししてください。
AIツールとNotionをつなぐ2つの経路
ClaudeやGrokなどのAIツールとNotionをつなぐ場合は、Notion側に外部データを取り込むのか、AI側からNotionを操作するのかで経路が分かれます。
Notion AIから外部サービスを検索したいならNotion AIコネクターです。対応先はSlack、Googleドライブ、Jira(ベータ版)、Gmail、Microsoft Teams、Microsoft SharePoint・OneDrive、GitHub、Microsoft Outlook、Linear、Googleカレンダーで、サードパーティアプリの接続にはビジネスプランかエンタープライズプランが必要です(個人用のGmail AIコネクターは全プランで接続可)。組織向けのコネクターを設定できるのはワークスペースのオーナーかつ接続先アプリの管理者で、個人用Gmailは管理者権限なしで本人が設定できます。検索できる期間と反映時間は接続先によって違い、一般的な目安は設定日から約1年前まで、新しいコンテンツの反映は最大3時間(データ量が多い場合はさらにかかる)、初回の取り込みは最大36時間です。例外として組織向けGmailは受信箱全体を検索でき、新着メールは0〜30分で検索に出ます。
反対に、Claude・ChatGPTなどのAIクライアントからNotionのページを読み書きしたいなら、ホスト型のMCPサーバーhttps://mcp.notion.com/mcpに接続します。認証したユーザー自身のNotion権限をそのまま引き継ぐ仕組みです。GrokやGeminiから使う場合も、まず利用するクライアントがリモートMCPサーバーに対応しているかが前提になります。設定手順はNotion MCPサーバーのURL・接続方法まとめ|mcp.notion.com への接続手順【2026年最新】で解説しています。
SalesforceとNotionの使い分け(正データの置き場所)
SalesforceとNotionの組み合わせは、連携の設計より先に「どちらに何を置くか」を決める必要があります。顧客マスター・商談・金額・フェーズのように更新履歴と権限を厳密に管理したい構造化データはSalesforce、議事録・提案の下書き・アカウントプランのような非構造のドキュメントはNotionに置きます。
エンタープライズプランなら、この線引きをNotionのSalesforce同期がそのまま支えます。アカウント・連絡先・商談をオブジェクトごとに別のデータベースとして取り込み、Notionは1分ごとにSalesforceの変更を確認します。同期されたプロパティは読み取り専用なので、Notion側から金額やフェーズを書き換えることはできず、正データはSalesforceに残ります。取り込めないものもあり、リード・ケース・カスタムオブジェクトは対象外です。カスタム項目は「すべての現在および将来のプロパティを同期」が既定でオフのため、オンにするか項目を個別に選ばない限り入りません。
エンタープライズ以外のプランでiPaaSを使う場合も、正データの側から片方向に流す設計にします。双方向に同期すると、前述の更新ループに加えてSalesforce側の入力規則やフローがNotionからの更新で発火します。Notion側には商談IDとSalesforceのURLだけを持たせ、逆向きは人がリンクを開いて確認する運用が安定します。CRM側から見た連携設計はCRM連携とは?MA・SFA・基幹をつなぐAPI連携の設計と選定基準を解説にまとめています。
連携が反映されないときの切り分け
反映されないときは、同期方式の停止期限、権限、HTTPエラー、仕様上の反映時間を上から順に切り分けます。
- Jira・GitHub・Salesforceの同期データベースが更新されない:2026年10月30日以降は旧方式の同期が止まります。設定→接続から新しいDatabase syncを作り直します。
- APIで対象ページが見つからない:内部インテグレーションならページの「•••」→「コネクトを追加」、PATなら作成者本人の閲覧権限を確認し、ページIDの取り違えもあわせて見ます。
- ある日から急に書き込みが失敗する:403で
block_limitが付いていれば無料ワークスペースのブロック上限、400や404なら旧バージョンのままデータソースが追加された可能性があります。 - 大量同期の途中で止まる:まずHTTPステータスを見ます。429ならRetry-Afterに従い、
rate_limit_reasonでコネクト単位かワークスペース単位かを確認して並列数を落とします。400はサイズ超過を含むリクエスト内容の不備、403は権限不足かブロック上限で、additional_data.block_limitがblock_creationならブロック上限です。529は過負荷です。 - Notion AIが新しい情報を見つけない:AIコネクターの反映は目安で最大3時間、データ量が多いとさらに遅れます。時間が経っても出ないときは、接続状態と、元アプリでその情報を閲覧できる権限があるかを確認します。
よくある質問
Notionと連携できるアプリはどこで確認できますか?
Notionの公式コネクション一覧(notion.com/ja/connections)が出発点です。ただし掲載アプリには埋め込み表示だけのものやSSO用のものも含まれるため、各アプリの説明で連携方式を確認してください。TallyやSTUDIOのように相手側が連携機能を持つケースは、相手側のヘルプも確認が必要です。
NotionをMotionに接続するにはどうすればいいですか?
Zapierを経由する方法が基本です。ZapierにはMotionとNotionの連携ページがあり、Notionの「New Database Item」や「Updated Database Item」をトリガーにして、Motion側でタスクを作成する構成を組めます。
NotionとSalesforceを連携させるメリットは何ですか?
商談情報をSalesforceに残したまま、議事録やアカウントプランをNotionで共同編集できる点です。エンタープライズプランならアカウント・連絡先・商談を読み取り専用で同期でき、それ以外のプランでもNotionに商談IDとリンクだけを持たせれば、項目の二重管理が起きません。
Grok・ChatGPT・ClaudeからNotionを操作できますか?
Notionのホスト型MCPサーバー(mcp.notion.com)に接続できるクライアントであれば操作できます。ChatGPTやClaudeはMCPに対応しており、GrokやGeminiは利用する画面・クライアントがリモートMCPに対応しているかを先に確認します。Notion AI側から外部サービスを検索したい場合は、AIコネクターを使います。
Notion APIは無料プランでも使えますか?
使えます。ただし無料プランのコネクトはレート上限が毎分180回で、ビジネス以上の毎分600回より低く設定されています。さらにメンバー2人以上の無料ワークスペースでは、内部インテグレーション経由の書き込みに累計1,000ブロックの上限があります。