業務をパッケージに合わせるか、業務に合わせて作るか

既製品を入れたのに、結局その周りをExcelで埋めている。カスタマイズ費が積み上がって、作るより高くついた。パッケージ導入の相談を受けると、こうした話がよく出てきます。

判断の基準はひとつです。その業務が他社と同じでよいなら既製品、そこが競争力の源泉ならスクラッチ。勤怠や会計のような共通業務でスクラッチを選ぶ理由はほとんどありません。逆に、自社の商流や独自の値付けは既製品の型に収まらないことが多い。

私たちはどちらも扱うので、無理にどちらかへ寄せません。作らずに済む部分は作らないほうが、結果的に安く早く終わります。

買うか、作るか
  1. decide --buy-or-build
  2. # 既製品が向く
  3. - 他社と同じ業務 勤怠や会計など共通業務 ✓
  4. - 費用を抑える 作らずに済む部分は作らない ✓
  5. - 早く始める 結果的に早く終わる ✓
  6. # 作るのが向く
  7. - 競争力の源泉 他社と差がつく業務 ✓
  8. - 独自の商流 既製品の型に収まらない ✓
  9. - 変え続ける 自社に合わせて手を入れる ✓
  10. ✓ どちらも扱うので、無理にどちらかへ寄せません
作って、確かめて、直す
  1. dev loop --iterate
  2. → 要件を決める 何を作るかを固める ✓
  3. → 実装する 目的に合う技術で作る ✓
  4. → 検証する 動かして確かめる ✓
  5. → 直す 結果を見て手を入れる ✓
  6. # 直したら、また要件へ
  7. ✓ 作った後に誰が保守するかまで含めて選びます

言語は流行ではなく、目的から決める

使う技術は、寿命と人材の確保しやすさで決めるべきものです。基幹系で長く動かすなら Java、データ処理や機械学習が絡むなら Python、Webの開発速度を優先するなら PHP や Ruby、同時接続の多い処理なら Go。画面は React や Vue で作ります。

「新しいから」で選ぶと、数年後に触れる人がいなくなります。作った後に誰が保守するかまで含めて選ぶのが前提です。御社で内製に移す予定があるなら、社内で扱える技術に寄せる判断もあります。

対応する言語とフレームワーク

  • Java(Spring Boot)— 基幹系や金融系など、長く動かす業務システム
  • Python(Django・FastAPI)— データ処理、機械学習、生成AIを組み込む開発
  • PHP(Laravel)— Webアプリケーションを短い期間で立ち上げる場合
  • Ruby(Ruby on Rails)— 仕様を動かしながら育てるプロダクト
  • Go — 同時接続の多い処理やAPIサーバー
  • TypeScript・JavaScript(React・Vue・Next.js・Node.js)— 画面とサーバーサイド
  • C#・.NET — Windows環境や既存のMicrosoft資産との連携

外部サービスとの接続が要るならAPI開発・システム連携、業務画面が中心なら業務用Webアプリ開発とあわせてご提案します。

ご提供する内容

作るか買うかの判断

既製品で足りるなら、そう申し上げます。無理に作ってもお互い損です。

要件定義と業務整理

いまの業務をそのまま写すと、非効率も一緒に写ります。整理から入るのが前提です。

技術選定

寿命・人材・保守性で選びます。流行りかどうかは判断材料になりません。

アーキテクチャ設計

増える前提で構造を決めておく。後から直すと高くつきます。

実装とコードレビュー

書いたものは必ず他の目を通します。品質は工程で作るもの。

テストと品質保証

自動テストを残す。直せる速さは、テストの有無で決まります。

インフラ構築と公開

クラウド基盤まで含めて設計します。動く場所ごとお渡しする形です。

公開後の改善

使われ方を見て手を入れる。作って終わりにはしません。

フルスクラッチ開発のご提供内容
  1. scratch project --start
  2. [1/8] 作るか買うかの判断 足りるなら買う ✓
  3. [2/8] 要件定義と業務整理 非効率は写さない ✓
  4. [3/8] 技術選定 寿命と保守性で選ぶ ✓
  5. [4/8] アーキテクチャ設計 増える前提で決める ✓
  6. [5/8] 実装とコードレビュー 他の目を通す ✓
  7. [6/8] テストと品質保証 直せる速さの土台 ✓
  8. [7/8] インフラ構築と公開 動く場所ごと渡す ✓
  9. [8/8] 公開後の改善 使われ方を見て直す ✓
  10. ✓ 作って終わりにはしません

MODEL CASE 費用のモデルケース

事業会社 既製品で合わない業務に絞ったシステムのフルスクラッチ開発
価格の目安: 300万〜1,000万円
物流業 配送業務に合わせたシステムのフルスクラッチ開発
価格の目安: 300万〜1,000万円
医療法人 院内業務に合わせたシステムのフルスクラッチ開発
価格の目安: 300万〜1,000万円
サービス事業者 自社サービスの中核となるシステムのフルスクラッチ開発
価格の目安: 1,000万〜数千万円
スタートアップ 新規事業のサービス基盤のフルスクラッチ開発
価格の目安: 1,000万〜数千万円

実在の案件ではなく、よくあるご依頼をもとにした想定例です。価格は当社の目安で、範囲や要件により変わります。領域ごとの目安は費用の考え方をご覧ください。

FAQ よくある質問
Q パッケージとスクラッチはどう選び分けますか?
A その業務が他社と同じでよいなら既製品、競争力の源泉ならスクラッチが基本です。勤怠や会計のような共通業務でスクラッチを選ぶ理由はほとんどありません。
Q 既製品で足りる場合は正直に言ってもらえますか?
A 申し上げます。無理に作ってもお互いに損になるためです。当社はパッケージ導入も扱うので、どちらかに寄せる動機がありません。
Q どの言語で開発しますか?
A 目的から決めます。基幹系で長く動かすならJava、データ処理や機械学習が絡むならPython、Webの開発速度を優先するならPHPやRuby、同時接続が多いならGoが候補です。
Q 新しい技術を使ってもらえますか?
A 目的に合えば使います。ただし数年後に触れる人がいなくなる選択は避けます。作った後に誰が保守するかまで含めて選ぶことが前提です。
Q 画面まわりは何で作りますか?
A ReactやVueが中心です。業務システムでは操作性が生産性に直結するため、画面の作り方も含めて設計します。
Q 要件が固まっていませんが相談できますか?
A その段階からご相談ください。いまの業務をそのまま写すと非効率も一緒に写るため、整理から入るのが前提です。要件定義からお請けします。
Q 費用はどのくらいかかりますか?
A 作る範囲で決まります。まず作らずに済む部分を切り分け、本当に必要な機能に絞ってからお見積りします。範囲を絞ることが最も効く費用対策です。
Q 期間はどのくらい必要ですか?
A 規模によりますが、小さく作って早く動かす進め方をご提案しています。全部そろってから公開するより、使いながら直すほうが結果的に早く仕上がります。
Q 開発したシステムの権利はどうなりますか?
A 契約時に取り決めます。成果物の著作権の帰属について、ご希望の条件があれば事前にご相談ください。
Q ソースコードは引き渡してもらえますか?
A お渡しします。他社に引き継げる状態にしておくことは、発注側の当然の権利だと考えています。ドキュメントの整備も含めてご依頼いただけます。
Q 公開後の改修もお願いできますか?
A お請けします。使われ方を見て手を入れることが前提の作りにしますので、公開して終わりにはしません。
Q 自動テストは書いてもらえますか?
A 書きます。守るべき挙動をテストに落としておくと、後から直す速さが変わります。品質は工程で作るものと考えています。
Q インフラの構築もお願いできますか?
A お請けします。AWS・Google Cloud・Azure での基盤構築まで含めて設計し、動く場所ごとお渡しする形です。
Q 外部サービスとの連携はできますか?
A できます。APIによる連携は多くの案件で扱っています。接続先の仕様を確認したうえで、エラー時の扱いまで含めて設計します。
Q 既存システムの作り直しも相談できますか?
A 相談いただけます。作り直すべきか、部分的に手を入れるべきかの判断からご一緒します。全面刷新が最善とは限りません。
Q 開発の途中で仕様を変えられますか?
A 変えられる進め方をご提案します。短い区切りで作って確認する形にすれば、変更は前提として扱えます。都度見積りの請負が合わない場合はラボ型もご検討いただけます。
Q 小規模から始められますか?
A 始められます。まず一つの業務に絞って動くものを作り、効果を見てから広げる進め方が現実的です。
Q 内製化を目指していますが対応できますか?
A 対応します。御社で扱える技術に寄せる選定も含めてご提案し、引き継ぎまで設計に入れます。
Q セキュリティ面の設計も含まれますか?
A 含まれます。認証と権限、通信の保護、ログの保全を設計に織り込みます。必要に応じて脆弱性診断もあわせてご提案します。
Q まず何から相談すればよいですか?
A 解決したい業務の困りごとをそのままお聞かせください。作るか買うかの判断からご一緒できますので、仕様がなくても構いません。

ご発注は請負・準委任・労働者派遣・ラボ型のいずれにも対応しています。
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