仕様が動く開発に、都度見積もりは向きません

作りながら決めたい。使ってみてから直したい。そういう開発で請負契約を選ぶと、仕様変更のたびに見積もりと承認が挟まります。話が止まるのは、たいていこの往復です。

ラボ型開発は、成果物ではなく一定期間の開発体制そのものを確保する契約です。月ごとに決まった人数のチームが動き、その中で優先順位を組み替えられる。変更のたびに交渉する必要がありません。

向くのは、プロダクトを育てていく開発です。逆に、仕様が完全に固まっていて納期と成果物が明確なら、請負の方が適しています。どちらが合うかの見極めから、ご相談いただけます。

仕様が動く開発の進め方
  1. contract compare --labo
  2. # 都度見積の請負
  3. - 変更ごと見積 仕様変更のたびに見積もる ✓
  4. - 承認待ち 見積もりと承認の往復 ✓
  5. - 開発が止まる 往復のたびに話が止まる ✓
  6. # 国内ラボ型
  7. → チーム常設 開発体制そのものを確保 ✓
  8. → 優先順位を変更 チームの中で組み替える ✓
  9. → 止まらない 変更のたびに交渉しない ✓
  10. ✓ プロダクトを育てていく開発に向く契約です
国内ラボ型が向く領域
  1. labo fit --axis speed,change
  2. # 縦軸: 意思疎通の速さ / 横軸: 仕様変更への強さ
  3. - 国内の請負 速いが変更に弱い ✓
  4. - 国内ラボ型 速く、変更にも強い ✓
  5. - 海外の請負 時差があり変更に弱い ✓
  6. - 海外ラボ型 変更に強いが時差が残る ✓
  7. ✓ 同じ時間帯・日本語で、その日のうちに方針を変えられます

オフショアではない、国内のラボ型開発

ラボ型開発は、海外拠点を使うオフショアの文脈で語られることがほとんどです。単価は下がりますが、時差と言語の壁が残ります。仕様の揺れを吸収するはずの契約で、確認に一日かかる。それでは本末転倒です。

一創のラボ型開発は国内です。同じ時間帯で動き、日本語で仕様を詰め、必要ならその日のうちに方針を変えられる。ブリッジSEを介した伝言も要りません。

チームにはAI領域を主戦場とするエンジニアが多数在籍しており、生成AI開発やクラウド基盤の経験者を必要に応じて組み込めます。人数だけでなく、判断できる人を含めた構成にできることが、内製に近い進め方を可能にします。

ラボ型開発の進め方

適性の見極め

ラボ型が向く開発かどうかの見極めから。仕様が固まっているなら、請負の方が安く済みます。

チーム構成のご提案

必要な技術と人数、PMを置くかどうか。判断できる人がいるかで、進み方が変わります。

契約期間と体制の確定

期間・人数・稼働形態を取り決めます。増減のルールも、この時点で。

開発の立ち上げ

環境・リポジトリ・連絡経路を整えます。初週から手が動く状態にしておきたいからです。

スプリント単位の開発

短い区切りで作り、見せ、直す。優先順位の組み替えは、契約の中で完結します。

定例での進捗共有

何ができて、何が止まっているか。数字と画面でお見せします。報告書のための報告はしません。

体制の増減調整

フェーズに応じて人数を変えられます。作り込む時期と落ち着かせる時期では、必要な人数が違うものです。

内製化・保守への移行

御社チームへの引き継ぎも、設計に含められる選択肢です。保守運用・内製化支援へ続きます。

ラボ型開発の進め方
  1. labo start --team
  2. [1/8] 適性の見極め ラボ型が向くかを確認 ✓
  3. [2/8] チーム構成のご提案 技術と人数を決める ✓
  4. [3/8] 契約期間と体制の確定 増減のルールも決める ✓
  5. [4/8] 開発の立ち上げ 初週から手が動く状態 ✓
  6. [5/8] スプリント単位の開発 作って見せて直す ✓
  7. [6/8] 定例での進捗共有 数字と画面で見せる ✓
  8. [7/8] 体制の増減調整 フェーズごとに変える ✓
  9. [8/8] 内製化・保守への移行 御社チームへ引き継ぐ ✓
  10. ✓ 保守運用・内製化支援へ続きます

MODEL CASE 費用のモデルケース

スタートアップ 設計・実装を担うメンバーを常設するチーム
価格の目安: 1名あたり月額60万〜80万円
SaaS事業者 新機能の開発を継続して担うメンバーを常設するチーム
価格の目安: 1名あたり月額60万〜80万円
EC事業者 サイトの改善を継続して回すメンバーを常設するチーム
価格の目安: 1名あたり月額60万〜80万円
事業会社 体制設計と進行管理を担うPM・スペシャリストを含むチーム
価格の目安: 1名あたり月額110万円〜
新規事業部門 PM・スペシャリストを含めて新規事業の開発を担うチーム
価格の目安: 1名あたり月額110万円〜

実在の案件ではなく、よくあるご依頼をもとにした想定例です。価格は当社の目安で、範囲や要件により変わります。領域ごとの目安は費用の考え方をご覧ください。

FAQ よくある質問
Q ラボ型開発とは何ですか?
A 成果物ではなく、一定期間の開発体制を確保する契約形態です。月ごとに決まった人数のチームが稼働し、その範囲で開発内容の優先順位を組み替えられます。仕様変更のたびに見積もりと承認を挟む必要がないため、作りながら決めていく開発に向いています。
Q 請負契約との違いは何ですか?
A 請負は成果物の完成に責任を負う契約で、仕様と納期が確定している開発に向きます。ラボ型は準委任にあたり、業務の遂行そのものが対象です。仕様が動く前提の開発では、変更のたびに交渉が発生しない分、結果的に速く進みます。
Q SESとラボ型開発は何が違うのですか?
A 契約の種類はどちらも準委任ですが、確保する単位が違います。SESは技術者個人の稼働を確保する形、ラボ型はチームとして一定期間を確保する形です。ラボ型はPMを含む体制を組めるため、進め方ごとお任せいただけます。人だけ足りない場合はSESの方が適します。
Q オフショアのラボ型開発とは違いますか?
A 当社のラボ型開発は国内で行います。オフショアは単価を抑えられる一方、時差と言語の壁が残り、仕様の確認に時間がかかります。仕様の揺れを吸収するための契約なのに確認で待つのでは、目的と手段が噛み合いません。同じ時間帯・日本語でのやり取りを前提にしています。
Q 最小何名から契約できますか?
A 3名からお請けしています。人数が少ない場合はSES(技術者単位のご提供)の方が費用面で有利になることもありますので、ご相談内容を伺ったうえで適した形をご提案します。
Q 契約期間はどのくらいが目安ですか?
A 6か月からのご契約、以降は3か月単位での更新が目安です。チームが業務を理解して速度が出るまでには立ち上がり期間が必要なため、短すぎる期間では効果が出にくくなります。期間の見立てからご相談ください。
Q 費用はどのように決まりますか?
A チームの人数と構成、契約期間で決まります。3名構成で月額200万円前後からが目安です。都度見積もりが発生しないため、期間中の予算が読みやすいことがラボ型の利点でもあります。契約時に総額と精算条件を明記します。
Q 途中で人数を増やしたり減らしたりできますか?
A できます。作り込む時期と安定させる時期では必要な人数が違うため、フェーズに応じた増減を前提に設計します。変更の申し出は30日前にご連絡ください。
Q PMは含まれますか?
A ご要望に応じて含められます。社内に技術判断ができる方がいる場合は実装者中心の構成に、進め方から任せたい場合はPM・テックリードを含む構成にします。人数だけでなく、誰が判断するかを最初に決めておくことが重要です。
Q どんな開発に向いていますか?
A 新規プロダクトの立ち上げ、継続的な機能追加、使いながら改善していく社内システムなどに向きます。逆に、仕様が完全に固まっていて納品して終わりの開発では、請負の方が費用を抑えられます。向き不向きの見極めからご相談いただけます。
Q AIを使った開発もチームに含められますか?
A 含められます。生成AIやRAGを主戦場とするエンジニアが多数在籍しており、チーム構成に組み込めます。AIを組み込んだプロダクトは、精度も使われ方も作ってみないと分からない部分が大きく、都度見積もりの請負より相性の良い領域です。Webアプリケーション、業務システム、AWS・Google Cloud・Azureの基盤構築にも対応します。
Q 開発の進捗はどう共有されますか?
A 短い区切りで作って見せる進め方を基本とし、定例で進捗を共有します。何ができていて何が止まっているかを、資料ではなく動くものでご確認いただきます。報告のための作業を増やさないようにしています。
Q リモートですか、常駐ですか?
A フルリモートを基本とし、必要に応じて打ち合わせにご来訪いただく形です。開発拠点は東京都中央区(晴海トリトンスクエア)にあります。御社のセキュリティ要件や、対面での議論の必要性を踏まえて決めます。
Q セキュリティ体制を教えてください。
A ISO/IEC 27001(認証番号 ISA IS 0231)とプライバシーマーク(登録番号 17003008)を取得しています。ソースコードや顧客データの取り扱いについては、契約前に管理方法をご説明し、NDAを締結したうえで進めます。
Q 成果物の権利は誰に帰属しますか?
A 開発した成果物の著作権は御社に帰属し、汎用的なライブラリや当社が従前から保有する技術は当社に留保する形を標準としています。準委任契約では成果物の完成責任は負いませんが、開発したソースコードの取り扱いは契約書で明確にします。ご希望の条件があれば事前にご相談ください。
Q 開発したシステムを自社で運用したいのですが可能ですか?
A 可能です。引き渡しを前提とした進め方を最初から設計に含められます。ドキュメントの整備、御社エンジニアへの引き継ぎ期間の確保、運用開始後の支援まで、段階を分けてご提案します。
Q 途中で契約を終了することはできますか?
A できます。30日前までに書面でのご連絡をいただければ対応します。事業の状況が変われば、開発の優先度も変わるものです。続けにくくなった時点でご相談いただく方が、双方にとって損失が小さくなります。
Q 既存システムの改修でもお願いできますか?
A お請けしています。既存のコードとドキュメントを確認したうえで、着手前に把握にかかる期間をお伝えします。引き継いだ直後から全速力で進むことはありませんので、その前提を含めた計画をご提案します。
Q 開発会社ですが、協業としてお願いできますか?
A 可能です。受注済み案件の開発チームを確保したい、特定領域の体制だけ補いたいといったご相談を承っています。当社が一次請けとなる形が前提で、多重下請けの階層には入りません。
Q 相談から開発開始までどのくらいかかりますか?
A お問い合わせには原則当日中に一次回答をお返しします。そのうえで開発内容とチーム構成をすり合わせ、契約締結から2週間程度で立ち上げます。人数と技術要件によって変わるため、初回のご相談時に見込みをお伝えします。

ご発注は請負・準委任・労働者派遣・ラボ型のいずれにも対応しています。
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