オールドドメインは、以前に誰かがサイトを運営していたドメインを、期限切れ後の再登録やオークション・譲渡を経て別の人が取得したもののことです。「オールド」は英語の「古い」の意味で、日本では中古ドメインとほぼ同じ意味で使われます。過去の被リンクや運営歴が「資産」として値付けされて売られていますが、Googleはドメイン年齢を順位要因と認めておらず、2024年3月には、期限切れのドメインを主に順位操作の目的で買い、価値の低いコンテンツを載せる行為を「期限切れのドメインの不正使用」としてスパムポリシーに加えました。この記事では、使ってよい条件と使ってはいけない条件を分け、購入前の履歴調査と購入後のSearch Consoleでの手順を具体的なコマンドとともに説明します。
まとめ:オールドドメインのSEO効果と使ってよい条件
- ドメインが古いこと自体で順位は上がりません。GoogleのJohn Mueller氏は2019年に「No, domain age helps nothing.(ドメイン年齢は何の助けにもならない)」と投稿しています。
- 期限切れドメインを検索順位の操作を主な目的として買い、価値の低いコンテンツを載せる行為は、スパムポリシー「期限切れのドメインの不正使用」に当たります。
- 古いドメイン名を、人のために作った新しいオリジナルのサイトに使うこと自体は問題ないと、Googleは2024年3月5日のブログで明言しています。
- 買うなら、Wayback Machineで過去の運営内容を年ごとに確かめます。当社の判断基準としては、前の評判に頼らず中身で集客できるものに絞ることを勧めます。登録日の古さや第三者ツールのスコアは履歴を調べる材料にはなりますが、順位が上がる保証にはなりません。
- 購入後はSearch Consoleの「手動による対策」レポートを最初に見ます。前の所有者の時代の違反が残っていれば、まず問題を修正し、取得したことと違反を解消したことを再審査リクエストで伝えます。
以下、Googleの公式見解から順に、なぜこの結論になるのかを確認します。
オールドドメインの意味と新規ドメインとの違い
オールドドメイン・中古ドメイン・期限切れドメインの呼び分け
「オールドドメイン」「中古ドメイン」は使用歴のあるドメインを指す通称で、期限切れを経ずに譲渡されたものも含みます。Googleの日本語ドキュメントは「期限切れのドメイン」と書きます。厳密には、更新されずに削除された後で第三者が登録し直したものと、削除される前にオークションや個人間の譲渡で持ち主が変わったものがあり、この違いは後で説明する「登録日」の表示に効いてきます。
サイトの中身ごと買い取る「サイト売買」は別物です。運営中のサイトをそのまま引き継ぐ場合は、テーマも読者も継続するので、ここで扱う期限切れドメインの転用とはリスクの性質が違います。
新規ドメインとの違い:名前・費用・リンク・違反歴・登録日
| 項目 | 新規ドメイン | オールドドメイン |
|---|---|---|
| 名前の自由度 | 空いていれば何でも取れる | 売りに出ている名前から選ぶ |
| 取得費用 | 登録料のみ | 販売価格または落札額+登録料 |
| 外部からのリンク | ゼロから | 前の運営時代のリンクが残る |
| 過去の評価・違反歴 | 無い | 手動対策やスパム歴が残る場合あり |
| 登録日の表示 | 取得日 | 経路によって取得日にも元の日付にもなる |
違いの中心は「前の運営時代のリンクと評価が残る」点です。売る側はこれを利点として値付けしますが、Googleがそれを評価として引き継ぐと約束した文書はなく、むしろ違反歴という負の側面も一緒に付いてきます。
オールドドメインのSEO効果に関するGoogleの公式見解
ドメイン年齢は順位要因ではないとするMueller氏の回答
John Mueller氏は2017年4月12日、ドメイン年齢は順位に関係するかという質問にXで「no」とだけ答えています(Wayback Machineに保存された投稿、質問の文脈はSearch Engine Roundtableの記事)。2019年7月5日にも、ドメイン年齢は今もSEOに効くかという質問のスレッドで「No, domain age helps nothing.」と投稿しています(保存された投稿)。
「新しいドメインは一定期間上位に出ない」というエイジングフィルター説も、GoogleのGary Illyes氏が2016年12月12日の投稿で「we don’t have a Google sandbox」と否定しています(保存された投稿)。新規ドメインで順位が上がらない理由と見分け方はエイジングフィルターとは?新規ドメインが上位に出ない理由とGoogleの見解・見分け方で整理しています。年齢そのものに価値が無いなら、オールドドメインに払う対価は「残っているリンク」と「名前」に対するものになります。
2024年3月追加のスパムポリシー「期限切れのドメインの不正使用」
Googleは2024年3月5日、3つの新しいスパムポリシーを発表しました(Google検索セントラル ブログ)。そのひとつが「期限切れのドメインの不正使用」です。現行のスパムに関するポリシー(日本語版の最終更新は2026年9月2日)は、次のように定義しています。
期限切れのドメインの不正使用とは、期限切れのドメイン名を主に検索ランキングを操作する目的で購入し、ユーザーにとってほとんどまたはまったく価値がないコンテンツをホストするために再利用することです。
例として挙がっているのは、以前に政府機関が使っていたサイトにアフィリエイトコンテンツを載せる、非営利の医療団体のサイトで医療関連商品を売る、小学校のサイトにカジノ関連のコンテンツを載せる、の3つです。3つに共通するのは、公共性の高い団体が築いた評判を、営利目的や別分野のコンテンツの検索集客に流用している点です。医療団体の例のように分野が近くても、順位操作を主目的に取得し、ユーザーにほとんど価値のないコンテンツへ転用すれば対象になるため、テーマの一致だけでは判定できません。
同じブログは、この行為は「うっかりやってしまうものではない」とし、一方で古いドメイン名を人のための新しいオリジナルのサイトに使うのは問題ないとも書いています。判定の軸は、ドメインが中古かどうかではなく、目的が順位操作か、載せる中身に価値があるか、の2点です。ポリシーに違反したサイトは順位が下がるか検索結果に表示されなくなる場合があり、手動による対策が行われるとSearch Consoleに通知が届きます。
被リンクの「引き継ぎ」を前提にした計画が危うい理由
販売サイトの説明では「被リンクを引き継げるので早く上位に出る」とされることがありますが、前の所有者時代のリンクがどこまで評価されるかについて、Googleは公式に何も約束していません。このポリシーが問題視しているのは、期限切れドメインを順位操作を主目的に取得し、以前の評判に頼って価値の低いコンテンツを検索上位に出そうとすることです。
リンクの評価を当てにした事業計画は、Googleの側が評価を無視すると決めた時点で前提が崩れます。ドメインの価値を表すとされるスコアも第三者ツールの推定値で、Googleの評価ではありません(Ahrefsの指標の定義はドメインレーティング(DR)とは?Ahrefs公式の定義・目安・調べ方を参照)。
中古ドメインのメリットとデメリット:残る利点2つと引き受けるリスク
当社が購入判断で重視する利点は、名前と既存の訪問者の2つです。名前の面では、短い名前や前の運営と同じブランド名を取れます。訪問者の面では、前のサイトへのリンクやブックマークから来る人がいて、前のサイトと同じテーマを続けるなら、その人たちは新しいサイトの読者にもなり得ます。
リスクのほうが重く、種類も多くあります。重い順に並べると次のとおりです。
- 違反歴の持ち越し:前の所有者の時代に手動による対策を受けていれば、所有者が変わっても残ります。
- ポリシー違反と判断される危険:順位操作を主な目的として買い、読者にとって価値の低い中身を載せれば、上で見た3つの例と同じ扱いになります。前の運営と分野が離れていると、検索以外で読者が来る理由が乏しく、ポリシーの例に近い形になります。
- スパム的なリンクの残存:購入リンクやリンクファームからのリンクが大量に付いている場合があります。PBN(私的なブログ網)に使われていたドメインは典型です。PBNの見分け方はリンクファームとは?仕組みとSEOへの影響、PBN・相互リンクとの違いと見分け方で説明しています。
- ブランドの混乱:前のサイトを覚えている人が、別の事業者のサイトだと気づかずに訪れます。
- 費用:販売価格は被リンクの指標で決まることが多く、新規の登録料より高くなります。
利点は名前と一部の訪問者という限られた範囲にとどまる一方、リスクは表に出るとサイト全体の順位や、再審査・リンク整理の手間に及びます。「早く上位に出る」という効果を目的に買うと、利点のほうはGoogleの公式見解から根拠を失い、リスクだけが残ります。
期限切れドメインが市場に出るまでの流れと探し方
gTLDの期限切れから再登録までの日数
.comなどのgTLD(分野別トップレベルドメイン)は、ICANNの規則で期限切れから削除までの流れが決まっています。
| 段階 | 期間 | 根拠 |
|---|---|---|
| 自動更新猶予期間 | 最長45日(レジストラが任意で設定) | ICANN 期限切れドメインの案内 |
| 償還猶予期間(RGP) | 削除後30日 | ICANN ERRP |
| 削除保留 | RGP終了後5暦日 | ICANN EPPステータスコード |
| 再登録可能 | 削除保留の後 | レジストリから消去 |
自動更新猶予期間はICANNの案内でレジストラの任意とされており、日数は事業者ごとに違います。削除後30日の償還猶予期間は期限切れ登録回復ポリシー(ERRP)がスポンサー付きgTLDを除くすべてのgTLDレジストリに義務づけており(3.1)、その後5暦日でレジストリのデータベースから消えます(EPPステータスコードの解説)。.jpは日本レジストリサービス(JPRS)の規則で動くので、この日数は当てはまりません。
削除後に新しく登録されたドメインは、移管にも制約がかかります。ICANNの移管ポリシー3.7.5は、登録日から60日以内の移管申請を現在のレジストラが拒否できると定めています。落札したレジストラから普段使いの管理会社へ移す予定なら、2か月ほど動かせない前提で計画します。
中古ドメインの入手経路:ドメインオークション・販売事業者・サイト譲渡
入手経路は3つあります。レジストラが運営するドメインオークションでは、期限切れ間近のドメインや削除されたドメインに入札します。中古ドメインの販売事業者は、被リンクの指標などを付けて定額で売ります。運営中のサイトの譲渡では、ドメインと中身をまとめて買います。
オークションの対象が期限切れ前のドメインか削除後のドメインか、落札後の支払い期限や移管の条件は事業者ごとに違うので、入札前に規約で確かめます。どの経路でも、販売ページの指標は売り手が選んだ数字です。次の章の4項目は、買う側が自分で確かめる必要があります。
中古ドメイン購入前の確認項目と調査手順
過去の運営内容:Wayback MachineのCDX APIによる履歴確認
最も重要なのは、前に何が載っていたかです。Wayback Machineの画面でも見られますが、CDX Server APIを使うと、トップページの保存日時を年1件ずつに絞って取り出せます。
curl -s "https://web.archive.org/cdx/search/cdx?url=issoh.co.jp&output=json&fl=timestamp,original,statuscode&filter=statuscode:200&collapse=timestamp:4"
collapse=timestamp:4は、隣り合う結果のうち保存日時の先頭4桁(年)が同じものを1件にまとめる指定です。まとめるのは隣接する行だけなので、matchType=domainでサイト内の全URLを対象にすると、URLごとに年の一覧が並び、サイト全体で年1件にはなりません。まずはこの例のようにトップページだけを指定します。
2026年10月6日に当社のドメインで実行すると、2015年・2016年・2018年・2023年・2024年・2025年・2026年の7件が返りました(http・https・wwwの有無は同じページとして扱われています)。2017年や2019〜2022年は応答が200の保存がありませんが、JPRSのWHOISで見る登録日は2014年3月17日のままで、登録はこの間も続いています。保存の無い年があっても、ドメインが手放されていたとは限りません。返ってきた日時をhttps://web.archive.org/web/日時/URLの形で開けば、その年のページを見られます。
見るべきは3点です。前の運営と自分が使うテーマが同じか、途中でテーマが変わった年が無いか(ギャンブル・アダルト・医薬品・無関係なアフィリエイトへの転用は買わない理由になります)、そして削除された後に別人が短期間だけ運営した形跡が無いかです。
登録日:RDAPとJPRS WHOISで読む「ドメイン年齢」の正体
販売ページの「ドメイン年齢」は、何を起点に数えたかで意味が変わります。レジストリが持つ登録日(creation date)は、削除された後に新しく登録されるとその日付になります。削除前にオークションや譲渡で持ち主が変わった場合は、元の登録日が残ります。登録日が新しいのに「運営歴15年」と書かれている場合は、何を起点に数えたのか、売り手に根拠を確認します。
.comの登録日は、レジストリのRDAP(登録データの照会プロトコル)で確かめられます。
curl -fsS https://rdap.verisign.com/com/v1/domain/example.com | jq -r '.events[] | select(.eventAction=="registration") | .eventDate'
JSONから登録日だけを取り出すのにjqを使っています。2026年10月6日の実行では1995-08-14T04:00:00Zが返りました。何も表示されないときは、まずcurlのエラー表示と通信状態を確認します。この例の接続先は.com専用なので、他のTLDでは対応するRDAPサーバーに変更します。ブラウザで見るならICANN Lookupが使え、こちらもRDAPで現行の登録データを取りに行く仕組みです。.jpは同日時点でIANAのRDAP一覧に載っていないため、JPRSのWHOISで登録年月日を確認します。英語表示の項目名は、属性型・地域型JPでは[Registered Date]、汎用JPでは[Created on]です。
whois -h whois.jprs.jp "example.jp/e"
登録日を見る目的は、年齢の価値を測ることではありません。一度削除されたかどうか、つまり前の運営との連続性が切れているかを知るためです。
被リンクの中身:本数より、リンク元のテーマと不自然なアンカー
被リンクは本数ではなく中身を見ます。リンク元が前の運営テーマと同じ分野のサイトか、アンカーテキストに無関係な商品名やカジノ・ローンなどの語が並んでいないか、短期間に大量のリンクが付いた時期が無いか、の3点です。購入前はAhrefsなど第三者ツールの被リンク一覧で確かめ、購入後はSearch Consoleの「リンク」レポートでGoogleが把握しているリンクと突き合わせます。点検の手順はリンクプロファイルとは?構成要素の見方とSearch Consoleでの点検・否認の判断基準にまとめています。
商標・ブラックリスト・インデックスの残り
ドメイン名に他社の商標が含まれていると、紛争の申し立てを受けるおそれがあります。迷惑メールの送信元としてブラックリストに載っていると、そのドメインから送るメールが届きにくくなります。Spamhausのドメインブロックリスト(DBL)などの照会ページで、ドメイン名が載っていないか確かめておきます。site:ドメイン名で検索すると、前のサイトのページがまだ表示されるかを確かめられます。ただしsite:検索の結果はインデックスの全件ではないため、旧URLを見つける手掛かりにとどめ、件数の見積もりには使いません。
購入後にSearch Consoleで行う手順と旧URLの扱い
取得したら、コンテンツを公開する前に次の順で確認します。
- Search Consoleにドメインプロパティを追加し、DNSで所有権を確認する。
- 「手動による対策」レポートを開き、緑のチェックマークが出ているか確かめる。対策が出ていれば内容を記録する。
- 「セキュリティの問題」レポートで、前の運営時代のハッキングやマルウェアの検出が残っていないか確かめる。
- 「ページのインデックス登録」と「リンク」レポートで、前のサイトのURLとリンク元を把握する。
- 新しいサイトで使わない旧URLは、新サイトの関係ないページへ転送せず、404のまま返す。
手動による対策が残っていた場合、手動による対策レポートのヘルプには「サイトを最近購入した場合」という節があり、レポートの問題を修正したうえで、最近取得したことと違反しなくなったことを再審査リクエストで伝えるよう書かれています。書き方はGoogleの再審査リクエストの書き方|理由の記載例と手動による対策の解除手順を参照してください。
リンク否認ツールは、Googleのヘルプが「ほとんどのサイトではこのツールを使う必要はありません」としています。使うのは、スパム的なリンクが大量にあり、それが手動による対策の原因になっているか、なり得る場合に限ります。なお、リンク否認ツールはドメインプロパティに対応していないため、使う場合はURLプレフィックスプロパティも追加します。旧URLを転送する場合は、内容が対応するページへの恒久的なリダイレクト(301または308)に限ります。設定方法はリダイレクトとは?301・302・307・308の違いと.htaccess・Nginx・PHPでの設定方法で説明しています。
オールドドメインを買うべきでない場面と判断基準
判断は「そのドメインが無かったら、このサイトは成り立つか」で決めます。成り立つなら、中古である理由は名前だけなので、名前に払える額だけ払えばよい話です。成り立たない、つまり残っているリンクや評判が無いと集客できない計画なら、前提がGoogleの扱い次第で崩れるため、当社は購入を勧めません。ただし、この条件だけでGoogleのポリシー違反と決まるわけではありません。
次のどれかに当てはまる場合は見送ります。
- 前の運営と自分のサイトのテーマが無関係(政府機関・学校・医療団体・NPOなど公共性の高い前歴は特に避ける)
- Wayback Machineで、ギャンブル・アダルト・医薬品・無関係なアフィリエイトに使われた年がある
- 購入の主な理由が「被リンクの指標が高い」「ドメイン年齢が古い」
- 買ったドメインを自社の本サイトへ301で転送し、評価を移すつもりでいる
- 複数のドメインを買って記事を載せ、本サイトへリンクを張る(PBNの構築)つもりでいる
逆に買ってよいのは、前の運営と同じテーマを続ける場合(同業の事業承継、閉鎖した団体の活動を引き継ぐ等)か、名前そのものに事業上の価値があり、履歴に問題が無い場合です。新しい事業で集客を急ぐ目的なら、新規ドメインで中身を積むほうが、前の所有者の違反歴やリンクを引き受けずに済むぶん、見通しが立てやすくなります。
よくある質問
中古ドメインは禁止されているのですか?
中古ドメインを買うこと自体は禁止されていません。Googleが禁じているのは、期限切れのドメインを主に検索順位を操作する目的で買い、ユーザーにほとんど価値の無いコンテンツを載せることです。2024年3月5日のブログでは、古いドメイン名を人のために作った新しいオリジナルのサイトに使うのは問題ないとしています。判定の軸はドメインが中古かどうかではなく、購入の目的と載せる中身の価値です。もちろん、ほかのスパムポリシーにも従う必要があります。
中古ドメインの相場はいくらですか?
一律の相場はありません。販売価格は売り手が被リンクの本数や第三者ツールのスコアをもとに付けることが多く、同じ年数のドメインでも大きく違います。ただしGoogleはドメイン年齢を順位要因と認めておらず、スコアもGoogleの評価ではないので、価格の高さは検索での効果を保証しません。名前そのものに払ってよい額を基準に判断するのが安全です。
中古ドメインのSEO効果はいつまで続きますか?
Googleは、前の所有者時代のリンクや評価を引き継ぐとも、その期間がどれくらいとも公表していません。前のサイトのテーマについて張られたリンクは、新しい中身と無関係なら読者にとって意味が薄く、効果を期間で見積もること自体に根拠がありません。前と同じテーマであることや新しいリンクの獲得だけでは、順位や効果の継続期間は決まりません。
ドメイン年齢はSEOに影響しますか?
影響しないというのがGoogleの回答です。John Mueller氏は2017年4月12日にXで「no」、2019年7月5日に「No, domain age helps nothing.」と投稿しています。新しいサイトが上位に出ない理由は、リンクや言及の少なさだけでは判断できません。クロール・インデックス登録の状況や、検索意図との関連性、コンテンツの品質も確認します。登録日の古さを理由に中古ドメインを選ぶ意味はありません。
購入したドメインに手動による対策が付いていたらどうすればよいですか?
Search Consoleの「手動による対策」レポートで問題の種類と影響範囲を確かめ、原因を修正してから再審査リクエストを送ります。Googleのヘルプは、所有する前から違反していたサイトを最近購入した場合、取得したことと違反しなくなったことを再審査リクエストに書くよう求めています。スパム的なリンクが原因なら、リンクの削除を試みたうえで、残ったものだけを否認ツールに登録します。