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Googleコアアップデートとは?最新2026年5月・2021年11月以降の履歴と順位下落時の確認手順

Googleコアアップデートとは?最新2026年5月・2021年11月以降の履歴と順位下落時の確認手順

Googleコアアップデートとは、検索の順位付けに使うアルゴリズムとシステム全体に、年に数回まとめて加えられる大規模な変更です。特定のサイトを狙った処分ではありません。2026年10月29日時点で最新のコアアップデートは、2026年5月21日(日本時間では5月22日)に始まり6月2日に完了した回で、それ以降、ダッシュボードで新たな大規模コアアップデートは告知されていません。この記事では、Googleの公式ドキュメントと検索ステータス ダッシュボードの記録をもとに、2021年11月以降の全履歴、順位が動く理由、順位が下がったときにSearch Consoleで確かめる手順を順に説明します。SEO全体の最近の変化はSEOの最新動向【2026年10月時点】AI検索の公式方針・更新年表と今後の対策で扱っています。

まとめ:Googleコアアップデートの要点

  • 最新は2026年5月:開始は5月21日、完了は6月2日で、所要期間は11日21時間でした。2026年は3月と5月の2回です。
  • 頻度は年2〜4回:ダッシュボードに載る2022年以降は、2022年2回、2023年4回、2024年4回、2025年3回です。
  • 処分ではなく評価の見直し:公式ドキュメントは「特定のサイトや個々のウェブページを対象とするものではありません」と説明しています。順位が下がってもガイドライン違反とは限りません。
  • 下がったら完了の1週間後に比べる:ロールアウト完了を確かめ、1週間以上待ってから、開始前の1週間と比べます。2位から4位程度の下落なら大きな手直しは不要です。
  • 回復には数か月かかることがある:改善しても、効果が出るのは次のコアアップデートになる場合があります。各回の「傾向」は公式発表ではなく観測なので、自社のデータで確かめてから動きます。

Googleコアアップデートの定義と仕組み

Googleの公式ドキュメント「Google 検索のコア アップデートとウェブサイト」は、コアアップデートを「年に数回、検索アルゴリズムとシステムに重要かつ大規模な変更を加え」るものと定義しています。同じページには「一般的に、ほとんどのサイトではコア アップデートについて気にかける必要はなく」とも書かれています。順位の上下が自社の売上に直結するサイトを除けば、毎回対応に追われる性質の更新ではありません。

呼び名は「コアアップデート」「コアアルゴリズムアップデート」「コアアプデ」と揺れていますが、指しているものは同じです。Googleの英語の告知では「core update」、日本語ドキュメントでは「コア アップデート」と表記されています。

相対評価による検索順位の変動

公式ドキュメントは、2019年に作った「お気に入りのレストラン20軒」のリストを見直す例えで仕組みを説明しています。新しい店が増え、評価を上げる店も出てくるので、リストの顔ぶれは変わります。そのうえで「順位が下がったレストランが必ずしも『悪い』というわけではなく、単に他のレストランがトップ 20 に入った」と書いています。

自社のページを何も変えていないのに順位が下がるのは、この相対評価のためです。同じ検索語で競合のページが評価を上げれば、自社のページは押し出されます。原因を自社ページの欠点だけに求めず、上位に来たページが検索者の質問にどう答えているかを並べて見ることが、分析の出発点になります。

スパムアップデート・Discoverのコアアップデートとの違い

ダッシュボードの「Ranking」欄には、コアアップデート以外の更新も載ります。対策の向きが違うので、順位が動いた時期にどの更新が重なっていたかを最初に確かめます。

更新の種類 対象 直近の実施 基本の対応
コアアップデート 検索全体の評価 2026年5月21日 コンテンツの質を見直す
スパムアップデート スパムポリシー違反 2026年9月24日 違反箇所を取り除く
Discoverのコアアップデート Discoverフィード 2026年2月5日 Discoverの指針を確認
小規模なコアアップデート 検索全体の評価 告知されない 日々の改善を続ける

スパムアップデートは、自動化などでランキングを操作する行為を対象にした更新で、評価の見直しであるコアアップデートとは性質が異なります。詳しくはスパムアップデートとは?Google公式の定義と実施履歴・リンクスパム分の評価が戻らない理由で解説しています。

2026年2月5日に始まったDiscoverの更新は、検索セントラル ブログの告知で、自国のサイトの記事を多く表示すること、扇情的な見出しやクリックベイトを減らすこと、専門性のあるサイトの詳しく新しい記事を増やすことの3点を挙げています。ダッシュボードの告知では、対象は米国の英語ユーザーで、ほかの国と言語へは今後広げる予定とされています。Discoverの表示条件はGoogle Discoverの設定方法と仕組み|オン・オフ、フィード内のカード、表示させる条件にまとめています。

最新のGoogleコアアップデート:2026年5月

2026年5月のコアアップデート(May 2026 core update)は、ダッシュボードの記録では協定世界時の5月21日15時40分に始まり、6月2日12時40分に完了しました。日本時間に直すと5月22日0時40分から6月2日21時40分までです。告知文は「完了まで最大2週間かかる」というもので、実際の所要期間は11日21時間でした。

2026年はこの前に3月27日開始の回があり、4月8日に完了しています(所要期間12日4時間)。5月の回のあと、10月29日までにダッシュボードに載ったランキング更新は、6月24日・8月18日・9月24日のスパムアップデート3回だけです。次のコアアップデートの時期は告知されていません。始まったかどうかはGoogle検索ステータス ダッシュボードの更新履歴で確かめられます。

2026年5月の公式発表と業界による傾向分析の区別

2026年5月の回について、Googleがダッシュボードに出した説明は、開始の告知と「6月2日に完了した」という2行だけです。どんな種類のサイトを上げ下げしたかは書かれていません。3月の回も、2025年12月の回も同じ形式でした。

一方、SEO会社の解説記事には「口コミや体験談が増えた」「サイト全体のテーマ性が重視された」といった傾向が並びます。これらは順位計測ツールや担当サイトの変動から各社が読み取った観測であり、Googleが認めた評価の変更ではありません。観測は担当しているサイトの業種に偏りやすく、会社ごとに結論が食い違うこともあります。参考にするのはかまいませんが、自社の施策を変える根拠には、自社のSearch Consoleで下落したページと検索語を特定した結果を使ってください。

Googleコアアップデートの全履歴(2021年11月〜2026年5月)

ダッシュボードの更新履歴に残るコアアップデートは、2021年11月から2026年5月までの16回です。日付はダッシュボードの表示どおりで、日本時間では翌日になる回もあります。

回 開始日 所要期間
2026年5月 2026年5月21日 11日21時間
2026年3月 2026年3月27日 12日4時間
2025年12月 2025年12月11日 18日2時間
2025年6月 2025年6月30日 16日18時間
2025年3月 2025年3月13日 13日21時間
2024年12月 2024年12月12日 6日4時間
2024年11月 2024年11月11日 23日13時間
2024年8月 2024年8月15日 19日4時間
2024年3月 2024年3月5日 45日
2023年11月 2023年11月2日 25日21時間
2023年10月 2023年10月5日 13日23時間
2023年8月 2023年8月22日 16日3時間
2023年3月 2023年3月15日 13日7時間
2022年9月 2022年9月12日 14日
2022年5月 2022年5月25日 15日
2021年11月 2021年11月17日 13日

所要期間は最短が2024年12月の6日4時間、最長が2024年3月の45日です。2026年の2回はどちらも12日前後で終わっています。間隔は一定ではなく、2025年6月の回から12月の回までは5か月以上空きました。「3か月ごとに来る」と決めて予定を組むより、ダッシュボードの更新を追うほうが確実です。

ダッシュボードの掲載範囲より前に実施された大きな更新は、当時の公式ブログや発表記録などで確認する必要があります。2003年のフロリダアップデートとは?2003年のGoogle順位大変動の実態と原因の諸説、2012年からのペンギンアップデートとは?2.0の変更点と1.0〜4.0の履歴・現在のリンク評価、品質系の更新の流れをまとめたクオリティアップデートとは?Googleの品質系アップデートの系譜と現在の扱いを参照してください。

2024年3月の回が転換点とされる理由

2024年3月5日の検索セントラル ブログの告知は、この回を「通常のコアアップデートより複雑」で、複数のコアシステムを変える更新だと説明しました。告知した完了までの期間は「最大1か月」でした。実際には45日かかり、表の中で最も長い回です。

この回で、2022年に始まったヘルプフルコンテンツシステムはコアのランキングシステムに組み込まれました。ランキングシステムのガイドは、このシステムを「廃止されたシステム」の欄に移し、2024年3月にコアのランキングシステムの一部になったと記しています。それ以降、ヘルプフルコンテンツアップデートが単独で実施されることはなくなりました。経緯はヘルプフルコンテンツアップデートとは?3回の実施履歴と2024年3月のコア統合後の扱いで解説しています。

効果の数字が公表された数少ない回でもあります。Googleの公式ブログは当初、この更新とそれ以前の取り組みを合わせて、検索結果の質が低く独自性のないコンテンツを40%減らす見込みとしていました。4月26日の追記では、4月19日に展開を終え、減少は45%になったと報告しています。

コアアップデートで順位が下がったときの確認手順

公式ドキュメントは、コアアップデートの時期に順位が下がったときの確認手順をSearch Consoleの使い方として示しています。順番どおりに進めると、慌てて記事を書き換える失敗を避けられます。

  1. ロールアウトの完了を確かめる:ダッシュボードで開始日と終了日を控えます。展開中の順位は日ごとに揺れるので、途中の数字では判断しません。
  2. 完了から1週間以上待って比べる:完了の1週間後に、ロールアウト開始前の1週間と直近の1週間を検索パフォーマンスレポートで比べます。
  3. 上位のページと検索語の下がり幅を見る:公式は、2位から4位のような小さな下落なら抜本的な対策は不要とし、4位から29位のような大きな下落ならより詳しく評価するよう勧めています。
  4. 検索タイプを分けて見る:ウェブ検索、画像検索、動画、ニュースのどこで減ったかを個別に確かめます。

順位下落と他の更新・ランキング障害との時期の照合

コアアップデートの前後には、別の更新が近い日付で動いていることが少なくありません。2026年3月はスパムアップデートが3月24日に始まり、その3日後の27日にコアアップデートが始まりました。2024年12月はコアアップデートが18日に終わり、翌19日にスパムアップデートが始まっています。2024年8月15日にはコアアップデートと同じ日にランキングの障害が記録され、4日11時間続きました。

日付が重なる時期は、下落の原因をコアアップデートと決めつけられません。Search Consoleの「手動による対策」レポートと、各更新の展開期間に対する下落開始日の位置を確かめます。このレポートが通知するのは手動による対策で、日付の近さだけでも原因は特定できません。季節で検索数そのものが減る検索語では、前年の同じ時期とも比べます。

大きく下がったページの見直し方

サイト全体で大きな下落が続く場合、公式は「有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成」ページの自己評価の質問を使うよう勧めています。質問には次のようなものがあります。

  • コンテンツは、独自の情報、レポート、研究、分析を提供していますか。
  • 他のソースを参考にしたものである場合は、単なるコピーや書き換えではなく、付加価値とオリジナリティを十分に示すものですか。
  • 検索結果に表示された他のページと比較した場合、コンテンツは実質的な価値を提供していますか。
  • コンテンツに明らかな事実誤認はありませんか。

自社の担当者だけで答えると評価が甘くなるので、公式はサイトと無関係な第三者に評価してもらう方法も挙げています。最も下がったページから順に、上位に来たページと読み比べてください。

順位下落時に避ける場当たり的な修正と記事削除の条件

公式ドキュメントは、SEOに悪いと聞いたという理由でページの要素を消す「その場しのぎの修正」を避けるよう書いています。下落が小さいページについては、うまくいっているコンテンツには手を加えないことも勧めています。

記事の削除は「最終手段」とされています。修正のしようが無いと判断した場合に限って検討するもので、セクションごと消したくなるなら、そのセクションが検索エンジン向けに作られていた可能性がある、という書き方です。手直しの順番は、まず書き換えや構成の見直し、削除は最後です。

改善が順位に反映されるまでの期間

公式の説明では、改善の効果は数日で出ることもあれば、サイト全体が長く有用だとシステムが学習するまで数か月かかることもあります。数か月たっても変化が無ければ、次のコアアップデートを待つ必要があるかもしれないとしています。

ただし、大きなコアアップデートだけが回復の機会ではありません。Googleは告知しない小規模なコアアップデートも続けており、改善したページはそこで順位を戻すこともあると書かれています。逆に、改善しても順位が戻る保証は無いとも明記されています。

コアアップデートに左右されにくいコンテンツの作り方

コアアップデートのためだけの対策はありません。公式ドキュメントが見直しの基準として挙げるのは、日頃のコンテンツ作りと同じ自己評価の質問です。更新のたびに場当たり的な修正をするのではなく、その質問を使って読者にとっての有用性を継続的に改善してください。ただし、改善によって順位の維持や回復が保証されるわけではありません。

E-E-A-Tと一次情報

Googleの評価基準の説明に出てくるのがE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)です。自己評価の質問には、明確な情報源、著者やサイトの背景情報、専門家によるレビューの有無を問うものが含まれています。出典は事実を書いた段落にリンクし、更新日と書き手を明示するのが基本です。考え方の全体像はE-E-A-Tとは?Googleの評価4要素と品質評価ガイドライン現行版の読み方で整理しています。

避けたいのは、上位記事の見出しを集めて言い換えただけの記事です。自己評価の質問が「単なるコピーや書き換え」を名指ししているとおり、既存ページの言い換えだけでは、読者に提供する付加価値を示せません。自社で集計した数字、公式資料の原文、実際の手順など、ほかのページに無い情報を1つ以上入れてください。

AI生成コンテンツと大量生成の線引き

生成AIで書いたこと自体は、順位を下げる理由になりません。2023年2月の検索セントラル ブログは、Googleのランキングシステムが評価するのは制作方法ではなく品質だとしたうえで、「検索結果のランキング操作を主な目的として、コンテンツ生成に自動化(AI を含む)を利用することは、スパムに関する Google のポリシーに違反します」と書いています。

線を越えるのは、価値を足さずにページを量産したときです。スパムに関するポリシーは2024年3月に「大量生成されたコンテンツの不正使用」を加え、例の1つに「生成 AI ツールまたはその他の同様のツールを使用して、ユーザーにとっての価値を付加することなく大量のページを生成すること」を挙げました。この行為はスパム対策の対象になりますが、低品質なコンテンツとしてコアのランキングシステムによる評価にも影響する可能性があります。

Googleが順位付けに使う仕組みの一覧は検索アルゴリズムとは?Google公式の17システムとPageRank・BM25の仕組み【2026年】、公式が認める要因と否定する要因はランキングファクターとは?Google公式が認める要因と否定する要因の一覧【2026年10月時点】で確認できます。下落したページの調査やキーワード設計を社外に任せたい場合は、SEO内部施策・キーワード設計でも支援しています。

よくある質問

Googleコアアップデートはどのくらいの頻度で実施されますか?

年に2〜4回です。ダッシュボードの記録では、2022年が2回、2023年と2024年が4回、2025年が3回、2026年は10月29日時点で2回でした。間隔は一定ではなく、5か月以上空いた例もあります。

最新のコアアップデートはいつですか?

2026年10月29日時点では、2026年5月21日に始まり6月2日に完了した回が最新です。日本時間では5月22日の開始でした。次の回の予定は公表されていないので、検索ステータス ダッシュボードの更新履歴で確認してください。

「コアアルゴリズムアップデート」や「コアアプデ」はコアアップデートと同じですか?

同じものを指します。Googleの英語の告知では「core update」、日本語のドキュメントでは「コア アップデート」と表記されており、「コアアルゴリズムアップデート」や「コアアプデ」は国内での呼び方です。

コアアップデートが終わったかどうかはどこで確認できますか?

Google検索ステータス ダッシュボードの「Ranking」の更新履歴です。開始時に告知が載り、完了すると「The rollout was complete」という一文が追記されます。公式は、完了から1週間以上たってからSearch Consoleで分析するよう勧めています。

コアアップデートで順位が下がったら記事を削除すべきですか?

削除は最終手段です。公式ドキュメントは、まず書き換えや構成の見直しで改善できないかを考え、修正のしようが無い場合にだけ削除を検討するよう書いています。2位から4位程度の下落なら、記事に手を加えない選択も勧められています。

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