WordPressを複数人で編集するとき、最初に押さえるべき事実は1つです。Googleドキュメントのように同じ記事を同時に書き換えるリアルタイム共同編集は、2026年10月18日時点の最新版WordPress 7.1.3でも本体では有効になっていません。いまのWordPressでの共同編集は、ユーザーごとのアカウントと権限グループ、同時編集を止める投稿ロック、そして6.9で入ったノート(原稿へのメモ)を組み合わせて実現します。この記事では、それぞれの設定手順と、寄稿者が書いて編集者が直す校閲フローの組み方、リアルタイム共同編集がどこまで進んでいるかを、WordPress公式の一次情報とコアのソースコードで確かめた内容に沿って整理します。
まとめ:WordPress共同編集の要点
- リアルタイム共同編集は7.0(2026年5月)で除外され、7.1(2026年8月19日)でも無効のまま。7.2(2026年12月上旬予定)のロードマップからも意図的に外された。
- 共同編集の土台は、メンバー全員に個別のアカウントを作り、管理者・編集者・投稿者・寄稿者・購読者の5つの権限グループを役割で割り当てること。
- 同じ記事を2人が開くと投稿ロックが働き、後から開いた人には「この投稿は現在編集中です」と表示される。ロックは更新され続け、更新が止まると既定では最後の更新から150秒で失効する。
- 本文へのフィードバックは、6.9で入ったノートで書き込める。7.1からは選択したテキスト単位でも付けられ、@メンションで相手にメールが届く。
- 外部ライターは寄稿者にして「レビュー待ちとして送信」させ、編集者がノートで指摘して公開する。この流れはプラグインなしで組める。
- 公開済み記事の修正承認や編集カレンダーが要る段階で、PublishPress RevisionsやPublishPress Plannerを足す。
WordPress 7.1のリアルタイム共同編集:標準搭載の見送り
「WordPress 共同編集」で調べる人の多くが知りたいのは、複数人が同じ本文を同時に打ち込めるのかという点です。答えは「本体の標準機能としてはまだ使えない」です。WordPress 7.1 Field Guideには、7.1の開発期間に広くテストされたものの最終リリースでは有効化していない、と明記されています。なお「WordPress 6.6で共同編集機能が追加された」という説明を見かけることがありますが、6.6(2024年7月)にリアルタイム共同編集は入っていません。
7.0での除外から7.2ロードマップ外しまでの経緯
リアルタイム共同編集は7.0の目玉として開発が進んでいましたが、リリース直前に外されました。公式発表を日付順に並べると次のとおりです。
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 2026-05-08 | 7.0 RC3で除外を告知(7.1で再評価) |
| 2026-05-20 | WordPress 7.0「Armstrong」公開 |
| 2026-06-03 | 7.1向けの共同編集テスト募集を開始 |
| 2026-07-21 | 7.1からも見送りと追記 |
| 2026-08-19 | WordPress 7.1「Mary Lou」公開(無効のまま) |
| 2026-09-18 | 7.2ロードマップで対象外と明記 |
| 2026-10-14 | 同期方式の3案を実験プラグインで比較中と公表 |
7.0から外した理由として、公式の告知(2026年5月8日)は影響範囲の広さ、競合状態(レースコンディション)、サーバー負荷、メモリ効率、ファズテストで繰り返し見つかる不具合を挙げています。7.2のロードマップでは「7.1と同じく構成上の判断に時間が要るため、載せてから外すのではなく最初から載せない」と説明されました。少なくとも7.2までは本体に入らない見通しです。導入計画をリアルタイム共同編集の搭載前提で組むのは避けるべきです。7.0で入った機能と更新手順はWordPress 7.0「Armstrong」の新機能・変更点と安全なアップデート手順で整理しています。
Gutenbergプラグインの実験機能で試す場合の注意
開発中の機能そのものは、ブロックエディターの開発版であるGutenbergプラグインに入っています。2026年10月14日公開のGutenberg 24.2.0のソースでは、Experiments(実験機能)画面の「Enable real-time collaboration」で有効化する方式です。23.8.0で以前の設定値が削除されたため、以前試していたサイトでも改めて有効化しない限りオフになります。ソースから読み取れる現在の作りは次のとおりです。
- 同期データは投稿メタ(カスタムフィールド)に保存し、ブラウザとサーバーはHTTPのポーリングで変更をやり取りする。
- カスタムフィールドに対応していない投稿タイプでは、古い同期データが新しい本文を上書きするおそれがあるため自動で無効になる。
- 2026年10月14日の告知では、yjs-server・DE-RTC・intent-logの3つの同期方式を別の実験プラグインで比較している。DE-RTCは10秒ごとの保存で他人の変更が反映される方式で、カーソルが動いて見えるリアルタイム型ではない。
方式そのものがまだ決まっていない段階なので、本番サイトで有効にするのは勧めません。試すならステージング環境で、どの方式が自社のサーバー負荷に合うかを見る程度にとどめるのが安全です。
複数人編集の土台:アカウントと5つの権限グループ
共同編集の出発点は、ログイン情報を共有せず、一人ひとりにアカウントを作ることです。誰がいつ何を変えたかがリビジョンに記録され、退任した人のアカウントだけを止められます。WordPressには標準で5つの権限グループがあり、コアのソースで付与されている権限を整理すると次のようになります(シングルサイトの場合)。
| 権限グループ | 他人の記事の編集 | 公開 | 画像アップロード | ノート |
|---|---|---|---|---|
| 管理者 | 可 | 可 | 可 | 全投稿 |
| 編集者 | 可 | 可 | 可 | 全投稿 |
| 投稿者 | 不可 | 自分の記事のみ | 可 | 自分の投稿 |
| 寄稿者 | 不可 | 不可(レビュー待ち) | 不可 | 自分の投稿 |
| 購読者 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 |
管理者と編集者の差は、プラグイン・テーマ・ユーザー・サイト設定を触れるかどうかです。マルチサイトでは、これら5つの上に全サイトを管理する特権管理者が加わります。
公開権限を基準にした権限グループの選定
権限設計で迷ったら、「公開ボタンを押せる人」を先に決めます。外部ライターや新任者は寄稿者にすると、原稿は書けても公開はできず、「レビュー待ちとして送信」で編集者に回す形になります。寄稿者は画像をアップロードできないため、画像の差し込みは編集者が担います。常勤ライターを投稿者にする場合は、画像アップロードだけでなく、自分の記事を承認なしで公開できる権限も渡すことを確認してください。注意したいのは編集者で、シングルサイトでは管理者と同じくHTMLを制限なく入力できる権限(unfiltered_html)を持ちます。スクリプトを埋め込める立場なので、社外の人に編集者や管理者を渡すのは避けてください。
ユーザーを追加する手順
- 管理画面の左メニューで「ユーザー」→「ユーザーを追加」を開く。
- ユーザー名とメールアドレスを入力し、「権限グループ」で割り当てる役割を選ぶ。
- 「新規ユーザーにアカウントに関するメールを送信します」にチェックを入れたまま「ユーザーを追加」を押すと、本人にパスワード設定用のメールが届く。
- 役割を変えるときは「ユーザー一覧」で対象を開き、権限グループを変えて保存する。
メールが届かない場合は、入力したメールアドレス、迷惑メールフォルダー、サイトのメール送信設定を順に確認します。パスワードを管理者が決めて口頭やチャットで伝える運用は、記録が残るうえ使い回しも起きやすいので、送信設定を直すほうが安全です。
同じ記事を同時に開いたときの投稿ロックと上書き対策
複数人運用で防ぎたい事故の一つが、他の人の保存によって自分の修正が消える上書きです。WordPressは3.6(2013年8月)から、これを防ぐ投稿ロックを標準で備えています。
投稿ロックの仕組みと表示
誰かがブロックエディターで記事を開いている間に別の人が同じ記事を開くと、「この投稿は現在編集中です」という画面が出て、「(ユーザー名)が現在この投稿を編集中です。引き継ぎの操作を行わない限り、変更を加えることはできません。」と案内されます。文中のリンクから相手が編集中の内容をプレビューでき、ボタンは「エディターを終了」と「引き継ぐ」の2つです。
ロックの仕組みはコアのソースで確認できます。ブロックエディターは編集中、Heartbeat APIを10秒間隔でサーバーに送ってロックを更新し続けます。ブラウザのウィンドウが非アクティブになると間隔は120秒に延び、最後の更新から150秒たつとロックは失効します。編集画面を閉じたときはその場でロックを外す処理が走りますが、PCのスリープや通信切れで画面が放置された場合は、最長で150秒ほどロックが残ります。急ぎでなければ2〜3分待てば自然に外れます。
引き継ぎ・上書き事故の防ぎ方と戻し方
「引き継ぐ」を押すと、元の編集者の画面には「他の人がこの投稿の編集を引き継ぎました」と出て、その人はそれ以上編集できなくなります。相手が保存前の文章を抱えていると失われるので、押す前にチャットで一声かけるのが確実です。
それでも上書きが起きたときに頼れるのがリビジョンです。WordPressは既定で保存のたびにリビジョンを残し(WP_POST_REVISIONSの既定値はtrueで、件数の上限なし)、自動保存も60秒ごとに走ります。ただし自動保存は1つの投稿につきユーザーごとに1件しか残らず、新しい自動保存が古いものを置き換えます。消えた文章は、エディター右側の「リビジョン」から差分を見比べ、「このリビジョンを復元」で戻せます。担当記事を分けて同じ記事を2人が触らない体制にし、長い作業の途中でもこまめに保存する。この2点で、同時作業による競合と、未保存の修正を失うリスクを減らせます。
ノート機能による原稿へのフィードバック
原稿への指摘は、以前はプラグインかメール・チャットで管理するのが一般的でした。WordPress 6.9(2025年12月2日)で入ったノート(英語名Notes)により、エディター上の本文に直接メモを残すことが本体の標準機能でできるようになりました。日本語の管理画面では「ノートを追加」と表示されます。
ノートでできること(6.9〜7.1)
6.9の時点ではブロック単位でメモを付ける機能でした。7.1のリリース記事によると、7.1で次の点が加わりました。
- ブロック全体だけでなく、選択したテキストの一部にノートを付けられる。
- 太字・斜体・コード・リンクを使ったリッチテキストで書ける。
- 「@」で他のユーザーをメンションでき、メンションされた人にメールが届く。
- 同じブロックで複数のやり取りを並行でき、長いノートは折りたためる。
ノートは訪問者には表示されず、サイトエディター(テンプレート編集)では使えません。やり取りが終わったら「解決」で閉じます。提案した修正を承認・却下できる「提案モード」は、7.2の中心機能として開発が予定されている段階です。
ノートを使える権限と通知の設定
公式ドキュメントによると、ノートを見たり書いたりできるのは、その投稿を編集できるユーザーだけです。管理者と編集者は全投稿、投稿者と寄稿者は自分の投稿でノートを使え、購読者は使えません。寄稿者は他人の記事のノートを見られませんが、自分が編集できる記事では、複数の編集者や管理者とやり取りできます。
メール通知は既定で2つの場面に届きます。自分の投稿に他のユーザーがノートを付けたときと、ノートで自分がメンションされたときです。投稿者への通知が多すぎる場合は、「設定」→「ディスカッション」の「自分宛のメール通知」にある「誰でもノートを投稿する」のチェックで切り替えます。
カスタム投稿タイプでノートを有効にするコード
ノートが標準で有効なのは投稿と固定ページだけです。お知らせや導入事例などのカスタム投稿タイプでノートが出てこないのは、この仕様によるものです。WordPress 6.9の開発者向けノートに、テーマやプラグイン側で対応を足すコードが載っています。次のコードはそれをもとに、配列を結合する順序だけを変えたものです。投稿タイプ名 my-post-type を対象の識別子に置き換え、サイト専用プラグインなどに追加します。この処理が対象投稿タイプの登録後に実行されるよう、initフックの実行順序も確認してください。
function custom_add_post_type_support() {
$supports = get_all_post_type_supports( 'my-post-type' );
$editor_supports = array( 'notes' => true );
// add_post_type_support() は editor の下位設定を上書きするため、既存設定と結合する
if (
is_array( $supports['editor'] ) &&
isset( $supports['editor'][0] ) &&
is_array( $supports['editor'][0] )
) {
$editor_supports = array_merge( $supports['editor'][0], $editor_supports );
}
add_post_type_support( 'my-post-type', 'editor', $editor_supports );
}
add_action( 'init', 'custom_add_post_type_support' );
単純に add_post_type_support() で notes だけを渡すと、editor に設定済みの他の下位設定が消えてしまいます。そのため既存の設定と結合してから登録しています。開発者向けノートの例は既存の設定を後ろに置いて結合しているため、既存の設定に notes が false で入っているとそちらが優先され、ノートが有効になりません。上のコードは既存の設定を先に置き、notes を true で上書きする順序にしています(PHP 8.5で array_merge() の挙動を確認済み)。ブロックエディターで編集する投稿タイプであることが前提なので、register_post_type() で show_in_rest が true になっているかも確認してください。
標準機能による寄稿者・編集者の校閲フロー
権限グループ・レビュー待ち・ノートを組み合わせると、プラグインを入れなくても「書く人」と「直して公開する人」を分けた編集フローが作れます。外部ライターを抱えるオウンドメディアなら、まずこの形で回すのが最も保守の手間が少ない構成です。
- 外部ライターを寄稿者、校閲担当を編集者で登録する。
- 寄稿者が下書きを書き、「レビュー待ちとして送信」を押す。
- 編集者が記事を開き、直してほしい箇所を選択してノートを付け、@メンションで寄稿者に知らせる。
- 寄稿者が自分の記事を開いてノートを確認し、修正して解決にする。
- 編集者が最終確認して公開する。
このフローの弱点は、公開済みの記事を直すときです。寄稿者は公開後の自分の記事を編集できず、投稿者以上が直接直すと、承認を経ずにその場で本番に反映されます。公開済み記事の修正にも承認を挟みたい場合が、次に紹介するプラグインを入れる目安になります。
標準機能で足りない部分を補うプラグイン
プラグインは目的を1つに絞って選びます。WordPress.orgの掲載情報(2026年10月18日確認)は次のとおりで、いずれも7.1.3での動作確認が記載されています。
| プラグイン | 補う機能 | 版 | 有効インストール |
|---|---|---|---|
| PublishPress Revisions | 公開済み記事の修正を承認制にする | 4.2.0 | 10,000以上 |
| PublishPress Planner | 編集カレンダー・カンバン・通知 | 4.8.2 | 6,000以上 |
| PublishPress Authors | 1記事に複数の著者を表示 | 4.17.0 | 20,000以上 |
| Multicollab | インラインコメント・活動レポート | 5.5 | 300以上 |
PublishPress Revisionsは、公開済み記事への変更を「保留中のリビジョン」として溜め、管理者や編集者が承認・却下・予約公開できるようにします。前の章で挙げた弱点をそのまま埋める役割です。PublishPress Plannerは2022年12月の3.10.0で旧名PublishPressから改名したプラグインで、公開予定をカレンダーで管理したいメディア運営に向きます。
プラグインを足さないほうがよい場面
本文へのコメントだけが目的なら、6.9以降は標準のノートで足ります。Multicollabはテキストやメディアへのインラインコメントとメール通知を提供しますが、有効インストール数は300以上と小さく、標準のノートと機能が重なります。導入するなら、ノートに無い活動レポートや、ユーザー・カテゴリ別の進捗追跡が必要な場合に限るのが妥当です。プラグインは1本増えるたびに更新の確認と脆弱性対応の対象が増えます。標準機能で回る間は足さず、運用で困った点だけを補ってください。プラグインの更新確認を含めた日々の作業範囲はWordPress保守運用とは:作業範囲・費用相場と内製か外注かの判断基準を解説でまとめています。
複数のWordPressサイトをまとめて管理する方法
「複数人で1つのサイトを編集する」のではなく「複数のサイトを1か所で管理したい」場合は、方法が2つに分かれます。
1つのインストールで複数サイトを持つマルチサイト
マルチサイトは、1つのWordPressのコアファイルを複数のサイトで共有する本体の機能です。wp-config.phpに define( ‘WP_ALLOW_MULTISITE’, true ); を追記すると、「ツール」に「サイトネットワークの設置」が現れ、そこからネットワークを作成します。テーマとプラグインの導入・更新を特権管理者が一括で行えるのが利点です。一方で、すでに別々に立ち上げたサイトを後から束ねる用途には向きません。部署サイトや多言語サイトを最初から同じ基盤で作る場合に選ぶ方式です。
別々のサイトを管理画面から束ねるMainWP
サーバーも構成もばらばらな既存サイトをまとめて更新・監視したいなら、管理ツールを使います。MainWPは、管理用のWordPressにMainWP Dashboard(6.3・有効インストール20,000以上)を入れ、管理対象の各サイトにMainWP Child(有効インストール700,000以上)を入れて接続する仕組みで、プラグインやコアの更新を1画面から実行できます。制作会社が顧客サイトを保守する場面で使われる方式です。
複数人運用で押さえるセキュリティの注意点
編集メンバーが増えるほど、ログインの入口も増えます。共同編集を続けるうえで、次の4点は最初に決めておきます。
- 権限は必要最小限にする:公開権限や管理者権限を配りすぎない。編集者にもHTMLを制限なく入れられる権限がある点は前述のとおり。
- 退任時はすぐ削除する:ユーザーを削除する画面では「すべてのコンテンツを別のユーザーに割り当てます」を選ぶと、その人が書いた記事を残したままアカウントだけを消せる。「すべてのコンテンツを消去します。」を選ぶと記事ごと消えるので注意する。
- 二段階認証を必須にする:WordPress.orgのTwo Factorプラグイン(0.17.0・有効インストール100,000以上・WordPress 7.0以上が必要)で、ログインに認証アプリのコードなどを追加できる。考え方は二段階認証とは?二要素認証・多要素認証との違いと企業の導入判断を解説を参照。
- 使わない外部連携の入口を閉じる:外部アプリからの投稿に使われるxmlrpc.phpは、止め方によって止まる範囲が違う。詳しくはxmlrpc.phpとは?無効化で止まる範囲と止まらない範囲を実装から整理で解説している。
権限設計やカスタム投稿タイプへのノート対応、編集フローに合わせたサイト構成をまとめて見直したい場合は、WordPressサイト制作・CMS構築の支援も行っています。
よくある質問
WordPressで複数人が同時に同じ記事を編集できますか?
2026年10月18日時点の最新版7.1.3でも、本体の標準機能ではできません。同じ記事を2人目が開くと投稿ロックで止まり、一度に編集できるのは1人です。リアルタイム共同編集はGutenbergプラグインの実験機能として開発中ですが、7.2のロードマップにも入っていません。
「WordPress 6.6で共同編集が追加された」というのは本当ですか?
正確ではありません。6.6にリアルタイム共同編集は入っておらず、7.0では直前に除外され、7.1でも無効のままです。共同編集に関わる本体の新機能として実際に入ったのは、6.9のノート(原稿へのメモ)です。
複数人でWordPressを管理するには何から始めればよいですか?
メンバー分のアカウントを作り、権限グループを割り当てるところから始めます。外部ライターは寄稿者、公開を任せる人は編集者、という具合に「公開ボタンを誰に持たせるか」で決めると迷いません。
記事の予約投稿と共同編集の両方ができるCMSはありますか?
WordPressは標準で両方に対応しています。公開日時を未来に指定すれば予約投稿になり、共同編集は権限グループ・投稿ロック・ノートで行えます。WordPress以外の選択肢も含めて比べたい場合は、CMSとは?仕組み・種類・WordPressとヘッドレスの違いと選び方を発注視点で解説を参照してください。
共同編集にプラグインは必須ですか?
必須ではありません。権限グループ、投稿ロック、ノート、レビュー待ちの組み合わせで、書く人と公開する人を分けた運用まで標準機能で回せます。公開済み記事の修正を承認制にしたい、編集カレンダーが欲しいといった具体的な不足が出た段階で検討すれば十分です。