eCPM(effective Cost Per Mille)は、広告が1,000回表示されるごとにいくら稼げたかを表す指標です。課金方式がクリック課金でも成果報酬でも、最終的な収益を「1,000インプレッションあたり」にそろえて比べられるため、アプリやWebサイトで広告収益を得る媒体社が、広告表示あたりの収益を比べるときに使います。
本記事では、Google AdMobの公式定義に沿った計算式、CPM・RPMとの違い、Appodealの調査による日本と各国のフォーマット別の平均値を整理します。そのうえで、収益をリクエスト数・一致率・表示率・eCPMの4つに分けて見る方法と、eCPMが下がったときの確かめ方、収益につながる上げ方を解説します。
まとめ:eCPMの計算式と見方の要点
- 計算式:eCPM = 広告収益 ÷ インプレッション数 × 1,000。AdMobでは「推定収益額」を分子に使う。複数の広告ユニットをまとめるときは、各ユニットのeCPMを単純平均せず、収益の合計とインプレッションの合計から計算し直す。
- CPMとの違い:CPMは広告主側の1,000回表示あたりの費用、eCPMは課金方式を問わず収益(広告主側なら費用)から逆算した1,000回あたりの実効値。媒体社の収益指標として使われることが多い。
- 日本の平均値:Appodealのモバイルゲーム向け集計(2024年10〜12月)では、日本はリワード動画10.80ドル、インタースティシャル7.20ドル、バナー0.10ドル(iOS・Android平均)。リワード動画は掲載9か国中7位。
- 収益の分解:収益 = 広告リクエスト数 × 一致率 × 表示率 × eCPM ÷ 1,000。eCPMが上がっても、一致率や表示率の低下によって収益が減る場合がある。
- 上げ方:高単価フォーマットへの配置見直し、ビディングで入札競争を増やす、不要なカテゴリブロックの解除。フロアは収益の総額で効果を判定する。
eCPMの意味と計算式
AdMobの定義と基本の計算式
Google AdMobのレポート用語集は、eCPMを「インプレッション 1,000 回あたりの広告の推定収益額」と定義し、「推定収益額を獲得したインプレッション数で割り、1,000 を掛けて算出」すると説明しています。式にすると次のとおりです。
eCPM = 広告収益 ÷ インプレッション数 × 1,000
例)インプレッション 50,000 回で収益 25,000 円
eCPM = 25,000 ÷ 50,000 × 1,000 = 500 円
AdMobの管理画面で見るeCPMは確定額ではなく推定収益ベースです。AdMobの支払いは月単位で、1か月分の推定収益は翌月初めに確定して残高に計上されます。確定収益ベースで評価したいときは、確定後の金額と同じ集計期間のインプレッション数で計算し直します。
AdMobには「実際のeCPM」という別の項目もあります。過去の収益データから計算される第三者広告ネットワークの推定平均eCPMで、最適化を有効にした第三者ネットワークについてのみ表示されます。メディエーションで複数ネットワークを使うときに、ネットワークごとの単価を比べる用途の数字です。
「e(effective)」が付く理由とCPC・CPAからの換算
頭の「e」はeffective(実効)の略です。クリック課金(CPC)や成果報酬(CPA)で得た収益も、表示回数で割り直せば1,000回あたりの値にそろいます。形式の違う広告を同じ物差しで比べられることが、eCPMを使う主な理由です。以下のCPC・CPAには媒体社の受取単価を使い、率は1%なら0.01として計算します。
CPC課金の場合:eCPM = CPC × CTR × 1,000
例)CPC 50 円、CTR 1% → 50 × 0.01 × 1,000 = 500 円
CPA課金の場合:eCPM = CPA × 表示あたりのCV率 × 1,000
例)CPA 5,000 円、表示 10,000 回あたり 1 件 → 5,000 × 0.0001 × 1,000 = 500 円
どちらの例も、収益額から計算した場合と同じeCPM 500円になります。単価の見かけが違っても、比べているのは1,000回表示あたりの収益です。CPCの仕組みそのものはCPC(クリック単価)の計算式とクリック課金型広告の仕組みで解説しています。
Google アド マネージャーの「広告サーバーの平均 eCPM」も同じ考え方で、CPM・CPC・CPD(掲載期間課金)・vCPMの収益を合計し、広告サーバーのインプレッション数で割って1,000を掛けます。
複数の広告ユニットを合算するときの計算
アプリ全体やサイト全体のeCPMを出すとき、広告ユニットごとのeCPMを足して個数で割ってはいけません。表示回数の多いユニットと少ないユニットが同じ重みで扱われ、実態と離れた値になります。仮の数値で比べます。
| 広告ユニット | インプレッション | eCPM | 収益 |
|---|---|---|---|
| バナー | 90万回 | 20円 | 18,000円 |
| リワード動画 | 10万回 | 1,500円 | 150,000円 |
| 合計 | 100万回 | 168円 | 168,000円 |
2つのeCPMを単純平均すると760円ですが、収益の合計168,000円をインプレッションの合計100万回で割って1,000を掛けた正しい値は168円です。表示回数で重みを付けた平均になるので、表示回数の多いバナーの単価に強く引っぱられます。ネットワーク別・国別のeCPMを1つにまとめるときも同じで、平均値ではなく収益とインプレッションの合計から計算し直します。
eCPMとCPMの違い
2つは式の形が同じでも、誰の数字かが違います。広告主側の費用としてのCPMと、媒体社側の収益としてのeCPMを比較します。
| 項目 | CPM | eCPM |
|---|---|---|
| 主に使う立場 | 広告主(買い手) | 媒体社(売り手) |
| 意味 | 1,000回表示あたりの費用 | 1,000回表示あたりの実効収益 |
| 数値の扱い | 入札・契約単価、配信後の平均費用 | 配信実績の収益から算出 |
| 対象の課金方式 | 主にインプレッション課金 | CPC・CPA・CPMなどすべて |
| 同じ表示回数で高いと | 広告主のコスト増 | 媒体社の収益増 |
CPMは広告主側の1,000回表示あたりの費用です。入札額や契約単価として設定するほか、配信後の広告費を表示回数で割り、1,000を掛けて平均CPMも求めます。Google広告では通常のCPM(Max. CPM)の入札戦略はすでに提供終了しており、現在は視認可能と測定された1,000インプレッションに入札する視認範囲のインプレッション単価(vCPM)が案内されています。CPMの計算方法や相場はCPMの計算方法と計算式で詳しく扱っています。
媒体社のレポートでは、eCPMは集計期間中の収益を表示回数で割って1,000を掛けた値です。AdMobでは推定収益をもとに計算されます。
AdSenseのRPMとの関係
Google AdSenseではeCPMという言葉を使わず、RPM(Revenue Per Mille)で表示します。RPMには広告リクエストRPMなどもありますが、ここでは分母が異なる表示回数RPMとページRPMを比較します。
表示回数RPM = 見積もり収益額 ÷ 広告の表示回数 × 1,000 ← eCPMと同じ式
ページRPM = 見積もり収益額 ÷ ページビュー数 × 1,000
表示回数RPMはeCPMと実質同じ指標です。ページRPMは1ページビューあたりに実際に表示された広告の数で値が変わり、同じ収益で比べると、1ページビューあたりの表示回数が1を超えると表示回数RPMより高くなります。ただし広告枠を増やしてもページRPMが必ず上がるわけではなく、実際の表示回数と単価の変化しだいです。Webサイトの収益を比べるならページRPM、広告枠ごとの単価を比べるなら表示回数RPM(=eCPM)と使い分けます。
広告主側で使うeCPM:CPI×IPMとオークション
広告主側でも、CPC課金やCPI(インストール単価)課金で配信したキャンペーンを「1,000回表示あたりに直すといくらか」という意味でeCPMを使います。アプリ広告ネットワークを運営するUnityの解説記事は、ユーザー獲得側のeCPMを「eCPM = CPI * IPM」と示しています。IPMは1,000インプレッションあたりのインストール数です。
ユーザー獲得側:eCPM = CPI × IPM
例)CPI 2 ドル、IPM 5(1,000 回表示で 5 インストール)
eCPM = 2 × 5 = 10 ドル
同じ記事の仮想的な比較例では、eCPMが5ドルのキャンペーンAは、その例のネットワークで多くの表示を獲得するには低すぎ、10ドルのキャンペーンBは表示の大半を獲得できる水準だとしています。インストール単価を上げなくても、クリエイティブを改善してIPMが上がればeCPMが上がり、表示を取りやすくなります。媒体社が見るeCPMは、こうした広告主側の入札がオークションで競り合った結果です。CPI課金の仕組みはCPI広告の意味・計算式とCPA・CPMとの違いで整理しています。
日本のeCPM相場と各国との比較
eCPMの相場を公開しているデータとして、アプリ向け広告メディエーション事業者Appodealの「The Latest eCPM Report 2025」があります。10万本超のアプリと70以上の広告ネットワークのデータを2024年10〜12月の期間で集計したもので、国別の図表はモバイルゲームを対象にしています。原典は国別値をiOSとAndroidの棒グラフで示しており、iOS・Androidの平均値として数値を書き出したMistplayの記事(2026年3月13日公開)から、日本・米国・韓国・英国を抜き出すと次のとおりです。
| 広告フォーマット | 日本 | 米国 | 韓国 | 英国 |
|---|---|---|---|---|
| リワード動画 | 10.80ドル | 15.15ドル | 12.00ドル | 10.65ドル |
| インタースティシャル | 7.20ドル | 12.65ドル | 8.65ドル | 7.25ドル |
| バナー | 0.10ドル | 0.50ドル | 0.11ドル | 0.27ドル |
フォーマットによる差は国による差よりはるかに大きく、日本のリワード動画はバナーの約100倍です。日本は米国より、リワード動画で約3割、インタースティシャルで約4割低い水準です。Mistplayが各フォーマットで掲載した上位9か国の中で、日本はリワード動画が7位、インタースティシャルが7位、バナーが9位でした。原典のグラフでは、日本のリワード動画はAndroidが約11ドル、iOSが約10ドルで、平均の10.80ドルはこの2つの間に収まります。
この値は年末商戦を含む10〜12月の集計で、Appodealのレポート自身も、12月が全フォーマットで最もeCPMの高い月だったと書いています。年間平均とは区別して読みます。また、モバイルゲームのデータであり、ゲーム以外のアプリやWebサイトの相場を直接示すものではありません。自社の値が高いか低いかを判断するなら、AdMobの「eCPMトレンド」レポートが使えます。同じカテゴリの類似アプリについて、過去14日間のeCPMを匿名化した集計データと比べられる機能で、管理者が無効にしない限り既定で有効です。
eCPMだけで判断すると収益を落とす場面
eCPMは単価であって、収益の総額ではありません。AdMobのヘルプ「eCPM の変動について」は、推定合計収益額は平均eCPMに合計インプレッション数を掛けた額に基づくとしたうえで、eCPMが下がってもインプレッション数が増えれば推定収益額が増えることがある、と明記しています。eCPMだけを目標にすると、単価を上げる代わりに表示回数を削る設定を選んでしまいます。
広告収益の分解:リクエスト数・一致率・表示率・eCPM
インプレッション数そのものも、さらに分けられます。AdMobのレポート用語集は、一致率を「一致したリクエスト数 ÷ リクエスト数」、表示率を「表示回数を一致したリクエスト数で割って算出」と定義しています(ヘルプによっては一致率を「マッチ率」と表記)。メディエーション全体のレポートと広告ネットワーク別のレポートではリクエストの数え方が異なります。集計期間・対象・リクエストの集計単位をそろえれば、この2つの積はリクエストあたりの表示回数になります。基本の収益式は次のとおりです。ただし、AdMobのウォーターフォール広告ソースでは、無効なトラフィックにより表示上のeCPMと計算値が一致しない場合があります。
インプレッション数 = 広告リクエスト数 × 一致率 × 表示率
推定収益額 = 広告リクエスト数 × 一致率 × 表示率 × eCPM ÷ 1,000
例)リクエスト 100 万回、一致率 90%、表示率 80%、eCPM 300 円
インプレッション = 1,000,000 × 0.9 × 0.8 = 720,000 回
推定収益額 = 720,000 × 300 ÷ 1,000 = 216,000 円
この式で見ると、収益が変わったときにどの項目が動いたかで手の打ち方が変わります。
- リクエスト数が減った:アプリの利用者数や広告を出す画面の表示回数の減少、広告リクエスト頻度の変更などが考えられる。広告設定より先に、アプリ側の利用状況と実装の変更を確かめる。
- 一致率が下がった:リクエストに広告ソースからのレスポンスが返っていない。フロアの引き上げ、カテゴリブロックの追加、広告ソースの減少など、広告を返せる需要を絞る変更が起きていないかを見る。
- 表示率が下がった:広告は返ってきたのにユーザーに表示されていない。広告を読み込んでから表示するまでのタイミングなど、アプリ側の実装を見直す。
- eCPMが下がった:単価の問題。後述の「eCPMが下がったときの原因の切り分け」の順で原因を確かめる。
フロア価格を上げてeCPMが上がり、収益が下がる例
典型がeCPMフロア(最低価格)の引き上げです。AdMobのヘルプによると、設定したフロアに届かない広告リクエストはAdMobネットワークや入札の広告ソースでは満たされず、メディエーションのウォーターフォール側へ処理が回ります。このフロアは第三者のウォーターフォール広告ソースには適用されませんが、そちらでも配信可能な広告が返らなければ広告は表示されません。同じヘルプは、フロアの値を高くすると広告ユニットの広告掲載率が下がる可能性が高いとも書いています。次は仮の数値で試算した例です。
| 設定 | 広告リクエスト | 表示された割合 | インプレッション | eCPM | 収益 |
|---|---|---|---|---|---|
| フロア低め | 100万回 | 90% | 90万回 | 300円 | 27万円 |
| フロア高め | 100万回 | 60% | 60万回 | 400円 | 24万円 |
eCPMは33%上がったのに、収益は11%減っています。管理画面のeCPMだけを見ていると「改善した」と判断してしまう組み合わせです。上の分解式で言えば、eCPMの上昇分を、一致率と表示率の積の低下が打ち消しています。AdMobのヘルプも、フロアを変えると平均eCPMに影響し、最適化されたフロアを取り消したり下げたりすると入札単価が低くなってeCPMが下がることがある、と両方向の影響を書いています。
eCPMが下がったときの原因の切り分け
「eCPM の変動について」のヘルプは、eCPMを動かす要素として、市場とプラットフォームの傾向、ブロックするカテゴリの多さ、最低価格の変更を挙げ、対処として季節性の確認と最近の変更の確認を案内しています。これに沿って、次の順で確かめます。
- 推定収益額の総額が下がっているか。eCPMだけが下がり収益が保たれているなら、インプレッション数が増えた結果の可能性がある。
- 季節要因ではないか。自社の広告アクティビティレポートでeCPMの推移を前年比・前月比・前週比で見る。季節的な変動であれば自分では制御できない要因と考える。
- 自分の変更が原因ではないか。広告アクティビティレポートでマッチ率・eCPM・インプレッション数・推定収益額が変わった時点を探し、AdMobの変更履歴と照らし合わせる。予期しない変動につながっていれば設定を戻すことを検討する。
- 市場の傾向ではないか。ヘルプは、同じ期間にシンガポールでeCPMが上がりブラジルで下がる、といった国ごとの違いを例に挙げている。国別・プラットフォーム別にeCPMトレンドの類似アプリと比べる。
アプリ全体の収益力を見るなら、eCPMよりユーザー1人あたりの広告収益のほうが実態に近くなります。1人あたりの収益指標の考え方はARPUの計算式とARPPU・ARPAの違いで整理しています。
eCPMを上げる方法
ここからは、媒体社側で見直せる広告フォーマット、広告需要、カテゴリブロック、フロア設定を取り上げます。どれも収益の総額で効果を確かめるのが前提です。
高単価フォーマットへの配置見直し
前述の表では、リワード動画・インタースティシャル・バナーの間でeCPMに大きな差があります。アプリなら、ゲームのコンティニューやヒントなど「見れば報酬がもらえる」導線にリワード型の動画広告を置くと、ユーザーに視聴するかどうかを選んでもらえます。報酬型広告を入れるときは、報酬の内容と広告を提示するタイミングを合わせて設計し、導入後はeCPMと視聴完了率をそれぞれ測ります。
インタースティシャル(全画面広告)も単価は高いものの、表示タイミングを誤るとユーザー離脱やポリシー違反につながります。表示してはいけないタイミングはインタースティシャル広告で禁止される表示タイミングを確認してください。バナーは単価が低い代わりに邪魔になりにくく、表示回数を稼ぐ補完役と割り切ります。
ビディングとウォーターフォールによる広告需要の拡大
1つの広告ネットワークだけに枠を渡すと、その1社の入札額が上限になります。複数ネットワークを競わせるのがメディエーションで、方式は2つあります。
- ウォーターフォール:過去のeCPMの順にネットワークを並べ、上から順に広告を要求する従来方式。順番は手動や過去実績で決まる。
- ビディング(入札):各ネットワークがインプレッションごとにリアルタイムで入札し、最も高い額が落札する方式。
AdMobのヘルプは、入札やウォーターフォールの第三者ネットワークまで需要を広げることで広告枠の競争を活性化できる、と案内しています。Google アド マネージャーのOpen Biddingも、Ad Exchange・第三者のイールドパートナー・直接取引の広告を1つのオークションで比べて、インプレッションごとの収益を最大化する仕組みです。ネットワークごとの特徴はアドネットワークの仕組み・種類とDSP/SSPとの違いで解説しています。
カテゴリブロックの見直し
ブランドに合わない広告を避けるためのカテゴリブロックは、入札に参加できる広告主を減らします。AdMobのヘルプは、ブロックするカテゴリが大きいほどオークションとクリック単価への影響が大きくなるとし、すべての広告カテゴリの表示を許可するとより多くの広告主が入札できるようになる、必要であれば特定のサブカテゴリのみをブロックできる、と案内しています。「念のため」で広くブロックしている場合は、実際に問題になるサブカテゴリだけに絞ると入札が増えます。
フロア設定の運用
AdMobでは、既定ですべての広告ユニットに「Googleによる最適化」の最低価格(すべての価格)が設定されています。Googleによる最適化には高Floor・中間Floor(いずれもベータ版)もあり、最適化を使わず手動設定または無効を選ぶこともできます。前章の試算のように、フロアを上げるとeCPMが上がる一方で表示回数が減る場合があります。メディエーションのA/Bテストではメディエーショングループの入札用eCPMフロアを比較でき、判定には「推定月間収益」(そのパターンを全ユーザーに適用した場合に28日間で得られる収益の推定値)を使います。全ユーザーに適用した場合の見込みにそろえるため、配分の異なる2つのパターンを公平に比べるための目安になります。ただし推定値なので、推定勝算確率も確認し、公式が推奨する最低2週間を目安にテストしてから判断します。
よくある質問
eCPMとCPMの違いは何ですか?
CPMは広告主側の1,000回表示あたりの費用で、入札・契約の単価だけでなく配信後の平均費用としても使われます。eCPMは配信後の実際の収益を表示回数で割って1,000を掛けた実効値で、CPC・CPAなどどの課金方式の広告にも使えます。主に使う立場も、CPMは広告主、eCPMは媒体社です。
eCPMの計算方法は?
広告収益をインプレッション数で割り、1,000を掛けます。インプレッション50,000回で収益25,000円なら、25,000÷50,000×1,000=500円です。CPC課金の広告なら「CPC×CTR×1,000」でも同じ値になります。複数の広告ユニットをまとめるときは、収益とインプレッションをそれぞれ合計してから計算します。
eCPMの平均はいくらですか?
Appodealのモバイルゲーム向け集計(2024年10〜12月・iOS・Android平均)では、日本はリワード動画10.80ドル、インタースティシャル7.20ドル、バナー0.10ドルです。年末商戦を含む期間のモバイルゲームの参考値であり、Webサイトのディスプレイ広告の相場としては使えません。
eCPMやCPMは高い方が良いですか?
広告主にとってCPMは費用なので、同じ成果なら低い方が有利です。媒体社にとってeCPMは収益単価なので高い方が望ましいものの、フロア価格を上げてeCPMが上がり表示回数が減ると、収益の総額は下がることがあります。媒体社は収益総額で判断します。
eCPMとRPMの違いは?
Google AdSenseの表示回数RPM(広告の表示回数1,000回あたりの見積もり収益額)はeCPMと同じ式です。ページRPMは分母がページビュー数で、同じ収益で比べると、1ページビューあたりの実際の広告表示回数が1を超えると表示回数RPMより高くなります。