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i-Constructionとは?3本柱と2.0のロードマップ・着手順序を解説

i-Constructionは、国土交通省が2016年度から進めている建設生産プロセスの見直し施策です。2024年4月には後継となるi-Construction 2.0が公表され、掲げる数値目標は「ICTを入れて生産性を上げる」から「2040年度までに省人化3割」へ置き換わりました。この記事では、施策の3本柱の中身、2.0が示す3つのオートメーション化、短期5年から長期15年までのロードマップ、ICT施工が原則化される工種の年度別の広がり、そして中小規模の建設会社がどの順序で着手すべきかまでを整理します。

まとめ|i-Construction対応で先に着手する工種と投資判断の線引き

直轄工事の受注があるなら、判断の起点は自社の主力工種が原則化の対象に入っているかどうかです。2026年度(令和8年度)時点で、土工・浚渫工に加えて舗装工(施工対象範囲10,000㎡以上)と地盤改良工が発注者指定型の対象に広がりました。ここに自社の主力が入っていれば、対応の可否が入札の土俵に乗れるかどうかを左右します。

投資の順序は、機器の購入が先ではありません。先に決めるのは、現場で生まれた3次元データと施工履歴をどこに置き、既存の工事台帳や原価システムとどうつなぐかという運用設計のほうです。測量機器やマシンコントロール搭載機は、対象工種が確定してからリースで試すほうが回収の見通しが立ちます。

民間工事が売上の大半を占め、直轄・自治体の土木工事がほとんどない会社は、i-Constructionへの自社投資を急ぐ場面ではありません。その場合に効くのは、施工管理と原価の情報を社内で一元化する側の投資です。判断の分岐は事業規模ではなく、公共工事の受注比率にあります。

i-Constructionの定義と、2016年度の開始から2.0までの施策の変遷

i-Constructionの読み方と、国土交通省が定義する対象範囲

i-Construction(アイ・コンストラクション)は、測量・設計・施工・検査・維持管理という建設生産プロセスの全段階にICTを通し、現場の生産性を引き上げる取り組みを指します。国土交通省が2016年度(平成28年度)に打ち出しました。名称の「i」は情報(information)を指し、特定の機器や製品を意味しません。

誤解されやすいのが対象工事の範囲です。制度として動いているのは国土交通省の直轄工事が中心で、自治体工事や民間工事へは基準類の準用というかたちで広がっています。自社が受ける工事の発注者がどこかによって、i-Constructionが「義務」なのか「参考にする指針」なのかが変わります。

2016年度の開始時に置かれた生産性2割向上という数値目標の達成指標

開始時に掲げられた目標は、2025年度までに建設現場の生産性を2割向上させることでした。土工から着手したのは、3次元設計データと機械の制御が結びつきやすく、効果が数量で確認しやすい工種だったからです。

目標に対する到達度を把握する際は、実施率が判断しやすい指標です。国土交通省の資料では、2024年度時点で地盤改良工のICT施工の実施率は86%、舗装工は約75%に達しています。土工と浚渫工は直轄工事の9割前後で実施されています。まだ普及途上の技術ではなく、直轄工事では標準の施工方法になったと捉えるほうが実態に近いでしょう。

建設DX・ICT施工・BIM/CIMと施策範囲が重なる部分の切り分け

3つの用語は入れ子の関係にあります。ICT施工は、i-Constructionの1本目の柱を現場で実行する手段です。BIM/CIMは3次元モデルによる情報の受け渡しの枠組みで、設計から施工・維持管理まで通す部分がi-Constructionと重なります。制度としてはBIM/CIMとは?BIMとの違いと原則適用の対象範囲・社内データ基盤の整え方を解説で扱った原則適用が2023年度から動いており、こちらは成果品の要件が細かく決まっています。

一方の建設DXは、国の施策名ではなく事業者側の経営課題を指す言葉です。バックオフィスの効率化や原価管理の刷新まで含む広い概念で、i-Constructionはその中の施工・現場領域に位置します。会社全体の優先順位づけは建設DXとは?進まない構造要因と着手順・投資判断の線引きを解説の領域マップを起点にしてください。本記事は、その中で公共土木の制度対応にあたる部分だけを深掘りします。

トップランナー施策3本柱の中身と、受注者側に実際に降りてくる作業

3本柱は並列の理念ではなく、受注者に発生する作業量がそれぞれ違います。重い順に見ていきます。

1つ目の柱|測量から検査まで3次元データで通すICT施工の工程管理

もっとも作業が増えるのがこの柱です。ドローンやレーザースキャナーで現況を3次元計測し、3次元設計データを作り、マシンコントロールやマシンガイダンスを積んだ建設機械で施工し、出来形も3次元で計測して検査を受けます。この流れが工程として一本につながっている点が肝で、どこか1工程だけ3次元にしても効果は出ません。工程ごとに必要なデータと機器、土工・舗装工・浚渫工で変わる実施フローはICT施工とは?5工程の流れと工種別の機器・積算の扱いを解説で扱っています。

受注者側で新しく発生するのは、3次元設計データの作成と点群データの処理です。測量会社やコンサルタントへ外注する会社が多い工程ですが、出来形計測は施工中の頻度が高く、外注のたびに待ち時間が生じます。ここを内製へ寄せるかどうかが、最初の分岐になります。

2つ目の柱|コンクリート工の規格の標準化とプレキャスト化の狙い

2本目は、コンクリート構造物の設計から製造・施工までを一続きで見直す柱です。現場打ちを前提とした個別設計をやめ、規格を揃えた部材を工場で製造して現場では組み立てるプレキャスト化へ寄せる方向を指します。現場での型枠・鉄筋・打設の作業が減り、天候に左右される工程も短くなります。

受注者側の作業量は1本目ほど増えません。設計段階での判断が主で、施工会社の側は発注図書に沿って施工方法を組み替えることになります。ただし部材の運搬・揚重計画は現場条件に左右されるため、狭隘な市街地の工事では成立しない場面もあります。

3つ目の柱|2カ年国債による施工時期の平準化と経営への効き方

3本目は、技術ではなく発注のしかたの柱です。公共工事は年度末に工期が集中し、4月から6月が閑散期になる山谷が長く続いてきました。国庫債務負担行為(2カ年国債)やゼロ債務の設定で、この山谷をならす狙いがあります。

受注者に降りてくる作業はありません。効くのは経営のほうです。閑散期が縮めば、技能者を年間で抱えやすくなり、機械のリース期間も無駄が減ります。3本柱のうち、ICT機器への投資を伴わずに恩恵を受けられるのはこの柱だけです。

i-Construction 2.0の3つのオートメーション化と省人化3割の目標

2024年4月に公表されたi-Construction 2.0で、施策の重心は明確に移りました。

施工・データ連携・施工管理という3つのオートメーション化の中身

2.0が掲げるのは、施工のオートメーション化・データ連携のオートメーション化・施工管理のオートメーション化という3つの軸です。施工は建設機械の自動運転と遠隔操作、データ連携は設計から施工・維持管理までデータを人手で作り直さずに流すこと、施工管理は監督・検査の遠隔化と書類の自動生成を指します。

3つのうち、中小規模の建設会社が先に効果を感じるのは3つ目です。自動運転の建設機械は保有台数と現場規模がものを言いますが、電子小黒板や遠隔臨場は端末とネットワークがあれば始められます。優先順位を機械の自動化から入れると、投資額に対して現場の負担が減らないという結果になりがちです。

2040年度までに省人化3割・生産性1.5倍を掲げた背景の担い手不足

2.0の目標値は、2040年度までに少なくとも省人化3割、言い換えれば生産性1.5倍です。1.0の「2割向上」から数字が上がっただけに見えますが、意味合いが違います。1.0は同じ人数で生産量を増やす発想でした。2.0は、そもそも人が集まらない前提に立って、少ない人数で同じ量を仕上げる発想に切り替わっています。

背景にあるのは建設業就業者の高齢化です。2040年という年限は、現在の技能者層が大量に引退する時期と重なります。だから目標が「効率化」ではなく「省人化」という言葉で置かれました。この違いを押さえておくと、なぜ自動施工や遠隔施工が前面に出てきたのかが読めます。

1.0からの変更点|機械へのICT導入から現場の無人化へ移った軸

1.0の主役は、ICT機器を積んだ建設機械を人が操作する形でした。2.0では、人が操作する前提そのものを外していきます。1人の技能者が複数台を管理する遠隔施工、施工計画データに沿って機械が動く自動施工が、その到達点として置かれています。

受注者にとっての実務的な違いは、求められるデータの質です。人が見ながら操作するなら設計データに多少の粗さがあっても補正できますが、機械が自律的に動く前提では、設計データと現況データの精度がそのまま施工品質になります。データを作る工程の比重が、今後さらに上がっていきます。

短期5年・中期10年・長期15年で区切るロードマップと直近の実施実績

2040年度という年限は遠く見えますが、途中の区切りが示されています。

短期・中期・長期の3区切りで示された到達点と2040年度の位置

ロードマップは、短期を5年程度、中期を10年程度、長期を15年程度として組まれています。短期は現場の常時計測とリアルタイムのデータ利用、中期は大規模土工の自動化に必要な標準化、長期は大規模現場での自動施工の実現という並びです。

自社の計画に落とすときは、短期の区切りだけを見れば足ります。現場を常時計測してデータをリアルタイムに扱う体制は、機械の自動化を待たずに整えられる領域だからです。中期・長期の内容は大規模土工が前提で、そこに該当しない会社が今から準備する対象ではありません。

自動施工9件・遠隔施工41件という2025年度時点の実施件数の読み方

国土交通省が公表した2025年度時点の実績では、自動施工が9件(前年度4件)、遠隔施工が41件(前年度21件)と、いずれも前年度の倍前後に増えています。件数としては小さく、まだ試行の段階です。

注目すべきは別の数字です。施工で得たデータを施工管理まで広げるICT施工StageⅡが111件(前年度45件)へ伸び、そのうち69件は一般土木C等級の企業による実施でした。中堅・中小規模の会社が担い手の中心になっている領域があるという意味になります。自動施工の件数を見て「うちにはまだ関係ない」と判断すると、実際に裾野が広がっている側を見落とします。

ICT施工原則化の年度別拡大と、舗装工・地盤改良工に課される適用条件

制度対応として期限が切られているのは、この原則化の部分です。

2025年度の土工・浚渫工から2026年度の舗装工・地盤改良工へ

原則化とは、発注者があらかじめICT施工を指定する「発注者指定型」で発注される状態を指します。受注者が選ぶ余地はありません。年度別の広がりは次のとおりです。

年度 原則化の対象工種 適用の条件
2025年度(令和7年度) 土工 直轄工事で発注者指定型
2025年度(令和7年度) 浚渫工(河川・港湾) 直轄工事で発注者指定型
2026年度(令和8年度) 舗装工 施工対象範囲10,000㎡以上
2026年度(令和8年度) 地盤改良工 全面的に発注者指定型

舗装工に面積の条件が付いているのは、小規模な補修工事まで一律に課すと現場が回らないためです。地盤改良工は改良位置のガイダンスと施工履歴の記録が効きやすく、2024年度時点で実施率が86%に達していたことから、条件を切らずに広げられました。

発注者指定型で入札の土俵が変わる、未対応企業に生じる不利の中身

原則化された工種で対応できない場合、失うのは工事1件ではありません。総合評価落札方式では施工実績と技術提案が評価対象になるため、ICT施工の実績がない状態が続くと、次の案件の評価でも差が開きます。加えて2026年度の運用では、施工データを施工管理へ広げるICT施工StageⅡが総合評価の加点対象に位置づけられました。

もう1つ見落とされやすいのが積算です。ICT施工を前提とした補正係数が積算基準に組み込まれているため、対応していない会社はその前提で組まれた予定価格の中で従来工法を続けることになります。落札できても利益が残りにくい構造です。

未経験の会社が最初に入る枠組みと、簡易な機器から始める導入順序

いきなり3次元のマシンコントロールから入る必要はありません。未経験の企業や自治体工事が中心の企業向けに、2次元のマシンガイダンス(2DMG)など簡易な技術で始められる工事の枠組みが用意されています。丁張りの設置を減らすところから入る道筋です。

順序としては、出来形計測の3次元化から入るほうが失敗が少なくなります。測量機器のレンタルで始められ、施工方法そのものを変えずに済むためです。施工機械のマシンコントロール導入は、対象工種が原則化に入り、年間の施工数量が見えてから判断しても遅くありません。

施工データと基幹システムの連携で、社内に内製で残せる範囲の見極め

測量・施工・検査で生まれるデータが社内のどこに落ちるかの整理

i-Constructionを進めると、現場から出るデータの種類が一気に増えます。点群データ、3次元設計データ、施工履歴データ、出来形計測データ、写真と電子小黒板の記録。これらは容量も形式もばらばらで、扱う担当者も分かれます。

現場でよく起きるのは、点群データが現場PCの外付けディスクに残ったまま社内に共有されない状態です。工事が終われば誰も開かなくなり、次の工事で同じ場所を測り直すことになります。データの置き場を工事着手前に決めておくかどうかで、2年目以降の手間が変わります。

IoTセンサーと現場端末の入力を工事台帳につなぐ内製の切り分け

建設現場のIoTは、生コン車の運行管理、重機の稼働記録、法面や仮設構造物の変位計測など、目的ごとに機器が分かれます。各社の専用クラウドにデータが溜まる構成が一般的で、社内から見ると管理画面が現場の数だけ増えていきます。

ここで内製の対象になるのは、機器そのものではなく取り出したデータの受け皿です。稼働時間や搬入数量を工事番号に紐づけて工事台帳へ流し込む部分は、既存システムの構造がわかっていれば自社側で設計できます。受け皿になる仕組みの選び方は工事管理システムとは?機能・施工管理との違いから選び方・開発判断まで解説で整理しました。

外注に回すべき3次元データ処理と、社内に置くべき原価・工程情報

線引きははっきりしています。点群処理や3次元設計データの作成は、専用ソフトの習熟と処理能力の高いマシンが要る領域で、年間の案件数が少ない会社が内製しても採算に合いません。ここは外注が基本です。

反対に社内へ残すのは、工事ごとの原価・工程・実行予算といった経営判断に直結する情報です。この層を外部サービスに預けると、工種別の実績が自社に蓄積されず、次の見積もり精度が上がりません。基幹システム側の考え方は建設業向けERPの選び方|基幹システムとの違いと価格の実態にまとめています。既存の工事台帳と現場データの接続をどう設計するかは、建設業のDXコンサルティングで現状の仕組みを見たうえで相談してください。

中小建設業の着手順序と、i-Construction投資を見送るべき事業条件

公共工事の受注比率で決まる、着手すべき工種の順序と投資の順番

売上に占める直轄・自治体の土木工事の比率が高い会社ほど、着手は早いほうが得です。順序は次のようになります。

  1. 自社の主力工種が原則化の対象に入っているかを、発注機関の年度方針で確認する
  2. 出来形計測の3次元化を、機器のレンタルで1現場だけ試す
  3. 点群処理と3次元設計データの外注先を1社決め、費用と納期の実績を取る
  4. 施工履歴と写真・電子小黒板の保管場所を社内で1本化する
  5. 年間の施工数量が見えた段階で、マシンコントロール搭載機の購入かリースかを判断する

この順序の意図は、投資額の小さい工程から実績データを取ることにあります。3番目までは数十万円規模で試せます。5番目の機械投資は数千万円規模になるため、1番から4番の実績なしに踏み込むべきではありません。

民間工事が中心の会社がICT機器の自社購入を見送るべき判断条件

次の2つがそろう会社は、i-Construction関連の機器を自社購入すべきではありません。1つ目は、直轄・自治体の土木工事が売上の2割に満たないこと。2つ目は、原則化の対象工種(土工・浚渫工・舗装工・地盤改良工)の年間受注が数件にとどまることです。

この条件下では、機器の稼働率が上がらず、償却期間の途中で基準類が改定されます。必要な現場ではレンタルで対応し、投資は施工管理と原価の一元化へ振り向けるほうが回収できます。「いずれ民間工事にも広がるから今のうちに」という理由での先行投資は、根拠が薄いと考えてください。

機器を先に買って失敗する典型パターンと、先に決めるべき運用設計

失敗の形は、ほぼ次の3つに集約されます。

  • 補助金の公募時期に合わせて機器を購入し、扱える社員がいないまま倉庫で眠らせる
  • 3次元設計データの作成を外注せず社内で抱え、特定の1名に業務が集中して属人化する
  • 現場ごとにクラウドサービスを個別契約し、データが分散して社内で串刺しに見られない

いずれも、機器や契約が先に決まり、データの流れが後回しになったことが原因です。先に決めるべきは、どのデータを誰が作り、どこに置き、どのシステムから参照するかという運用設計のほうです。この設計図があれば、機器選定は後から埋められます。

よくある質問

i-Constructionをめぐって現場から挙がることの多い質問を、制度上の扱いと実務の判断に分けて答えます。

i-Constructionとi-Construction 2.0は何が違うのですか?

目標の置き方が違います。2016年度に始まったi-Constructionは、2025年度までに生産性を2割向上させることを目標とし、ICT施工・規格の標準化・施工時期の平準化の3本柱で進めてきました。2024年4月に公表されたi-Construction 2.0は、2040年度までに少なくとも省人化3割を掲げ、施工・データ連携・施工管理の3つをオートメーション化する方向へ軸を移しています。人手を効率的に使う発想から、人手が足りない前提で現場を組み直す発想への転換と捉えてください。

i-Constructionは民間の建築工事にも適用されますか?

制度として要件が課されるのは国土交通省の直轄工事が中心で、自治体工事は各発注機関が基準類を準用するかたちで広がっています。民間の建築工事に同じ要件がそのまま適用されることはありません。ただし発注者から3次元モデルでの説明を求められる場面は増えており、基準類の考え方は民間案件でも参考になります。自社の対応判断は、公共工事の受注比率を基準に決めるのが実務的です。

ICT施工に対応しないと公共工事を受注できなくなりますか?

原則化された工種では、発注者指定型で発注されるため対応が前提になります。2026年度時点の対象は土工・浚渫工・舗装工(施工対象範囲10,000㎡以上)・地盤改良工です。これ以外の工種は現時点で従来工法のままでも受注できます。ただし総合評価落札方式では施工実績が評価に反映されるため、対象工種を主力とする会社ほど、未対応の状態が続くと不利が積み上がります。

ICT施工を始めるのに最低限そろえるべき機器は何ですか?

出来形計測から入るなら、3次元計測が可能なトータルステーションかレーザースキャナーと、点群を扱えるPCが起点になります。ドローンは現場条件によっては飛ばせないため、必須ではありません。施工機械のマシンコントロールは初期費用が大きいので、まずはレンタルで1現場試し、年間の施工数量が見えてから購入を判断してください。3次元設計データの作成は外注から始めるほうが立ち上がりが早くなります。

i-Construction関連の投資に使える補助金はありますか?

中小企業向けの設備投資支援や、自治体が独自に設ける建設業のICT導入支援が対象になる場合があります。ただし公募時期に合わせて機器を選ぶと、稼働率が上がらないまま償却期間を迎えるという失敗につながります。先に対象工種と年間の施工数量を確定し、その計画に合う機器が支援対象に含まれるかを確認する順序で進めてください。補助率よりも、購入後に誰が使うかを決めておくほうが効きます。

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