Slack・Discord・LINEは、どれも無料で始められるチャットアプリです。ただし想定している相手が違います。Slackは会社やプロジェクトの同僚、Discordは趣味やゲームでつながるコミュニティ、LINEは電話番号でつながる家族や友人です。この前提の違いが、履歴の残り方、通話の人数、暗号化の範囲、アカウントを誰が管理するかにそのまま表れます。
この記事では、2026年9月時点の各社公式ヘルプと料金ページで確認した数値をもとに、SlackとDiscord、DiscordとLINEの違いを比べ、仕事・コミュニティ・私用のどれに向くかを判断できるように整理します。
まとめ:Slack・Discord・LINEの違いと選び方
| 比較項目 | Slack | Discord | LINE |
|---|---|---|---|
| 主な相手 | 同僚・取引先 | コミュニティ・ゲーム仲間 | 家族・友人 |
| 参加の単位 | ワークスペース(組織) | サーバー(招待制) | 友だち・グループ |
| 無料での履歴 | 直近90日分 | 期間の制限なし | 端末中心・画像はサーバー保存に期限 |
| 有料の料金 | プロ 月1,050円/人〜 | Nitroは個人課金 | 個人利用は無料 |
| 通話の上限 | 有料50人(無料2人) | ビデオ25人 | 500人 |
| 既読表示 | なし | なし | あり |
| エンドツーエンド暗号化 | なし | 音声・ビデオ(ステージ除く) | トークと1対1通話 |
結論は単純で、業務の記録と権限管理が要るならSlack、大人数で常時つながる通話が中心ならDiscord、相手がすでにLINEを使っている私的な連絡ならLINEです。迷うのは「Discordを仕事で使ってよいか」「LINEで業務連絡を回してよいか」の2点で、どちらも後半の「仕事でDiscordやLINEを使うと困る場面」で判断基準を示します。
Slack・Discord・LINEの成り立ちと想定利用者
Slack:組織のワークスペースで業務を回すツール
Slackは2014年に一般公開された業務用チャットで、2021年にSalesforceが買収しました。利用者は組織ごとの「ワークスペース」に所属し、プロジェクトや部署ごとのチャンネルで会話します。社外とはSlackコネクトでチャンネルを共有でき、有料プランでは1つのチャンネルに最大250の組織が参加できます(Slack料金ページ)。
設計の中心は「後から探せること」です。スレッド、検索、Salesforceや Google ドライブなど2,600種類を超えるアプリ連携がそろい、会話を業務の記録として残す前提で作られています。
Discord:サーバー単位で集まるコミュニティ向けボイスチャット
Discord(ディスコード)は2015年にゲーマー向けのボイスチャットとして始まり、現在は趣味・学習・オープンソース開発など幅広いコミュニティの集まる場になっています。利用者は招待リンクから「サーバー」に参加し、サーバー内のテキストチャンネル、ボイスチャンネル、フォーラム、ステージを行き来します。
最大の特徴は、ボイスチャンネルが常時開いていて、予定を組まずに出入りできる点です。SlackのハドルもチャンネルやDMからその場で開始できますが、Discordは常設のボイスチャンネルに集まる使い方に向きます。権限はロール(役割)単位で細かく付けられ、数千人規模のサーバーでもモデレーターが運営できます。
LINE:電話番号でつながる個人向けメッセンジャー
LINEは2011年に始まったメッセンジャーで、現在はLINEヤフー株式会社が運営しています。電話番号と「友だち」関係を起点にするため、アカウントを作った時点で家族や知人とつながれるのが強みです。グループに招待できる人数は「友だちをグループに自動で追加」がオフなら最大499人、オンなら最大99人(いずれも本人を除く)で、スタンプと既読表示が日常連絡の手軽さを支えています。
業務向けには別製品の「LINE WORKS」があり、管理者がアカウントを発行・停止できます。個人向けLINEとは運営会社も管理機能も異なるので、「会社でLINEを使う」と言うときはどちらの話かを先に確認してください。LINE WORKSの通知連携はLINE WORKS Incoming Webhookの設定手順で扱っています。
SlackとDiscordの違いが出る業務上の論点
会話の整理:Slackのスレッド、Discordのフォーラムとロール
どちらもチャンネルとスレッドを持っていますが、使われ方が違います。Slackは返信をスレッドにまとめるのが標準の作法で、チャンネル本流を話題の見出しとして保ちます。Discordはチャンネル本流で会話が流れる文化が強く、話題を分けたいときはフォーラムチャンネルを使います。
Discordはロールごとにチャンネルの閲覧・発言権限を切り替えられるので、「新規参加者にはルールと自己紹介チャンネルだけ見せる」といった設計ができます。Slackは所属するチャンネルで見える範囲を分け、ゲスト(外部メンバー)には特定チャンネルだけを開放します。
Slack無料プランの履歴:直近90日の閲覧制限
比較で最も差が大きいのが履歴です。Slackのフリープランはメッセージとファイルの履歴が直近90日分で、公式料金ページは「過去12か月分のメッセージにアクセスするにはアップグレードが必要」と案内しています。90日を過ぎた議事や決定事項は、有料化しない限り検索できません。また、フリープランでは原則として1年を超えたデータが削除され、削除済みの履歴は有料化しても復元できません。
Discordは無料でもメッセージ履歴に期間の制限がなく、数年前の投稿も検索できます。「無料のまま記録を残したい」だけならDiscordのほうが有利ですが、その記録を組織として管理できるかは別問題です。続いて、アカウントと会話を誰が管理できるかを比べます。
SlackとDiscordのアカウント管理:組織管理と個人所有の違い
Slackのアカウントはワークスペースに属し、管理者が招待・無効化・データ保持期間の設定を行えます。退職者のアカウントを止めれば、その人は社内の会話に入れなくなります。
Discordのアカウントは個人が所有します。サーバーの管理者はメンバーを追放できますが、本人のアカウントやDM(ダイレクトメッセージ)の履歴には手を出せません。社外の人と気軽につながれる反面、組織として会話を監査・保全する仕組みは用意されていません。
AIと外部アプリ連携:Slackは有料プランにAIを組み込み
Slackは有料プランに要約や検索のAI機能を含め、2,600種類を超える連携アプリを持っています。Claude などのAIエージェントからSlackを操作する構成も広がっており、公式・OSSの接続方法はSlack MCPサーバーの接続手順と権限設計で比較しています。
Discordの拡張はコミュニティが作るBotが中心です。モデレーション、ロール付与、音楽再生、ゲーム連携などのBotが多数公開されていますが、業務SaaSとの公式連携の厚みではSlackに及びません。
DiscordとLINEの違い:通話人数・音質・グループ運営
通話できる人数:Discordのビデオは25人、LINEは500人
LINEのグループ通話は、スマートフォン版LINE 10.9.0以上で音声・ビデオとも最大500人まで参加できます。Discordはサーバーのボイスチャンネルで誰かがカメラを使うと、音声のみの参加者も含めてチャンネル全体で25人が上限になります。フレンド同士のグループDMは最大10人です。
ただし人数だけで選ぶと見誤ります。Discordのボイスチャンネルは「部屋」なので、通話を発信・着信する手間がなく、途中参加や退出が自由です。LINEは誰かがグループ通話を開始するとメンバーに通知が届き、参加したい人がトーク画面などから通話に入る形式です。
音質の違い:Discordはビットレートをチャンネルごとに設定
DiscordとLINEの音質を比べる際、設定上の違いとして確認できるのが、Discordの音声ビットレートの調整機能です。ボイスチャンネルの編集画面でビットレート(1秒あたりの音声データ量)を調整でき、サーバーブーストの段階に応じて上限が上がります。
| サーバーブースト | 必要なブースト数 | 音声ビットレート上限 |
|---|---|---|
| レベル1 | 2 | 128kbps |
| レベル2 | 7 | 256kbps |
| レベル3 | 14 | 384kbps |
Discord公式ヘルプ(Audio Bitrate FAQ)は、ビットレートを上げるほど帯域を使い、回線の弱い参加者に影響すると注意しています。LINEヘルプの通話設定ページには画質の設定はあるものの、音質を指定する項目の案内はありません。ビットレートを調整したい用途ではDiscordが候補になります。ただし、この設定の有無だけでLINEとの音質差は断定できず、使用する端末や回線、音声処理設定をそろえた比較が必要です。
既読表示と通知:LINEだけが既読を表示
LINEはメッセージを開くと送信者に「既読」が表示されます。DiscordとSlackには既読表示がありません。返事を急かされにくいDiscordはコミュニティ向き、相手が読んだかを確かめたい連絡はLINE向きです。Discordで読了を確認したいときは、リアクションを付けてもらう運用が一般的です。
グループの作り方:LINEは友だち起点、Discordは招待リンクとロール
LINEのグループは友だち関係が起点で、知らない人と集まるにはオープンチャットを使います。Discordは招待リンクを知っていれば誰でも参加でき、参加後の権限はロールで制御します。数百人の知らない人を受け入れて運営するならDiscord、顔見知りの集まりならLINEのほうが準備は少なく済みます。
暗号化とプライバシー保護の範囲比較
「どれが安全か」は、何を誰から守りたいかで答えが変わります。3つのサービスは暗号化の範囲が大きく異なります。
| 対象 | Slack | Discord | LINE |
|---|---|---|---|
| テキスト | 通信時・保存時の暗号化 | E2EEなし | E2EE(Letter Sealing) |
| 1対1の通話 | 通信時の暗号化 | E2EE(DAVE) | E2EE(Letter Sealing) |
| グループ通話 | 通信時の暗号化 | E2EE(ステージを除く) | クライアント・サーバー間の暗号化 |
| 組織の鍵管理 | Enterprise向けEKM | なし | なし |
Discordは2024年に音声・ビデオのエンドツーエンド暗号化(E2EE)方式「DAVE」を公開し、2026年3月1日からはDM、グループ、ボイスチャンネル、Go Live配信の通話をE2EEのみに切り替えました。DAVE非対応の古いクライアントやBotは、これらの通話に参加できません。ただし、ステージチャンネルはE2EEの対象外です。一方、テキストメッセージはE2EEの対象外で、Discordがモデレーションのために内容を扱える状態です。
LINEのLetter Sealingは、テキスト、位置情報、画像・動画・ボイスメッセージ、ファイル、1対1の通話を暗号化し、利用者がオフにすることはできません。ただし、画像・動画・ボイスメッセージ・ファイルは、アプリのバージョンや環境によって暗号化されない場合があります。対象外なのはグループ通話、ミーティング、アルバム、ノートで、これらは通信経路の暗号化にとどまります。
SlackはE2EEではなく、通信時と保存時の暗号化に加えて、組織が暗号鍵を管理するEKMやデータ保持設定で統制する設計です。「運営会社にも読めないこと」よりも「組織が監査・保全できること」を優先しており、業務用途ではむしろこちらが要件に合います。
料金と無料プランの制限
Slack:無料はハドル2人・アプリ10個まで
| プラン | 月払い(1人・月額) | 年払い(1人・月額) | 主な違い |
|---|---|---|---|
| フリー | 0円 | 0円 | 履歴90日・アプリ10個 |
| プロ | 1,050円 | 925円 | 履歴無制限・グループハドル |
| ビジネスプラス | 2,160円 | 1,920円 | AI機能の拡充・管理機能 |
| Enterprise+ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 大規模組織向け |
2026年9月29日にSlack日本語版の料金ページで確認した、ユーザー1人あたりの月額です(同ページに税込・税抜の表記はありません)。同ページでは「3か月間50%オフ」のキャンペーン価格も併記されているため、見積もりでは通常価格を使ってください。フリープランのハドルミーティングは最大2人・30分まで、有料プランは最大50人(同時にビデオを使えるのは25人)です。
Discordの無料機能とNitroの個人向け特典
Discordはサーバーの作成、テキスト、音声・ビデオ通話を無料で使えます。有料のNitroはサーバーではなく個人が契約するもので、主な違いはファイルの上限です。
| 区分 | ファイルアップロード上限 | その他の主な特典 |
|---|---|---|
| 無料 | 20MB | サーバー作成・通話 |
| Nitro Basic | 50MB | カスタム絵文字 |
| Nitro | 500MB | HD配信・ブースト2つ・200サーバー |
無料の20MBについて、Discordは「複数の上限を試験中」と注記しており、利用者によって値が異なる場合があります。Nitroの価格も国・為替・価格テストで変わるとヘルプに明記されているため、正確な額はアプリ内の購入画面で確認してください。
LINE:個人は無料、事業者の配信はLINE公式アカウントの通数課金
個人のLINEはトークも通話も無料です。店舗や企業が友だちに一斉配信する場合は「LINE公式アカウント」を使い、料金は月の配信通数で決まります。
| プラン | 月額固定費(税別) | 無料メッセージ通数 | 追加配信 |
|---|---|---|---|
| コミュニケーション | 0円 | 200通 | 不可 |
| ライト | 5,000円 | 5,000通 | 不可 |
| スタンダード | 15,000円 | 30,000通 | 従量課金 |
通数は「1回の配信×受け取る友だちの数」で数えるため、友だち500人へ月1回送るだけで無料枠の200通を超えます。スタンダードプランの追加メッセージ料金は2026年10月1日に改定されるので、契約前にLINEヤフー for Businessの料金ページで最新の単価を確認してください。
BotとWebhookで通知を送るときの開発者視点の違い
CIの結果や監視アラートをチャットへ流す場合、SlackとDiscordはどちらもIncoming Webhookを持ち、URLにJSONをPOSTするだけで投稿できます。この最小例で使う本文のキー名は、Slackがtext、Discordがcontentです。Bashなどのシェルで実行する前に、発行済みのWebhook URLを環境変数SLACK_WEBHOOK_URLとDISCORD_WEBHOOK_URLに設定してください。
# Slack(Incoming Webhook)
curl -X POST -H 'Content-Type: application/json' \
-d '{"text":"デプロイが完了しました"}' "$SLACK_WEBHOOK_URL"
# Discord(チャンネルのWebhook)
curl -X POST -H 'Content-Type: application/json' \
-d '{"content":"デプロイが完了しました"}' "$DISCORD_WEBHOOK_URL"
Slackは投稿方法にかかわらず1チャンネルあたり毎秒1件が目安のレート制限で、Incoming Webhookも同じ枠に入ります。大量のアラートを1チャンネルに流す設計は429エラーの原因になります。実装の詳細はSlack Webhookの実装手順、両サービス共通の仕組みはIncoming Webhookの解説にまとめています。
DiscordでBotがメッセージ本文を読むには「Message Content」などの特権インテントが必要です。2026年6月10日に施行された変更で、審査の基準は「100サーバー以上」から「アクセスできる利用者の合計1万人以上」に変わりました。この基準に達したアプリが特権インテントを使い続けるには、審査と年1回の再申請が必要です。
LINEは個人のトークにWebhookで投稿する手段がありません。通知の定番だったLINE Notifyは2025年3月31日に終了しており、現在はLINE公式アカウントを作ってMessaging APIから送る形になります。上の通数課金がそのまま通知コストになる点が、SlackやDiscordとの大きな違いです。
仕事でDiscordやLINEを使うと困る場面
無料で履歴が残り通話も強いDiscord、全員がすでに入っているLINEを業務に使いたくなる気持ちは自然です。ただし次の条件に当てはまるなら、Slack(またはLINE WORKSなどの業務版)を選ぶべきです。
Discord・LINEの退職時管理:個人アカウントと履歴の回収制限
DiscordもLINEもアカウントは個人のものです。退職した人をサーバーやグループから外すことはできても、本人の端末に残ったDMや過去のやり取りを組織が消したり保全したりする手段はありません。取引先情報や個人情報を扱う会話が1つでもあるなら、個人アカウント前提のツールは採用しない、と線を引くのが安全です。
LINEの画像・ファイル:業務記録の保管に伴う制約
LINEヘルプは、サーバー上の画像や動画は一定期間のみ保存され、期間を過ぎると閲覧・再生できなくなると案内しています。保存期間は公表されていません。見積書や図面をLINEで受け渡す運用では、数か月後に「開けない」事態が起こり得ます。業務の証跡はストレージやSlackなど、保持期間を組織で決められる場所に置いてください。
Discordの未成年向けコミュニティ:年齢確認とアクセス制限
Discordは13〜17歳と判定したアカウントに、センシティブな内容のフィルタや年齢制限付きスペースへのアクセス制限を自動で適用します。判定は年齢推定モデルで行い、必要に応じてビデオセルフィーや身分証スキャンなどで確認を求めます。学生向けイベントや教育コミュニティをDiscordで運営する場合、年齢制限付きチャンネルを作ると一部の参加者が入れない前提で構成を組む必要があります。
用途別の選び方と併用パターン
- 社内・取引先との業務連絡:Slack。90日を超える記録が必要ならプロ以上が前提です。社外とはSlackコネクトでつなぎます。
- ユーザーコミュニティやOSSの窓口:Discord。無料で履歴が残り、ロールで新規参加者の導線を作れます。
- ゲーム・配信・音楽の仲間内:Discord。常時開いたボイスチャンネルとビットレート設定が効きます。
- 家族・友人・PTAなど顔見知りの連絡:LINE。既読で伝達を確認でき、全員がアカウントを持っている可能性が高いからです。
- 現場スタッフも含めた業務連絡でLINEの操作感を求める場合:個人LINEではなくLINE WORKS。管理者がアカウントを止められます。
併用するなら「社内はSlack、顧客コミュニティはDiscord」のように、相手と用途で連絡先を分ける方法を勧めます。役割が重ならないためです。逆に、同じメンバーの業務連絡をSlackとLINEに分散させると、決定事項がどちらにあるか分からなくなります。業務の連絡経路は1つに決め、もう一方は雑談や緊急連絡に限定してください。
Slackの料金が負担になる組織では、セルフホストできるOSSのMattermostも候補になります。違いはMattermostとSlackの違いで比較しています。
よくある質問
SlackとDiscordは結局どちらを選べばよいですか?
相手と記録の扱いで決めます。同僚や取引先とのやり取りで、退職者のアカウント停止や履歴の保持が必要ならSlackです。不特定多数が集まるコミュニティや、常時つながる音声通話が中心ならDiscordが向きます。無料で比べるとDiscordは履歴の期間制限がなく、Slackは直近90日分しか見られません。一方で、Discordのアカウントは個人所有なので、組織として会話を管理できない点を受け入れられるかが分かれ目です。
Discordを仕事で使っても問題ありませんか?
社外向けのユーザーコミュニティや、個人情報を扱わない開発者同士の交流なら問題なく使われています。避けたいのは社内の業務連絡の本流にすることです。Discordのアカウントは個人が所有し、テキストメッセージはエンドツーエンド暗号化の対象外で、組織が会話を監査・保全する機能もありません。顧客情報や契約に関わる話は、管理者がアカウントとデータ保持を制御できるSlackなどに分けてください。
DiscordとLINEの通話はどちらが音質がよいですか?
音質を自分で上げられるのはDiscordです。ボイスチャンネルごとにビットレートを設定でき、サーバーブーストのレベル1で128kbps、レベル2で256kbps、レベル3で384kbpsまで上限が上がります。LINEの通話設定には画質の項目はありますが、音質を指定する項目は案内されていません。ただし、これは設定の有無の違いで、普段の会話や音楽共有でどちらが高音質に聞こえるかまでは、この仕様だけでは断定できません。どちらも回線が不安定だと品質が落ちます。
Slackは無料でどこまで使えますか?
フリープランでは、メッセージとファイルの履歴は直近90日分まで閲覧・検索でき、連携アプリは10個まで、ハドルミーティングは2人・30分までです。人数の上限はなく、チャンネルもいくつでも作れるため、少人数の試用には十分です。90日より前の議事を参照する運用になった時点で、プロ(月払い1人1,050円、年払い925円)への移行を検討してください。
Discordは危険なアプリですか?
アプリ自体が危険というより、知らない人と同じサーバーに入る設計のため、DMでの勧誘や詐欺リンクに注意が必要です。Discordは2026年3月からステージチャンネルを除く音声・ビデオ通話をエンドツーエンド暗号化のみにし、13〜17歳と判定したアカウントにはセンシティブな内容のフィルタなどを自動で適用しています。信頼できないサーバーからのDMを受け取らない設定にし、URLを安易に開かないことが基本の対策です。