山奥SEOとは、月間検索数が0〜100程度しかないキーワードを狙って上位表示を取るSEO手法です。「ニッチを狙う」という曖昧な話ではなく、ツール上はほぼ0と表示される帯に照準を合わせる点が、一般的なSEOとの分かれ目になります。この記事では定義と検索ボリュームの目安、2022年の初出から2024年の流行と収束までの経緯、キーワードの見つけ方、Googleのスパムポリシーとの境界を整理し、企業サイトが採用してよい場面とそうでない場面まで示します。
まとめ
- 山奥SEOは、月間検索ボリューム0〜100程度の語で上位を取る手法です(実際の中心は10前後とする解説もあります)。提唱者は夜神チライト氏(X: @tira_tirarin)で、2022年11月28日のXの発言が初出とされます。
- 2024年6月の流行は、「山奥SEO」という語そのものの順位をSNSで実況し、検索結果をランキングボードに見立てた競争でした。その結果、この語は山奥の語ではなくなりました。提唱者本人は同月中に「流行が終了した」と書いています。
- 検索ボリューム0はツールの推定値で、需要ゼロの証明ではありません。Google広告ヘルプは「検索ボリュームのデータは概数です」と明記しています。実在はSearch Consoleで確かめますが、匿名化クエリとして表に出ない語もあります。
- 上位化しやすい代わりに1語あたりの流入が小さく、本数で稼ぐ設計に傾きがちです。そこがGoogleのスパムポリシー「大量生成されたコンテンツの不正使用」との境界線になります。
- 企業サイトでは、事業外まで本数を積む使い方は勧められません。製品名・運用手順・エラー文言など、自社に問い合わせが来ている領域に限ると成果に結びつきます。
山奥SEOの定義と検索ボリュームの目安
月間検索数0〜100帯という射程
山奥SEOは、検索ボリュームが極めて低いキーワードを狙い、競合の少ない領域で上位表示を取る手法です。SEO対策研究室(柏崎剛氏)の山奥SEOの用語解説は、狙う帯を「検索ボリュームが0~100程度のキーワード」と説明しています。個人ブログ「鈴木です。」(鈴木利典氏、2024年6月1日)は、対象を「月間検索ボリュームが0~100くらいまで(実際には10くらいまで)の非常に検索ボリュームが小さいクエリ」と表現しました。上限は100でも、実際の中心は10前後という感覚値です。
「山奥」は地理的な意味ではありません。誰も来ない山奥のように、競合がまず参入してこない検索領域を指す比喩です。検索結果の上位には「地方や山間地域のビジネスのSEO」として解説する記事もありますが、それは地域名で集客するローカルSEOの話で、山奥SEOとは別物です。業務システムの設定項目のような専門領域にも、同じ考え方がそのまま当てはまります。
検索ボリュームの目安とキーワードプランナーの表示
ビッグ・ミドル・スモールといったキーワードの大小の区分に、Googleの公式な基準はありません。境界の数字は解説やツールによって異なり、同じ検索数でも業界の規模によって大きくも小さくも見えます。「月に何回以上なら狙う価値がある」という一律の目安は無く、判断は自社の商材で月に何件の問い合わせが要るかから逆算するのが現実的です。確かなのは、山奥SEOが狙う0〜100という帯が、どの区分でも最下端に入るという点です。
検索ボリュームの目安を調べる道具の一つが、Google広告のキーワードプランナーです。Google広告ヘルプは月間平均検索ボリュームを「指定した月単位の期間と検索ネットワーク上の地域で、キーワードとその類似パターンが検索された平均回数」と定義し、「デフォルトでは、言語に関係なくそのキーワードの 12 か月間の平均検索ボリュームが表示されます」としています。12か月平均の概数では、検索頻度の低い語や直近に需要が生まれた語の動きを十分に捉えられない場合があります。キーワードプランナーで0や極端に小さい値が出た語が、山奥SEOの候補になります。
ロングテールSEOとの線引き
ロングテールSEOは、検索需要の小さい語を積み上げる考え方です。検索数の統一的な境界はなく、山奥SEOで扱うような極小需要の語も含みます。山奥SEOはその下限側に寄せ、競合がSEO対策の対象として計上しないほど小さい語だけを選び取ります。両者は対立概念ではなく、山奥SEOはロングテール戦略の極端な一形態です。ロングテールキーワードの定義と探し方はロングテールキーワードとは?語数ではなく検索数で決まる定義と探し方・選び方で、ニッチ商品の売上を積み上げる経済学上のロングテール戦略はロングテール戦略とは?パレートの法則との違いと成立条件をデータで解説で扱っています。
実務上の違いはキーワードツールへの依存度です。ロングテールSEOはツール上に数値が出る語を扱えますが、山奥SEOで狙う語の多くはツール上「0」と表示されます。ツールで探せない語をどう見つけるかが、この手法の実質的な難所です。
提唱から流行の収束までの経緯
2022年11月28日のX投稿とされる初出
提唱者は夜神チライト氏(X: @tira_tirarin)です。SEO対策研究室の用語解説は、2022年11月28日午前11時59分のXでの発言が最初であると言われている、と紹介しています。柏崎氏の実験レポートも、参考文献にこの投稿のURLを挙げています。運営者の異なる「鈴木です。」も、言い出した人物として同じアカウントを挙げています。個人のSEO実践者が使い始めた呼び名で、Googleが定義した用語ではありません。
2024年6月の流行とSERPを使った順位競争
この語が一気に広まったのは2024年6月です。仕掛けの中身は、上位の解説を書いた柏崎剛氏本人がOSF Preprintsで公開した実験レポート(2025年4月24日公開)に書いています。同氏は2024年6月2日に「山奥SEO」の解説ページを公開し、XやnoteなどのSNSで「#山奥SEO」を付けて他サイトの順位を実況しました。レポートはこれを「検索結果ページ(SERP)をランキングボードとして機能させ」と表現し、参戦したブロガーが記事を次々に公開したことで約20サイト以上が独自記事を出したと報告しています。
この経緯から言えるのは、2024年に話題になった「山奥SEO」というキーワード自体は、もはや山奥ではなかったということです。競合が20サイト以上に増え、SEO関係者が自分の順位を確かめるために検索を繰り返す語になりました。このレポートで報告された成功は、特殊な盛り上がりの中で「山奥SEO」という語で上位を取った話であり、一般の極小キーワードで同じ流入が得られる根拠にはなりません。
レポートの成果の数字にも注意が要ります。「1ヶ月で10,000回を超える インプレッション」「月に1,000クリック前後の流入」とありますが、推移を示す図3には「模擬データ、筆者作成」と注記があり、実データのグラフではありません。また、用語辞典・実験レポート・コンテンシャルのタグ一覧はいずれも同氏(株式会社コンテンシャル代表)の発信で、検索結果の上位に並んでいても互いに独立した裏付けではありません。
提唱者本人による収束の言及
流行は長く続きませんでした。提唱者本人が運営する「ちらラボ」の2024年6月15日公開の有料マガジン vol212は、タイトルに「山奥SEOの流行が終了したところで」と掲げ、公開部分で「山奥SEOの流行がすっかり過ぎ去って早1週間。」と書いています。用語としてのブームは同月中に提唱者自身が終わったと認めたもので、残すべきは手法の中身、つまり競合がいない小さな需要に一次情報で答えるという考え方です。
山奥SEOのメリットと限界
競合不在という前提条件
上位表示しやすい理由は、そのキーワードを意図的に狙っているページが存在しないからです。多くの企業や制作会社はキーワードプランナーの数値を根拠に施策対象を決めるため、推定値が0の語は最初から検討対象から外れます。検索需要はあるのに答えるページがないという空白が残り、そこを取れるのが最大のメリットです。
ただし競合不在は永続しません。2024年の「山奥SEO」という語がまさにそうだったように、後発が同じ語を狙えば、ドメイン評価や網羅性の差で順位は入れ替わります。
検索ボリューム0が需要ゼロを意味しない理由
Google広告ヘルプは「検索ボリュームのデータは概数です」と明記しています。表示が0でも、検索されていないことの証明にはなりません。ただし、表示だけから丸め処理が原因だと特定することもできません。
実際に表示されているかを確かめる道具はSearch Consoleです。Search Consoleヘルプはインプレッション数を「サイトが検索結果に表示された回数」と定義しており、推定ではなく実測値です。ただし、山奥帯の語はSearch Consoleでも見えにくくなります。データの不一致に関するヘルプは「たとえば、検索回数が非常に少ないクエリは除外されます。」と明記し、表は1,000行までなので「頻度の低い行やロングテール行が表から省略されることがあります」とも書いています。表の行数制限で省略されたデータはグラフの合計に含まれ、匿名化クエリもクエリフィルタを適用していなければ含まれるため、ページ単位の合計インプレッションが増えているのにクエリ一覧に該当語が見当たらないときは、この除外を疑います。クエリ一覧に無いことを、需要が無い証拠にしないでください。
上位化の容易さと1語あたりの流入のトレードオフ
見落とされやすいのが、1語あたりで見込める流入の小ささです。月間平均検索数が10と表示される語で1位を取っても、大量の流入は見込みにくくなります。この数値は概数なので実際のクリック数の上限を確定することはできませんが、1位を取る難易度が低い代わりに1語あたりの成果も小さい、という構造は変わりません。記事全体の流入は、同じページが表示される関連語の合計で決まります。
この構造が、記事本数を増やす方向へ運用を押し流します。個人による手作業でも、外注や生成AIでも、検索順位の操作を主目的に価値の乏しいページを大量に作れば、後述するスパムポリシーに該当し得ます。リスクは手法そのものより、規模を求めた瞬間の運用設計に生まれます。
山奥SEOのキーワードの見つけ方
推定ボリュームに頼らない実クエリの拾い方
ツールに数値が出ない語を扱う以上、出発点はツールではありません。実際に人が入力した形跡が残る場所から拾います。具体的には、Search Consoleの検索パフォーマンスでインプレッションはあるのにクリックが0の語、検索結果に出る再検索キーワード、検索窓のサジェスト、そして自社に届いた問い合わせやサポートの質問文です。Search Consoleの設定と基本の見方はサーチコンソールとは?できること・設定手順とSEO改善への使い方【2026年時点】にまとめています。
再検索キーワードは、読者が追加で調べている論点を探す手がかりになります。表示されているだけで既存記事の不足と決めつけることはできないので、問い合わせ内容と突き合わせて仮説として扱います。調べ方は再検索キーワードとは?調べ方・無料ツール・SEO活用法を解説で解説しました。キーワード選定の評価軸と手順を先に固めたい場合はキーワード選定のやり方とは?3つの評価軸と実践手順・失敗例を解説を参照してください。
一次情報を出せるテーマかどうかの判断基準
候補が集まったら、書けるかどうかではなく、読者の疑問を自社の情報や分析で解決できるかで絞ります。Googleの自己評価の質問も、独自の情報・調査・分析を提供しているか、他の情報源と比べて付加価値があるかを問いかけています。自社なら、製品のバージョン別の設定手順、エラーコードの再現条件と回避策、公開されていない料金の内訳や最低契約期間、実測したレスポンス時間や処理件数などが材料になります。独自の実測値が無くても、公式資料を比較して適用条件や判断手順をはっきりさせれば付加価値は出せます。既存情報を言い換えるだけになる企画は見送ります。
競合が少ないこと自体は評価を生みません。評価を生むのは、そこにしかない情報です。
避けるべきキーワードの型
検索数が小さい語には、狙う価値のないものも混ざります。次の型は除外します。
- 実在しない製品名やサービス名。ただし、実在する製品名の誤記は実際に検索されるため、架空の名称とは分け、正しい名称のページで対応できるかを検討します。
- 意味が複数分野にまたがり、修飾語を加えても対象を絞れない語。「TPU」単独はGoogleの機械学習用プロセッサと熱可塑性ポリウレタン樹脂の両方を指し、片方の意図で書くともう片方の読者が離脱します。
- 自社の事業と接点がない話題。上位表示しても問い合わせにも指名検索にもつながりません。
- 単発の事実確認で終わる語。リリース日や対応バージョンを1行返して終わる内容は、記事にする必然性が乏しくなります。
除外基準を先に決めておくと、「競合がいない」だけを理由に書き始める事故を防げます。競合がいなくても需要があるとは限らないため、問い合わせ履歴などで実際の困りごとを確認します。
Googleのスパムポリシーとの境界線
「大量生成されたコンテンツの不正使用」に該当する条件
Google検索セントラルのウェブ検索のスパムポリシーは、大量生成されたコンテンツの不正使用を「ユーザーをサポートすることではなく、検索ランキングの操作を主な目的として大量のページを生成することを指します」と定義しています。例として挙がっているのが「生成 AI ツールまたはその他の同様のツールを使用して、ユーザーにとっての価値を付加することなく大量のページを生成すること」です。
判定で問われるのは、大量のページを作る目的とユーザーへの価値です。一次情報を載せていれば必ずポリシー違反にならない、という保証はありません。一方で、検索数0の語を機械的に抽出して生成AIに書かせ、検索順位の操作を主目的に、ユーザーへの価値が乏しい言い換えページを大量に作れば、この定義にそのまま当てはまります。キーワードを不自然に詰め込む手法の扱いはキーワードスタッフィングとは?Google公式の定義「キーワードの乱用」と罰則・直し方に、データとテンプレートでページを量産する手法との境界はプログラマティックSEOとは?データで大量ページを作る仕組みとGoogleスパムの境界【2026年10月】にまとめました。
自己評価の質問による線引き
境界を自分で判定する方法も公開されています。Google検索セントラルの有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成には自己評価の質問が並び、その中に「いずれかが検索結果の上位に表示されることを期待して、さまざまなトピックで多くのコンテンツを制作していますか。」という一文があります。
これは山奥SEOの運用に直接当たる質問です。当たりが出ることを期待して守備範囲外のテーマまで記事を広げているなら、Googleが避けるべきと示した作り方に一致します。自社の専門領域内でも、順位獲得だけを狙って論点を細分化していないか確認します。各ページが既存顧客や想定読者の疑問を解決することを採否の基準にします。
E-E-A-Tの4要素と信頼性の位置づけ
山奥SEOの解説では、一次情報がE-E-A-Tを高めるという説明がよく出てきます。同じページは「エクスペリエンス(Experience)、高い専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)、すなわち E-E-A-T」と定義しており、要素は4つです。専門性・権威性・信頼性の3要素とする説明は、E-A-Tと呼ばれていた時期の古い記述です。さらに同ページは「中でも、信頼性は最も重要なものです。」と述べています。ニッチな語で上位を取ること自体は信頼性を生みません。評価者向けガイドラインでの扱いは検索品質評価ガイドラインとは|E-E-A-Tを軸に2025年9月改訂の要点を解説で解説しています。
企業サイトにおける山奥SEOの採否判断
企業サイトで採用すべきでない場面
集客数の増加を主目的に、事業領域の外まで含めて記事本数を積む使い方は勧められません。事業と無関係な流入は問い合わせにも受注にも変わらず、表示回数だけが増えてサイト全体のテーマの一貫性が薄まります。1語あたりの流入が小さいため、目に見える成果を出そうとすると本数を増やすしかなく、前章の自己評価の質問に抵触する運用へ近づきます。放置された古い記事が積み上がる維持コストも残ります。
2024年の流行のように、SNSで話題を作って特定の語の検索数を押し上げる手法を、企業サイトの集客策として当てにするのも勧めません。あの盛り上がりにはSEO関係者どうしの順位競争という特殊な条件があり、見込み客が検索する語で同じ結果が得られるかは検証されていません。「競合がいないから取れる」は投資判断の理由として弱く、取った後に何が起きるかを説明できない企画は見送るのが妥当です。
企業サイトで成果に結びつく適用範囲
企業サイトに向く領域もはっきりしています。自社製品やサービスの固有名を含む運用手順、導入時に出るエラー文言、業界特有の規格名や様式名、取引条件に関する実務的な疑問など、すでに自社へ問い合わせが来ている内容です。検索数は小さくても、検索した時点で具体的な課題を抱えている読者が入力する語です。成果は、導入を検討している人の質問と、既存顧客の操作に関する質問に分けて評価します。前者は商談、後者はサポート工数の削減や解約防止という別の成果につながるからです。
BtoBでは、母数の大きいキーワードがそもそも存在しない領域が珍しくありません。その場合の山奥SEOは本数を追う手法ではなく、既存顧客の質問に1本ずつ答えていく運用になります。公開後の内部リンクやタイトル設計は通常のSEOと変わらず、進め方はオンページSEO(内部対策)とは?内部施策の一覧と優先順位・進め方にまとめています。問い合わせ履歴からのキーワード設計を社外に任せたい場合は、一宗のSEO内部施策・キーワード設計の支援でも対応しています。
効果測定で見る指標
セッション数やクリック数を指標にするなら、想定される需要に見合った目標と比べます。ビッグキーワードの記事と同じ基準で比べると、母数が小さい分だけ失敗に見えてしまうからです。順位はSearch Consoleで見ます。同ヘルプは平均掲載順位を「検索結果におけるサイトの最上位の平均掲載順位です」と定義していますが、ページ単位の平均には複数の検索語が混在します。狙った語の順位はクエリでも絞り込み、匿名化されている語はこのレポートだけでは判定できない点を前提にしてください。
そのうえで、指名検索の増加、問い合わせフォームでの記事名の言及、商談相手が事前に記事を読んでいた事実など、検索数以外の反応を成果として拾います。生成AIの回答での引用や参照元からの流入も確認できる場合は、検索流入と分けて記録し、問い合わせへの寄与を見ます。生成AI時代の評価軸はGEO(生成エンジン最適化)とは?SEOとの違い・E-E-A-Tとの関係で扱っています。
よくある質問
山奥SEOとは何ですか?
検索ボリュームが極めて少ないキーワードを狙って上位表示を目指すSEO手法です。狙う帯の目安は月間検索数0〜100程度とされ、実際の中心は10前後とする解説もあります。競合がほとんど参入しない検索領域を「山奥」に例えた呼び名で、地方や山間地域のSEOという意味ではありません。
山奥SEOの提唱者は誰ですか?
夜神チライト氏(X: @tira_tirarin)です。SEO対策研究室の用語解説では2022年11月28日のXでの発言が最初とされ、運営者の異なる個人ブログ「鈴木です。」も同じアカウントを挙げています。2024年6月の流行は、SEO対策研究室の柏崎剛氏がSNSで仕掛けた実験だったと同氏のレポートが報告しており、提唱者とは別人です。
検索ボリュームの目安はどのくらいですか?
キーワードの大小を分ける公式な基準はなく、ツールや業界で異なります。山奥SEOについては月間0〜100程度を目安とする解説がありますが、統一規格や実測された中心値ではありません。キーワードプランナーの数値は12か月平均の概数なので、0と出た語は、Search Consoleで表示実績が確認できれば判断材料にします。表示されない語は、匿名化や自サイトの未表示も考慮し、問い合わせ履歴などで需要を補足してください。
山奥SEOはスパムとみなされますか?
手法そのものが禁止されているわけではなく、判定されるのは目的と作り方です。Googleのスパムポリシーは、ランキング操作を主な目的として、ユーザーへの価値を付けずに大量のページを生成する行為を不正使用と定義しています。一次情報の有無や生成AIの使用だけでは判定できず、検索順位の操作を主目的として価値の乏しいページを大量に作る運用は該当し得ます。
ロングテールSEOとの違いは何ですか?
対立する概念ではなく、山奥SEOはロングテール戦略の極端な一形態です。ロングテールSEOがキーワードツールに数値の出る語まで広く扱うのに対し、山奥SEOはツール上0と表示される下限側に絞り込みます。