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Claude Codeの使い方|インストールから権限・CLAUDE.md設定、初日の進め方まで

Claude Codeの使い方|インストールから権限・CLAUDE.md設定、初日の進め方まで

Claude Codeは、ターミナルで動くAnthropic製のコーディングエージェントです。手が止まりやすいのはインストールの先で、最初に何を頼むか、確認ダイアログをどこまで減らすか、前提をどこに書くか、月いくらかかるかの4点です。この記事では、2026年10月19日公開のv2.1.304時点の公式ドキュメントで確認した仕様をもとに、導入から運用までの手順を順に示します。製品の概要や料金プランの比較はClaude Codeとは?できること・使い方・料金に任せ、本稿は導入後に手を動かす部分に絞りました。

まとめ|Claude Codeを使い始める手順と先に決める設定

導入はネイティブインストーラで入れ、プロジェクトのディレクトリでclaudeと打ってブラウザでログインするだけです。初日はコードを書かせる前に「このプロジェクトは何をしているか」を質問し、/initでCLAUDE.mdの雛形を作ります。複数ファイルにまたがる変更は、Plan Modeで調査と計画を済ませてから実装させ、テストやビルドといった合否の分かる検証手段を一緒に渡します。

v2.1.283からは、ターミナルとVS Codeの対話セッションが全プランでautoモード(分類器が安全性を確認して自動承認するモード)から始まります。確認の多さで困ることは減りましたが、チームで使うなら.claude/settings.jsonに拒否ルールを書いて共有し、git pushや.envの読み取りのような触らせたくない操作を先に塞いでおきます。

費用の目安は、公式が示す企業導入の平均で開発者1人あたり稼働日1日約13ドル、月150〜250ドルで、利用者の90%は1日30ドル未満です。API課金で使う場合は、既定モデルがOpus 5.5になった点も見積もりに入れてください。

Claude Codeのインストールとログイン

OS別のインストールコマンドと動作要件

公式のセットアップ手順が推奨するのはネイティブインストールです。バックグラウンドで自動更新されるため、版の追随を意識せずに済みます。動作要件はmacOS 13.0以上、Windows 10 1809以上またはWindows Server 2019以上、Ubuntu 20.04以上で、メモリ4GB以上、x64かARM64のCPUです。

# macOS・Linux・WSL(ネイティブ・自動更新あり)
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

# Windows PowerShell(ネイティブ・自動更新あり)
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex

# Windows コマンドプロンプト
curl -fsSL https://claude.ai/install.cmd -o install.cmd && install.cmd && del install.cmd

# Homebrew(stableチャネル。自動更新なし)
brew install --cask claude-code

# WinGet(自動更新なし)
winget install Anthropic.ClaudeCode

# 導入の確認と診断
claude --version
claude doctor

Homebrewのclaude-codeはstableチャネルで、最新よりおおむね1週間遅れ、大きな不具合を含む版を飛ばします。最新を追うならclaude-code@latestです。Homebrew・WinGet・apt・dnf・apkで入れた場合は既定で自動更新されないため、brew upgrade claude-codeなどを自分で回すか、HomebrewとWinGetなら環境変数CLAUDE_CODE_PACKAGE_MANAGER_AUTO_UPDATE=1で自動化します。npmでもnpm install -g @anthropic-ai/claude-codeで入りますが、Node.js 22以上が前提で、sudoを付けて実行してはいけません。claude doctorはセッションを起動せずに、インストールの状態と設定ファイルの検証エラーを表示する読み取り専用の診断です。

Windowsでは管理者権限は不要です。Git for Windowsは任意で、入れるとBashツールがGit Bashで動き、入れなければシェルコマンドはPowerShellツールで実行されます。シェルスクリプト前提の作業をさせるなら、先にGit for Windowsを入れておくと迷いません。

サブスクリプション・Console・クラウド経由の3系統のログイン

プロジェクトのディレクトリへ移動してclaudeと打つと、初回はブラウザが開いてログインを求められます。

cd /path/to/your/project
claude

使えるアカウントは、Claude Pro・Max・Team・Enterpriseのサブスクリプション、従量課金のClaude Console、Amazon Bedrock・Google CloudのAgent Platform・Microsoft Foundryなどのクラウド経由の3系統です。無料プランだけでは使えません。

取り違えが起きやすいのは環境変数ANTHROPIC_API_KEYです。公式の認証ドキュメントによると、このキーが設定されていると、対話モードでは一度だけキーを使うかどうかを尋ねられ、承認するとログインの代わりにそのキーで動きます。サブスクリプションで使うつもりなら、ログイン前にこの変数を外してください。アカウントの切り替えはセッション内の/loginで行います。ブラウザで完結させたい場合はClaude Code Web版の使い方、エディタで使う場合はClaude Code for VS Codeの使い方が入り口になります。

初日のClaude Codeの進め方:調査・計画・実装・コミットの4段階

コードベースへの最初の質問と/initによるCLAUDE.mdの生成

起動したら、いきなり実装を頼まずにコードベースについて質問します。「このプロジェクトは何をするものか」「認証はどこで処理しているか」のように聞くと、Claude Codeが必要なファイルを自分で読みに行きます。公式のクイックスタートも、この順で質問から始めています。

全体像がつかめたら/initを実行します。ビルドコマンドやテスト手順、見つけた規約を書いたCLAUDE.mdが生成され、既にCLAUDE.mdがあれば上書きせずに改善案を出します。他のエージェント向けのAGENTS.mdがあるリポジトリでは、v2.1.277以降、作業ディレクトリとその親階層にCLAUDE.md(.claude配下を含む)とCLAUDE.local.mdが1つも無ければ、AGENTS.mdが読み込まれます。AGENTS.mdを読む組み込みプラグインを無効にしていないことが前提です。v2.1.281未満ではAmazon Bedrock経由など一部のセッションで読み込めないため、その場合はCLAUDE.mdに@AGENTS.mdと書いて取り込みます。

Plan Modeでの調査・計画と承認後の実装

複数ファイルにまたがる変更は、公式のベストプラクティスが示す4段階で進めます。Shift+Tabでステータスバーにplan mode onを出すか、/planコマンドでPlan Modeに入ります。このモードではファイルを読んで調査し、計画を書くところまでで、ソースは書き換えません。

# 1. 調査(Plan Mode)
src/auth を読んで、セッションとログインの処理の流れを説明して

# 2. 計画(Plan Mode)。Ctrl+G で計画をエディタで直接修正できる
Google OAuthを追加したい。変更が必要なファイルとセッションの流れを計画にして

# 3. 実装(計画を承認してPlan Modeを抜ける)
計画どおりに実装して。コールバック処理のテストを書いて実行し、失敗したら直して

# 4. コミット
内容がわかるメッセージでコミットしてPRを作成して

計画を挟むと手数が増えるため、誤字の修正やログの1行追加のように差分を1文で説明できる作業なら、直接頼むほうが早く終わります。計画が効くのは、進め方に迷っているとき、変更が複数ファイルに及ぶとき、読んだことのないコードに手を入れるときです。

実装依頼に添えるテスト・ビルドの合格条件

Claude Codeは、作業が終わったように見えた時点で手を止めます。合否を返す検証手段が無いと、間違いに気づく役は人間に回ってきます。「メールアドレスの検証関数を書いて」ではなく、「validateEmail関数を書いて。[email protected]はtrue、invalidはfalseになるテストを追加して。実装後にnpm testを実行し、失敗したら修正して」のように、期待する結果と実行するコマンドを指示に入れてください。ビルドエラーなら、エラーメッセージを貼って「原因を直し、ビルドが通るまで確認して」と頼みます。

/rewindによる復元と追跡対象の制限

Claude Codeは、ターンを開始するユーザーのプロンプトごとにチェックポイントを作成し、そのターンのファイル編集を追跡します。チェックポイントのドキュメントによると、/rewindを打つか、入力欄が空の状態でEscを2回押すと巻き戻しメニューが開き、会話とコードのどちらを戻すかを選べます。注意が要るのは、Bashコマンド経由のファイル変更が記録されない点です。また、通常のサブエージェントが変更したファイルも、親セッションで追跡済みのものを除き、巻き戻しでは復元されません。rmやmv、スクリプトによる書き換えは/rewindでは戻らないので、Gitのコミットとの併用が前提になります。

Claude Codeの基本コマンド一覧

シェルから打つ起動・再開のコマンド

シェル側のコマンドは、起動と再開がほとんどです。全一覧はCLIリファレンスにあります。

claude                          # 対話セッションを開始
claude "このプロジェクトを説明して"   # 最初の指示を渡して開始
claude -p "この関数を説明して"       # 1回だけ応答して終了(非対話)
claude -c                       # このディレクトリの直近の会話を再開
claude -r "auth-refactor"       # セッションIDか名前を指定して再開
claude update                   # 手動で更新

セッション内で使うスラッシュコマンド

セッション内のコマンドは/で始まり、入力欄で/だけを打つと候補が出ます。初日から使うのは次の表の範囲です(コマンドリファレンスより)。

コマンド 用途
/init CLAUDE.mdの雛形を生成
/plan Plan Modeに入る
/clear 会話を空にして新しく始める
/compact 会話を要約してコンテキストを空ける
/context コンテキストの使用量を表示
/rewind 会話やコードを以前の状態に戻す
/resume 過去の会話を選んで再開
/model モデルを切り替える
/permissions 許可・確認・拒否ルールを編集
/usage 費用と利用上限を表示

定型作業を自分のコマンドにしたくなったら、Claude Codeカスタムコマンドの作り方に進みます。現在のカスタムコマンドはSkillsに統合されていますが、.claude/commands/に置いた既存のファイルも引き続き動きます。

Claude Codeの権限モードと自動承認の設定

権限モード6種類の違い

権限モードは、ファイルの編集やコマンドの実行の前にどこまで確認を挟むかを決める設定です。公式の権限モードのドキュメントでは6種類が定義されています。

モード 確認なしで実行できる範囲
default(Manual) 読み取りのみ
acceptEdits 読み取り・編集・mkdirなどの基本操作
plan 読み取りと調査(ソースは編集しない)
auto すべて(分類器が裏で安全性を確認)
dontAsk 事前に許可したものだけ(他は拒否)
bypassPermissions すべて(隔離環境向け)

使い分けは、既存コードの調査や見積もりの下ごしらえはplan、実装を任せる段階でautoかacceptEdits、CIやスクリプトではdontAsk、という形になります。bypassPermissionsは.gitや.claudeのような保護対象への書き込みまで通すため、壊れても捨てられるコンテナやVMに限って使います。どのモードでも拒否ルールは効きます。モードの詳しい比較はClaude Codeのパーミッションモードの違いと設定方法にまとめました。

v2.1.283からautoモードが既定になった点とShift+Tabの切り替え順

v2.1.283以降、ターミナルとVS Codeの対話セッションは、プランやクラウド事業者を問わずautoモードで始まります。それより前の版でautoから始まったのはPro・Max・Teamプランだけでした。claude -pによる非対話の実行はdefaultで始まり、設定ファイルでdisableAutoModeをdisableにした環境もdefaultです。Anthropic APIで使う場合、autoモードが動くのはOpus 4.6以降・Sonnet 4.6以降・Haiku 5.5などの対応モデルに限られます。

セッション中はShift+Tabで切り替えます。autoから押すと、default→acceptEdits→planの順に進み、もう一度押すとautoへ戻ります。Windowsで毎回の確認を減らしたいPowerShellのコマンドは、Bashと同じ書式でPowerShell(Get-ChildItem *)のように次の章の許可ルールへ書きます。autoモードが拒否した操作への対処はClaude Code auto modeとはで扱っています。

CLAUDE.mdとrulesによるプロジェクトの前提共有

CLAUDE.mdの4つの置き場所と読み込み順

公式のメモリのドキュメントによると、CLAUDE.mdの置き場所は範囲の広い順に4つです。組織全体に配るマネージドポリシー(Linux・WSLは/etc/claude-code/CLAUDE.md、macOSは/Library/Application Support/ClaudeCode/配下、WindowsはProgram Files配下)、自分の全プロジェクトに効く~/.claude/CLAUDE.md、チームで共有する./CLAUDE.mdまたは./.claude/CLAUDE.md、個人用の./CLAUDE.local.mdです。CLAUDE.local.mdは.gitignoreに入れてコミットしません。

読み込まれたファイルは上書きではなく連結され、ファイルシステムのルート側から作業ディレクトリへ向かう順に積まれます。サブディレクトリのCLAUDE.mdは起動時ではなく、そのディレクトリのファイルを読んだり編集したりした時点で読み込まれます。

# CLAUDE.md(プロジェクト直下・チーム共有)
## コマンド
- テスト: npm test
- ビルド: npm run build

## 規約
- インデントは半角スペース2つ
- APIハンドラは src/api/handlers/ に置く
- コミット前に npm run lint を通す

## 参照
詳細は @README と @docs/architecture.md を見ること

@を付けたパスは別ファイルの取り込みになります。取り込まずにパスを書きたいときは、バッククォートで囲みます。

CLAUDE.mdを200行未満に保つ目安とpathsによるrulesの分割

CLAUDE.mdは毎回コンテキストに載るため、長いほど費用がかかり、指示も守られにくくなります。公式の目安は1ファイル200行未満です。書くのは毎回必要な事実に限り、特定の領域だけの規約は.claude/rules/のルールファイルに分けます。YAMLフロントマターにpathsを書くと、該当するファイルを触ったときだけ読み込まれます。

---
paths:
  - "src/api/**/*.ts"
  - "tests/**/*.test.ts"
---

# API開発ルール
- エンドポイントには入力検証を入れる
- エラー応答は共通フォーマットに揃える

指示は「きれいに書く」ではなく「インデントは半角スペース2つ」のように、守れたかどうかを確認できる粒度で書きます。CLAUDE.mdは文脈として渡されるもので、強制力はありません。コミット前のlintなどを自動実行したい場合は、後述の「Skills・MCP・フック・サブエージェントの役割分担」で扱うフックに設定します。

settings.jsonによる権限ルールのチーム共有

設定ファイル5層の優先順位

公式の設定ドキュメントでは、同じキーが複数の場所にあるときの優先順位が5段階で決まっています。強い順に、組織が配るマネージド設定、起動時のコマンドライン引数、.claude/settings.local.json、.claude/settings.json、~/.claude/settings.jsonです。チーム全員に効かせたいルールは.claude/settings.jsonに書いてコミットし、自分の環境だけの許可はsettings.local.jsonに置いてコミットしません。

allow・deny・askの書き方とワイルドカードの落とし穴

{
  "permissions": {
    "allow": [
      "Bash(npm run *)",
      "Bash(git commit *)"
    ],
    "deny": [
      "Bash(git push *)",
      "Read(./.env)"
    ],
    "ask": [
      "Bash(docker *)"
    ]
  }
}

公式の権限ルールのドキュメントによると、ルールはdeny→ask→allowの順に評価され、最初に一致したもので結果が決まります。ルールの具体性は順番に影響しないため、Bash(aws *)を拒否していると、Bash(aws s3 ls)を許可しても通りません。

ワイルドカードは空白の有無で対象が変わります。Bash(ls *)はlsとls -laに一致しlsofには一致しませんが、空白の無いBash(ls*)はlsofにも一致します。Bash(git * main)はgit push origin mainまで通すうえ、任意のプログラムを実行させるgit -cのオプションにも一致します。拒否ルールは一致する操作を止めますが、同じ処理でも別のコマンド表記では一致しない場合があります。掲載例のBashルールはPowerShellツールのコマンドには適用されず、Readルールも任意のスクリプトによる間接的な読み取りまでは防ぎません。機密ファイルや送信先を強制的に制限する場合は、サンドボックスや実行環境のアクセス制御も併用します。&&やパイプでつないだコマンドは部分ごとに判定されるので、Bash(safe-cmd *)を許可してもsafe-cmd && other-cmdは通りません。サンドボックスや管理設定まで含めた守り方はClaude Codeのセキュリティ設定で解説しています。

Skills・MCP・フック・サブエージェントの役割分担

CLAUDE.mdに収まらないものは、性質に応じて4つの仕組みに振り分けます。判断の軸は、毎回読ませたいか、必要なときだけ呼びたいか、確実に実行させたいかです。

仕組み 置き場所 向いている用途
Skills .claude/skills/名前/SKILL.md 長い手順・定型作業
MCP .mcp.json(project) 外部サービスとの接続
フック settings.jsonのhooks 必ず実行させる処理
サブエージェント .claude/agents/ 調査の切り出し

Skillsは本文が使うときだけ読み込まれるため、デプロイ手順のように長くてたまにしか使わない手順の置き場になります。/スキル名で直接呼ぶこともできます(Claude SkillsとSKILL.mdの書き方)。MCPサーバーはclaude mcp add --transport http notion https://mcp.notion.com/mcpのように追加し、既定ではローカルスコープ(自分だけ)に保存されます。--scope projectを付けるとプロジェクト直下の.mcp.jsonに書かれ、チームと共有できます。

フックは、設定したイベントとマッチャーに一致したときに実行されるスクリプトです。lintの強制や、テスト出力から失敗行だけを抜き出してトークンを減らす前処理に使います。実行の成否はスクリプトやタイムアウトにも左右されるため、必須のチェックに使うなら、失敗時に後続の処理を止める設定まで確認します(Claude Code Hooksの全イベントと設定方法)。サブエージェントは自分のコンテキストで調査をこなし、結果だけを返します。何百ものファイルを読む調査をメインの会話から切り離せるので、コンテキストの膨張を防げます(Claude Codeのサブエージェントの作り方)。

ヘッドレス実行によるレビュー・定型作業のコマンド化

-pを付けると1回応答して終了する非対話モードになります。標準入力を受け取れるので、既存のシェルスクリプトやCIとつなげられます。

# 差分を渡してレビューさせる
git diff HEAD~1 | claude -p "この差分の不具合と抜けを箇条書きで指摘して"

# 結果をJSONで受け取り、後続の処理へ渡す
claude -p "src配下の未使用エクスポートを一覧にして" --output-format json

# 自動承認する操作を指定し、ターン数と推定費用に上限を設ける
claude -p "テストの失敗原因を特定して" \
  --allowedTools "Bash(npm test *)" "Read" \
  --max-turns 8 \
  --max-budget-usd 1.50

--max-turnsと--max-budget-usdはどちらも非対話モード専用です。--max-budget-usdはクライアント側の推定費用で判定するため請求額とずれることがあり、処理中の費用が指定額を超える場合もあります。厳密な請求上限ではないため、余裕を持った金額を指定します。構造化した結果が要るなら、--json-schemaでJSONスキーマを渡すと、スキーマに沿った出力が返ります。GitHub上のIssueやPRで動かす場合はClaude Code GitHub Actionsの導入と料金が続きになります。

Claude Codeのコストの目安と抑え方

公式が示す1人あたりの費用と/usageでの確認

公式のコスト管理ドキュメントは、企業導入の平均を開発者1人あたり稼働日1日約13ドル、月150〜250ドルとし、利用者の90%は1日30ドル未満に収まると記載しています。

使用量は/usageで確認します。表示される金額は、通常はトークン数と定価から計算した推定値です。管理者がmodelPricingを設定した組織では、その設定料金が使われます。いずれも請求の確定値ではありません。Pro・Maxなどのサブスクリプションでは利用枠に含まれるため、金額よりプランの上限に対する消費率を見ます。プランごとの上限と損益分岐はClaude Codeの料金プラン比較で比べています。

既定モデルOpus 5.5とAPI単価、コンテキストを小さく保つ操作

モデル設定のドキュメントによると、v2.1.280以降、既定のモデルはPro・Max・Team・EnterpriseとAnthropic APIでOpus 5.5です。それより前の版では、ProとTeam StandardはSonnet 5でした。API料金表ではOpus 5.5が入力100万トークンあたり4ドル・出力20ドル、Sonnet 5.5が2ドル・10ドルなので、API課金では既定のまま使うと単価がSonnet 5.5の2倍になります。公式も、大半のコーディング作業はSonnetで足り、Opusは設計判断や多段の推論に絞るよう勧めています。切り替えは/modelで行います。

費用は会話の長さにも比例します。関係のない作業に移るときは/clearで会話を空にします。続きを残したいなら/compact Focus on code samples and API usageのように、要約で残す観点を指定します。深い推論が不要な作業は/effortで推論の水準を下げられます。複数のインスタンスを立てるエージェントチームは、メンバーをPlan Modeで動かすと通常のセッションのおよそ7倍のトークンを使うため、速度と引き換えに費用が増える前提で使います。

受託開発でClaude Codeを採用する条件と見送る場面

成果が出る条件はテストの自動化・規約の文書化・レビュー体制

テストやビルドを1行のコマンドで実行できる、規約をCLAUDE.mdに書き出せる、生成された差分をレビューする人がいる。この3つがそろったプロジェクトでは、小さな変更から試行し、作業時間とレビュー時の修正量を記録して導入効果を判断します。暗黙知に頼った規約やテストの無いコードベースでは、出力のばらつきを人が拾い続けることになります。開発フローへの組み込みを、権限とコストの設計まで含めて検討する段階であれば、生成AI開発・AI受託開発としてご相談ください。

Claude Codeの導入を見送る通信制約とレビュー不在

ソースコードを外部へ送信できない制約があり、BedrockやAgent Platformのような自社管理のクラウド経由の構成も取れない案件では使えません。ネットワーク要件の解決が先です。もう1つは、レビューする人がいない状態での導入です。autoモードで大量の変更を通し、誰も中身を確認しないまま本番に出す運用は、技術的負債を増やします。少人数のチームほど、最初はManualかPlan Modeで始め、拒否ルールを整えてからautoに移す順序が安全です。

よくある質問

Claude Codeは無料で使えますか?

無料プランだけでは使えません。Claude Pro・Max・Team・Enterpriseのサブスクリプション、従量課金のClaude Console、Amazon Bedrockなどのクラウド経由のいずれかが必要です。プラン別の料金はClaude Codeの料金プラン比較で確認できます。

毎回の確認ダイアログを止めて自動承認にできますか?

できます。v2.1.283以降は対話セッションがautoモードで始まるため、多くの操作は分類器の確認だけで進みます。特定のコマンドを常に通したいときは.claude/settings.jsonのpermissions.allowに書きます。拒否ルールは許可より先に評価されるので、広い拒否を書いていると個別の許可では通りません。

CLAUDE.mdに書いた指示が守られないのはなぜですか?

CLAUDE.mdは文脈として渡されるもので、遵守は保証されません。まず/contextで読み込まれているかを確かめ、読み込まれていれば指示を具体的にして200行未満に絞ります。必ず実行させたい処理はフックに移します。

CLAUDE.local.mdとCLAUDE.mdはどう使い分けますか?

CLAUDE.mdはチームで共有する前提でコミットし、CLAUDE.local.mdは自分だけの設定(手元のサンドボックスのURLやテストデータなど)を書いて.gitignoreに入れます。両方とも同じように読み込まれます。

ターミナル以外でもClaude Codeを使えますか?

使えます。ブラウザで動くWeb版、デスクトップアプリ、VS CodeとJetBrainsの拡張、GitHub Actionsでの実行が提供されています。同じアカウントで使えるので、調査はターミナル、レビューはCIという併用もできます。デスクトップ版の導入はClaude Codeデスクトップアプリの使い方にまとめました。

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