Claude Code Web版とは?ブラウザでできること・使い方・料金とCLI版の違い【2026年最新】
Claude Code(クラウドコード/読み方はクロードコード)は、AnthropicのAI「Claude」にコーディングを任せられる開発ツールです。もともとは端末(ターミナル)で使うCLIツールでしたが、Web版が登場し、ブラウザだけでインストール不要でAIにコードを書かせられるようになりました。「Claude Codeとは何ができるのか」「ClaudeのチャットやCLI版と何が違うのか」「料金プランや使い方は」といった疑問を持つ方に向けて、この記事ではWeb版Claude Codeのできること・使い方・料金・CLI版との違いを2026年7月時点の最新情報で解説します。
まとめ:Claude Code Web版はブラウザだけでAIに開発を任せられるツール、Pro/Maxで利用可
先に結論です。Claude Code Web版は、ブラウザからGitHubリポジトリをつなぎ、自然言語で指示するだけでAIがコードを書き、テストし、プルリクエスト(PR)まで作ってくれるクラウド型の開発ツールです。ローカルへのインストールは不要で、複数タスクの並行実行やiPhoneアプリからの操作にも対応します。CLI版(ターミナル版)との主な違いは、ブラウザのGUIで使え、処理がAnthropicのクラウド上のサンドボックスで動く点です。
利用には有料プランが必要です。無料(Free)プランでは使えず、Pro(月20ドル)以上、もしくはMax(月100ドルの5x/月200ドルの20x)で利用できます。なお2026年4月には一時的にProから外す変更が表示されましたが(実際は一部ユーザー向けのテストで、約1日で撤回・復帰)、プランの対象範囲や使用量の上限は変動が速いため、契約前に必ず公式の料金ページで最新を確認してください。Claudeのチャット(claude.ai)が会話で文章やコードの相談に答えるのに対し、Claude Codeは実際のリポジトリに変更を加えて開発を進める点が決定的に異なります。各項目を以下で詳しく解説します。
Claude Code(クラウドコード)とは|読み方とCLI版から変わった点
Claude CodeはAnthropicが提供するAIコーディングエージェントで、正式な読み方は「クロードコード」です。「クラウドコード」「クロウドコード」と検索されることも多いですが、綴りはClaude Code、指すツールは同じです。Claudeにリポジトリの文脈ごと開発作業を任せられる点が、チャットでコードの断片を相談する使い方との根本的な違いです。
登場当初のClaude Codeは、自分のPCのターミナルにインストールして使うCLI(コマンドライン)ツールだけでした。2025年10月、Anthropicがブラウザで動く「Claude Code on the Web」を発表し、環境構築なしでAIにタスクを渡せるWeb版が加わりました。Web版はブラウザのGUIから操作し、実際のコード実行はAnthropicが管理するクラウド上で行われます。手元にNode.jsや開発環境をそろえなくても、リポジトリを指定して指示文を書くだけで開発が始められる——これがCLI版から変わった最大のポイントです。
Web版Claude Codeでできること|GitHub連携・並行タスク・PR自動作成
Web版は単なるコード生成器ではなく、既存のコードベースに変更を加えて開発を前に進める点が特長です。主にできることは次の3つです。
GitHubリポジトリ連携とPR自動作成
Web版はGitHubのリポジトリをOAuthで接続して使います。接続後は「この機能を追加して」「このバグを直して」と日本語で指示するだけで、AIが該当ファイルを読み、コードを書き換え、テストを走らせ、変更をまとめたプルリクエスト(PR)を作成します。生成される作業ブランチは claude/ から始まる専用ブランチで、既存のmainブランチを直接壊さない形でレビュー用のPRが上がります。人間はPRの差分を確認してマージするだけで、AIの成果をそのまま既存の開発フローに乗せられます。
複数タスクの並行実行
Web版はタスク単位で動くため、複数の依頼を同時に走らせて進捗を個別に追跡できます。「機能Aの実装」「バグBの修正」「調査Cのレポート」を並行で投げ、それぞれが独立したクラウド環境で処理される仕組みです。1つの処理が終わるのを待たずに次を積めるので、手元で1セッションずつ順番に回すCLI版より、細かい依頼を数多くさばく用途に向きます。より高度な自律実行を担うClaude Coworkと組み合わせる使い方も広がっています。
iPhone・iPadアプリからの操作
WebだけでなくAnthropic公式のiOSアプリからもClaude Codeの機能が使え、移動中にタスクを依頼したり進捗を確認したりできます。ただし画面が小さく、大量のコードを読み書きする作業には向きません。腰を据えた開発はPCのブラウザで行い、スマホは監視や簡単な指示出しに使う補助用途が現実的です。スマホでのAIコーディング環境については『Claude Code UI』のレビュー記事もあわせて参考になります。なお、独自スキルを追加してエージェントを強化するClaude Skillsのような拡張機能も広がっています。
Web版・CLI版・チャット版(claude.ai)の違い|比較表と使い分け
「Claude Code Web版」「Claude Code CLI版」「Claudeのチャット」は名前が似ていますが役割が違います。混同しやすいので、動作環境・インストール・主な用途で整理します。
| 項目 | Claude Code Web版 | Claude Code CLI版 | Claude(チャット) |
|---|---|---|---|
| 操作画面 | ブラウザ/iOSアプリ | ターミナル | ブラウザ/アプリのチャット |
| インストール | 不要 | 必要(PCに導入) | 不要 |
| 実行場所 | Anthropicのクラウド | 自分のPC(ローカル) | —(会話のみ) |
| コードへの変更 | リポジトリに反映しPR作成 | ローカルのファイルを直接編集 | しない(回答を提示) |
| 並行タスク | 得意 | 基本は1セッションずつ | — |
| 向く用途 | 手軽に開始・並行処理 | ローカル環境の細かい制御 | 相談・下調べ |
使い分けの目安はこうです。環境構築なしですぐ始めたい、外出先やスマホからも触りたい、複数タスクを同時に回したいならWeb版。ローカルの開発環境やツールと密に連携させ、実行内容を細かく制御したいならCLI版。コードそのものを変更せず、設計相談やエラーの原因調べなど会話で済む用途はチャット版が向きます。相談はチャット、実装はClaude Code、と役割で分けると効率的です。
Web版Claude Codeの始め方・使い方|アカウント作成からタスク指示まで
Web版はインストール不要なので、始め方はシンプルです。次の流れで開始できます。
- 1. 有料プランを用意する:Web版はFree(無料)では使えません。Pro以上のアカウントでログインします。
- 2. Claude CodeのWeb画面を開く:ブラウザからClaude Codeのページ(claude.ai経由)にアクセスします。
- 3. GitHubリポジトリを接続する:OAuthで対象リポジトリへのアクセスを許可します。
- 4. 新規セッションを開始し、タスクを指示する:「◯◯を実装して」「△△のバグを直して」と自然言語で依頼します。
- 5. 結果(PR)を確認してマージする:AIが作った差分をPRでレビューし、問題なければ取り込みます。
使いこなすコツは、指示を具体的にすることです。対象ファイルや期待する挙動、テストの観点まで書くほど手戻りが減ります。逆に「いい感じにして」のような曖昧な指示は意図とズレやすく、レビューの負荷が上がります。まずは影響範囲の小さいタスクから任せ、PRの差分を必ず人がレビューする運用にすると、安全にAIへ作業を委ねられます。
Web版はクラウド上で動く|実行環境の仕組みと選ぶべきでない場面
Web版を選ぶ前に理解しておきたいのが「コードがどこで動くか」です。CLI版が自分のPC上で完結するのに対し、Web版のタスクはAnthropicが管理するクラウド上の隔離環境(サンドボックス)で実行されます。各タスクは独立した仮想環境で動き、ネットワークやファイルシステムへのアクセスは制限されます。GitHubとの通信も専用プロキシを介して行われ、無制限に外部へ接続する構成にはなっていません。ネットワーク接続の範囲(接続なし/信頼済みソースのみ/フルアクセス)を選べる設定も用意されています。gitの認証情報はサンドボックスの外で保持される設計で、仮にサンドボックス内のコードが侵害されても資格情報そのものは切り離して守られます。
この仕組みは利便性が高い一方、明確に向かない場面があります。社外に出せない機密性の高いソースコードを扱う場合は、Web版を安易に選ぶべきではありません。処理が自社管理外のクラウドで走る以上、社内規程やセキュリティポリシーで外部サービスへのコード送信が制限されているなら、ローカルで完結するCLI版を選ぶのが妥当です。また、ローカルの特殊なツールやローカルDB、社内ネットワーク内のリソースに強く依存する開発も、クラウドのサンドボックスでは再現しづらく不向きです。逆に、公開リポジトリや持ち出し可能なプロジェクトを手早く進めたい、環境構築を省きたいといった用途ではWeb版の手軽さが効きます。扱うコードの機密度と、ローカル環境への依存度で選ぶのが失敗しない判断基準です。
Web版Claude Codeの料金|Pro・Maxの違いと使用量の上限
Web版・CLI版を問わず、Claude Codeの利用には有料プランが必要です。無料プランでは使えません。主なプランは次のとおりです(いずれも公式の月額。為替や改定で変わるため契約前に公式ページで最新を確認してください)。
| プラン | 月額 | Claude Code | 主な位置づけ |
|---|---|---|---|
| Free | 0ドル | 使えない | チャットのお試し |
| Pro | 20ドル | 利用可 | 個人・軽めの利用 |
| Max 5x | 100ドル | 利用可 | 使用量の多い個人 |
| Max 20x | 200ドル | 利用可 | ヘビーユーザー |
「Max 5x/20x」の数字は、Proを基準にした使用枠のおおよその倍率を表します。使用量には約5時間ごと(周期や枠はプランや改定で変動)にリセットされるセッション単位の上限と、週次の上限があり、上位プランほど枠が大きくなります。なお、ブラウザ版ClaudeとClaude Codeは同じ使用枠を共有するため、チャットを多用すると開発に使える枠も目減りする点は覚えておくとよいでしょう。2026年4月にProからClaude Codeを外す変更が一時表示された(約1日で撤回・復帰)経緯もあり、対象プランや上限は変わりやすいので、申し込み前に公式の料金ページで必ず最新条件を確認してください(本記事の金額は2026年7月時点)。
Claude Code(クラウドコード)に関するよくある質問
Claude Code(クラウドコード)の読み方は?何ができますか?
読み方は「クロードコード」です(クラウドコード/クロウドコードと表記されることもありますが同じツールを指します)。GitHubのリポジトリをつなぎ、自然言語で指示するとAIがコードを書き、テストを実行し、プルリクエストまで作成します。単にコードを生成するだけでなく、実際のコードベースに変更を反映できるのが特長です。
Claude CodeとClaude(チャット)の違いは何ですか?
Claude(claude.aiのチャット)は会話で質問に答えたり文章やコードの相談に乗ったりする汎用アシスタントです。Claude Codeは実際のGitHubリポジトリに接続し、コードの作成・修正・テスト・PR作成まで開発作業そのものを代行します。チャットの回答を自分で貼り付ける必要がなく、AIがコードベースに直接変更を加える点が決定的な違いです。
Web版Claude Codeは無料で使えますか?
使えません。無料(Free)プランではClaude Code自体が利用対象外で、Pro(月20ドル)以上、もしくはMax(月100ドル/200ドル)の契約が必要です。プランの対象範囲は変動があるため、契約前に公式の料金ページで最新を確認してください。
スマホ(iPhone)だけでClaude Codeは使えますか?
公式iOSアプリからClaude Codeの機能が使え、タスクの依頼や進捗確認はスマホで可能です。ただし画面が小さく大量のコードの確認・編集には向かないため、本格的な開発はPCのブラウザ、スマホは進捗監視や簡単な指示出しという補助用途がおすすめです。
Web版Claude Codeで画像生成はできますか?
Claude Codeはコードの作成・修正を担うコーディングエージェントで、画像そのものを生成するツールではありません。画像を扱うWebアプリの実装コードを書かせることはできますが、イラストや写真を出力する用途には画像生成AIを別途使うのが適切です。