Lovart Skills(ラブアート スキルズ)は、AIデザインエージェント「Lovart」に組み込まれたガイド付きワークフローです。ロゴ、Amazon商品画像、YouTubeサムネイルといった定番の制作物ごとに、プロンプトと制作手順がまとめて登録されており、選んで素材と要望を渡すと一式を作ります。日本では2026年3月11日にPR TIMESで提供開始が告知され、2026年4月8日からは、自分のチャットやClaude Code形式の SKILL.md を取り込んで自作Skillを作れるようになりました。
本記事では、lovart.aiの画面文言、公式ドキュメント(Agent Skills)、更新履歴、料金FAQと、公式GitHubリポジトリ「lovart-skill」の中身を2026年9月29日時点で確認し、使い方、自作手順、API連携、料金と解約の条件を整理します。画面文言の引用は、同日にlovart.aiの日本語表示で確認したものです。
まとめ:Lovart Skillsの要点
- 正体:制作物ごとのプロンプトと手順を束ねたワークフロー。公式ビルトインは編集・削除できず、利用には思考モード(Thinking)が必要です。
- 自作:チャットをSkillとして保存するか、
SKILL.mdを含むフォルダ・ZIPを取り込みます。自動学習がオンだと、Lovartが作業履歴から自動でSkillを作ることもあります。 - 「lovart skill」はもう1つある:公式GitHubの
lovartai/lovart-skillは、Claude CodeやOpenClawからLovartを呼ぶためのAgent Skillで、アプリ内のSkillsとは別物です。 - 料金:Skills専用の料金は無く、実行した生成モデルに応じて通常どおりクレジットが減ります。有料プランの月間クレジットはStarter 2,000〜Ultimate 27,000です。
- 解約と返金:Account → Manage Subscription → Cancelで解約でき、期間末まで使えます。返金は購入から7日以内かつクレジット未消費の場合に限られます。
まず、アプリ内のSkillsに必要な思考モードと、選べる制作物を確認します。
Lovart Skillsの仕組み:思考モードで動くガイド付きワークフロー
lovart.aiの日本語画面では、Skillsを「あらゆるクリエイティブ作業にすぐ使えるワークフロー」と説明し、「自分のワークフローをスキルとして保存することもできます」と続けています。公式の顧客事例ページはさらに踏み込み、「特定の仕事に最適化されたガイド付きワークフロー」「プロンプトとデザインのベストプラクティスが組み込まれ、完成までの手順を進めます」と書いています。
押さえておきたい制約は1つです。画面には「Skillを使用するには思考モードが必要です。」と明記されており、高速モード(Fast)のままではSkillを呼べません。思考モードは先に計画を立ててから多段階で生成する方式なので、1枚だけ素早く出したいときより、ロゴとその展開物、商品画像の一式など、複数の成果物をそろえる作業に向いています。
公式ビルトインSkillの一覧(2026年9月時点)
公式ドキュメントはSkillのカテゴリをBranding・Marketing・Social Media・E-Commerce・Videoの5つとしています。各カテゴリに対応する公式Skillの表示名を、lovart.aiのフロントエンドの定義から拾うと次のとおりです。Skill Bookでは作成者を「公式」「認証クリエイター」「コミュニティ」で絞り込め、公式ビルトインには「編集・削除はできません」という注記が付きます。
| 公式カテゴリ | 公式Skillの表示名 |
|---|---|
| Branding | Logo & Branding / Design Guide |
| E-Commerce | Amazon Product Listing / Multi-angle Shots |
| Marketing | Ad Creative / Product Campaign / Brochures / URL to Design |
| Social Media | Instagram Post / Carousel / YouTube Thumbnail |
| Social Media | RedNote Cover / Cross-Platform Repurposer |
| Video | Seedance 2.0 Video Creation / One-shot Video |
| Video | Drone-style Video / Storyboard |
旧来の解説記事で見かける「Logo & Brand Design」「Marketing Brochures」「Narrative Storyboards」という名称は、現在の定義には見当たりません。対応するのはそれぞれLogo & Branding、Brochures、Storyboardです。一覧の表示内容は変更されるため、カテゴリへの振り分けは本記事での整理です。最新の並びはSkill Bookで確認してください。
プロンプトを1行書く場合との違い
通常のチャットでは、構図・点数・サイズ・後工程を毎回言葉で指定します。Skillはその指定を事前に持っているので、利用者が渡すのは素材と差分の要望だけです。公式事例では、1,000以上のSKUを扱う販売店EpicRiseがAmazon Product Listing Skillに参考画像と競合調査のセールスポイントを入力し、9枚の商品画像に2週間かかっていた制作が約2時間になったと紹介されています(Lovart公式の顧客事例であり、第三者検証ではありません)。
Skillが想定していない制作物では、調整の手間が残ります。Amazon Product Listingは商品リスティング用の画像一式を前提に組まれているため、楽天やShopifyの独自レイアウトに合わせたい場合は、出力後にサイズや文字要素を直すことになります。
Lovart Skillsの使い方:公式Skillを呼び出す手順
- lovart.aiにログインし、入力欄のモード切替で思考モード(Thinking)をオンにします。
- Skill Bookを開きます。新規プロジェクトでは空の入力欄にSkillが並び、それ以外のときは入力欄左下のSkillsアイコンから開けます。
- カテゴリから制作物に合うSkillを選びます。キーワード検索もできます。
- 目的を短く書き、ロゴや商品写真などの参考素材をアップロードします。
- 足りない情報(好み、用途、素材など)はエージェントが質問してくるので、答えると最終成果物まで進みます。
生成物はキャンバスに並ぶので、部分修正(Edit Element、Touch Edit)や背景削除、超解像で仕上げ、PNGや階層付きPSDで書き出します。どのSkillを選べばよいか迷ったら、チャットでエージェントに聞けば候補を提案してくれると公式ドキュメントにあります。ロゴ・配色・フォントは2026年4月2日に追加されたBrand Kitに登録しておくと、Skillの出力にもブランド要素を揃えやすくなります。公式ドキュメントの整理では、Brand Kitは見た目の定義、Skillは会話の手順を保存するもので、役割が分かれています。
自作Skillの作り方:チャット保存・SKILL.md取り込み・自動学習
2026年4月8日の更新(Create Your Own Skills)で、会話のワークフロー全体をワンクリックでSkillとして保存し、別の会話やプロジェクトで再利用できるようになりました。作り方は3通りあり、向いている場面が違います。
チャットからのSkill保存と作成条件
思考モードで満足のいく成果物が出たら、Skill Bookの「Create a Skill」で保存し、My Skillsに入れます。公式ドキュメントの制約は「Thinking Modeでのみ、かつそのセッションでエージェントと1回以上会話した後」で、高速モードの会話では「ThinkingモードをオンにしてNew Chatを始めてください」と表示されます。保存時には名前・説明・使う場面・出力内容を入力し、各項目には文字数の上限があります。保存後も編集でき、バージョン履歴から以前の版へロールバックできます。
Skillには会話の経路がそのまま写るので、公式ドキュメントも「寄り道や修正の少ない、焦点の絞れたセッションのほうがきれいなSkillになる」と勧めています。何度もやり直した会話を保存するより、うまくいった手順で新しい会話をやり直してから保存したほうが、次回の出力が安定します。
Claude Code・Codex形式のSKILL.md取り込み条件
「Import a Skill」では、フォルダかZIPをドラッグして取り込みます。画面の注記は「Claude Code、Codex などの標準スキル形式に対応」「SKILL.md を含める必要があります」の2点で、Markdownファイルの数と合計サイズにも上限があります。Claude Code向けに書いた社内の制作手順があれば、ファイル形式を変えずにLovart側へ持ち込めます。SKILL.md の書式そのものはAgent Skillsとは?SKILL.md仕様と46製品で動かす移植性の実装手順で詳しく解説しています。
ただし、標準スキル形式の取り込みに対応していても、Claude Codeと同じ実行環境やツールが利用できるとは限りません。取り込み後は、構図・配色・点数・トーンといった「制作の指示」が意図どおり反映されるかを試してから使うのが確実です。
自動学習(Learn my skills)をオフにする場面
設定の「Learn my skills」がオンだと、Lovartは過去の作業からよく使う作り方を学び、「Lovart built your first skill」という通知とともにSkillを自動生成します。通知文には「次回から同じような作業で自動的に使われ」とあります。案件ごとに作風を分けたい場合は、自動適用が意図に合うかを確認し、反映したくなければオフにしてください。ただし、この設定だけで機密情報の保存やサービス改善への利用が停止するとは判断できません。画面の説明は「オフにすると、Lovart はあなたの好みを記録・学習しません」です。
マーケットプレイスへ公開する場合の条件
自作Skillはマーケットプレイスに公開でき、公開後は他のユーザーが閲覧・利用できます。公開時には「Lovart Skill Originality Statement(オリジナリティ声明)」への同意が必要で、内容が自分のものか権利を得たものであること、個人情報を含めないことが条件です。公開には審査があり、プラットフォーム側で非公開にされる場合もあります。社名や取引先名がSkillの本文や作例に残っていないかは、公開前に必ず確認してください。
公式GitHub「lovart-skill」による外部エージェントとのAPI連携
「lovart skill」「lovart api」で検索すると、アプリ内のSkillsとは別に、Lovart公式のGitHubリポジトリ lovartai/lovart-skill が出てきます。こちらはAIコーディングアシスタントやチャットエージェントからLovart Agent OpenAPIを呼ぶためのAgent Skillで、画像・動画・音声・3Dの生成とプロジェクト管理ができます。リポジトリは2026年4月9日に作成され、同日の更新履歴で「OpenClaw × Lovart」(Slack・Discord・Feishuなどのチャットから利用)が告知されました。最新リリースはv1.1.0(2026年9月6日)です。
AK/SKの発行と保管
認証はAccess Key(AK)とSecret Key(SK)の組で、アバターメニューの「OpenClaw for Lovart」から発行します。画面の注記は「Secret Keyを今すぐ保存してください。閉じると再表示できません」で、キーは1アカウント3個までです。スクリプトはAK/SKを環境変数から読み、リクエストごとにHMAC-SHA256で署名するため、キー自体はディスクに書き込まれません。
インストールと最小コマンド
README_JA.mdが案内する導入経路は、npx skills add と、Hermes Agent向けの手動コピーの2つです。READMEは前者を「ClawHubから最新リリースを取得」と説明していますが、npx skills はVercelのSkills CLIで、owner/repo の指定はGitHubのリポジトリから取得する仕組みです。Claude CodeやCursorでは、Pythonスクリプトを直接実行させる形で使えます。依存は標準ライブラリのみで、Python 3.6以上が要件です。
export LOVART_ACCESS_KEY="ak_xxx"
export LOVART_SECRET_KEY="sk_xxx"
# Skills CLIでインストール(GitHubから取得)
npx skills add lovartai/lovart-skill
# スクリプトを直接実行する場合は公式リポジトリを取得して移動
git clone https://github.com/lovartai/lovart-skill.git
cd lovart-skill/skills/lovart-skill
# 画像生成(完了まで待って保存)
python3 scripts/agent_skill.py chat --prompt "コーヒーブランドのロゴ案を4つ" --mode thinking --json --download
キーが正しくないとサーバーが拒否して止まります。ダミーのAK/SKで query-mode を実行すると、Error: Invalid access key を出して終了コード1で終わりました。キーを設定していない場合は通信する前に「LOVART_ACCESS_KEY and LOVART_SECRET_KEY must be set」で止まります。
レート制限とエラーコード
| 区分 | 対象 | 上限・コード |
|---|---|---|
| Chat(書き込み) | /chat、/chat/confirm | 毎分60・毎時600 |
| Query(読み取り) | /chat/status、/project/* など | 毎分300・毎時3000 |
| 上限超過 | 全エンドポイント | HTTP 429(Retry-After: 60) |
| 同一スレッドで実行中 | /chat | HTTP 409(code 2011) |
| クレジット不足・上限 | /chat | HTTP 402(code 2012) |
1つのスレッドで同時に走る生成は1件だけなので、並列で作りたいときはスレッドを分けます。もう1点、SKILL.mdは「完了(done)でも成果物が無い」ケースを明記しています。上流モデルのコンテンツ審査で拒否されたり、エージェントが画像を作らず文章で返したりした場合で、結果の generation_succeeded が false になります。自動化するなら、この値に加えて failures と warning も確認してください。成果物があっても、指定した参照やモデルが拒否され、別の条件で生成されている場合があります。
導入前に確認したいリポジトリの記載と実体のずれ
- ライセンス:READMEのバッジとSKILL.mdの
license欄はMITですが、リポジトリにLICENSEファイルが無く、GitHub APIのライセンス判定も空(null)です。社内に組み込むなら、法務確認のうえ明示を求めるのが確実です。 - モデル指定の例:SKILL.mdの例は
generate_video_kling_3_0やgenerate_image_seedream_3_0を使っていますが、READMEのモデル表(自動生成)ではgenerate_video_kling_v3のような別表記です。--prefer-modelsで指定するときはREADMEの表の名前を使ってください。 - ツール指定は強制ではない:
--include-toolsはヘルプ上も「強い指示だが強制のホワイトリストではない」とされ、--exclude-toolsは現在ツール選択に影響しません。特定モデルでの再現性が必要な業務には向きません。
Lovartの料金とクレジット:Skills利用時に効く条件
Skillsに専用の料金はありません。料金FAQによると、エージェント経由の生成は「選んだツール・モデル」と「依頼の複雑さ」でクレジット消費が決まるため、複数の成果物を一度に作るSkillほど1回あたりの消費は大きくなります。
プラン別の月間クレジット
| プラン | 月払い(月額) | 年払い(月額換算) | 高速生成クレジット | 同時実行タスク |
|---|---|---|---|---|
| Free | 0円 | - | 毎日30 | 1 |
| Starter | 3,045円 | 2,565円 | 毎月2,000 | 2 |
| Basic | 5,100円 | 4,305円 | 毎月3,500 | 4 |
| Pro | 14,350円 | 7,175円(初年度) | 毎月11,000 | 8 |
| Ultimate | 31,700円 | 17,365円(初年度) | 毎月27,000 | 10 |
2026年9月29日に日本から料金ページを表示したときの円建て価格です(税はチェックアウト時に加算)。米ドル表示では月払いがStarter 19ドル、Basic 32ドル、Pro 90ドル、Ultimate 199ドルです。ProとUltimateの年払いは初年度だけの割引で、2年目はそれぞれ月額換算11,800円・26,445円で更新されると表示されます。年払いを比べるときは2年目の価格で計算してください。
月額プランのクレジットは次の請求日に、年額プランも毎月のサイクルでリセットされ、どちらも繰り越せません。Basic・Pro・Ultimateには、クレジットを消費せずキューに並んで生成する「無制限リラックス生成」(対象モデル限定・期間付き)があり、プランごとに待ち行列の優先度が異なります。無料プランはクレジットカード不要ですが、使えるモデルが限られ、同時実行は1タスクです。
追加クレジットの有効期限と公式記述の不一致
追加購入(トップアップ)クレジットの扱いは、同じ料金ページの中で2通りに書かれています。「追加購入クレジットの有効期限は購入日から366日間です」という回答の少し下に、「別途購入されたクレジットパックは請求サイクルの影響を受けず、有効期限もありません」という古い記述が残っています。より新しい料金FAQ(2026年6月30日更新)は、2026年6月30日(UTC)以降に購入した分は366日で失効し、それより前の購入分は従来どおり無期限と明記しています。今から買う分は366日と考えて、使い切れる量だけ買うのが安全です。
有料会員の商用利用の条件
料金FAQの商用ライセンス条項は、「会員」はLovartで生成したコンテンツを、元のモデルのライセンスと利用規約の範囲で商用利用できるという書き方です。モデル自体の再配布・転売や、競合サービスの構築への利用は除外されています。Lovartは複数社のモデルを束ねているため、使ったモデル(GPT Image、Nano Banana、Seedream、Midjourneyなど)の規約が上乗せされる点に注意が必要です。画像生成AIの商用利用を社内で判断する観点は画像生成AIの商用利用はどこまで可能か?著作権・規約・企業導入の判断基準を解説にまとめています。
Lovartのサブスクリプション解約と返金条件
解約はWebのアカウント設定から行います。料金FAQの手順は「Account → Manage Subscription」を開き、有効なプランの「Cancel」を押して確定する、の2段階です。解約後も現在の請求期間の終了までは全機能を使え、画面にはキャンセル済みの表示と有効期限が出ます。
返金の条件は狭いので、解約前に確認してください。
- 月額・年額とも、購入から7日以内で、そのプランのクレジットを1つも使っていない場合だけ全額返金の対象です。
- 7日を過ぎた場合、または1クレジットでも消費した場合は返金されません。
- 紹介特典付きのサブスクリプションとオフピーク画像パックの購入分は返金不可です。また、画像パックを会員価格で購入した場合は会員特典を利用済みとみなされ、サブスクリプション自体も返金対象外になります。
- 返金の問い合わせには営業日24時間以内に返信があり、合意後10営業日以内に処理されます。
「無制限リラックス生成」は請求サイクルと独立した期間で動くため、解約・再開しても期限は延長されず、一度期限が切れた特典は再付与されません。年額プランで365日の無制限特典を持っている場合、解約するとその請求期間の終了時点で無制限アクセスも止まります。
Lovartはどこの国のサービスか:運営元と安全面の確認点
Lovart(ラブアート)は、公式発表では米国サンフランシスコを拠点とする企業で、CEOのMelvin ChenとAI研究者のHaofan Wangが共同創業しました。2025年7月23日にベータを終えて世界向けに正式公開しています。一方、開発グループは中国のスタートアップ演語科技(Evoken)で、36Kr Japan(2026年7月23日)は、同社が画像生成コミュニティのLiblibAI、Lovart(中国版は「星流」)、動画制作のLibTVを展開し、シリーズBの追加ラウンドで約3億ドルを調達して評価額20億ドルを超え、Lovartは提供開始から5か月でARR 8,000万ドルを超えたと報じています(同社側の一次発表は未確認)。利用規約上のサービス提供者はResonate International INC(登録住所は米国デラウェア州)で、日本向けのプレスリリースも同社名義です。「どこの国か」への答えは、契約先と拠点は米国、開発グループの母体は中国です。
安全面では、公式Skillの説明と実装を分けて見る必要があります。READMEは、外部通信先をLovart API(lgw.lovart.ai)とLovartのCDNに限定し、ローカルには ~/.lovart/state.json 以外を読み書きしないと説明しています。ただし、実装ではアップロード対象のローカルファイルを読み取り、ダウンロードした生成物を保存します。通信先も設定やURL引数で変更できるため、READMEの説明はアクセス先を技術的に制限する保証ではありません。SSL証明書の検証は既定で有効で、無効化する LOVART_INSECURE_SSL=1 はTLSを傍受する社内プロキシ下でのみ使う設定です。アップロードする画像・PDFについては、Lovart自身が「個人情報や機密情報をアップロードしないでください」と注記しているので、未発表の製品写真などは社内規程と照らしてから扱ってください。
Lovart Skillsを使わないほうがよい場面
Skillsは「定番の制作物を一式そろえる」用途では強力ですが、次の条件では通常のチャットや他ツールのほうが確実です。
- 1枚を急いで出したい:Skillsは思考モード必須です。単発生成には高速モードが候補になります。ただし、待ち時間やクレジット消費は、選ぶモデル・設定・依頼内容によって変わります。
- モデルと設定を固定したい:モデル選択はエージェントが決め、API経由の
--include-toolsも強制ではありません。同じ条件で再現したい検証用途には、モデルを直接指定できる生成サービスが向いています。 - クライアントごとに作風を分ける:自動学習がオンの場合は、保存された作り方が別案件の要件にも合うか確認が必要です。オフにするか、アカウントを分けてください。
- 複数人で同じアカウントを使う:個人アカウントは同時実行がデスクトップWeb 2台・モバイルWeb 1台までで、共有は規約で禁止されています。チームで使うならTeamプランが前提です。
Canvaのようにテンプレートを人が編集する流れを重視するならCanva AI 2.0の全体像と2013年以来最大規模の刷新ポイント、画風の作り込みを重視するならMidjourneyとStable Diffusionの違いを比較|料金・商用利用・ローカル実行と選び方【2026年】も比較材料になります。
よくある質問
Lovart Skillsは無料で使えますか?
Skills専用の料金はなく、実行時に使ったモデルに応じてクレジットを消費します。無料プランの高速生成クレジットは毎日30で、使えるモデルも限られるため、複数の成果物を作るSkillは試せる範囲が小さくなります。思考モードが必要な点は有料プランと同じです。
Lovartの読み方は?
ラブアートです。日本向けの公式プレスリリース(PR TIMES、2026年3月11日)が「Lovart(ラブアート)」と表記しています。国内メディアには「ロバート」と書く記事もありますが、公式表記に合わせるならラブアートです。
Claude CodeのSkillsをLovartで使えますか?
取り込めます。「Import a Skill」は Claude Code や Codex の標準スキル形式に対応しており、SKILL.md を含むフォルダかZIPが条件です。ただし、取り込み形式への対応は、コマンド実行やファイル操作まで同じように動くことを保証するものではありません。制作指示を中心に、取り込み後の動作を確認してください。
Lovartを解約したらクレジットはどうなりますか?
現在の請求期間が終わるまではプランが有効で、残りのクレジットも使えます。期間終了後、サブスクリプションの月間クレジットは失効します。追加購入したクレジットは、2026年6月30日以降の購入分なら購入日から366日間有効です。
Lovartに公開APIはありますか?
公式に案内されている外部連携手段は、AK/SK認証のLovart Agent OpenAPIと、それを呼ぶ公式Skill(lovartai/lovart-skill)です。APIキーは「OpenClaw for Lovart」の画面で発行し、1アカウント3個まで作れます。