この記事で中心に扱うのは、GensparkをLINEで使う2つの方法です。友だち追加するだけで使える「Genspark(公式)」のLINEと、自分で作ったLINE公式アカウントにGenspark Clawをつなぐ方法があります。前者は手軽ですが、記憶を持って24時間動くClawを自分専用の窓口で使いたいなら、後者の設定が必要です。
この記事は2026年10月23日時点のGenspark Clawの公式ヘルプ、Gensparkの公式ブログ、LINE Developersのドキュメントをもとに、2つの方法の選び分け、Clawの接続手順、Genspark側とLINE側の料金、安全設定を整理します。Claw自体の機能と料金体系の全体はGenspark Clawとは?何ができる・料金・デスクトップアプリとの違いと使い方で扱っています。
まとめ:Genspark ClawのLINE連携の要点
- まず試すなら公式LINE:LINEで「Genspark(公式)」を友だち追加し、Gensparkアカウントを連携すれば使えます。自分のLINE公式アカウントは要りません。
- Clawをつなぐなら自分のLINE公式アカウント:Clawの「Channels」タブでLINEの「Connect」を押し、自分で作ったLINE公式アカウントのMessaging APIチャネルを渡します。最後に自分のLINEから話しかけ、Pairing Modeで自分を承認します。
- Genspark側の料金:24時間動かすならCloud Computerの月額とクレジット。デスクトップアプリならCloud Computerは不要ですが、PCが起動している間しか動かず、LINEからの通知を受ける公開HTTPSの受け口が別に要る場合があります。
- LINE側の料金:Claw接続では、課金対象の送信が月200通以内なら無料のコミュニケーションプランで足ります。定期タスクの結果をLINEに届ける使い方は枠を食います。
- 安全面:DMはPairing Modeのまま使い、グループは全員を信頼できる場合だけに限ります。
GensparkのLINE連携3方式とOpenClawの比較
検索すると、名前の似た手順が混ざって出てきます。LINEで話す相手と、LINE側で用意するものが方法ごとに違います。
| 方法 | LINEで話す相手 | LINE側の準備 | 向く人 |
|---|---|---|---|
| Genspark(公式)LINE | GenTeamエージェント | 友だち追加のみ | まず試したい人 |
| Genspark ClawのLINE接続 | 自分のClaw | LINE公式アカウント+Messaging API | Clawを外出先から使う人 |
| カスタムSuper AgentのLINE公開 | 自作のエージェント | LINE公式アカウント+Messaging API | ボットを他人に公開する人 |
| OpenClaw(自前運用) | 自分で動かすエージェント | 同上+自前のHTTPSサーバー | サーバーを自分で管理できる人 |
公式LINEとClawのLINE接続の違い
Gensparkの「コネクタと連携」ヘルプは、公式LINEなどのチャットアプリで話す相手を「あなた専用のプライベートなGenTeamエージェント」と説明しています。一方、Clawのヘルプは、Clawを専用のクラウドコンピュータか自分のPCで動く常駐エージェントとし、LINEをその指示窓口の1つに挙げています。公式LINEは「Genspark(公式)」という共通の窓口、Claw接続は自分のLINE公式アカウントという専用の窓口です。
選び方は単純です。調べもの、議事録、予定の確認をスマホから頼めれば十分なら、公式LINEで足ります。Schedulesタブの定期タスクやHeartbeatなどを自分のClawで管理したい場合は、Claw接続を選びます。公式LINEにも予約タスクの記載があるため、定期実行の有無だけでは区別できません。
Genspark(公式)LINEを友だち追加して使う手順
公式LINEは、2026年3月16日にGenspark日本公式のXアカウントが提供開始を告知しました。2026年10月18日の公式ブログでは、カレンダーやファイルとつながり、予定の変更や議事録作成まで実行するエージェントとして刷新されたと案内しています。
- LINEの検索で「Genspark」と入力し、「Genspark(公式)」を友だち追加する。LINE IDは
@280iqwciです。 - トークに届く連携カードの「アカウント連携」をタップする。連携リンクは本人専用で、有効期限は15分・1回限りです。
- ブラウザで、Google・Apple・SSO(Team・Enterprise向け)のいずれかでサインインし、表示されたメールアドレスを確かめて「Gensparkアカウントを連携する」をタップする。
- LINEに戻り、「今週の予定を教えて」などと送る。カレンダーやメールを使う依頼では、初回だけGoogle WorkspaceかMicrosoftアカウントの連携カードが届きます。
PC側から始める場合は、genspark.aiの「設定」から「連携」を開き、LINEの横の「接続」を押します。デスクトップではQRコード、モバイルではLINEログインが開きます。ヘルプによると、公式アカウントを友だち追加していないと、連携は存在してもメッセージの送受信は一切できません。
公式LINEの料金・リマインダー・データの扱い
- 料金:友だち追加と連携は無料で、利用はWebアプリと同じクレジット残高から引かれます。メッセージ専用の枠はありません。初めて連携すると1,000クレジットが付与されます。クレジットの追加はLINE内ではできず、モバイルアプリ「GenTeam」から行います。
- リマインダー:既定でオンで、Gensparkが最近の依頼を見て短いリマインダーを送ることがあります。送信は現地時間の9時から20時の間に1日最大1回です。止めるにはトークで「stop reminders」と送ります。
- Gensparkが見られる範囲:公式アカウントに送ったメッセージだけで、個人のトーク履歴は読めません。LINEログインで渡るのはプロフィールとopenidで、メールアドレスは含まれません。
- 添付ファイル:LINEから送ったファイルのうち、保存されるのは画像だけです。動画・音声・ファイルは7日間有効なリンクとしてエージェントに渡ります。
トークで「/help」と送ると使えるコマンドの一覧が出ます。Gensparkそのものの機能やプランはGensparkとは?AI検索から始まったAIワークスペースのできること・料金・使い方で解説しています。
LINEからGenspark Clawに頼めること
Clawの公式ヘルプは、接続先にWhatsApp・Telegram・LINE・Slack・Microsoft Teams・Discord・Signal・Google Chat・Feishu(Lark)を挙げています。ここからは、自分のLINE公式アカウントにClawをつなぐ方法を扱います。
LINEからClawに依頼できる作業とサービス連携
LINEで送った依頼に応じて、Clawは接続済みのサービスで調べもの、Gmail・Outlookでのメール送信、Googleカレンダーの予定登録、スライドや文書の作成などを行います。メールや予定を扱うには、先に「Services」タブでGoogleやOutlookにログインしておく必要があります。LINEをつないだだけではメールは送れません。
会話の履歴はチャネルごとに分かれ、LINEのやり取りがSlackのスレッドに混ざることはありません。一方で「覚えておいて」と頼んだ長期記憶は全チャネルで共有されるので、Slackで伝えた好みはLINEでも効きます。
定期タスクの実行結果とLINEへの通知
クラウド版では、「Schedules」タブで作った定期タスクが指定時刻に動き、結果をチャットやメールに届けます。朝のニュース要約や競合サイトの更新チェックをLINEで受け取る使い方です。ただし、この「Claw側から先に送る」メッセージはLINE側の無料枠を消費します(料金の章で扱います)。
LINEグループへの参加設定と会話履歴の分離
Clawはグループにも参加できますが、公式ヘルプは「プラットフォームごとに手動の権限設定が要る」としています。設定方法はClawに「LINEでグループチャットを設定するには?」と聞くと案内されます。グループと個別トークでは会話履歴が分かれますが、長期記憶に保存した内容はチャネルをまたいで使われるため、個別トークの情報がすべて隔離されるわけではありません。
Genspark ClawのLINE連携に必要なもの
| 区分 | 必要なもの | 費用 |
|---|---|---|
| Genspark | Gensparkアカウントとクレジット | Freeは1日100クレジット |
| Genspark | Cloud Computer またはデスクトップアプリ | クラウド版のみ月額 |
| LINE | ビジネスIDとLINE公式アカウント | コミュニケーションプランは0円 |
| LINE | Messaging APIチャネル | 無料 |
| デスクトップ版 | 公開HTTPSの受け口(求められた場合) | トンネルサービスによる |
クラウド版とデスクトップアプリの稼働条件
公式ヘルプによると、Channelsはクラウド版にもデスクトップアプリ(ローカルモード)にもあります。違いは動いている時間です。
- クラウド版:専用のクラウドコンピュータで24時間動き、PCを閉じてもLINEに返信し、定期タスクも回ります。Cloud Computer(Lite/Standard/Powerful)の月額契約が必要で、ヘルプはこの料金に固定IPアドレスが含まれると説明しています。
- デスクトップアプリ:macOS・Windowsの自分のPCで動き、Cloud Computerの契約は要りません。PCがスリープするかアプリを終了するとClawは止まり、LINEに送っても返事が来ません。
外出先のスマホから頼むのがLINE連携の主な目的なら、クラウド版を選びます。PCの前にいる時間帯だけで足りるなら、デスクトップアプリで試せます。公式ヘルプに従い、作業フォルダを指定し、重要なファイルをバックアップしてください。フォルダ指定はアクセスを強制的に制限する仕組みではありません。
デスクトップ版で要るWebhookの受け口
LINEは、ユーザーのメッセージをWebhookとしてボット側のURLへ送ります。LINE Developersのボット作成ガイドは、Webhook URLにHTTPSを使い、広く信頼された認証局が発行したSSL/TLS証明書を設定するよう求めており、自己署名証明書は使えません。
自宅や社内のPCは、通常インターネットから直接届かない場所にあります。そのため、デスクトップ版の設定中に設定用エージェントから公開HTTPSのURLを求められたら、ngrokやCloudflare TunnelなどのトンネルでPC上の受け口を公開してURLを渡します(2026年9月のmiralabの検証記事でも、この段階で公開HTTPS URLを求められたと報告されています)。トンネルを止めたりURLが変わったりするとLINEからのメッセージは届かないので、そのたびにLINE DevelopersコンソールのWebhook URLも直します。常時つないでおきたいなら、この手間ごとクラウド版に任せるほうが確実です。
LINE公式アカウントとMessaging APIチャネル
LINEのボットは、LINE公式アカウントにひもづくMessaging APIチャネルを通じてメッセージをやり取りします。LINE Developersの手順では、ビジネスIDでLINE公式アカウントを作り、LINE Official Account ManagerでMessaging APIを有効にするとチャネルができます。
2024年9月4日からは、LINE DevelopersコンソールでMessaging APIチャネルを直接作れなくなりました。古い解説やGensparkの別機能の案内には「Developersコンソールでチャネルを作成」と書かれたものが残っており、その手順どおりに進めると途中で詰まります。Messaging APIの通数の数え方や実装の基本はMessaging APIとは?LINEでできること・料金の通数カウントと実装手順を解説で説明しています。
Genspark ClawとLINEを接続する手順
Clawの公式ヘルプはLINE固有の画面手順を載せておらず、接続は設定用エージェントとの対話で進みます。細部の案内は変わることがあるので、LINE側で行う操作を軸に流れを押さえておきます。
- Clawの「Channels」タブを開き、LINEの横の「Connect」を押す。設定用エージェントとのチャットが始まる。
- ビジネスIDに登録し、Clawの窓口にするLINE公式アカウントを新しく作る(店舗や会社の既存アカウントは使わない)。
- LINE Official Account Managerの「設定」で、Messaging APIの利用を有効にする。このときプロバイダーを選ぶ。
- LINE Developersコンソールで、Channel secretを確認し、チャネルアクセストークン(長期)を発行する。
- 設定用エージェントの案内に従い、これらの値をClawに渡す。Webhookの設定もエージェントが案内する。
- LINE Official Account Managerの応答設定で、Webhookをオンにし、自動の応答メッセージをオフにする。
- LINE公式アカウントを自分のLINEで友だち追加して話しかけ、Pairing Modeで自分を承認する。
案内が分かりにくいときは、Channel secretやアクセストークンなどを隠したスクリーンショットを設定用エージェントに貼ると、画面の状況に合わせた案内を受けられます。チャネルの設定作業そのものもクレジットを消費する作業に数えられています。
応答設定・プロバイダー選択・ペアリングの注意
- 応答設定:LINE公式アカウントの初期状態では自動の応答メッセージが有効で、Clawの返信とは別に定型文が返ることがあります。友だち追加時の「あいさつメッセージ」も別設定なので、必要に応じてオフにします。
- プロバイダーの選択:LINEのドキュメントは、一度選んだプロバイダーは後から変更できず、Messaging APIとの連携も解除できないと明記しています。業務用のプロバイダーの下に個人用のClawを作らないよう、専用のプロバイダーを作ってから選びます。
- ペアリング:接続直後のDMはPairing Modeで、承認していない相手のメッセージには反応しません。自分から送っても返事がないときは、まず承認が済んでいるかを確かめます。
返信が来ないときの確認順
- デスクトップアプリなら、PCが起動していてアプリが開いているか。トンネルを使っているなら、トンネルが動いていてWebhook URLが現在のURLと一致しているか。
- Pairing Modeで自分を承認したか。
- LINE DevelopersコンソールのMessaging API設定で「Webhookの利用」がオンか。
- 当月の送信上限に達していないか(次章のcurlで確認できます)。
- クラウド版なら「Settings」タブの「Diagnose」を実行する。公式ヘルプは、再試行を繰り返す前にDiagnoseを使うよう勧めています。
Genspark ClawのLINE連携にかかる料金
費用は2か所で発生します。Genspark側はClawを動かす費用、LINE側は自分のLINE公式アカウントからメッセージを送る費用です。公式LINEを使う方法では、LINE側の費用はかかりません。
Genspark側:Cloud Computerとクレジット
クラウド版は、Cloud Computerの定額料金とクレジットの二重構造です。Cloud Computerが処理を実行していない間はクレジットを消費しません。ただし、操作していなくても定期タスクやHeartbeatが動けば消費します。製品ページは2026年10月23日時点で「期間限定 月額$9.99から・75%オフ」と案内しています。期間限定の価格なので、契約前に現在の額を確認してください。
クレジットはGensparkの全機能で共通の残高から引かれます。会員プランのヘルプでは、Plusが月24.99ドル(月1万クレジットから)、Proが月249.99ドル(月12.5万クレジットから)です。Freeの1日100クレジットには生涯の上限があり、使い切ると毎日の補充が止まります。LINEでの会話1往復ごと、定期タスクの実行1回ごとにクレジットを消費します。Cloud Computerの3ティアのスペックはGenspark Clawのハブ記事にまとめています。
LINE側:月200通の無料枠と課金対象の送信方式
LINE公式アカウントの料金プランは次の3つです(税別、2026年10月時点)。
| プラン | 月額固定費 | 無料メッセージ通数 | 追加メッセージ |
|---|---|---|---|
| コミュニケーション | 0円 | 200通 | 不可 |
| ライト | 5,000円 | 5,000通 | 不可 |
| スタンダード | 15,000円 | 30,000通 | 従量課金 |
Messaging APIの料金ページによると、通数に数えるのはプッシュ・マルチキャスト・ブロードキャスト・ナローキャストの各メッセージで、ユーザーのメッセージへの応答メッセージは数えません。通数は送信先の人数で数えるため、自分1人に送るならプッシュ1回が1通です。
応答メッセージには、対応するWebhookイベントに含まれる応答トークンが必要で、定期実行だけを起点にした通知には使えません。つまり、定期タスクやHeartbeatの結果をClawがLINEに届けるたびに、プッシュメッセージとして200通の枠を消費します。自分1人への通知を毎回1回のプッシュAPIリクエストで送る場合、30日間で朝夕2回なら60通、毎時1回なら720通となり、後者はコミュニケーションプランの枠を超えます。上限に達するとLINEはエラーを返し、メッセージは届きません。ライトプランへ上げるか、結果の届け先をメールに変えるかを先に決めておきます。
Clawが依頼への返信を応答メッセージとプッシュメッセージのどちらで送るかは、Gensparkの公式ヘルプに記載がありません。当月の上限と送信済み通数、日ごとの応答とプッシュの送信数は次のコマンドで確認できます。シェルで環境変数LINE_CHANNEL_ACCESS_TOKENに発行済みのトークンを設定してから実行してください。
# 当月の送信上限(コミュニケーションプランなら {"type":"limited","value":200})
curl -s -H "Authorization: Bearer ${LINE_CHANNEL_ACCESS_TOKEN}" \
https://api.line.me/v2/bot/message/quota
# 当月に送信済みの通数(例 {"totalUsage":35})
curl -s -H "Authorization: Bearer ${LINE_CHANNEL_ACCESS_TOKEN}" \
https://api.line.me/v2/bot/message/quota/consumption
# 指定日(日本時間・yyyyMMdd)の応答メッセージ数とプッシュメッセージ数(例 {"status":"ready","success":12})
curl -s -H "Authorization: Bearer ${LINE_CHANNEL_ACCESS_TOKEN}" \
"https://api.line.me/v2/bot/message/delivery/reply?date=20261022"
curl -s -H "Authorization: Bearer ${LINE_CHANNEL_ACCESS_TOKEN}" \
"https://api.line.me/v2/bot/message/delivery/push?date=20261022"
チャネルアクセストークンはLINE DevelopersコンソールのMessaging API設定で確認できます。LINEのAPIリファレンスによると、totalUsageは概算で、LINE Official Account Managerから配信した分も含みます。返信方式を調べるには、定期通知やほかのAPI送信を止めた日にClawとだけやり取りし、翌日以降にその日の応答とプッシュの集計を比べます。statusがreadyになる前は集計が終わっていないので、前日以前の日付で確かめます。
LINEでClawを使うときの安全設定
ClawはメールやカレンダーにあなたとしてログインしたままLINEから指示を受けるので、LINEの窓口を誰が使えるかがそのまま権限の範囲になります。
- DMはPairing Modeのままにする:公式ヘルプは、DMが「open」になっているという警告が出たらPairing Modeへ戻すよう求めています。openのままだと、LINE公式アカウントを友だち追加した人なら誰でもClawに作業を頼めます。友だち追加用のQRコードが共有されると第三者も接触できます。
- グループは全員を信頼できる場合だけ:ほかの参加者がClawに頼んであなたの個人データを引き出せるので、取引先を含むグループには入れません。
- 接続するサービスを絞る:予定調整と調べものにしか使わないなら、会計や機密文書を扱うサービスはつなぎません。
- 取り消しにくい操作は先に計画を出させる:一斉メールやSNS投稿は、「実行前に計画を見せて」と頼んでから承認します。無人で動く定期タスクでは特に効きます。
- 解約前にファイルを退避する:Cloud Computerを解約すると、請求期間の終了後にクラウドコンピュータは回収され、会話履歴・記憶・ファイルは消えます。必要なファイルは「Files」タブから先にダウンロードします。
チャネルアクセストークンが漏れると、第三者があなたのLINE公式アカウントとしてメッセージを送れます。スクリーンショットや共有メモに貼らず、漏れた疑いがあればLINE Developersコンソールで再発行します。社内の業務システムとLINEを安全につなぐ仕組みまで含めて検討するなら、LINEミニアプリ開発の支援内容も参考になります。
カスタムSuper AgentとOpenClawのLINE接続要件
カスタムSuper AgentのLINE公開
Gensparkには、自作したSuper Agentを「Publish」画面からLINEボットとして公開する機能もあります。GensparkのLINE Bot Setup Guideはこの機能向けで、Channel ID・Channel secret・チャネルアクセストークンを入力して公開するとWebhook URLが自動で設定されます。ClawのChannelsとは別の機能です。このガイドは2026年10月時点でも「Developersコンソールで Messaging APIチャネルを作成する」手順のままなので、実際には先にLINE公式アカウントを作り、Official Account ManagerでMessaging APIを有効にします。
OpenClawのLINEプラグインと自前運用の要件
オープンソースのOpenClawは、公式ドキュメントに従って openclaw plugins install @openclaw/line でLINEプラグインを入れ、チャネルアクセストークンとChannel secretを設定します。Webhook URLは自分のゲートウェイのHTTPSエンドポイントで、DMの既定はpairing、グループは許可リスト方式です。長文は5,000文字ごとに分割され、Markdownの装飾は取り除かれます。
サーバーの常時稼働とHTTPSの公開を自分で面倒見られるならOpenClaw、そこを任せたいならGenspark Clawという分け方になります。OpenClaw本体の導入と危険性はClawdbot(現OpenClaw)とは?できること・導入手順・危険性を解説、OpenClawをKimiのクラウドで常駐させる別サービスはKimi Claw(キミ・クロー)とは?OpenClawをKimiで常駐させる使い方と料金(Pro月39ドル〜)【2026年10月】で解説しています。
Genspark ClawのLINE連携に関するよくある質問
GensparkのLINE連携は無料で使えますか?
公式LINEは友だち追加と連携が無料で、初回に1,000クレジットが付きます。Claw接続はデスクトップアプリならCloud Computerの契約なしで使え、LINE側もコミュニケーションプランなら0円です。どちらも利用時にクレジットを消費し、Freeのクレジットには生涯の上限があります。
Genspark(公式)のLINEとGenspark ClawのLINE接続は何が違いますか?
公式LINEは、Gensparkが用意した共通の公式アカウントでGenTeamエージェントと話す方法で、LINE側の準備は友だち追加だけです。Claw接続は、自分のLINE公式アカウントを窓口にしてClawを動かす方法で、Messaging APIの設定が必要です。自分のClawのSchedulesタブやHeartbeatを使いたい場合は後者です。公式LINEにも予約タスクの記載があり、定期実行そのものがClaw限定というわけではありません。
個人のLINEアカウントにそのままClawを入れられますか?
入れられません。LINEのボットはLINE公式アカウントのMessaging APIチャネルを通じて動くので、Clawの窓口用に自分のLINE公式アカウントを作り、それを個人のLINEで友だち追加して話しかけます。
LINE連携にかかる料金は結局いくらですか?
Claw接続のGenspark側は、クラウド版ならCloud Computerの月額(2026年10月時点は期間限定で$9.99から)とクレジット、デスクトップアプリならクレジットだけです。LINE側は、課金対象の送信が月200通以内なら0円、201〜5,000通ならライトプランの月5,000円(税別)、それ以上はスタンダードプランの検討が必要です。
家族や同僚とのLINEグループにClawを入れても大丈夫ですか?
全員を信頼できる場合に限ります。グループの参加者は誰でもClawに指示でき、Clawがアクセスできるメールや予定の内容を聞き出せます。グループ用には、個人のメールや予定をつながない別のClawを使うほうが安全です。