Claude Opus 4.6は、Anthropicが2026年2月5日に公開したOpusシリーズのモデルで、APIのモデルIDはclaude-opus-4-6です。Opusとして初めて100万トークンのコンテキストに対応し、公開時点ではAnthropicの最上位モデルでした。その後4月にOpus 4.7、5月にOpus 4.8、7月にOpus 5、9月22日にOpus 5.5が出ており、2026年10月時点の公式ドキュメントでは「Legacy」に分類されています。現行のOpusを調べている場合は最新版のClaude Opus 5.5の解説を参照してください。この記事は4.6そのものに絞り、仕様・料金・公式ベンチマークに加えて、4.7以降へ移すと何が変わるか、2026年10月にあえて4.6を使い続けてよいのはどんな場合かを、公式資料と手元での実行結果で整理します。
まとめ:Claude Opus 4.6の要点
- 位置づけ:2026年2月5日公開。10月時点はLegacyで提供は続いており、退役は「2027年2月5日より前にはならない」と明記されています。
- 仕様:コンテキスト100万トークン、最大出力12万8,000トークン、信頼できる知識の範囲は2025年5月まで。
effortの既定はhighで、xhighはありません。 - 料金:入力5ドル・出力25ドル(100万トークンあたり)。公開当初は20万トークン超の入力に割増がありましたが、現在は100万トークンまで標準単価です。
- 4.6だけに残る書き方:
budget_tokensによる思考予算の指定と非既定値のtemperatureは、4.7以降のOpusでは400エラーになります。4.6では思考予算の指定は非推奨ながら使え、temperatureの変更は思考をオフにした場合に使えます。 - いま選ぶなら:新規の開発は入力4ドル・出力20ドルのOpus 5.5が既定です。4.6に残る理由があるのは、上の書き方に依存した評価や本番を急に変えられない場合、Priority Tierの既存契約を使っている場合、実際のプロンプトで測って4.6のほうが安い場合です。
以下、仕様、追加機能、ベンチマーク、料金、指定方法、後継との違い、使い続けてよい場面の順に根拠を示します。
Claude Opus 4.6の仕様と2026年10月時点の提供状況
公式のClaude Opus 4.6のモデル概要ページに載っている値を表にまとめました。ステータスや価格は変わるので、契約前には同ページで確認してください。
| 項目 | Claude Opus 4.6の値 |
|---|---|
| 公開日 | 2026年2月5日 |
| ステータス | Active(Legacy) |
| 退役予定 | 2027年2月5日より前にはならない |
| コンテキスト | 100万トークン(ベータヘッダー不要) |
| 最大出力 | 12万8,000トークン(Batch APIはbetaで30万) |
| 入出力 | テキストと画像を入力、テキストを出力 |
| 思考 | adaptive(budget_tokens指定は非推奨) |
| effortの既定 | high |
| 信頼できる知識の範囲 | 2025年5月まで |
| 学習データの範囲 | 2025年8月まで |
「Legacy」は、提供は続くものの今後の更新はなく、将来は廃止の対象になりうる状態です。4.6のモデル概要ページでも、Opus 5.5への移行を検討するよう書かれています。退役日はまだ決まっておらず、モデルの廃止予定一覧でもclaude-opus-4-6はActiveで、退役は「Not sooner than February 5, 2027」となっています。Amazon Bedrockのモデルカードも同じく「EOL no sooner than: Feb 5, 2027」です。退役日が決まると、この一覧に通知日と退役日が載ります。
Claude Opus 4.6で追加された機能
4.6で入った機能の多くは、その後のモデルにも引き継がれています。ここでは4.6の時点で何が使えたか、いまの4.6で何が使えるかを分けて書きます。
100万トークンのコンテキストと12万8,000トークンの出力
Opusで100万トークンを扱えるのは4.6が最初です。公開時の発表ではベータ扱いで、Claude Developer Platformでだけ使え、20万トークンを超える入力には入力10ドル・出力37.50ドルの割増単価がかかりました。2026年3月13日にベータが外れて標準単価になり、料金ページの「Long context pricing」では、Opus 4.6は100万トークン全体を標準単価で使えると書かれています。90万トークンのリクエストも9,000トークンのリクエストも、1トークンあたりの単価は同じです。
長い入力をどこまで使えるかは、発表で示された「MRCR v2」の8-needle・100万トークン版で76%という結果が目安になります。同じ評価でSonnet 4.5は18.5%でした。最大出力は12万8,000トークンで、Batch APIではoutput-300k-2026-03-24のベータヘッダーを付けると30万トークンまで出せます。
adaptive thinkingとeffortの4段階
4.6で導入されたadaptive thinkingは、考えるかどうかと考える量をモデルが自分で決める方式です。ただし4.6ではthinkingを省略すると思考はオフで、thinking: {"type": "adaptive"}を付けたときだけ有効になります(thinkingの設定表)。Opus 5.5のように常に考えるわけではありません。
思考の深さはeffortで調整します。4.6で使えるのはlow・medium・high・maxの4段階で、既定はhighです。xhighはOpus 4.7から追加された段階なので、4.6に指定することはできません。発表では、簡単な課題で考えすぎるときはeffortを下げるよう勧めています。
コンテキストの圧縮(compaction)
会話が長くなったとき、古いやり取りをサーバー側で要約に置き換えるのがcompactionです。4.6の発表時にベータとして公開されました。現在のドキュメントでは、しきい値で自動的に要約する方式(compact-2026-01-12)と、後から加わった、任意のタイミングで要約を求める方式(compact-2026-09-04)があり、どちらも対応モデルにclaude-opus-4-6が入っています。
Agent TeamsとExcel・PowerPoint連携
これらはモデルではなく製品側の機能で、4.6の公開と同時に出ました。Agent TeamsはClaude Codeで複数のエージェントを並べて動かす研究プレビューで、使い方はClaude Code Agent Teamsの解説にまとめています。Claude in Excelの強化とClaude in PowerPointの研究プレビューも同じ日の発表です。いずれも現在は4.6専用ではなく、後継モデルで動きます。
Claude Opus 4.6のベンチマーク(公式発表値)
数値は、Anthropicが2026年2月17日に出したClaude Sonnet 4.6のSystem Cardの比較表(Table 2.1.A)から取りました。この表にはOpus 4.6と前世代のOpus 4.5が同じ条件で並んでいます。
| 評価 | Opus 4.6 | Opus 4.5 |
|---|---|---|
| SWE-bench Verified | 80.8% | 80.9% |
| Terminal-Bench 2.0 | 65.4% | 59.8% |
| OSWorld-Verified | 72.7% | 66.3% |
| ARC-AGI-2(Verified) | 68.8% | 37.6% |
| GPQA Diamond | 91.3% | 87.0% |
| Humanity’s Last Exam(ツールなし) | 40.0% | 30.8% |
| Humanity’s Last Exam(ツールあり) | 53.0% | 43.4% |
| MCP-Atlas | 59.5% | 62.3% |
| GDPval-AA(Elo) | 1606 | 1416 |
伸びが大きいのは、ARC-AGI-2(37.6%から68.8%)とTerminal-Bench 2.0(59.8%から65.4%)です。一方でSWE-bench Verifiedは4.5とほぼ同じで、MCP-Atlasは4.5より低く出ています。表の条件はadaptive thinkingとmax effortで、ARC-AGI-2とMCP-Atlasについては、high effortにすると69.2%・62.7%になると注記されています。SWE-bench Verifiedは25回の平均です。effortの設定で順位が入れ替わる評価もあるので、自社の用途に近い評価を自分の設定で測り直すのが確実です。
発表記事では、GDPval-AAでOpenAIのGPT-5.2を約144 Elo、Opus 4.5を190 Elo上回ったとしています。4.6以降のOpusとの比較はOpus 4.7・Opus 4.8の各記事にまとめています。
Claude Opus 4.6の料金と無料利用の可否
APIの単価は次のとおりです(公式の料金ページ、2026年10月21日時点)。前世代のOpus 4.5と同じ単価で、4.7・4.8・Opus 5も同額です。
| 区分 | 100万トークンあたり |
|---|---|
| 入力 | 5ドル |
| 出力 | 25ドル |
| キャッシュ書き込み(5分) | 6.25ドル |
| キャッシュ書き込み(1時間) | 10ドル |
| キャッシュ読み込み | 0.50ドル |
| Batch API | 入力2.50ドル・出力12.50ドル |
入力が20万トークンを超えても単価は変わりません。データの処理を米国内に限るinference_geo: "us"を指定すると、Claude 4.6以降のモデルでは全区分に1.1倍がかかります。他モデルとの単価比較や月額上限の設定はAnthropic API(Claude API)の料金の解説で扱っています。
Claudeのアプリ(Web・デスクトップ・モバイル)でOpusを使えるのは有料プランだけです。claude.comの料金ページのプラン比較では、Freeプランの「Opus」は「No」、Pro(月20ドル、年払いなら年200ドル)とMaxは「Yes」です。モデル選択のヘルプ記事では、送信ボタン横のモデル名から「More models」を開くと追加のモデルが表示されるとあり、effortを選べるモデルの一覧にOpus 4.6が入っています。
Claude Opus 4.6のAPI・クラウド・Claude Codeでの指定方法
4.6を使うには、提供先ごとのモデルIDを明示します。ここではAPI・クラウド・Claude Codeでの書き方を示します。
APIでの書き方とSDKの注意点
4.6でadaptive thinkingを使うリクエストは次の形です。実行にはanthropicパッケージの導入と、環境変数ANTHROPIC_API_KEYへのAPIキー設定が必要です。手元でanthropicのPython SDK 1.17.0(Python 3.12)を使い、通信部分をモックに差し替えて、SDKが実際に送るボディを確認しました(APIへは送っていません)。
import anthropic
client = anthropic.Anthropic()
message = client.messages.create(
model="claude-opus-4-6",
max_tokens=16000,
thinking={"type": "adaptive"},
output_config={"effort": "max"},
messages=[{"role": "user", "content": "..."}],
)
送信されたボディは{"max_tokens": 16000, "messages": [...], "model": "claude-opus-4-6", "output_config": {"effort": "max"}, "thinking": {"type": "adaptive"}}でした。同じ確認で、次の2点も分かりました。
- budget_tokens:
thinking={"type": "enabled", "budget_tokens": 10000}はそのまま送信されますが、SDKが「claude-opus-4-6でthinking.type=enabledは非推奨、adaptiveを使うように」という警告を出します。 - temperature:SDK 1.17.0では
temperature=0.2を引数に渡すとTypeError: Messages.create() got an unexpected keyword argument 'temperature'で止まります。移行ガイドにもPython SDK v1.0以降はこの引数を定義していないとあります。4.6で思考をオフにしてtemperatureを変更する場合は、extra_body={"temperature": 0.2}とすれば、ボディに"temperature": 0.2が入ります。
Amazon Bedrock・Google Cloud・Microsoft Foundryのモデル ID
| 提供先 | モデルID |
|---|---|
| Claude API | claude-opus-4-6 |
| Amazon Bedrock | anthropic.claude-opus-4-6-v1 |
| Google Cloud | claude-opus-4-6 |
| Microsoft Foundry | claude-opus-4-6 |
| Claude Platform on AWS | claude-opus-4-6 |
Bedrockで日本から使う場合は推論経路に注意が要ります。BedrockのOpus 4.6モデルカードでは、東京リージョン(ap-northeast-1)はリージョン内推論・地域推論とも非対応で、グローバル推論(global.anthropic.claude-opus-4-6-v1)だけが使えます。地域推論のIDはus.・eu.・au.の3つで、jp.はありません。Opus 4.7・4.8・5.5のモデルカードにはjp.anthropic.claude-opus-4-7などの国内向けIDがあるので、データを日本国内で処理したい要件があるなら4.6は選べません。BedrockとClaude Platform on AWSの使い分けはAWSでClaudeを使う方法の解説を参照してください。
Claude CodeでのOpus 4.6への切り替え方法
Claude Codeでは/model claude-opus-4-6でセッション中に切り替えるか、claude --model claude-opus-4-6で起動します。opusというエイリアスは最新のOpusを指すので、4.6を使いたいときはモデルIDを書きます。
この指定だけでは100万トークンになりません。Claude Codeのドキュメントの「Extended context」では、Opus 4.7以降は既定で100万トークンですが、Opus 4.6は[1m]を付けたclaude-opus-4-6[1m]を選んだときだけ100万トークンになります。使えるかどうかはプランで変わり、Max・Team・Enterpriseはサブスクリプションに含まれ、Proは追加の利用クレジット(usage credits)が必要、APIの従量課金ならそのまま使えます。
注意したいのは提供先によってエイリアスの行き先が違う点です。Claude Codeのモデル設定のドキュメントによると、Anthropic API・Amazon Bedrock・Google CloudではopusがOpus 5.5を指しますが、Microsoft FoundryではopusがOpus 4.6を指します。Foundry経由で使っていて新しいOpusにしたい場合は、claude-opus-5-5のように明示するか、ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODELを設定します。
Opus 4.7・4.8・5.5との違い:4.6から移すと変わる点
4.6から後継へ移るとき、モデル名を差し替えるだけでは済まない箇所があります。Opus 5.5の移行ガイドとモデルごとのドキュメントから、4.6との差を表にしました。
| 項目 | Opus 4.6 | Opus 4.7・4.8 | Opus 5.5 |
|---|---|---|---|
| 単価(入力/出力) | 5ドル/25ドル | 5ドル/25ドル | 4ドル/20ドル |
| トークナイザ | 旧 | 新(約1〜1.35倍) | 新(約1〜1.35倍) |
| budget_tokens | 非推奨だが動く | 400エラー | 400エラー |
| temperatureの変更 | 思考オフ時のみ可 | 非既定値は400 | 非既定値は400 |
| thinking省略時 | 思考オフ | 思考オフ | 常に思考 |
| 思考の表示の既定 | 要約を返す | 空で返す | 空で返す |
| effortの段階 | 4段階 | xhigh追加で5段階 | 5段階(既定medium) |
| キャッシュ最小長 | 4,096トークン | 2,048/1,024トークン | 512トークン |
| 画像の長辺上限 | 1,568px | 2,576px | 2,576px |
4.7・4.8の列は、キャッシュ最小長だけ4.7が2,048トークン、4.8が1,024トークンと分かれます。それ以外の版ごとの細部はClaude Opus 4.7の解説とClaude Opus 4.8の解説にあります。
Opus 4.6からの移行で変わる思考表示・トークン数・画像処理
400エラーは気づけますが、次の3つはエラーを出さずに挙動が変わります。
- 思考の表示:4.6では思考ブロックに要約が入って返りますが、4.7以降は既定で空になります。思考を画面に出しているアプリは、
display: "summarized"を指定しないと何も表示されなくなります。 - トークン数:4.7で入ったトークナイザは、同じ文章を4.6より約1〜1.35倍のトークンに数えます。
max_tokensやcompactionのしきい値、手元でのトークン見積もりは測り直しが必要です。 - 画像:4.7以降は高解像度に対応し、フル解像度の画像は1枚あたり最大4,784トークン(従来は約1,600トークン)を使います。座標を返させている場合は、4.6で必要だった縮尺の換算が要らなくなります。
プロンプトキャッシュの最小長も見落としやすい差です。プロンプトキャッシュのドキュメントでは、4.6の最小長は4,096トークンで、これより短いプロンプトはcache_controlを付けてもキャッシュされず、エラーも返りません。4.6で2,000トークン程度のシステムプロンプトをキャッシュしているつもりなら、実際には毎回定価で課金されています。usageのcache_read_input_tokensが0でも、最小長不足とは限りません。新規書き込みはcache_creation_input_tokensで確認し、両方が0なら最小長やキャッシュ設定を確認してください。
Opus 5.5と比べた実質の単価
5.5は単価が2割安い一方、同じ文章のトークン数が増えます。4.6で数えて入力2万・出力2,000トークンのリクエスト1件を例に、トークンが何倍になるかで費用がどう変わるかを計算しました。
PRICE = {"opus-4-6": (5.0, 25.0), "opus-5-5": (4.0, 20.0)} # ドル / 100万トークン
def cost(model, in_tok, out_tok):
p_in, p_out = PRICE[model]
return (in_tok * p_in + out_tok * p_out) / 1_000_000
IN_46, OUT_46 = 20_000, 2_000
base = cost("opus-4-6", IN_46, OUT_46)
print(f"opus-4-6 : ${base:.4f} / req")
for ratio in (1.00, 1.15, 1.30, 1.35):
c = cost("opus-5-5", IN_46 * ratio, OUT_46 * ratio)
print(f"opus-5-5 x{ratio:.2f} : ${c:.4f} / req ({(c / base - 1) * 100:+.1f}%)")
実行結果は次のとおりです。
opus-4-6 : $0.1500 / req
opus-5-5 x1.00 : $0.1200 / req (-20.0%)
opus-5-5 x1.15 : $0.1380 / req (-8.0%)
opus-5-5 x1.30 : $0.1560 / req (+4.0%)
opus-5-5 x1.35 : $0.1620 / req (+8.0%)
この試算のようにキャッシュを使わず、入力・出力のトークン数が同じ倍率で増える場合は、1.25倍を超えると5.5のほうが高くなります。さらに5.5は思考を止められないため、4.6で思考なしに動かしていた処理は、思考の分だけ出力トークンが増えます。単価だけ見て「5.5のほうが安い」と判断せず、実際のプロンプトでトークン数と出力量を測ってから決めてください。
2026年10月にOpus 4.6を使い続けてよい場面・移るべき場面
新規開発ではOpus 5.5を第一候補にします。後継は単価が同じか安く、退役の下限日も4.6のほうが4.7(2027年4月16日)より2か月以上早いからです。ただし、前の章の試算のとおりトークン数の増え方によっては4.6のほうが安くなることがあります。4.6の継続を検討できるのは、実測した品質・費用で4.6が上回る場合か、次の条件に当てはまる場合です。
- 評価や本番が4.6の書き方に依存している:
budget_tokensで思考予算を指定した評価、temperatureを下げて出力を揃えている処理は、4.7以降では書き直しが必要です。直すまでの間は4.6で回し、退役日が告知されるまでに移す計画を立てます。 - トークン数を前提にした見積もりや上限がある:旧トークナイザで決めた予算や文字数上限を、すぐに測り直せない場合です。
- Priority Tierの既存契約を使っている:サービスティアのドキュメントでは、Priority Tierは新規購入が終わっており、Opus 5・5.5は対象外です。4.6は対象に入っています。
反対に、次の場合は移行を優先して検証してください。データを日本国内で処理する必要があるBedrock利用(4.6にはjp.の推論IDがない)、4,096トークン未満のプロンプトをキャッシュしたい処理、画面写真や図面など細かい画像を読ませる処理です。移行先の選び方はOpus 5.5の解説とOpus 5の解説にあります。5.5で動かなくなる書き方(思考オフ、tool_choiceでの強制)を使っている場合は、同じ単価のOpus 5なら動きます。社内での生成AIの選定や移行の進め方に迷う場合は、生成AI導入支援でも相談を受けています。
よくある質問
Claude Opus 4.6は無料で使えますか?
Claudeのアプリでは使えません。料金ページのプラン比較でFreeプランの「Opus」は「No」で、Pro以上の有料プランが必要です。APIは使った分だけの従量課金で、入力5ドル・出力25ドル(100万トークンあたり)です。
Claude Opus 4.6はいつまで使えますか?
2026年10月21日時点で退役日は決まっていません。Claude APIの廃止予定一覧とAmazon Bedrockのモデルカードのどちらも、退役は「2027年2月5日より前にはならない」としています。Bedrockのモデルカードには、Legacyになってから少なくとも6か月の猶予があるとも書かれています。
Claude Opusのパラメータ数は公開されていますか?
公開されていません。Opus 4.6のモデル概要ページにも発表記事にもパラメータ数の記載はありません。ネット上で見かける数字は、公式の裏付けがない推定値です。
Opus 4.6でfast mode(高速モード)は使えますか?
使えません。APIのリリースノートによると、4.6のfast modeは2026年2月7日に研究プレビューとして始まり、5月28日に非推奨、6月29日に削除されました。現在speed: "fast"を付けて送るとエラーにはならず、標準の速度と標準の料金で処理されます。fast modeが必要ならOpus 5.5などの対応モデルを使います。
100万トークンはどのくらいの量ですか?
モデル概要ページの注記では、Opus 4.6を含む4.7より前のモデルで、100万トークンは英語でおよそ75万語にあたります。4.7以降の新しいトークナイザでは約55万5,000語、Unicodeで約250万文字です。日本語の文字数との換算は公式に示されていないので、実際の文書をトークン数計測APIで数えてから見積もってください。