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Claude Mythosとは?Capybaraティアの正体・性能・料金・一般公開の最新状況【2026年6月】

Claude Mythosは、AnthropicがOpus・Sonnet・Haikuの上に新設した第4ティア「Capybara」の最初のモデルです。2026年3月末にCMSの設定ミスで社内ドラフトが流出して存在が知られ、その後Anthropicも開発を認めました。コーディング・学術推論・サイバーセキュリティでOpusを大きく上回るとされますが、具体的なベンチマークは公式未公開のままです。当初は限定プログラムProject Glasswingで重要インフラ事業者などに先行提供されていましたが、2026年6月9日に一般向けのMythos級モデル(Claude Mythos 5・Fable 5)が公開され、わずか3日後の6月12日に米政府の輸出管理指令を受けて全面停止されました(本記事時点でも停止中)。この記事では、Capybaraティアの正体、性能の要点、API料金の見通し、そして二転三転している提供状況の最新を整理します。

まとめ:Claude MythosはOpusの上位「Capybara」ティア、一般公開は2026年6月に開始直後停止

先に結論です。「Claude Mythos」は世代・製品名で、「Capybara」がティア名にあたります。Anthropicのモデルは軽量のHaiku、バランス型のSonnet、高性能のOpusという3層でしたが、その上にCapybaraという第4ティアが加わりました。位置づけはOpusよりさらにLarge・高性能で、料金も最も高くなる見込みです。狙いは「万人向けの最高性能」ではなく、コストを許容できる組織向けに突出した能力を提供する新セグメントの創出にあります。

性能は、コーディング(SWE-bench)・学術推論(GPQA Diamond)・サイバーセキュリティの3分野でOpus 4.6を上回るとされ、特にサイバー能力は「全AIモデル中で最高」と報じられています。ただし数値はほぼ自己申告かつ一部未公開で、第三者検証はまだありません。提供状況はこの数カ月で大きく動きました。限定プログラムProject Glasswingが約150組織・15カ国超へ拡大した後、2026年6月9日に一般向けのMythos級モデル(Mythos 5・Fable 5)が公開されます。しかし6月12日、米政府の輸出管理指令を受けてAnthropicが両モデルを全ユーザー向けに全面停止しました。本記事時点でも停止中で、他のClaudeモデルは引き続き利用できます。Anthropicは指令の前提に異議を唱え、早期復旧を表明しています。深掘りの論点は各専門記事にまとめているので、本記事はハブとして全体像と最新状況を押さえます。料金・公開状況は変動が速いため、最新は公式で確認してください。各項目を以下で解説します。

Claude Mythosとは:Capybaraティアの正体と命名のしくみ

Claude Mythosの最大のポイントは、Opus・Sonnet・Haikuの3層構造の上に「Capybara」という第4ティアが新設されたことです。流出したドラフト文書には「Capybaraは新しいティアの新しい名前で、これまで最も強力だったOpusより大規模かつ高性能」と明記されていました。つまりMythosとCapybaraは同じモデルの別の呼び方で、Capybaraがティア名(Opus・Sonnetと同列)、Mythosがそのティアの具体的なモデル名という関係です。

注意したいのは「Opus 5」「Claude 5」という通称が誤りである点です。MythosはOpusの後継ではなく、Opusの上に積まれた別系統で、Opusラインは今後も併存します。Capybaraティアには将来複数モデルが追加される余地があり、APIのモデル指定方法が変わりうるため、既存のモデルルーティング設計は見直しの対象になります。プレビュー版の位置づけや開発経緯は、Mythos Previewを知りたい開発者が押さえるべき基本情報と位置づけで詳しく扱っています。

ティア階層:Haiku・Sonnet・Opus・Capybaraの違い

4ティアは「価格と性能の段階」で住み分けます。Capybaraは最上位として、ミッションクリティカルな用途に振り切った設計です。現行の公開料金(100万トークンあたりの入力/出力)とあわせて整理します。

ティア 代表モデル 入力 出力 位置づけ
Haiku Haiku 4.5 $1 $5 軽量・高速
Sonnet Sonnet 4.6 $3 $15 バランス型
Opus Opus 4.6 $5 $25 高性能
Capybara Mythos $10〜25 ※ $50〜125 ※ 最高性能

※ Capybaraの料金は未公表です。上表の入力$10〜$15・出力$50〜$75は現行価格曲線からの推定、入力$25・出力$125はOpus 4.6の5倍とする一部報道値で、いずれも未確定です。日常的なテキスト生成や軽いコーディングにCapybaraを使うのは明らかにコスト過多で、大規模なセキュリティ監査や高精度が要るリファクタリングなど、価格差を正当化できる用途に絞るのが現実的です。Haiku→Sonnet→Opus→Capybaraと複雑度で段階的に切り替えるルーティング設計が、コスト管理の基本になります。

性能の要点:Opus 4.6を上回るとされる3分野とその限界

リーク文書はコーディング・学術推論・サイバーセキュリティの3分野でOpus 4.6を「大幅に上回る」と記しました。基準となるOpus 4.6のスコアは、SWE-bench Verifiedが80.8%、GPQA Diamondが91.3%です。Mythosがこれを上回るなら、実務レベルのバグ修正や博士課程相当の推論支援の精度がさらに高まる計算になります。

最も注目されたのがサイバーセキュリティで、「全AIモデル中で最高」とされ、一部報道では83.1%(Opus 4.6は66.6%)という数値も伝えられています。ただしサイバー能力を測る公開ベンチマークは確立しておらず、コーディングや推論の数値も自己申告制で第三者検証がありません。「大幅に」という定性表現にとどまる点を踏まえ、性能評価は期待材料として扱い、断定は避けるのが妥当です。最強ベンチや開発経緯の詳細はAnthropic発の最強モデル「Claude Mythos」の正体と開発経緯に分けて整理しています。

2026年6月の公開状況:Glasswing拡大から一般公開、そして即時停止まで

Anthropicは性能の高さゆえに、まず防御側へ配る段階的リリースを選びました。その枠組みがProject Glasswingです。当初は約50組織でしたが、2026年6月2日に約150組織・15カ国超へ拡大し、電力・水道・医療・通信・ハードウェアといった重要インフラ分野に絞ってアクセスが提供されました。攻撃側AIが防御側の対策速度を上回る前に、防御側へ準備時間を与えるという発想です。

その後、一般公開も一度は実現します。2026年6月9日、AnthropicはMythos級の一般向けモデル「Claude Mythos 5」「Claude Fable 5」を公開しました。ところが3日後の6月12日、米政府が国家安全保障を理由に輸出管理指令を出し、外国籍ユーザーへのアクセス停止を要求します。Anthropicは国内外の外国籍ユーザーを正確に切り分けられないとして、両モデルを全ユーザー向けに停止しました(他のClaudeモデルは影響なし)。本記事時点でも停止は続いており、Anthropicは「指摘された脆弱性は限定的で他の公開モデルでも見つかる水準」と政府の前提に異議を唱え、早期復旧を表明しています。エンタープライズの引き合いは依然強く、メガバンクなど大口顧客のアクセス交渉も進んでいました。金融・大企業の動きはメガバンク3社によるClaude Mythosアクセス権取得交渉の全体像と最新動向にまとめています。提供再開の時期は不透明なため、現行のOpus 4.6を基盤にした実装を進めつつ、再開時に切り替えやすい設計を用意しておくのが安全です。

料金とアクセスの見通し:導入前に準備しておくこと

Capybaraティアの料金は未発表ですが、Opus 4.6の$5/$25を上回るのはほぼ確実です。現行の価格曲線からは入力$10〜$15・出力$50〜$75と推定され、一部報道ではOpus 4.6の5倍にあたる入力$25・出力$125とも伝えられています。いずれも未確定の数値です。高額化が見込まれるからこそ、プロンプトキャッシュ(同一コンテキスト再送で入力を最大90%削減)とBatch API(即時性不要の処理を50%割引)の併用が効きます。両者を組み合わせれば、実効コストをOpus 4.6の通常料金と同等以下に抑えられる場面もあります。

アクセス経路は、自社APIに加えAWS BedrockやGoogle Vertex AI経由が想定されますが、Capybaraの提供可否は未確定で、セキュリティ上の理由から遅れる可能性もあります。導入準備としては、タスク複雑度でモデルを自動切替するルーティングを先に組み、正式なモデル文字列が出た段階で設定追加だけで移行できる状態にしておくのが実務的です。なお、名前の似た「OpenMythos」はClaude Mythosとは別物で、OSSとしての再構築プロジェクトです。混同しやすいので、違いはOpenMythosの基本概要とClaude Mythos再構築プロジェクトの開発背景で確認してください。

Claude Mythosのよくある質問(とは・Capybara・公開・料金・違い)

Claude MythosとCapybaraは何が違うのですか?

「Claude Mythos」は世代・モデル名、「Capybara」はティア名です。Haiku・Sonnet・Opusと同じ並びにCapybaraという第4ティアが新設され、その最初のモデルがMythosにあたります。Capybaraティアには将来別のモデルが追加される可能性があり、Mythosはその第1弾という関係です。

Claude Mythosは今すぐ使えますか?一般公開はいつですか?

本記事時点では使えません。2026年6月9日に一般向けのMythos級モデル(Mythos 5・Fable 5)が公開されましたが、6月12日に米政府の輸出管理指令を受けてAnthropicが全ユーザー向けに全面停止し、現在も停止中です(他のClaudeモデルは利用可)。それ以前は限定プログラムProject Glasswing(2026年6月に約150組織へ拡大)で重要インフラ事業者などに先行提供されていました。Anthropicは早期復旧を表明していますが再開時期は未定のため、最新は公式で確認してください。

Claude Mythosの料金はいくらですか?

公式には未発表です。Opusの上位ティアであるため、現行のOpus 4.6(入力$5/出力$25・100万トークンあたり)を上回るのは確実で、推定では入力$10〜$15・出力$50〜$75の範囲が挙げられています。高額化に備え、プロンプトキャッシュやBatch APIでの最適化を前提に費用対効果を見積もるのが現実的です。

Claude MythosはOpusやSonnetより本当に高性能ですか?

リーク文書ではコーディング・学術推論・サイバーセキュリティの3分野でOpus 4.6を上回るとされ、特にサイバー能力は「全AIモデル中最高」と報じられています。ただし具体的なベンチマークは公式未公開で、数値の多くは自己申告かつ第三者検証がありません。性能は有力視されつつも、断定は正式発表と独立検証を待つ必要があります。

Claude MythosとOpenMythosは同じものですか?

別物です。Claude MythosはAnthropicの商用モデル(Capybaraティア)で、OpenMythosはそれとは無関係のオープンソース再構築プロジェクトを指します。名前が似ているため検索時に混同されやすいですが、提供主体も性質も異なります。

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