Azure Copilotは、Azure portalに組み込まれたAIアシスタントです。2023年11月に「Microsoft Copilot for Azure」の名前でプレビューが始まり、日本語では「Copilot in Azure」とも呼ばれてきました。現在のMicrosoft Learnでは「Azure Copilot」の表記に統一されています。2025年11月のIgnite 2025で、移行・デプロイ・最適化・可観測性・回復性・トラブルシューティングの6つのエージェントが加わり、チャットで質問に答える段階から、承認付きで操作まで担う段階へ移りました。
この記事では、2026年10月1日時点のLearnの記述をもとに、チャットでできること、各エージェントの提供状況と制約、無料で使える範囲と2026年7月に始まった従量課金、管理者が押さえる設定をまとめます。運用に入れてよい場面と、入れるべきでない場面も条件付きで示します。
まとめ:Azure Copilotの現状と押さえる点
- 名称:Microsoft Copilot for Azure/Copilot in Azureと呼ばれていたものが、現在のAzure Copilotです。権限ロールには旧名の「Copilot for Azure User」が残っています。
- 入口:Azure portal右上のCopilotアイコンと、Azureモバイルアプリの2つです。日本語を含む19言語に対応しますが、エージェントを完全にサポートする言語は英語だけです。
- 料金:チャット機能とほとんどのエージェントは追加料金なしです。例外はObservability Agentで、2026年7月1日からAzure Agent Credit(AAC)の従量課金です。1AACは0.01ドルで、深い調査1回の上限は課金ページが500AAC(5ドル)、深い調査の説明ページが300AAC(3ドル)と記載が割れています。
- エージェント:チャットから呼べるのはデプロイ・トラブルシューティング・最適化・回復性の4つです。可観測性はAzure Monitor、移行はAzure Migrateの画面から使います。
- 権限:Azure Copilotが触れるのは、利用者自身がアクセスできるリソースだけです。変更操作は必ず確認を求め、Azure RBAC・PIM・Azure Policy・リソースロックにも従います。
- 制約:1つの会話は24時間まで、11リソース以上への一括操作は不可です。デプロイエージェントは新規環境専用で、既存インフラを取り込めません。
Azure Copilotの位置づけと「Copilot in Azure」からの経緯
Azure Copilotは、大規模言語モデルとAzureのコントロールプレーン、利用者のAzure環境の情報を組み合わせて答えるアシスタントです。Learnの概要ページは、Azureの数百のサービスと数千のリソース種別を横断して案内することを役割に挙げています。一般的な生成AIチャットとの違いは、回答の材料に自分のサブスクリプションの実リソースを使える点にあります。
| 時期 | 出来事 | 出典 |
|---|---|---|
| 2023年11月15日 | Microsoft Copilot for Azureをプレビュー発表 | Ignite 2023 |
| 2025年11月18日 | Azure Copilotと6エージェントを発表(gated preview) | Azure公式ブログ |
| 2026年7月1日 | Observability Agentの従量課金を開始 | Azure Monitorのdocs |
| 2026年8月6日 | 概要ページの最終更新 | Microsoft Learn |
改称は一度に行われたわけではありません。2026年10月時点でも、アクセス管理で付与するロールは「Copilot for Azure User」のままです。検索や社内文書では旧名と新名が混在するため、手順書には両方の名前を併記しておくと迷いません。
Microsoft 365 CopilotやGitHub Copilot for Azureとの違い
「Copilot」の名前を持つ製品は複数あり、対象の画面と操作の範囲が違います。Azure Copilotが扱うのはAzureのリソースと運用です。Microsoft 365 CopilotはWord・Excel・Teamsなどの業務データを扱い、別ライセンスが必要です。VS Code拡張のGitHub Copilot for Azure(プレビュー)は、Azure Copilotと同様のリソース照会を開発環境から行う手段として、Learnのリソース情報取得ページで案内されています。
| 製品 | 使う場所 | 主な対象 |
|---|---|---|
| Azure Copilot | Azure portal・モバイルアプリ | Azureリソースの照会・操作・診断 |
| GitHub Copilot for Azure | VS Code | 開発中のAzure照会・デプロイ支援 |
| Microsoft 365 Copilot | Word・Excel・Teams等 | 文書・メール・会議の業務データ |
自社アプリに生成AIを組み込む用途のAzure OpenAIとの比較は、Azure OpenAIとCopilotの違いは?費用構造とデータ管理で選ぶ判断基準で費用構造とデータ管理の観点から整理しています。
Azure Copilotのチャット機能と操作範囲
portalのヘッダーにあるCopilotアイコンを押すと、画面右にチャット欄が開きます。全画面表示に切り替えると、複数の会話を並べて管理できます。リソースの画面を開いた状態では、その画面の文脈に合った質問候補が表示されます。
リソース情報の照会とResource Graphクエリの生成
「インターネットからアクセスできるストレージアカウントを一覧にして」のように自然言語で尋ねると、Azure CopilotはAzure Resource Graph(ARG)のクエリを書いて結果を返します。ARGのクエリ言語はKQL(Kusto Query Language)をもとにしており、Learnは生成されたクエリを必ず確認するよう求めています。[実行]を選ぶとResource Graph Explorerでクエリと結果を開けます。次は、電源状態がrunningではないVMを抽出するKQLの例です。停止済みのVMだけでなく、起動中・停止処理中などの状態や、電源状態を取得できないVMも含みます。
Resources
| where type =~ 'microsoft.compute/virtualmachines'
| extend powerState = tostring(properties.extended.instanceView.powerState.code)
| where powerState != 'PowerState/running'
| project name, resourceGroup, location, powerState
生成されたクエリはそのまま保存できるので、Copilotは「一度だけの調査」で使い、定期的な棚卸しは保存したクエリやブックで回すのが現実的です。KQLの書き方やログ側の検索はAzure Log Analyticsとは?ワークスペース設計・KQL検索・テーブルプラン別の保存コストを実装者目線で解説で扱っています。
コマンドの実行と確認のしくみ
「ContosoDemoという名前のVMを再起動して」「欧州リージョンのVMを止めて」と頼むと、Azure CopilotはARGで対象を探し、実行前に確認を求めます。対象の一覧からチェックを外して除外することもでき、確認なしにコマンドが実行されることはありません。実行後の進行状況は、手で操作したときと同じ通知欄に表示されます。ただし1回の操作で扱えるのは10リソースまでで、それを超える一括操作はCopilotの外で行う必要があります。
コスト分析とAzure Advisorの推奨
「過去6か月のコストを要約して」「先月のコストをサービスとリージョン別に分けて」と尋ねると、Microsoft Cost Managementのデータをもとに答えます。スコープは最後にCost Managementで開いたものが自動で使われるため、複数のサブスクリプションを扱う人は質問の前にスコープを確かめておきます。Azure Advisorの推奨も、信頼性・コスト・オペレーショナルエクセレンス・パフォーマンス・セキュリティの5つの柱ごとに呼び出せます。
CLI・PowerShell・Terraform・Bicepの生成
Azure CLIとPowerShellのスクリプト、TerraformとBicepの構成も生成できます。TerraformはAzureRMプロバイダーのリソースで書かれ、依存リソースも含めて出力されます。注意点として、Learnは1回の依頼で扱う主要リソース種別を8種類未満に抑えるよう求めており、複雑な構成を一度に頼むと不正確な結果や途中で切れた構成になると明記しています。生成したコードの検証やデプロイ手順は、Azure Bicepとは?インストールからbicep build・デプロイまでの実務手順とTerraformでAzureを構築する手順|azurerm 5系の認証とbackend設計を参照してください。
6つのエージェントの役割と提供状況
エージェントは、特定の業務をまとめて担う機能です。チャット画面の[新しいチャット]の下矢印から選びます。エージェントは変更案を示し、利用者が承認したときだけ実行します。Learnのエージェント一覧ページ(2026年8月10日更新)に基づく状況は次のとおりです。
| エージェント | 状態 | 呼び出し場所 | 主な制約 |
|---|---|---|---|
| トラブルシューティング | GA | チャット・サポート画面 | 自動修復は一部の問題のみ |
| 可観測性(Observability) | GA | Azure Monitor | AACの従量課金 |
| デプロイ | プレビュー | チャット | 新規環境のみ |
| 最適化 | プレビュー | チャット・Advisor | VMとVMSSのみ |
| 回復性 | プレビュー | チャット・回復性画面 | VMは手順とスクリプトの提示まで |
| 移行 | プレビュー | Azure Migrate | 実際の移行操作は不可 |
公式ドキュメント間で食い違う提供状況
同じLearnの中でも、アクセス管理のページ(同じく2026年8月10日更新)は、一般提供のエージェントを「移行」だけとし、トラブルシューティングと可観測性をプレビューに分類しています。エージェント一覧ページとは逆の表記です。トラブルシューティングについては個別ページも「一般提供」と記載しているため、本記事では一覧ページと個別ページで一致する状態を採用しています。社内でSLAやサポート範囲を判断するときは、1ページの表記だけで決めず、各エージェントの個別ページにある「PREVIEW」の注記を確認してください。
トラブルシューティングエージェントの診断範囲
問題の説明を受けて対象リソースを特定し、正常性シグナルや診断を走らせて根本原因を探します。原因が見つかれば修正を提案または適用し、見つからなければ関連する自己解決の情報を示します。解決しない場合は、診断内容を入力済みのサポートリクエストを作成できます。深い診断が一般提供されているのは、Compute(VM・VMSS・Compute Fleet)とAKSです。Azure LocalとMicrosoft Entraの診断はプレビューです。AKSでは、CrashLoopBackOff、スケジュールできないPod、アップグレード後の不具合などを扱います。AKS自体の構成はAKS(Azure Kubernetes Service)とは|できること・料金・始め方を解説【2026年版】にまとめています。
デプロイエージェントの新規構築支援
「SQLデータベース付きのスケーラブルなWebアプリが必要」のような要件から、Azure Well-Architected Frameworkに沿った構築計画を作ります。計画を承認すると、TerraformかBicepの構成を生成します。生成物は、VS Code for the Webで開くか、GitHubリポジトリへのプルリクエストとして出すか、ダウンロードするかを選べます。ただし対象は新規環境(greenfield)に限られ、既存インフラの取り込み・分析・変更には対応していません。CI/CDへの自動組み込みもまだできません。
最適化・回復性・移行エージェントの守備範囲
最適化エージェントはコストと炭素排出の削減案を出し、適用用のCLIまたはPowerShellスクリプトを生成します。対象はVMとVMSSだけです。推奨は既定で5件、指定しても最大10件までで、サブスクリプションを指定しないとportalで選択中の先頭10サブスクリプションが対象になります。精度を上げるには、リソース名ではなくサブスクリプションGUIDやARMリソースURIを書きます。
回復性エージェントは、新規設計向けの「Start Resilient」と、既存ワークロード向けの「Get Resilient」の2本立てです。Get Resilientでは、リソースやService Groups単位でゾーン冗長かどうかを確認し、その場で構成を変えられるリソースは直接変更します。VMのように再デプロイが必要なものは、手順とスクリプトの提示までです。
移行エージェントは、VMwareワークロードの移行計画・分析を一通り支援します。Hyper-Vと物理サーバーは一部のタスクだけに対応します。ビジネスケースや評価の作成、タグ付けまではできますが、サーバーのレプリケーションなど実際の移行操作は代行しません。
可観測性エージェントの入口
可観測性(Observability)エージェントはチャット欄ではなく、Azure Monitorの画面から使います。ログやメトリックを自然言語で調べるチャットと、複数のシグナルを突き合わせてレポートにまとめる「深い調査」があります。Azure Monitor側のデータの集め方は、Azure Monitorとは?監視の仕組み・Log AnalyticsとApplication Insightsの関係・料金モデルとDatadogとの違いを実装者目線で解説で説明しています。
料金:無料の範囲とObservability Agentの従量課金
Learnの概要ページは、現在提供している機能は追加料金なしで、例外はObservability Agentの従量課金だと明記しています。将来の機能は有料になる可能性がある、とも書かれています。トラブルシューティングエージェントも、ライセンス・サブスクリプション・クエリ単位の課金がないことが個別ページで明言されています。どの機能でも、操作対象のAzureリソースそのものの料金は通常どおりかかります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 課金単位 | Azure Agent Credit(AAC) |
| 単価 | 1AAC=0.01ドル(Global) |
| 適用開始 | 2026年7月1日 |
| 深い調査1回の上限 | 500AAC(課金ページ)/300AAC(深い調査ページ) |
| アラート相関 | プレビュー中のため課金なし |
| 請求先 | 監視対象リソースのサブスクリプション |
単価は、Azure Retail Prices APIの「Observability Agent Azure Agent Credits」メーター(2026年10月1日取得)で確認した値です。AACの単価はモデルによらず一律です。上限はLearnの2ページで500AACと300AACに割れているため、見積もりでは高い方の5ドルを1回あたりの最大値として置くのが安全です。注意したいのは自律運用です。Observability Agentのリソースで自律運用を有効にすると、関連するアラートをまとめてissueを作り、そのissueごとに深い調査を自動で実行します。この自動調査は既定でオンになっており(オプトアウト方式)、2026年7月1日から課金対象です。課金の単位はアラートの件数ではなくissueごとの調査回数ですが、障害の多い環境では回数が積み上がります。最初はリソースの[Operations]タブで[Investigation]のチェックを外し、人が調査の実行を判断する運用から始めてください。
なお、日本語の製品ページ(azure.microsoft.com/ja-jp/products/copilot)には、2026年10月1日時点でも「チャットベースの言語モデルとエージェント機能は現在、追加料金なしで利用できます。エージェントの価格は今後発表される予定です」と書かれており、Observability Agentの課金開始が反映されていません。費用を見積もるときは、Azure Monitorの課金ドキュメントと公式価格を照合し、記載が一致しない項目はMicrosoftに確認してください。
Azure Copilotを使い始める手順と管理者の設定
利用者側の前提条件
Azure portalにサインインし、ヘッダーのCopilotアイコンを選ぶだけで使えます。申請は不要で、既定ではテナントの全ユーザーが利用できます。使えない場合は、次の3点を確認します。
- 社内プロキシやファイアウォールが
https://directline.botframework.comへのwebsocket接続を許可しているか - Azure Government・21Vianetが運営するAzureなどの国家クラウドではないか(対象外)
- Copilotボタンを押したときに「承認されていない」旨のメッセージが出ないか(管理者による制限)
エージェントはテナントごとに順次展開されているため、チャット機能は使えるのにエージェントが選択肢に出ないこともあります。
グローバル管理者によるアクセス制御
利用者を絞る設定は、グローバル管理者が行います。手順は次のとおりです。
- グローバル管理者のアクセス権を昇格し、テナント内の全サブスクリプションを管理できる状態にする
- Azure portalで「Azure Copilot admin center」を開き、[設定]の[アクセス管理]を選ぶ
- 全員に許可するなら「Available to all users」、絞るなら「Restrict access for some or all users」を選ぶ
- 絞る場合は、対象のユーザーやグループに「Copilot for Azure User」ロールを割り当てる
- 同じ画面で、エージェントごとに有効・無効を切り替える
- 作業が終わったら、昇格したアクセス権を外す
全員の利用を止めたい場合は、「Restrict access for some or all users」を選択したうえで、すべてのユーザーとグループから「Copilot for Azure User」を外します。エージェントを無効にすると、そのエージェントとの過去の会話も利用者の履歴から見えなくなるため、事前の周知が必要です。ロールによる制御の考え方は、RBACとは?ロールベースアクセス制御の仕組みと導入判断を実装視点で解説が参考になります。
会話履歴を自社のCosmos DBに保存する設定
会話履歴は、既定ではMicrosoftが管理します。監査や保管期間の要件がある組織は、「Bring your own storage」で自社のAzure Cosmos DBに会話履歴を保存できます。ただし、この設定を有効にした環境では移行エージェントはサポートされません。設定はAzure Copilot admin centerの[Conversation storage]で行い、グローバル管理者の権限が必要です。注意点は、切り替えた時点で、それまでMicrosoftが保存していた会話が利用者から見えなくなることです。保存先のCosmos DBを変えたときも同じことが起きます。保管期間は自社のデータ保持ポリシーで決めます。Cosmos DBの課金と設計はAzure Cosmos DBとは?マルチモデルNoSQLの仕組み・整合性レベル・RU課金と採用判断を実装者目線で解説を参照してください。
権限とデータの扱い
Azure Copilotの対話操作は、利用者が持つリソースへのアクセス権と操作権限に従います。Observability Agentの自律運用では専用のマネージドIDを使用するため、そのIDに付与する権限も管理対象です。変更の前には必ず確認を求め、Azure RBAC、Privileged Identity Management、Azure Policy、リソースロックといった既存の保護にも従います。対話操作に限れば、Copilotを入れたことで利用者の権限が広がることはありません。逆に言えば、普段から過剰な権限を持つアカウントでCopilotを使うと、その広い権限のまま操作できてしまいます。
データについては、責任あるAIに関するFAQが、プロンプトと応答を基盤モデルの学習・再学習・改善には使わないと明記しています。製品改善に使われるのは、利用者がフィードバックに含めることに明示的に同意した場合だけです。セッション数・利用時間・高評価や低評価などの利用状況データは、Microsoftのプライバシーに関する声明に沿って収集されます。
Azure Copilotの運用適用条件と不向きな用途
本記事では、結果を人が確認できる「一度きりの調査」と「原因候補を絞る作業」を、Azure Copilotの導入初期に適した用途と判断します。反対に、繰り返す処理や記録が必要な変更の本番経路にすべきではありません。Learnの制約を運用条件に当てはめると、判断は次のようになります。
- 任せてよい:障害時にVMやAKSの症状から原因候補を絞る作業、初めて触るサブスクリプションの棚卸しクエリ、コスト急増の内訳の初動調査。いずれも結果を人が確認してから次に進めるため、誤答の影響が小さい作業です。
- 避ける:11台以上をまとめて止めるような一括操作(10リソースを超える操作は仕様上できません)。定期的な停止・起動もCopilotではなく、Automationやスクリプトで再現できる形にします。
- 避ける:既存環境のIaC化。デプロイエージェントは既存インフラを取り込めないため、既存環境をTerraformやBicepに落とす作業には使えません。
- 条件付き:Copilotが生成したTerraformやBicepの本番適用。生成したコードをバージョン管理し、プルリクエストなどでレビューと検証を通してから適用します。portalから直接デプロイすると、変更の履歴がコードに残りません。
- 条件付き:長期の障害対応。会話は24時間で続けられなくなるため、調査結果はチケットなど会話の外に残しておきます。
AWSにも、アラームを起点に調査を自動で始める同種の仕組みがあります。両方のクラウドを運用している場合は、AWS DevOps Agentの使い方:CLIでの構築とCloudWatchアラームから調査を自動起動する手順と比べると、自動化の範囲と課金の違いがわかります。
よくある質問
Copilot in AzureとAzure Copilotは別の製品ですか?
同じ製品です。2023年11月にMicrosoft Copilot for Azureとしてプレビューが始まり、現在のMicrosoft LearnではAzure Copilotと表記されています。アクセス管理で使うロール名は、今も「Copilot for Azure User」です。
Azure Copilotの料金はかかりますか?
チャット機能と、トラブルシューティングなどのエージェントは追加料金なしです。Observability Agentだけは、2026年7月1日からAzure Agent Credit(1AAC=0.01ドル)の従量課金です。操作対象のリソース自体の料金は通常どおりかかります。
Azure CopilotはAPIやCLIから呼び出せますか?
Learnの概要ページが入口として挙げているのは、Azure portalとAzureモバイルアプリの2つです。デプロイエージェントは、ポータル外からの呼び出し手段として、GitHubのmicrosoft/azure-skillsリポジトリ(Azure向けのスキルとMCPサーバー設定を含むエージェントプラグイン)を案内しています。開発環境から照会したい場合は、VS Code拡張のGitHub Copilot for Azureを使います。
Copilotの読み方は?
「コパイロット」と読みます。英語で副操縦士を意味し、Microsoftは人の作業を補助するAI機能の総称としてこの名前を使っています。Azure Copilotは「アジュール コパイロット」と読みます。
Azure Copilotが表示されない・使えないときはどうすればよいですか?
Copilotボタンを押して「承認されていない」旨のメッセージが出る場合は、管理者がアクセスを制限しています。テナントのグローバル管理者に「Copilot for Azure User」ロールの割り当てを依頼してください。ボタン自体が反応しない場合は、directline.botframework.comへのwebsocket接続が社内ネットワークで遮断されていないかを確認します。エージェントだけが出ない場合は、テナントへの展開待ちか、管理者がエージェントを無効にしています。