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Route 53の料金を実額で計算する:ホストゾーン・クエリ・Resolver・ドメイン代の月額

Route 53の料金を実額で計算する:ホストゾーン・クエリ・Resolver・ドメイン代の月額

Amazon Route 53の料金は、ドメイン1つを置くだけなら月1ドルに届きません。ところがオンプレミスとのDNS連携でResolverエンドポイントを立てると、それだけで月180ドルを超える費用が必要です。この記事では、2026年10月時点のRoute 53の公式料金ページをもとに、ホストゾーンとクエリの単価、Aliasレコードで無料になる条件、2026年7月に改定されたドメイン登録料、Resolver・Profiles・DNS Firewallの月額を整理します。後半では、CloudWatchとCost Explorerで自社アカウントの月額を出すコマンドと、構成別の試算を示します。

まとめ|Route 53の月額はゾーン数・クエリ種別・Resolverの稼働時間で決まる

Route 53の請求は、次の4つを足し合わせると見積もりを外しません。金額はすべて米ドルです。

  • ホストゾーン:最初の25個まで1つ月0.50ドル、26個目から0.10ドル。日割りなし
  • DNSクエリ:標準は100万件0.40ドル。CloudFrontやALBへ向けたAliasのA・AAAAクエリは0ドル
  • ドメイン登録:TLDごとの年額。.comは2026年7月から16ドル、.jpは54ドル
  • Resolver系:エンドポイントはENI 1本あたり毎時0.125ドルで、1エンドポイント最低2本

公開DNSだけの用途なら、Route 53は他社DNSと比べても安く収まります。費用の桁が変わるのはハイブリッド構成のResolverエンドポイントと、Profiles・DNS Firewall Advancedのような時間課金の機能です。Route 53の定義やルーティングポリシー、CLIでの構築手順はAmazon Route 53とは:DNS・ドメイン登録・ルーティング設計とAWS CLI構築手順を実装者目線で解説で扱っています。本記事は料金の計算に絞ります。

Route 53の料金表:ホストゾーン・DNSクエリ・ヘルスチェックの単価を一覧で確認

ここでの単価は公式料金ページと、AWSのPrice List API(2026年9月11日版)で照合した値です。Route 53の権威DNSはグローバルサービスのため、東京リージョンを選んでも単価は変わりません。

ホストゾーン月0.50ドルが日割りにならない仕様と12時間以内の削除

課金項目 単価 条件
ホストゾーン(1〜25個目) 月0.50ドル 作成時と毎月1日に課金
ホストゾーン(26個目以降) 月0.10ドル 日割りなし
レコード(1ゾーン1万件超) 1件月0.0015ドル 1万件までは込み
Traffic Flowのポリシーレコード 1件月50ドル 日割りあり

ホストゾーンは作成した瞬間に1か月分が請求され、月の途中で消しても返金されません。例外は作成から12時間以内の削除で、この場合は課金されないため検証用のゾーンは当日中に消すのが原則です。

AWSのトラブルシューティング文書によると、作成日の判定はUTCです。日本時間の月初午前に作ったゾーンは前月扱いになり、前月分と当月分の2回請求に見えることがあります。

標準0.40ドルからIPベース0.80ドルまでルーティング方式別のクエリ単価

クエリの種類 月10億件まで 10億件超
標準(シンプル・加重・フェイルオーバー) 0.40ドル 0.20ドル
レイテンシー 0.60ドル 0.30ドル
位置情報・地理的近接性 0.70ドル 0.35ドル
IPベース 0.80ドル 0.40ドル

単価は100万件あたりで、件数に比例して按分されます。公式の例では、標準クエリ10万件のゾーンは0.04ドルです。レイテンシーや位置情報のルーティングに切り替えると、同じ件数でも1.5〜1.75倍になります。IPベースはCIDRブロック1,000個までが無料で、それを超えると1ブロック月0.0015ドルが加わります。

プライベートホストゾーンへのクエリは課金されません。VPC内部の名前解決に払うのはゾーン料金の0.50ドルだけです。内部DNSの設計はプライベートDNSとは?内部名前解決の仕組み・Route 53プライベートホストゾーン・設計を実装者向けに解説で整理しています。

ヘルスチェックはAWSエンドポイント50件まで無料・非AWSは月0.75ドル

ヘルスチェックの単価は、監視先がAWS上かどうかで分かれます。AWSエンドポイントは基本が月0.50ドルで、同じアカウント(または連結アカウント)の50件までは新規・既存を問わず無料です。オンプレミスや他社クラウドなど非AWSは月0.75ドルで、無料枠はありません。

HTTPS、文字列一致、高速なチェック間隔、レイテンシー計測は追加機能の扱いです。1機能ごとにAWSエンドポイントで月1.00ドル、非AWSで月2.00ドルが加わります。非AWSの1件にHTTPSと文字列一致を付けると月4.75ドルです。ELBとS3静的サイトのヘルスチェックはAWSが自動で用意するため課金されません。ELB側の判定はELBヘルスチェックの設定と失敗原因の調べ方|ALB・NLBの既定値と理由コードが参考になります。

Aliasレコードで0円になるクエリと課金されるクエリを分ける条件と設定例

Route 53のクエリ料金を左右するのは、件数そのものより「Aliasで答えているかどうか」です。

CloudFront・ALB・S3向けAliasが無料になる2条件とAAAAクエリの課金

料金ページでは、無料でクエリに応答するために満たす条件を2つ挙げています。クエリの名前とレコードタイプがAliasレコードと一致すること、そしてAliasの向き先がRoute 53の別レコードではなくAWSリソースであることです。対象はELB、CloudFront、Elastic Beanstalk、API Gateway、VPCエンドポイント、S3のウェブサイトエンドポイント、App Runner、AppSync、OpenSearch、Lightsail、Global Acceleratorの11種です。

見落としやすいのはレコードタイプの一致です。CloudFrontへのAliasをAレコードだけで作ると、ブラウザが同時に送るAAAAクエリは名前が一致してタイプが一致しないため、標準料金で課金されます。公式ページもAとAAAAの両方を作るよう勧めています。

{
  "Changes": [{
    "Action": "UPSERT",
    "ResourceRecordSet": {
      "Name": "www.example.com",
      "Type": "AAAA",
      "AliasTarget": {
        "HostedZoneId": "Z2FDTNDATAQYW2",
        "DNSName": "d111111abcdef8.cloudfront.net",
        "EvaluateTargetHealth": false
      }
    }
  }]
}

上のJSONをaaaa.jsonとして保存し、aws route53 change-resource-record-sets --hosted-zone-id <自社のゾーンID> --change-batch file://aaaa.jsonで登録します。Z2FDTNDATAQYW2はCloudFrontのAlias先に固定で使うゾーンIDです。CloudFront側の料金はCloudFrontの料金を実額で計算する:定額プラン4階層と従量課金の分岐点で計算しています。

存在しない名前へのクエリとCNAMEで標準料金が発生する仕組み

存在しない名前へのクエリ(NXDOMAIN)も標準料金の対象です。スキャナーやタイプミスによる問い合わせは避けられないため、公開ゾーンの件数には常に一定の上乗せがあると考えておきます。

CNAMEはAliasとCNAMEの比較表のとおり、Aliasと違って常に課金されます。wwwをCNAMEでCloudFrontへ向けている構成は、Aliasに置き換えるだけでその分のクエリ料金が0になります。Aliasが同じゾーン内の非Aliasレコードを指している場合も標準料金です。Aliasを何段つないでも、最後がAWSリソースなら全段が無料になります。

ドメイン登録料のTLD別単価と2026年7月改定で.comが16ドルになった経緯

ドメインの登録料はホストゾーンとは別の年額課金で、TLDごとに単価が決まっています。

.com 16ドル・.jp 54ドル・.ai 137ドルなど主要TLDの年額と復元料金

AWSが公開しているTLD別のドメイン料金表(PDF)には、2026年7月1日から適用された改定表と、改定対象外の現行価格表の2つが載っています。

TLD 登録・更新(年) 改定前 復元料金
.com 16ドル 15ドル 57ドル
.jp 54ドル 据え置き 94ドル
.net 17ドル 据え置き 57ドル
.io 71ドル 据え置き 133ドル
.ai 137ドル 129ドル 240ドル

復元料金は、期限切れで削除猶予に入ったドメインを取り戻すときの費用です。.comなら更新料の3倍を超えるため、自動更新を切ったまま放置しないことが一番の節約になります。

ドメイン代にはAWSのプロモーションクレジットを充てられない点も、料金ページに明記されています。1アカウントで登録できるドメインは既定で20個までです。なお、Route 53でドメインを登録するとホストゾーンが自動で作られ、月0.50ドルが別に発生します。DNSを他社で運用するなら、このゾーンは削除して構いません。

list-pricesによるTLD別の現行価格取得と見積もり前の確認

PDFは改定のたびに差し替わるため、見積もりの直前にはAPIで現行価格を確かめます。list-pricesのリファレンスどおり、--tldを省くと全TLDが返ります。

aws route53domains list-prices \
  --tld .jp \
  --region us-east-1 \
  --query "Prices[].[Name, RegistrationPrice.Price, RenewalPrice.Price, RestorationPrice.Price]" \
  --output table

出力には登録・移管・更新・所有者変更・復元の5種の価格が含まれます。.comと.jpを比べると年38ドルの差があり、10ドメインを抱える会社なら年380ドルです。.jpを他社レジストラで持ち続ける判断は珍しくありません。移管先の候補としてCloudflare Registrarの移管手順と料金|.jp非対応・API登録の実装【2026年9月版】も確認しておくと比較が早く済みます。

ハイブリッドDNSの時間課金と月額を左右する追加機能の発生条件

Resolverエンドポイント・Profiles・DNS Firewallは、ハイブリッドDNSを構成する際にRoute 53の月額見積もりで桁を外しやすい部分です。いずれも時間課金で、使っていない時間も止まりません。

Resolverエンドポイントは最低2つのENIで1本あたり月約183ドルかかる計算

VPC Resolver(旧称Route 53 Resolver)は、VPC内では無料で名前解決を行います。料金がかかるのは、オンプレミスとVPCの間でクエリを転送するインバウンド・アウトバウンドのエンドポイントに対して料金が発生します。

エンドポイントは1本につきIPアドレスが2つ以上必要で、IPごとにENIが1つ作られます。東京リージョンの単価はENI 1つ毎時0.125ドルです。730時間で計算すると、最小構成の1エンドポイントで月182.5ドルかかります。双方向の転送でインバウンドとアウトバウンドを1本ずつ置けば月365ドルです。これにエンドポイントを通ったクエリが100万件0.40ドルで加わります。

可用性のためにIPを3つにすると、1本あたり月約274ドルに増えます。AZ障害への耐性と費用を天秤にかけ、本番だけ3つにする判断もありえます。

Route 53 ProfilesとDNS Firewall Advancedの課金条件

Route 53 Profilesの月540ドルとDNS Firewall Advancedの月115ドルは、それぞれ時間課金の発生条件を分けて確認します。Route 53 Profilesは、プライベートホストゾーンやResolverルールを複数のVPC・アカウントへまとめて関連付ける機能です。アカウントとリージョンごとに毎時0.75ドルで、VPCとの関連付け100件までが込みです。公式の計算例では30日で540ドル、200件なら640.8ドルになります。VPCが数個しかない組織には過剰で、ルールの共有で足ります。

DNS Firewallは、検査したクエリが100万件0.60ドル、自前のドメインリストが1件月0.0005ドルです。DGAやDNSトンネリングを検知するAdvancedルールを含むルールグループは、VPCとの関連付けごとに毎時0.16ドルで、30日で115.2ドルになります。VPCが5つなら約576ドルです。新しく料金表に載ったGlobal Resolverは、最初の2リージョンで毎時5ドル(フィルタリング込み)なので、こちらは月3,600ドル規模の判断になります。

CloudWatchとCost Explorerによる自社DNS月額の算出手順

既にRoute 53を使っている自社アカウントで、CloudWatchの実際のクエリ数とCost Explorerの請求明細から月額を算出し、見積もりと照合する手順です。cloudwatch:GetMetricStatistics、route53:ListHostedZones、ce:GetCostAndUsageの権限が要ります。CLIの導入はAWS CLIのインストールと運用|OS別の導入手順・v2の設定・SSO認証・v1サポート終了への移行を参照してください。

DNSQueriesメトリクスをus-east-1で取得して月間クエリ数を数える実装

公開ホストゾーンのクエリ数は、CloudWatchのAWS/Route53名前空間のDNSQueriesで取れます。公式ドキュメントにあるとおり、Route 53はグローバルサービスのため、取得時のリージョンは東京ではなくus-east-1を指定します。

aws cloudwatch get-metric-statistics \
  --region us-east-1 \
  --namespace AWS/Route53 \
  --metric-name DNSQueries \
  --dimensions Name=HostedZoneId,Value=Z0123456789EXAMPLE \
  --start-time 2026-09-01T00:00:00Z \
  --end-time 2026-10-01T00:00:00Z \
  --period 86400 \
  --statistics Sum \
  --query "sum(Datapoints[].Sum)"

次のPythonスクリプトは、全公開ゾーンの前月クエリ数を集計し、ゾーン料金と標準クエリ単価から月額の上限を出します。get-metric-statisticsと同じAPIをboto3で呼んでいます。

import boto3
from datetime import datetime, timezone

START = datetime(2026, 9, 1, tzinfo=timezone.utc)
END = datetime(2026, 10, 1, tzinfo=timezone.utc)
STANDARD_PER_MILLION = 0.40  # 2026年10月時点の標準クエリ単価(月10億件まで)

r53 = boto3.client("route53")
cw = boto3.client("cloudwatch", region_name="us-east-1")

zones = []
for page in r53.get_paginator("list_hosted_zones").paginate():
    zones += page["HostedZones"]

# ゾーン料金は最初の25個が0.50ドル、以降0.10ドル
n = len(zones)
zone_cost = min(n, 25) * 0.50 + max(n - 25, 0) * 0.10

total_queries = 0
for z in zones:
    if z["Config"]["PrivateZone"]:
        continue  # プライベートゾーンのクエリは無料
    zone_id = z["Id"].split("/")[-1]
    res = cw.get_metric_statistics(
        Namespace="AWS/Route53", MetricName="DNSQueries",
        Dimensions=[{"Name": "HostedZoneId", "Value": zone_id}],
        StartTime=START, EndTime=END, Period=86400, Statistics=["Sum"])
    q = int(sum(p["Sum"] for p in res["Datapoints"]))
    total_queries += q
    print(f'{z["Name"]:40} {q:>14,}')

query_cost = total_queries / 1_000_000 * STANDARD_PER_MILLION
print(f"ゾーン{n}個 {zone_cost:.2f} USD + クエリ上限 {query_cost:.2f} USD")

DNSQueriesはRoute 53が応答した全件で、無料のAliasクエリも含みます。そのためこのスクリプトの値は「すべて標準料金だった場合の上限」です。レイテンシーや位置情報のレコードが多いゾーンは、表の単価に置き換えて計算し直してください。

使用タイプ別のCost Explorer集計で見積もりと請求額の差を突き合わせる

見積もりと請求がずれたときは、get-cost-and-usageでRoute 53だけを使用タイプ別に分けます。

aws ce get-cost-and-usage \
  --time-period Start=2026-09-01,End=2026-10-01 \
  --granularity MONTHLY \
  --metrics UnblendedCost UsageQuantity \
  --filter '{"Dimensions":{"Key":"SERVICE","Values":["Amazon Route 53"]}}' \
  --group-by Type=DIMENSION,Key=USAGE_TYPE \
  --output table

Price List APIでは、課金対象のクエリがDNS-Queries、無料のAliasクエリがIntra-AWS-DNS-Queries、東京のResolverエンドポイントがAPN1-ResolverNetworkInterfaceという使用タイプ名で定義されています。請求の行もこの名前で読み分けられます。DNS-Queriesの件数がCloudWatchの値に近ければ、Aliasがほとんど効いていない構成です。Cost Explorerそのものの使い方はAWS Cost Explorerとは?コスト可視化・分析の仕組みと料金・使いどころを実装者目線で解説にまとめています。

構成別の月額試算と、Route 53を見送って他社DNSのままにすべき場面

単価表だけでは判断しにくいので、受託開発でよく出会う3つの構成で月額を出し、そこから採否の線を引きます。

コーポレートサイト1件・SaaS 30ゾーン・ハイブリッド構成の3パターン試算

構成 内訳 月額
コーポレートサイト1件 ゾーン0.50+標準100万件0.40 約0.90ドル
SaaS 30ゾーン ゾーン13.00+クエリ80.00+監視11.00 約104ドル
ハイブリッド ゾーン0.50+ENI365.00+転送20.00 約386ドル

コーポレートサイトはCloudFrontへのAliasでA・AAAAを答え、MXやTXTなどの標準クエリが月100万件ある想定です。SaaSは顧客ごとのゾーンが30個で、標準クエリ2億件を想定し、非AWSの監視先4件にHTTPS監視を付けています。ハイブリッドのゾーンは私設ゾーンで、インバウンドとアウトバウンドを各2 ENI、合計4本で置き、転送クエリ5,000万件を見込んだ構成です。

3つ目だけが2桁違います。オンプレミス連携の見積もりでは、DNSを「ほぼ無料の部品」として扱うと予算を外します。

Resolverを置かずに済む構成と、DNSホスティングを移さない判断の条件

Resolverエンドポイントを見送ってよいのは、オンプレミスからAWS内部の名前を引く必要がなく、AWSからも社内DNSを引かない構成です。名前解決を公開DNSで済ませられるなら、月365ドルの固定費は不要です。逆に、閉域網でRDSのエンドポイント名を社内から引く要件があるなら、エンドポイントは削れない費用として最初から見積もりに入れます。

公開DNSのホスティングを他社からRoute 53へ移すのは、AliasでCloudFrontやALBを向けたい場合と、ヘルスチェック連動のフェイルオーバーを組みたい場合に限るのが妥当な判断です。どちらも不要で、レジストラ付属のDNSが無料で動いているなら、移しても月0.50ドルの費用が増えるだけです。リージョン切り替えまで含む設計はAmazon Application Recovery Controller(ARC)とは?機能・料金・Route 53 ARCとの違いを解説が参考になります。

ハイブリッドDNSを含むAWS環境の設計と費用見積もりは、インフラ構築(AWS・Google Cloud・Azure)で要件整理から対応しています。

よくある質問

Route 53の料金について検索されている質問に、公式料金ページとドキュメントの記載をもとに答えます。

Route 53に無料枠はありますか?

ホストゾーンとクエリに無料枠はありません。無料なのは、AWSエンドポイント向けヘルスチェックの50件まで、AWSリソースへのAliasクエリ、プライベートホストゾーンへのクエリ、作成から12時間以内に削除したホストゾーンです。ELBとS3静的サイトのヘルスチェックも課金されません。

Route 53のホストゾーンを削除すれば料金は止まりますか?

翌月以降の課金は止まりますが、当月分は返金されません。ホストゾーンは作成時と毎月1日に1か月分が請求され、日割りにならないためです。作成から12時間以内に削除した場合だけ課金されません。月の判定はUTC基準なので、日本時間の月初午前の作成は前月扱いになります。

Route 53で.jpドメインを取得すると毎年いくらかかりますか?

2026年10月時点で、.jpの登録・更新は年54ドルです。これにホストゾーン月0.50ドル(年6ドル)とクエリ料金が加わります。期限切れ後に取り戻す復元料金は94ドルで、更新料より高くつきます。自動更新を有効にしておけば、この費用は発生しません。

Route 53のクエリ料金が想定より高いのはなぜですか?

多いのは3つの原因です。CNAMEでCloudFrontやALBへ向けている、AliasをAレコードだけで作りAAAAクエリが標準料金になっている、存在しない名前へのクエリが多い、のいずれかを疑ってください。Cost ExplorerでDNS-QueriesとIntra-AWS-DNS-Queriesの比率を見ると、どれが効いているか切り分けられます。

Route 53 Resolverの料金はいくらですか?

VPC内での名前解決には料金がかかりません。料金がかかるのはエンドポイントで、ENI 1つ毎時0.125ドル、1エンドポイントに最低2つ必要なので月約183ドルです。エンドポイントを通ったクエリは100万件0.40ドルです。DNS Firewallを付けると、検査クエリ100万件0.60ドルが別に加わります。

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