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Amazon EventBridgeの料金|東京の単価・無料になる条件と新しいイベントバスの課金【2026年10月】

Amazon EventBridgeの料金|東京の単価・無料になる条件と新しいイベントバスの課金【2026年10月】

Amazon EventBridgeの料金体系はバスの種類で異なります。従来のバスとデフォルトバスでは、AWSサービスが出す管理イベントの取り込みとルールの作成が無料で、課金されるのは自社アプリのカスタムイベントやS3の通知などの取り込みと、別のイベントバスや別アカウントへの配信です。この記事では、AWSのPrice List APIから取得した東京リージョン(ap-northeast-1)の単価(2026年9月24日公開版)をもとに、課金の境界線、2026年9月に追加された新しいカスタムイベントバスのデータ量課金、月額の試算、Schedulerの無料枠、請求書での内訳の調べ方を説明します。

まとめ:EventBridgeの料金で押さえる6点

以下の無料条件・件数課金・PutEventsの上限は、従来のバスとデフォルトバスの説明です。同じアカウントでも、別バスやAPI送信先への配信は無料ではありません。新しいカスタムイベントバスのデータ量課金は最後の項目で説明します。

  • 無料:AWS管理イベント(EC2の状態変化など)の取り込み、ルールの作成・保持、同じアカウント内のターゲットへの配信、スキーマレジストリ。
  • 有料:カスタムイベント・パートナー(SaaS)イベント・S3通知などのオプトインデータイベントの取り込みで、東京でも100万件あたり1.00ドル。無料枠はありません。
  • 配信料金:別のイベントバスへの配信は100万件あたり1.00ドル、別アカウントのサービスへは0.05ドル(AWS管理イベントだけは1.00ドル)。
  • 課金単位:1件のペイロードを64KBごとに1件と数えます。PutEventsの上限は1MBに広がったので、1件が最大16件分になります。
  • 東京はバージニアより高い項目がある:Scheduler超過分1.25ドル、Pipes 0.50ドル、API送信先0.24ドル、アーカイブ処理0.13ドル/GB。
  • 新しいカスタムイベントバス(2026年9月24日追加)は件数でなくデータ量で課金します。小さいイベントを多くの購読者へ配る構成で安くなり、数十KBのイベントでは逆に高くなります。

EventBridgeで課金されるもの・されないもの

従来のイベントバス(コンソールの表記は「Custom event bus – classic」)とデフォルトイベントバスの料金は、取り込み料金と配信料金の2つでできています。Amazon EventBridgeの料金ページは、イベントの出どころを4種類に分けて単価を決めています。

無料になるもの:AWS管理イベント・ルール・同じアカウント内の配信

250以上のAWSサービスが自動で送ってくる管理イベント(コントロールプレーンの操作。EC2の起動・停止、CodePipelineのステージ遷移など)は、取り込みが無料です。ルールは何本作っても課金されず、ルールに一致したイベントを同じアカウントのLambdaやSQSへ届ける配信も無料です。EC2の停止を検知してLambdaで通知する構成なら、EventBridge側の請求は0ドルで、費用はLambdaの実行分だけになります。

cronやrate式のスケジュールルールにも、料金表上の課金項目はありません。スキーマレジストリの利用も無料で、スキーマの検出だけが月500万件(8KBごとに1件換算)を超えると100万件あたり0.10ドルかかります。

有料になるもの:カスタム・パートナー・S3通知などのオプトインデータイベント

PutEventsで自社アプリが送るカスタムイベント、Zendesk・DatadogなどSaaSから届くパートナーイベント、そしてAWSオプトインデータイベントの取り込みは、100万件あたり1.00ドルです。オプトインデータイベントは、S3のようにバケット側でEventBridge通知を有効にすると届くデータプレーンのイベントを指します。EventBridgeのFAQも、S3のイベント通知をオプトインのイベントとして扱っています。「AWSサービスのイベントは無料」と覚えていると、S3へのアップロードを起点にした構成で見積もりを外します。

グローバルエンドポイントの利用自体は無料ですが、別リージョンへの複製は100万件あたり1.00ドルかかります。

配信料金の3区分:別のバス・同じアカウント・別アカウント

取り込んだイベントをどこへ届けるかで、配信料金が変わります。マルチアカウント構成で監査イベントを1か所に集める場合に効いてくる部分です。

配信先 100万件あたり
別のイベントバス(同じアカウント・別アカウントとも) 1.00ドル
同じアカウントのサービス(Lambda・SQSなど) 無料
別アカウントのサービス(カスタム・パートナーイベント) 0.05ドル
別アカウントのサービス(AWS管理イベント) 1.00ドル

料金ページの計算例では、カスタムイベント1,000万件を取り込み、そのうち500万件を別アカウントのバスへ送ると、取り込み10.00ドル+配信5.00ドルで月15.00ドルです。受け側のバスで取り込み料金が二重にかかるわけではありません。別アカウントのバスを経由する構成と、ターゲットを直接指定する構成の使い分けはEventBridge イベントバスの使い分けで手順を説明しています。

東京リージョンの単価一覧(Price List API・2026年9月24日公開版)

料金ページの表はリージョンを選ぶと数字が出る作りで、日本語版のページには新しいカスタムイベントバスの項目がまだありません(2026年10月21日確認)。そこでAWSが公開しているPrice List APIの東京リージョン版とバージニア北部(us-east-1)版を取得して並べました。料金ページの計算例は米国リージョンの単価で書かれているため、東京で見積もるときは右の列ではなく中央の列を使います。

項目 東京 バージニア北部 無料枠・単位
カスタム・パートナー・オプトインの取り込み 1.00ドル/100万件 1.00ドル なし・64KB
別のイベントバスへの配信 1.00ドル/100万件 1.00ドル なし・64KB
別アカウントのサービスへの配信(AWS管理イベントを除く) 0.05ドル/100万件 0.05ドル なし・64KB
EventBridge Scheduler 1.25ドル/100万回 1.00ドル 月1,400万回
EventBridge Pipes(フィルタ後) 0.50ドル/100万件 0.40ドル なし・64KB
API送信先 0.24ドル/100万件 0.20ドル なし・64KB
アーカイブ処理 0.13ドル/GB 0.10ドル なし
アーカイブ保存 0.025ドル/GB・月 0.023ドル なし
リプレイ 1.00ドル/100万件 1.00ドル カスタムイベント扱い
スキーマの検出 0.10ドル/100万件 0.10ドル 月500万件・8KB

Pipesは、フィルタを通ったリクエストだけが課金対象です。ソースのSQSから1,000万件を受け、フィルタで25%に絞り、5件ずつまとめ、各バッチのペイロードが64KB以内なら、課金は50万リクエスト(東京で0.25ドル)になります。フィルタの書き方はEventBridge Pipesの使い方にまとめています。

64KBごとに1件:1MBの上限まで使うと16件分

料金ページは「ペイロードの各64KBチャンクを1件のイベントとして請求する」と書いています。2KBでも64KBでも1件分で、64KBを超えると2件分、256KBなら4件分です。ユーザーガイドのPutEventsのエントリサイズの計算によると、1回のリクエストの合計は1MB(1,048,576バイト)未満までで、エントリが1つだけなら1件で1MB近くまで使えます。そのサイズのイベントは16件分の料金になります。

PutEventsに複数のエントリをまとめても、課金はエントリごとに数えるので安くなりません。大きなデータはS3に置いてイベントにはオブジェクトのキーだけを載せる方式(クレームチェック)にすれば、1件分に戻せます。

2026年9月追加の新しいカスタムイベントバスの料金

AWSは2026年9月24日、組織内の全アカウントで1本を共有できるカスタムイベントバスを追加しました(AWS News Blogの発表)。東京リージョンでも提供されていて、従来のバスは「Custom event bus – classic」と表示されるようになりました。ルールの代わりにサブスクライバーを作る仕組みや順序付き配信についてはAmazon EventBridgeとは?仕組み・料金とCLI・Pythonでの実装手順で扱っています。ここでは料金だけを見ます。

データ量で課金:取り込み・配信・保持・評価機能の東京単価

新しいバスは件数ではなくデータ量で数えます。発行側が取り込み分を、購読側が配信分を払う方式で、1件のサイズは1KB単位に切り上げます。

項目 東京 バージニア北部
取り込み(月5TBまで) 0.2203ドル/GB 0.18ドル
取り込み(5〜25TB) 0.1469ドル/GB 0.12ドル
取り込み(25〜125TB) 0.0979ドル/GB 0.08ドル
取り込み(125TB超) 0.0612ドル/GB 0.05ドル
サブスクライバーへの配信 0.0677ドル/GB 0.05ドル
24時間を超える保持 0.0979ドル/GB・月 0.08ドル
JSONata変換・Avro/Protobuf変換・内容ベースの重複排除 0.1778ドル/100万件 0.15ドル

保持は最初の24時間が料金に含まれます。JSONata変換などの評価機能は設定したときだけ課金され、64KBごとに1件と数えます。JSONPathによるターゲットのパラメータ抽出は無料です。S3のイベントとパートナーイベントは、デフォルトのバスやパートナーのバスから流し込むと発生元で課金されるので、新しいバス側で取り込み料金が重ねてかかることはありません。

従来バスとの損益分岐:イベントサイズ3KBと購読者の数

同じアカウントの購読者1つへ届けるだけなら、新しいバスの費用は1件あたり「サイズ(KB)×(0.2203+0.0677)ドル÷100万」です。従来バスの1.00ドル/100万件と比べると、東京の単価では3KB以下のイベントで新しいバスが安く、4KB以上で従来バスが安くなります。購読者が別アカウントにいて、従来バスでバス間転送をしていた構成ほど差が開きます。下の試算コードの結果では、2KBのイベント1,000万件を3つの別アカウントへ届ける場合、従来バスのバス間転送で月40.00ドル、別アカウントのターゲットを直接指定して11.50ドル、新しいバスで8.47ドルでした。同じ件数でも1件50KBになると、新しいバスは211.70ドルまで上がります。

移行の判断は、各イベントを課金単位に切り上げた後の合計サイズと、購読者ごとの配信件数を測ってから行います。数十KBのJSONを送っている構成は、新しいバスに移すと料金が上がります。順序付き配信や組織内共有の機能が必要な場合は、S3への保存・取得料金と処理の追加を含めて比較し、総費用を下げられるならペイロードをS3参照に切り替えてから移行します。

月額料金の試算:Price List APIの東京単価による新旧バス比較

単価はリージョンと時期で変わるので、表を手で写すより、Price List APIから毎回取得して計算するほうが確実です。次のPython 3のコードは、標準ライブラリだけで東京の単価を取得し、従来バスと新しいバスの取り込み・配信料金を比べます。全イベントが指定サイズで、全購読者に1回ずつ配信される前提です。再試行、24時間を超える保持、評価機能、ターゲット側の料金は含みません。

試算コード(Python 3・標準ライブラリのみ)

import json, math, urllib.request

URL = ("https://pricing.us-east-1.amazonaws.com/offers/v1.0/aws/"
       "AWSEvents/current/ap-northeast-1/index.json")
data = json.load(urllib.request.urlopen(URL))

# 使用タイプ(請求書・Cost Explorerに出る名前)ごとに単価を集める
price = {}
for sku, p in data["products"].items():
    key = p["attributes"]["usagetype"] + "|" + p["attributes"].get("eventType", "")
    for term in data["terms"]["OnDemand"].get(sku, {}).values():
        for d in term["priceDimensions"].values():
            price.setdefault(key, []).append(
                (float(d["beginRange"]), d["endRange"], float(d["pricePerUnit"]["USD"])))

def unit(key):
    return price[key][0][2]

CUSTOM = unit("APN1-Event-64K-Chunks|Custom Event")
XACCT = unit("APN1-Invocation-64K-Chunks|Cross-Account Custom Event")
EGRESS = unit("APN1-EventsV2-Egress-Bytes|")

def ingress_v2(gb):
    # 新しいバスの取り込みは月の量で段階的に安くなる(1TB=1,000GB)
    cost = 0.0
    for begin, end, usd in sorted(price["APN1-EventsV2-Ingress-Bytes|"]):
        end = math.inf if end == "Inf" else float(end)
        if gb > begin:
            cost += (min(gb, end) - begin) * usd
    return cost

def classic(n, kb, subs, other_bus):
    chunks = n * math.ceil(kb / 64)
    deliver = chunks * subs * (CUSTOM if other_bus else XACCT)
    return chunks * CUSTOM + deliver

def enhanced(n, kb, subs):
    gb = n * math.ceil(kb) / 1_000_000
    return ingress_v2(gb) + gb * subs * EGRESS

print(f"publicationDate {data['publicationDate']}")
for n, kb, subs in [(10_000_000, 2, 3), (10_000_000, 50, 3), (10_000_000, 2, 1)]:
    print(f"{n:,}件 x {kb}KB x 購読{subs}: "
          f"classic(別アカウントのバス経由) {classic(n, kb, subs, True):.2f} / "
          f"classic(別アカウントのターゲット直) {classic(n, kb, subs, False):.2f} / "
          f"新しいバス {enhanced(n, kb, subs):.2f} USD")

2026年10月21日に実行した出力です。

publicationDate 2026-09-24T16:39:03Z
10,000,000件 x 2KB x 購読3: classic(別アカウントのバス経由) 40.00 / classic(別アカウントのターゲット直) 11.50 / 新しいバス 8.47 USD
10,000,000件 x 50KB x 購読3: classic(別アカウントのバス経由) 40.00 / classic(別アカウントのターゲット直) 11.50 / 新しいバス 211.70 USD
10,000,000件 x 2KB x 購読1: classic(別アカウントのバス経由) 20.00 / classic(別アカウントのターゲット直) 10.50 / 新しいバス 5.76 USD

キーの APN1-Event-64K-Chunks などは、請求書やCost Explorerに出る使用タイプの名前と同じです。リージョンを変えるときは、URLの ap-northeast-1 と接頭辞の APN1 を合わせて書き換えます。

EC2通知・S3通知・カスタムイベント配信の月額例

  • EC2の停止をLambdaで通知(同じアカウント):AWS管理イベントで取り込み無料、配信も無料。EventBridgeは0ドル。
  • S3へのアップロード月300万件をLambdaで処理:オプトインデータイベントとして300万×1.00ドル÷100万=3.00ドル。
  • 自社アプリのカスタムイベント月1,000万件(64KB以下)を同じアカウントの2つのターゲットへ:取り込み10.00ドルのみ。ルールが2本でも配信は無料。外部SaaSへのAPI送信先を1本足すと、東京では2.40ドル増えます。

どの構成でも、ターゲット側のLambdaやSQSの料金は別にかかります。Lambdaの課金体系はAWS Lambdaとは?仕組み・料金体系とコールドスタート対策を参照してください。

EventBridge Schedulerの料金とスケジュールルールの違い

EventBridge Schedulerは、全リージョン(GovCloudを除く)の合計で月1,400万回まで無料です。超過分は東京で100万回あたり1.25ドルで、未使用分は翌月に繰り越せません。5分間隔のスケジュール1本の呼び出しは、30日の月で8,640回、31日の月で8,928回です。1,600本動かすと30日の月は1,382万4,000回で収まりますが、31日の月は1,428万4,800回となり、他の利用がなくても無料枠を超えます。31日の月でも収まる目安は1,500本(1,339万2,000回)です。

比較軸 スケジュールルール EventBridge Scheduler
料金 課金項目なし 月1,400万回無料・超過1.25ドル/100万回(東京)
タイムゾーン UTCのみ 任意(夏時間に対応)
1回限りの実行 不可 可
公式の位置づけ レガシー 推奨

ユーザーガイドはスケジュールルールを「レガシー機能」と位置づけ、Schedulerの利用を勧めています。料金差は無料枠の範囲ではゼロに近いため、新しく作る定期実行はSchedulerで作り、JSTの時刻指定と1回限りの予約実行を使うべきです。cron式・APIでの作成手順と上限値はEventBridge SchedulerのAPIにあります。

請求書の使用タイプ別内訳と料金削減策

EventBridgeの請求は、Price List APIではサービス名「CloudWatch Events」(サービスコードAWSEvents)として登録されています。Cost Explorerでこのサービスに絞り、使用タイプでグループ化すると、どの機能が増えたかが分かります。東京リージョンの使用タイプは次のとおりです。

使用タイプ 中身
APN1-Event-64K-Chunks カスタム・パートナーイベントの取り込み
APN1-Invocation-64K-Chunks 別アカウントへの配信・API送信先
APN1-ScheduledInvocation Schedulerの呼び出し
APN1-Request-64K-Chunks Pipesのリクエスト
APN1-ArchivedEvents-Bytes アーカイブ処理
APN1-TimedStorage-ByteHrs アーカイブ保存
APN1-Event-8K-Chunks スキーマの検出
APN1-EventsV2-で始まるもの 新しいカスタムイベントバス

取り込みが増えているなら、CloudWatchの AWS/Events 名前空間でルールごとの MatchedEvents と Invocations を見て、件数を稼いでいるルールと発行元を特定します。イベントが届かない・多すぎるといった調査の手順はEventBridge ログの調べ方にまとめました。AWS re:Postのナレッジセンターが挙げる削減策も、発行するイベントの数・スキーマ検出・リプレイ・API送信先を減らすことです。請求内訳に応じて、次の削減策を検討します。

  • デバッグ用に全操作をカスタムイベント化していないか確認し、発行元で止める。
  • 64KBを超えるペイロードをS3参照に切り替える。
  • 本番バスでスキーマ検出を有効にしたままにしない(開発バスだけで使う)。
  • 障害調査のリプレイは再生期間を絞る(保存対象をイベントパターンで絞る設定は、アーカイブの作成・更新時に行う)。全期間を再生すると、その件数分が1.00ドル/100万件で課金される。

SQSを直結するかEventBridgeを挟むかの判断

料金だけで比べると、両者の差は小さいです。東京のSQS標準キューは100万リクエストあたり0.40ドル(月100万リクエストまで無料)で、1件のメッセージには送信・受信・削除の3回の呼び出しが要ります。送信は1件ずつ、受信・削除は10件ずつ行い、各リクエストを64KB以内とすると、100万メッセージの料金は無料枠適用前で0.48ドル、バッチなしでは1.20ドルです。月100万リクエストの無料枠が全量残っていれば、それぞれ0.08ドル、0.80ドルになります。EventBridgeでカスタムイベントを同じアカウントのLambdaへ届けるのは1.00ドルです。SQSの単価と無料枠の詳細はAmazon SQSの料金を東京リージョンの実額で試算するで計算しています。

したがって判断の軸は機能です。宛先が1つに決まっていて分岐が要らないなら、SQSを直結します。EventBridgeのルールとイベントパターンを使わないまま、1件目から課金されるだけになるからです。AWSサービスのイベントに反応する構成、1つのイベントを条件付きで複数の宛先へ配る構成ではEventBridgeを選びます。両方が要る場合は、EventBridgeの後ろにSQSを置いてLambdaの処理速度に合わせる構成が定番で、その権限設定とDLQの置き場所はEventBridgeとSQS・Lambdaの非同期構成で説明しています。AWSの構成設計をまとめて相談したい場合は、AWSのインフラ構築支援も利用できます。

よくある質問

Amazon EventBridgeに無料枠はありますか?

カスタムイベントとパートナーイベントの取り込みに無料枠はなく、1件目から100万件あたり1.00ドルです。従来のバスとデフォルトバスでは、AWS管理イベントの取り込み、ルールの作成、同じアカウントのLambdaやSQSへの配信は無料です。別バスやAPI送信先への配信、新しいバスのデータ量課金は別扱いです。EventBridge Schedulerには月1,400万回の無料枠があります。

EventBridgeのcron(スケジュールルール)は課金されますか?

料金表にスケジュールルールの課金項目はなく、ルールを何本作っても料金は増えません。起動されるLambdaやECSタスクの料金は各サービス側でかかります。スケジュールルールはレガシー機能の扱いなので、新規ではSchedulerを使います。

EventBridge Schedulerの料金はいくらですか?

GovCloudを除く全リージョン合計で月1,400万回まで無料で、超過分は東京リージョンで100万回あたり1.25ドルです。料金ページの計算例は1.00ドルで書かれていますが、これは米国リージョンの単価です。

S3のイベント通知をEventBridgeで受けると料金はかかりますか?

かかります。S3の通知はAWSオプトインデータイベントとして扱われ、100万件あたり1.00ドルで課金されます。無料になるのはEC2の状態変化のようなAWS管理イベントです。

新しいカスタムイベントバスに移すと安くなりますか?

イベントのサイズで決まります。同じアカウントの購読者1つへ届ける場合、東京の単価では3KB以下のイベントで新しいバスが安く、4KB以上では従来バスのほうが安くなります。購読者が多く、別アカウントのバスへ転送している構成ほど新しいバスが有利です。

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