FlutterFlowは、画面をドラッグ&ドロップで組み立てるとFlutterのソースコードが生成されるビジュアル開発環境です。日本語の解説では「Standardは月30ドル」「最新は6.0」といった2025年夏以前の情報がまだ多く見つかります。実際には料金体系は2025年8月18日に組み替えられ、2026年6月には7.0が出ています。この記事では2026年10月2日時点の公式Pricingページとドキュメントをもとに、料金と無料プランで止まる地点、月額とは別にかかる費用、7.0以降の変更点、日本語で使うための設定、セキュリティの責任分界を整理します。
まとめ:FlutterFlow導入判断の要点
- 料金:Freeは0ドルでプロジェクト2件まで。月39ドルのBasicでソースコードとAPKのダウンロード、プッシュ通知、決済連携が使えるようになります。GitHub連携・複数人の同時編集・ワンクリック多言語化は月80ドル(1席目)のGrowthからです。
- 月額の外の費用:AIテストのTest Pilotは各プロジェクト5回分を超えると別売りのクレジット(100回分で月5ドル)が必要です。デスクトップ版に内蔵されたClaude Code・Codexは自分のAnthropic/ChatGPTのアカウントで動き、その利用料も別にかかります。
- 最新動向:7.0は2026年6月17日のリリースです。その後も7月27日にClaude Code・Codexのデスクトップ内蔵、9月24日にRevenueCat連携などが追加されています。
- 日本語:エディタは英語のみです。アプリ側の日本語表示はフォントの指定で、多言語の切り替えはLanguages設定で行います。
- セキュリティ:取得しているのはSOC 2 Type 1で、対象はFlutterFlow自身の統制です。作ったアプリのFirestoreルールやSupabaseのRLSは利用者が設計します。
FlutterFlowの位置づけとFlutterとの違い
FlutterFlowは、Googleが開発するクロスプラットフォームフレームワークのFlutterを、コードエディタではなくGUIで組み立てる開発環境です。料金ページの利用者数表記は「3.3M Users」(330万人)です。
出力コードの形式:DartのFlutterプロジェクト
組んだ画面とロジックは、最終的にDartのFlutterプロジェクトとして出力されます。成果物はFlutterアプリそのものなので、iOS・Android・Web・デスクトップという対応範囲もFlutterに準じます。GUIで組めない処理だけをカスタムコード(Custom Code)で書き足し、残りは画面上で管理する、という分担が前提の道具です。Flutter本体の版ごとの変更点はFlutter 3.47とは?material_ui分離とIntel Mac終息で決まる移行判断【2026年8月時点】で整理しています。
コード書き出しの利用条件:Basic以上
「いつでもコードを取り出せるので囲い込まれない」という説明は、有料プランでのみ成り立ちます。公式のプラン比較表では、Code DownloadとAPK DownloadはどちらもFreeが対象外です。FreeではWeb公開はできますが、ソースコードやAPKをダウンロードできないため、プラットフォーム依存を避けたい案件はBasic以上を前提に検証計画を立ててください。Flutterを直接書くか、React Nativeを選ぶかの段階であればFlutterとReact Nativeの違いと選び方|Flutterとは何かから2026年の判断基準までが判断材料になります。
料金プランと無料プランの境界(2026年10月時点)
公式の料金ページによると、個人・チーム向けはFree・Basic・Growth・Businessの4段階で、その上に個別見積もりのEnterpriseがあります。GrowthとBusinessは席数課金で、1席目と2席目以降の単価が違います。年払いにすると月払いより安くなり、公式は割引率を「typically around 25%」(おおむね25%)としています。年払いの金額は、公式ブログがBasicを月換算29.25ドルと紹介しているほかは料金ページに載っていないため、GrowthとBusinessは契約画面で確認してください。
| プラン | 月払い(USD) | プロジェクト | 編集者 | AI生成 | ブランチ |
|---|---|---|---|---|---|
| Free | 0ドル | 2件 | 1名 | 生涯5回 | mainのみ |
| Basic | 39ドル | 無制限 | 1名 | 月50回 | mainのみ |
| Growth | 1席目80ドル・2席目55ドル | 無制限 | 2名まで | 月200回 | main+2本 |
| Business | 1席目150ドル・2〜5席目85ドル | 無制限 | 5名まで | 月500回 | main+5本 |
料金ページには、プランごとに「Lite」という行もあります(Free 10、Basic 月100、Growth 1席あたり月200、Business 1席あたり月400クレジット)。ただし2026年10月2日時点で確認した料金ページとプラン比較ドキュメントでは、このクレジットの用途を確認できませんでした。説明は「Lite credits included with your plan」の1文だけなので、プラン選定の根拠にはしないでください。
FreeとBasicを分ける機能
Freeでは試作に加え、プランの機能制限内でWebアプリを公開できます。プラン比較表でFreeが対象外になっている主な機能は、コードとAPKのダウンロード、App Store・Google Playへのワンクリック公開、プッシュ通知、決済連携(Stripe等)、広告連携、pub.devパッケージの取り込み、カスタムコード式(Custom Code Expressions)、ローカル実行です。APIエンドポイントは2本まで、AIエージェントは0個です。ブラウザ内のテストモード(Test Mode)も、Freeは1セッション20分で切れます(有料プランは無期限)。ストア公開を目指すなら、この時点でBasicが前提になります。
BasicとGrowth・Businessを分ける機能
Basicは「1人でストアに出す」ためのプランです。VS Code拡張によるカスタムコードの同期、リアルタイム共同編集、ワンクリック多言語化(One-Click Localization)はGrowthからです。FlutterFlowからGitHubへ直接Pushする連携もGrowth以上が必要です。ただしBasicでも、ダウンロードしたコードを自分でGitに入れてレビューを回すことはできます。自動バックアップの遡り幅も、Basicの1日前からGrowthの3日前に延びます。Businessでは編集者5名、ブランチ5本、プロジェクトあたり3本までの自動テスト、Figmaフレームのインポート(月100回)、テキストスタイルのプリセット(Custom Typography Presets)が加わり、遡り幅は7日前までです。
旧Standard・Pro・Teamsプランとの対応
日本語記事でよく見る「Standard」「Pro」「Teams」は廃止済みです。公式の移行案内によると、新規契約は2025年8月18日から新体系だけになり、既存の契約者は2025年9月18日に自動で新プランへ移されました。移行先は、1人でStandardを使っていた人がBasic、Proと2人のTeamsがGrowthです。旧プラン名と金額を現行料金として案内している記事は、2025年8月以降の料金体系を反映していない可能性があります。
月額のほかにかかる費用
FlutterFlowのサブドメインを使ったWeb公開はFreeでもできます。一方、ストア公開や一部の機能には、月額とは別の費用がかかります。
- Test Pilotのクレジット:各プロジェクトに無料5クレジット(テスト5回分)が付き、使い切ると有料のTest Pilot Credits Passが必要です。料金は100クレジットで月5ドルからです。消費量は「テスト数×端末数×ライト/ダーク」で数えます。3テストを2端末・両モードで回すと12クレジットです。地域割引は適用されません。
- AIエージェントの利用料:デスクトップ版のAI Agentは、Claude Code・Codexを利用者自身のAnthropic/ChatGPTアカウントで動かします。公式ドキュメントにも、利用量と上限はそのアカウントの契約に従うと書かれています。
- ストアとバックエンド:Apple Developer Programの年99ドル、Google Play Consoleの登録料25ドル(初回のみ)、FirebaseやSupabaseの従量課金がかかります。
- カスタムドメイン接続:有料プランは独自ドメイン1件の接続が含まれ、追加接続は有料です。ドメイン自体の取得・更新料は別途必要です。Freeでは使えません。サブドメインはFreeが2件、有料プランが20件までです。
7.0以降のアップデート(2026年6月〜9月)
「最新は6.0(2025年5月)」と書かれた解説は更新が止まっています。2026年6月17日に7.0が出て、その後も数週間おきに機能が追加されています。
7.0(2026年6月17日):Live SessionsとTest Pilot
Live Sessionsは、MCP経由で好きなAIエージェントとモデルをFlutterFlowに接続する機能です。公式の説明は「Connect the agent of your choice and bring your own model.」で、エージェント側から端末でのアプリ起動、スクリーンショットの取得、デバッグログの参照ができます。MCP対応は5月7日のFlutterFlow MCPで先に入っていました。
Test Pilotは、期待する動作を英語の平文で書くと自動テストとして実行する機能です。Webビルドのスナップショットを作り、ブラウザ上のQA環境でAIエージェントが手順をたどって、ステップごとのスクリーンショット付きで合否を返します。1回の実行で選べる端末サイズは3つまでで、コミットやデプロイのたびに回すスケジュール実行にも対応します。前述のとおりクレジット制です。
ほかに、Supabase Edge FunctionsをFlutterFlow内で書いてそのままデプロイする機能が入りました。テストモードでは30分のセッション上限が撤廃され、実機テストに対応しています。ただし現在のプラン比較表では、Freeプランだけは20分で切れます。
7月〜9月の追加機能:Claude Code・Codex連携とRevenueCat
| 公開日 | 主な追加機能 |
|---|---|
| 2026-07-27 | デスクトップ版(macOS)にClaude Code・Codexを内蔵/両エージェント用プラグイン |
| 2026-08-13 | Supabase・PostgresのUpsert、Supabase RPC呼び出し、全文検索フィルタ |
| 2026-09-02 | Try/Catch/Finally、プロジェクト横断検索、Web・PWAのプッシュ通知 |
| 2026-09-24 | Storyboard刷新、RevenueCatの課金アクション、検索からの一括置換 |
実務への影響が大きいのは7月27日のリリースです。AIエージェントがFlutterFlow CLIを通じてプロジェクトのページやコンポーネントを読み、そのうえで編集します。エージェントに渡すAPIキーはクリップボードから読み込み、チャット履歴には残らない仕組みです。8月13日には、生成されたクライアントコードにAPIの認証情報が含まれていそうな箇所を警告する機能も入りました。
日本語で使うための設定
日本語対応には2つの意味があります。FlutterFlowのエディタを日本語で使えるか、という話と、作ったアプリで日本語を扱えるか、という話です。答えはそれぞれ違います。
エディタの表示言語:英語のみ
エディタも公式ドキュメントも英語で提供されていて、セットアップ手順にも表示言語の設定はありません。英語のまま操作するか、ブラウザ版でChromeの翻訳機能を使うことになります。ただし翻訳をかけるとプロパティ名まで訳され、ドキュメントの表記と一致しなくなります。Widget、Action、Collection、Page Stateといった用語は英語のまま覚えたほうが、公式ドキュメントやコミュニティ投稿を検索するときに迷いません。
日本語フォントの指定とWeb配信時の容量
アプリ内で日本語を表示するには、Theme Settings の Typography & Icons で、Primary Font FamilyにGoogle Fontsの日本語フォント(Noto Sans JPなど)を選びます。社内指定のフォントがあれば、同じ画面から.ttf・.otf・.woffをアップロードできます(Custom Fonts)。どちらも全プランで使えます。注意すべきは、日本語フォントは収録文字数が多く、欧文フォントよりファイルが大きくなる点です。Webとして公開する場合は初回表示の重さに直結するので、使うウェイトを絞る判断を最初にしておきます。
アプリの多言語化(Languages設定)
日本語と英語を切り替えるアプリは、Settings and Integrations の Languages で対応言語を追加し、プライマリ言語を決めます。Translate AllでGoogle翻訳による一括翻訳をかけ、手直しした訳にはFixedを付けて自動翻訳での上書きを防ぎます。プライマリ言語を後から変えると、他言語の翻訳が消えます。実行時の切り替えにはLanguageSelectorウィジェットを置き、Persist Selectionを有効にすると次回起動時も選択が保持されます。日付はyMdのようなロケール対応の書式を指定すれば、地域ごとの表記に変わります。なお、プラン比較表ではワンクリック多言語化はGrowth以上です。
開発からストア公開までの流れ
手順は、プロジェクト作成、画面レイアウト、アクション設定、データソース接続、テスト、デプロイの順です。開発環境とバックエンドで判断が分かれます。
ブラウザ版とデスクトップ版の使い分け
FlutterFlowはブラウザ(推奨はGoogle Chrome)でも動きますが、macOS版とWindows版のデスクトップアプリも配布されています。動作要件はmacOSが10.13以上(13以上を推奨)、Windowsが7以上(10以上を推奨)です。公式がデスクトップ版を推す理由は、動作の軽さとローカル実行(Local Run)に対応している点です。一方で、デスクトップ版は「preview phase」(プレビュー段階)と明記されています。Windowsで起動直後に落ちる場合は、Microsoft Visual C++ 2015–2022 再頒布可能パッケージ(x64とx86の両方)を入れるよう案内されています。Claude Code・Codexの内蔵はmacOS版の機能です。
バックエンドはFirebaseかSupabase
データ層はFirebaseかSupabaseをつなぐ構成が基本です。どちらも全プランで接続できます。Firebaseを選ぶならFirebase Authenticationの料金体系と認証方式を先に決めておくと、ユーザー数が増えたときの費用が読めます(Firebase Authenticationとは?料金・認証方式・導入手順とIDトークン検証【2026年9月】)。Supabaseを選ぶ場合、テーブルの読み書き権限はFlutterFlow側ではなくPostgreSQLの行レベルセキュリティ(RLS)で決まります。RLSを無効のまま公開し、匿名ユーザーに読み取り権限を与えていると、全件を参照されるおそれがあります。RLSが有効で許可ポリシーがない場合は、通常のAPIアクセスは拒否されます。設定手順はSupabase RLSの設定手順とAuth連携ポリシー設計|有効化漏れの検知までにまとめています。
セキュリティ:FlutterFlowが保証する範囲と利用者が負う範囲
「FlutterFlowは安全か」は、プラットフォームの統制とアプリの実装を分けて考えないと答えが出ません。公式ドキュメントのSecurityページには「FlutterFlow is proud to be SOC2 Type 1 certified.」とあります。Type 1は、ある時点で統制が適切に設計されているかの評価です。一定期間の運用状況まで評価するType 2とは範囲が違うため、金融や医療の案件で監査対応を求められる場合は確認事項になります。インフラはGoogle Cloudのベストプラクティスに沿って運用され、DDoS防御のCloud Armor、侵入検知のCloud IDS、鍵管理のKMS、Secret Manager、Cloud Monitoringが使われています。
ここに含まれないのは、作ったアプリの中身です。FirestoreのセキュリティルールやSupabaseのRLSポリシー、APIキーの置き場所、個人情報の保持期間は、すべて利用者が設計します。公式のトラブルシューティングにも、グレー画面や無限ローディングといったバックエンド障害の多くはFirestoreセキュリティルールの設定ミスが原因だと書かれています。外部APIの秘密鍵にも落とし穴があります。API呼び出しを「private」にするとCloud Function経由で実行されますが、鍵をアプリ側から変数で渡していれば結局クライアントのコードに露出します。公式は「Private API Calls Secure Everything」を誤解として挙げ、鍵はAPI定義のヘッダーかエンドポイントURLに直接書くよう案内しています。画面の完成だけで公開可否を判断せず、Firestoreルール、RLS、秘密鍵の保管場所の確認を公開前の必須工程としてチームで合意してください。
Web公開のSEO設定と向かない用途
日本語の解説では、FlutterFlowのWeb公開は「SEOに対応していない」と書かれることがあります。これは現行の仕様と合いません。Web公開の設定には、検索結果やSNSカードに出るSEO Title、Site Description、Social Share Image URL(OGP画像)、ページごとのタイトル表示があり、「Allows Search Engine Indexing」で検索エンジンのインデックス可否も切り替えられます。
ただし、設定項目があることと検索で勝てることは別の話です。Flutter Webはサーバーサイドレンダリングではなく、アプリ本体を読み込んでから画面を描きます。日本語フォントの容量もここに乗ります。したがって、コーポレートサイトやメディアのように検索流入が売上の中心になる用途では、FlutterFlowのWeb出力を主役にするべきではありません。適しているのは、ログイン後の管理画面や、ネイティブアプリと同じコードで出すWeb版です。集客ページは別の構成で作り、アプリ本体をFlutterFlowで作る切り分けが現実的です。
採用を見送るべき条件と、開発会社に頼む場合の確認点
次の条件に当てはまる案件は、FlutterFlowに向きません。
- 未対応のネイティブ機能やライブラリが中核のアプリ:カスタムコードで拡張はできますが、量が増えるほどGUIで管理できる範囲が減ります。カスタムコードの量が画面数に比例して増え始めたら、Flutterで直接書く判断のタイミングです。
- 描画性能やアニメーションが製品価値そのもののアプリ:GUIの設定だけでは対応できない描画処理には、カスタムコードや書き出し後の改修が必要です。採用前に対象端末で描画性能を検証してください。
- 検索流入を前提とするWebサービス:理由は前の章のとおりです。
反対に、社内業務アプリ、既存サービスのモバイル版、出資判断の前に作るMVPは費用対効果が出やすい領域です。開発会社に委託する場合は、公式サイトの「Hire an Expert」でFlutterFlowの開発者を探せます。代理店向けにはBusinessプランを最大12席まで広げられるAgencies Expansionもあります(Expert Agencyとしての承認が条件)。発注前には、プロジェクトをどちらのアカウントで持つか、契約終了後にソースコードと所有権がどちらに残るかを取り決めておいてください。発注者自身がFlutterFlowからコードをダウンロードするにはBasic以上が必要です。ただし、開発会社が書き出したソースコードを納品する場合、受け取るだけの発注者に有料プランは不要です。
公式に公開されている導入事例
公式のCustomer Storiesには、数値つきの事例が載っています。いずれもFlutterFlow自身が公開したもので、比較対象の条件までは開示されていません。
- FairPrice Group(シンガポール・小売):同国最大の小売事業者が、従業員13,000人向けアプリ「MyApp」を内製で作り直しました。旧版は16人の外部チームが開発したものです。給与明細のダウンロードや経費申請に対応し、構築から公開まで4か月、開発速度3倍、エンゲージメント10倍、導入率は旧版比で100%以上増えたとされています。
- Grupo Purdy(コスタリカ・自動車/モビリティ):各プロジェクトの納期を80%短縮し、14か月で15件(モバイル5本・Web5本を含む)を提供しました。従来の4倍を超える件数です。開発は2週間スプリントで回しています。
- SparkCharge(米国・移動式EV充電):AdaloのデータベースからユーザーデータをFirebaseへ移し、3か月未満で新アプリを構築しました。開発は代理店のFlywheel Studioです。公開後にアクティブユーザーが500%、売上が800%増えたと報告されています。移行元のAdaloについてはAdalo(アダロ)とは?料金・使い方・できないこと・脆弱性を実務目線で解説【2026年最新】で扱っています。
よくある質問
FlutterFlowとFlutterの違いは何ですか?
Flutterはアプリを書くためのフレームワークで、FlutterFlowはFlutterのコードをGUIで生成する開発環境です。成果物はどちらもFlutterアプリです。FlutterFlowのプロジェクトはBasic以上でソースコードとしてダウンロードでき、その後は通常のFlutter開発環境で続けられます。
FlutterFlowは無料でどこまで使えますか?
Freeプランでは、プロジェクト2件、1,000種類以上のテンプレート、Web公開、Firebase・Supabase接続が使えます。コードとAPKのダウンロード、ストアへのワンクリック公開、プッシュ通知、決済連携、ローカル実行は使えません。AI生成は生涯5回で、テストモードは1セッション20分で切れます。ストアに出すアプリを作る段階では、月39ドルのBasic以上が必要です。
FlutterFlowの画面を日本語にできますか?
エディタの表示言語を日本語に切り替える設定はありません。日本語化できるのは作るアプリの側です。フォントはTheme Settings の Typography & Iconsで指定し、多言語の切り替えは Settings and Integrations の Languages、Translate All、LanguageSelectorウィジェットで実装します。
FlutterFlowのデスクトップアプリはどこで入手できますか?
公式サイトのDesktop Appsページから、macOS版とWindows版を入手できます。動作要件はmacOS 10.13以上(13以上を推奨)、Windows 7以上(10以上を推奨)です。ローカル実行や、Claude Code・Codexの内蔵エージェント(macOS版のみ)はデスクトップ版の機能です。2026年10月時点でデスクトップ版はプレビュー段階とされています。
FlutterFlowのデメリットは何ですか?
ネイティブ機能やライブラリの対応範囲に制約があること、GUIで対応できない描画処理にはカスタムコードや書き出し後の改修が必要なこと、Web出力が検索流入を前提とする用途に向かないことです。費用面では、月額のほかにTest PilotのクレジットやAIエージェントの利用料が別にかかります。Flutterへ移行する選択肢はありますが、生成コードを保守できる技術者と、移行・再テストの工数を確保する必要があります。