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Unity AIとは?料金(クレジット制)・使い方・Museからの移行を解説【2026オープンベータ】

Unity AIは、Unityエディター内に統合された生成AIの開発支援ツール群です。2026年5月4日にオープンベータが始まり、Unity 6.0以降を使う誰もが試せるようになりました。旧「Unity Muse」を置き換える新製品で、料金はサブスクではなくクレジット制に変わっています。この記事では、Unity AIの構成・料金(クレジットの仕組み)・使い方、そしてMuseからの移行を、2026年オープンベータ時点の公式情報にもとづいて整理します。

まとめ:Unity AIの要点

  • Unity AIは2026年5月4日にオープンベータ開始。Unity 6.0以降が必須で、下位バージョンでは使えない(クラウド接続も必要)。
  • 構成はAI Assistant(チャット)・Generators(素材生成)・AI Gateway(外部モデル接続)・MCP Server(外部AIエージェント接続。Pro以上に同梱)の4つ。
  • 料金はクレジット制。Unity Personalは14日間・1,000クレジットの無料トライアル後、月額10ドルで1,000クレジット。Pro/Enterprise/Industryはシートにクレジットが含まれる。
  • AI Gateway経由でClaudeやGPTなど外部モデルを呼ぶと、その利用はUnityクレジットを消費しない。
  • 旧Unity Muse(月30ドルの独立サブスク)は提供終了。日本語記事で見かける「ベータ中はポイント無制限で無料」は誤り。

Unity AIとは:エディター統合の生成AIツール群

Unity AIは、ゲームエンジンUnityのエディター内で動く生成AIの総称です。従来は外部のAIツールでコードや素材を作ってからUnityへ持ち込んでいましたが、Unity AIはエディターにネイティブ統合され、開いているプロジェクトの文脈(スクリプト構成やシーン)を踏まえて回答・生成を行います。中身のモデルはUnityの自社モデルではなく、ClaudeやGPTといった第三者のフロンティアモデルを利用します。

提供形態はオープンベータで、開始日は2026年5月4日です。動作要件は明確で、Unity 6.0以降が必須、それより前のバージョンには対応しません。生成処理はクラウドで行われるため、オフラインでは利用できない点も前提になります。

構成コンポーネント:Assistant・Generators・Gateway・MCP

Unity AIは4つの機能で構成されます。何ができるかは、この分担で理解すると早いです。

コンポーネント 役割 クレジット消費
AI Assistant エディター内チャット。C#スクリプト作成・シーン生成・プレースホルダー資産の作成 する
Generators テクスチャ・スプライト・音声などゲーム素材の生成 する
AI Gateway Claude/GPTなど外部AIモデルをUnityに接続 しない
MCP Server IDE内のAIエージェントをUnityランタイムに接続(自動化向け) —(接続機構。実行アクションはAssistant同様に消費)

実務でまず触るのはAI Assistantです。エディター内のチャットパネルから「このスクリプトのバグを直して」「テスト用のシーンを組んで」と指示すると、プロジェクトの文脈を踏まえて生成します。素材が要るときはGeneratorsでプレースホルダーを作れます。すでにClaudeやGPTを契約している場合は、AI Gateway経由で自分のモデルを接続でき、この経路の呼び出しはUnityのクレジットを消費しません。MCP Serverは外部のAIエージェントからUnityを操作させる上級者向けの仕組みで、Pro/Enterprise/Industryのシートに標準で含まれます。

Unity AIの料金:クレジット制の仕組み

Unity AIの料金は、旧Museの月額サブスクからクレジット制へ変わりました。スクリプト生成・シーン構築・素材作成といったアクションごとに、使うモデルや処理の規模に応じてクレジットを消費します。

プラン クレジット 費用
Personal(トライアル) 1,000クレジット 14日間無料
Personal(継続) 月1,000クレジット 月額10ドル
Pro / Enterprise / Industry シートにクレジット同梱+MCP Server 既存サブスクに含む

ここで押さえるべきは、外部モデルの扱いです。AI Gateway経由でClaudeやGPTを使う分は、その課金は各AIサービス側で発生し、Unityのクレジットは減りません。つまり自前のAPIキーを持っているなら、Unityクレジットはエディター統合の生成(Assistant/Generators)に温存し、重い推論は外部モデルへ逃がす、という使い分けができます。なお、日本語の紹介記事に散見される「ベータ期間中はUnity Pointsが無制限で無料」という説明は誤りで、無料なのは初回14日・1,000クレジットのトライアル分までです。クレジットの追加購入やモデル別の消費量は変わり得るため、確定値は公式ダッシュボードで確認してください。

Unity AIの使い方:導入から起動まで

導入は次の3ステップです。(1) Unity HubからUnity 6.0以降のエディターをインストールし、プロジェクトを開く。(2) Unityアカウントでサインインし、オープンベータのUnity AIを有効化する。(3) プランに応じたクレジット(Personalなら14日1,000クレジットのトライアル)が割り当てられ、エディター内のAI Assistantパネルから利用を開始できます。Unity AIはUnity 6以降に統合されていますが、「開けばすぐ動く」わけではなく、サインインとベータ有効化が前提になる点に注意してください。

Unity 6へのアップグレードやエディターの初期設定でつまずく場合は、Unityの日本語化とUnity 6の新機能の解説や、最新LTSを使うならUnity 6.3 LTSの新機能と変更点のまとめを先に押さえておくと、環境準備で迷いにくくなります。MCP Serverを使った自動化まで踏み込むなら、uLoopMCPでUnity開発をAIから自動化する仕組みも参考になります。

Unity Museからの移行

Unity AIは、旧「Unity Muse」を置き換える製品です。Museはエディターの外で動く独立ツールで、Unityの自社AIモデルを使い、月額30ドルの別サブスクリプションでした。Unity AIはこれを廃止(deprecated)し、第三者モデルをエディター内で使う形へ作り直しています。料金面でも、月30ドルの定額サブスクから、月10ドル(Personal)+アクション従量のクレジット制へと課金モデルが変わりました。入口価格は下がりますが、利用量が多い場合はクレジットの追加購入が必要になり、総額が定額を上回ることもあります。

Museを使っていた場合、同じ役割(コード補助・素材生成)はUnity AIのAssistantとGeneratorsが引き継ぎます。ワークフローがエディター外からエディター内へ移るため、プロジェクト文脈を踏まえた生成に変わる点が実務上の一番の違いです。

Unity AIを導入すべきか:判断の目安

結論から言えば、Unity 6を使っていて日常的にコード補助やプレースホルダー生成を求めるなら、Personalの月10ドルは試す価値があります。エディター統合でプロジェクト文脈を踏まえる分、外部ツールへコピペするより手戻りが減ります。特に、すでにClaudeやGPTのAPIを契約しているチームは、AI Gateway経由で自分のモデルを使えばUnityクレジットを消費せずに統合の恩恵だけ得られるため、費用対効果が高くなります。

逆に、Unity 6へ上げられない(プラグインやビルドパイプラインが5系に固定されている)プロジェクトでは、そもそも動作要件を満たせないため導入は見送りになります。また、ゲーム内で動くNPCの思考ルーチンや経路探索といった「実行時のAI」は、Unity AI(開発支援)の守備範囲ではありません。その用途はUnityでのAI実装(NavMesh・ML-Agents・ChatGPT連携)で扱う別テーマになります。

よくある質問

Unity AIの料金はいくらですか?

Unity Personalは14日間・1,000クレジットの無料トライアル後、月額10ドルで月1,000クレジットです。Pro・Enterprise・Industryは既存シートにクレジットが含まれます。クレジットはアクションごとに消費します。

Unity AIは無料で使えますか?

無料なのは初回14日間・1,000クレジットのトライアルまでです。「ベータ中は無制限で無料」という説明は誤りです。継続にはPersonalで月10ドルが必要です。

どのUnityバージョンで使えますか?

Unity 6.0以降が必須で、下位互換はありません。生成処理はクラウドで行うため、インターネット接続も必要です。

Unity Museはどうなりましたか?

Unity Museは提供終了(deprecated)し、Unity AIへ移行しました。旧Museは月30ドルの独立サブスクでしたが、Unity AIは月10ドル+クレジット制です。

ClaudeやGPTを使うとクレジットを消費しますか?

AI Gateway経由で外部モデルを呼ぶ利用は、Unityクレジットを消費しません。課金は各AIサービス側で発生します。

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