Unity AIは、Unityエディターに組み込まれた生成AIの開発支援ツール群です。ただし2026年11月時点で、Unityは「Unity AI」というブランド名の廃止を公式FAQで告知しており、機能はエディター内アシスタント・AI gateway・Unity CLI・CLI経由のMCPサーバー・公式プラグインという名前で個別に提供されています。料金がかかるのはエディター内アシスタントのクレジットだけで、CLI・MCPサーバー・公式プラグインは無料です。この記事では、名称変更後の構成、プラン別のクレジット付与量と消費の目安、エディターでの導入手順、Claude CodeやCodexからUnityを操作する方法を、Unity公式のドキュメントとサポート記事をもとに整理します。
まとめ:Unity AIの料金と使い方の要点
- 「Unity AI」の名称は廃止され、総称は「Unity’s AI tools」に変わりました。機能そのものは継続しており、提供段階はベータのままです。
- 有料なのはエディター内アシスタント(Assistant)だけです。Personalは14日間・1,000クレジットの無料トライアルのあと月額10ドルで毎月1,000クレジット、Proはシートごとに月2,000、Enterprise・Industryは月3,000クレジットが付きます。
- クレジットは翌月に繰り越されず、残高が0になると次の請求期間か追加購入まで止まります。Assistantへのメッセージ1回の消費は4〜1,500クレジット以上と幅があり、上位モデルのUnity Ultraは大きく消費します。
- 導入はUnity 6(6000.0.76f1以降の6.0、または6.3以降)で、ツールバーのAIメニューから「Agree and install Unity AI」を選ぶか、Package Managerで
com.unity.ai.assistantを入れます。 - Claude CodeやCodexを使っているなら、無料の公式プラグインとUnity CLIの
unity mcpから始められます。アシスタント内蔵のMCPサーバーは非推奨になりました。 - 旧Unity Museは2025年10月1日で終了しています。「ベータ中はポイント無制限で無料」という説明は誤りです。
Unity AIの現在の構成:名称廃止と5つの入口
UnityのAIツールの公式ページのFAQには、「Unity AI」というブランド名をやめ、各ツールを役割の名前で呼ぶと書かれています。ツールがなくなるわけではありません。アシスタントの変更履歴でも、2026年7月28日公開の2.17.0-pre.1で画面上の「Unity AI」表記を機能の説明に置き換えたと記録されています(ブランド廃止の発表日そのものは公式に見当たりません)。検索で「Unity AI」と調べると古い名称の資料が多く出てきますが、2026年11月の公式ページでは次の5つが並んでいます。
| 入口 | できること | 費用 | 前提 |
|---|---|---|---|
| エディター内アシスタント | チャットでコード生成・シーン操作・素材生成 | クレジット制 | Unity 6以降・パッケージ導入 |
| AI gateway | Claude CodeなどをAssistantの画面で使う | Unityクレジットは消費しない | 対象プランのシート割り当て |
| Unity CLI | エディターのインストール・ビルド・テスト | 無料 | macOS 14以降など |
| CLI経由のMCPサーバー | 外部のAIエージェントからエディターを操作 | 無料 | Unity 6以降 |
| 公式プラグイン | Claude Code・Codex等にUnityのスキルを追加 | 無料 | Unity 6.0以降 |
2026年7月までの説明では「Assistant・Generators・AI Gateway・MCP Serverの4つ」とされ、MCP ServerはPro以上に含まれる機能でした。現在は、素材生成のGeneratorsはアシスタントの機能として扱われ、MCPはUnity CLI側へ移って無料になっています。同じFAQは、CLI・MCPサーバー・公式プラグインについて「同時接続数の上限なしで無料」と明記しています(料金表には同時MCP接続数3・5・5の行もあり、記載に差があります。本記事ではCLI経由のMCPを明示するFAQの説明を採用しています)。
アシスタントが使うAIモデル
Unity Museは自社モデルでしたが、現在のアシスタントは第三者のモデルを組み合わせています。UnityのAIガイディングプリンシプル(2026年8月19日更新)によると、エディター内アシスタントにはGoogleのGeminiシリーズ、AnthropicのClaudeシリーズ、KimiのKimi K3、Z.aiのGLMシリーズが使われ、いずれもUnityのインフラでホストされています。画像の生成ではGPT Image・FLUX Pro・Gemini Flash・Gemini Proといったモデルを選べます。利用者は使うモデルを個別に契約する必要がなく、すべて同じクレジットで支払います。
データの扱いも同じページに書かれています。入力と出力の権利は利用者にあり、利用者のデータでUnityのモデルを学習する設定は既定でオフです。生成した素材には「UnityAI」のメタデータが埋め込まれ、エディターの検索で探して差し替えられます。ストアへのAI利用の申告と権利の確認は開発者の責任と公式FAQが明記しているので、リリース前にこのメタデータで生成素材を洗い出しておくと漏れを防げます。
Unity AIの料金:クレジット制とプラン別の付与量
エディター内アシスタントは、操作ごとにUnityクレジットを消費する従量制です。クレジットは個人ではなくUnityの組織に付与され、組織のメンバー全員で共有します。プラン別の付与量は、Unity公式サポートの導入ガイドと料金表で次のとおりです。
| プラン | 毎月のクレジット | アシスタントの費用 |
|---|---|---|
| Personal(トライアル) | 1,000(14日間) | 無料・カード登録が必要 |
| Personal(継続) | 1,000 | 月額10ドル |
| Pro | シートごとに2,000 | プラン料金に含む |
| Enterprise | シートごとに3,000 | プラン料金に含む |
| Industry(フローティング) | シートごとに3,000 | プラン料金に含む |
Personalのトライアルを始めるとクレジットカードの確認のため1ドルの仮売上がかかり、あとで取り消されます。トライアルは解約しなければ自動で月額10ドルの有料サブスクリプションに切り替わります。Proのプラン料金は、2026年11月の料金表で1シート月210ドル(年払いは2,310ドル)です。
クレジットの消費目安
消費量は依頼の複雑さ、会話の長さ、モード、モデルで変わります。Unityクレジットの公式解説は「代表例であり保証値ではない」と断ったうえで、次の目安を示しています。
| 操作 | 消費クレジットの目安 |
|---|---|
| Liteで短い質問(Ask) | 約4 |
| Liteで簡単なスクリプト生成(Agent) | 約8 |
| Liteでゲームの仕組みを1つ作る(Agent) | 約58 |
| Defaultで三人称プレイヤー操作を作る | 約190 |
| Ultraで三人称プレイヤー操作を作る | 約450 |
| Ultraで遊べるファンタジー都市を作る | 約1,500 |
| 画像1枚の生成 | 1〜6 |
| 3Dモデルの生成 | 8〜13 |
| 効果音の生成 | 1〜5 |
| 動画の生成 | 5〜15 |
Personalの1,000クレジットに当てはめると、Liteの短い質問なら約250回、Defaultでプレイヤー操作を作る規模の依頼なら5回ほどです。Ultraで大きな依頼を1回出すと、それだけで1か月分を使い切ることもあります。普段の質問と小さな修正はLite、複数ファイルにまたがる実装だけUltraに切り替える使い分けが、クレジットを持たせる現実的な方法です。素材の生成は1回で4枚のバリエーションを作ると4回分を消費する点にも注意してください。
繰り越し・残高ゼロ・追加購入のルール
クレジットは請求期間の始めに自動でリセットされ、使い残しは繰り越されません。組織の残高が0になると、クレジットを使うAI機能は、次の請求期間でリセットされるか、追加のクレジットバンドルを購入するまで止まります。残高と利用履歴はUnity DashboardのAIページで、組織のOwnerまたはManagerが確認できます。残高はManage credits、利用履歴はUsageに表示されます。
Unity AIを無料で使える範囲
アシスタントの無料枠は、Personal向けの14日間・1,000クレジットのトライアルだけです。日本語の紹介記事に見られる「ベータ期間中はUnity Pointsが無制限で無料」という説明は、公式の料金体系と合いません。一方、Unity CLI、CLI経由のMCPサーバー、公式プラグインはPersonalでも無料で、クレジットの購入も要りません。AI gatewayで外部のエージェントを使う分もUnityクレジットは減りませんが、その料金はAnthropicやOpenAIなど各社の契約で発生します。
Unity AIの使い方:エディター内アシスタントの導入手順
アシスタントを使うまでの手順は、Assistantマニュアル(2.21)のインストール手順とサポートの導入ガイドを合わせると次の6段階です。パッケージcom.unity.ai.assistantの最新版は2026年10月26日公開の2.21.0-pre.2です。
- Unity 6.0の6000.0.76f1以降、またはUnity 6.3(6000.3)以降のエディターでプロジェクトを開きます。公式FAQは「Unity 6.0以降」と書いていますが、マニュアルの前提は6.0系なら6000.0.76f1以降で、ツールバーのAIメニューもこの版から標準で表示されます。
- プロジェクトをUnity Cloudにリンクします。リンク先は、クレジットやサブスクリプションを持つ組織と同じ組織にします。
- ツールバーのAIメニューを開き、利用規約を確認して「Agree and install Unity AI」を選びます。AIメニューが無い場合は、Window > Package Managerで「+」から「Install package by technical name」を選び、
com.unity.ai.assistantを入力します。 - Unity DashboardのAIの「Manage credits」で、Personalなら「Start free trial」からトライアルを始めます。Pro以上は組織に自動でクレジットが割り当てられます。
- 組織のOwnerかManagerが、Dashboardの設定でAssistantとGeneratorsを有効にします。
- エディターのWindow > AI > Assistantでウィンドウを開き、モードとモデルを選んで指示を入力します。
つまずきやすいのは2と5です。個人の組織でトライアルを始めたのに、プロジェクトが会社の組織にリンクされているとクレジットが見えません。会社で使う場合は、管理者がDashboardの設定でAssistantとGeneratorsを個別にオフにできるので、利用方針を決めてから有効化すると扱いやすくなります。エディターのバージョンを上げる必要があるときは、Unity 6.3 LTSの新機能と変更点で移行時の注意を確認しておくと安心です。
Ask・Plan・Agentモードとモデルの選び方
アシスタントには3つのモードがあり、プロジェクトへの書き込み権限が異なります(モードとモデル段階の公式解説)。
| モード | シーンやアセットの変更 | 向いている依頼 |
|---|---|---|
| Ask | しない(読み取り専用) | APIの使い方やエラーの意味を聞く |
| Plan | 承認するまでしない | 武器システムなど複数手順の実装を計画する |
| Agent | する(権限設定に応じて承認を求める) | オブジェクトの作成・修正・自動化 |
Planモードは計画をプロジェクトに保存し、承認するとAgentモードで実装に進みます。モデルはUnity Lite(低遅延)、Unity Default(標準)、Unity Ultra(高性能)の3段階から選びます。日常の質問はAskとLite、大きな機能はPlanで変更対象と手順を確認してから実装に進めます。実装後は差分と動作を確認し、消費クレジットも確認してください。
チェックポイントによる復元と対象範囲
Agentモードの変更を取り消したいときは、チェックポイントを使います。Preferences > AI > Assistantでチェックポイントを有効にすると、プロンプトを送るたびにプロジェクトの状態が保存され、会話の旗アイコンから戻せます(チェックポイントの公式解説)。ただし復元すると、アシスタントの変更だけでなく、その時点以降に自分で加えた変更もすべて元に戻ります。復元より後のメッセージはアーカイブされ、復元をやり直して後の状態へ進み直すこともできません。チェックポイント作成時に開いているシーンとアセットは自動で保存されるので、手作業の途中でアシスタントに頼む場合は、先にバージョン管理へコミットしておくのが確実です。
Generatorsで作れる素材
アシスタントのGeneratorsは、スプライト(スプライトシートを含む)、テクスチャ、マテリアル、キューブマップ、3Dオブジェクト、地形レイヤー、効果音、アニメーションクリップを生成します。スプライトとテクスチャではモデルピッカーで画風の違うモデルを選べ、マテリアル・サウンド・アニメーションはUnityの既定モデルを使います。生成物は最終素材というより、仮置きのプレースホルダーとして使う前提で考えると、権利確認の手間を後回しにせずに済みます。
Unity AIの使い方:Claude CodeやCodexからの接続経路
すでにClaude CodeやCodexを使っているなら、Unityのクレジットを買わずにAIからエディターを操作できます。経路は3つあり、公式プラグインとUnity CLIはUnity側の契約が不要、AI gatewayは対象サブスクリプションのシート割り当てが条件です(どの経路でも、エージェント自体の契約は別に必要です)。
AI gateway:Assistant画面での外部エージェント接続
AI gatewayは、Assistantウィンドウにエージェントの切り替えを追加する機能です。AI gatewayの設定手順によると、対応するのはClaude Code 2.1.45以降、Cursor CLI 2026.02.13以降、Codex CLI、Gemini CLIで、Codex CLIとGemini CLIはUnityが同梱する版が使われます。エージェントは手元のマシンで、自分のAPIキーを使って動きます。
2.21のマニュアルでは、利用にはAI gatewayを含むサブスクリプションのシートが自分に割り当てられている必要があります。割り当てはDashboardのAdministration > Subscriptionsで管理者が行います。アシスタントのクレジットにはシートの割り当てが要らないため、アシスタントは動くのにAI gatewayだけがシート不足の表示で止まる、という状態が起こります。その場合は管理者にシートの割り当てを依頼してください。
公式プラグイン:Claude Code・Codex・Grok・Antigravity
Unityの公式プラグインは、エージェントにUnityの作業手順をまとめたスキル(2DとTilemap、UI Toolkit、ローカライズ、マルチプレイヤー、LevelPlay、アプリ内課金など)を追加するものです。製品FAQは「スキルとUnity CLIが入る」と説明していますが、Claude Code向けの手順書は「プラグインはスキルだけを含みMCPサーバーは使わない」としており、エディターを操作するスキルを動かすには、Unity CLIの導入、プロジェクトへのPipelineパッケージの追加(unity pipeline install)、エディターの起動を確認するよう求めています。Asset StoreやPackage Managerのパッケージではありません。Claude Codeでは、起動したセッションの中で次の2行を実行します。
/plugin marketplace add Unity-Technologies/unity-agent-plugin
/plugin install unity@unity-agent-plugin
インストール後に/unity:と入力すると、プラグインのスキル一覧が出ます。公式のベストプラクティスには、プラグインを入れたエージェントは変更前に確認の質問をしてくるため、自動のパイプラインで動かすなら質問が要らないほど詳しく指示を書くよう注意があります。UIの依頼では、新規プロジェクトならUI Toolkit、既存のuGUIならuGUIと最初に名指しすると、エージェントが推測で別の仕組みを使う失敗を避けられます。
Unity CLIのMCPモード:内蔵MCPサーバーからの移行
アシスタントのパッケージに入っていたMCPサーバーは非推奨になり、後継はUnity CLIのunity mcpです(移行に関する公式解説)。CLIは無料で、Unity AIのサブスクリプションも要りません。CLIの動作要件はmacOS 14以降、Windows 10 21H1以降、Ubuntu 22.04以降などです(CLIの公式インストール手順)。unity pipeline installは対象のUnityプロジェクトにUnity Pipelineパッケージを入れるコマンドで、プロジェクトのフォルダで実行するか--project-pathでパスを指定します。エディターを操作させるときは、そのプロジェクトをUnity 6.0 LTS以降のエディターで開いておきます。macOSとLinuxでの導入手順は次のとおりです。コード中のMyGameは、既存のUnityプロジェクトのフォルダ名に置き換えてください。インストール後にunityが見つからない場合は、ターミナルを開き直すか、インストール先をPATHに追加します。
curl -fsSL https://unity.com/install.sh | bash
unity --version
unity pipeline install --project-path ./MyGame
unity mcp configure --list
unity mcp configure claude-code
2026年11月2日に、Unity CLI 1.0.0-beta.15(macOS Intel版)を一時的なホームディレクトリで実行し、対応クライアントを確かめました。unity mcp configure --listが表示したMCPクライアントは、Claude Desktop、Claude Code、Cursor、VS Code、GitHub Copilot CLI、Windsurf、Cline、Codex CLI、Kiro、Kimi CLI、Antigravity、Zedなど17種類です。注意点が2つあります。
- クライアント名の
claudeはClaude Desktopを指し、Claude Codeはclaude-codeです。公式の移行ページの例にあるclaudeをそのまま打つと、Claude Codeではなくデスクトップアプリの設定が書き換わります。 - Gemini CLIは自動設定の対象にありません。
unity mcp configure geminiは「不明なクライアント」のエラーで終了しました。Gemini CLI自体は設定ファイルでMCPサーバーを登録できるので、unity mcpを手動で登録する方法は残りますが、この組み合わせは今回確かめていません。Unityが公式に案内している経路は、Assistant内のAI gatewayでGemini CLIを選ぶ方法です。
unity mcp configure codex --dry-runで書き込み内容を確認すると、Codexの設定ファイル(~/.codex/config.toml)にunity mcpを起動するサーバー定義を追加し、あわせてローカルのエディターに接続できるようCodexのサンドボックスのネットワーク方針も緩める、と表示されました。またunity setup claudeのようにunity setupを使うと、Claude Code・Codex・GitHub Copilot・Grok Build・Qwen Code・Antigravityの6種類に公式プラグインを入れられます。シェルを実行できるエージェントなら、MCPを挟まずにunity commandでエディターを直接操作する方が速く、トークンも少なく済むと公式は説明しています。Unity MCPのOSS版との比較や接続時のトラブルは、UnityMCPの公式版とOSS版の比較で詳しく扱っています。
Unity Museからの移行とSentisの扱い
Unity Museは、Unityの自社モデルを使う別契約のツールでした。Muse Chatのマニュアルには「2025年10月1日に終了し、Unity 6.2以降のUnity AIに置き換える」と記載があり、現在はunity.com/museのURLもAIツールのページへ転送されます。Museで使っていたコード補助と素材生成は、エディター内アシスタントとGeneratorsが引き継いでいます。料金は月30ドルの定額から、Personalなら月10ドルで毎月1,000クレジットが付き、足りない分を追加購入する形に変わりました。利用量が多いと、追加購入を含めた総額が以前の30ドルを上回ることがあります。
学習済みモデルをゲーム内で動かすSentis(ガイディングプリンシプルではInference Engineと表記)は、名称廃止の対象外で、公式FAQでも提供が続くと書かれています。Sentisはクラウドを使わず手元やプレイヤーの端末で推論するランタイムの機能で、アシスタントのクレジットとも無関係です。NPCに会話させるなどゲームの中でAIを動かしたい場合は、開発支援のツールではなくUnityとChatGPT(OpenAI API)を連携する実装の領域になります。
Unity AIを導入すべきか:入口の選び方
判断の軸は、すでに契約しているAIエージェントがあるかどうかです。Claude CodeやCodexを業務で使っているなら、最初に無料の公式プラグインとUnity CLIを入れるべきです。Unity側の利用料はかからず、AIの料金は既存のエージェントの契約にまとまります。外部のAIを契約しておらず、シーンの中身を踏まえた提案をエディターの中で受けたいなら、Personalの14日間トライアルでアシスタントを試し、1,000クレジットで足りるかを見てから月額10ドルの継続を決めるのが無駄のない順番です。
見送るべき場面もあります。Unity 2022 LTS以前に固定されたプロジェクトでは、アシスタントもプラグインも動作要件を満たしません。社外のモデル事業者にプロンプトや参照画像を送れない契約の案件では、Generatorsが提携モデルの事業者へデータを送る仕様を確認し、組織の設定でGeneratorsをオフにしてください。避けたい失敗は、トライアルの自動更新を止め忘れて月額10ドルが請求されることと、Ultraで大きな依頼を続けて月の途中でクレジットを使い切ることです。
Unityでのゲーム開発を外部に任せたい場合は、ゲームアプリ開発の支援も相談先の候補になります。
よくある質問
Unity AIの料金はいくらですか?
エディター内アシスタントは、Personalなら14日間・1,000クレジットの無料トライアルのあと月額10ドルで毎月1,000クレジットです。Proはシートごとに月2,000、Enterprise・Industryは月3,000クレジットがプラン料金に含まれます。Unity CLI、MCPサーバー、公式プラグインは無料です。
Unity AIは無料で使えますか?
アシスタントの無料枠は初回14日間・1,000クレジットのトライアルだけで、始めるにはクレジットカードの登録が必要です。「ベータ中は無制限で無料」という説明は誤りです。CLI経由のMCPサーバーと公式プラグインは、Personalでも無料で使えます。
どのUnityバージョンで使えますか?
Unity 6が必要です。アシスタントのマニュアル(2.21)は、6000.0.76f1以降のUnity 6.0、またはUnity 6.3以降を前提にしています。Unity 2022 LTS以前では使えません。Unity 6の初期設定はUnityの日本語化とUnity 6の新機能も参考になります。
Unity AIのトライアルや有料プランはどうやって解約しますか?
Unity Cloud DashboardのOrganization settings > My Products > Unity AI Subscriptionで、自動更新を「Cancel」にします(解約手順の公式サポート記事)。操作できるのは組織のOwnerかBilling Adminです。トライアルは終了日までに止めれば料金がかからず、有料プランも解約後は現在の請求期間の終わりまで使えます。
Gemini CLIやClaude Codeを使うとクレジットを消費しますか?
AI gateway経由で使うClaude Code、Codex CLI、Gemini CLIなどは、各社のAPIキーで手元のマシンで動くため、Unityクレジットを消費しません。料金は各AIサービスの契約で発生します。なお、Unity CLIのunity mcp configureはGemini CLIを自動設定の対象にしていないため、公式の手順でGemini CLIを使うならAI gateway経由になります。