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Microsoft Edge 146 リリースノート|廃止機能・新ポリシー・更新手順の全変更点

Edge 146(2026年3月13日配信・ビルド146.0.3856.59)のリリースノートを、影響範囲ごとに整理します。個人ユーザーはCollections廃止とカスタムプライマリパスワードの移行、企業管理者はローカルネットワークアクセス(LNA)の新ポリシーとTLS制御、Web開発者はLCP算出ロジックの変更やCSS・WebGPUの新機能が主な確認ポイントです。対応期限のある項目とOSごとの更新手順まで、この1ページで把握できます。

まとめ:Edge 146で対象者別に必要な対応

  • 個人ユーザー:カスタムプライマリパスワードは2026年6月4日にデバイス認証へ自動移行されるため、事前にWindows HelloのPIN設定を済ませる。Collectionsは新規追加が不可になっており、お気に入りへの一括移動またはExcelエクスポートでバックアップしておく。
  • 企業管理者:LNA制御(LocalNetworkAccessIpAddressSpaceOverrides等)やTLS暗号スイート優先を含む、セキュリティレビューで示された新グループポリシー9件を検証する。社内Webアプリのクロスオリジンiframe読み込みへの影響を最優先でテストする。推奨セキュリティベースラインはv139で据え置き。
  • Web開発者:LCP算出ロジックの変更でCore Web Vitalsのスコアが変動しうる。CSSスクロールトリガーアニメーション、WebGPU Compatibilityモード、独立したカスタム要素レジストリが利用可能になった。オリジントライアルは有効期限の短いものから検証する。
  • 更新方法:Windows・Macはedge://settings/help、AndroidはGoogle Play Storeから146.0.3856.59へ更新する。実環境での悪用が確認されたCVE-2026-3910の修正を含むため、早期適用が推奨される。

Edge 146のリリース概要と今回廃止・変更された主要機能の全体像

Microsoft Edge 146は2026年3月13日にStableチャネルへ配信が開始された、4週間サイクルのメジャーアップデートです。ビルド番号は146.0.3856.59で、Windows・macOS・Android向けに順次展開されています。今回のバージョンでは、パスワード管理方式の変更やCollections機能の段階的廃止、InPrivateモードのトラッキング防止統合、ローカルネットワークアクセス制御の新ポリシー追加、そしてWeb開発者向けのCSS・WebGPU・各種APIの新機能など、個人ユーザーから企業管理者、開発者まで幅広く影響する変更が含まれています。以降のセクションでは、これらの変更内容を目的別に整理し、対応すべきアクションとともに解説します。

2026年3月13日公開のEdge 146が含むアップデート9項目の分類整理

Edge 146に含まれる主要な変更は、大きく9つのカテゴリに分類できます。全体像を把握したうえで自分に関係する領域を重点的に確認することで、不要な設定変更やトラブルを回避しやすくなります。

カテゴリ 主な変更内容 影響を受けるユーザー層
パスワード管理 カスタム主パスワードの新規作成不可・2026年6月4日に自動移行 個人ユーザー全般
Collections廃止 新規アイテム追加不可・お気に入りへの移行を推奨 Collectionsを利用中のユーザー
Workspaces V2移行 OneDrive連携からEdge Sync基盤へデータ移行・共有機能の削除 Workspacesを共有で使用していたチーム
閲覧データ削除UI変更 パスワード項目の削除画面からの除外 定期的にデータ消去を行うユーザー
InPrivateトラッキング統合 InPrivate専用のStrict設定トグルの廃止 InPrivateで独立設定をしていたユーザー
Private IP拡張 Edge Secure Networkでトラッカーのトラフィックを再ルーティング プライバシー重視の個人ユーザー
企業向け新ポリシー ローカルネットワークアクセス制御・TLS暗号スイートの優先設定 IT管理者・エンタープライズ環境
Webプラットフォーム更新 CSSスクロールアニメーション・WebGPU Compatibility・Sanitizer API等 Web開発者
バグ修正・セキュリティ 高メモリ環境でのタブアンロード不具合修正・Chromiumセキュリティパッチ 全ユーザー

このように、Edge 146は単純な機能追加にとどまらず、既存機能の廃止や設定体系の変更を複数含む大型アップデートです。とくにパスワード管理とCollections廃止は、移行期限が明確に定められているため、早めの対応が求められます。

カスタム主パスワード廃止とデバイス認証移行までの猶予期間と期限

Edge 146のリリースにあたり、もっとも即座に行動が必要な変更の一つがカスタム主パスワード(Custom Primary Password)の廃止です。これまでEdgeの設定画面からユーザー独自のマスターパスワードを設定し、保存済みパスワードへのアクセスを保護できていましたが、Edge 146以降は新規のカスタム主パスワード作成ができなくなりました。すでに設定済みのユーザーには、この機能が2026年6月4日以降利用不可になる旨の警告バナーが表示されます。この日を過ぎると、カスタム主パスワードを使用中のユーザーは自動的にデバイス認証(Windows HelloやPINなど、OS標準の認証機構)へ移行されます。Microsoftはデバイス認証のほうがセキュリティと利便性の両面で優れるとしており、OSレベルの生体認証やPINによるロック解除を推奨しています。移行までの猶予は約3か月ですので、現在カスタム主パスワードを利用している方は、Windows Helloの設定状況を事前に確認しておくことが重要です。

Collections機能の段階的廃止でお気に入りへ移行すべきデータの範囲

Edge 146では、Collectionsの段階的な廃止プロセスが本格的に開始されました。既存のCollectionsユーザーには廃止を告知するバナーが表示され、新しいアイテムの追加が不可能になっています。Collectionsは、Webページやテキストメモ、画像などをテーマごとにまとめて保存できる機能として2020年ごろに導入され、リサーチや買い物リストの管理などに活用されてきました。廃止にあたり、Microsoftはコンテンツの保存方法として2つの選択肢を提示しています。1つ目はCollectionsの内容をExcel形式やその他の形式でエクスポートする方法で、2つ目はすべての保存済みページをお気に入り(Favorites)へ一括で移動する方法です。とくに業務でCollectionsに大量のリサーチ資料を保存していた場合、エクスポートしてからローカルに保管するほうが情報の構造が維持しやすいでしょう。単純なURLリストであれば、お気に入りへの移動で十分対応できます。廃止のスケジュールが進行すると最終的にCollections自体が削除される可能性があるため、早めにバックアップを取ることをおすすめします。

Workspaces V2移行でOneDrive連携が外れる場合の同期挙動の変化

Workspacesは2022年にEdgeへ導入された、複数のタブセットを保存・共有できる機能です。Edge 146では、この機能がV1アーキテクチャからV2アーキテクチャへ移行する段階的なロールアウトが完了します。V2移行における最大の変更点は、データの保管先がOneDrive/SharePointからEdge Syncサービスへ切り替わることです。これに伴い、Workspacesの共同作業(コラボレーション)機能と共有機能が削除されます。つまり、これまで複数人でWorkspacesのタブセットを共有して共同作業していたチームは、この機能を今後利用できなくなります。さらに、グループポリシーでSyncを無効にしている企業環境では、既存のV1データはV2へ移行されるものの、移行後に新規作成したWorkspacesはデバイス間で同期されず、ローカルにのみ保持されます。Edge 145から段階的に開始されていた移行がEdge 146で全面展開となるため、共有ワークスペースに依存していたワークフローは代替手段への切り替えを検討する必要があります。

閲覧データ削除画面からパスワード項目が消えた理由と誤削除防止の仕組み

Edge 146では、閲覧データの消去画面からパスワードの項目が除外されました。従来は「閲覧データをクリア」の設定ページで、履歴・Cookie・キャッシュとともにパスワードもチェックボックスで選択して一括削除できましたが、この操作によって保存済みパスワードを誤って消してしまうケースが少なくなかったようです。Microsoftはこの変更を、ユーザーが意図せず認証情報を失うリスクを低減するための措置として位置づけています。パスワードの管理は引き続きEdgeのパスワードマネージャー内で個別に行うことが可能で、個別のパスワードの削除や編集はこれまでどおり設定画面から実行できます。ブラウザのデータをリセットする習慣があるユーザーにとっては、パスワードだけが意図せず巻き込まれるリスクが排除された形です。一方で、完全にEdgeのデータを消去して初期状態に戻したい場合は、パスワードマネージャーから別途削除する手順が必要になる点に注意が必要です。

パスワード管理とCollections廃止が既存ユーザーに与える実務上の影響

Edge 146で廃止・変更されたパスワード管理機能とCollections機能は、日常的にEdgeを利用しているユーザーにとって直接的な影響が大きい領域です。このセクションでは、具体的にどのような準備が必要で、どの時点までに何を完了すべきかを整理します。

カスタム主パスワード利用者が6月4日までに完了すべき3つの準備作業

2026年6月4日のデバイス認証への自動移行を円滑に進めるためには、事前に3つの作業を完了させておく必要があります。まず1つ目は、Windows Helloの有効化です。デバイス認証はOS標準の認証機構を利用するため、Windows HelloのPIN・指紋認証・顔認証のいずれかが設定されていることが前提になります。Windowsの設定からアカウント→サインインオプションへ進み、少なくともPINの設定を完了させてください。2つ目は、現在のカスタム主パスワードで保護されているパスワード一覧の確認です。Edgeの設定画面でパスワードマネージャーを開き、保存されている認証情報に漏れや重複がないかを点検します。3つ目は、万一に備えたパスワードのエクスポートです。Edgeのパスワード設定からCSV形式でエクスポートし、暗号化されたストレージや別のパスワードマネージャーに保管しておくことで、移行時のトラブルに備えられます。これら3つのステップを6月4日より前に完了しておけば、自動移行後も支障なくパスワード管理を継続できます。

デバイス認証への自動移行後にWindows Hello未設定だと起きる問題

カスタム主パスワードからデバイス認証への移行が自動的に行われた後、Windows HelloやPINが未設定の環境では、保存済みパスワードへのアクセス手段が限定される可能性があります。デバイス認証はOSレベルの本人確認を前提としているため、認証手段がまったく設定されていない状態では、パスワードの自動入力やパスワード一覧の表示時にOS標準のログインパスワード入力が求められる場合があります。これ自体は致命的な問題ではありませんが、生体認証やPINに比べてOSパスワードの手入力は手間がかかるため、利便性が大きく低下します。また、共用PCでローカルアカウントにパスワードを設定していないケースでは、事実上パスワード保護が機能しなくなるリスクもあります。Microsoftは公式にWindows Helloの利用を推奨しており、移行後にスムーズなパスワード管理を継続するには、事前にPIN設定だけでも完了させておくことが重要です。

Collectionsに保存済みのURLやメモをエクスポートする2つの具体的手順

Collections廃止に備えて保存データをバックアップする方法は大きく2つあります。1つ目の方法は、Collectionsの画面から直接エクスポートする手順です。

  1. EdgeのツールバーまたはメニューからCollectionsを開く
  2. エクスポートしたいコレクションを選択する
  3. 共有アイコンまたは「…」メニューから「Excelに送信」を選択する
  4. エクスポートされたExcelファイルをローカルまたはクラウドストレージに保存する

2つ目の方法は、すべてのページをお気に入り(Favorites)に一括移動する手順です。Collectionsの管理画面から「すべてのページをお気に入りに移動」を選択すると、保存済みURLがお気に入りフォルダ内に自動的に作成されるサブフォルダへ移行されます。テキストメモや画像スニペットはExcelエクスポートでは保持されますが、お気に入りへの移動ではURL情報のみが対象となるため、メモを含むデータがある場合はExcelエクスポートが確実です。両方の手順を使い分けて、データの種類に応じた最適なバックアップを取得してください。

お気に入りとCollectionsの管理構造を比較して判断する移行先の選び方

CollectionsとFavorites(お気に入り)は一見似た機能に見えますが、データの構造や活用方法には明確な違いがあります。Collectionsはリサーチ向けに設計されており、URLだけでなくテキストの抜粋や画像のスニペット、手入力のメモを一つのコレクション内にまとめて管理できました。一方、お気に入りはURLのブックマークに特化した機能で、フォルダ階層による整理は可能ですがテキストメモの添付には対応していません。したがって、Collectionsにメモやスニペットを多数含む形で活用していたユーザーは、お気に入りへの移行だけでは情報が欠落する可能性があります。このような場合は、まずExcelにエクスポートしてメモ情報を保全したうえで、URLのみをお気に入りに整理するという二段構えの対応が現実的です。逆に、単純にURLの保存用途にCollectionsを使っていた場合は、お気に入りへの一括移動で十分に代替できます。移行先は保存データの性質に応じて選択してください。

パスワード管理をEdge内で続けるか外部ツールに移すかの判断基準5項目

カスタム主パスワードの廃止をきっかけに、パスワード管理ツールの見直しを検討するユーザーも多いでしょう。Edge内蔵のパスワードマネージャーを継続するか、1PasswordやBitwardenなどの外部ツールへ移行するかは、以下の5つの基準で判断するのが合理的です。第1に、利用ブラウザが単一かどうかという点があります。Edgeだけを使うならEdge内蔵で十分ですが、ChromeやFirefoxも併用するなら外部ツールのほうがブラウザ横断でパスワードを同期できます。第2に、モバイル端末との連携です。Edgeのパスワード同期はMicrosoftアカウント経由で動作しますが、iOS・Androidの他アプリへの自動入力は外部ツールのほうが安定している場合があります。第3に、パスワード以外のデータ(クレジットカード情報やセキュアノートなど)を一元管理したいかどうかです。第4に、家族やチームでのパスワード共有機能が必要かどうかが挙げられます。第5に、コストの許容範囲です。Edge内蔵は無料ですが、外部ツールには有料プランが必要な場合があります。これらを総合的に評価して最適なツールを選択してください。

InPrivate統合やIP保護強化で見直すべきプライバシー関連の設定項目

Edge 146では、プライバシー保護に関わる複数の設定が変更されています。InPrivateモードのトラッキング防止統合やPrivate IP機能の拡張など、個人のブラウジング環境を左右する変更が含まれるため、アップデート後に設定の確認が必要です。

InPrivateのトラッキング防止が通常モードと統合された変更点の実態

Edge 146以前は、InPrivate(プライベートブラウジング)モードと通常の閲覧モードで、トラッキング防止のレベルを個別に設定できました。具体的には、通常モードではBalanced(バランス)を使いつつ、InPrivateモードだけStrict(厳格)に設定するといった運用が可能でした。このInPrivate専用のトグルは、設定画面の「プライバシー、検索、サービス」内のトラッキング防止セクション、およびInPrivateの新しいタブページに配置されていました。Edge 146ではこのトグルが廃止され、InPrivateモードは通常の閲覧モードと同じトラッキング防止レベルを使用する仕様に統合されました。Microsoftは、この統合によってユーザーにとってのプライバシー設定の管理がシンプルになるとしています。この変更は段階的にロールアウトされているため、すべてのユーザーに即座に反映されるわけではありません。

Strict設定をInPrivate専用にしていたユーザーが受ける影響と代替策

InPrivateモード専用でStrictレベルのトラッキング防止を適用していたユーザーにとって、今回の統合は実質的なプライバシーレベルの変動を意味します。通常モードでBalancedを使用していた場合、InPrivateモードもBalancedに統一されるため、これまでInPrivateで自動的にブロックされていた一部のトラッカーが通過する可能性があります。この影響を最小化するための代替策は主に2つです。1つ目は、ブラウザ全体のトラッキング防止レベルをStrictに引き上げる方法です。ただし、Strictモードでは一部のWebサイトで表示崩れや機能制限が発生する場合があります。2つ目は、通常モードはBalancedのまま維持しつつ、特定のサイトに対して個別にトラッキング防止の例外設定を追加する方法です。InPrivateモードだけ厳格な設定を適用する従来の使い方は再現できなくなるため、ブラウジング用途に応じて全体レベルの調整か、サイト単位の管理かを選択する必要があります。

Private IPとSecure Networkによるトラッカー二重遮断の仕組み

Edge 146では、Edge Secure Networkの一機能であるPrivate IPが拡張されました。Edge Secure NetworkはCloudflareとの提携によって提供されるVPN的な機能で、個人のMicrosoftアカウントでサインインしたユーザーに月5GBの無料データ保護を提供します。通信はCloudflareのネットワークを経由して暗号化され、ユーザーの実際のIPアドレスがWebサイトから隠蔽されます。このうちPrivate IPは、既知のトラッカーからのトラフィックを自動的にMicrosoftのSecure Networkインフラ経由でルーティングすることで、トラッカーがユーザーのIPアドレスを特定することを困難にする機能です。Private IPを有効にするには、Edge Secure Networkとトラッキング防止の両方が有効になっている必要があります。つまり、トラッキング防止機能と通信経路の保護を組み合わせることで、ブラウザレベルとネットワークレベルの二重のトラッカー遮断を実現する構成です。

サイトのアクセス許可UIが刷新された3つのポイントと確認すべき設定画面

Edge 146では、サイトのアクセス許可(パーミッション)に関するUIが刷新されました。変更のポイントは以下の3つです。

  • アドレスバー(Omnibox)から直接確認できる許可情報の表示が改善され、現在のサイトがどの権限(カメラ・マイク・位置情報・通知など)を使用しているかをより直感的に把握できるようになった
  • 「ページ情報の表示」ダイアログのデザインが変更され、各許可状態を一覧形式で確認しやすくなった
  • 設定画面内のアクセス許可管理セクションも整理され、権限ごとの確認・変更がより簡単に行えるようになった

これらの変更は段階的なロールアウトで配信されるため、すべてのユーザーに即座に表示されるわけではありません。アップデート後にアドレスバーの鍵アイコンをクリックして新しいUIが表示されるか確認し、意図しない権限がサイトに付与されていないかを定期的に点検する運用が推奨されます。とくに業務で多数のWebサイトを利用する環境では、不要な権限を早期に取り消すことでセキュリティリスクを低減できます。

企業管理端末ではPrivate IPが無効になる制約条件とその技術的な背景

Edge Secure NetworkおよびPrivate IPは、個人向けの機能として設計されており、企業の管理対象デバイス(Managed Devices)では利用できないという制約があります。この制限の技術的な背景として、企業環境ではネットワークトラフィックの可視性と制御が情報セキュリティ上の重要な要件となっている点が挙げられます。VPN的な機能でトラフィックが外部のCloudflareネットワークにルーティングされると、企業のファイアウォールやプロキシサーバーによる通信監視が迂回されてしまい、DLP(データ損失防止)ポリシーやコンプライアンス監査に支障をきたす可能性があります。また、Edge Secure Networkは個人のMicrosoftアカウントでの認証を前提としており、Microsoft Entra ID(旧Azure AD)で管理されるエンタープライズ環境のアカウント体系とは設計思想が異なります。企業環境でIPアドレスの秘匿やトラフィック暗号化を行う必要がある場合は、組織が管理するVPNソリューションやZTNA(ゼロトラストネットワークアクセス)の導入を検討するほうが適切です。

企業管理者向けに追加されたローカルネットワーク制御と新ポリシーの要点

Edge 146では、エンタープライズ環境の管理者向けにローカルネットワークアクセス(LNA)制御ポリシーやTLS暗号化の制御機能が追加されました。社内Webアプリケーションやイントラネットに影響を及ぼす変更が含まれるため、IT管理者は早期に内容を把握し、必要なポリシー設定を検討する必要があります。

LNA用IPアドレス空間オーバーライドで定義できる3つのネットワーク分類

Edge 146で追加されたLocalNetworkAccessIpAddressSpaceOverridesポリシーは、特定のIPアドレス範囲をPublic(パブリック)、Local(ローカル)、Loopback(ループバック)の3つのカテゴリに明示的に分類できるものです。Chromiumベースのブラウザでは、Webサイトからローカルネットワーク上のリソースへのアクセスを制限するLocal Network Access仕様が段階的に導入されています。この仕様ではIPアドレス空間が自動的に判定されますが、企業ネットワークではNAT構成やVPN接続によって、本来ローカルであるべきIPアドレスがパブリックと判定されたり、その逆が起きたりするケースがあります。このポリシーを使えば、管理者が特定のIP範囲を強制的にいずれかのカテゴリに割り当てることが可能になり、社内システムへのアクセスが誤ってブロックされる事態を回避できます。設定はグループポリシーまたはIntune経由で展開でき、影響範囲を事前にテスト環境で検証してから本番適用することが推奨されます。

クロスオリジンiframeのLNA制限が社内Webアプリに及ぼす影響の具体例

Local Network Access制限は、クロスオリジンのiframeにも適用されるため、社内Webアプリケーションに予期しない影響を与える可能性があります。たとえば、社内ポータルサイトがiframe内にローカルネットワーク上の別システム(在庫管理システムや勤怠システムなど)を埋め込んで表示している構成では、トップレベルのオリジンとiframe内のオリジンが異なる場合にLNA制限が発動し、リソースの読み込みがブロックされることがあります。Edge 146で追加されたLocalNetworkAccessPermissionsPolicyDefaultEnabledポリシーは、この問題への対処策として機能します。このポリシーを有効にすると、クロスオリジンiframeがトップレベルのドメインに対してLocalNetworkAllowedForUrlsポリシーで定義されたLNA許可を継承できるようになります。つまり、トップレベルドメインにLNAアクセスが許可されていれば、そのページ内のiframeも同様にローカルネットワークへアクセスできる仕組みです。社内で複数のイントラネットサービスをiframe統合している環境では、早期にこのポリシーの適用を検討してください。

TLS暗号スイート優先ポリシーで管理者が指定可能になった暗号化制御の範囲

Edge 146では、TLS接続に使用する暗号スイートおよび鍵交換アルゴリズムの優先順位を管理者が指定できるポリシーが追加されました。通常、TLSハンドシェイクではブラウザとサーバーの間で対応する暗号スイートの中から最適なものが自動的にネゴシエーションされますが、企業によっては特定の暗号スイートの使用を義務付けるセキュリティポリシーを持っている場合があります。たとえば、政府機関や金融機関では、承認された暗号アルゴリズムのみを使用することが法規制やコンプライアンス要件として定められているケースがあります。この新ポリシーを使えば、管理者は使用を許可する暗号スイートのリストと優先順位をグループポリシーで定義でき、非推奨のアルゴリズムがネゴシエーションされるリスクを排除できます。ただし、暗号スイートの制限を過度に厳しくすると、一部のWebサイトとの接続に失敗する可能性があるため、適用前に主要な業務サイトとの互換性テストが不可欠です。

Edge 146で追加された9つの新グループポリシー設定の分類と適用優先度

Microsoftのセキュリティレビューによると、Edge 146ではコンピューターおよびユーザー向けに合計9つの新しいグループポリシー設定が追加されています。これらのポリシーは、ネットワークアクセス制御、暗号化、機能制御などの領域にまたがります。ネットワーク制御系としてはLocalNetworkAccessIpAddressSpaceOverridesとLocalNetworkAccessPermissionsPolicyDefaultEnabledの2つが含まれ、前述のとおりLNA制限への対応に使用します。優先的に検証すべきは、社内アプリケーションへの影響が大きいLNA関連のポリシーです。これらは既存のWebアプリケーションの動作を直接的にブロックする可能性があるため、テスト環境での検証を最優先で実施してください。次に対応すべきはTLS暗号スイートの制御ポリシーで、コンプライアンス要件がある組織では優先度が高くなります。その他の機能制御系ポリシーは、組織のニーズに応じて段階的に評価すれば問題ありません。新規ポリシーの一覧はMicrosoft Security Compliance Toolkitからスプレッドシート形式でダウンロード可能です。

セキュリティベースラインがv139据置となった判断根拠と運用上の確認事項

Edge 146のセキュリティレビューにおいて、Microsoftは推奨セキュリティベースラインをEdge 139から変更しないと発表しています。これは、Edge 146で追加された新しいポリシー設定の中に、全組織で強制適用を推奨するレベルの重大なセキュリティ設定が含まれていないという判断に基づくものです。セキュリティベースラインとは、Microsoftが策定する推奨設定の標準パッケージで、グループポリシーテンプレートとして提供されています。v139のベースラインは引き続きMicrosoft Security Compliance Toolkitからダウンロードでき、Edge 146環境にもそのまま適用可能です。運用上の確認事項としては、ベースラインが据え置かれたからといってEdge 146の新ポリシーが不要というわけではない点に注意してください。LNA制御やTLS暗号スイート制御などは、環境固有の要件に応じて個別に評価・適用すべき設定です。ベースラインはあくまで最低限の推奨設定であり、組織固有のセキュリティ要件に応じた追加設定は管理者の責任で行う必要があります。

Web開発者が対応すべきCSS・WebGPU・APIのプラットフォーム変更点

Edge 146はChromiumベースのWebプラットフォームアップデートとして、CSS、WebGPU、各種Web APIに多数の新機能と仕様変更を含んでいます。とくにCore Web Vitalsに影響するLCPの仕様変更や、従来JavaScriptが必要だった処理をCSSだけで実現できるスクロールアニメーションなど、実装レベルで対応が必要な項目が含まれます。

CSSスクロールトリガーアニメーションでJS不要になる実装パターンの比較

Edge 146で正式にサポートされたCSSスクロールトリガーアニメーションは、スクロール位置に応じてアニメーションの再生・一時停止・リセットを制御できる機能です。従来、この種の「スクロール連動アニメーション」を実装するにはIntersection Observer APIやscrollイベントリスナーを使ったJavaScriptが必要でした。たとえば、要素がビューポートに入ったタイミングでフェードイン表示するような処理では、JSでスクロール位置を監視し、対象要素の可視状態を判定してクラスを切り替えるコードを書く必要がありました。CSSスクロールトリガーアニメーションでは、この処理をCSS宣言だけで完結させることが可能になります。ブラウザがワーカースレッドでアニメーションを実行するため、メインスレッドの負荷が軽減され、パフォーマンス面でも有利です。CSS Animations Module Level 2のTimeline Triggers仕様に基づいており、今後のブラウザ間の互換性向上も見込まれます。既存のJSベースのスクロールアニメーションをCSSに移行する際は、フォールバック処理の設計も含めて段階的に導入するのが現実的です。

カスタム要素レジストリで同名タグを共存させるマイクロフロントエンド活用例

Edge 146では、CustomElementRegistry()コンストラクタが新たにサポートされ、グローバルのwindow.customElementsレジストリとは独立したカスタム要素レジストリを作成できるようになりました。この機能が解決する実務上の課題は、同じタグ名を持つ異なるバージョンのカスタム要素の共存です。たとえば、マイクロフロントエンドのアーキテクチャで複数のチームがそれぞれ独自のUIコンポーネントライブラリを開発しているケースでは、異なるチームが同じタグ名(たとえば<app-button>)を定義してしまうことがあります。従来のグローバルレジストリでは名前の衝突が発生してエラーになりましたが、個別のレジストリを作成することで、各チームのコンポーネントを独立したスコープで管理できるようになります。Shadow DOMと組み合わせて使用することで、レジストリのスコープをコンポーネントツリーの特定の部分に限定でき、大規模アプリケーションでのコンポーネント管理が格段に容易になります。

LCP算出ロジックの変更がCore Web Vitalsスコアに与える影響と検証方法

Edge 146では、Largest Contentful Paint(LCP)の算出アルゴリズムが仕様に合わせて変更されました。従来のLCPアルゴリズムは、読み込みが開始されたがまだ描画されていない画像も候補として考慮する場合がありましたが、今回の変更により、実際に描画(ペイント)されたコンテンツのみが候補として評価されるようになりました。この変更はCore Web Vitalsのスコアに影響する可能性があります。とくに、大きな画像を遅延読み込みしているページでは、画像の読み込み開始時点ではなく実際の描画完了時点がLCPとして記録されるため、数値が悪化するケースがありえます。逆に、小さな画像が先に描画されている場合は、以前より正確なLCP値が報告されるようになるため、改善として表示されることもあります。検証方法としては、Chrome DevToolsのPerformanceパネルでLCPマーカーの変化を確認するか、Lighthouse CI等の自動テストツールでアップデート前後のスコア比較を行うのが効果的です。PageSpeed InsightsやWeb Vitals拡張機能でのフィールドデータも、ロールアウト後の実測値として参考になります。

WebGPU Compatibilityモードで旧世代GPU対応を広げる際の制約条件3つ

Edge 146でサポートされたWebGPU Compatibilityモードは、OpenGLやDirect3D11などの旧世代グラフィックスAPIしか対応していないデバイスでもWebGPUアプリケーションを動作させるためのオプトイン機能です。このモードを利用する際に注意すべき制約条件が3つあります。第1に、Compatibilityモードは通常のWebGPU APIの制限付きサブセットであり、一部のGPU機能が利用できない場合があります。たとえばコンピュートシェーダーの一部機能やストレージバッファの制限など、最新GPUでは問題にならない制約が旧世代デバイスでは発動します。第2に、モードの有効化はrequestAdapter()呼び出し時にfeatureLevelオプションを"compatibility"に設定する必要があり、既存のWebGPUコードの修正が必要です。第3に、Compatibilityモードで作成したアプリケーションはWebGPU APIのサブセットであるため、Compatibilityモードをサポートしていないブラウザでも通常のWebGPUとして動作しますが、旧デバイス固有の性能制約を考慮したパフォーマンスチューニングが別途必要になります。

Edge 146で利用可能な主要オリジントライアル5件の概要と有効期限一覧

Edge 146では複数のオリジントライアル(実験的APIの限定公開テスト)が利用可能になっています。オリジントライアルは有効期限が設定されているため、本番環境での採用を検討する際はスケジュールの確認が不可欠です。

API名 概要 有効期限
Web Install API Webサイトから他のWebサイトをPWAとしてインストールする機能 2026年7月14日
Digital Credentials API(Issuance Support) 資格情報発行サーバーからデジタルウォレットへの資格証明書発行 2026年7月14日
WebAssembly Custom Descriptors WebAssemblyのカスタムディスクリプタオブジェクトによる型関連データの効率的格納 2026年6月16日
prerender_until_script Speculation Rules APIの新アクション(プリレンダリングをスクリプト実行時に停止) 2026年9月8日
WebNN プラットフォームのML高速化機能への抽象化レイヤー 2026年7月14日

これ以外にも、Enhanced Canvas TextMetrics(2026年8月11日まで)、WebAudio configurable render quantum(2026年9月8日まで)、<usermedia> HTML要素(2026年7月14日まで)、Local Network Access from non-secure contexts(2026年5月19日まで)といったオリジントライアルが提供されています。いずれもChrome Origin Trialsの登録ページからトークンを取得して有効化する方式であり、期限の短いものから優先的にテストを進めるのが効率的です。

Edge 146へのアップデート手順と対応OSごとの互換性確認・注意点

機能面の変更を把握したら、次は実際のアップデート作業です。Edge 146はWindows・macOS・Androidに対応していますが、OSごとにアップデート方法や注意点が異なります。また、今後のサポート終了予定や既知のバグ修正についても併せて確認しておきましょう。

Windows・Mac・Androidそれぞれのアップデート確認画面と操作手順の違い

Edge 146へのアップデートは、各プラットフォームで自動配信されますが、手動で即座に適用したい場合は以下の手順で実行できます。Windowsの場合、アドレスバーにedge://settings/helpと入力してEdgeの「バージョン情報」画面を開くと、利用可能な更新が自動的に検索・ダウンロードされます。ダウンロード完了後に「再起動」ボタンをクリックすれば更新が適用されます。macOSでも同様にedge://settings/helpから更新可能で、手順はWindowsとほぼ同じです。Androidの場合は、Google Play StoreからMicrosoft Edgeのアプリページを開き、「更新」ボタンが表示されていればタップしてアップデートします。自動更新が有効であればバックグラウンドで更新されますが、確認する場合はPlay Storeのマイアプリセクションをチェックしてください。いずれの場合も、アップデート前にブラウザのブックマークやパスワードがMicrosoftアカウントに同期されていることを確認しておくと、万一のトラブル時にデータを復元しやすくなります。

macOS Montereyサポート終了予定とEdge 150までの移行計画

Microsoftは、Edge 150をmacOS 12(Monterey)をサポートする最後のバージョンとする計画を発表しています。現在の4週間リリースサイクルを前提とすると、Edge 150のリリースは2026年後半になる見込みで、Edge 151以降ではmacOS 13(Ventura)以上が必須要件となります。macOS Montereyは2021年にリリースされたバージョンであり、2024年にAppleのセキュリティアップデート対象からも外れつつあるため、ブラウザ側でのサポート終了は自然な流れといえます。現在macOS 12環境でEdgeを利用しているユーザーは、Edge 146の時点では引き続き問題なく動作しますが、数か月以内にmacOSのアップグレードを計画しておくことが推奨されます。とくに2016年以前のモデルのMacではmacOS Venturaに非対応となるため、ハードウェアの互換性もあわせて確認してください。Edge 150がリリースされる前にOSアップグレードを完了させることで、ブラウザの継続的なセキュリティアップデートを確保できます。

高メモリ環境でタブが予期せずアンロードされていた不具合の修正内容と確認法

Edge 146では、Windows環境において大容量のRAMを搭載したデバイスでタブが予期せずアンロード(メモリから解放)されていた不具合が修正されました。Edgeにはメモリ節約のために使用していないタブを自動的にスリープ状態にする「スリーピングタブ」機能がありますが、今回の不具合はそれとは異なり、十分なメモリ容量があるにもかかわらずアクティブなタブまでもが強制的にアンロードされてしまうというものでした。この問題が発生すると、タブを再度クリックした際にページが再読み込みされ、入力中のフォームデータや作業中のセッション情報が失われる可能性がありました。修正後のEdge 146では、メモリ使用量の判定ロジックが改善され、高メモリ環境での不適切なタブ解放が抑制されています。修正が適用されているかどうかは、edge://settings/helpでバージョンが146.0.3856.59以降であることを確認してください。32GB以上のRAMを搭載した環境で頻繁にタブのリロードが発生していた場合は、このアップデートで改善が期待できます。

Chromiumベースのセキュリティ修正が含まれる脆弱性対応の適用優先度の判断

Edge 146には、Chromiumプロジェクトから取り込まれたセキュリティ修正が含まれています。ChromiumベースのブラウザはレンダリングエンジンやV8 JavaScriptエンジンを共有しているため、Google Chromeで発見・修正されたセキュリティ脆弱性はEdgeにも影響する場合がほとんどです。今回のEdge 146では、とくにCVE-2026-3910に対する修正が重要です。Microsoftのセキュリティリリースノートによれば、この脆弱性にはすでに野生環境でのエクスプロイト(悪用)が確認されており、実際に攻撃に利用されている状態です。このように実際の攻撃が観測されている脆弱性を含むアップデートは、適用優先度が最も高いカテゴリに分類されます。セキュリティアップデートの適用優先度を判断する際は、脆弱性の深刻度(Critical・High・Medium・Low)と、既にエクスプロイトが確認されているかどうかが基準になります。CriticalまたはHighの脆弱性に対する修正が含まれている場合は即時適用が推奨され、MediumやLowであっても業務環境では1週間以内の適用が望ましいとされています。具体的な修正内容の詳細は、MicrosoftのEdgeセキュリティリリースノートページでCVE番号とともに公開されていますので、IT管理者は適用前に確認してください。

Copilot新タブページのプレビュー有効化に必要な管理センター設定の手順

Edge 146では、Edge for Business向けに刷新されたCopilot新タブページ(NTP)がパブリックプレビューとして提供されています。この新しいNTPでは、単一の検索バーからWeb検索とCopilotチャットの両方にアクセスでき、Copilotによるアクション提案やキュレーションされた業務コンテンツが表示されます。一般提供(GA)は2026年4月初旬が予定されています。企業環境でこのプレビュー機能を有効にするには、Microsoft 365管理センターでターゲットリリース(Targeted Release)にオプトインしたうえで、Edge管理サービス内でCopilot NTPの設定を有効にする手順が必要です。具体的には、Microsoft 365管理センターの「設定」→「組織設定」→「リリース基本設定」からターゲットリリースを選択し、その後Edge管理サービスのポリシー設定で新タブページの構成を行います。なお、この機能は段階的なロールアウトのため、ターゲットリリースに参加していてもすぐに反映されない場合があります。管理者は社内パイロットグループで動作を確認してから全社展開を進めるのが安全な運用方針です。

よくある質問

Edge 146のリリース日とビルド番号を教えてください。

Edge 146は2026年3月13日にStableチャネルへ配信が開始され、ビルド番号は146.0.3856.59です。Windows・macOS・Android向けに順次展開されました。edge://settings/helpでバージョンが146.0.3856.59以降であれば適用済みです。

Edgeのコレクション(Collections)が消えたのはなぜですか。いつまで使えますか。

Edge 146でCollectionsの段階的廃止が始まり、新しいアイテムの追加ができなくなりました。廃止が進むと最終的に機能自体が削除される可能性があるため、保存済みデータはお気に入りへの一括移動、またはExcel形式でのエクスポートで早めにバックアップしてください。メモや画像スニペットを含む場合はExcelエクスポートが確実です。

カスタムプライマリパスワードはいつまで使えますか。

2026年6月4日以降は利用できなくなり、使用中のユーザーは自動的にデバイス認証(Windows HelloやPIN)へ移行されます。移行後にパスワード管理を円滑に続けるため、事前にWindows HelloのPIN設定と、必要に応じたパスワードのCSVエクスポートを済ませておくことが推奨されます。

Edge 146はどこからダウンロード・更新できますか。

Windows・macOSではedge://settings/helpを開くと更新が自動的に検索・ダウンロードされ、再起動で適用されます。AndroidはGoogle Play StoreのMicrosoft Edgeアプリページから更新します。Edgeを新規にインストールする場合は、microsoft.com/edgeの公式ダウンロードページを利用してください。更新前にブックマークとパスワードがMicrosoftアカウントへ同期されているか確認しておくと安全です。

Edge 146で追加されたローカルネットワークアクセス(LNA)の新ポリシーとは何ですか。

LocalNetworkAccessIpAddressSpaceOverrides(IP範囲をPublic/Local/Loopbackに分類)とLocalNetworkAccessPermissionsPolicyDefaultEnabled(クロスオリジンiframeへのLNA許可継承)が追加されました。社内Webアプリがローカルネットワーク上の別システムをiframeで埋め込んでいる環境では、これらのポリシーでアクセスが誤ってブロックされないよう検証が必要です。

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