ZENRIN Maps APIの料金と無料枠の実際|機能一覧とGoogle Maps Platform比較【2026年版】

ZENRIN Maps APIは、ゼンリンの地図・住宅地図データをWebサイトやアプリに組み込むための開発ツールで、料金・契約・トライアルの窓口はゼンリンデータコムです。検討時に最初に突き当たるのが「いくらかかるのか」「無料で試せるのか」で、ここを誤解したまま設計を進めると、開発終盤で予算が通らず作り直しになります。結論から言うと、Google Maps Platformのような恒常的な無料枠はありません。この記事では公式に公開されている料金・機能・認証仕様を根拠に、費用感、実際に使えるAPI、Google Maps Platformとの選び分けを整理します。

目次

まとめ:ZENRIN Maps APIの費用と向き不向き

  • 料金は初期費用36万円(税別)+月額6万円(税別)〜。PV数に応じた従量課金に加え、住宅地図など一部機能はライセンス課金。単価は非公開で見積り必須。
  • 恒常的な無料プランは存在しない。あるのは法人主体・最長2か月の無料トライアルのみ(機能によっては1か月)。フリーメール不可、海外での利用不可。
  • 選ぶ理由は「ゼンリンにしか無いデータ」。住宅地図(1994年以降の過去データ)、ブルーマップ(登記地番)、相続税路線価・地価公示・用途地域、建物ID(ZID)、建物の出入口・到着点。これらが不要なら費用対効果は成立しにくい。
  • Google Maps Platformは2025年3月1日に料金体系を刷新。月$200クレジットは廃止され、SKUごとの月次無料枠(Essentials 10,000イベント/月など)に置き換わった。「$200無料」と書いている比較記事は古い。
  • ZENRIN Maps Studio(2026年5月18日提供開始)は別サービス。Maps APIの後継ではない。

料金体系と「無料プラン」の実際

初期費用・月額・課金方式

ゼンリンデータコムが公開している価格は、初期費用36万円(税別)、月額利用料6万円(税別)からです。この月額に対して、公式FAQは「PV数に応じた従量課金と、住宅地図など一部の機能についてはライセンス課金があります」と説明しています。契約は用途で2区分されます。

契約区分 課金の考え方 対象機能
スタンダード契約 PV数に応じた従量料金 地図表示・検索・ルート等の標準機能
プレミアム契約 機能別の個別課金(ライセンス) 住宅地図、VICS交通情報、過去地図など

注意すべきは、PVあたりの従量単価が公式に公開されていない点です。上限PV数、プレミアム機能の個別価格も同様に非公開で、いずれも問い合わせ扱いになります。月額6万円は下限であって、住宅地図を全国エリアで引くような使い方をすれば見積りは大きく変わります。予算を組む段階で「6万円+α」と概算するのは危険で、想定PVと必要コンテンツを持って早めに見積りを取るのが実務的です。

無料プランは無い。最長2か月の無料トライアルだけがある

「ゼンリン api 無料」は当記事への流入クエリの上位です。答えは一行で済みます。ZENRIN Maps APIに、Google Maps Platformのような月次の恒常無料枠はありません。用意されているのは最長2か月の無料トライアル(機能によっては1か月)で、条件が明確に定められています。

  • 法人・団体向け。フリーメールアドレスでの申請は不可
  • 競合企業からの申込は受け付けない
  • 海外での利用(データ受信)は不可
  • トライアルID申請フォーム送信後、3営業日以内にID・パスワードがメールで届く

あわせて公式FAQは、開発・検証段階は非課金で、本番運用段階から課金が始まると整理しています。トライアル期間を過ぎても検証を続けたい場合は営業担当と調整することになり、いずれにせよオンラインでクレジットカードを登録して即日開始、という導線は用意されていません。個人開発や、契約前に動くプロトタイプを短時間で作りたい用途には構造的に向いていないと考えたほうが正確です。

日本固有データを引く5カテゴリのAPIと実エンドポイント

ZENRIN Maps APIは、JavaScript APIによる地図描画と、REST形式のWeb APIで構成されます。Web APIはマップ/サーチ/ルート/データコーディング/ホスティングの5カテゴリに分かれ、日本の地図サービス固有の機能が多く含まれます。

マップ:住宅地図・ブルーマップ・行政データの重畳

地図画像出力(/map)やWMTSのほか、面積計算(/ca_area)、距離計算(/ca_distance)、座標系変換(/convert_crs)といった幾何計算が用意されています。特徴的なのはWMSによるデータ重畳で、ブルーマップ(登記地番)、登記所備付地図、用途地域、地価公示、地価調査、相続税路線価、固定資産税路線価、小学校区・中学校区、DID(人口集中地区)の10種を地図に重ねられます。不動産・金融の実務でそのまま業務要件になる情報が、APIから直接引ける点が他社との差です。

住宅地図はJavaScript API側で描画します。契約時に発行される値を zipsMapType に指定する方式です。過去の住宅地図を出すときは、過去地図管理情報から得た年度を zipsEdition に、対象自治体を zipsMunicipalCode に指定します(過去地図利用時はいずれも必須)。住宅地図は1994年以降の過去データが提供されており、同じ区画の時系列比較ができます。ただし住宅地図はプレミアム契約+ライセンス課金が前提です。

サーチ:ジオコーディングと建物・企業情報の検索

「緯度経度 api」「住宅地図 api」で流入する読者の目的はこの領域です。住所検索(/address、多言語版 /address_multi)で住所から座標を得るジオコーディングに加え、建物・テナント名検索(/building_name)、建物座標(/building_pos)、地番検索(/bm_address)、施設(/poi)、駅(/station)、郵便番号(/postcode)、標高・水深(/elevation)、交差点(/intersection)が並びます。

実務で効くのは 建物の到着点・出入口を返すAPI/building_arrival_point/building_entrance_point)です。配送で「建物の代表座標に着いたが荷捌き口が反対側だった」という損失を潰せます。また企業情報検索(/phonenumber_townpage)はタウンページのデータを引くもので、法人リストと地図の突き合わせに使えます。住所正規化を主目的にするなら、日本郵便が公開するデジタルアドレスAPIのような無償の選択肢と役割を切り分けて考えると無駄がありません。

ルート:VICS交通情報とマップマッチング

歩行者ルート(/route_mbn/walk)、車両の2点間ルート(/route_mbn/drive_ptp)、マルチモーダル探索に加えて、最適巡回(TSP)探索/route_mbn/drive_tsp)があります。訪問先が多い配送・巡回営業の順序最適化を自前のソルバー無しで実装できます。GPSの軌跡を道路網に合わせ込むマップマッチング(/road/mapmatch)も提供されます。

リアルタイム交通情報はVICS由来のエンドポイント(/vics/traffic_info_geojson ほか)として実在しますが、ルート検索のプレミアム(オプション)扱いです。標準契約でそのまま渋滞情報が取れるわけではないので、見積り時にオプションとして計上してください。

気象・防災:天気予報だけでなく警報・地震・台風・津波まで引ける

気象コンテンツ検索は天気予報(/weather/search_weather_info、週間予報)にとどまらず、警報・注意報、地震、台風、津波/weather/search_warning_info/weather/search_earthquake_info ほか)まで含みます。防災アプリや自治体向けシステムで、地図と災害情報を1つの契約で賄える構成にできる点は見落とされがちです。

データコーディングとホスティング:住所クレンジングと建物ID(ZID)、位置情報の蓄積

データコーディングは既存の住所データを地図と突き合わせるためのカテゴリです。住所と地番の相互変換(/address_to_bluemap/bluemap_to_address)、住所クレンジング(/ac_standard/ac_premium)に加え、建物ID(ZID)検索/building_zid)があります。ZIDは建物を一意に識別するゼンリンの独自IDで、表記ゆれのある住所文字列ではなく建物単位で名寄せするキーとして使えます。顧客マスタと物件データの突き合わせで住所文字列の揺れに苦しんでいるなら、ここが導入効果の出どころです。

ホスティングは位置情報の収集基盤で、位置の登録・最新位置や履歴の検索、ジオフェンス(エリア)の登録・更新・削除(/location/*)を提供します。車両や作業員の位置を自前のDBに溜め込む前に、API側で持たせられる構成です。

3D表示の実際:傾斜・回転はできるが「3D建物モデル」ではない

この点は誤解が多いので明確にします。JavaScript APIの地図オプションには tiltable(既定はfalse)、tilt(0〜80度)、rotatableheading(0〜360度)があり、setTilt()setHeading() で傾斜・回転した立体的な見え方の地図を作れます。一方で、ビルの高さや形状を持つ3D建物モデルは、ゼンリン本体が別途販売する「3D地図データ」という商品であって、ZENRIN Maps APIのAPIラインナップとして公式に確認できるものではありません。都市計画やVR/AR用途で3Dモデルが要るなら、Maps APIの契約とは別の商談になります。

実装:認証方式とJavaScript APIの初期化

認証は3方式。OAuth2.0のトークンは expires_in まで再利用する

認証は、接続元IPアドレス制限、接続元リファラ制限、OAuth2.0の3方式から選びます。サーバー間連携ではOAuth2.0を使い、client_idclient_secret でアクセストークンを取得してBearerトークンとして付与します。

接続先ドメインは契約時に払い出されるため、以下の {DOMAIN} は公式ドキュメントとコンソールで確認した値に置き換えてください。

curl -X POST https://{DOMAIN}/oauth2/token \
  -d "grant_type=client_credentials" \
  -d "client_id=YOUR_CLIENT_ID" \
  -d "client_secret=YOUR_CLIENT_SECRET"

# レスポンスの access_token を Authorization ヘッダに付与
curl -H "Authorization: Bearer ACCESS_TOKEN" \
  "https://{DOMAIN}/address?word=東京都千代田区"

アクセストークンの有効期限は、トークン取得レスポンスの expires_in(秒)で通知されます(公式リファレンスのサンプル値は3600)。リクエストごとにトークンを取り直す実装はレート制限を無駄に消費するため、expires_in が切れるまで再利用してください。公式も、サーバー側で定期的にトークンを更新して返すアーキテクチャを推奨しています。なお公式は、OAuth2.0はマシン間認証であるため client_secret をデバイス上のアプリへ埋め込むことを非推奨としています。モバイルアプリから直接叩く設計は避け、自社バックエンド経由にするのが正解です。

地図描画はZMALoaderから

JavaScript APIはローダースクリプトを読み込み、ZMALoader.setOnLoad() のコールバック内で ZDC 名前空間の地図を生成します。名前空間が ZDC である点、1つのHTML要素に対して地図インスタンスは1つまでという制約に注意してください。

<script src="https://{DOMAIN}/zma_loader.js?key=[APIキー]&auth=[認証方式]"></script>
<script>
ZMALoader.setOnLoad(function (mapOptions, error) {
  if (error) { console.error(error); return; }
  mapOptions.center = new ZDC.LatLng(35.681236, 139.767125);
  mapOptions.zoom = 15;
  mapOptions.tiltable = true;   // 傾斜表示を許可
  var el = document.getElementById("map");
  var map = new ZDC.Map(
    el,
    mapOptions,
    function () { map.setTilt(45); },   // 成功時
    function () { console.error("map init failed"); }
  );
});
</script>

レート制限は非公開。429と503の両方をハンドリングする

レート制限はチャネル単位で、API機能ごとに「1秒あたりの最大リクエスト数」として設定されます。超過分はHTTP 429が返ります。厄介なのは、公式が「制限内であってもリソース逼迫時には遅延またはHTTP 503を返す可能性がある」と明記している点です。制限値そのものは非公開で、引き上げは営業経由(追加契約や調整期間が必要)になります。

したがってクライアント実装では、429だけでなく503も再試行対象に含め、指数バックオフを入れておくべきです。制限値が定期的に見直される旨も公式に書かれているため、「1秒N件までなら安全」と定数で決め打ちする設計は避けてください。大量のジオコーディングを流すバッチは、レート制限を前提にキューで平準化する構成にします。

Google Maps Platformとの比較と選び分け

料金モデルは前提が違う(Googleは2025年3月に刷新)

比較の前に、Google側の料金が変わっている点を押さえてください。Google Maps Platformは2025年3月1日付で、従来の月$200クレジットを廃止し、SKUごとの月次無料枠に置き換えました。ティアはEssentials/Pro/Enterpriseの3階層で、無料枠はEssentialsが月10,000イベント、Proが5,000、Enterpriseが1,000(SKUにより異なる)です。同時にDirections APIやPlaces API (Legacy) などのLegacyサービスは新規有効化ができなくなりました。「$200分は無料」と説明している記事は現行仕様ではありません。

観点 ZENRIN Maps API Google Maps Platform
開始方法 営業経由・問い合わせ必須 オンラインで即時開始
初期費用 36万円(税別) なし
月額 6万円(税別)〜 従量課金のみ
恒常無料枠 なし(最長2か月のトライアルのみ) あり(SKU別・Essentials 10,000イベント/月 等)
単価の公開 非公開(要見積り) SKU別に公開
固有データ 住宅地図・ブルーマップ・路線価・ZID グローバルカバレッジ・あいまい検索
海外利用 不可(トライアル条件)

「Googleがゼンリンと決別した」という前提はもう古い

2019年3月、Googleマップ日本版の地図データが刷新され、著作権表記から「ZENRIN」の名が消えました。細道の消失やバス停の欠落が話題になった一件です。ここから「ゼンリンとGoogleは決別した」という理解が広まりましたが、現在ゼンリンデータコムはGoogle Maps Platformの国内リセラーとして、Google Maps Platformの販売と技術支援を行っています。ZENRIN Maps APIを検討して問い合わせた先が、要件次第でGoogle Maps Platformを提案してくることもある、という関係です。二者択一の対立軸として捉えると判断を誤ります。

なお、この契約解除自体はゼンリン・Googleのいずれからも公式アナウンスが出ておらず、報道ベースの事実である点は付言しておきます。

ZENRIN Maps APIを選ぶべきでない場面

ここは明確に立場を取ります。以下に当てはまるなら、ZENRIN Maps APIは選ぶべきではありません。

  • 住宅地図・ブルーマップ・路線価・過去地図のいずれも使わない:これらを使わないなら、初期36万円+月額6万円を払って得られるのは「一般的な地図表示と検索」であり、同じ機能をGoogle Maps Platformの無料枠や後述のOSS系で賄えます。ゼンリンを選ぶ理由は固有データにしかありません。
  • 海外ユーザーが使う:トライアル条件で海外でのデータ受信が明確に不可とされており、グローバル展開するサービスの地図基盤には適しません。
  • 契約前にプロトタイプを動かして意思決定したい:申込からID発行まで3営業日、検証枠も最長2か月と区切られます。週末に試して月曜に判断する、という進め方はできません。
  • PV規模が読めないtoC新規サービス:単価非公開の従量課金+月額固定は、バズって急増したときのコスト上限が見えません。上限を握れる料金表が要るならGoogle側が有利です。

無料・低コストで地図APIを使いたい場合の選択肢

「地図 api 無料」の答えを先に書くと、完全無料で商用利用まで通せる本命は OpenStreetMap 系です。ただし「無料」の意味はサービスごとに違うので、区別して選んでください。

選択肢 コスト 向く用途
OpenStreetMap(OSM) データ自体は無償(ODbL) 自前ホスティング・コスト上限を握りたい
Google Maps Platform SKU別の月次無料枠+従量 グローバル・小規模から即開始
Amazon Location Service 従量課金(AWS統合) AWS上のシステムに組み込む
ZENRIN Maps API 初期36万円+月額6万円〜 住宅地図・登記地番・路線価が要る業務系

OSMはOpenStreetMap(OSM)とは?特徴・使い方・API・商用利用までわかりやすく解説で扱っているとおり、データはODbLで無償ですが、タイル配信を公式サーバーに依存すると利用ポリシーに抵触します。実運用ではベクタタイルを自前で生成・配信する設計になり、その手順はDuckDBを使ったMVT生成:Spatial拡張のST_AsMVT機能を利用したベクタタイル作成実例が参考になります。AWS前提ならAmazon Location Serviceとは?位置情報サービスの概要と特徴が候補です。「無料」に見えても運用工数という形でコストは発生する、というのが正直なところです。

ZENRIN Maps Studioとの違い(混同に注意)

検索で「zenrin maps studio」と「ZENRIN Maps API」が混ざりますが、両者は別サービスです。ZENRIN Maps Studioはゼンリン本体が2026年5月18日に提供を開始した地図アプリ開発クラウドで、セミオーダー型・初期費用0円・月額制、最短5営業日で導入できると案内されています。Maps APIの後継でも上位版でもありません。

選び分けの軸は「作り込むか、載せるか」です。自社アプリの中に地図機能をAPIとして埋め込み、認証やレート制限まで自前で設計するならMaps API。地図アプリそのものを短期に立ち上げたいならMaps Studioを検討対象に入れる、という整理になります。両者の技術的な関係(Studioが内部でMaps APIを使っているか)は公式に明記がないため、「Studioを契約すればMaps APIも使える」といった前提で設計しないでください。

問い合わせから本番課金までの4ステップ(ID発行は最短3営業日)

  • 1. ゼンリンデータコムの問い合わせフォームから相談(オンラインでのセルフサインアップは不可)
  • 2. トライアルID申請フォームを送信 → 3営業日以内にID・パスワードがメールで届く
  • 3. 最長2か月の無料トライアルで検証(機能によっては1か月。開発・検証段階は非課金)
  • 4. 契約 → 本番運用開始で課金開始(契約後に課金が始まる)

トライアル期間中にやるべきことは、想定PVの試算と、必要なプレミアム機能(住宅地図・VICS・過去地図)の洗い出しです。この2つが固まっていないと見積りが出ず、稟議も通りません。技術検証と並行して、営業担当に想定PVレンジを提示して概算を取るのが最短です。

よくある質問

ゼンリン地図APIの料金はいくらですか?

ZENRIN Maps APIは初期費用36万円(税別)、月額利用料6万円(税別)からです。これに加えてPV数に応じた従量課金があり、住宅地図など一部機能はライセンス課金となります。PVあたりの単価と住宅地図の価格は公開されておらず、エリアや利用条件を含めた個別見積りが必要です。

ゼンリンの地図APIは無料で使えますか?

恒常的な無料プランはありません。法人・団体を主な対象とした無料トライアル(最長2か月、機能によっては1か月)のみが用意されています。フリーメールアドレスでの申請、競合企業からの申請、海外での利用は不可です。トライアル後に継続するなら有料契約になります。

地図APIとは何ですか?

地図の表示、住所と緯度経度の相互変換(ジオコーディング)、ルート探索、周辺施設検索といった地図機能を、自社のWebサイトやアプリから呼び出せるようにした外部サービスのインターフェースです。地図データの整備・更新を自前で行わずに済むのが最大の利点で、代表例がGoogle Maps Platform、ZENRIN Maps API、OpenStreetMap系のサービスです。

無料の地図APIはありますか?

データ自体が無償なのはOpenStreetMap(ODbLライセンス)です。ただしタイル配信を公式サーバーに依存する使い方は利用ポリシー上できないため、実運用では自前でタイルを配信する構成が必要になります。Google Maps PlatformもSKUごとの月次無料枠(Essentialsは月10,000イベントなど)の範囲であれば費用が発生しません。

Google Maps APIは無料で使えますか?

2025年3月1日から、従来の月$200クレジットは廃止され、SKUごとの月次無料枠に変更されました。Essentialsティアで月10,000イベント、Proで5,000、Enterpriseで1,000(SKUにより異なる)までは無料枠内で利用できます。枠を超えた分は従量課金です。最新の枠と単価は公式の料金ページで確認してください。

ZENRIN Maps StudioとZENRIN Maps APIは何が違いますか?

別サービスです。ZENRIN Maps Studioは2026年5月18日に提供が始まったセミオーダー型の地図アプリ開発クラウドで、初期費用0円・月額制、最短5営業日で導入できるとされています。ZENRIN Maps APIは自社アプリに地図機能を組み込むための開発ツールで、初期費用と月額が発生します。StudioはMaps APIの後継版ではありません。

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