OpenCodeとは?無料OSSのAIコーディングエージェント|インストール・opencode.json設定・料金を解説
OpenCode(オープンコード)は、ターミナルから自然言語で指示してコードを書き・直し・調べられる、MITライセンスの無料オープンソースAIコーディングエージェントです。Claude・GPT・Geminiに加えてGitHub Copilotの契約やローカルLLMまで、モデルの供給元を自由に選べるのが最大の特徴です。この記事では2026年7月時点の公式ドキュメント・GitHubリポジトリを一次情報として、インストール、opencode.jsonの設定、権限(いわゆるYOLOモード)、料金と無料枠、Claude Codeとの違いまでを解説します。紛らわしい「もう一つのopencode」との関係も最初に整理します。
まとめ:OpenCodeはMITライセンスのマルチプロバイダ型コーディングエージェント
先に要点です。
- 本体は無料のOSS:MITライセンス、TypeScript実装。開発元はAnomaly(旧SST。
sst/opencodeはanomalyco/opencodeへ移管済み)。 - モデルは持ち込み(BYOK):公式表記で75以上のプロバイダに対応。月額はかからず、費用はモデル提供元へ直接支払います。
- 無料枠は「opencode Zen」側:Zenは従量課金のゲートウェイですが無料モデルもあります。月額制の「opencode Go」は別サービスです。
- 操作面はTUI・Web・デスクトップ・IDE拡張:いずれも
opencode serveのサーバに接続し、セッションを共有します。 - Go製の「元祖opencode」は別物:2025年9月にアーカイブされ、現在はCharmの「Crush」として続いています。
OpenCodeの正体:開発元Anomaly(旧SST)とMITライセンスのTypeScript実装
プロジェクトのルートで起動して日本語で指示すると、OpenCodeはコードベースを読み、ファイルを編集し、シェルコマンドを実行して作業を進めます。IDEを置き換えるのではなく、既存の作業場所であるターミナルにエージェントを常駐させる設計です。
開発元はAnomaly(GitHub org: anomalyco)。サーバーレス開発フレームワークSSTを手がけたチームで、リポジトリ名の変更に伴い旧sst/opencodeはanomalyco/opencodeへ転送されます。ライセンスはMIT、実装言語はTypeScript、npmの配布名はopencode-ai。2026年7月時点でGitHubスターは約18.4万、最新版はv1.17.18(2026年7月9日)で、リリースはほぼ毎日という頻度で続いています(スター数・バージョンは変動が速いため、最新はGitHubリポジトリで確認してください)。ターミナル型エージェント全般の位置づけはCoding Agentとは|種類・主要ツール比較と選び方【2026】で整理しています。
「もう一つのopencode」との系譜――Go製の元祖はアーカイブ済み、後継はCharm Crush
検索すると「OpenCodeはGo製」という説明が今も見つかりますが、これは別のプロジェクトの話です。ここを取り違えると、対応するコマンドも設定ファイルも噛み合いません。
元々opencode-ai/opencodeというGo製のリポジトリ(作者:Kujtim Hoxha氏)が存在しました。開発方針をめぐって一部のコントリビュータが同名でハードフォークしたことは、Issue #165のコメントで作者自身が説明しています。フォーク側がTypeScriptで書き直したものが現在のanomalyco/opencodeです。元祖リポジトリは2025年9月18日を最後にアーカイブされ、READMEには「プロジェクトは原作者とCharmチームによりCrushという名前で継続している」と明記されています。つまりcharmbracelet/crushがGo系統の後継です。
ちなみに「opencode go」という語も2つを指します。Go言語製の元祖と、後述する月額サブスクの「opencode Go」です。いまopencodeと打って起動するのはTypeScript製のほう、と押さえておけば混乱しません。
OpenCodeのメリットとできること――マルチプロバイダ接続とクライアント/サーバ構成
OpenCodeを選ぶメリットは、突き詰めるとモデルの供給元を自分で握れることに尽きます。使うモデルを差し替えられるので、価格が下がった新モデルへ即座に乗り換えられ、機密案件だけローカルLLMへ逃がすといった運用もできます。ソースはMITで公開されているため、挙動が疑わしければ実装を読めます。ベンダーの都合で料金体系や提供モデルが変わっても、設定ファイルの1行を書き換えれば済む――これが単一ベンダー製ツールとの決定的な差です。
75以上のプロバイダとモデル指定(provider/model形式)
OpenCodeはVercel AI SDKとモデルカタログのModels.devを組み合わせ、公式ドキュメントの表記で75以上のLLMプロバイダに接続できます。モデルはanthropic/claude-sonnet-4-5のようにprovider/model形式で指定し、TUIでは/modelsで切り替えます。タイトル生成などの軽い処理だけを安価なモデルに逃がすsmall_modelキーもあります。
認証は/connect(またはopencode auth login)から行います。API従量課金のキーだけでなく、GitHub Copilotの契約をデバイスコード認証で接続してモデルを使うこともでき、すでにCopilotを契約している開発者は追加費用なしで始められます。
TUI・Web・デスクトップ・IDE拡張が同じサーバを共有する仕組み
OpenCodeの構造上の特徴は、エージェント本体がサーバとして動き、UIがクライアントとして接続する点です。opencode serveでヘッドレスに起動し、TUI・ブラウザ(opencode web)・デスクトップアプリ・SDKが同じセッションに接続します。opencode attachを使えば、リモートのサーバで動くセッションに手元のTUIから合流できます。SSH先の開発サーバで長時間タスクを回し、手元から様子を見るといった運用が、この構成で成立します。
編集支援の土台としてLSPを自動連携し、型定義や参照関係を踏まえた修正を行います。外部ツールはMCPで追加でき、フック(tool.execute.beforeやfile.editedなど)を持つプラグイン機構、@opencode-ai/sdk、GitHubのIssue/PRに/opencodeとコメントして起動させるGitHub連携も公式に用意されています。
OpenCodeのインストール方法(macOS・Linux・Windows)
macOS・Linux:インストールスクリプトとHomebrew・Arch
もっとも手軽なのは公式のインストールスクリプトです。パッケージマネージャ経由でも導入できます。
# インストールスクリプト(macOS / Linux)
curl -fsSL https://opencode.ai/install | bash
# Homebrew(公式tap。更新が最も早い)
brew install anomalyco/tap/opencode
# npm(bun / pnpm / yarn も可)
npm i -g opencode-ai@latest
# Arch Linux
sudo pacman -S opencode # 公式リポジトリ
paru -S opencode-bin # AUR(最新版)
# 起動(プロジェクトのルートで)
opencode
インストール先は$OPENCODE_INSTALL_DIR→$XDG_BIN_DIR→$HOME/bin→$HOME/.opencode/binの順で決まります。Dockerイメージ(ghcr.io/anomalyco/opencode)も配布されており、環境を汚さず試せます。
Windows:ネイティブ動作とWSL推奨の理由
WindowsではScoopまたはChocolateyで導入でき、ネイティブでも動作します。一方で公式ドキュメントはWSL(Windows Subsystem for Linux)を推奨しています。理由は性能と、OpenCodeが前提とする開発ツール群との互換性です。
# Windows(PowerShell)
scoop install opencode
choco install opencode
WSL側でサーバを立て、Windows側のデスクトップアプリから接続する構成も公式に案内されています(WSL内でopencode serve --hostname 0.0.0.0 --port 4096を起動し、アプリからhttp://localhost:4096へ接続)。Windowsで本格運用するなら、この形が素直です。
デスクトップアプリ(BETA)の導入
ターミナルに慣れていない場合はデスクトップアプリも選べます。なお2026年7月時点でBETA扱いで、機能はTUIが先行します。
# macOS
brew install --cask opencode-desktop
# Windows
scoop bucket add extras
scoop install extras/opencode-desktop
Linux向けには.deb/.rpm/.AppImage、macOS向けには.dmg(arm64・x64)が公式ダウンロードページで配布されています。
アップグレードとアンインストール
リリースはほぼ毎日のため、更新手順を先に押さえておきます。導入方法は自動判別されますが、明示もできます。
# 更新
opencode upgrade
opencode upgrade --method brew # curl / npm / pnpm / bun / brew
# 削除(設定を残す・消す前に確認する)
opencode uninstall --keep-config
opencode uninstall --dry-run
uninstallには--keep-config/--keep-data/--dry-run/--forceがあります。設定を残せば、再インストール時にモデル設定や認証を作り直す必要はありません。
OpenCodeの使い方――起動・スラッシュコマンド・AGENTS.md
プロジェクトのルートでopencodeと打つとTUIが立ち上がります。最初にやることは2つ。/connectでモデルの接続先を登録し、/initでリポジトリを走査してAGENTS.mdを生成することです。AGENTS.mdはビルドコマンド、コーディング規約、触ってはいけない領域といったプロジェクトのルールをエージェントに渡すファイルで、個人用のルールは~/.config/opencode/AGENTS.mdに置けます。AGENTS.mdが無ければCLAUDE.mdにフォールバックするため、Claude Codeからの移行時に書き直しは不要です。
日々の操作は次のコマンドでほぼ足ります。
| 操作 | コマンド | 用途 |
|---|---|---|
| モデル切替 | /models | 作業の重さでモデルを使い分ける |
| エージェント切替 | Tab | build(編集可)とplan(読み取り専用)を往復 |
| 取り消し | /undo・/redo | 適用した変更を戻す・やり直す |
| 文脈圧縮 | /compact | 長い会話を要約してトークンを節約 |
| 共有 | /share | 会話を公開URL化(後述の注意あり) |
| 非対話実行 | opencode run | CIやスクリプトから実行(–format jsonあり) |
入力欄で@を打つとファイルをファジー検索して文脈に含められ、!で始めるとシェルコマンドをそのまま実行できます。標準エージェントはbuild(フルアクセス)とplan(編集をdeny・bashは確認)の2つ。方針をplanで固め、実装段階でbuildへ移るのが基本の流れです。
opencode.jsonの設定――配置場所・読み込み順・主要キー
グローバル設定とプロジェクト設定の読み込み順
設定はopencode.jsonに書きます。グローバル設定は~/.config/opencode/opencode.json、プロジェクト設定はリポジトリ直下のopencode.jsonです。読み込みは「グローバル→環境変数OPENCODE_CONFIG→プロジェクト直下→.opencode/ディレクトリ」の順にマージされ、後に読まれたものが勝ちます。個人の好みはグローバル、チームで揃えたいモデルや権限はプロジェクト側、と置き分けます。
{
"$schema": "https://opencode.ai/config.json",
"model": "anthropic/claude-sonnet-4-5",
"small_model": "anthropic/claude-haiku-4-5",
"default_agent": "build",
"share": "manual",
"permission": { "*": "allow", "bash": "ask" },
"instructions": ["CONTRIBUTING.md", "docs/guidelines.md"],
"agent": {
"reviewer": {
"description": "Code review specialist",
"model": "anthropic/claude-sonnet-4-5",
"tools": { "write": false, "edit": false }
}
}
}
$schemaを書いておくとエディタが補完と検証をしてくれます。トップレベルのキーはmodel/small_model/agent/provider/mcp/lsp/formatter/instructions/permission/plugin/share/skillsなどです。値の中では{env:VAR}と{file:path}が展開できるため、APIキーを設定ファイルに直書きせず環境変数から読ませられます。
テーマ設定はtui.jsonへ分離(古い記事の落とし穴)
opencode.jsonにthemeを書く解説が残っていますが、現行スキーマにthemeキーはありません。テーマ・キーバインド・差分表示は~/.config/opencode/tui.json(スキーマはhttps://opencode.ai/tui.json)に分離されており、theme/keybinds/diff_style/mouseなどをここで指定します。設定が効かないときは、まず書き込み先のファイルを疑ってください。
権限設定と安全性――「YOLOモード」の実体は–autoフラグ
permissionの3値とグロブによる細粒度制御
OpenCodeはファイル編集やシェル実行のたびに確認を挟みます。挙動はpermissionで制御し、値はallow/ask/denyの3種類。対象キーはread/edit/bash/webfetch/websearch/task/external_directory/lsp/doom_loopなどです。グロブで細かく指定でき、最後にマッチしたルールが優先されます。
{
"$schema": "https://opencode.ai/config.json",
"permission": {
"bash": {
"*": "ask",
"git *": "allow",
"npm *": "allow",
"rm *": "deny"
},
"edit": {
"*": "ask",
"src/**": "allow"
}
}
}
既定では多くがallowですが、暴走を検知するdoom_loopと作業ディレクトリ外へのexternal_directoryはask、.env系ファイルの読み取りはdeny(*.env.exampleのみallow)に設定されています。この既定を確認せずに全許可へ倒すのは危険です。
–autoを使ってよい場面・使ってはいけない場面
「opencode yolo」で探されている自動承認は、--autoフラグです(opencode --auto/opencode run --auto "...")。明示的にdenyしたもの以外をすべて自動承認し、TUIにautoインジケータが出ます。なおREADMEの「YOLO」という見出しはインストールスクリプトの節を指しており、モード名ではありません。
--autoは、使い捨てのコンテナかDockerイメージの中で、かつgitでコミット済みの状態でのみ使ってください。ホストの作業ディレクトリで、未コミットの変更を抱えたまま--autoを付けるのは、破壊的なシェルコマンドを無確認で通す運用と同義です。CIからopencode runを回す場合も、--autoに頼らずpermissionでbashの許可コマンドをグロブ列挙するほうが安全で、意図しないコマンドは明示的に落ちます。
公式ドキュメントは「OpenCodeはあなたのコードやコンテキストを保存しない」と明言しています。処理はローカルと、選んだモデルプロバイダへの直接APIコールで完結します。裏を返せば、クラウドモデルを使う限りコードはそのプロバイダへ送られます。外に出せないコードの答えは後述のローカルLLMです。
認証情報は~/.local/share/opencode/auth.jsonに平文で保存されるため、端末のアクセス管理は必須です。もう一点、/shareは会話をOpenCodeのCDNへアップロードし公開URLを発行する機能です。公開範囲を理解せずに使うと社内コードが外部から読める状態になるので、組織で使うならshareを"manual"または無効に固定してください(企業向けにはSSO限定や自前ホストの選択肢もあります)。
ローカルLLM(Ollama・LM Studio)での運用設定
コードを外部へ一切送りたくない場合は、OpenAI互換エンドポイントを持つローカル推論サーバをプロバイダとして登録します。OllamaとLM Studioは公式ドキュメントに設定例があります。
{
"$schema": "https://opencode.ai/config.json",
"provider": {
"ollama": {
"npm": "@ai-sdk/openai-compatible",
"name": "Ollama (local)",
"options": { "baseURL": "http://localhost:11434/v1" },
"models": { "llama2": { "name": "Llama 2" } }
},
"lmstudio": {
"npm": "@ai-sdk/openai-compatible",
"name": "LM Studio (local)",
"options": { "baseURL": "http://127.0.0.1:1234/v1" },
"models": { "google/gemma-3n-e4b": { "name": "Gemma 3n-e4b (local)" } }
}
}
}
登録後は/modelsにローカルモデルが並び、APIキーなしで動きます。もっともコーディングエージェントはツール呼び出しの精度が実用性に直結するため、モデル選びを誤ると編集が空振りします。手元のGPUでどのモデルなら実用に足りるかは、Pi(pi-coding-agent)をローカルLLMで動かす設定手順と実用ラインを解説がVRAM別の実用ラインを示しています。
OpenCodeの料金:本体無料・opencode Zenの無料枠・opencode Goの月額
OpenCode本体(CLI・TUI・デスクトップ・IDE拡張)は無料です。かかるのはモデル代だけで、各プロバイダへ直接支払います(BYOK)。混同されやすい有料サービスが2つあるので、分けて説明します。
opencode Zen(従量課金ゲートウェイと無料モデル枠)
opencode Zenは、コーディングエージェント向けに検証済みのモデルを厳選したAIゲートウェイです。マークアップなしの従量課金を掲げ、2026年7月時点で47モデルを1つのAPIキーで使えます。残高が$5を下回ると$20を自動チャージする仕組み(無効化可)、ワークスペース単位の月次上限、Admin/Memberのロール管理があります。
「opencode 無料枠」で探されているのは、多くの場合Zenの無料モデルです。2026年7月時点ではBig Pickle、DeepSeek V4 Flash Free、MiMo-V2.5 Free、North Mini Code Free、Nemotron 3 Ultra Freeの5つが該当します。無料モデルの顔ぶれと価格は入れ替わりが激しいため、最新は公式のZenドキュメントで確認してください。
opencode Go(月額サブスク)との違い
opencode Goは名前が似ていますが、こちらは月額サブスク型のホスティングサービスです。公式表記は「初月$5、以降$10/月」。利用上限は$12(5時間)/$30(週)/$60(月)で、DeepSeekやQwen、Kimiなどオープンモデル13種以上をUS・EU・シンガポールでホストします。プロバイダ側でのデータ保持をゼロにする(ゼロリテンション)方針を掲げている点が、「opencode go privacy」で調べる人の関心どころです。OpenCodeからは1つのプロバイダとして/connectで接続します。
使い分けの目安は単純です。従量で細かく払い、最新の商用モデルも使いたいならZen。固定費で上限つきに収めたく、オープンモデルで足りるならGoです。
日本語での利用――公式日本語ドキュメントとIME周りの既知不具合
OpenCodeは公式ドキュメントに日本語版があり(opencode.ai/docs/ja)、READMEにも日本語版README.ja.mdが用意されています。TUI自体も国際化済みで日本語ロケールを選べます。応答言語はモデル依存なので、確実に日本語で返させたいならAGENTS.mdに明記するのが早道です。
一方、日本語入力(IME)まわりには未解決の不具合が残っています。2026年7月7日報告のIssue #35746では、レビューパネルでIME変換確定のEnterが送信として扱われる回帰がオープンのままです。ほかにチャット出力の日本語コピーで文字化けする問題(#30068)、macOSのTerminal.appで変換中にTUIのレイアウトが崩れる問題(#29697)もあります。変換確定が送信になる挙動がつらい場合は、長文を/editorで外部エディタに書いて渡す回避策が現実的です。日本語での利用そのものは可能ですが、TUIに直接長文を打ち込む運用は避けたほうが無難、というのが現状です。
Claude Code・Codex CLI・Gemini CLI・Cursorとの違い
OpenCodeが選ばれる理由は、性能そのものよりもモデルの供給元を握れることとソースが公開されていることです。ベンダー公式ツールは自社モデルに最適化されている代わりに、モデルの選択肢とデータの流れ先が固定されます。
| ツール | 提供元 | ライセンス | 使えるモデル | 形態 |
|---|---|---|---|---|
| OpenCode | Anomaly | MIT(OSS) | 75以上・ローカルLLM可 | TUI+Web+Desktop |
| Claude Code | Anthropic | プロプライエタリ | Claude中心 | CLI・公式最適化 |
| Codex CLI | OpenAI | OSS(CLI本体) | GPT系中心 | CLI・ChatGPT統合 |
| Gemini CLI | OSS(CLI本体) | Gemini | CLI・個人向け終了 | |
| Cursor | Anysphere | プロプライエタリ | 複数(GUI内で選択) | エディタ本体 |
| Crush | Charm | OSS(Go) | 複数プロバイダ | 元祖opencodeの後継 |
移行コストも実務では効きます。OpenCodeはCLAUDE.mdをフォールバックで読むため、Claude Codeのスキルで業務と動画編集を自動化する活用法・作成手順【2026年最新】で運用しているようなプロジェクトルールを書き直さずに持ち込めます。GPT系・Gemini系との比較はCodex CLIとは?インストール・使い方・プロキシ設定・主要コマンドを解説とGemini CLIとは?2026年6月の個人向け終了とAntigravity CLI移行・使い方まで解説、エディタごと乗り換える判断ならCursor Proとは|料金プラン・無料版との違い・できることを解説【2026年版】が参考になります。
逆に、OpenCodeを選ぶべきでない場面もはっきりしています。ベンダーの公式サポート窓口が必要な組織、更新の速さが運用リスクになる現場(ほぼ毎日リリースされます)、GUIで完結させたいチームでは、公式ツールやCursorのほうが合います。デスクトップアプリはBETAで、そこを埋める段階にはありません。
よくある質問
OpenCodeに無料枠はありますか?
OpenCode本体はMITライセンスで無料です。モデル利用料は別ですが、opencode Zenには無料モデル(2026年7月時点でBig Pickle、DeepSeek V4 Flash Freeなど)が用意されており、ローカルLLMを使えばモデル代もかかりません。GitHub Copilotを契約済みなら、その認証で接続して追加費用なしに使えます。
Windowsでも使えますか?デスクトップ版はありますか?
使えます。ScoopまたはChocolateyでネイティブに導入できますが、公式はファイルシステム性能とツール互換性の観点からWSLを推奨しています。デスクトップアプリはmacOS・Windows・Linux向けに配布されていますが、2026年7月時点ではBETA扱いです。
opencode.jsonはどこに置きますか?
個人設定は~/.config/opencode/opencode.json、プロジェクト設定はリポジトリ直下のopencode.jsonです。両方あればマージされ、プロジェクト側が優先されます。テーマはopencode.jsonではなくtui.jsonに書きます。
「オープンコード」で検索するとAIと無関係の情報が出るのはなぜですか?
同名の別概念があるためです。質的研究のデータ分析手法である「オープンコーディング(open coding)」、および特許・医療分野などで使われる符号体系がカタカナ表記で衝突します。本記事が扱うのはAIコーディングエージェントのopencode(anomalyco/opencode)で、さらにGo製の元祖opencode(現Crush)とも別物です。
日本語で使えますか?
公式ドキュメントとREADMEに日本語版があり、TUIも日本語ロケールに対応しています。ただしIME変換確定のEnterが送信になる不具合(Issue #35746)などが2026年7月時点で未解決のため、長文は外部エディタで書いて貼り付けると安全です。
アンインストールはどうしますか?
opencode uninstallで削除できます。--keep-configで設定を、--keep-dataでデータを残せます。実行前に--dry-runで対象を確認してください。