Roblox(ロブロックス)は、利用者が作ったゲームを遊び、自分でもゲームを作って公開できるオンラインのゲームプラットフォームです。1本のゲームソフトではなく、無料の制作ツール「Roblox Studio」で作られた無数のゲームが集まる場所で、アプリは基本無料、課金はゲーム内通貨のRobux(ロバックス)で行います。2026年はチャットの年齢確認の義務化、年齢別アカウントの導入、有料会員の作り替えが続き、2025年以前の解説の多くが古くなりました。この記事では2026年10月時点の公式情報をもとに、仕組み、始め方、料金、保護者の設定、収益化、ゲームの作り方を順に整理します。
まとめ:2026年10月時点のRobloxの要点
- 遊ぶのも作るのも無料。お金がかかるのはRobuxでアイテムや特典を買うときと、月額のRoblox Plusに入るときです。
- 2026年4〜6月期の1日あたり利用者は1億2,300万人。日本は前年同期比で67%増え、決算資料が例に挙げた国(インド64%増、米国・カナダ6%増)の中で最も高い伸びです。
- チャットには年齢確認が必須(2026年1月に全世界で開始)。確認を済ませると、近い年齢帯の相手と信頼できる友達とだけ話せます。
- 16歳未満は年齢別アカウント。5〜8歳はRoblox Kids、9〜15歳はRoblox Selectに割り当てられ、遊べるゲームとチャットが絞られます(2026年6月から全世界)。
- Roblox Premiumは2026年4月30日に新規販売を終了し、割引型のRoblox Plusに置き換わりました。毎月のRobux付与はPlus単体には付きません。
- 収益化はDevExで換金。13歳以上・稼いだRobuxが30,000以上などの条件があり、2025年9月5日以降に稼いだ分は1Robuxあたり0.0038ドルです。
Robloxの仕組み:遊ぶ場所と作る道具が1つになったプラットフォーム
Robloxの中のゲームは「エクスペリエンス」とも呼ばれ、大半は利用者が作っています。プレイヤーは同じアバターのまま別のゲームへ移れ、作る側はRoblox Studioでゲームを組み立て、Luau(ルアウ)というスクリプト言語で動きを付けて公開します。
運営会社と歴史(2004年設立・NYSE上場)
運営は米国のRoblox Corporationです。同社が米国証券取引委員会に出した2026年4〜6月期の四半期報告書(Form 10-Q)によると、2004年3月にデラウェア州で設立され(2025年5月にネバダ州へ登記を移転)、株式はニューヨーク証券取引所(NYSE)にティッカー「RBLX」で上場しています。公式ヘルプの会社情報によると創業者はDavid Baszucki氏とErik Cassel氏です。一般向けのサービス開始は2006年です(公式ニュースルーム)。
利用者数と年齢層(2026年4〜6月期の公表値)
規模は決算資料で確認できます。2026年7月30日公表の株主向け書簡の数字は次のとおりです。年齢の割合は、年齢確認を済ませた利用者だけの構成比です。確認済みは1日あたり利用者の57%なので、全利用者の構成とは一致しない点に注意してください。
| 指標(2026年4〜6月期) | 数値 |
|---|---|
| 1日あたり利用者(DAU) | 1億2,300万人(前年比10%増) |
| 利用時間の合計 | 290億時間(前年比5%増) |
| 日本のDAU伸び率 | 前年比67%増 |
| 年齢確認済みの割合 | DAUの57% |
| 確認済みのうち13歳未満 | 35% |
| 確認済みのうち13〜17歳 | 38% |
| 確認済みのうち18歳以上 | 27% |
確認済みの利用者の65%は13歳以上です。確認済みは全体の57%なので偏りはありえますが、「小さな子どもだけのゲーム」という見方は実態と離れています。日本では利用時間も前年比61%増えています。
マインクラフト・フォートナイト(UEFN)との違い
「作って遊べる」という点で比べられやすい2つとの違いは、作品をどこで誰に遊んでもらうかにあります。
| 項目 | Roblox | マインクラフト | フォートナイト(UEFN) |
|---|---|---|---|
| 本体の価格 | 無料 | 有料 | 無料 |
| 作る道具 | Roblox Studio | ゲーム内のブロック・MOD等 | UEFN(PC) |
| スクリプト言語 | Luau | Java(MOD)・JavaScript(統合版) | Verse |
| 公開先 | Roblox上で全世界 | 自分のワールド・サーバー | フォートナイト内の島 |
| 換金の仕組み | DevEx(13歳以上) | Marketplaceは審査制 | Epicの報酬制度(18歳以上) |
プログラミング学習として比べたい場合はマイクラでプログラミング学習の4つの環境、フォートナイトでの制作はUEFNのやり方と島の公開手順で詳しく扱っています。アバターで集まって交流することが目的なら、VRChatとメタバースの違いも比較材料になります。
Robloxの始め方:アカウント作成からゲームの起動まで
アカウントを作る手順と生年月日の扱い
- 公式サイトかアプリの登録画面で、生年月日・ユーザー名・パスワードを入力する(アカウントを作れるのは5歳以上)。
- メールアドレスを登録して確認する(パスワードを忘れたときの復旧とDevExに必要)。
- 2段階認証を有効にする。
生年月日はあとから効いてきます。公式ヘルプによると、年齢確認をしていない利用者は登録時の生年月日で振り分けられ、9歳未満はRoblox Kids、9歳以上はRoblox Selectになり、どちらもチャットはオフです。子どもに大人の生年月日で登録させても、チャットを使うには顔年齢推定かID確認を通る必要があるため、正しい生年月日で登録して保護者アカウントとつなぐ方が設定の自由が利きます。
対応デバイスと動作条件(Switch・Steam・Linuxは非対応)
機種をまたいで同じゲームに参加できるクロスプレイに対応しています。2026年10月時点の公式ヘルプの条件は次のとおりです。
| 区分 | 対応と主な条件 |
|---|---|
| Windows | Windows 10・11の64ビット版 |
| Mac | macOS 10.13以降 |
| iPhone・iPad | iOS・iPadOS 14以降 |
| Android | Android 8.0以降(OpenGL ES 3.0対応) |
| Chromebook・Fireタブレット | 対応(ChromeOSはGoogle Playが必要) |
| 家庭用ゲーム機 | Xbox One・Series X|S、PS4・PS5(日本で提供) |
| VR | Meta Quest 2・Pro・3(10歳以上) |
| 非対応 | Nintendo Switch・Switch 2・Steam・Linux |
PCの条件はComputer Hardware & Operating System Requirements、スマホはRoblox Mobile System Requirementsが出典です。Nintendo Switchについては、Robloxも任天堂も対応版を発表していません。Steamのストア検索APIで「roblox」を引いても該当は0件でした(2026年10月20日)。「Switchで遊べる」とする動画やDNS設定の手順は、ゲームの起動にRobloxのアプリが要る以上、成立しません。Meta Questで遊ぶ場合のヘッドセットの選び方はMeta Quest 3のスペックと3Sとの違いを参照してください。
Webサイトとアプリの役割分担(ブラウザ単体でのプレイは不可)
roblox.comはブラウザで開けますが、ブラウザの中でゲームが動くわけではありません。PCではサイトでログインしてゲームの再生ボタンを押すと、初回だけRoblox Playerのインストールを求められ、以降はPlayerが起動してゲームが始まります(公式手順)。Webサイトで済むのは、アカウント管理、ゲームやアバターアイテムの検索、保護者設定、Robuxの購入です。会社や学校のPCでアプリのインストールが禁止されていると遊べないのはこのためです。
表示を日本語にする設定
英語表示になっている場合は、ブラウザ版なら右上の歯車アイコン、アプリならメニューの「…」から設定を開き、「Account Info」の「Personal」にある言語で日本語を選びます(公式手順)。日本語にしても、ゲーム内の文字は作者が翻訳を用意していなければ英語のままです。Roblox Studioは、Studio Settings(Windowsは Alt+S、Macは ⌥+S)の検索欄に「Language」と入れ、表示された言語の項目で日本語を選んでStudioを再起動します。日本語版のStudioは2021年8月の公式告知から提供されています。
料金の仕組み:基本無料、RobuxとRoblox Plus
アプリもほとんどのゲームも無料で、お金が動くのはRobuxの購入とRoblox Plusの加入だけです。
Robuxの使い道と買い方
Robuxはゲーム内通貨で、アバターの服やアクセサリー、ゲームごとの有料特典(ゲームパス)、ゲーム内のアイテム(開発者商品)の購入に使います。購入はアプリ内課金、公式サイト、ギフトカードのいずれかです。価格の例として、日本のXbox公式ストアでは400Robuxが800円、800Robuxが1,600円、1,700Robuxが3,200円、4,500Robuxが8,000円、10,000Robuxが15,800円です(2026年10月20日時点)。Xboxストアでの最小の単位は400Robux・800円です。公式サイトやスマホのアプリ内課金では価格の並びや付くボーナスが異なることがあるので、購入画面の表示で確認してください。スマホのアプリ内課金はApple・Googleの決済に乗るので、保護者は端末側の購入承認(ファミリー共有・ファミリーリンク)とRobloxの支出上限(12歳まで)を両方かけておくと二重の歯止めになります。13歳以上はRobloxの支出上限がかからないため、端末側の承認と支出通知で見守ります。
Roblox Premiumの販売終了とRoblox Plus(2026年4月30日〜)
月額の有料会員はRoblox PremiumからRoblox Plusに替わりました。Premiumのヘルプによると、Premiumは2026年4月30日で新規購入ができなくなり、加入中の人は続けられますが、解約すると再加入できません。5月30日にはPremiumのRobux購入時10%ボーナスとロゴも廃止されました。
| 項目 | Roblox Plus | Roblox Premium(既存会員のみ) |
|---|---|---|
| 新規加入 | 可(月4.99ドル) | 不可(2026年4月30日終了) |
| 毎月のRobux | なし(Plus 500/1000/2000は付く) | あり |
| アイテム割引 | 10%、3か月目から20% | なし |
| Robuxの送金 | 手数料無料 | なし |
| プライベートサーバー | 無料(9月24日から1ゲーム1台) | なし |
| トレード・再販 | 可 | 可 |
Plusの割引は100万Robuxを超えるアイテムや再販品には効きません。Robuxの送金は送り手・受け手とも年齢確認済みの18歳以上が条件で、18歳未満は保護者の承認が要ります。毎月Robuxを受け取りたいならPlus単体ではなく、Robux付きのPlus 500/1000/2000を選びます。月額は2026年4月10日の発表で4.99米ドルとされており、日本円の金額は購入画面の表示で確認してください。
「Robux無料」サイトによるアカウント乗っ取りの手口
ログイン情報と引き換えにRobuxを配る公式の仕組みはありません。「無料Robux」「Robux生成ツール」をうたうサイトや動画は、ユーザー名とパスワードを入力させてアカウントを乗っ取る手口が典型です。公式以外の場所でパスワードを入力しないことと、2段階認証を有効にすることを家庭のルールにしてください。公式手順では、設定の「セキュリティ」タブで認証アプリやメールなどの方式を1つ選んでオンにします。メールアドレスの確認が済んでいないと有効にできないので、登録時に確認まで終えておきます。
遊べるゲームの種類と長く遊ばれている定番
入り口にしやすい定番をジャンル別に挙げます。
- ロールプレイ・生活:街で暮らす「Brookhaven RP」、ペットを育てる「Adopt Me!」。戦闘が無く、親子で遊び始めやすい。
- アスレチック(オビー):障害物を越えて上を目指す「Tower of Hell」。操作に慣れる練習にもなる。
- アクションRPG:海賊を題材にした「Blox Fruits」。育成とやり込みが長い。
- ホラー・脱出:扉を開けて進む「Doors」。怖さの度合いが強いので年齢を見て選ぶ。
- 短期で流行するゲーム:2025年は「Grow a Garden」が約2,240万人の記録を作り、10月に「Steal a Brainrot」が初めて同時接続2,500万人を超えた(PocketGamer.biz)。流行の入れ替わりは速い。
子どもに選ばせる前に、ゲームページの「コンテンツの成熟度」(Minimal・Mild・Moderate等)を確認してください。Roblox Kidsでは Minimal と Mild、Roblox Selectでは Moderate までしか表示されません。
子どもに遊ばせて大丈夫か:2026年の年齢確認と保護者の設定
見知らぬ人とつながれるサービスなので、設定なしで子どもに渡すのは勧めません。米国では子どもの安全をめぐり、テキサス州など10州とロサンゼルス郡がRobloxを提訴しています(2026年7月30日時点・係争中、四半期報告書)。2026年に仕組みが作り替えられたため、以前に設定した家庭も見直しが必要です。
チャットに必要な年齢確認(顔年齢推定・ID確認)
公式ヘルプによると、テキスト・ボイス・フレンドとのチャットを使うには、全員が年齢確認を済ませる必要があります。2025年12月にオーストラリア・ニュージーランド・オランダで先行し、2026年1月7日から全世界へ広がりました。方法はカメラで顔を撮る顔年齢推定(外部のPersona社が実施し、画像・動画は処理後に削除)か、政府発行の身分証によるID確認(13歳以上のみ)です。推定結果で5〜8歳、9〜12歳、13〜15歳、16〜17歳、18〜20歳、21歳以上の6つの年齢帯に分けられ、チャットできるのは近い年齢帯の相手と、信頼できる友達(Trusted Friends。13歳未満は追加に保護者の許可が必要)だけです。大人と子どもの接触を減らすことが目的の仕組みです。
Roblox Kids(5〜8歳)とRoblox Select(9〜15歳)
2026年6月16日から全世界で、16歳未満は年齢別のアカウントになりました。
| 項目 | Roblox Kids | Roblox Select | Roblox |
|---|---|---|---|
| 年齢 | 5〜8歳 | 9〜15歳 | 16歳以上 |
| 遊べるゲーム | Minimal・Mild | Moderateまで | Restricted以外(確認済みの18歳以上は可) |
| チャット | 既定でオフ | 年齢に応じて段階的 | 確認済みなら既定でオン |
交流目的の「たまり場」系や自由に絵を描けるゲームは16歳以上に限られます。株主向け書簡では、KidsとSelectで遊べるゲームは約30,000本(導入時から約50%増)と報告されています。カタログ外のゲームを遊ぶには年齢確認が必要です。KidsでもSelectでも、子どもが申請したゲームを保護者が「許可したゲーム(Allowed games)」で個別に認められます(評価が未確定のContent May VaryのゲームはSelectだけ)。
保護者アカウントの連携でできること
保護者は自分のRobloxアカウントを作り、子どものアカウントとつなぐことでペアレンタルコントロールを使えます。子どもが12歳までは、利用時間の上限、毎月の支出上限、フレンドの確認とブロック、チャットの可否、遊べるゲームの許可・ブロックをすべて保護者が決められます。13歳からは利用時間とブロックの管理が子ども本人に移り、支出上限もかからなくなります。15歳までは、特定のゲームの許可・ブロックとダイレクトチャットの制限が保護者側に残ります。16歳以上で保護者に残るのは、支出や利用状況の通知だけです。子どもの年齢を顔年齢推定が誤った場合も、連携した保護者アカウントから直せます。
起きやすいトラブルと家庭での対策
- ゲーム外へ誘い出される:チャットで別のSNSやメッセージアプリに誘われるのが典型。「Robloxの外で連絡先を交換しない」を家庭のルールにする。
- 高額課金:保護者の支払い情報が端末に残っていると起きやすい。Robloxの支出上限と、端末の購入承認を両方かける。
- 年齢に合わない表現:アカウント種別で絞られるが、ゲーム内の利用者が作った看板やアバターまでは完全に防げない。見つけたら通報とブロック。
通報は相手のプロフィールからではなく、ゲーム内で左上のメニューを開き、旗のアイコンか「Report」タブから問題のチャットや相手を選んで送ります。公式ヘルプによると、プロフィールからの通報ではモデレーターが問題の発言を確認できません。子どもにはこの手順を一度一緒に操作して見せておくと、困ったときに使えます。
小学校低学年の子どもに初めて遊ばせるなら、チャットはオフのまま、保護者と同じ部屋で、保護者が選んだゲームから始めるのが無難です。チャットを解禁するのは、上のルールを子どもが自分の言葉で説明できるようになってからで遅くありません。
Robloxで稼ぐ:DevExの条件と換金レート
作ったゲームでゲームパスや開発者商品が売れると作者にRobuxが入り、この「稼いだRobux(Earned Robux)」を現金に換える公式制度がDevEx(Developer Exchange)です。DevExの概要とヘルプページの条件をまとめます。
| 条件・レート | 内容(2026年10月時点) |
|---|---|
| 最低額 | 稼いだRobuxが30,000以上 |
| 年齢 | 13歳以上 |
| メール | 確認済みのメールアドレス |
| その他 | 規約違反がなく、DevExポータルに登録 |
| レート(2025年9月5日以降の獲得分) | 1Robux=0.0038ドル(30,000で114ドル) |
| レート(それ以前の獲得分) | 1Robux=0.0035ドル(30,000で105ドル) |
| 米国18歳以上の課金分(2026年6月8日〜) | 1Robux=0.0054ドル(対象ゲームのみ) |
買ったRobux、ギフトカードで得たRobux、Premiumの毎月付与分、トレードや再販で得たRobuxは換金できません。2026年6月8日からは、年齢確認済みの米国の18歳以上の利用者が開発者商品・ゲームパス・サブスクリプション・プライベートサーバーに使った分に、0.0054ドルのU.S. 18+ DevExレートが付きます。対象になるのは、プレイヤーのアバターをR15に固定しているなどの条件を満たすゲームだけです。四半期報告書によると、2026年6月30日時点でDevExに登録しているクリエイターは42,000人超です。最低額の30,000Robuxでも114ドルなので、最初の目標は換金より「遊ばれるゲームを1本出す」ことに置く方が現実的です。
Roblox Studioでゲームを作る:Luauの最初のスクリプト
公式ドキュメントのサンプルで、最初の1本を動かすところまでを示します。
Roblox Studioの導入とBaseplateテンプレート
Roblox StudioはWindowsとMacで使える無料の制作ツールで、Robloxのアカウントでログインします。起動後に「Baseplate」などのテンプレートを開けば、地面だけの空のゲームから始められます。1人で作るだけなら年齢確認は要りません。公式ヘルプによると、Team Createで他の人と同時に編集するには年齢確認が必要で、年齢帯の違う相手と組むには信頼できる友達になるか、16歳未満なら保護者の許可が要ります。
Luauで作る「触れたらGold加算」の仕組み
Luauは、Lua 5.1とできる限り後方互換を保ちつつ型の仕組みを足したRoblox製の言語です(luau.org)。次のコードはCreator Docsのリーダーボードの解説にあるもので、ServerScriptServiceに置いたScriptが、参加したプレイヤーごとに「Gold」の欄を作ります。
local Players = game:GetService("Players")
local function leaderboardSetup(player)
local leaderstats = Instance.new("Folder")
leaderstats.Name = "leaderstats"
leaderstats.Parent = player
local gold = Instance.new("IntValue")
gold.Name = "Gold"
gold.Value = 0
gold.Parent = leaderstats
end
Players.PlayerAdded:Connect(leaderboardSetup)
フォルダ名は小文字の leaderstats でなければ画面右上の順位表に出ません。次に、拾うと消えるアイテムにするPartの中にScriptを置き、触れたプレイヤーのGoldを10増やします。
local Players = game:GetService("Players")
local goldChunk = script.Parent
local function onPartTouch(otherPart)
local partParent = otherPart.Parent
local player = Players:GetPlayerFromCharacter(partParent)
local leaderstats = player and player:FindFirstChild("leaderstats")
local goldStat = leaderstats and leaderstats:FindFirstChild("Gold")
if goldStat then
goldChunk:Destroy()
goldStat.Value += 10
end
end
goldChunk.Touched:Connect(onPartTouch)
Partに触れたのがプレイヤーでなければ player が nil になり、and の連鎖で以降の処理が止まります。Studioの「テスト」タブで再生し、Partに触れて右上のGoldが10になれば成功です。
Luauの型注釈とstrictモードによる実行前の型検査
Luauはファイルの先頭に --!strict を書くと、実行前に型の食い違いを指摘します。Roblox以外でも動くLuauのコマンドラインツール(0.743)で、2026年10月20日に次を検査しました。
--!strict
local function addGold(current: number, amount: number): number
return current + amount
end
print(addGold(0, 10))
print(addGold(0, "10"))
型検査ツール luau-analyze は7行目をTypeError: Expected this to be 'number', but got 'string' と指摘し、終了コード1で止まりました。一方、同じファイルを luau でそのまま実行すると、エラーにならず2行とも 10 と表示されます。文字列の "10" が足し算の中で数値に変換されるためで、実行しただけでは取り違えに気づけません。
最初の1本は型注釈なしでも動きますが、テキストボックスの入力値(文字列)をスコアに足すような処理を書き始めたら、ファイル先頭に --!strict を付けて、実行前に食い違いを見つける習慣を付けておくと後で迷いません。
学習・事業で使うときの判断
小中学生のプログラミング学習に使うなら、Robloxが向くのは「作ったものを友達に遊んでもらいたい」動機がはっきりしている子です。ブロックを積むだけの段階ならScratchやマインクラフトの方が始めやすく、文字のコードに進む段階でLuauに移る順番が無理がありません。一方、チャットの年齢確認やTeam Createの年齢制限があるため、保護者が設定に関われない環境で子どもだけに任せる使い方は避けるべきです。
企業がRobloxにゲームを出す動きも国内で広がっています。ロブラボ社が主催する国内イベント「ロブフェス-Summer 2026」は、48時間で訪問数100万回を超えたと発表しています(訪問数はユニーク利用者数ではなくVisitsの回数)。日本の利用者が前年比67%増えている今、ブランドや教育の体験をRoblox上に作る場合は、Kids・Selectのカタログに載る条件(コンテンツの成熟度とたまり場要素の扱い)を企画段階で決めておくと、届けたい年齢層に表示されないという失敗を防げます。Robloxを含むゲームの企画・開発の相談はゲームアプリ開発で受け付けています。
よくある質問
Robloxは無料で遊べますか?
はい。アカウント作成、アプリ、ほとんどのゲームは無料です。お金がかかるのは、Robuxでアイテムやゲームパスを買うときと、月額のRoblox Plusに加入するときです。
ロブロックスは何歳から遊べますか?小学生でも大丈夫ですか?
Robloxのアカウントは5歳から作れて、5〜8歳はRoblox Kids、9〜15歳はRoblox Selectに割り当てられます。小学生でも遊べますが、チャットには年齢確認と、低年齢では保護者の許可が必要です。保護者アカウントを連携し、利用時間と支出の上限を決めてから始めてください。なお、日本のApp Storeでのアプリの年齢区分は13+と表示されています(2026年10月20日確認)。
RobloxはNintendo SwitchやSteamで遊べますか?
遊べません。2026年10月時点で、Nintendo Switch・Switch 2版とSteam版は提供されていません。PC(Windows・Mac)、スマホ・タブレット、Xbox、PlayStation、Meta Questで遊べます。
Robloxの表示を日本語にするには?
設定の「Account Info」の「Personal」にある言語で日本語を選びます。ゲームの中の文字は、作者が日本語訳を用意していなければ英語のまま表示されます。
ロブロックスが今できない・起動しないときは?
まず公式の稼働状況(status.roblox.com)で障害が出ていないかを確かめ、障害が無ければアプリの再起動、最新版への更新、通信環境(目安は4〜8Mbps以上)の見直しの順に試します。PCではブラウザだけでは遊べないため、Roblox Playerが入っているかも確認してください。