AI

dall-e の最新はどうなった?OpenAI画像生成の現在地(DALL-E 3廃止・gpt-image-2へ)

「dall-e 最新」を調べてこのページにたどり着いたなら、まず知っておくべき結論があります。2026年6月時点で、OpenAIの最新画像生成モデルはもはやDALL-E 3ではありません。DALL-E 2とDALL-E 3はAPIで2026年5月12日に廃止され、現行の主力はgpt-image-2(ChatGPTでは「Images 2.0」)に置き換わりました。本記事は、この移り変わりを公式情報で整理し、今から画像生成を始める人・既存のDALL-E APIを使っている開発者の双方が、何を選び・どう移行すればよいかまでを示します。

まとめ:OpenAIの最新画像生成はgpt-image-2、DALL-E 3は2026年5月廃止

先に要点だけまとめます。DALL-Eというブランドは役目を終え、OpenAIの画像生成は「gpt-image系」へ世代交代しました。

  • 最新モデルはgpt-image-2。ChatGPT上の呼称は「ChatGPT Images 2.0」で、2026年4月21日に発表されました。推論を統合した「thinkingモード」、最大2K解像度、日本語を含む多言語テキスト描画が特徴です。
  • DALL·E 2・DALL·E 3はAPIで2026年5月12日に廃止。開発者への通知は2025年11月14日でした。古いmodel="dall-e-3"呼び出しは動かなくなります。
  • ChatGPTの一般ユーザーはすでに自動移行済み。2025年12月にDALL-E 3からgpt-image-1.5へ切り替わっており、多くの人は意識せず新モデルを使っています。
  • 今から使うなら:無料で試すならChatGPT無料枠かMicrosoft Copilot、本格的に使うならChatGPT Plus、自動化したいならOpenAI APIのImages(gpt-image-2)です。

以下では、系譜の整理から無料での使い方、料金、プロンプト、他ツール比較、そして旧DALL-E APIからgpt-image系への移行コードまでを順に解説します。

DALL-Eの最新状況とモデル系譜:DALL-E 2→3→gpt-image-2まで

DALL-Eは2021年に登場したOpenAIの画像生成モデルの名前で、2022年のDALL-E 2、2023年のDALL-E 3とバージョンを重ねてきました。しかし2025年以降、OpenAIは「DALL-E」という独立ブランドを畳み、言語モデルと統合した「gpt-image」系へ主軸を移しています。「dall-e 最新」という検索意図に対する2026年時点の正答は、もはやDALL-E 3ではなくgpt-image-2です。

読み方は「ダリ」、名前はサルバドール・ダリとWALL-E由来

「dall-e 読み方」「dall-e 3 読み方」もよく検索されます。DALL-Eは日本では一般に「ダリ」と読まれ(英語では「ダレ」に近い発音も使われます)、DALL-E 3は「ダリ スリー」と呼ばれます。名称はシュルレアリスムの画家サルバドール・ダリと、ピクサー映画『WALL-E(ウォーリー)』を掛け合わせた造語とされています。アート性と技術の融合を象徴したネーミングです。

系譜と廃止日:gpt-image-1→1.5→2への置き換え

ブランドの移り変わりを時系列で押さえると、今どのモデルを使うべきかが明確になります。次の表は主要モデルの本流を示したもので、軽量版のgpt-image-1-miniなど派生モデルは省いています。

モデル 登場時期 位置づけ・現状
DALL·E 2 2022年 2026年5月12日にAPI廃止
DALL·E 3 2023年 2026年5月12日にAPI廃止。ChatGPTでは2025年12月に自動移行終了
gpt-image-1 2025年 言語モデル統合の第1世代Images API
gpt-image-1.5 2025年12月16日 ChatGPTの既定画像モデル(無料/Plus/Pro/Team)
gpt-image-2 2026年4月21日 最新・推論統合・最大2K。ChatGPT/APIの既定

つまり「DALL-E 3はもう使えないのか」という疑問への答えは、APIではYes(2026年5月12日廃止)、ChatGPTでも2025年12月以降は内部的にgpt-image系へ置き換わっている、です。GPT-Image-2の登場時点の詳細はChatGPT GPT-Image-2の正体と2026年4月時点の最新公開状況でも整理しています。

gpt-image-2(Images 2.0)でDALL-E 3から何が変わったか

gpt-image-2はDALL-E 3の単なる後継というより、画像生成の作り方そのものを変えたモデルです。DALL-E 3が拡散モデル(diffusion model)ベースで「プロンプト→一発生成」だったのに対し、gpt-image-2は描く前に推論を挟む設計になっています。

thinkingモード:描く前に計画・検索・自己チェック

最大の変化が「thinkingモード」です。OpenAIによれば、gpt-image-2は生成前にレイアウトを計画し、必要に応じてWebで参照情報を検索し、出力を自己点検します。従来は苦手だった「複雑な指示の取りこぼし」「文字が崩れる」といった弱点を、推論で先回りして潰す発想です。インフォグラフィックやポスターのように要素が多い画像で差が出ます。

テキスト描画・日本語・最大2K解像度

実用面で効くのがテキスト描画の精度向上です。DALL-E 3では画像内の文字、とりわけ日本語などの非ラテン文字が崩れがちでしたが、gpt-image-2は日本語・韓国語・中国語・アラビア語・ヒンディー語などの多言語テキストを高精度に描けると公式に明記されています。「日本語テキストは描けるか」という検索意図に対しては、gpt-image-2世代で実用域に入った、というのが2026年時点の答えです。解像度も最大2K(約2000px)まで対応し、可変アスペクト比にも対応します。

diffusion modelからの転換:仕組みの位置づけ

「diffusion model 解説」を求める読者向けに補足すると、拡散モデルはノイズ画像から徐々にノイズを除去して目的の画像へ近づける方式で、DALL-E 2/3の中核技術でした。gpt-image系は言語モデルのマルチモーダル生成に寄せた設計で、テキスト理解と画像出力を一体で扱うため、指示の解釈と文字描画に強いという違いがあります。仕組みの細部は今後も更新されうるため、最新の技術解説は公式ドキュメントで確認するのが確実です。

今から使う方法:ChatGPT無料・Plus・Copilotのどれを選ぶか

「dall-e 3 無料」「dall-e 使い方」「copilot 画像生成」を調べている人が知りたいのは、結局どこで今すぐ画像を作れるか、です。2026年時点の現実的な選択肢は次の3つで、用途で選び分けます。

無料で今すぐ:ChatGPT無料枠とMicrosoft Copilot

費用をかけずに試すなら、ChatGPTの無料プランかMicrosoft Copilotが入口です。ChatGPT無料プランは1日あたりの上限付きで画像生成を利用でき(上限枚数は時期により変動します)、内部モデルはgpt-image系に自動で切り替わっています(モデルを手動指定はできません)。Microsoft CopilotはWindowsやブラウザから無料で画像生成が使え、かつてのBing Image Creator系の流れを汲みます。まず雰囲気を掴むなら、この2つのどちらかで十分です。

本格的に使う:ChatGPT Plus

枚数を多く作りたい・編集を繰り返したいならChatGPT Plus(月額20ドル前後)が現実解です。無料枠より生成上限が大きく、待ち時間も短くなります。Plus以上では画像生成が安定して使え、料金やプランの違いの詳細はChatGPT Goとは?料金・Plusとの違い・できることをわかりやすく解説【2026年最新】もあわせて確認すると、自分に合うプランを判断しやすくなります。

選び方の結論

迷ったら次の基準で決めて構いません。試すだけなら無料(ChatGPTかCopilot)。日常的に何十枚も作るならPlus。自社サービスやバッチ処理に組み込むならAPI(後述)。SNS用に時々作る程度の人がいきなりAPIを契約するのは過剰で、無料枠かCopilotで十分です。

料金:ChatGPT・Copilot・APIの費用構造(確定値と注記)

「openai 料金」「生成ai サブスク」の意図に答えます。料金は変動が速いため、ここでは枠組みと2026年時点の目安だけを示し、確定額は公式での確認を前提とします。

使い方 費用の目安 向いている人
ChatGPT無料 0円(枚数上限あり) まず試したい人
Microsoft Copilot 無料枠あり Windows中心で手早く作る人
ChatGPT Plus 月20ドル前後 日常的に多く作る人
OpenAI API(gpt-image-2) トークン従量 自動化・組み込み開発者

APIは1枚いくらの固定ではなくトークン課金です。OpenAIの計算機ベースの推定では、1024×1024の画像で低品質が約0.006ドル、中品質が約0.053ドル、高品質が約0.211ドル程度とされます(これは推定であり確定の定価ではありません)。編集で参照画像を渡すと入力トークンが増え、コストは上振れします。非同期で良ければBatch APIで各トークン単価が50%下がります。実額は用途で大きく変わるため、最新の単価は公式の料金ページで確認してください。

プロンプトのコツ:最新モデル前提の書き方とポリシー

gpt-image-2は指示の解釈力が上がったぶん、プロンプトの書き方も変わります。DALL-E 3時代の「キーワードを詰め込む」より、文章で意図と構図を具体的に伝えるほうが結果が安定します。

  • 主題・構図・スタイル・文字を分けて書く:「何を」「どの配置で」「どの画風で」「画像内に入れる文字」を文で指定する。多要素のポスターやインフォグラフィックほど効果が出ます。
  • 画像内テキストは引用符で明示:描かせたい文言を「」で囲んで渡すと、日本語でも崩れにくくなります。
  • 失敗パターン:抽象的な形容詞(「おしゃれに」「いい感じに」)だけのプロンプトは再現性が低く、ここは避けるべきです。具体的な被写体・色・レイアウトに落とすのが先決です。

ポリシー面では注意が必要です。実在の著名人や現役アーティストの名前を指定して「その人物そっくり」「その作家の画風で」と生成させる使い方は、肖像・著作権・利用規約の観点で制限されます。スタイルを参考にしたい場合は、特定個人名ではなく一般的な技法・時代様式・色調で記述するのが安全です。

他ツール比較:Midjourney・Stable Diffusion・Geminiとの違い

「画像生成ai おすすめ」「画像生成 比較」で来た読者向けに、2026年時点での立ち位置を整理します。横並びで優劣を断じるより、得意分野が違うと捉えるのが実態に近いです。

ツール 強み 向く用途
gpt-image-2(OpenAI) 指示理解・文字描画・推論 文字入り画像、業務資料、編集
Midjourney 絵としての完成度・作風 アート・コンセプト
Stable Diffusion ローカル実行・拡張性 カスタマイズ・商用基盤
Gemini系画像 Googleサービス連携 Workspace中心の運用

選び分けの実務的な結論はこうです。画像の中に正確な日本語テキストを入れたい・指示通りの構図が欲しいならgpt-image-2。芸術性の高い一枚絵を狙うならMidjourney。手元の環境で自由に改造・量産したい開発者ならStable Diffusionで、こちらは世界最高峰の画像生成AI「Stable Diffusion 3 8B+」の詳細とその実力を探るが参考になります。オープン系で別の選択肢を比較したい場合は、画像生成AIの選定で押さえるべきFLUX.2の基本設計と技術的優位性もあわせて検討すると判断材料が増えます。

商用利用・著作権・禁止事項:規約とC2PA/SynthID

業務で使うなら、生成物の扱いと出所表示のルールを押さえる必要があります。「dall-e 商用利用」の意図に答えます。

商用利用と生成物の扱い

OpenAIの規約上、ユーザーが生成した画像は基本的に商用利用が認められています。ただし、第三者の権利を侵害する内容(実在人物の肖像、既存キャラクターやブランドロゴの無断再現など)は規約・各国法の両面で問題になり得ます。最終的な権利関係は用途と各国の著作権法に依存するため、広告や販売物に使う場合は社内で法務確認を行うのが安全です。最新の利用規約は公式で確認してください。

出所表示:C2PAとSynthIDによる来歴記録

2026年時点で、ChatGPTやgpt-image-2が生成した画像には、出力時に暗号署名付きのメタデータであるC2PA(Content Credentials)が付与されます。これは「いつ・どのモデルが作ったか」を記録する出所証明です。ただしC2PAメタデータはスクリーンショットや他ツールでの再書き出しで失われることがあるため、配布後も必ず残るわけではありません。そこでOpenAIは2026年5月19日にC2PAの運営委員会へ参加し、メタデータが失われても残りにくい不可視透かしSynthIDを併用する方針を示しました。生成画像がAI由来であることは技術的に判定できる前提で運用する、という流れです。

API移行:旧dall-e-3からgpt-image-2への書き換え

ここが既存開発者にとって最重要です。DALL·E系APIは2026年5月12日に廃止されたため、旧コードはそのままでは動きません。現行のImages APIへ書き換える必要があります。

廃止される旧コード(openai.Image.create / dall-e-3)

かつてのSDKで使われていた次の形式はすでに非推奨・廃止対象です。残しておくと将来エラーになります。

# 旧(廃止対象。動かなくなる)
import openai
response = openai.Image.create(
    model="dall-e-3",
    prompt="a white siamese cat",
    n=1,
    size="1024x1024"
)
print(response["data"][0]["url"])

現行コード(client.images.generate / gpt-image-2)

現行のPython SDKでは、クライアントを生成してimages.generateを呼び出し、モデルにgpt-image-2を指定します。「size」「n」「prompt」といったパラメータの考え方は引き継がれており、1024×1024などのサイズ指定も使えます。

from openai import OpenAI

client = OpenAI(api_key="your-api-key")

result = client.images.generate(
    model="gpt-image-2",
    prompt="a white siamese cat",
    size="1024x1024",
    n=1
)
print(result.data[0].url)

移行時の要点は次の通りです。nで複数枚をまとめて生成でき(一度に出せる枚数の上限はプランや時期で変わるため公式ドキュメントで確認してください)、品質はquality(low/medium/high)で指定します。gpt-image-2は推論を伴う「thinkingモード」や最大2K(約2000px)のサイズ指定にも対応しますが、利用可否や引数名はティアや仕様改定で変わるため、最新の指定方法は必ず公式ドキュメントで確認してください。なお画像エンドポイントは新規アカウントだと支払い情報の登録後に解放され、API無料ティアではgpt-image-2を利用できない点にも注意してください。OpenAIのGPT Image API(gpt-image系)の基礎はOpenAIのGPT Image API(gpt-image-1)の概要と基本機能の紹介で確認できます。パラメータの最新仕様は変動するため、本番投入前に公式ドキュメントで最終確認してください。

よくある質問(FAQ)

DALL-Eの読み方は?

日本では一般に「ダリ」と読まれます(英語では「ダレ」に近い発音も使われます)。DALL-E 3は「ダリ スリー」です。名称は画家サルバドール・ダリと映画『WALL-E(ウォーリー)』を掛け合わせた造語とされ、アート性とロボット(AI)の融合を象徴しています。

DALL-Eは無料で使えますか?

はい、無料で試せます。ChatGPTの無料プランで1日あたりの上限付き(枚数は時期により変動)で画像生成が可能で、内部モデルは現行のgpt-image系に自動で切り替わっています。Microsoft Copilotも無料枠で画像生成に対応しています。枚数を多く作るならChatGPT Plus(月20ドル前後)が現実的です。

DALL-E 3はもう使えないのですか?

APIでは2026年5月12日に廃止され、利用できなくなりました。ChatGPTでも2025年12月にDALL-E 3からgpt-image-1.5へ自動移行が完了しており、現在は最新のgpt-image-2が既定です。今からはgpt-image-2(ChatGPT Images 2.0)を使うことになります。

gpt-image-2は日本語のテキストを画像に描けますか?

描けます。gpt-image-2は日本語を含む多言語のテキスト描画精度が大きく向上したとOpenAIが公式に明記しています。DALL-E 3世代では崩れがちだった画像内の日本語が、実用域に入ったのが大きな進化点です。描かせたい文言は「」で囲んで明示すると安定します。

生成した画像は商用利用できますか?

OpenAIの規約上、自分が生成した画像は基本的に商用利用が可能です。ただし実在人物の肖像や既存キャラクター・ロゴの無断再現など、第三者の権利を侵害する内容は規約・各国法の両面で問題になり得ます。広告や販売物に使う際は法務確認を行い、最新の利用規約を公式で確認してください。

関連記事

資料請求

RELATED POSTS 関連記事