オーディエンス拡張とは、広告主が指定したオーディエンス(既存顧客・サイト訪問者・興味関心のセグメントなど)に似たユーザーまで、媒体が自動で配信対象を広げる機能です。「拡張配信」とも呼ばれます。ただし2026年現在、Google広告で「オーディエンス拡張」の名前が付いた設定は動画キャンペーンの認知・比較検討目標に限られ、ディスプレイ広告では「最適化されたターゲティング」が既定で有効になっています。名前と実際の挙動が媒体ごとにずれているため、どの設定で配信が広がっているかを先に把握する必要があります。
まとめ:オーディエンス拡張の要点
- 定義:指定したオーディエンス(シード)に似たユーザーへ配信を広げる機能。手動ターゲティングへの上乗せとして働く。
- Google広告:オーディエンス拡張は認知・比較検討向けの動画キャンペーンだけ(新規作成時の目標名は現在[YouTube のリーチ、視聴回数、エンゲージメント])。ディスプレイ・デマンド ジェネレーションでは最適化されたターゲティングが既定でオン(P-MAX・アプリは常時オン)。類似セグメントはデマンド ジェネレーション専用で、2026年に「提案モード」へ移行し2.5%・5%・10%の上限が制約でなくなった。
- Meta広告:類似オーディエンス(サイズを割合で指定)と、詳細ターゲット設定(興味関心など)の条件の外へ広げるAdvantage+ 詳細ターゲット設定。
- LINEヤフー広告:2026年4月1日にYahoo!広告とLINE広告が統合。ディスプレイ広告の類似ユーザーは10段階の拡張範囲で指定する。
- 使うべきでない場面:目的に合うシードを用意できない、指定した層だけに届ける必要がある、検証しても許容CPAを超えるリード獲得。広げた分の成果は拡張分の行で切り分けて判断する。地域・言語の指定は拡張後も守られる。
オーディエンス拡張とは:指定した層に似たユーザーまで配信を広げる機能
広告のオーディエンスは「配信対象として指定するユーザーの集まり」です。オーディエンス拡張は、この指定した集団を起点(シード)にして、属性や行動が似ているユーザーを媒体が推定し、配信対象に加えます。通常のターゲティングが「条件に合う人だけ」に届けるのに対し、拡張は「条件に合う人に似た人」まで届けます。成果の出ているオーディエンスを起点に母数を増やせるため、リターゲティング広告の対象者が枯れて配信量が頭打ちになったときの次の手として使われます。
オーディエンスとオーディエンスセグメントの種類
Google広告では、配信対象の単位を「オーディエンス セグメント」と呼びます。以前の「オーディエンス タイプ」がオーディエンス セグメントに、「リマーケティング」が「広告主様のデータ」に名称変更されています(Google 広告ヘルプ「オーディエンス セグメントについて」)。拡張の起点になるのは、このどれかです。
| セグメント | 何でユーザーを括るか | 拡張の起点としての向き不向き |
|---|---|---|
| アフィニティ | 習慣・長期の興味関心 | 広く、認知向け |
| 購買意向 | 最近の購入意向 | 獲得寄りの起点 |
| ライフイベント | 引っ越し・結婚などの節目 | 時期が限られる商材 |
| 詳しいユーザー属性 | 子供の有無などの長期特性 | 属性で決まる商材 |
| カスタム セグメント | 入力したキーワード・URL・アプリ | 商材に合わせて作れる |
| 広告主様のデータ | サイト・アプリ訪問者、カスタマー マッチ | 購入者などの自社データを指定可能 |
| 類似セグメント | 基となるリストとの類似 | デマンド ジェネレーション専用 |
サイトの閲覧履歴など行動で括る配信の全体像は行動ターゲティング(BTA)で整理しています。
拡張配信・類似オーディエンスとの呼び分け
「拡張配信」はオーディエンス拡張とほぼ同じ意味で、媒体や代理店によって呼び方が違うだけです。区別が必要なのは類似オーディエンス(Googleでは類似セグメント、LINEヤフー広告では類似ユーザー)で、こちらは「シードに似た人のリストを新しく作る」機能です。オーディエンス拡張は既存のターゲティングに似た人を「配信時に上乗せする」設定なので、リストとして残らず、どこまで広がったかを個別に指定しにくい点が違います。
オーディエンス拡張の仕組み:シードの質と広さの調整
媒体の機械学習は、シードに含まれるユーザーの属性・興味関心・閲覧や検索の行動を特徴量として学習し、広告在庫の中から似たユーザーを推定します。精度を決めるのはシードの中身です。購入者のうちLTV(顧客生涯価値)が高い層や、直近にコンバージョンした層は、獲得目的のシード候補です。購入につながるかは、拡張後のコンバージョン率やCPAで検証します。逆に、資料を1ページ見ただけの訪問者を大量に含めると「似ている」の基準がぼやけます。
広さの調整方法は媒体で異なります。MetaとLINEヤフー広告は割合や段階で広さを指定でき、狭くすればシードに近い少数に、広くすれば多くのユーザーに届く代わりに関連性が薄まります。Google広告の動画キャンペーンのオーディエンス拡張は広さを段階で選ぶ設定が無く、拡張の幅は予算とオーディエンスの規模で決まります(Google 広告ヘルプ「オーディエンス拡張について」)。
Google広告のオーディエンス拡張:使えるキャンペーンと2026年の仕様
Google広告では、似た人へ配信を広げる機能が3つに分かれています。どれが効いているかはキャンペーンの種類と目標で決まります。
オーディエンス拡張の対象:認知・比較検討目標の動画キャンペーン
Google広告ヘルプでは、オーディエンス拡張を使える条件を「動画キャンペーンで、目標が[商品やブランドの比較検討]または[ブランド認知度とリーチ]」としています。[販売促進][見込み顧客の獲得][ウェブサイトのトラフィック]を目標にした動画キャンペーンでは、代わりに最適化されたターゲティングを使います(Google 広告ヘルプ「オーディエンス拡張を使用する」)。この獲得目標の動画キャンペーン(動画アクション キャンペーン)は2025年4月に新規作成ができなくなり、2026年4月までに残りもデマンド ジェネレーション キャンペーンへ自動で移行しました(Google 広告ヘルプ「動画アクション キャンペーンがデマンド ジェネレーションにアップグレードされます」)。なお、新しいキャンペーンの目標選択では「ブランド認知度と比較検討」が「YouTube のリーチ、視聴回数、エンゲージメント」に名称変更されています(Google 広告ヘルプ「動画キャンペーンの作成」)。ディスプレイキャンペーンで拡張度合いをスライダーで選んでいた時期の解説記事が今も多く残っていますが、現在の管理画面とは一致しません。
新規キャンペーンで有効にする手順は次のとおりです。
- [作成]から新しい動画キャンペーンを作り、目標に[YouTube のリーチ、視聴回数、エンゲージメント]を選ぶ(旧称「ブランド認知度と比較検討」。オーディエンス拡張のヘルプには旧表記の[商品やブランドの比較検討][ブランド認知度とリーチ]が残っている)
- [ユーザー]セクションの[オーディエンス セグメント]でセグメントを選ぶ
- セグメントを選ぶと表示される[オーディエンス拡張]のチェックボックスをオンにする
拡張では、インプレッション単価と広告視聴単価の入札設定を維持しながら、指定したオーディエンスに似たユーザーへリーチを広げます。実際の平均単価が一定になる保証ではありません。広告枠のタイプやデジタル コンテンツ ラベルなど、キャンペーンに設定したコンテンツの除外は拡張先にも適用されます。
最適化されたターゲティングの初期設定と無効化
最適化されたターゲティングは、ディスプレイキャンペーンとデマンド ジェネレーション キャンペーン(ヘルプの対象一覧には獲得目標の動画キャンペーンも残っています)で使え、ヘルプには「すべてのキャンペーンで自動的に有効化されます」とあります(Google 広告ヘルプ「最適化されたターゲティングについて」)。広告主が選んだセグメントやキーワードは「ターゲティング シグナル」として扱われ、広告はその枠外のユーザーにも表示されます。成果の低いシグナルへの配信は減らされたり止められたりします。一方で、地域(指定した国・地域・半径)、言語、デバイス、除外の設定は最適化されたターゲティングより優先され、その外には広がりません。
見落とされやすいのが、最適化されたターゲティングを有効にするとユーザー属性のターゲットの拡張も一緒に適用される点です。年齢や性別を指定していても、その外側に配信が出ることがあります。止めたい場合は[キャンペーン]メニューの[広告グループ]で対象の広告グループを選び、[設定]タブの[最適化されたターゲティング]で無効にします。年齢・性別だけを守りたい場合は、ユーザー属性の拡張を指定した範囲に制限します。P-MAXとアプリ キャンペーンでは最適化されたターゲティングが常にオンで、オフにはできません(Google 広告ヘルプ「最適化されたターゲティングを使用する」)。
デマンド ジェネレーションの類似セグメント:2026年の提案モード移行
かつて検索・ディスプレイ・動画で使えた類似セグメント(旧称「類似ユーザー」)は2023年に新規作成が止まり同年中に削除され、現在はデマンド ジェネレーション キャンペーンでのみ使えます。デマンド ジェネレーション キャンペーンはYouTubeやDiscoverなどに配信するGoogle広告のキャンペーンです。
さらにGoogleは2026年を通して、デマンド ジェネレーションの類似セグメントを「提案モード」に移しています。従来は[類似性の高いユーザーに限定][バランス重視][幅広いユーザーにリーチ]のスライダーで、対象地域のユーザーの2.5%・5%・10%に配信を制限していました。提案モードではこの割合と基となるリストがシグナルになり、しきい値を超えたユーザーにも配信されます。基となるリストの最小サイズ(100人)も適用されなくなりました。2026年3月に全広告主へ提供され、以前の動作を続けたい広告グループはフォームで申請すると3日後にオプトアウトされます(Google 広告ヘルプ「類似セグメントを使用してオーディエンスを増やす」)。オーディエンス レポートで類似セグメントの横に「シグナル」タグが付いていれば、提案モードで動いています。
Meta広告のオーディエンス拡張:類似オーディエンスとAdvantage+
Meta(Facebook・Instagram)の拡張は、リストを作る類似オーディエンスと、配信時に条件の外へ広げるAdvantage+の2系統です。
類似オーディエンスは、カスタムオーディエンスなどのソースの情報(利用者層データ・興味関心・行動)から似た利用者を探す機能です。作成時にオーディエンスのサイズを割合(%)の範囲で指定し、割合を小さくするとソースとのマッチ率が高く、大きくすると大勢かつ幅広いオーディエンスになります(Metaビジネスヘルプセンター「類似オーディエンスについて」)。金融商品およびサービス・雇用・住宅に関する広告では、制限されるか使えない場合があります。
Advantage+ 詳細ターゲット設定は、詳細ターゲット設定(興味関心など)で指定した条件に当てはまらない利用者にも、成果が上がるとシステムが判断した場合に配信を広げます。効くのは詳細ターゲット設定だけで、地域・年齢・性別・言語や除外設定は引き続き守られます。社会問題・選挙・政治に関するキャンペーンでは使えません。オーディエンスが広がった場合、推定オーディエンスサイズはターゲット設定に合う人数を表さなくなります(Metaビジネスヘルプセンター「Advantage+ 詳細ターゲット設定について」)。
LINEヤフー広告のオーディエンス拡張:類似ユーザーとユーザーの拡張範囲
2026年4月1日に、LINE広告とYahoo!広告 ディスプレイ広告は「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」に統合され、Yahoo!広告 検索広告は「LINEヤフー広告 検索広告」に名前が変わりました(LINEヤフー for Business のお知らせ)。旧LINE広告は2026年10月26日に新規作成・編集と広告配信を止める予定で、配信停止と同時に日本配信の広告はすべて「未配信」になります(LINEヤフー for Business「LINE広告の機能停止および配信終了スケジュールのご案内」)。LINE広告の類似オーディエンスは拡張率を1〜15%または自動から選ぶ仕様だったため、LINEヤフー広告側で類似ユーザーとして作り直し、広さも設定し直す必要があります。
LINEヤフー広告 ディスプレイ広告の類似ユーザーは、オーディエンスリストのユーザーに似たユーザーを抽出する機能で、拡張範囲を1〜10の10段階で指定します。拡張範囲が小さいほど類似度が高く、大きいほど類似度の低いユーザーまで含めて広く配信し、インプレッション数も増えます(LINEヤフー for Business「ディスプレイ広告のターゲティングとは」)。
これとは別に、2025年10月6日にオーディエンスリスト「高度なセグメント」でキーワードを指定したときの「ユーザーの拡張範囲(広い/狭い)」が追加されました。初期設定は「広い」で、入力したキーワードをもとに検索行動ユーザーの範囲を広げます。類似ユーザーの設定ではない点と、表示される推定ユーザーサイズは広い・狭いのどちらでも同じ値になる点に注意してください(LINEヤフー for Business「オーディエンスリスト(高度なセグメント)におけるユーザー拡張設定機能の追加」)。「狭い」に絞り込んだ結果、高度なセグメントなどのリストのユーザーサイズが1,000件未満になると、そのリストは配信対象に使えなくなります(除外には使えます。LINEヤフー広告ヘルプ)。
オーディエンス拡張・最適化されたターゲティング・類似セグメントの違い
次の表では、Google広告の3機能にMetaとLINEヤフー広告の類似配信を加え、拡張の基準と広さの指定方法を比較します。
| 機能 | 広げる基準 | 広さの指定 | 主な対象 |
|---|---|---|---|
| オーディエンス拡張 | 指定セグメントとの類似 | 不可 | Google 動画(認知・比較検討) |
| 最適化されたターゲティング | CVしたユーザーのデータ | オン・オフのみ | Google ディスプレイ等 |
| 類似セグメント | 基となるリストとの類似 | 2.5%〜10%(2026年からシグナル扱い) | Google デマンド ジェネレーション |
| 類似オーディエンス | ソースとの類似 | 割合で指定 | Meta |
| 類似ユーザー | オーディエンスリストとの類似 | 10段階 | LINEヤフー広告 |
Googleの例で言うと、「ランニング シューズのセール」のカスタム セグメントを選んだ動画キャンペーンでは、オーディエンス拡張は「スニーカー セール」のような近いセグメントを加えます。最適化されたターゲティングは、実際にコンバージョンしたユーザーが最近検索した語句などから人物像を作り、選んだセグメントの外でコンバージョンを取りに行きます。指定したセグメントの考え方を保ったままリーチを増やしたいなら拡張、成果を基準に配信先をAIに任せるなら最適化されたターゲティングです。
拡張した分の成果を切り分けて測る方法
拡張をオンにすると配信候補は増えますが、実際の表示回数やクリック数が増えるとは限りません。確かめるべきは、増えた配信が目的の成果につながっているかです。Google広告では、最適化されたターゲティングで配信された分はパフォーマンス レポートの[合計: ターゲティングの拡大と最適化されたターゲティング]行にまとめて表示されます。オーディエンス拡張の結果は[オーディエンス]ページのオーディエンス セグメント表またはユーザー属性の表の一番下で確認できます。指定したセグメントの行と拡張分の行を並べ、獲得目的ではCPA、認知・比較検討目的ではリーチや視聴単価などを、キャンペーン全体の目標に照らして評価します。
Metaでは、Advantage+でオーディエンスが広がると推定オーディエンスサイズが条件該当者数を表さなくなるため、配信前の数字で効果を見積もれません。拡張の効果を比較する場合は、対象者を無作為に分けるA/Bテストを設計します。広告による購入の純増を測る場合は、広告を配信しない対照群を設けるリフト測定を使います。拡張分のコンバージョンには、広告が無くても起きた購入が混ざります。広告による純増を測る考え方はインクリメンタリティで解説しています。
オーディエンス拡張を使うべきでない場面
拡張の幅を広げるほどシードとの類似度は下がります。クリックが増えてもコンバージョンが伴わなければ、CPAは上がります。成果はシードの質や入札、広告の内容でも変わるため、拡張をオンにする前に検証予算と停止の条件を決めておきます。「オーディエンス拡張は嫌い」という言葉は、2018年にユーキャンのマーケティング担当者が書いたもので、閲覧や購買の履歴を基準にした拡張で大きな効果を得た経験が無いという個人の経験に基づいています(アジェンダノート)。当時の媒体仕様での経験談として読むのが妥当です。
次の条件に当てはまるなら、拡張はオフにするか、最も狭い設定から始めます。
- 購入者やCV者のリストが無く、全訪問者など獲得目的と合わないリストしかシードにできない
- 既存の会員や特定の取引先だけに知らせる告知など、指定した層の外に届くこと自体が目的に反する
- BtoBのリード獲得で、1件あたりの許容CPAが厳しく、職種や業種が合わないリードは商談にならない
- 年齢・性別で配信先を守る必要がある商材(Googleの最適化されたターゲティングはユーザー属性も広げるため、制限の設定が要る)
逆に、新商品の認知を広げたい、リターゲティングの母数が尽きた、CPAに多少の幅を許せる、という局面は拡張を試す条件に当たります。試す場合も、拡張分の成果を目的の指標で確認してから継続を決めます。Google広告では、認知・比較検討目標の動画キャンペーンがオーディエンス拡張の対象です。
シード選定と拡張範囲の調整手順
- シードを絞る:全訪問者ではなく、購入者・LTV上位・直近のコンバージョン者など「増やしたい層」に近いリストを使う。Googleは類似セグメントの基となるリストに、最近コンバージョンしたユーザーを含めることを勧めている。
- 既存顧客を除外する:拡張の目的が新規獲得なら、カスタマー マッチや購入者リストを除外に入れる。Googleの最適化されたターゲティングでも、顧客データ セグメントで除外したユーザーには広告が出ない。
- 狭い設定から始める:MetaやLINEヤフー広告は最も狭い割合・段階から始め、CPAが許容範囲に収まってから段階的に広げる。
- 拡張分の行で判断する:上の測定の章のとおり、拡張分を切り分けて目的の指標(獲得ならCPA、認知ならリーチや視聴単価)で継続を決める。
- クリエイティブを分ける:拡張先には自社を知らないユーザーも含まれるため、商品の価値が初見でも分かる訴求を用意し、リターゲティング用の訴求との成果差を確認する。
媒体の選び方や配信設計から運用体制までまとめて見直したい場合は、Webマーケティング戦略の支援でご相談いただけます。
よくある質問
オーディエンスとは何ですか?
広告では、配信対象として指定するユーザーの集まりを指します。Google広告ではアフィニティ、購買意向、ライフイベント、カスタム セグメント、広告主様のデータ(サイト訪問者やカスタマー マッチ)などの「オーディエンス セグメント」として指定します。一般語としては聴衆・観客・視聴者の意味です。
拡張配信とは何ですか?
指定したオーディエンスに似たユーザーまで配信対象を広げる配信の呼び方で、オーディエンス拡張とほぼ同じ意味です。Googleでは動画キャンペーンの「オーディエンス拡張」、ディスプレイなどの「最適化されたターゲティング」、Metaでは「Advantage+ 詳細ターゲット設定」が該当します。
オーディエンス拡張と類似オーディエンスの違いは?
類似オーディエンスは、シードに似たユーザーのリストを新しく作る機能で、広さを割合や段階で指定できます。オーディエンス拡張は、既存のターゲティングに似たユーザーを配信時に上乗せする設定です。Google広告の類似セグメントは2023年に検索・ディスプレイ・動画から外れ、現在はデマンド ジェネレーション キャンペーンでだけ使えます。
オーディエンス拡張はオフにすべきですか?
目的で決めます。新規獲得の母数を増やしたい認知・比較検討の段階ならオン、指定した層だけに届ける必要がある場合や、検証しても許容CPAを超える場合はオフか最小限です。地域や言語の指定は拡張しても守られるので、商圏が狭いことだけを理由にオフにする必要はありません。Googleの最適化されたターゲティングは既定でオンなので、指定したセグメントだけに配信したい場合は広告グループの設定で明示的に無効にします。
オーディエンス最適化とは何ですか?
配信結果をもとに成果の出やすいユーザーへ配信を寄せていく自動調整の総称です。Google広告の「最適化されたターゲティング」が代表例で、コンバージョンしたユーザーのデータを基準に、指定したセグメントの外へも配信します。