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Cometブラウザ iPhone版とは?できること・料金・Safariとの違い

Cometブラウザ iPhone版とは?できること・料金・Safariとの違い

Comet(コメット)は、AI検索のPerplexityが作ったWebブラウザです。App Storeでのアプリ名は「Comet – AI Browser & Assistant」で、Mac・Windows・Android版と同じアカウントで使えます。iPhone版は2026年3月18日に公開され、ブラウザ本体は無料です。閲覧中のページについてAIに質問したり、声で調べものをしたり、予約や入力作業をAIに任せたりできるのが、Safariとの一番の違いです。

この記事では、App Storeの掲載情報とバージョン履歴(最新は2026年10月17日の26.40.0)、Perplexityの公式ヘルプ、裁判資料をもとに、iPhone版Cometでできること、iPhoneの機能と連携させる設定、料金、Safariとの違いを整理します。iPhone版だけ仕組みが違う「エージェント機能」と、その安全面の注意点も取り上げます。

まとめ:iPhone版Cometの要点(2026年10月時点)

  • 提供状況:2026年3月18日公開。iOS 18.0以降のiPhoneと、iPadOS 18.0以降のiPadで動きます。最新版は26.40.0(2026年10月17日)で、折りたたみ型のiPhone Duoの画面にも対応しました。
  • 料金:アプリと通常の閲覧・検索は無料です。公式のプラン比較表では、無料プランはComet Assistant(ブラウザエージェント)が「No」で、Pro検索は1日3回までです。作業を任せるならPerplexity Pro以上が必要で、日本のApp StoreにはProが3,000円と30,000円、Maxが30,000円で掲載されています。
  • できること:開いているタブへの質問・要約、音声モード、Deep Research、広告ブロック、他の端末のCometとの同期です。8月以降は、パスワードの自動入力、ショートカットアプリ、Spotlight、スクリーンタイムといったiPhoneの機能とも連携します。
  • Safariとの違い:違いは、タブへの質問や作業代行、標準の広告ブロック、Windows・Androidとの同期にあります。SafariはSafari機能拡張に対応していますが、iPhone版Cometは拡張機能を入れられません。
  • 注意点:公開時のアプリ内説明によると、iPhone版のエージェントは端末の中ではなく、クラウドの仮想ブラウザで動きます。関係するCookieを一時的にクラウドへ渡すので、銀行や社内システムなど、認証情報や機密情報を扱うサイトではエージェントを使わないでください。

iPhone版Cometの提供状況と動作要件

公開までの経緯:デスクトップ版から約8か月後

Cometは2025年7月9日に、月額200ドルのMaxプラン加入者向けにデスクトップ版として公開されました。2025年10月2日には全ユーザーに無料で開放され、2025年11月20日のAndroid版に続いて、iPhone版が2026年3月18日に公開されています。当初は3月11日の公開が予告されていましたが、約1週間遅れました。

Perplexityは公式ブログ「Comet is now available on iOS」で、デスクトップで始めた調べものをiPhoneで続けられる点を打ち出しています。質問のスレッドはページに紐づいたまま端末間で引き継がれます。

対応OS・iPad・アプリの基本情報

公開当初は「iPad版は無い」とする海外レビューもありましたが、iPad版はiPhone版と同時に公開されていました(MacStoriesは後日、記事に訂正を追記しています)。App Storeの掲載情報の互換性欄はiPhoneとiPadの両方です。

項目 内容(2026年10月25日確認)
アプリ名 Comet – AI Browser & Assistant
販売元 Perplexity AI Inc.
iPhone iOS 18.0以降
iPad iPadOS 18.0以降
最新版 26.40.0(2026年10月17日)
サイズ 299.1MB
言語 日本語ほか66言語
年齢制限 18+
評価 4.4(609件)

iOS 18に更新できないiPhone(iPhone XS/XRより前の機種)には入れられません。年齢制限は18+なので、子どものiPhoneに入れる場合はスクリーンタイムの年齢制限の設定に注意してください。

iPhone版Cometでできること

アシスタント:開いているタブに質問・要約・比較

アドレスバーの横にある「アシスタント」ボタンから、いま見ているページについて質問できます。2026年7月10日の26.27.0からは、どのページでも新しいタブでも、このボタンがアドレスバーのすぐ横に出るようになりました。複数のタブを会話に追加して「この2つの商品の違いは?」と比べさせたり、画像やファイルを添付したりもできます。回答には引用元が付き、過去の会話はライブラリから再開できます。

10月17日の26.40.0では、アシスタントが開いているページの変化に追従するようになりました。ページを読み進めたり別の記事へ移ったりしても、その時点の内容を前提に答えます。

検索の既定の動きは、Perplexityの回答画面ではありません。公式ブログによると、iOS版は目的のはっきりした検索がモバイルで多いことから、通常の検索結果にAIの要約や追加の質問を組み合わせた画面を表示します。詳しく調べたいときにアシスタントやDeep Researchへ進む設計です。

音声モード:声による質問とタブ横断の調査

iOS版には音声モードが組み込まれていて、話しかけた質問に調べた結果で答えます。開いているタブをまたいで働くので、読んでいる記事について声で聞くこともできます。8月22日の26.32.0からは、Spotlightから直接音声モードを開けます。

広告ブロック:Cookie同意バナーまで止める新エンジン

広告ブロッカーは標準で入っています。2026年9月5日の26.34.0で新しいエンジンに替わり、ブロックできる広告が増えました。残った広告枠を隠し、「広告ブロッカーを無効にしてください」という表示を回避し、Cookie同意バナーも止めます。設定は「広告ブロックとプライバシー」にまとまっていて、7月2日の26.26.0からはブロックの強さを「標準」「積極的」「無効」から選べます。

Safariで広告を消すには、App Storeから別途コンテンツブロッカーを入れて設定で有効にする必要があります。Cometはアプリ単体で済みます。表示が崩れたサイトや購入手続きが進まないサイトでは、広告ブロックが原因のこともあるので、そのサイトだけ「無効」にして確かめます。広告ブロックの仕組みはアドブロックの仕組みと2026年のブラウザ別対応状況で解説しています。

iPhone版Cometの2026年5〜10月の機能追加・修正

公開直後は不具合修正が中心でしたが、5月以降はほぼ1〜2週間おきに機能が増えています。App Storeのバージョン履歴から主なものを抜き出しました。

  • 26.20.0(5月21日):ページ上の電話番号から電話・FaceTime・メッセージ・連絡先への保存
  • 26.22.0(6月5日):パスワードマネージャー(ログイン情報の保存・検索・自動入力)
  • 26.23.0(6月13日):シークレットタブの一覧をFace IDで解除するまで隠す
  • 26.26.0〜26.27.0(7月):リーダーモード、タブのミュート、触れていないタブを1日・1週間・1か月で自動で閉じる設定
  • 26.30.0〜26.36.0(8〜9月):Spotlight、Handoff、パスワードの自動入力、ショートカットアプリ、スクリーンタイムとの連携(設定方法は次の章)、広告ブロックの新エンジン
  • 26.38.0(10月2日):iOS 27のツールバーの読みやすさ、自動入力の安定化、アシスタントからのBrowser Computerのタスク実行
  • 26.40.0(10月17日):iPhone Duoの折りたたみ時・展開時のレイアウト、タブを閉じると次の関連タブを開く動き、アシスタントがページの変化に追従

iPhoneの機能とCometを連携させる設定

8月以降の更新で、CometはiPhoneの標準機能とつながるようになりました。必要な設定は機能ごとに異なります。自動入力の提供元は手動で選びますが、AppleのHandoff設定は初期状態でオンです。

Cometをパスワード自動入力の提供元にする設定

2026年8月22日の26.32.0から、iOSの「設定」でCometを自動入力の提供元に選べます。「設定」の「一般」から「自動入力とパスワード」へ進み、Cometをオンにします。これで、Cometに保存したログイン情報を、Safariや他のアプリのログイン画面でも入力できます。

iCloudキーチェーン(パスワードApp)と両方をオンにすると、新しいパスワードがどちらに保存されたか分からなくなりがちです。WindowsやAndroidでもCometを使うならCometに、Apple製品だけならパスワードAppに寄せる、と保存先を1つに決めてください。

Cometの起動・閲覧再開とショートカット・Spotlight・Handoffの連携

26.32.0で、ショートカットアプリに11個のCometアクション(検索、URLを開く、プライベートブラウズなど)が追加されました。オートメーションやSiriから呼べるので、「毎朝決まったニュースサイトをCometで開く」といった操作を自動化できます。Spotlightからは新しいタブ、プライベートタブ、音声モード、検索を直接開けます。

8月7日の26.30.0では、Spotlightでブックマーク・開いているタブ・履歴を探せるようになり、Handoffにも対応しました。Handoffは、読んでいるページをほかのデバイスでそのまま続ける仕組みです。

Cometに適用されるスクリーンタイムのWebサイト制限

9月18日の26.36.0から、iOSのスクリーンタイムで設定したWebサイトの制限が、CometでのWeb閲覧にも効くようになりました。タブを切り替えても制限は維持されます。子どもや業務用のiPhoneでCometを許可するなら、この版以降に更新してから制限を設定してください。アプリ自体の年齢制限は18+なので、App Storeの年齢制限を18+未満に絞っている端末ではCometを入れられません。

エージェント機能はiPhoneの中で動かない:クラウド仮想ブラウザの仕組み

Cookieを一時的にクラウドへ渡して「本人として」操作

Mac・Windows・Android版のCometは、画面に表示しているページをエージェントがそのまま操作します。iPhone版は違います。公開日(2026年3月18日)のMacStoriesのレビューによると、予約やフォーム入力などを頼むと、Perplexityのクラウド上に仮想ブラウザを立ち上げ、そこで作業を進めます。

MacStoriesが引用したアプリ内の説明は次のとおりです。「このリクエストは仮想クラウドブラウザで処理されます」「関連するCookieは一時的にクラウドエージェントへ転送され、タスクが終わると削除されます」。ログイン状態を保つためにCookieを渡し、作業が終わったら消す、という設計です。作業中は仮想ブラウザのスクリーンショットが届き、進み具合をiPhoneで確認できます。Perplexityの公式ブログとApp Storeの説明には、iOS版の処理方式の記述がありません。実行前に表示される同意画面の文言を、その都度確認してください。

利用者から見た違いは2つあります。ログイン情報に当たるCookieが一時的にでも端末の外に出ることと、作業が手元の画面で進まないので途中で自分が操作を引き取りにくいことです。

仮想ブラウザを無料で使えるか:必要なプラン

この仮想ブラウザは、検索で見かける「無料の仮想ブラウザアプリ」とは別物です。身元を隠して閲覧するためのものではなく、Cometのエージェントが作業する場所で、利用者が自由に操作する画面でもありません。公式のプラン比較表では、無料プランは「Browser Agent (Comet Assistant) Queries」が「No」です。無料のままでも閲覧・検索・ページへの質問はできますが、仮想ブラウザでの作業代行を頼むにはPro以上に加入します。

10月2日の26.38.0では、アシスタントからの「Browser Computer」のタスク実行が、修正・改善の対象として記載されています。PerplexityのComputer(クレジットを消費する自律エージェント)と名前を共有する機能ですが、App Storeの記載だけでは課金の扱いまでは分かりません。Computerのクレジットの仕組みはPerplexity Computerの料金とクレジット消費量で解説しています。

エージェントを使ってよい場面・避ける場面

判断の基準は「そのサイトのログイン状態を第三者のサーバーに預けてよいか」です。

  • 任せてよい:機密情報を含まない公開情報の調査、複数サイトの価格比較、予約フォームやメールの下書きの作成。送信・予約確定は内容を確認して自分で行います
  • 避ける:ネットバンキング、証券口座、会社のSSO配下の業務システム、医療や行政のマイページ。いずれもCookieがそのまま認証に当たります
  • 業務端末:情報システム部門がクラウドへの認証情報の持ち出しを禁じている場合は、エージェントを使わない運用にします

もう1つのリスクがプロンプトインジェクションです。Brave社は2025年8月20日、公式ブログで、Cometの「このページを要約」に、ページ内に隠した指示を実行させられる脆弱性があったと公表しました。2025年7月25日に報告し、Perplexityは8月13日の時点で修正済みに見えましたが、公表後の再検証で対策が不十分とわかり、Braveは再報告しています。10月にはスクリーンショット画像に紛れ込ませた指示でも操作できるという続報を出しています。LayerX社も、細工したURLを1つ開かせるだけで、Cometに表示されている機密データを持ち出せる攻撃(CometJacking)を報告しました。見慣れたサイトでも、投稿やコメントに悪意ある指示が含まれる可能性があります。機密情報のあるタブを閉じ、不要な連携権限を外し、送信や購入の内容を自分で確認して、被害の範囲を抑えてください。

Amazonでの買い物代行と訴訟の現状

公式ブログでは、ゴルフ場の予約やサマーキャンプの申し込みフォームの記入が、エージェントの使い道として紹介されています。一方、Amazonでの買い物代行は法廷で争われています。

Amazonは2025年11月4日、CometのアシスタントがAmazonのアカウントに無断でアクセスしているとして、米国の不正アクセス禁止法(CFAA)などに基づいてPerplexityを提訴しました。2026年3月9日にカリフォルニア北部地区連邦地裁が仮差止命令を出しましたが、第9巡回区控訴裁判所は2026年8月4日、この命令を取り消して地裁に差し戻しています(判決原文 No. 26-1444)。控訴裁は、Amazonのサーバーに「アクセス」したのはPerplexityではなく、アシスタントを道具として使った利用者だと判断しました。

控訴裁は2026年9月10日、Amazonによる大法廷での再審理の申し立ても退けました(再審理棄却の命令)。ただし、これは仮処分段階の判断で、本案の審理は地裁で続いています。

iPhone版に直接かかわるのが、Amazonが9月21日に地裁へ出した修正訴状です。Amazonは、iOS版のエージェントが利用者のAmazonの認証Cookieをクラウドの仮想ブラウザへ写し、公開日の3月18日から少なくとも5月11日まで、Perplexityのサーバーから直接Amazonにアクセスしていたと主張しています。訴状によると、Perplexityの代理人は5月11日付の書簡で「iOS版CometのAmazon.com上でのアシスタント機能を一時的に無効にした」と回答しました。いずれもAmazon側の主張で裁判所の認定ではありませんが、iPhone版でAmazonの買い物を任せても動かない可能性が高いと考えてください。

料金:無料で使える範囲とエージェントに必要なプラン

Cometのアプリ本体と通常の閲覧・検索は無料です。有料プランで変わるのは、AIに頼める回数と内容です。Perplexityのヘルプセンターのプラン比較表とApp Storeの掲載価格をまとめると、次のようになります。

項目 無料 Pro Max
App Store内課金 0円 3,000円/30,000円 30,000円
Web版の価格 0ドル 月20ドル/年200ドル 月200ドル/年2,000ドル
Pro検索 1日3回 週ごとの上限 上限が高い
Research(Deep Research) 月1回 月ごとの上限 上限が高い
Comet Assistant(ブラウザエージェント) 利用不可 月ごとの上限 上限が高い
AI学習へのデータ利用の停止 設定で可能 設定で可能 設定で可能

App Storeには金額だけが載っていて、月額・年額の区別は購入画面で確認します。比較表には「Maxの年額払いはperplexity.aiでのみ」とあるので、App StoreのMax 30,000円は月額の課金です。ProとMaxの上限は「平均的な利用」「高度な利用」といった目安でしか示されず、変わることもあるので、契約前に比較表を見てください。無料のままでもブラウザとしては十分使えますが、エージェント機能を試すにはPro以上が必要です。

App Storeで購読した場合、解約はiPhoneの「設定」から自分の名前、「サブスクリプション」の順に進み、Perplexityを選んで行います。Webで購読した場合はPerplexityのアカウント設定から解約します。購読した窓口でしか解約できないので、課金の前にどちらで払うかを決めておくと管理が楽です。

Perplexity本体の強みや回答精度の限界はPerplexityの強みと特徴で解説しています。

SafariとCometの違い:AI機能・広告ブロック・同期の比較

iOSのブラウザは、Appleの規則で原則としてSafariと同じWebKitエンジンを使います。MacStoriesも公開時のレビューで「iOS版CometはSafariのWebKitエンジンがベース」と書いています。一方、App Storeのバージョン履歴には「Chromium 148」(5月15日の26.19.0)、「Chromium 150に更新」(7月24日の26.28.0)といった記載が続いています。Chromiumは、iOSではWebKitを使い、他のOSではBlinkを使う形で開発されています(Chromium公式ブログ、2017年1月)。ChromeのiOS版と同じく、Chromiumの版番号が上がっても、描画エンジンがBlinkに替わったことにはなりません。日本ではiOS 26.2以降、対象アプリがWebKit以外のエンジンを使えるようになりました(Appleの開発者向け案内)が、PerplexityはiOS版の描画エンジンを切り替えたとは説明していません。表示速度や表示崩れの差は、エンジンの名前だけでは判断できないので、よく使うサイトを両方で開いて確かめるのが確実です。

比較項目 Safari Comet(iPhone版)
AI機能 対応端末でページ要約 タブへの質問・要約・比較
エージェント操作 なし クラウドの仮想ブラウザで実行
広告ブロック 別アプリの導入が必要 標準搭載
拡張機能 Safari機能拡張に対応 非対応
同期 iCloud(Apple製品間) Mac・Windows・AndroidのComet
パスワード パスワードApp Comet内に保存・自動入力の提供元にできる
スクリーンタイム 対応 26.36.0以降で対応

Cometが向くのは、Windows PCやAndroidでもCometを使っていて、端末をまたいで調べものを続けたい人です。MacとiPhoneだけを使い、iCloudタブやSafari機能拡張に頼っている人は、Safariを主に使い、調べものの時だけCometを開くほうが手間がかかりません。

MacStoriesは公開時、新規タブページのカスタマイズやお気に入りへのアクセスを課題として挙げていました。その後、5月7日の26.18.0で新規タブページが刷新され、8月7日の26.30.0ではDiscoverを非表示にする設定も追加されています。App Storeのレビューにも、ブックマークを開きやすくしてほしいという要望が寄せられています。

ほかのAIブラウザのうち、OpenAIのChatGPT Atlasは2026年8月9日で提供を終えています(経緯はChatGPT Atlasの提供終了と移行先)。The Browser CompanyのDiaにはiPhone版がなく、App Storeにある同社のアプリは別製品のArc Searchです。デスクトップでの違いはDiaブラウザのWindows版と料金を参照してください。

iPhone版Cometの導入と初期設定

App Storeから入れて、Perplexityアカウントでログイン

  1. App Storeで「Comet – AI Browser & Assistant」(販売元 Perplexity AI Inc.)を入手します。
  2. 起動してPerplexityのアカウントでログインします。無料アカウントでも使えます。
  3. 他の端末でCometを使っているなら、続けて同期(Sync Chain)に参加します。
  4. 必要に応じて、既定のブラウザと自動入力の提供元をCometに切り替えます。

他の端末との同期(Sync Chain)

ブックマーク・履歴・開いているタブを他の端末のCometと同期するには、「Sync Chain」に参加します。Perplexityアカウントにログインするだけでは同期されません。PerplexityのSyncのヘルプによると、最初の端末で「Create Sync」を選ぶと4語のパスフレーズが作られ、2台目以降の端末は「Join Sync」でそのパスフレーズを入力して参加します。データはこのパスフレーズで暗号化され、ログアウトした後にパスフレーズが無いと復元できないので、控えを安全な場所に残してください。iPhone版の「デバイスを追加」ではQRコードの読み取りも使え、2026年6月19日の26.24.0で横向きの画面にも対応しました。同期でログアウトされる不具合は、7月2日の26.26.0で直っています。

Cometへの既定ブラウザの変更手順

iPhoneの「設定」から「アプリ」、「Comet」、「デフォルトのブラウザApp」の順に進み、Cometを選びます。日本ではスマホソフトウェア競争促進法の全面施行(2025年12月18日)に合わせて、iOS 26.2でブラウザの選択画面が出るようになりました。選択画面にCometが表示される場合は、そこから選べます。表示されない場合は、上記の「設定」から変更してください。

既定をCometにしても、LINEやX、Gmailなどのアプリ内で開くWebページは、各アプリが組み込んでいるWebビューで表示されます。Cometに切り替わるのは、アプリがリンクを外部ブラウザで開いたときだけです。既定のブラウザの仕組みと戻し方はデフォルトブラウザとは?iPhoneでSafari以外に変える手順と選択画面の意味にまとめています。

プライバシーとAI学習の設定

PerplexityのCometのプライバシーFAQは「初期設定では、Cometのデータはすべて端末にのみ保存される」としています。「Comet Privacy Notice」も、閲覧データ・サイトに与えた権限・ダウンロード記録は端末内に保存され、Perplexityはこれらにアクセスしないと書いています。一方、同期しているPerplexityアカウントでCometを使う場合は、設定に応じて閲覧履歴が記録されます。閲覧履歴を残したくない場合はシークレットモードを使います。ただし、AIへの依頼に必要なページ内容などはサーバーで処理されるため、シークレットモードを外部送信の防止策とは考えないでください。

データをAIの学習に使わせない設定(オプトアウト)は、無料・Pro・Maxのどのプランでも使えます。Perplexityのヘルプ「Data Collection at Perplexity」(2026年8月31日更新)によると、アカウント設定の「Preferences」にある「AI data retention」をオフにします。停止の対象は設定変更後に集められるデータで、それ以前に集められた学習用データは削除できません。

自社のiOSアプリにAIアシスタントやWebビューを組み込む場合も、同じくCookieやログイン情報をどこで扱うかが設計の分かれ目になります。iOSアプリ開発では、こうした認証情報の扱いを含めて設計から支援しています。

よくある質問

iPhone版Cometは無料で使えますか?

アプリ本体と通常の閲覧・検索は無料です。無料プランではPro検索が1日3回、Deep Researchが月1回までで、Comet Assistant(ブラウザエージェント)は使えません。エージェントを使うにはPerplexity Pro以上に加入します。

iPadでもCometを使えますか?

使えます。iPad版はiPhone版と同時に公開されていて、iPadOS 18.0以降が必要です。アシスタントをサイドバーに固定して、ページを見ながら質問できます。

CometとSafariはどのように違いますか?

Cometはタブへの質問や作業代行、音声モード、標準の広告ブロック、Windows・Androidとの同期を持ちます。SafariはiCloud同期とSafari機能拡張に対応し、Apple Intelligence対応機種ではページの要約も使えます。

Mac版のCometと同期できますか?

できます。Mac・Windows・Android版のCometと、Sync Chainでブックマーク・履歴・開いているタブを同期します。Perplexityアカウントにログインするだけでは同期されないので、Mac側で作った4語のパスフレーズを入力するか、QRコードを読み取って参加します。iPhone版は拡張機能を入れられないので、Mac版で使っている拡張機能はiPhoneでは使えません。

iPhone版Cometのエージェントは安全ですか?

公開時のアプリ内説明では、作業はクラウドの仮想ブラウザで行われ、関係するCookieが一時的に転送され、作業後に削除されます。ログイン状態を第三者のサーバーに預けることになるので、銀行や社内システムでは使わず、機密情報を含まない公開情報の調査などに用途を限定してください。予約では、送信先・入力内容・料金・取消条件を確認し、確定操作は自分で行ってください。

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