ZMOT(Zero Moment of Truth、読み方はジーモット)とは、消費者が商品やサービスを買う前に、検索・レビュー・動画などでオンライン調査をする瞬間を指すマーケティング用語です。Googleが2011年に電子書籍『ZMOT: Winning the Zero Moment of Truth』で提唱しました。この記事では、意味と読み方の根拠、原典の調査データ(米国の買い物客5,000人・12業種)の正しい読み方、FMOT・SMOT・TMOTとの違い、そして原典の提言を今の実務に置き換えた手順までを、一次資料にもとづいて整理します。
まとめ:ZMOTの要点
- 意味:購入を決める前に、ネットで商品を調べる瞬間。広告などの刺激と、店頭で商品を選ぶFMOTの間に入る。
- 読み方:ジーモット。Googleの原典に発音表記「ZEE-mot」がある。
- 提唱:GoogleのJim Lecinski(ジム・レシンスキー)が2011年の電子書籍で提唱。
- 根拠データ:2011年の調査で、買い物客の84%がZMOTの情報源を使い、1回の購入判断で参照する情報源は平均10.4件だった。
- 業種差:ZMOTの影響を受けた人の割合は、旅行99%・自動車97%に対し、食品カテゴリは61%、美容・パーソナルケアは63%。業種によって差が大きい。
- やること:自社商品が調べられる検索語を洗い出し、その問いに答えるページとレビューを用意する。
以下、定義の根拠から順に説明します。
ZMOTの意味と読み方
「ゼロの瞬間」が指す購入前の調査行動
原典は、ZMOTを「ノートPCやスマートフォンを手に取り、買おうか試そうか考えている商品やサービスについて調べ始める瞬間」と定義しています。例として挙がるのは、子どもの迎えを待つ車内で鼻炎薬をスマートフォンで調べる母親、事務用品店へ行く前にレーザープリンターの本体価格とインク代を比べる事務担当者、バルセロナの安いホテルを探してカフェでレビューを読む学生、スキー用品店の店内で新作スノーボードのレビュー動画を見る客です。
「ゼロ」と呼ぶのは、P&Gが「第1の瞬間」と名付けた店頭の場面(FMOT)より手前にあるからです。購入の段階が新しく生まれたというより、それまで見えていなかった「買う前に調べる時間」に名前を付けた概念と捉えると、FMOT・SMOTとの関係を取り違えません。
読み方「ジーモット」の根拠:原典の発音表記
ZMOTは「ジーモット」と読みます。Googleの原典の電子書籍は、初出の箇所で「Zero Moment of Truth, or simply ZMOT (“ZEE-mot”)」と発音を示しており、米国英語のZ(ジー)に合わせた読みです。国内の解説には「ズィーモット」という表記もありますが、同じ発音のカナ表記の違いです。同書は、オーストラリアのチームは「ZedMOT」と呼ぶとも書いています。英国・豪州式にZを「ゼッド」と読むためです。
正式名称の「ゼロ・モーメント・オブ・トゥルース」と呼ぶこともあり、日本語では「購買前の真実の瞬間」「ゼロの瞬間」と訳されます。
提唱者と原典:Jim Lecinski『ZMOT: Winning the Zero Moment of Truth』(2011年)
著者のJim Lecinskiは、同書の著者紹介で、当時の肩書きを「Google 米国営業・サービス担当マネージングディレクター」としています。2006年にGoogleへ入社する前は、DDBやYoung & Rubicamなどの広告会社に在籍していました。書籍は全7章と付録からなり、ゼネラル・エレクトリックのBeth Comstock、ジョンソン・エンド・ジョンソンのKim Kadlec、ゼネラル・ミルズのMark Addicksなど、大手企業のマーケティング責任者の発言を交えて構成されています。
同書によると、ZMOTはGoogleの営業チーム全員が受ける研修の中核になっていました。広告を売る側が、自社の検索広告の価値を説明するために作った枠組みでもあります。この出自は、後で触れる数値を読むときに覚えておくべき点です。
ZMOTの根拠データ:Macro Study(2011年)の数値の読み方
ZMOTの数値は、GoogleがShopper Sciencesに依頼した「The Zero Moment of Truth Macro Study」から来ています。国内の解説は84%や10.4件という数字だけを引くことが多いのですが、調査の設計を知らないと読み違えます。
調査設計:2011年3月・米国・5,000人・12カテゴリ
調査資料の「Methodology」によると、実査は2011年3月、米国で行われたオンライン調査です。回答者は5,000人で、自動車・家電・旅行・有権者・飲食店・一般用医薬品・食品・美容の8カテゴリが各500人、クレジットカード・銀行・保険・投資の4カテゴリが各250人です。購入の意思決定にできるだけ近い時点で、どの情報源を使い、それぞれがどれだけ判断に効いたかを聞いています。
つまり、10年以上前の米国のデータです。日本の消費者や今のスマートフォン利用にそのまま当てはめる数字ではありません。使えるのは、業種ごとの差の傾向と「購入前に複数の情報源を調べる」という構造のほうです。
参照情報源10.4件と84%の意味
電子書籍は「平均的な買い物客が購入判断に使った情報源は2010年の5.3件から2011年は10.4件へ増えた」と書いています。ここで注意したいのは2点です。
- 10.4件は、テレビ広告などの刺激・ZMOT・FMOTの情報源をすべて合わせた数です。「来店前にネットで10件調べる」という意味ではありません。
- 前年の値は資料によって表記が異なります。調査資料のグラフでは2010年が5.27件で、要約スライドはこれを「5.2」、電子書籍は「5.3」と書いています。同じ数字の丸め方の違いです。
84%は、調査資料の要約で「全買い物客の84%が購入までの過程でZMOTの情報源を使った」とされる数字です。「84%がZMOTで購入を決めた」と書く解説もありますが、原典が言っているのは利用の割合です。
ZMOTで使われた情報源の上位
電子書籍の図2-3は、購入を検討したときに使った情報源を刺激・ZMOT・FMOTに分けて示しています。ZMOTの上位は次のとおりです(N=5,003)。
| ZMOTの情報源 | 利用した割合 |
|---|---|
| ネットで検索した(検索エンジン) | 50% |
| 友人・家族と商品について話した | 49% |
| ネットで商品を比較した | 38% |
| ブランド・メーカーのサイトを見た | 36% |
| ネットのレビューや推薦を読んだ | 31% |
| 小売店のサイトを見た | 22% |
| ネット記事のコメント欄を読んだ | 22% |
| ブランドをフォロー・「いいね」した | 18% |
検索(50%)と友人・家族との会話(49%)は、利用した人の割合がほぼ並んでいます。調査資料の要約も「ネット検索が、情報源として友人・家族と同じ水準か、それを上回った」と書いています。ただし、これは利用率の比較で、購入判断にどれだけ効いたかが同じだという意味ではありません。
業種別の参照情報源数とZMOTの影響率
電子書籍の図5-1は、12カテゴリそれぞれの数字を示しています。
| カテゴリ | 参照した情報源の数 | ZMOTの影響を受けた割合 |
|---|---|---|
| 旅行 | 10.2 | 99% |
| 自動車 | 18.2 | 97% |
| 有権者(選挙) | 14.7 | 95% |
| 保険 | 11.7 | 94% |
| 家電 | 14.8 | 92% |
| 銀行 | 10.8 | 91% |
| 投資 | 8.9 | 89% |
| クレジットカード | 8.6 | 81% |
| 一般用医薬品 | 9.8 | 78% |
| ファストフード店 | 5.8 | 72% |
| 美容・パーソナルケア | 7.0 | 63% |
| 食品 | 7.3 | 61% |
自動車(18.2件)や家電(14.8件)は、食品(7.3件)の2倍以上の情報源を参照していました。単価や失敗への不安がこの差を生んだと考えたくなりますが、表は要因を分析したものではありません。食品でZMOTの影響を受けた割合は61%で、残る39%を見ても、店頭の棚やパッケージ(FMOT)がどれだけ効いたかまでは分かりません。この表は、自社の顧客がどう調べているかの仮説を立てるために使い、ZMOTとFMOTへの予算配分は、自社顧客の調査や施策ごとの成果を見て決めます。
FMOT・SMOT・TMOTとの違いと時系列
Moment of Truthの系譜:CarlzonからP&G、Googleへ
「Moment of Truth(真実の瞬間)」を経営用語として広めたのは、スカンジナビア航空のJan Carlzonの著書です。英語版『Moments of Truth』は1987年刊、邦訳『真実の瞬間』は1990年刊で、原著はスウェーデン語の『Riv pyramiderna!』です。顧客が企業と接するあらゆる場面を、企業の評価が決まる瞬間と捉えました。
これを購買の場面に絞ったのがP&Gです。P&Gは2004年度(2004年6月期)のForm 10-Kで、店で買い物をしている時点を「first moment of truth」、商品を使い期待に応えたか・価値があったかを評価する時点を「second moment of truth」と記しています。国内では「2005年にP&Gが提唱」と書かれることが多いのですが、これはFMOTを取り上げた2005年9月21日のウォール・ストリート・ジャーナル1面記事が広めた年です。原典の電子書籍もこの記事を紹介し、買い物客が棚の前に立ってからの「7秒間」が重要だと要約しています。国内では「3〜7秒」と書かれることが多く、秒数は引用元によって表記が揺れています。
Googleは、この2つの瞬間の手前にZMOTを置きました。Googleが2020年に出した報告書「Decoding Decisions: Making sense of the messy middle」も、マーケティングモデルの歴史の中で、ZMOTを「CarlzonとLafleyの真実の瞬間を拡張したもの」と位置づけています。FMOTとSMOTの定義や読み方の詳細は、FMOT(エフモット)とSMOTの違いで一次資料とともに整理しています。
| 瞬間 | 読み方 | 消費者の状態 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 刺激(Stimulus) | - | 広告などで商品を知る | 従来モデル |
| ZMOT | ジーモット | 買う前にネットで調べる | Google(2011年) |
| FMOT | エフモット | 店頭・商品ページで選ぶ | P&G(2004年度10-K) |
| SMOT | エスモット | 使って価値を評価する | P&G(2004年度10-K) |
| TMOT | ティーモット | 感想を発信・推奨する | Pete Blackshaw(2006年の本人執筆記事) |
時系列では「刺激→ZMOT→FMOT→SMOT」の順で、ZMOTは刺激とFMOTの間に入ります。
TMOTの役割:購入後の発信と次の人のZMOTとの接続
TMOT(Third Moment of Truth)は、使った人がレビューやSNSで感想を発信し、他の人に勧める瞬間を指します。P&G出身のPete Blackshawが、2006年10月17日付の本人執筆記事「The Third Moment of Truth」で提唱しました。同記事は、製品体験が感情や好奇心、時には怒りを呼び起こし、ブランドについて語りたくさせる転換点だと説明しています。
原典の電子書籍は、TMOTという語こそ使っていませんが、同じ循環を「新しいメンタルモデル」として描いています。ある人のSMOT(使用体験)がレビューとして公開され、次の人のZMOTの情報源になるという図です。前述の調査で31%がネットのレビューを読んでいたことを考えると、購入後の体験づくりはそのまま次の見込み客への情報提供になります。
原典の7つの提言と現在の実務への置き換え
電子書籍の第6章「How to Win at ZMOT」は、ZMOTで勝つための提言を7つ挙げています。2011年の道具立て(当時のGoogleのキーワードツールや検索動向の分析ツールなど)は今では使えないものもあるため、現在の手段に置き換えて示します。
| 原典の提言 | 原典の要旨 | 今の実務での置き換え |
|---|---|---|
| 1. Put Someone in Charge | ZMOTの責任者を1人決める | 検索・レビュー・SNSを横断する担当者と予算 |
| 2. Find Your Zero Moments | 商品が調べられる検索語を知る | サジェストとサーチコンソールのクエリ |
| 3. Answer the Questions | 聞かれている問いに答える | 問いごとのページ・FAQ |
| 4. Optimize for ZMOT | 検索結果に出る回数を増やす | SEO・広告・第三者メディア |
| 5. Be Fast | 完璧さより反応の速さ | 話題化した検索語への即時の対応 |
| 6. Don’t Forget Video | 製品紹介・使い方の動画を用意 | YouTube・ショート動画 |
| 7. Jump In! | まず始めて試す | 小さく出して数値で検証 |
「Be Fast」はWebページの表示速度の話ではなく、世の中で急に調べられ始めた話題に素早くコンテンツや広告を出せ、という意味です。原典では、アイシャドウの検索がミュージックビデオのワンシーンをきっかけに急増した例が挙がっています。
自社のZMOTを見つける手順:サジェストからサーチコンソールまで
提言2と3は、次の順で今の道具に置き換えられます。
- Google検索に自社の商品名・サービス名を入力し、サジェストに出る語(「口コミ」「料金」「比較」「デメリット」など)を書き出す。原典もこの方法を最初の手順にしている。
- Googleサーチコンソールの検索パフォーマンスで、自社サイトが表示されたクエリを「口コミ」「評判」「比較」「とは」「違い」などで絞り込み、表示回数の多い順に並べる。
- 表示はあるのに掲載順位が低いクエリ、またはクエリに答えるページが無い語を、ZMOTで取りこぼしている問いとして一覧にする。
- 問いごとに、答えを冒頭に置いたページやFAQを用意する。「成分は何か」と調べている人にクーポンだけを見せるのは、原典が「ZMOTの失敗の典型」とする例。
検索結果での見つかりやすさは、ページの内容と内部構造の両方で決まります。キーワード設計から見直す場合は、SEO内部施策・キーワード設計の支援内容も参考になります。
レビューと口コミを集める仕組み
原典の第4章は「Ratings and Reviews: Word of MOT」と題し、評価とレビューをZMOTの中心に置いています。前述の調査でも、ZMOTの情報源の2位は友人・家族との会話(49%)でした。自社サイトにレビューを載せるだけでなく、購入後のメールでレビューを依頼する、低評価への返信を公開するといった、SMOTからTMOTへの流れを作る仕組みが要ります。なお、企業が表示内容の決定に関与した「事業者の表示」であるにもかかわらず、一般消費者がそれを判別できない投稿は、ステルスマーケティング規制の対象になります。手法と規制の範囲は口コミマーケティングとは?WOMの意味・手法・効果測定とステマ規制の実務で解説しています。
モバイルで調べる人を落とさないページの条件
原典が引用する2011年公表の米国調査では、成人のスマートフォンインターネット利用者5,013人の79%が、買い物に関連する活動にスマートフォンを使ったと回答しています。調べている最中に表示が遅いページは離脱されます。GoogleはCore Web Vitalsで、LCP(主要コンテンツの表示)2.5秒以内、INP(操作への応答)200ミリ秒以内、CLS(レイアウトのずれ)0.1以下を「良好」の基準にしています。判定には、モバイルとデスクトップを分けた実ユーザーの測定値の75パーセンタイルを用います。価格・仕様・在庫・よくある質問に、スマートフォンで少ない操作でたどり着けるかも確認します。
BtoBのZMOT対策:導入事例と社内比較資料
Googleの電子書籍の第6章「How to Win at ZMOT」は、動画の提言(Don’t Forget Video)の中で、消費者向けの製品紹介・使い方動画に加え、BtoBでは導入事例(Case studies)と専門的な見解(Thought leadership)を示す動画を用意するよう勧めています。BtoBの検討は複数人で長期間にわたるため、比較表・料金の考え方・導入までの手順など、社内で回覧される資料になるページを用意しておくと、担当者のZMOTで候補に残りやすくなります。
ZMOTの限界と、2011年以降のGoogleのモデル
ZMOTは今も有効な考え方ですが、2011年のモデルをそのまま使うと見落とすものがあります。Google自身も、その後に2つのモデルを出しています。
- マイクロモーメント(2015年):スマートフォンの普及を受けて、「知りたい・行きたい・したい・買いたい」と思った瞬間に反射的に検索する行動を4つに分けたモデル。本記事の整理では、購入前の調査に限らない日常の行動を細切れの瞬間として捉える視点で、ZMOTより対象が広い。詳しくはマイクロモーメントとは?Googleの定義と4つの瞬間。
- Messy Middle(2020年):きっかけ(trigger)と購入の間で、消費者が選択肢を広げる「探索」と絞り込む「評価」を何度も往復するとしたモデル。ZMOTは刺激とFMOTの間を1つの段階として描きましたが、こちらはその中身がループであることを示しています。ルーピングファネルとは?原典の5段階と向く商材の判断基準でも扱っています。
ZMOTを社内の議論に使うのは、「広告を増やす前に、調べられたときに答えられる状態か」を問い直すときです。逆に、ZMOTだけを根拠に店頭施策を一律に削るのは避けるべきです。原典でも、食品はZMOTの影響を受けた割合が61%にとどまり、カテゴリによって差がありました。また、元の数値は検索広告を売る立場のGoogleが依頼した2011年の米国調査です。自社の投資判断には、サーチコンソールのクエリや購入者アンケートなど、自社の顧客のデータを合わせて使います。
購入までの段階全体をどのモデルで分析するかは、購買プロセスとは?5段階モデルと購買行動フレームワークの使い分けと分析手順で比較しています。
よくある質問
ZMOTの読み方と「ゼロモーメント」の意味は?
ZMOTは「ジーモット」と読み、Googleの原典に発音表記「ZEE-mot」があります。ゼロモーメント(Zero Moment of Truth)は、店頭で商品を選ぶ「第1の瞬間(FMOT)」より手前にある、購入前にネットで調べる瞬間という意味です。
ZMOTとFMOTの違いは何ですか?
ZMOTは購入前にネットで調べる瞬間、FMOTは店頭の棚や商品ページで商品を選ぶ瞬間です。ZMOTは2011年にGoogleが、FMOTはP&Gが2004年度の年次報告書(Form 10-K)で示した概念です。
ZMOT・FMOT・SMOT・TMOTの順番は?
刺激(広告など)→ZMOT(購入前の調査)→FMOT(店頭での選択)→SMOT(使用と評価)→TMOT(感想の発信)の順です。TMOTで発信されたレビューは、次の人のZMOTの情報源になります。
ZMOTの具体例にはどんなものがありますか?
原典は、子どもの迎えを待つ車内でスマートフォンを使い鼻炎薬を調べる、事務用品店に行く前にプリンターのインク代を比べる、スキー用品店の店内でスノーボードのレビュー動画を見る、といった例を挙げています。買う前・行く前に調べる行動は、すべてZMOTです。
2011年に提唱されたZMOTは今も有効ですか?
購入前に調べるという構造は今も有効です。ただし、根拠データは2011年の米国調査で、調べる場所も検索だけでなく動画・SNS・生成AIへ広がっています。Googleも2015年にマイクロモーメント、2020年にMessy Middleというモデルを出しているので、自社の顧客データと合わせて使います。