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スマホサイト制作の費用相場と進め方|方式の選び方・制作会社の見極め方を解説

総務省の令和7年版情報通信白書によれば、個人がインターネットに接続する端末はスマートフォンが74.4%、パソコンが46.8%で、その差は27.6ポイントに開いています。企業サイトの訪問者の多くはスマートフォンから来ている、というのが現在の前提です。この記事では、スマホサイト制作を外部に依頼するときの費用相場を「既存サイトのレスポンシブ化」と「新規制作」に分けて整理し、見積書の内訳の読み方、要件定義から公開までの工程と期間、スマホサイトのデザインで押さえる操作要件、そして制作会社の選び方までを発注側の目線でまとめます。読み終えたときに、自社の予算と規模に対してどの方式・どの依頼先が妥当かを、社内で説明できる状態を目指します。

まとめ:スマホサイト制作の第一手はレスポンシブ化・費用は既存資産の量で決まる

スマホサイト制作とは、スマートフォンの画面幅・通信環境・指での操作を前提に、企業サイトの表示と導線を作り直す一連の制作作業を指します。手段は大きく3つ、レスポンシブデザイン・スマホ専用サイト(別URL)・動的配信に分かれます。

結論から示します。コーポレートサイト・採用サイト・サービスサイトのように、PCとスマホで見せる情報が同じサイトなら、方式はレスポンシブ一択で構いません。専用サイトを別に持つと制作費はPC制作費の1.5〜2倍に膨らみ、公開後も更新が2系統になって運用コストが恒常的に増えるためです。

費用は「何をゼロから作るか」で決まります。既存サイトの見た目と構成を保ったままレスポンシブ化するなら、10ページ前後で10万〜30万円、50ページ規模で30万〜90万円が公開相場の目安です。デザインから作り直す新規制作では、ディレクション費・デザイン費・コーディング費が積み上がり、中小規模でも数十万円台後半から数百万円のレンジに入ります。見積の妥当性は総額ではなく、ページ単価と人日単価の内訳で判断してください。

依頼先を選ぶときに効くのは実績数ではありません。要件定義の質問がどれだけ具体的か、公開後の計測と改善まで提案に含まれているか、この2点で力量はほぼ見分けられます。

スマホサイト制作が必要になる背景と対応済みでも作り直しが要る条件

「うちのサイトはスマホでも見られるから対応済み」という認識で判断を止めると、機会損失に気づけません。まず、なぜ今スマホサイト制作の相談が発生するのか、その引き金になる症状から整理します。

スマホ利用率74.4%が示す機会損失と発注判断の起点になる自社比率

総務省の令和7年版情報通信白書(2024年調査)では、世帯のスマートフォン保有率は90.5%、パソコンは66.4%でした。個人の端末別インターネット利用率はスマートフォン74.4%に対しパソコン46.8%です。BtoB企業のサイトでもスマートフォン経由の訪問は3〜5割に達することが珍しくありません。

発注判断の起点にすべきは、この全国平均ではなく自社のアクセス解析の実数値です。Google Analytics 4の「デバイスカテゴリ」でセッション比率を確認し、スマートフォンのセッション比率と、そのコンバージョン率をパソコンと並べて見てください。セッションは同等なのにコンバージョン率だけが半分以下、という数字が出たら、スマホ側の表示か導線に問題が残っています。この差分こそが、制作費に対する投資対効果を社内で説明する材料になります。

スマホ対応済みのサイトでも作り直しが必要になる表示崩れと速度の症状

数年前にスマホ対応した企業サイトでも、次の症状が出ているなら制作の対象です。

  • 横スクロールが発生する。固定幅のテーブルや大きな画像が原因で、本文が画面からはみ出す
  • タップ対象が小さく密集している。グローバルナビやリンクの押し間違いが起きる
  • 表示が遅い。PC向けの大きな画像をそのまま読み込ませており、モバイル回線で数秒待たされる
  • フォームがスマホで入力しづらい。項目数が多く、入力補助(入力形式の指定)が設定されていない

この4つのうち、まず潰すべきは表示速度とフォームです。表示崩れは見た目の問題にとどまりますが、速度とフォームは離脱に直結して問い合わせ数を削るためです。改修範囲が画像とフォームだけで収まるなら、サイト全体の作り直しは不要で、部分改修の見積を取れば足ります。全ページの構成から見直したいときは、サイトリニューアルの進め方を先に読み、スマホ対応を単独案件にするかリニューアルに含めるかを決めてください。

レスポンシブと専用サイトと動的配信の3方式で費用差が生まれる構造

スマホサイト制作の見積額は、どの方式を前提にしているかで大きく動きます。

3方式の制作費と運用負荷とSEO面を並べた比較と企業サイトの第一選択

3方式の違いを、発注側が気にする4軸で並べます。

方式 制作費の目安 更新の手間 SEO上の扱い
レスポンシブ PC制作費に1〜3割増 1ソースを1回更新 Googleの推奨構成
専用サイト(別URL) PC制作費の1.5〜2倍 PC版と合わせ2回 正規化タグの設定が必須
動的配信 専用サイトと同等以上 サーバー側で2系統 Varyヘッダーの設定が必須

企業サイトの第一選択はレスポンシブです。Googleは2023年10月にモバイルファーストインデックスへの移行完了を告知しており、検索評価の対象はモバイル版のページに一本化されています。1つのHTMLで両方の画面をまかなうレスポンシブなら、PC版とスマホ版で内容が食い違う事故がそもそも起きません。方式そのものの仕組みやメリットとデメリットを詳しく確認したい場合は、レスポンシブデザインとは何かを制作目線で解説した記事で仕組みと方式選定の考え方を先に押さえてください。

スマホ専用サイトが成立する条件と選んではいけない発注時の判断場面

専用サイトが合理的なのは、PCとスマホで提供する内容そのものを変えたい場合に限られます。具体的には、店舗検索や予約のようにモバイル特有の行動が中心で、PC版とは情報設計から分けたいECや会員サイトです。この場合、2系統の運用コストを払っても、スマホ側の導線を独立して磨ける利点が上回ります。

逆に、次の条件に当てはまるなら専用サイトは選ばないでください。掲載する情報がPCとスマホで同一である、更新を担当する社内の人員が1名以下である、年間のWeb予算が100万円に届かない。この3条件のいずれかに該当する企業が専用サイトを選ぶと、公開から1〜2年でスマホ版だけ情報が古いまま放置される事態が高い確率で起きます。実際に多いのが「PC版のお知らせは更新されているのにスマホ版が半年前で止まっている」という状態で、これは制作会社ではなく方式選定の失敗です。動的配信も同様で、サーバー側で2系統のHTMLを出し分ける以上、保守できる開発体制が社内か委託先に常時あることが前提になります。

スマホサイト制作の費用相場と見積書で確認すべき内訳項目の読み方

費用の話は総額から入ると比較になりません。何にいくら払っているかを費目に分解して初めて、A社90万円とB社45万円の差が「品質差」なのか「作業範囲の差」なのかが判別できます。

既存サイトのレスポンシブ化と新規制作で分かれる費用レンジの実勢

既存のPCサイトを残したままレスポンシブ化する場合の公開相場は、ページ数にほぼ比例します。

対応の種類 規模 費用の目安
既存サイトのレスポンシブ化 10ページ前後 10万〜30万円
既存サイトのレスポンシブ化 20〜30ページ 20万〜60万円
既存サイトのレスポンシブ化 50ページ前後 30万〜90万円
スマホ専用サイトの新規制作 PC版と別に構築 PC制作費の1.5〜2倍

デザインから作り直す新規制作は、ページ単価の積み上げになるため幅が広がります。公開されている制作事例では、デザイン20万円・コーディング15万円・レスポンシブ対応5万円・実装や更新の作業8万円・決済機能3万円で合計51万円という内訳が示されています。この水準は、テンプレートを土台にしてトップページのみオリジナルデザイン、下層は共通レイアウト、という構成の相場観です。全ページをオリジナルデザインで起こし、CMSで自社更新できるようにするなら、150万円以上を見込んでください。

ディレクション費とデザイン費とコーディング費の内訳と人日単価の見方

見積書に並ぶ費目の単価は、業界内でおおむね次の水準です。金額そのものより、右列の確認点を各社に同じ言葉で質問すると、比較の精度が上がります。

費目 単価の目安 見積での確認点
ディレクション費 5万円〜 総額の2割前後が目安
デザイン費(トップ) 5万円〜 提案案数と修正回数
デザイン費(下層) 5千円〜 ページ数の数え方
コーディング費(トップ) 1万円〜 検証する端末の範囲
コーディング費(下層) 8千円〜 テンプレート流用の有無

費用の総額は、突き詰めると「人日数×人日単価」に還元されます。制作会社の人日単価は5万〜8万円が中心帯で、ここから逆算すると60万円の見積はおよそ8〜12人日の作業量という読みになります。10ページのレスポンシブ化に20人日を積んでいる見積が来たら、その内訳の根拠を必ず聞いてください。逆に、3人日で50ページを対応すると書かれた見積は、テンプレートへの機械的な流し込みで個別の表示崩れを見ていない可能性が高いといえます。

CMSやフォームや計測の追加要件で見積が膨らむ場面と抑える発注の工夫

初期見積から金額が伸びる原因は、デザインの追加ではなく機能要件の後出しです。膨らみやすいのは次の4つでした。

  • CMS導入:自社で更新したいページの範囲が広がるほど、管理画面の作り込み工数が増える
  • フォーム:問い合わせ1本なら数万円、条件分岐や自動返信、外部システム連携が入ると数十万円規模
  • 多言語対応:言語切替の設計とURL設計が加わり、ページ数が言語数の倍数で増える
  • 計測設計:GA4とタグマネージャの設定、コンバージョン計測の実装は別費目になることが多い

抑え方は単純で、更新頻度が年1回未満のページをCMS管理から外すことです。会社概要や沿革のように滅多に変わらないページまでCMS化すると、管理画面の設計工数だけが積み上がります。更新頻度の高いお知らせと実績紹介の2種類に絞れば、CMS費用は半分以下に収まる案件が多くあります。

スマホサイトのデザインで成果が分かれるファーストビューと操作要件

スマホサイトのデザインは、見た目の好みではなく操作の物理的な制約から決まります。

親指操作を前提にしたタップ領域とナビゲーションとフォームの設計要点

スマートフォンの操作は指1本、多くは親指で行われます。マウスカーソルのような精密なポインティングは使えません。制作会社に確認すべき設計要件は次の3点です。

  1. タップ領域:ボタンやリンクの当たり判定を十分な大きさで確保し、隣接要素と間隔を空けているか
  2. ナビゲーション:階層の深いメニューをハンバーガーに押し込みすぎず、主要導線を画面下部に置いているか
  3. フォーム:入力欄の種類(メール・電話番号)を指定し、スマートフォン側で適切なキーボードが出るようにしているか

3つのうち、問い合わせ数に最も効くのはフォームです。入力項目を10から5に減らすだけで完了率が変わる領域であり、デザイン段階で項目を確定させてください。実装レベルでブレークポイントやレイアウトの組み方まで踏み込んで確認したい担当者は、レスポンシブデザインの作り方とメディアクエリの実装手順を参照すると、制作会社の技術提案を読み解きやすくなります。

PC版をそのまま縮小して離脱を招くファーストビューの作り直し基準

失敗の典型は、PC版のメインビジュアルとキャッチコピーをそのまま縦に積み替えただけのスマホ版です。横長の写真は縦画面で極端に小さくなり、PC版で左右に並んでいた要素は上下に伸びて、スクロール2回分を消費します。訪問者が最初に見る1画面に、何の会社で何を頼めるのかが収まりません。

作り直しの基準は数値で持ってください。スマートフォンの1画面に、サービス名・提供価値の1文・行動導線(問い合わせや資料請求)の3要素が入っているかどうかです。この3要素が最初のスクロールなしで見えないなら、ファーストビューは作り直しの対象になります。写真は縦位置または正方形にトリミングした別素材を用意し、PC版と共用しない判断が有効です。サイト種別ごとにファーストビューで伝えるべき内容は変わるため、企業サイト全体の構成から見直すときはコーポレートサイトの目的と基本構成を整理した記事を土台にしてください。

スマホサイト制作の進め方と要件定義で発注側が先に決める検討事項

制作期間が延びる案件には共通点があります。発注側の決定事項が固まらないまま、デザイン工程に入っていることです。

要件定義から公開までの6工程と2〜3か月を要する期間配分の目安

スマホサイトの制作は、おおむね次の順に進みます。

  1. 要件定義:目的・ターゲット・掲載範囲・機能・予算を言語化する(2〜3週間)
  2. サイト設計:ページ構成とワイヤーフレームを作成し、各ページの要素と順序を決める(2〜3週間)
  3. デザイン:トップページから作成し、確認後に下層のデザインへ展開する(3〜4週間)
  4. コーディングと実装:HTML・CSSの構築、CMS組み込み、フォーム実装(3〜4週間)
  5. 検証:実機での表示確認、フォームの送信テスト、計測タグの動作確認(1〜2週間)
  6. 公開と初期観測:公開後の表示確認とアクセス数の推移観測(公開後1か月)

純粋な制作期間は2〜3か月が目安で、事前調査や社内合意に時間をかける案件では半年を超えます。工程のうち発注側の作業が重いのは1と2で、ここが遅れると全体が同じ日数だけ後ろにずれます。公開希望日が決まっているなら、逆算して要件定義の完了日を先に社内で握ってください。

見積依頼の前に発注側がそろえると精度が上がる4つの材料と伝え方

同じサイトの相談でも、渡す情報の量で見積の幅は変わります。次の4つを用意して問い合わせると、各社の見積が比較可能な精度でそろいます。

  • 現行サイトのURLと、対象にするページの一覧(何ページ分かを数えて渡す)
  • アクセス解析のスマートフォン比率と、主要ページのコンバージョン数
  • 自社で更新したいページの種類と更新頻度(CMSの範囲を決める材料)
  • 公開希望日と予算のレンジ(上限だけでなく、下限も伝えると提案の粒度が上がる

予算を伏せて相見積を取る進め方は、精度を落とすだけで得はありません。制作会社は予算の想定がないと標準構成で見積を出すため、自社の事情に合った提案が返ってきにくくなります。伝えるべきは「500万円まで出せる」ではなく「初期100万円・年間保守30万円の枠で考えている」という運用込みのレンジです。

スマホサイト制作会社の選び方と内製か外注かを分ける損益の分岐点

依頼先の候補は、ノーコードツールでの内製から、制作会社への外注、受託開発会社への委託まで幅があります。どこで線を引くかを、条件で明示します。

ノーコードで足りる条件と受託開発に出すべき条件を分ける4つの基準

WixやSTUDIO、WordPressのテーマを使った内製で足りるのは、次の条件を全て満たす場合です。掲載ページが10ページ前後、フォームは問い合わせ1本、外部システムとの連携がない、そして更新を担当する人員の稼働を月10時間以上確保できる。この範囲なら月額1,000〜5,000円のツール費用で運用でき、制作会社に払う数十万円は不要です。

一方で、次のいずれかに当てはまるなら受託開発に出す判断が合理的です。既存の基幹システムや顧客管理と連携させたい、会員登録やマイページのような認証を伴う機能がある、多言語で展開する、あるいはページ数が50を超えて情報設計そのものを作り直す必要がある。この領域はノーコードツールの制約に当たった時点で作り直しになり、内製で費やした時間がそのまま損失になります。自社の要件がどちらに寄るか判断がつかないときは、スマートフォンサイト制作の相談窓口で現行サイトのページ数と機能要件を伝え、方式と概算費用の当たりを取ってから社内稟議に進むのが早い進め方です。

提案書から力量を見抜くチェック項目と発注前に必ず聞く5つの質問

制作実績の件数は、力量の指標としては当てになりません。判別に効くのは、提案が「作る話」だけで終わっていないかどうかです。発注前に次の5つを聞いてください。

  • 検証する実機の範囲はどこまでか(iOSとAndroidの何世代前まで確認するか)
  • 表示速度の目標値を持っているか、公開前に計測して報告するか
  • 公開後の修正はどこまで無償か、保守契約の範囲と月額はいくらか
  • CMSの管理画面はどの範囲を自社で更新できるように作るか
  • 制作したデータとドメイン・サーバーの権利は誰に帰属するか

この5問に即答できない会社は、公開後の運用まで設計していません。とくに5つ目は、後から別の会社に引き継ぐときに揉める箇所です。制作物の権利が制作会社に残る契約だと、リニューアル時に既存データを使えず、費用が二重にかかります。

公開後に効いてくる運用体制と改善サイクルを回すための計測設計の要点

スマホサイトは公開して終わりではなく、公開後の数値で答え合わせをして初めて投資回収が始まります。公開前に必ず仕込んでおくのは、GA4のデバイス別コンバージョン計測と、Google Search Consoleでのモバイル検索クエリの取得です。この2つがあれば、公開1か月後に「スマホのコンバージョン率が改善したか」「モバイル検索の表示回数が増えたか」を判定できます。

改善の打ち手は、数値の出方で分岐します。表示回数が伸びず順位も動かないなら、必要なのはデザインではなくコンテンツと内部構造の見直しで、スマートフォンサイトにおけるSEO対策手法で示した検索面の施策に軸足を移してください。表示回数はあるのにクリックされないならタイトルと説明文、訪問はあるのに問い合わせに至らないならフォームとファーストビューが対象です。この分岐を毎月1回、30分で確認する体制を社内に置ければ、制作費は回収に向かいます。

よくある質問

スマホサイト制作の相談で実際に多い質問を、費用・作り方・方式・期間・デザインの順にまとめました。

スマホサイト制作の費用相場はいくらですか?

既存のPCサイトをレスポンシブ化する場合、10ページ前後で10万〜30万円、20〜30ページで20万〜60万円、50ページ規模で30万〜90万円が公開されている相場です。デザインから作り直す新規制作では、テンプレートを土台にした構成で50万円前後、全ページをオリジナルデザインで起こしてCMSを組む場合は150万円以上を見込んでください。スマホ専用サイトを別に作る方式は、PC制作費の1.5〜2倍が目安になります。

スマホサイトの作り方は自社だけでも進められますか?

掲載ページが10ページ前後、フォームが問い合わせ1本、外部システム連携なし、という条件なら、WixやSTUDIO、WordPressのテーマを使って自社で作れます。ツール費用は月額1,000〜5,000円程度です。ただし更新担当者に月10時間程度の稼働が必要になるため、人員を確保できるかを先に確認してください。会員機能や基幹システム連携が要件に入る時点で、ノーコードの範囲を超えます。

スマホサイトとPCサイトは分けて作るべきですか?

掲載する情報がPCとスマホで同じなら、分けずにレスポンシブで1つに統一してください。分けると制作費が1.5〜2倍になり、更新も2系統になります。分ける判断が成立するのは、店舗検索や予約のようにモバイル特有の行動が中心で、情報設計から変えたい場合に限られます。その場合も、2系統を保守できる体制が社内か委託先に常時あることが前提です。

スマホサイト制作の期間はどれくらいかかりますか?

要件定義からリリースまで2〜3か月が目安です。内訳は要件定義とサイト設計で4〜6週間、デザインで3〜4週間、コーディングと実装で3〜4週間、検証で1〜2週間となります。事前調査や社内合意に時間をかける場合は半年を超えることもあります。工程が延びる原因の多くは発注側の意思決定の遅れにあるため、公開希望日から逆算して要件定義の完了日を先に決めておいてください。

スマホサイトのデザインで最初に決めることは何ですか?

ファーストビューの3要素です。スマートフォンの1画面に、サービス名・提供価値を示す1文・行動導線(問い合わせや資料請求)が収まる構成をまず確定させます。次にフォームの入力項目数を決めてください。項目を10から5に減らすだけで完了率が動く領域であり、デザイン着手前に社内で合意しておくと手戻りが防げます。写真はPC版の横長素材を流用せず、縦位置または正方形で用意します。

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