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Seedance 2.0の料金とOmni Referenceの使い方|無料枠・ローカル実行の可否まで【2026年最新】

Seedance 2.0の料金は、結論からいうと「無料枠で試し、本格利用はサブスクかAPI従量課金」の3段構えで考えます。無料枠はDreaminaで1日225クレジット、サブスクは中国版「即夢(Jimeng)」の月69元〜が最安帯、APIは1秒あたり約0.09〜0.112ドルが目安です。最大の特徴であるOmni Reference(@メンション構文)を使うと、画像・動画・音声など最大12ファイルを参照入力に割り当て、キャラクターの一貫性やカメラワークを精密に指定できます。ByteDanceが2026年2月に公開したモデルで、価格や提供状況の変動が速く、6月には後継のSeedance 2.5も発表されました。本記事ではまず料金と使い方を整理し、続けてOmni Referenceの仕組み、ローカル実行の可否、商用・センシティブ表現の規約までを順に解説します。最新の価格は公式でご確認ください。

まとめ:Seedance 2.0の料金・無料枠とOmni Referenceの早見

まず多くの人が知りたい「いくらで使えるか」を先に示します。下表は2026年7月時点の代表的な料金目安です。価格は改定が速く、ソースによって表記もばらつくため、契約前に必ず公式の最新情報を確認してください。

利用形態 料金目安(2026年7月) 備考
無料枠(Dreamina) 1日225クレジット 透かし付き・短尺1〜2本相当
即夢(Jimeng/中国版) 月69元〜(約1,400円) 最安帯・為替で変動
Dreamina(国際版) 月約18ドル〜 Standard・額はソースで変動
API 標準 1秒約0.112ドル 解像度非依存(Atlas Cloud)
API 高速(Fast) 1秒約0.09ドル 標準より低価格
mini 1秒約0.056ドル 480p/720p専用・最安帯

使い方の核になるのがOmni Referenceです。テキストに加えて画像・動画・音声を同時に入力し、最大12ファイルを@で参照に割り当てることで、キャラクターの一貫性やカメラワークの転写を指定できます。無料枠には透かしが付き、商用利用や透かし除去は有料プランが前提です。ローカル実行やオープンソース版の可否、アダルト・センシティブ表現の制限もよく検索されるため、以降で順に整理します。

Seedance 2.0とは|ByteDanceの4モーダル入力AI動画モデル

Seedance 2.0は、ByteDance(TikTokの運営元)のSeedチームが2026年2月に公開したAI動画生成モデルです。テキストから動画を作る点はOpenAIのSoraやGoogleのVeoと同じ土俵ですが、Seedance 2.0は画像・動画・音声も同時に入力できる統合マルチモーダル構成を採り、映像と音声を1回の生成でまとめて出力できるのが設計上の違いです。

テキスト・画像・動画・音声の4モーダル入力

入力に使えるのはテキスト・画像・動画・音声の4種類です。参照画像で被写体の見た目を、参照動画でカメラの動きを、参照音声でリズムやBGMを渡す、といった具合に、指示を1つのプロンプトに集約できます。テキストだけで細部を言語化するより破綻が減り、狙った画づくりに近づけやすいのが実務上の利点です。具体的な割り当て方は次章のOmni Referenceで扱います。

生成できる尺・解像度と音声同期

1回の生成尺は1ショットあたり約15秒、解像度は720pと1080pが基本です。Adobe Firefly経由では最大4Kまで対応し、2026年6月のアップデートで2.0にも4K出力が追加されました(対応範囲は変動が速いため公式で要確認)。音声はネイティブに動画と同時生成され、多言語のリップシンク(口の動きと発話の同期)に対応します。効果音やBGMを別工程で足す手間が薄く、短尺の広告・SNS動画を一括で作れるのが狙いどころです。

Omni Reference(@メンション構文)でできること

Omni ReferenceはSeedance 2.0の中心機能で、GSC上でも「seedance 2.0 omni」「omni reference」が独立した検索クラスタになっています。要点は、参照したい素材に@で役割を割り当ててから生成する、という一点です。

@記号で最大12ファイルを参照割り当て(画像9・動画3・音声3)

プロンプト内で@img1のように参照素材へ名前を付け、「この顔」「この背景」「このカメラワーク」と役割を指定します。参照できるのは合計で最大12ファイル、内訳は画像が最大9・動画が最大3・音声が最大3という記述が複数のガイドで一致しています。テキストだけの指示と違い、素材ごとに担当を分けられるため、複数要素を1つの動画へ確実に反映しやすくなります。

キャラクター一貫性・カメラワーク転写・スタイル転写

実務での使いどころは3つです。1つ目はキャラクターの一貫性で、同じ人物・キャラを複数カットにまたがって同じ見た目で登場させられます。2つ目はカメラワークの転写で、参照動画のパンやズームの動きを新しい映像に写し取れます。3つ目はスタイル転写で、色調や質感を参照素材から引き継げます。ここで注意したいのは、参照は多いほど良いわけではない点です。解説サイトでは3〜5枚に絞ると狙いが通りやすく、12枠を埋めると指示が競合して破綻しやすいという実務ヒントが共有されています。参照数とクレジット消費の正確な換算は公式に明記がないため、本番運用前に少数の参照でテストしてから増やすのが安全です。

Seedance 2.0の料金を無料枠・サブスク・APIで比較

料金は「seedance 2.0 料金」を筆頭に検索需要が最も大きい論点です。無料枠・サブスク・API従量課金の3系統があり、用途によって選び分けます。

無料で使う方法(Dreamina・小云雀の無料クレジット)

国際版のDreaminaは全ツール共有で1日225クレジットが付与され、当日中に使い切る前提で短尺動画が1〜2本ほど作れます。無料枠の出力には透かしが付き、非商用が想定されています。中国のプラットフォーム「小云雀(Little Skylark)」は登録時1,200・日次120クレジットと無料枠が手厚く、まず品質を確かめたい人向けです(無料クレジットの付与量はキャンペーンで変動します)。無料枠だけで長尺や高解像度を量産するのは現実的でないため、出力品質を確認する用途と割り切るのが実務的です。

サブスク(即夢 月69元・Dreamina 約$18〜)

継続利用ならサブスクが基本です。最安帯は中国版「即夢(Jimeng)」の月69元〜(約1,400〜1,500円、為替で変動)で、国際版DreaminaはStandardが月約18ドル〜という記載が中心です。ただしDreaminaのプラン額はソースによって数値が割れており(Basicは約10ドル前後(ソースにより約9.6ドル〜)、Pro約45ドル等)、地域や時期で改定されます。月あたりの生成本数や透かし除去・商用可否はプランで変わるため、必要な解像度と本数から逆算してプランを選び、最新額は公式で確認してください。

API従量課金(標準$0.112/秒・Fast$0.09/秒・mini$0.056/秒)

アプリに組み込むならAPI従量課金です。ここで古い解説に多い誤りを正しておくと、Seedance 2.0のAPI単価は解像度で段階的に変わるのではなく、解像度非依存で秒単価が決まります。Atlas Cloudの公開値では標準が1秒約0.112ドル、Fastが1秒約0.09ドル、廉価のminiが1秒約0.056ドルです。単純計算では10秒の動画1本が約0.9〜1.1ドル。実際にはテイクを何本か回すため、1カット仕上げるまでで数ドル規模を見込んでおくと予算を外しません。fal.aiやSegmind、WaveSpeedなどサードパーティ経由でも呼び出せますが、単価やレート制限は提供元ごとに異なります。「1秒0.02ドル」といった極端に安い表記はminiや旧バージョンの値が混同されたものが多いので、契約前に対象モデル名と単価の対応を必ず突き合わせてください。

Seedance 2.0を使えるプラットフォームと始め方

Seedance 2.0はクラウド経由で使うのが前提で、入口が複数あります。用途(手軽さ重視かAPI組み込みか)で選ぶと迷いません。

  • 中国系:即夢(Jimeng)、Doubao、小云雀(Little Skylark)、VolcEngineの体験センター。無料クレジットが手厚い一方、UIは中国語中心です。
  • 国際系:Dreamina(dreamina.capcut.com)と、動画編集アプリのCapCut。CapCutは著作権対策を整えた2026年3月26日から段階的に展開されました。
  • Adobe Firefly:パートナーモデルとしてFirefly内で「Seedance 2.0/Seedance 2.0 Fast」を選択でき、画像・動画・音声の参照とネイティブ音声生成に対応します。既存のAdobe環境から使いたい人はここが確実です。
  • 日本語で使う:reccloudがSeedance 2.0の動画生成を日本語ページで提供しており、中国語UIを避けたい場合の選択肢になります。
  • API:Atlas Cloud(待機列なしの従量課金)やfal.ai、Segmind、WaveSpeed、kie.aiなど。開発者はここから呼び出します。

検索では「seedance cli」も見られますが、ByteDance公式のコマンドラインツールは確認できません。ComfyUIノードなどはコミュニティ製のAPI呼び出しラッパーで、生成本体はByteDance側で動きます。なおseedance2.aiのようなドメインは非公式のサードパーティ/解説サイトの可能性が高く、公式の入口はByteDance系(seed.bytedance.com)とDreamina/Fireflyだと理解しておくと安全です。

ローカル実行・オープンソース版の可否とGPU要件

「seedance 2.0 ローカル」「open source weights」は一定の検索需要がありますが、結論を先に言えば、Seedance 2.0はローカルで動かせません。モデルの重み(weights)も推論コードも非公開のクローズドソースで、ByteDanceは公式に配布していないためです。高性能GPUを用意しても、手元で生成処理を走らせることはできません。

そのため「必要GPU」を問う前提自体が成立しません。ComfyUIのSeedanceノードやHugging Face上の関連ページは、いずれもByteDanceのAPIを呼び出すラッパーや紹介ページで、GPUは表示・編集に使うだけです。オフライン運用や重みの改変が要件なら、Seedance 2.0は選ばず、重みが公開されているオープンソース系の動画モデルを検討すべきです。逆に、社外にプロンプトや素材を出せない情報管理上の制約が無ければ、クラウドAPIで使うのが最短です。

商用利用・アダルト/センシティブ表現に関する規約と制限

「seedance 2.0 アダルト」「センシティブ」「商用利用」は、料金に次いで多い検索クラスタです。まず商用利用は、透かしを除去できる有料プランで可能です。無料枠は透かし付きで非商用が想定されるため、業務で使うなら有料プランを前提にし、出力物の権利・ライセンスは利用するプラットフォームの規約に従ってください。

一方、アダルトやセンシティブな表現、実在人物を模したディープフェイク的な生成には強い制限があります。これは公開直後の経緯と直結します。2026年2月の公開直後、実在俳優のディープフェイク格闘動画や著作権キャラクターの無断生成が氾濫し、ハリウッドの権利者から強い反発を招きました。この経緯は公開わずか1日で全米エンタメ業界から一斉非難を受けた背景や、世界展開を一時凍結せざるを得なかった背景で詳しく整理しています。ByteDanceはその後、実在の顔画像・動画からの生成をブロックし、著作権キャラクターの無断生成を制限、C2PA準拠の電子透かしを付与するなどのセーフガードを追加したうえで、2026年3月26日からDreamina/CapCut経由で提供を再開しました。業務利用の前に、対象プラットフォームの利用規約と禁止事項を必ず確認してください。

後継Seedance 2.5とmini版との違い

Seedance 2.0を導入するなら、上位版と廉価版の位置づけも把握しておくと運用計画を立てやすくなります。

後継のSeedance 2.5は2026年6月23日に発表されました。一般提供(GA)は7月初旬が見込まれていますが、本記事更新時点ではエンタープライズ限定のクローズドβで、正式日は未確定です。2.0との主な違いは、継ぎ目のない30秒のネイティブ一発生成(2.0は約15秒)、参照ファイル数の拡大(約12→最大50)、ネイティブ4K/10bit出力、全再生成ではなく領域単位のローカル編集への対応です。今から2.0を導入する場合も、近い将来の2.5移行を視野に入れておくとよいでしょう。

廉価版のmini版は2026年6月に投入され、解像度は480p/720pのみ(1080pなし)、4〜15秒・24fpsで、Fastより約2倍高速です。単価は1秒約0.056ドルと最安帯で、ECやマーケティング、UGCのような「量を速く安く回す」用途向けです。品質重視の本編は無印、テスト量産はmini、と使い分けると費用を抑えられます。

よくある質問

Seedance 2.0の料金はいくらですか?

無料枠で試したうえで、本格利用は有料プランかAPIを選ぶ形が一般的です。サブスクは中国版「即夢(Jimeng)」の月69元〜が最安帯で、国際版Dreaminaは月約18ドル〜(Standard、ソースにより変動)が目安です。API従量課金は解像度非依存で、Atlas Cloudの公開値では標準が1秒約0.112ドル、Fastが約0.09ドル、mini版が約0.056ドルです。価格改定が速いため、契約前に公式の最新料金を確認してください。

Seedance 2.0は無料で使えますか?

無料枠があります。国際版Dreaminaでは1日225クレジットが付与され、短い動画なら1〜2本程度作れます(クレジットは当日失効、出力には透かしが付きます)。中国の小云雀(Little Skylark)は登録時1,200・日次120クレジットと無料枠が手厚めです。ただし解像度や尺を上げると消費が増えるため、無料枠は品質確認用と割り切り、用途に合えば有料プランやAPIへ移行する流れがおすすめです。

Omni Reference(@メンション構文)とは何ですか?

Omni Referenceは、参照したい素材を@記号でプロンプトに割り当てる仕組みです。テキスト・画像・動画・音声を同時に扱い、最大12ファイル(画像9・動画3・音声3)まで参照入力を指定できます。これにより「このキャラクターの見た目」「この映像のカメラワーク」「この音源のリズム」を別々の素材から転写でき、テキストだけの指示より一貫性の高い出力になります。まずは3〜5枚に絞ると狙いが通りやすいでしょう。

Seedance 2.0はローカルやオープンソースで動かせますか?

動かせません。Seedance 2.0はモデルの重みも推論コードも非公開のクローズドソースで、公式のローカル配布はありません。「open source weights」で検索されますが実態は存在せず、ComfyUIノードなどはByteDanceのAPIを呼び出すラッパーです。オフライン運用や重みの改変が要件なら重みが公開されたオープンソース系の動画モデルを、そうでなければクラウドAPI利用を選んでください。

Seedance 2.0は商用利用やアダルト表現に使えますか?

商用利用は、透かしを除去できる有料プランで可能です。出力物の権利・ライセンスは利用プラットフォームの規約に従ってください。一方、実在人物の顔からの生成や著作権キャラクターの無断生成、アダルト・センシティブ表現には制限があり、公開直後の騒動を受けて実顔ブロックやC2PA電子透かしなどのセーフガードが追加されました。業務で使う前に、対象プラットフォームの禁止事項を確認してください。

後継のSeedance 2.5は出ましたか?

2026年6月23日にSeedance 2.5が発表され、一般提供(GA)は7月初旬が見込まれています(本記事更新時点ではエンタープライズ限定のクローズドβ、正式日は未確定)。2.0との違いは、30秒のネイティブ一発生成、参照ファイル最大50、ネイティブ4K、領域単位のローカル編集などです。今Seedance 2.0を導入する場合も、近い将来の2.5移行を視野に入れておくと運用計画を立てやすくなります。

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