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noodpとは?廃止されたrobots metaタグの意味とODP(DMOZ)終了の経緯・今すべき対応

noodpとは、検索結果にODP(Open Directory Project=DMOZ)の説明文を使わせないために、かつてrobots metaタグで指定していた値です。「No Open Directory Project」の略で、<meta name="robots" content="noodp"> のように記述しました。ただし結論から言うと、現在のnoodpは役目を終えた廃止済みのタグです。情報源だったDMOZが2017年に終了し、Googleをはじめ各検索エンジンがこのタグを認識しなくなったためです。この記事では、noodpの意味と書き方、廃止に至った経緯、よく混同されるnoydirとの違い、noindexやnoarchiveなど現在も使うディレクティブとの一覧、そして旧サイトからnoodpを安全に削除する手順までを整理します。

まとめ:noodpの要点

  • noodpは「ODP(DMOZ)の説明文を検索結果に使わないで」と検索エンジンへ伝えていた robots metaタグの値。
  • DMOZは2017年3月、Yahoo Directoryは2014年に終了。情報源が消えたため、noodpもnoydirも役目を終えた。
  • Google・Bing・Yahooはいずれもnoodp/noydirのサポートを終了済み(Yahoo検索は現在Googleの技術を利用)。今書いても無視されるだけで、検索結果には影響しない。
  • 実害はないが、コードの可読性と保守性のため、旧テンプレートに残ったnoodpは削除して整理するのが望ましい。
  • 現在のスニペット制御はmeta descriptionの最適化と、max-snippetやdata-nosnippetといった現行ディレクティブで行う。

以下で、noodpの意味と廃止の経緯、現行タグとの違いを具体的に見ていきます。

noodpとは(廃止されたrobots metaタグ)

noodpは、検索エンジンに対して「このページではODP(DMOZ)に登録された情報を使わないでほしい」と伝えるためのrobots metaタグの値でした。記述はheadタグ内に次の形で行いました。

<meta name="robots" content="noodp">

かつてGoogleは、ページのtitleやmeta descriptionの代わりに、ODPに登録された人力編集の説明文を検索結果に表示することがありました。運営者の意図と違う紹介文が出るとクリック率やブランディングに響くため、それを止める手段としてnoodpが使われていたわけです。実際には、インデックスやリンク追跡の指示と並べて次のように書くのが一般的でした。

<meta name="robots" content="index, follow, noodp">

なぜnoodpは不要になったのか(ODP/DMOZの終了)

noodpが意味を失った直接の原因は、情報源だったODPの消滅です。ODP(Open Directory Project、通称DMOZ)は1998年に始まった人力編集のWebディレクトリで、ボランティアがサイトをカテゴリ分けして登録していました。検索技術が未成熟だった時代には信頼できる案内役でしたが、検索エンジンが自動でページを評価・要約できるようになると役割が薄れ、2017年3月に正式に終了しました。

情報源そのものが無くなれば、「その情報を使うな」と指示するnoodpも当然不要になります。各検索エンジンはnoodpのサポートを終了し、現在ではこのタグを書いても認識されません。Googleは、ページ本文や構造から自動でスニペットを生成するため、外部ディレクトリに依存する必要がなくなりました。最新の仕様はGoogle検索セントラルで確認できます。

noydirとの違い(Yahooディレクトリ版)

noodpとよく一緒に語られるのがnoydirです。noydirは「No Yahoo Directory」の略で、Yahoo独自のディレクトリ情報を検索結果に使わせないための値でした。対象とする情報源が違うだけで、考え方はnoodpと同じです。

抑止する情報源 主な対象エンジン 終了時期
noodp ODP(DMOZ) Google等 DMOZ 2017年3月
noydir Yahoo Directory Yahoo 2014年

Yahoo Directoryは2014年に終了しており、noydirもnoodpと同様に役目を終えています。両方を一度に無効化するため、かつては content="noodp, noydir" のように併記するのが定番でした。現在はどちらのディレクトリも存在しないため、この併記が残っていたら削除して問題ありません。

現在のrobots metaディレクティブ一覧(noodpの代わりに使うもの)

noodpやnoydirは廃止されましたが、robots metaタグ自体は今も検索制御の基本です。現役のディレクティブと、廃止済みのものを整理します。

値・属性 役割 現在の有効性
noindex 検索結果に出さない 有効
nofollow リンクをたどらせない 有効
max-snippet スニペットの文字数を制限 有効
data-nosnippet 一部をスニペットから除外 有効(属性)
noarchive 旧キャッシュ表示の抑止 限定的(後述)
noodp / noydir ディレクトリ説明の抑止 廃止(無視)

検索結果の説明文をコントロールしたいなら、noodpのような抑止タグではなく、meta descriptionを的確に書くのが本筋です。スニペットの長さを抑えたいときは max-snippet、ページ内の特定箇所だけスニペットに出したくないときは data-nosnippet 属性を使います。なお noarchive はキャッシュ表示を止める指示でしたが、Googleはキャッシュ(保存版)表示の機能そのものを2024年に廃止したため、現在の実効性は限定的です。各ディレクティブの最新の扱いは公式ドキュメントで確認してください。

旧サイトからnoodpを削除する手順

noodpは書いてあっても無視されるだけで直接の害はありませんが、不要な記述はコードを読みづらくし、メンテナンスの妨げになります。次の手順で整理します。

まず、テンプレートファイル(header.phpやlayoutのheadなど)やSEOプラグインの設定を確認し、robots指定にnoodpやnoydirが含まれていないかを調べます。見つかったら、その値だけを取り除きます。たとえば次の上を下に直します。

<meta name="robots" content="index, follow, noodp, noydir">
<meta name="robots" content="index, follow">

カンマやスペースの整合性が崩れないよう注意し、robots metaタグが1ページに1つだけになるようにします。WordPressなどCMSでは、テーマを直接編集せず子テーマやSEOプラグインの設定から修正すると、アップデートでの上書きを避けられます。修正後はGoogleサーチコンソールで再クロールを依頼し、反映を確認します。反映には時間がかかる場合があります。インデックスや表示の考え方はPLPとSEOの深い関係の記事も参考になります。

noodpの代わりに今やるべきこと

noodpが守ろうとしていたのは「検索結果に出る第一印象を運営者がコントロールすること」でした。その目的自体は今も有効で、達成手段が変わっただけです。まず取り組むべきは、各ページのmeta descriptionを検索意図に沿って具体的に書くことです。記述が無い、あるいは内容が薄いと、検索エンジンが本文から自動で要約を作るため、意図しない文が表示されることがあります。

そのうえで、titleタグの最適化や構造化データ(schema.org)の導入を進めると、検索結果での見え方を整えられます。ここで強調したいのは、noodpのような廃止タグに対して「念のため残す」「念のため足す」といった判断は不要だという点です。効果はなく、コードを濁らせるだけです。レガシーなrobots値は削除し、現役の施策にリソースを向けるのが正解です。古いSEO情報には今も廃止タグの解説が残っていますが、現行の公式ドキュメントを基準に取捨選択してください。

よくある質問(FAQ)

noodpは今も書く必要がある?

必要ありません。情報源だったDMOZが2017年に終了し、検索エンジンもnoodpを認識しなくなったため、書いても検索結果には一切影響しません。新規に追加する理由はありません。

noodpを書いたままにすると害はある?

検索順位への直接の害はありません。ただし、無効な記述が残っているとコードが読みづらく、保守の際に混乱を招きます。整理の観点から、見つけたら削除するのが望ましいです。

noodpとnoydirの違いは?

抑止する情報源が違います。noodpはODP(DMOZ)の説明文を、noydirはYahooディレクトリの説明文を検索結果に使わせないための値でした。どちらも対象ディレクトリが終了しており、現在は無効です。

noarchiveは今も有効?

noarchiveはキャッシュ(保存版)の表示を止めるための値でしたが、Googleはキャッシュ表示機能自体を2024年に廃止しました。そのため現在の実効性は限定的です。最新の扱いは公式ドキュメントで確認してください。

ODP(DMOZ)とは何だった?

1998年に始まった人力編集のWebディレクトリで、ボランティアがサイトをカテゴリ別に登録していました。検索エンジンの自動評価が高度化したことで役割を終え、2017年3月に閉鎖されました。

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