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title: "S3の料金を実額で計算する｜東京リージョンの単価内訳とコストを下げる設定手順"
url: "https://www.issoh.co.jp/tech/details/17537/"
published: 2026-09-10
updated: 2026-09-27
categories: ["AWS"]
publisher: "株式会社一創"
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# S3の料金を実額で計算する｜東京リージョンの単価内訳とコストを下げる設定手順

S3の請求書が想定の3倍になる原因は、ほぼ決まっています。保管しているデータ量ではなく、インターネットへ出ていく転送量と、小さいファイルを大量に置いたときのリクエスト数です。この記事では東京リージョン（ap-northeast-1）の実単価をAWSのPrice List APIから取り出し、ストレージ・リクエスト・データ転送・管理の4区分で金額を積み上げます。画像配信100GBとログ1TBの2構成で月額を1円単位まで試算し、標準クラスと標準-IAが逆転する読み出し回数も計算しました。S3そのものの仕組みは[Amazon S3とは？オブジェクトストレージの仕組み・ストレージクラスと料金・採用判断を実装者目線で解説](https://www.issoh.co.jp/tech/details/15433/)にあるため、ここでは金額だけを扱います。

## まとめ｜S3の請求を決める4区分と最初に潰すべき転送費の実額

先に結論を置きます。S3の請求は、①保管量に対するストレージ料金、②APIの呼び出し回数に対するリクエスト料金、③外へ出ていくデータ転送料金、④Intelligent-Tieringの監視やStorage Lensなどの管理機能料金、の4区分で決まります。金額を下げるとき手を付ける順序は、③→②→①です。

順序が逆の現場をよく見ます。Glacierに落として月数ドルを削る前に、インターネット向け転送1GBあたり0.114ドルという単価を見てください。東京リージョンで100GBを保管する料金は月2.50ドル、同じ100GBを月に3回配信すると転送費だけで34.20ドルです。保管の13倍を配信で払っています。

請求事故になりやすい設定も先に挙げます。標準-IAとOne Zone-IAは最小保存期間30日・最小課金サイズ128KB、Glacier Instant Retrievalは90日、Glacier Deep Archiveは180日。クラスを落とせば安くなるという前提は、小さいファイルでは成り立ちません。

## 東京リージョンのS3単価をPrice List APIで実額のまま取り出す手順

料金ページの表を読むより、APIから引くほうが速く、値の取り違えも起きません。AWSは全サービスの単価を機械可読な形で公開しています。

### aws pricing get-productsで東京の単価を引くコマンド

Price List Query APIはus-east-1とap-south-1のエンドポイントでのみ動きます。東京リージョンの単価を引く場合も、コマンドの`--region`にはus-east-1を指定し、フィルタ側でlocationを東京にします。

```
aws pricing get-products \
  --service-code AmazonS3 \
  --region us-east-1 \
  --filters "Type=TERM_MATCH,Field=location,Value=Asia Pacific (Tokyo)" \
            "Type=TERM_MATCH,Field=productFamily,Value=Storage" \
            "Type=TERM_MATCH,Field=volumeType,Value=Standard" \
  --max-items 5
```

単価表を一括で欲しいなら、認証不要のBulk APIを直接落とすほうが早く済みます。[ap-northeast-1のS3価格CSV](https://pricing.us-east-1.amazonaws.com/offers/v1.0/aws/AmazonS3/current/ap-northeast-1/index.csv)は約173KBで、本記事の単価もすべてこのファイル（Last-Modified 2026-08-31）から取りました。人間が読む用の一覧は[S3の料金ページ](https://aws.amazon.com/jp/s3/pricing/)にあります。

### ストレージ・リクエスト・転送・管理の4区分に分けて請求書を読む順序

CSVを開くとusageType列に`APN1-`で始まる課金コードが並びます。接頭辞がap-northeast-1、後半が課金の種類です。`TimedStorage`が保管、`Requests-Tier`がAPI呼び出し、`DataTransfer`が転送、`Monitoring-Automation-INT`がIntelligent-Tieringの監視料にあたります。

請求書も同じ順序で分解します。Cost Explorerでusage typeごとに金額を並べ、上位3件がどの区分かを見る。転送が首位なら配信構成、リクエストが首位ならオブジェクトの粒度、ストレージが首位ならクラス選定が原因です。

## ストレージクラス別のGB単価と最小保存期間30日・90日・180日の差

東京リージョンのGB単価を並べます。以降の計算はすべてこの表が土台です。

### 標準0.025ドルから標準IA0.0138ドルへ落ちる階段と可用性の対価

| ストレージクラス         | GB単価(USD/月) | 最小保存期間 | 最小課金サイズ  | 取り出し単価     |
| ---------------- | ----------- | ------ | -------- | ---------- |
| S3 標準(50TBまで)    | 0.025       | なし     | なし       | なし         |
| S3 標準(500TB超)    | 0.023       | なし     | なし       | なし         |
| 標準-IA            | 0.0138      | 30日    | 128KB    | 0.01/GB    |
| One Zone-IA      | 0.011       | 30日    | 128KB    | 0.01/GB    |
| Glacier Instant  | 0.005       | 90日    | 128KB    | 0.03/GB    |
| Glacier Flexible | 0.0045      | 90日    | 実質40KB加算 | 0.011/GB   |
| Express One Zone | 0.124       | なし     | なし       | 0.00056/GB |

可用性の設計値も併せて見てください。[公式のクラス比較表](https://docs.aws.amazon.com/AmazonS3/latest/userguide/storage-class-intro.html)では、標準が99.99%、標準-IAとGlacier Instantが99.9%、One Zone-IAが99.5%と定義されています。耐久性はどのクラスも99.999999999%で同じですが、One Zone-IAだけは単一アベイラビリティゾーン保管のため、AZ全損に耐えません。単価が0.0138から0.011へ下がる差の正体は、この冗長性です。再生成できるデータ以外を置く場所ではありません。

### 最小保存期間を割って削除した場合に発生する早期削除料金の計算

標準-IAに置いたオブジェクトを10日で消しても、請求は30日分です。公式ドキュメントは「30日の最小期間の残り分がプロレートで課金される」と明記しています。100GBを10日で消した場合、10日分の0.0138ドル相当に加えて残り20日分が乗り、結局1.38ドル（30日分）を払います。

期間を割った移行も同じ扱いです。Glacier Instantは90日、Glacier Deep Archiveは180日で、この期間内に別クラスへ移すと差額を請求されます。[ライフサイクル移行のドキュメント](https://docs.aws.amazon.com/AmazonS3/latest/userguide/lifecycle-transition-general-considerations.html)には、Glacier Instantへ4日で移してから20日でDeep Archiveへ送るルールは作れず、94日以降でなければ組めないという具体例まで書かれています。ログの保管ポリシーを日数で設計するとき、この下限を先に確認してください。

### 128KB未満を128KBとして数える最小課金サイズが効く条件

標準-IA・One Zone-IA・Glacier Instantには、1オブジェクトあたり128KBの最小課金サイズがあります。10KBのJSONを100万個置くと、実データは約9.5GBですが、課金対象は128KB×100万＝122.07GB相当です。

金額にすると差が見えます。標準のまま置けば9.5GB×0.025＝0.24ドル、標準-IAへ移すと122.07GB×0.0138＝1.68ドル。クラスを落としたのに7倍です。移行リクエスト料金（1,000件0.01ドル、100万件で10ドル）も別途かかるため、初月は約12ドルの追加になります。

この事故を防ぐため、2024年9月からライフサイクルの既定動作が変わりました。現在は128KB未満のオブジェクトはどのクラスへも移行しません。ただし2024年9月より前に作ったルールは旧動作のまま残るため、古いバケットは`ObjectSizeGreaterThan`の有無を確認してください。

## リクエスト料金とデータ転送料金で請求が跳ね上がる仕組みの実数

GB単価だけで試算すると実際の請求と合いません。差分はこの2区分に入っています。

### PUT1000件0.0047ドルとGET0.00037ドルの12.7倍の開き

東京リージョンのリクエスト単価は、PUT・COPY・POST・LISTが1件0.0000047ドル（1,000件で0.0047ドル）、GETとその他が1件0.00000037ドル（1,000件で0.00037ドル）です。書き込み系が読み取り系の12.7倍という比率になっています。

ライフサイクル移行のリクエストは別建てで、標準-IA・One Zone-IA・Intelligent-Tieringへの移行が1,000件0.01ドル、Glacier Instantが0.02ドル、Glacier Flexibleが0.03426ドル、Deep Archiveが0.065ドルです。アーカイブほど移行1件が高くなります。取り出しリクエストは1,000件0.0571ドル、Expedited指定の場合は1件0.011ドルと3桁上がるため、緊急取り出しを常用する運用は成立しません。

実務で効くのはLISTです。同期処理が毎分バケット全体を一覧すると、1,000オブジェクトごとに1リクエストが積み上がります。監視の間隔を1分から15分へ変えるだけで、この区分は15分の1です。

### インターネット向け0.114ドルと同一リージョン0.01ドルの落差

データ転送は方向と宛先で単価が変わります。S3への受信は0ドル。同一リージョン内の通信は1GBあたり0.01ドル。インターネットへの送信は最初の10TBが0.114ドル、次の40TBが0.089ドル、次の100TBが0.086ドル、150TB超が0.084ドルという階段です。

ここが請求の主役になります。1TBを配信すれば転送費だけで114ドル。同じ1TBの保管費は25.60ドルですから、月に1回全量を配信するだけで転送が保管の4.5倍を占めます。CloudFrontを前段に置いても転送費が消えるわけではなく、S3からCloudFrontへのオリジン転送が無料になり、CloudFrontの配信単価に置き換わる構造です。

配信量が主因だと確定した場合、エグレス課金そのものが無いストレージへ寄せる選択肢もあります。[Cloudflare R2とは？エグレス無料のS3互換オブジェクトストレージを料金・無料枠から解説](https://www.issoh.co.jp/tech/details/7455/)で単価構造を比較しています。

## 画像配信100GBとログ1TBの2構成で月額を1円単位まで積む試算

単価が揃ったので実際の構成に当てはめます。いずれもAWS無料利用枠を考慮しない条件での計算です。

### 画像配信100GBで月37.31ドル・その92%が転送費という内訳

条件は、S3標準に画像100GB、月間GET100万回、PUT5万回、インターネットへの転送300GB。ECサイトの商品画像を直接配信している構成を想定しました。同じ規模を画像変換SaaSで賄った場合の月額は[Cloudinaryのクレジット換算から実額を試算した記事](https://www.issoh.co.jp/tech/details/17683/)と突き合わせられます。

- ストレージ：100GB×0.025＝2.50ドル
- GET：100万回×0.00000037＝0.37ドル
- PUT：5万回×0.0000047＝0.24ドル
- 転送：300GB×0.114＝34.20ドル

合計37.31ドル。うち転送が34.20ドルで、全体の91.7%を占めます。ここでストレージクラスをIAへ落としても削れるのは1.12ドルで、全体の3%です。手を付けるべきは配信経路のほうだと数字が示しています。CloudFrontを挟んでキャッシュヒット率を8割まで上げれば、オリジンからの転送は60GBまで落ちます。

### ログ1TBを標準に置く場合と標準IAへ落とす場合の月11.47ドル差

条件は、1MBのログファイルを月100万個（合計約1TB）、参照はインシデント調査時のみ。1オブジェクト1MBなので128KBの最小課金には触れません。

標準に置き続けた場合、1,024GB×0.025＝25.60ドル、PUT100万回で4.70ドル、合計30.30ドル。30日後に標準-IAへ移すと、保管が1,024GB×0.0138＝14.13ドルへ下がり、月11.47ドルの節約になります。移行リクエストは100万件で10.00ドル。初回のみ発生するため、1か月弱で回収できる計算です。

同じ1TBでも、1KBのログを10億行そのままオブジェクト化していたら結論は逆転します。128KB切り上げが効いて課金対象が122TB相当に膨らむためです。ログは日次でgzip集約してからS3へ置く。この前処理の有無が、同じデータ量で10倍以上の差を生みます。バケット作成から同期までの手順は[AWS S3の使い方｜CLIでのバケット作成から権限設計・署名付きURLまでの実装手順](https://www.issoh.co.jp/tech/details/17489/)にまとめました。

## ライフサイクルと自動階層化で単価を下げる設定手順と損益分岐点

ここからは削減側です。どのクラスへ落とすかは好みではなく、読み出し回数で決まります。

### 月1.12回で逆転する標準と標準IAの読み出し回数の損益分岐点

標準-IAは保管が安い代わりに取り出しへ1GBあたり0.01ドルかかります。同じデータを月にx回読むとすると、標準-IAの実効単価は0.0138＋0.01x、標準は0.025です。等号で解くとx＝1.12。

つまり、そのデータ全体を月に1.12回以上読むなら標準のほうが安くなります。「アクセスが少ないからIA」という判断は、月1回強を超えた時点で赤字です。同じ計算をGlacier Instant（0.005＋0.03x）と標準-IA（0.0138＋0.01x）で解くとx＝0.44、四半期に1.3回程度が分岐点になります。取り出し方式ごとの所要時間は[取り出しオプションのドキュメント](https://docs.aws.amazon.com/AmazonS3/latest/userguide/restoring-objects-retrieval-options.html)にあり、Glacier Flexibleの標準取り出しは3〜5時間、Deep Archiveは12時間以内です。アーカイブ3クラスの選び分けは[Amazon S3 Glacierとは？3つのアーカイブストレージクラスと取り出し時間・料金・採用判断を実装者目線で解説](https://www.issoh.co.jp/tech/details/15443/)で扱っています。

### 平均230KBを下回るとモニタリング料が節約分を食う自動階層化

アクセス頻度が読めない場合はIntelligent-Tieringという手があります。[仕組みのドキュメント](https://docs.aws.amazon.com/AmazonS3/latest/userguide/intelligent-tiering-overview.html)によると、30日アクセスがなければ低頻度層、90日でArchive Instant層へ自動で落ち、取り出し料金はかかりません。オプションで90日後にArchive層、180日後にDeep Archive層も足せます。

代わりに監視料が1オブジェクトあたり月0.0000025ドル（1,000個で0.0025ドル）かかります。低頻度層へ落ちたときの節約幅は1GBあたり0.0112ドルですから、1オブジェクトの節約額が監視料を上回る条件は、平均サイズが0.0000025÷0.0112＝約0.000223GB、つまり約230KB以上のときです。

128KB未満のオブジェクトはそもそも監視対象外で、常に高頻度層に留まります。平均サイズが数十KBのバケットにIntelligent-Tieringを付けると、階層は動かないのに監視料だけが乗る状態になります。バケットの平均オブジェクトサイズを先に測ってください。

### ライフサイクルJSONで移行と不完全マルチパートの失効を組む手順

設定の実物を置きます。`logs/`配下の128KB超だけを30日でIAへ、120日でGlacierへ送り、3年で失効させるルールと、失敗したマルチパートアップロードを7日で消すルールの2本です。

```
{
  "Rules": [
    {
      "ID": "logs-tiering",
      "Status": "Enabled",
      "Filter": {
        "And": { "Prefix": "logs/", "ObjectSizeGreaterThan": 131072 }
      },
      "Transitions": [
        { "Days": 30, "StorageClass": "STANDARD_IA" },
        { "Days": 120, "StorageClass": "GLACIER" }
      ],
      "Expiration": { "Days": 1095 }
    },
    {
      "ID": "abort-incomplete-mpu",
      "Status": "Enabled",
      "Filter": { "Prefix": "" },
      "AbortIncompleteMultipartUpload": { "DaysAfterInitiation": 7 }
    }
  ]
}
```

```
aws s3api put-bucket-lifecycle-configuration \
  --bucket example-logs-apne1 \
  --lifecycle-configuration file://lifecycle.json
```

2本目を軽視しないでください。中断したマルチパートアップロードのパートはコンソールのオブジェクト一覧に出ませんが、ストレージ料金は発生し続けます。[公式ドキュメント](https://docs.aws.amazon.com/AmazonS3/latest/userguide/mpu-abort-incomplete-mpu-lifecycle-config.html)もライフサイクルでの失効設定を案内しています。CLIの`aws s3 sync`を大容量で回している環境では、ここに数十GBが眠っていることも珍しくありません。

## 請求と想定が合わないときにStorage Lensとタグで原因を絞る手順

試算と請求がずれたとき、勘で当たりを付けると外れます。道具は2つです。

### Storage Lensの無料メトリクスとコスト配分タグで切り分ける順序

S3 Storage Lensは、追加費用なしで使える無料メトリクスとして総保管量・オブジェクト数・クラス別内訳などを日次で出します。[メトリクスの一覧](https://docs.aws.amazon.com/AmazonS3/latest/userguide/storage%5Flens%5Fbasics%5Fmetrics%5Frecommendations.html)にある通り、無料枠のデータは14日間保持されます。まずここでクラス別の使用量を見て、想定していないクラスに容量が寄っていないかを確認してください。

バケット単位の金額を追うには[コスト配分タグ](https://docs.aws.amazon.com/AmazonS3/latest/userguide/CostAllocTagging.html)を付け、請求ダッシュボードでタグを有効化してからCost Explorerで分解します。有効化後のデータしか集計されないため、タグ付けは疑いが出てからでは遅く、バケット作成時に済ませておく運用が要ります。

クラス別の使用量は、CloudWatchのストレージメトリクスからも取れます。次のコマンドは標準-IAに入っているバイト数を日次で返します。

```
aws cloudwatch get-metric-statistics \
  --namespace AWS/S3 \
  --metric-name BucketSizeBytes \
  --dimensions Name=BucketName,Value=example-logs-apne1 \
               Name=StorageType,Value=StandardIAStorage \
  --start-time 2026-09-01T00:00:00Z \
  --end-time 2026-09-02T00:00:00Z \
  --period 86400 \
  --statistics Average
```

## 受託開発でS3の料金構成が有利になる条件と別ストレージへ寄せる場面

ここは判断を書きます。S3は万能の安いストレージではなく、有利になる条件がはっきりしています。

### S3を第一候補に置ける条件と料金面で見送るべき2つの場面の判断

第一候補にするのは、保管量に対して外部への配信量が小さい構成です。社内システムの添付ファイル、バッチの中間データ、AWS内で完結するデータレイク。これらは転送費がほぼ発生せず、GB単価0.025ドルと11ナインの耐久性がそのまま効きます。同一リージョン内のEC2やLambdaから読む限り、転送は1GBあたり0.01ドル、同一AZなら0ドルです。そのLambda側の単価内訳は[Lambdaの料金を東京リージョンの実額で計算する](https://www.issoh.co.jp/tech/details/17740/)にまとめています。

見送るのは2つの場面です。1つ目は、月間配信量が保管量の10倍を超える動画・大容量ファイルの配信基盤。1TB保管で10TB配信なら、保管25.60ドルに対し転送1,024.00ドルになり、エグレス無料や定額のサービスとの差が桁で開きます。定額型の単価構造は[Wasabi（ワサビ）とは？オブジェクトストレージの料金・セキュリティ・S3比較を徹底解説【2026年】](https://www.issoh.co.jp/tech/details/8791/)にまとめました。2つ目は、数KBのレコードを秒間数千件書き込む用途。PUT1件0.0000047ドルは、秒間3,000件なら月間約78億回で36,600ドルに達します。この形はDynamoDBやKinesisへ寄せるべきで、S3に来る前段で集約する設計が要ります。

どちらに当たるかは、平均オブジェクトサイズと配信量／保管量の比を測れば判断できます。実測から構成を組み直す作業は[インフラ構築（AWS・Google Cloud・Azure）](https://www.issoh.co.jp/service/system/aws/)でも承っています。

## よくある質問

S3の料金について実際に検索されている質問へ、東京リージョンの単価をもとに答えます。

### S3の料金は月にいくらくらいかかりますか？

保管量だけなら東京リージョンのS3標準で1GBあたり月0.025ドル、100GBで2.50ドル、1TBで25.60ドルです。ただし実際の請求は転送量とリクエスト数で変わり、100GBを月300GB配信する構成では合計37.31ドルと保管費の15倍になります。見積もり時は月間の外部配信量とAPI呼び出し回数を先に押さえてください。

### S3の料金が先月より急に上がったときはどこを見ればよいですか？

Cost Explorerでusage typeごとに分解し、`DataTransfer-Out-Bytes`、`Requests-Tier1`、`TimedStorage`のどれが伸びたかを最初に確定させます。転送が伸びていれば配信経路かクローラーの流入、Tier1が伸びていればバッチの書き込みかLISTの頻度、保管量が伸びていればバージョニングの旧バージョン蓄積か不完全マルチパートの残骸が典型です。バケット単位で追うにはコスト配分タグの有効化が前提になります。

### S3からインターネットへのデータ転送料金を抑える方法はありますか？

3つあります。1つ目はCloudFrontを前段に置くこと。S3からCloudFrontへのオリジン転送に課金されず、キャッシュヒットした分はオリジンへ届きません。2つ目は同一リージョン内で処理を完結させること。EC2やLambdaが同じリージョンなら1GBあたり0.01ドル、同一AZなら無料です。3つ目は配信ファイル自体を軽くすること。画像のWebP化で転送量が半分になれば、単価0.114ドルがそのまま半額です。

### EC2やCloudFrontとS3の間の転送に料金はかかりますか？

S3へのアップロード（インバウンド）は無料です。同一リージョンのEC2からS3を読む場合は1GBあたり0.01ドル、同一アベイラビリティゾーン内であれば無料になります。S3からCloudFrontへのオリジン転送も無料で、代わりにCloudFrontからエンドユーザーへの配信単価が課金されます。課金が跳ねるのは、別リージョンのリソースから読む場合とインターネットへ直接出す場合です。

### Glacierに移したデータを取り出すといくらかかりますか？

Glacier Flexible Retrievalの場合、標準取り出しが1GBあたり0.011ドル、バルク取り出しは無料、Expeditedが0.033ドルです。Glacier Deep Archiveは標準0.022ドル、バルク0.005ドルです。取り出しリクエストは1,000件0.0571ドル、Expeditedのみ1件0.011ドル。10TBを標準取り出しで全量復元すると112.64ドルになります。復元中は元のアーカイブ料金と一時コピーの標準料金を二重に払う点にも注意してください。

## 関連記事

- [Amazon S3とは？オブジェクトストレージの仕組み・ストレージクラスと料金・採用判断を実装者目線で解説](https://www.issoh.co.jp/tech/details/15433/)：料金の前提になるS3の構造とクラスの位置づけ。
- [AWS S3の使い方｜CLIでのバケット作成から権限設計・署名付きURLまでの実装手順](https://www.issoh.co.jp/tech/details/17489/)：本記事のライフサイクル設定を入れる前段のCLI操作。
- [Amazon S3 Glacierとは？3つのアーカイブストレージクラスと取り出し時間・料金・採用判断を実装者目線で解説](https://www.issoh.co.jp/tech/details/15443/)：アーカイブ3クラスの取り出し時間の比較。
- [Cloudflare R2とは？エグレス無料のS3互換オブジェクトストレージを料金・無料枠から解説](https://www.issoh.co.jp/tech/details/7455/)：転送費が主因のときの移行先候補。
- [Wasabi（ワサビ）とは？オブジェクトストレージの料金・セキュリティ・S3比較を徹底解説【2026年】](https://www.issoh.co.jp/tech/details/8791/)：定額型ストレージとの単価構造の違い。

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出典: [S3の料金を実額で計算する｜東京リージョンの単価内訳とコストを下げる設定手順](<https://www.issoh.co.jp/tech/details/17537/>)（株式会社一創）
