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title: "Oracle Cloud Free Tierの無料枠｜A1は2 OCPU・12GBに半減、登録手順と容量不足の回避【2026年10月】"
url: "https://www.issoh.co.jp/tech/details/17531/"
published: 2026-09-09
updated: 2026-10-19
categories: ["OCI"]
publisher: "株式会社一創"
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# Oracle Cloud Free Tierの無料枠｜A1は2 OCPU・12GBに半減、登録手順と容量不足の回避【2026年10月】

Oracle Cloud Free TierのAlways Freeで、Arm系のAmpere A1は現在、月1,500 OCPU時間・9,000 GB時間です。常時稼働に換算すると2 OCPU・12GBで、以前の資料にあった4 OCPU・24GB相当から半分になっています（InfoQは2026年6月15日の変更と報道）。ネット上の解説にはまだ4 OCPU・24GBが多く残っています。この記事では、2026年10月時点の公式ドキュメントで確認できる値だけを使い、無料枠で組める構成、30日トライアル終了時にA1が全停止する条件、アカウント登録の手順、東京・大阪をホームにしたときの「ホスト容量不足」の避け方、OCI CLIとTerraformで構成を枠内に固定する書き方を順に示します。

## まとめ：2026年10月時点のAlways Free枠と避けるべき3つの事故

- **計算資源**：Ampere A1は合計2 OCPU・12GB、AMD系のVM.Standard.E2.1.Microは2本まで。ブロックボリュームはブートと合わせて200GBで、ブートは1本50GBから作るため4本立てると使い切ります。
- **トライアル終了時**：A1の合計が2 OCPU・12GBを超えていると、超過分だけでなく既存のA1がすべて無効化され、30日後に削除されます。無料のまま続けるなら終了前にリサイズし、そうでなければ有料アカウントへアップグレードします。
- **ホスト容量不足**：公式の回避策は「別の可用性ドメイン」「時間を空けて再試行」「有料アカウントへのアップグレード」の3つです。東京と大阪は可用性ドメインが1つしかないため、国内をホームにすると使えるのは後の2つだけです。
- **アイドル回収**：7日間、CPU（95パーセンタイル）・ネットワーク・メモリー（A1のみ）がすべて20%未満のインスタンスは回収される場合があります。
- **業務での線引き**：検証環境・社内ツール・学習用途には使えます。サポートチケットを開けない、ポート25が既定で遮断、ロードバランサーが10Mbps固定という条件があるので、顧客のSLAを背負う本番系には置きません。

## Always Freeで無料のまま使えるリソースの現行枠

Always Freeは有料・無料を問わずすべてのOCIアカウントに付き、テナンシのホーム・リージョンで、アカウントが続く限り無料です。まず数字を確定させます。

### Ampere A1の枠は4 OCPU・24GB相当から半減

公式の[Always Freeリソース一覧](https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/FreeTier/freetier%5Ftopic-Always%5FFree%5FResources.htm)は、VM.Standard.A1.Flexについて「月ごとに最初の1,500 OCPU時間および9,000 GB時間」と書き、「Always Freeテナンシの場合、これは2 OCPUおよび12 GBのメモリーに相当します」と続けています。以前の表記は3,000 OCPU時間・18,000 GB時間（4 OCPU・24GB相当）でした。

改定の時期を示すOracleの一次資料は見当たりません。[InfoQの2026年7月の記事](https://www.infoq.com/news/2026/07/oracle-cloud-free-tier-limits/)は、変更が2026年6月15日に発効し、Oracleはブログ投稿や顧客への通知をせずドキュメントを書き換えただけで、利用者は停止したインスタンスや数字の変化で気づいたと報じています。同記事によると、Pay As You Goのアカウントは従来の4 OCPU・24GBのままだとサポート担当者がメールで回答した例がある一方、ドキュメントは「すべてのテナンシ」と書いたままで、Oracleの公式な説明は出ていません。有料アカウントで4 OCPU・24GBを無料のつもりで動かしている場合は、請求明細でA1の課金が出ていないかを確認してください。

枠は月あたりの時間で数えます。31日の月は744時間なので、1,500÷744＝約2.02 OCPU、9,000÷744＝約12.1GB。常時稼働なら2 OCPU・12GBが上限です。数えるのは割り当てたOCPU数×稼働時間で、CPU使用率ではありません。4 OCPU・24GBのインスタンスを月の半分だけ動かしても時間の合計は枠に収まりますが、この形はトライアル終了時の判定で全停止の対象になります（後述）。

### A1とE2.1.Microで立てられる本数とブートボリューム

公式は、ブートボリュームのサイズとOCPUの割り当て方に応じて「1つまたは2つのOCI Ampere A1 Computeインスタンス（合計2つのOCPU）」を作れるとし、ブートの最小を「シェイプに関係なく47GB」と書いています。ただし同じページは、インスタンスを作ると自動で50GBのブートボリュームが付くとしており、[インスタンス作成手順](https://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/Compute/Tasks/launchinginstance.htm)でもブートのカスタムサイズは50GBからです。OCI CLI 3.95.0の `--boot-volume-size-in-gbs` もヘルプに最小50GBと出ます。実際の構成は1本50GBで見積もります。AMD系のVM.Standard.E2.1.Microは1/8 OCPU・メモリー1GBで2本までです。

| 構成             | OCPU合計 | メモリー合計 | ブート合計（50GB×本数） | 残る容量  |
| -------------- | ------ | ------ | -------------- | ----- |
| A1を2 OCPUで1本   | 2      | 12GB   | 50GB           | 150GB |
| A1を1 OCPUで2本   | 2      | 12GB   | 100GB          | 100GB |
| A1が2本＋Microが2本 | 2.25   | 14GB   | 200GB          | 0GB   |
| Microを2本だけ     | 0.25   | 2GB    | 100GB          | 100GB |

200GBはブートボリュームとブロックボリュームの合算で、ボリュームバックアップは5個までです。[ブロックボリュームの作成手順](https://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/Block/Tasks/creatingavolume.htm)でもサイズは50GBからなので、追加のデータ用ボリュームは残りが50GB以上あるときだけ作れます。4本立てる構成ではデータ用のボリュームを持てず、データはAutonomous AI Databaseかオブジェクトストレージに置きます。

### データベース・ストレージ・ネットワークの枠

コンピュート以外の主な枠は次のとおりです（同じAlways Freeリソース一覧から抜粋）。

| サービス                     | Always Freeの枠                              |
| ------------------------ | ------------------------------------------ |
| Autonomous AI Database   | 2インスタンス（各1 Oracle CPU・20GB・同時20セッション、拡張不可） |
| MySQL HeatWave           | シングルノード1系統（データ・ログ50GB＋バックアップ50GB）          |
| NoSQL Database（フェニックスのみ） | 読み取り・書き込み各月1億3,300万、3表×25GB                |
| オブジェクトストレージ              | 合計20GB、APIリクエスト月50,000件                    |
| アウトバウンド転送                | 月10TB                                      |
| Flexibleロードバランサー         | 1台（帯域10Mbps固定）                             |
| Network Load Balancer    | 1台                                         |
| Email Delivery           | 月3,000通                                    |
| Notifications            | メール月1,000件、HTTPS月100万件                     |

オブジェクトストレージの20GBは、トライアルが切れてAlways Freeのみになったアカウントでは標準・低頻度アクセス・アーカイブの3層の合計です。有料アカウントかトライアルのクレジットが残っているアカウントでは、標準・低頻度・アーカイブが各10GBという内訳になります。月10TBのアウトバウンド転送が有料アカウントでも無料になる点は、OCIの総額を他社と比べるときに効きます。単価の比較は[Oracle Cloud Infrastructure（OCI）とは？サービス構成・料金の実額とAWSとの違いを実装者目線で解説【2026年8月時点】](/tech/details/3681/)で扱っています。

## 30日間の無料トライアルとAlways Freeの境目で起きる停止

Oracle Cloud Free Tierは、期限付きの無料トライアルと期限のないAlways Freeの2階建てです。事故はこの境目で起きます。

### 300米ドル・30日のクレジットと終了条件

[Oracle Cloud Free Tierの公式ページ](https://www.oracle.com/jp/cloud/free/)によると、トライアルは300米ドルの無料クレジットで、対象となるOCIサービスを最大30日間使えます。終了は「300ドルの無料クレジットが消費されるか、30日が経過するまでのいずれか早い方」。同ページはサービス内容を最大8インスタンス・最大5TBのストレージとしていますが、注記で「1つのサービスでクレジットをすべて消費した場合の最大容量」の目安であり、複数のサービスを使うとサービスごとの上限は小さくなると断っています。

同じページのFAQは、無料トライアルは1人1回、Always Freeのアカウントは1人1つまでとし、複数の無料アカウントを作ること自体を禁じています。30日以上アイドル状態が続いたアカウントは放棄されたとみなされ、停止または終了の対象になるとも書かれています。インスタンス単位の回収とは別に、アカウント単位でも消えうるということです。

### トライアル終了時にAmpere A1が全停止する条件

最も見落とされやすい規定です。[Free Tierのドキュメント](https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/FreeTier/freetier.htm)のノートは、Always Freeテナンシで使える量を超えてA1がプロビジョニングされていると「有料アカウントにアップグレードしないかぎり、既存のOCI Ampere A1 Computeインスタンスはすべて無効になり、30日後に削除されます」と書いています。

削られるのは超過分ではなく全部です。トライアル中に4 OCPUのA1を2本立てた状態で期限を迎えると、2本とも止まります。有料アカウントにアップグレードしない場合、公式が示す対処は、トライアルが終わる前にテナンシ内のA1全体で合計2 OCPU・12GB以下にしておくことです。クレジットで作った他の有料リソースも、アップグレードしなければ回収されます。トライアルの最終週にやることは、A1の棚卸しとリサイズです。

```
oci compute instance list -c "$COMPARTMENT_OCID" --all \
  --query 'data[?shape==`VM.Standard.A1.Flex` && "lifecycle-state"!=`TERMINATED`].{name:"display-name",state:"lifecycle-state",ocpus:"shape-config".ocpus,mem:"shape-config"."memory-in-gbs"}' \
  --output table

oci compute instance update --instance-id "$INSTANCE_OCID" \
  --shape-config '{"ocpus":1,"memoryInGBs":6}'
```

1本目は1つのコンパートメントにあるA1を、停止中も含めて全ページ取得して一覧にします（終了済みは除外）。A1を置いているコンパートメントが複数あれば、コンパートメントごとに実行して合計します。合計が2 OCPU・12GBを超えていたら2本目でリサイズします。例は2本構成の1本を1 OCPU・6GBにするもので、1本構成なら2 OCPU・12GBにします。[インスタンスのサイズ変更のドキュメント](https://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/Compute/Tasks/resizinginstances.htm)によると、稼働中にシェイプを変えるとインスタンスは再起動されます。終了処理に時間がかかるアプリケーションはデータが壊れるおそれがあるので、先にOSからシャットダウンしてから変更します。

## Oracle Cloud Free Tierのアカウント登録手順

[公式のサインアップ手順](https://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/GSG/Tasks/signingup%5Ftopic-Sign%5FUp%5Ffor%5FFree%5FOracle%5FCloud%5FPromotion.htm)に沿うと、登録は次の順で進みます。

1. signup.oraclecloud.com で国と氏名、メールアドレスを入力し、CAPTCHAを通して「Verify my email」を押す。確認リンクの有効期限は30分。1つのメールアドレスで作れるクラウドアカウントは1つ
2. メールのリンクから戻り、パスワードを設定する。8〜40文字で、小文字・大文字・数字・記号を各1文字以上含め、氏名やメールアドレス、空白は使えない
3. クラウドアカウント名を決め、ホーム・リージョンを選ぶ。**ホーム・リージョンは登録後に変更できない**
4. 住所と電話番号を入力する
5. 支払い確認の方法としてクレジットカードを追加する。PINを要求しない国際ブランド付きのデビットカードも使える

カードには少額の一時的な認証保留がかかり、自動で解除されます。公式FAQによると、アップグレードしない限り請求は発生せず、保留は通常3〜5日で銀行側が解除します。PIN付きデビットカード・バーチャルカード・プリペイドカードは使えません。

### ホーム・リージョンを東京か大阪にするときの前提

Always FreeのAutonomous AI Databaseとコンピュート・インスタンスは、ホーム・リージョンにしか作れません。[リージョンと可用性ドメインの一覧](https://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/General/Concepts/regions.htm)では、日本の2拠点はJapan East（Tokyo・ap-tokyo-1）とJapan Central（Osaka・ap-osaka-1）で、可用性ドメインの数はどちらも1です。同じページは、トライアル・Free Tier・Pay As You Goのテナンシが使えるリージョンを1つに制限しており、上限を引き上げられるのはPay As You Goだけです。

可用性ドメインの数では東京と大阪に差がありません。選ぶ基準は、将来の有料構成をどちらに置くかです。本番と同じリージョンをホームにしておくと、検証で確かめた設定やイメージをそのまま持ち込めます。

## ホスト容量不足（Out of host capacity）でA1が作れないときの対処

Always Freeで最初にぶつかる壁は、枠の計算ではなく在庫です。

### 東京・大阪で公式の回避策「別の可用性ドメイン」が使えない理由

Always Freeリソース一覧のノートは、「out of host capacity」エラーはホーム・リージョンでAlways Freeのシェイプが一時的に不足していることを示すとし、別の可用性ドメインで作るか、しばらく待って再試行するよう案内しています。Pay as You Goなど有料アカウントへのアップグレードも選択肢に挙げています。

A1は複数の可用性ドメインを持つリージョンなら春川（South Korea North）を除くどのADにも作れますが、東京と大阪はADが1つです。国内をホームにした時点で1番目の手は消え、残るのは「待って再試行」と「アップグレード」の2つになります。ネット上の「ADを変えて作り直す」手順は、複数ADのリージョン（アッシュバーン、フェニックス等）を前提にしたものです。

### OCI CLIで間隔を空けて再試行するスクリプト

コンソールで作成ボタンを押し直すより、CLIで間隔を空けて投げ続けるほうが手間がかかりません。次のスクリプトは、単一ADのホームを前提にADを固定し、容量不足のときだけ300秒待って作成を投げ直します（最大24回の試行で、待機だけで約2時間）。容量不足以外のエラー（認証・パラメータの誤り等）はその場で止まります。実行前に `oci setup config` を済ませ、テナンシ・コンパートメント・イメージ・サブネットのOCIDを環境変数 `TENANCY_OCID`・`COMPARTMENT_OCID`・`IMAGE_OCID`・`SUBNET_OCID` に入れておきます。SSHで入るなら `--ssh-authorized-keys-file` で公開鍵も渡します。

```
#!/usr/bin/env bash
AD=$(oci iam availability-domain list -c "$TENANCY_OCID" --query 'data[0].name' --raw-output)
for i in $(seq 1 24); do
  if out=$(oci compute instance launch \
      --availability-domain "$AD" \
      --compartment-id "$COMPARTMENT_OCID" \
      --shape "VM.Standard.A1.Flex" \
      --shape-config '{"ocpus":2,"memoryInGBs":12}' \
      --image-id "$IMAGE_OCID" \
      --subnet-id "$SUBNET_OCID" \
      --boot-volume-size-in-gbs 50 \
      --assign-public-ip true 2>&1); then
    echo "created"; exit 0
  fi
  echo "$out" | grep -qi "out of host capacity" || { echo "$out"; exit 1; }
  echo "try $i: out of host capacity"; sleep 300
done
exit 1
```

オプション名と最小値（ブート50GB）はOCI CLI 3.95.0の `oci compute instance launch --help` で確認し、スクリプトは `bash -n` で構文を検査しています。実際の作成までは検証していません。公式の案内は「しばらく待って再試行」なので、数秒おきに叩くより数分の間隔で長く回します。1 OCPUのインスタンスを2本にする構成なら、`ocpus` を1、`memoryInGBs` を6にして同じスクリプトを2回回します。

### Pay As You Goへ切り替える判断と課金の止め方

アップグレード後もAlways Freeの枠は消えません。公式は、Always Freeリソースには課金せず、Always Freeの制限を超えた使用量にだけ課金すると説明しています。[サービス制限の一覧](https://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/General/Concepts/servicelimits.htm)では、A1のOCPU上限（standard-a1-core-count）はPay As You Goとトライアルで16、メモリー上限（standard-a1-memory-count）は96GBです。

コンパートメント割当て（クォータ）は、リソースの数や容量の上限を決める仕組みで、料金の上限ではありません。A1以外のシェイプの上限を0にしておけば、そのコンパートメントで誤って有料シェイプを起動することは防げますが、A1自体の超過や他サービスの課金は別に見張る必要があります。ただし前述のとおり、有料アカウントでのA1の無料範囲は公式に明確化されていないので、2 OCPU・12GBを超えるA1は課金される前提で見積もります。

判断としては、検証の期限が決まっている案件で無料にこだわるのは損です。在庫の回復を数日待つ人件費は、A1相当のArmインスタンスを1か月動かす実費を簡単に超えます。無料枠の目的が「費用ゼロ」なのか「今日から検証を始めること」なのかを最初に決め、後者なら初日にアップグレードします。アップグレードで増えるのは使えるシェイプの選択肢で、A1の在庫が保証されるわけではないので、A1が取れなければ有料のx86シェイプで始める前提にします。

## OCI CLIとTerraformによる構成定義と枠超過の確認

無料枠の事故は、手で作ったインスタンスのサイズを誰も覚えていないところから始まります。2 OCPU・12GBのサイズをコードに書いておけば、少なくとも「誰がいくつで作ったか」は追えます。

### OCI CLI 3.95のインストールと oci setup config

[OCI CLIのインストール手順](https://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/API/SDKDocs/cliinstall.htm)は、LinuxとmacOSに公式インストーラのワンライナーを示しています。PyPIの最新は3.95.0（2026-10-13公開）です。

```
bash -c "$(curl -L https://raw.githubusercontent.com/oracle/oci-cli/master/scripts/install/install.sh)" -- --accept-all-defaults

oci --version
oci setup config
cat ~/.oci/config
```

macOSは `brew update && brew install oci-cli`、WindowsはPowerShellで `install.ps1` を取得して実行します。Oracle Linux 8は既定のPythonが3.6で、公式は3.9以上への更新を勧めています。`oci setup config` はAPIキーペアの生成まで行うので、先にコンソールでキーを作る必要はありません。生成された公開鍵（既定は `~/.oci/oci_api_key_public.pem`）は、コンソールのユーザー詳細にある「APIキー」から登録します。登録するまでCLIの認証は通りません。生成された設定ファイルの `region` がホーム・リージョンと違うと、無料インスタンスの作成で失敗します。

### Terraform OCI Provider 9.10によるA1の構成定義と超過警告

Terraform Registryのoracle/ociプロバイダは、2026年10月19日時点の最新が9.10.0（2026-10-14公開）です。週単位で版が上がるので、`~> 9.10` で9系の範囲に固定します。次のHCLはTerraform 1.16.6と9.10.0で `terraform validate` が通ることを確認しています。validateが見るのは構文とスキーマで、OCIへの作成が成功するかどうかは別です。

```
terraform {
  required_providers {
    oci = {
      source  = "oracle/oci"
      version = "~> 9.10"
    }
  }
}

variable "availability_domain" { type = string }
variable "compartment_ocid" { type = string }
variable "image_ocid" { type = string }
variable "subnet_ocid" { type = string }

resource "oci_core_instance" "always_free_a1" {
  availability_domain = var.availability_domain
  compartment_id      = var.compartment_ocid
  display_name        = "af-a1-01"
  shape               = "VM.Standard.A1.Flex"

  shape_config {
    ocpus         = 2
    memory_in_gbs = 12
  }

  source_details {
    source_type             = "image"
    source_id               = var.image_ocid
    boot_volume_size_in_gbs = 50
  }

  create_vnic_details {
    subnet_id        = var.subnet_ocid
    assign_public_ip = true
  }
}

check "always_free_a1_limit" {
  assert {
    condition     = oci_core_instance.always_free_a1.shape_config[0].ocpus <= 2 && oci_core_instance.always_free_a1.shape_config[0].memory_in_gbs <= 12
    error_message = "A1 exceeds Always Free (2 OCPU / 12 GB)."
  }
}
```

末尾の `check` ブロックは、誰かが `ocpus` を4に書き換えたときに警告を出すためのものです。[Terraformのcheckブロック](https://developer.hashicorp.com/terraform/language/block/check)は失敗しても警告を出して処理を続けるので、作成を止める仕組みではなく、対象もこの1リソースだけです。テナンシ全体のA1合計は前述のCLIで確認します。Resource ManagerのAlways Free枠は同時実行ジョブ2個（1ジョブ最大24時間）・スタック100個で、このHCLをコンソール上でそのまま実行できます。

### アイドル回収（7日・20%未満）を前提にした運用

Always Freeリソース一覧は、アイドル判定を数値で公開しています。7日間の期間中に「CPU使用率の95パーセンタイルが20%未満」「ネットワーク使用率が20%未満」「メモリー使用率が20%未満（A1シェイプのみ）」がすべて当てはまると、Oracleがインスタンスを回収する場合があります。

3条件のAND判定なので、どれか1つが20%以上なら判定の対象から外れます。用途で決まるものではないので、自分のインスタンスが該当するかはコンソールのメトリクスで7日分の値を見て判断します。短時間で終わる夜間バッチは、7日間の95パーセンタイルでは20%に届かないこともあります。「10%未満」と書く解説も見かけますが、公式の閾値は20%です。アカウントを残すために置いてあるだけのインスタンスは、いつ回収されてもおかしくないものとして扱います。

OCPU時間は割り当てたOCPU数×稼働時間で数えるので、負荷をかけても枠の消費は変わりません。ただし回収を避けるためだけの負荷は判定の趣旨に反します。消えても作り直せる状態にしておくほうが素直です。前節のHCLをリポジトリに置けばインスタンス自体は `terraform apply` で作り直せますが、アプリケーションの導入とデータの復元は別の手順で用意し、作り直すときもホスト容量不足に当たりうる前提で計画します。

## 受託開発の検証環境にAlways Freeを使える線と使わない線

ここからは判断です。Always Freeを業務でどこまで使えるかを、無料枠に固有の制約で区切ります。

### サポートチケットを開けない契約上の制約

公式FAQは、トライアル後にPay As You Goへ移るメリットとして「顧客サポートにアクセスし、チケットを開いたり、アカウントに関するトラブルシューティングを行うことができます」と書いています。裏を返すと、Always Freeだけのアカウントではサポートチケットを開けません。

これは設計では埋められない契約上の制約です。インスタンスが起動しない、疎通しないといった事象に当たっても、公式に問い合わせる経路がないまま自力で切り分けることになります。顧客の稼働率や復旧時間を約束する構成には置かないと判断します。止まったときに納期や業務に影響しない検証・PoCなら許容範囲です。社内向けでも、止まると業務が止まるツールは置きません。

### ポート25の遮断・VCN2本・ロードバランサー10Mbpsで詰まる構成

Always Freeリソース一覧は「テナンシは、デフォルトでは、アウトバウンドTCPポート25を通じてインターネットに電子メールを送信することを許可されていません」と明記し、必要ならサービス制限リクエストで除外を申請するよう案内しています。インターネット上のメールサーバーへ25番で直接送るアプリケーションはここで止まります。監視アラートはNotifications（メール月1,000件）、アプリからの送信はEmail Delivery（月3,000通）に寄せれば、25番の除外申請は要りません。Email Deliveryを使う場合は、送信元ドメインと承認済み送信者の登録、SMTP認証情報の発行を済ませ、587番で接続します（[Email DeliveryのSMTP送信例](https://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/Email/Reference/swaks.htm)）。

ネットワーク側では、有料でもトライアルクレジットもないFree TierテナンシはVCNを2本までしか作れません。Flexibleロードバランサーは2020年12月15日以降に作ったテナンシで1台・帯域は最小も最大も10Mbpsです。10Mbpsは毎秒1.25MBなので、1MBの画像を含むページを同時に10人が開けば転送だけで約8秒かかる計算です。本番・ステージング・開発をVCNで分ける構成も2本の上限に当たります。無料枠の範囲は、単一VCNで完結する検証環境、社内向けの小規模ツール、学習用のサンドボックスまでと線を引きます。

無料枠で確かめた構成を東京・大阪の有料構成へ持ち上げる作業や、Oracle Databaseを含む既存資産のクラウド移行は、[インフラ構築（AWS・Google Cloud・Azure）](/service/system/aws/)でお受けしています。Oracle DatabaseをOCI以外に置く選択肢を比べている段階なら、[Oracle AI Database@AWSとは？東京・大阪の提供範囲とAWS CLIでの構築手順、ライセンスと料金](/tech/details/10885/)も判断材料になります。

## よくある質問

### Oracle Cloud Free Tierの無料枠はいつまで使えますか？

2階建てで期限が違います。300米ドルのクレジットが付く無料トライアルは、クレジットを使い切るか30日が経過するかの早い方で終わります。Always Freeには利用期間の制限がなく、トライアルが終わってもアカウントが続く限り使えます。ただし30日以上アイドル状態が続いたアカウントは放棄扱いで停止・終了の対象になると公式FAQにあるため、まったく触らない状態を続けるとアカウントごと失う可能性があります。

### Always FreeのAmpere A1は4 OCPU・24GBではないのですか？

以前の資料に書かれていた枠です。現行の公式ドキュメントは「月ごとに最初の1,500 OCPU時間および9,000 GB時間」「2 OCPUおよび12 GBのメモリーに相当」と記載しています。改定時期を示すOracleの資料は見当たらず、InfoQは2026年6月15日に通知なしで変更されたと報じています。今後も変わりうるので、構成を組む前にAlways Freeリソース一覧の数字を確認してください。

### クレジットカードなしでOracle Cloud Free Tierに登録できますか？

できません。公式の手順では支払い確認の方法としてクレジットカードの追加が必須で、PINを要求しない国際ブランド付きのデビットカードは使えます。PIN付きデビットカード・バーチャルカード・プリペイドカードは使えません。アップグレードしない限り請求は発生せず、確認用の一時的な保留は通常3〜5日で解除されます。

### ホーム・リージョンは東京と大阪のどちらにすべきですか？

どちらも可用性ドメインが1つなので、容量不足の回避策の幅に差はありません。将来の有料構成を置く予定のリージョンに合わせてください。ホーム・リージョンは登録後に変更できず、Always FreeのコンピュートとAutonomous AI Databaseはホームにしか作れません。

### Always Freeのインスタンスが消えていたのはなぜですか？

原因は主に2つです。1つはアイドル回収で、7日間にCPU使用率（95パーセンタイル）・ネットワーク使用率・メモリー使用率（A1のみ）のすべてが20%未満だと回収される場合があります。もう1つはトライアル終了時の判定で、A1の合計が2 OCPU・12GBを超えていると既存のA1がすべて無効になり、30日後に削除されます。前者は7日分のメトリクスで条件に当たっていないかを確認し、消えても作り直せるようにしておきます。後者はトライアル終了前のリサイズかアップグレードで防げます。

## 関連記事

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出典: [Oracle Cloud Free Tierの無料枠｜A1は2 OCPU・12GBに半減、登録手順と容量不足の回避【2026年10月】](<https://www.issoh.co.jp/tech/details/17531/>)（株式会社一創）
