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title: "伊藤レポートとは？2014年の原典から人材版2.0・SX版3.0までの違いを一次資料で解説"
url: "https://www.issoh.co.jp/column/details/9994/"
published: 2025-11-26
updated: 2026-10-20
categories: ["ビジネス理論・用語"]
publisher: "株式会社一創"
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# 伊藤レポートとは？2014年の原典から人材版2.0・SX版3.0までの違いを一次資料で解説

伊藤レポートは、経済産業省が2014年8月に公表した「『持続的成長への競争力とインセンティブ～企業と投資家の望ましい関係構築～』プロジェクト（伊藤レポート）最終報告書」の通称です。一橋大学の伊藤邦雄氏が座長を務めたプロジェクトの成果で、経済産業省が公開するPDFで104ページあります。ところが検索で「伊藤レポート」を調べると、2.0、3.0、人材版、SX版と番号の違う報告書が並び、どれが何を指すのかが分かりにくくなっています。この記事では経済産業省が公開している報告書のPDF原文にあたり、5本の位置づけと、最も引用される「ROE8％」が本来どういう文脈の数字だったのかを整理します。

## まとめ：5本の伊藤レポートの読み分けとROE8％の正しい意味

先に結論を示します。この記事で扱う主要な5本は、資本市場・企業価値の系統と人的資本の系統の2つに分かれ、番号は系統ごとに独立して振られています。資本市場・企業価値の系統が原典（2014年）→2.0（2017年）→3.0＝SX版（2022年8月）、人的資本の系統が人材版（2020年）→人材版2.0（2022年5月）です。「伊藤レポート2.0」と「人材版伊藤レポート2.0」は別の報告書で、中心テーマと公表年が異なります。

ROE（自己資本利益率）は、自己資本に対してどれだけ純利益を生んだかを示す指標です。原典の「8％」は、全企業共通の最終目標ではなく、投資家との対話の最低ラインとして示されています。原文は「グローバルな投資家と対話をする際の最低ラインとして8％を上回るROEを達成することに各企業はコミットすべきである」（最終報告書の紙面13ページ）と書いており、その根拠は「ROEが8％を超える水準で約9割のグローバル投資家が想定する資本コストを上回る」という調査結果です。8％という数字そのものより、自社の資本コストを上回っているかどうかが問われています。

| 通称                                                                                                           | 報告書の日付           | 研究会・プロジェクト                                 | 中心テーマ                | 分量        |
| ------------------------------------------------------------------------------------------------------------ | ---------------- | ------------------------------------------ | -------------------- | --------- |
| [伊藤レポート（原典）](https://www.meti.go.jp/policy/economy/keiei%5Finnovation/kigyoukaikei/pdf/itoreport.pdf)        | 平成26年（2014年）8月   | 持続的成長への競争力とインセンティブ（プロジェクト）                 | ROEと資本コスト、企業と投資家の対話  | PDF104ページ |
| [伊藤レポート2.0](https://www.meti.go.jp/policy/economy/keiei%5Finnovation/kigyoukaikei/itoreport2.0.pdf)          | 2017年10月26日      | 持続的成長に向けた長期投資（ESG・無形資産投資）研究会               | 無形資産への戦略投資、開示・対話の枠組み | PDF60ページ  |
| [人材版伊藤レポート](https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/)                                                   | 令和2年（2020年）9月30日 | 持続的な企業価値の向上と人的資本に関する研究会                    | 3P・5Fモデルの提示          | 報告書・概要版   |
| [人材版伊藤レポート2.0](https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinteki%5Fshihon/pdf/report2.0.pdf)                     | 令和4年（2022年）5月    | 人的資本経営の実現に向けた検討会                           | 3P・5Fを実践する打ち手と事例     | PDF81ページ  |
| [伊藤レポート3.0（SX版）](https://www.meti.go.jp/policy/economy/keiei%5Finnovation/kigyoukaikei/pdf/itoreport3.0.pdf) | 2022年8月30日       | サステナブルな企業価値創造のための長期経営・長期投資に資する対話研究会（SX研究会） | SX（社会と企業の同期化）        | PDF33ページ  |

## 原典・伊藤レポート（2014年8月）の構成とROEに関する提言

### 2014年の伊藤レポートの正式名称と構成

プロジェクトが始まったのは2013年7月で、最終報告書の公表は翌2014年8月です。報告書は「基本的な問題意識とメッセージ」「要旨」「本文」に参加者一覧と参考資料が付く構成で、本文は「持続的成長と企業価値創造」「ROEと資本コスト、資本規律」「中長期投資の促進」「投資家の短期志向（ショートターミズム）化」など12章に分かれます。企業側だけでなく、アセット・マネージャー、アセット・オーナー、セルサイド・アナリストの各章が立っているのが特徴で、資金の出し手から企業までの経路である「インベストメント・チェーン」全体を対象にした報告書です。原文はこの語を「資金の拠出者から、資金を最終的に事業活動に使う企業に至るまでの経路および各機能のつながり」と脚注で定義しています。

### ROE8％は目標値ではなく対話の最低ライン

「伊藤レポート＝ROE8％」という要約が広まりましたが、原文の書き方は慎重です。該当箇所は「個々の企業の資本コストの水準は異なるが、グローバルな投資家から認められるにはまずは第一ステップとして、最低限8％を上回るROEを達成することに各企業はコミットすべきである」（紙面6ページ）。つまり全社共通の目標ではなく、資本コストを上回っているかを測る出発点として置かれた水準です。

8％という数字の出どころも報告書に書かれています。グローバル投資家が日本企業に期待する資本コストを調査した結果、「ROEが8％を超える水準で約9割のグローバル投資家が想定する資本コストを上回ることになる」（紙面13ページ）としています。もとになった調査では、日本株に対して機関投資家が求める株主資本コストは平均で海外7.2％、国内6.3％でした。8％はこの分布の上側をカバーする水準として置かれた数字で、企業ごとの目標値として算出されたものではありません。自社の株主資本コストが8％を下回るならROE8％はそれを上回る水準ですが、株主資本コストが8％を上回るならROE8％では足りません。資本効率を事業単位で管理したい場合は、株主資本に限定されないROICのほうが現場に落としやすくなります。指標の使い分けは[ROIC（投下資本利益率）とは？計算式・目安とROICツリーをわかりやすく解説](https://www.issoh.co.jp/column/details/9311/)で整理しています。

### 低ROEの主因はレバレッジではなく売上高利益率

原典がROE8％と並んで強調したのが、日本企業の低ROEの原因分析です。ROEを売上高利益率・資本回転率・レバレッジに分解して日米欧を比較すると「回転率やレバレッジには大きな差がない。日本企業の低ROEは売上高利益率、つまり事業の収益力の低さによるところが大きい」と結論づけています。借入を増やして見かけのROEを上げる話ではなく、本業の利益率を上げる話だという整理です。この3要素分解の手順は[デュポン分解（デュポンシステム）とは？ROEを3要素に分解する計算式と分析事例](https://www.issoh.co.jp/column/details/5249/)で具体的に計算しています。

報告書はこの分析に、株価が低迷した20年間の実績データを添えています。データが継続して得られる上場企業1,600社のうち、配当込みの株価上昇率がプラスだった企業は約200社。その少数派に共通していたのは、差別化による価格決定力、事業ポートフォリオの最適化、他社との連携も含む継続的なイノベーション、時代に合った経営革新への積極性の4点でした。当時の資本コストの浸透度も数字で示されています。原典が脚注で引く経済産業省企業報告ラボ［2013］「持続的な企業価値創造のためのIR／コミュニケーション戦略実態調査」（回答企業は上場企業約600社）では、資本コストを意識している企業は全体の約4割、投資家に開示している企業は約1割弱にとどまっていました。

## 5本の「伊藤レポート」を取り違えないための読み分け

### 伊藤レポート2.0と人材版2.0の対象・公表年の違い

検索でもっとも混乱が起きるのがこの2つです。「伊藤レポート2.0」は2017年10月26日付の「持続的成長に向けた長期投資（ESG・無形資産投資）研究会 報告書」で、無形資産への戦略投資と、企業と投資家の開示・対話のフレームワークを扱います。一方「人材版伊藤レポート2.0」は令和4年（2022年）5月の「人的資本経営の実現に向けた検討会 報告書」で、人材戦略の実践策と事例集が中身です。公表年は2017年と2022年で異なり、研究会も別です。人事の文脈でも、参照先の正式名称と公表年を確認し、人材版2.0かどうかを判別してください。

### 伊藤レポートの系統別最新版と目的別の参照先

番号が大きいほど新しく上位互換だ、という読み方は成り立ちません。系統が2本あるため、2026年9月時点の最新は資本市場側が伊藤レポート3.0（2022年8月30日）、人的資本側が人材版伊藤レポート2.0（2022年5月）で、どちらも2022年の公表です。人的資本側については、経済産業省の人的資本経営のページに掲載されているのは人材版伊藤レポートと同2.0の2本だけで、「人材版伊藤レポート3.0」という報告書は掲載されていません。統合報告書で人的資本の開示方針を書くなら人材版2.0、長期の価値創造ストーリーを組み立てるなら3.0、資本効率の議論の出発点を確認したいなら原典、という選び方になります。

この対応関係は3.0自身が書いています。3.0は自らを「これら一連の取組の基底的な概念となるSXについて、その要諦と議論の内容を紹介する、いわば“理論編”である」と位置づけ、“実践編”として価値協創ガイダンス2.0、人材版伊藤レポート2.0、人的資本可視化指針の3つを挙げ、併せて参照することを勧めています。ここでいう理論編と実践編は、本記事で扱う5本の分類ではなく、伊藤レポート3.0と、価値協創ガイダンス2.0・人材版伊藤レポート2.0・人的資本可視化指針との関係を示しています。

## 人材版伊藤レポートと2.0の違い：枠組みの提示と実践策の具体化

### 2020年の人材版伊藤レポートによる3P・5Fの提示

3つの視点（Perspectives）と5つの共通要素（Common Factors）は2.0で新しく登場した枠組みだと紹介されることがありますが、提示したのは2020年の人材版伊藤レポートです。2.0の巻頭で座長の伊藤邦雄氏が「こうした視点を内包した人材版伊藤レポートでは、『３Ｐ・５Ｆモデル』を提唱し、３つの視点と５つの共通要素を提示した」と書いています。2020年版は、経済産業省が2020年1月から開催した「持続的な企業価値の向上と人的資本に関する研究会」の報告書で、公表は同年9月30日です。報告書は人材の「材」は「財」であるという認識を出発点に置いています。

3つの視点は「経営戦略と人材戦略の連動」「As is – To beギャップの定量把握」「企業文化への定着」です。具体的には、人材戦略が経営戦略と連動しているか、目指すビジネスモデルや経営戦略と現時点の人材とのギャップを把握できているか、人材戦略の実行プロセスが組織や個人の行動変容を促し企業文化として定着しているか、という3点です。5つの共通要素は「動的な人材ポートフォリオ」「知・経験のダイバーシティ＆インクルージョン」「リスキル・学び直し」「社員エンゲージメント」「時間や場所にとらわれない働き方」で、5番目はコロナ禍の対応を踏まえて追加されたものです。枠組み全体の位置づけは[人的資本経営とは？意味・開示義務・実践ステップを開発会社が解説](https://www.issoh.co.jp/column/details/13383/)にまとめています。

### 人材版伊藤レポート2.0による実践策と事例の具体化

2.0は枠組みを作り直していません。報告書自身が「『人材版伊藤レポート』が示した内容を更に深掘り・高度化し、特に『３つの視点・５つの共通要素』という枠組みに基づいて、それぞれの視点や共通要素を人的資本経営で具体化させようとする際に、実行に移すべき取組、及びその取組を進める上でのポイントや有効となる工夫を示すもの」と位置づけています。たとえば「社員エンゲージメントを高めるための取組」の章では、エンゲージメントレベルの把握、ストレッチアサインメント、社内公募制、副業・兼業、健康経営への投資という5つの打ち手が並びます。エンゲージメントの測定方法そのものは[エンプロイーエンゲージメントとは？意味・ワークエンゲージメントとの違いと高め方](https://www.issoh.co.jp/column/details/8961/)で扱っています。

ただし2.0は網羅的な実行を求めてはいません。「各企業が、この報告書の中で挙げる全ての項目にチェックリスト的に取り組むことを求めるものではない」と明記しており、外形的な当てはめを戒めています。自社の事業内容に照らして打ち手を選ぶ前提の資料です。

### CHROと経営トップ5Cという担い手の指定

人材版伊藤レポートは、人材戦略を誰が担うかまで踏み込んでいます。経営陣についての記述は「ＣＨＲＯ（Chief Human Resource Officer）の役割が重要であると同時に、経営トップ５Ｃ（ＣＥＯ、ＣＳＯ（Chief Strategy Officer）、ＣＨＲＯ、ＣＦＯ、ＣＤＯ（Chief Digital Officer））の連携が重要」というもので、人事部門だけの課題にしない構図が示されています。取締役会には人材戦略と経営戦略の連動を監督・モニタリングする役割が、投資家には企業の発信を踏まえた対話と投資先選定が割り当てられています。日本企業でのCHROの設置状況は[CHRO（最高人事責任者）とは？役割と人事部長・CEOとの違い、設置率約2割の読み方](https://www.issoh.co.jp/column/details/9021/)で実数を確認できます。

このレポートの影響として2.0が挙げているのが、2021年6月のコーポレートガバナンス・コード改訂です。中核人材の多様性確保についての考え方と測定可能な自主目標の設定、人材育成方針・社内環境整備方針の開示、人的資本への投資の開示などが追記されました。後継者計画の要件など、コード側の現行規定は[サクセッションプラン（後継者計画）とは？2026年改訂コードの要件と作り方](https://www.issoh.co.jp/column/details/9720/)で整理しています。

## 伊藤レポート2.0とSX版3.0の重点テーマ：無形資産投資とSX

### 伊藤レポート2.0の無形資産投資と開示・対話の枠組み

伊藤レポート2.0の問題意識は、企業価値を決める因子が有形資産から無形資産へ移ったことです。研究開発投資、人的投資、M&Aといった長期の戦略投資は、費用が先行して短期利益を圧迫する場合があります。投資家との対話では、投資が将来の競争力や収益にどうつながるかを説明する必要があります。報告書は原典の分析をさらに詰め、日本の低ROEを「レバレッジの差に起因するものと捉える先入観が、その真因を看過させてきた」と振り返り、実際には売上高利益率（ROS）の長期低迷が問題だったと述べています。世界と競争できるイノベーション創出力と持続的な低収益性が併存する状態を、報告書は「パラドックス」と呼んでいます。

第六章では、企業理念やビジネスモデル、ESG・サステナビリティ、戦略、KPI、ガバナンスという要素からなる開示・対話のフレームワークが検討されました。この研究会が提案した「ガイダンス（案）」に基づき、報告書の公表に先立つ2017年5月29日に「価値協創のための統合的開示・対話ガイダンス－ESG・非財務情報と無形資産投資－（価値協創ガイダンス）」が経済産業省から発出されています。報告書のほうが後に出るため、ガイダンスが2.0の成果物であることは時系列からは読み取りにくくなっています。ESGの3要素と開示制度の現在地は[ESGとは？意味と3要素、SDGs・CSRとの違いを簡単に解説【2027年3月期から開示義務化】](https://www.issoh.co.jp/column/details/8308/)で扱っています。

### 伊藤レポート3.0のSXの定義と「同期化」の意味

伊藤レポート3.0（SX版伊藤レポート）は2022年8月30日付、33ページの報告書です。SXの定義は原文で一義的に書かれています。「SXとは、社会のサステナビリティと企業のサステナビリティを『同期化』させていくこと、及びそのために必要な経営・事業変革（トランスフォーメーション）を指す」。さらに「同期化」も定義されており、社会の持続可能性に資する長期的な価値提供を通じて社会の持続可能性を高めつつ、自社が長期的・持続的に成長原資を生み出す力（稼ぐ力）の向上につなげることを意味します。社会貢献と収益を切り離さない点が要点で、報告書はSXを「これからの『稼ぎ方』の本流」と位置づけています。

SXを実現する取組として3.0が整理したのは、社会のサステナビリティを踏まえた目指す姿の明確化、それに基づく長期価値創造の戦略構築、KPI・ガバナンスと対話による磨き上げ、の3点です。同じ2022年に公表された「価値協創ガイダンス2.0」が、この考え方を開示・対話の項目に落とし込んだフレームワークにあたります。

## 実務で伊藤レポートを使うときの判断

### ROE目標の一律8％設定の問題と株主資本コストとの比較

伊藤レポートを根拠に全社ROE目標を8％と定める運用は、報告書の趣旨からずれます。原典は「ROEは経営の目的ではなく結果であり、持続的成長への競争力を高めた結果として向上する」と明言しているからです。目的化すれば、自社株買いや資産圧縮でROEだけを動かす誘因が働きます。設定すべきは自社の資本コストを上回る水準であって、他社と共通の8％ではありません。

加えて、原典は資本コストの水準そのものが確定値ではないことも認めています。WACCなどの考え方はあるものの「実際の資本市場では、数値化されにくい『見えない価値』も総合的な評価に反映されている」とし、対話を通じて資本コストが下がる余地があると述べています。ROE目標を検討する際は、財務部門で株主資本コストの推計方法と前提を整理し、ROICと比較するWACCとは区別します。

### 伊藤レポートの目的別の読書順序

5本すべてを通読する必要はありません。人的資本の開示や人事制度を設計するなら、人材版伊藤レポート2.0の3つの視点を確認したうえで、課題に対応する共通要素の章を読み、開示には人的資本可視化指針も併せて参照します。統合報告書で長期の価値創造ストーリーを書くなら3.0と価値協創ガイダンス2.0の組み合わせです。投資家との対話で資本効率の前提をそろえたい場合は原典に戻り、ROEと資本コストの章（本文3章）を読むと議論の出発点が見えます。まずは担当業務に対応する章を選び、不明な概念を原典で補う読み方を勧めます。

## よくある質問

### 伊藤レポートのROE8％にはどんな根拠があるのですか？

グローバル投資家が想定する資本コストの調査結果です。最終報告書は「ROEが8％を超える水準で約9割のグローバル投資家が想定する資本コストを上回ることになる」と説明しています。全企業の目標値ではなく、対話の最低ラインとして示された水準です。

### 「伊藤レポート2.0」と「人材版伊藤レポート2.0」は同じものですか？

別の報告書です。伊藤レポート2.0は2017年10月26日付の「持続的成長に向けた長期投資（ESG・無形資産投資）研究会 報告書」、人材版伊藤レポート2.0は2022年5月の「人的資本経営の実現に向けた検討会 報告書」です。人事分野でも、正式名称と公表年でどちらの報告書かを確認してください。

### 伊藤レポートの最新版はどれですか？

系統によって異なります。資本市場・企業価値の系統は伊藤レポート3.0（SX版・2022年8月30日）、人的資本の系統は人材版伊藤レポート2.0（2022年5月）が最新です。

### 人材版伊藤レポート3.0は公表されていますか？

経済産業省の人的資本経営のページに掲載されているのは、人材版伊藤レポートと人材版伊藤レポート2.0の2本です（2026年9月時点）。3.0にあたる報告書は掲載されていません。

### 伊藤レポートの座長は誰ですか？

一橋大学の伊藤邦雄氏です。原典のプロジェクトのほか、伊藤レポート2.0の研究会、人材版伊藤レポートの研究会、人材版伊藤レポート2.0の「人的資本経営の実現に向けた検討会」でも座長を務めています。人材版2.0の巻頭文には「人的資本経営の実現に向けた検討会 座長 伊藤邦雄」と記されています。

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出典: [伊藤レポートとは？2014年の原典から人材版2.0・SX版3.0までの違いを一次資料で解説](<https://www.issoh.co.jp/column/details/9994/>)（株式会社一創）
