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title: "R&D（研究開発）とは？意味と読み方、研究と開発の違いを公的データで解説"
url: "https://www.issoh.co.jp/column/details/9178/"
published: 2025-10-06
updated: 2026-09-27
categories: ["ビジネス理論・用語"]
publisher: "株式会社一創"
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# R&D（研究開発）とは？意味と読み方、研究と開発の違いを公的データで解説

R&DはResearch and Developmentの略で、日本語では研究開発と訳します。ただし「研究」と「開発」は感覚的に使い分けられている言葉ではなく、日本の会計基準に定義が置かれた区分です。この記事では、R&Dの読み方と表記から、会計基準が引いている研究と開発の線引き、総務省の科学技術研究調査が示す日本企業のR&D投資の実額まで、一次資料の数字で整理します。数字を見ると、R&Dという言葉から多くの人が連想する基礎研究は、日本企業が自然科学に使った研究費の6.9％にすぎません。

## まとめ：R&D（研究開発）の要点

先に結論を置きます。

- **R&D＝Research and Development**。読みは「アールアンドディー」、日本語訳は研究開発です。
- **研究と開発は会計基準上の別概念**です。研究は「新しい知識の発見を目的とした計画的な調査及び探究」、開発は「研究の成果その他の知識を具体化すること」と定義されています。
- **2024年度の日本の研究費は23兆7925億円**、対GDP比3.70％。うち企業が17兆4303億円で73.3％を占めます。
- **企業のR&Dの77.8％は開発研究**です。応用研究15.4％、基礎研究6.9％。R&Dの大半は「まだ無い知識を探す活動」ではなく「既にある知識を製品に落とす活動」です。
- **研究を実施している企業の売上高研究費比率は3.24％**。ただし医薬品製造業は11.01％、建設業は0.54％と、産業によって一桁違います。
- **研究開発費は原則として全額が発生時の費用**で、資産に計上できません。この会計処理がR&Dを短期業績と対立させる一因になっていると考えられます。

以下、それぞれの根拠と、部門設計・テーマ選定への落とし込みを見ていきます。

## R&Dの意味と読み方：Research and Developmentが指す範囲

### 表記と読み方の使い分け

R&DはResearch and Developmentの頭文字で、読みは「アールアンドディー」です。表記は半角の「R&D」が一般的ですが、全角アンパサンドの「R＆D」、アンパサンドを開いた「R and D」も同じものを指します。日本語の求人票や組織図では「研究開発本部」「研究開発部」と訳語のまま使われることが多く、社名や部署名で「R&Dセンター」と英字表記を採る企業も並存しています。どれも指す活動は同じで、表記の違いに意味の差はありません。

なお国の統計が使う語は「研究開発」ではなく「研究」です。総務省の科学技術研究調査は調査対象を「研究」と呼び、その性格を基礎研究・応用研究・開発研究の3つに分けています。この記事で引く公的な数字はすべてこの区分に沿ったもの。

### 会計基準が定める「研究」と「開発」の線引き

研究と開発の境界は、企業会計審議会の「研究開発費等に係る会計基準」に文章で書かれています。同基準「一 定義」は次のように定めています。

研究とは、**新しい知識の発見を目的とした計画的な調査及び探究**をいう。開発とは、**新しい製品・サービス・生産方法（以下「製品等」という。）についての計画若しくは設計又は既存の製品等を著しく改良するための計画若しくは設計として、研究の成果その他の知識を具体化すること**をいう。

この2文が実務上の判断基準になります。目的が「知識の発見」なら研究、目的が「知識の具体化」なら開発です。着目点は工程の早さや難易度ではなく、成果物が知識か設計かという点にあります。基礎的な物性を調べる実験でも、特定製品の設計要件を確定させるために行うなら開発に寄り、逆に製品化の当てがない材料探索は研究に寄ります。

同基準はさらに、研究開発費には「人件費、原材料費、固定資産の減価償却費及び間接費の配賦額等、研究開発のために費消されたすべての原価」が含まれるとしています。装置代や試作材料費だけでなく、研究者の人件費と設備の減価償却まで含む総原価概念である点は、予算を組むときに外せません。

## 研究と開発の違い：3区分の定義と2024年度の金額内訳

### 基礎研究・応用研究・開発研究の内訳

総務省の科学技術研究調査は、研究費をその性格によって基礎研究・応用研究・開発研究の3つに分類しています。2024年度の自然科学に使用した研究費について、全研究主体（企業・大学等・非営利団体・公的機関の合計）と企業のみを並べると次のようになります。

| 区分    | 全研究主体     | 構成比    | 企業のみ      | 構成比    |
| ----- | --------- | ------ | --------- | ------ |
| 開発研究費 | 14兆6598億円 | 65.8％  | 13兆5066億円 | 77.8％  |
| 応用研究費 | 4兆5095億円  | 20.2％  | 2兆6711億円  | 15.4％  |
| 基礎研究費 | 3兆1070億円  | 13.9％  | 1兆1901億円  | 6.9％   |
| 合計    | 22兆2763億円 | 100.0％ | 17兆3679億円 | 100.0％ |

企業に限ると、R&Dという語から連想されやすい基礎研究は6.9％にとどまります。全研究主体で13.9％あるのは、大学等と公的機関が基礎研究を担っているためです。企業側の構成比は2015年度の6.7％からほぼ動いておらず、増加率でも開発研究の+9.1％に対して基礎研究は+7.3％。日本企業のR&Dの重心は、新しい知識を探す側ではなく、既知の知識を製品に落とす側にあります。

この構成比は部門を設計するときの前提になります。「R&D部門を作る」と言ったとき、実際に必要になる人員の多くは製品設計と評価の担い手であって、論文を書く研究者ではありません。採用要件や評価制度を基礎研究のイメージで組むと、実務との乖離がそのまま定着率に出ます。

### 技術開発・製品開発・設計・先行開発との違い

現場では研究開発の周辺に似た語が並びます。会計基準の定義を軸に整理すると次のようになります。

| 語        | 目的              | 研究開発費に含まれるか   |
| -------- | --------------- | ------------- |
| 研究       | 新しい知識の発見        | 含まれる          |
| 開発（開発研究） | 知識の具体化・著しい改良    | 含まれる          |
| 技術開発     | 特定の要素技術の確立      | おおむね含まれる      |
| 先行開発     | 次期製品に向けた技術の事前確立 | おおむね含まれる      |
| 製品開発     | 市場投入する製品の具体化    | 著しい改良に当たる部分のみ |
| 設計       | 確定済み仕様の図面化      | 含まれない         |

「技術開発」「先行開発」は会計基準に定義のない実務語で、上表はそれらを同基準の定義に照らして整理したものです。境界を分けるのは「著しい改良」に当たるかどうか。既存製品の色違いやマイナーチェンジのための設計変更は研究開発費に入りません。逆に、既存製品でも構造や生産方法を根本から作り替える計画であれば開発に該当します。なお定義の文言にある「設計」は仕様を確定させる行為までを指すため、確定済みの仕様を図面に起こす作業は含まれません。判定に迷う支出が出たときは、この「著しい改良」という文言に戻すのが確実です。個人事業主の場合の経費計上の範囲は[個人事業主が確定申告で経費計上できる研究開発費の対象範囲と判定要件の全体像](/column/details/11922/)で扱っています。

発明と開発の違いも同じ枠で説明できます。発明は特許法上の概念で、同法第2条第1項は「自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度のもの」と定義しています。発明は研究の過程でも開発の過程でも生まれ得るので、研究開発の区分とは並列の関係になりません。発明は成果の一形態、研究開発は活動の区分です。

## R&D部門の役割と職種：研究職と開発職の分担

### 研究職と開発職の仕事の違い

研究職と開発職の差は、担当する時間軸と成果物の形にあります。研究職は数年先に効く知識を作り、成果は論文・特許・技術報告として残ります。開発職は進行中または次期の製品に紐づく設計と評価を担い、成果は仕様書・試作品・量産移行の判定として残るはず。R&Dエンジニアという職名はこの両方にまたがって使われるため、募集要項では担当が要素技術の確立なのか製品への実装なのかを確認する必要があります。

人数の規模感も統計で押さえられます。2025年3月31日現在、企業の研究関係従業者数は63万3600人、うち研究者が52万6300人。産業別では製造業が43万6400人と企業の研究者全体の82.9％を占め、輸送用機械器具製造業だけで9万8700人（18.8％）に達します。情報通信業は3万4800人（6.6％）にとどまり、日本のR&D人材はいまも製造業に集中しています。

### 本社直轄と事業部門所属の使い分け基準

組織上の置き方は二択で、それぞれ壊れ方が違います。ここは判断を明示します。**開発研究が77.8％を占める企業では、R&Dを本社直轄の独立組織にすると失敗しやすい**と考えます。独立組織は事業部門の製品ロードマップから切り離されるため、成果の受け手がいないテーマが積み上がるからです。前掲の構成比が示すとおり、日本企業のR&Dの主戦場は既存事業の製品を作り替える領域であり、そこは事業部門との距離が近いほど有利に働きます。

既存事業と競合する技術を扱う場合は逆になります。既存製品の売上を毀損する技術は事業部門の内部では優先順位が下がり続けるため、本社直轄で予算と評価を分離しないと立ち上がりません。この力学は[イノベーションのジレンマとは何か？その基本概念と背景を解説](/column/details/7214/)で扱う構造そのものです。基本は事業部門に近接させ、既存事業を否定する系統のテーマだけを本社直轄に切り出す、という使い分けが現実的でしょう。

## 日本企業のR&D投資：売上高研究費比率3.24％と産業間格差

### 産業別の研究費と売上高比率

研究を実施している企業の2024年度の売上高に対する研究費の比率は3.24％です。これは全産業の計であり、個社の平均値ではありません。産業別に開くと差は大きく開きます。

| 産業              | 研究費       | 企業全体に占める割合 | 売上高研究費比率 |
| --------------- | --------- | ---------- | -------- |
| 全産業             | 17兆4303億円 | 100.0％     | 3.24％    |
| 製造業             | 14兆9793億円 | 85.9％      | 4.19％    |
| 輸送用機械器具製造業      | 5兆1011億円  | 29.3％      | 6.14％    |
| 医薬品製造業          | 1兆6607億円  | 9.5％       | 11.01％   |
| 学術研究，専門・技術サービス業 | 1兆314億円   | 5.9％       | 6.25％    |
| 情報通信業           | 6203億円    | 3.6％       | 1.40％    |

研究費の額は総務省「科学技術研究調査」2024年度。売上高研究費比率は同調査の表2-3によるもので、こちらは金融業，保険業を除いた集計です。産業大分類で比率が最も高いのは学術研究，専門・技術サービス業の6.25％、中分類まで下ろすと学術・開発研究機関が22.15％、医薬品製造業が11.01％、電子部品・デバイス・電子回路製造業が7.46％と続きます。低いほうは建設業0.54％、放送業0.07％で、レンジは0.07％から22.15％まで開いています。

自社の投資水準を「多い・少ない」と判断するときは、全産業の3.24％ではなく自社が属する中分類の値と比べる必要があります。医薬品の企業が3.24％なら過小、建設業の企業が3.24％なら異例の高水準ということになり、同じ数字の意味が反転します。研究者1人当たりの研究費は3312万円（前年度比7.6％増）で、医薬品製造業では8251万円、輸送用機械器具製造業では5168万円。装置と試験費用が重い産業ほど1人当たり単価が上がるため、人員計画から必要予算を概算するときの係数として使えます。

### 資本金100億円以上への72.3％集中と増加率の逆転

企業の研究費17兆4303億円を資本金階級別に見ると、資本金100億円以上の企業が12兆6045億円で72.3％を占めます。10億円～100億円未満が2兆4111億円（13.8％）、1億円～10億円未満が1兆8030億円（10.3％）、1000万円～1億円未満が6117億円（3.5％）です。

ただし増加率では順序が変わります。前年度比で最も伸びたのは1000万円～1億円未満の+11.0％で、100億円以上の+8.8％を上回りました。金額の集中は続いていますが、小規模層のR&D投資が縮小しているわけではありません。中小規模の企業にとっては、自前で全工程を抱えるのではなく外部の技術資源に接続する形が現実解になります。大学の研究者を雇用したまま企業でも働いてもらう仕組みについては[クロスアポイントメント制度とは？兼業・共同研究との違いと給与の決まり方を一次データで解説](/column/details/10401/)で整理しています。

## 研究開発費が全額費用処理される制約

研究開発費等に係る会計基準「三 研究開発費に係る会計処理」は、**研究開発費は、すべて発生時に費用として処理しなければならない**と定めています。ソフトウェア制作費のうち研究開発に該当する部分も同じく費用処理です。

この一文の帰結は重いものです。10億円を投じたR&Dが将来10年間の収益を生むとしても、日本基準では10億円全額がその期の費用として損益計算書に落ちます。設備投資であれば資産計上して耐用年数にわたり配分できるのに、R&Dにはそれが認められません。将来の収益と当期の費用が対応しない構造が、制度として組み込まれています。

したがって「R&D投資は経営判断の問題であって、業績が苦しいときに削られるのは経営者の近視眼である」という説明は半分しか当たっていません。四半期の利益目標を負った経営者にとって、R&D予算は**その期の利益に一対一で効く数少ない裁量費目**です。削れば即座に利益が改善し、削っても当期の売上は落ちません。短期志向を生んでいるのは個人の姿勢だけでなく、この会計処理そのものでもあります。対策は精神論ではなく設計で打つべきで、予算を単年度の損益から切り離した複数年枠として取締役会で承認しておく、業績連動報酬の算定からR&D費用の影響を控除するといった手当てが要ります。

例外は2つあります。1つは企業結合で、同基準「六 適用範囲」3は「本基準は、企業結合により被取得企業から受け入れた資産（受注制作、市場販売目的及び自社利用のソフトウェアを除く。）については適用しない」と定めており、買収先から受け入れた仕掛研究開発は企業結合の会計基準に従って無形資産に計上されます。もう1つは適用基準の違いです。国際会計基準（IAS第38号）では、技術的実行可能性など6つの要件をすべて満たした時点以降の開発費は無形資産として計上します（任意ではなく要件充足時は計上が求められます）。

この差は実際の開示で確認できます。IFRSを適用するトヨタ自動車の2025年3月期有価証券報告書（注記27）では、当期中に発生した研究開発支出1兆3265億円のうち1115億円が開発資産へ振り替えられ、別に開発資産の償却額1621億円が計上されています。日本基準の企業であればこの1115億円もその期の費用でした。他社の研究開発費を比較するときに適用基準の確認が要るのは、この振替の有無で費用計上額が変わるためです。ソフトウェアの資産計上要件は[経理担当者が押さえるべき自社開発ソフトウェア資産計上の会計基準と判定条件](/column/details/11038/)で扱っています。

## 技術輸出5兆4705億円のうち74.7％はグループ内取引

日本企業のR&Dの成果を外から測る指標が技術貿易です。2024年度の技術輸出の受取額は5兆4705億円で4年連続の増加、技術輸入の支払額は8693億円、差引の技術貿易収支は4兆6011億円の黒字でした。数字だけを見れば、日本は技術の大幅な輸出国です。

ただしこの黒字の中身には注意が必要です。技術輸出の受取額5兆4705億円のうち、**海外の親子会社からの受取額が4兆840億円で74.7％を占めます**。支払額8693億円のうち海外の親子会社への支払も3600億円（41.4％）あるため、収支ベースで見ると4兆6011億円の黒字のうち3兆7240億円、実に80.9％がグループ内の資金移動ということになります。日本の親会社が海外子会社に技術を提供して受け取っている構図で、第三者に技術を売って稼いだ額ではありません。

この構造を踏まえると、「日本の技術貿易は黒字だから技術の外販力が強い」という読み方は成り立ちません。実態に近いのは、海外生産拠点を持つ製造業が本社に技術機能を集約し、その対価をグループ内で回収している姿です。R&Dの成果を外部にライセンスして収益化することを目標に置くのであれば、親子会社以外からの受取額1兆3865億円が対外的な市場の目安になります。自社技術を外販する事業計画を作る際は、この水準感から出発したほうが計画が破綻しません。

## R&Dテーマの選定と撤退基準

### 自社の売上高研究費比率からのテーマ枠の逆算

テーマ選定でまず決めるべきは、テーマの中身より枠の大きさです。前掲のとおり産業ごとに売上高研究費比率は0.07％から22.15％まで開きがあるので、自社の属する中分類の値を上限の目安に置き、そこから基礎・応用・開発の配分を決めます。企業全体の構成比である基礎6.9％・応用15.4％・開発77.8％は、既存事業を持つ企業の標準的な配分として使えます。基礎研究に2割以上を割く配分は、その水準が正当化できる事業構造かを説明できる場合に限るべきです。

テーマの発想の方向は、自社の技術資源から出発するか市場の要求から出発するかで分かれます。前者の考え方は[シーズとは？ビジネスでの意味とニーズとの違いを公的データで解説](/column/details/6052/)と[プロダクトアウトとは何か？意味と定義をわかりやすく解説](/column/details/6588/)、後者は[マーケットインとは何か？意味と定義をわかりやすく解説](/column/details/6741/)で扱っています。どちらか一方が正しいという性質のものではなく、開発研究が中心の企業では市場側から、基礎研究の比重が高い企業では技術側から入るのが噛み合いやすい組み合わせです。

### 着手前に数値で置く撤退基準

R&Dで最も高くつく失敗は、テーマ選定の誤りではなく撤退の遅れです。研究開発費が全額費用処理される以上、続いている限り毎期の利益を削り続けます。にもかかわらず撤退判断は「これまで投じた額が無駄になる」という理由で先送りされがち。

実務的な手当ては単純で、着手時に撤退の条件を数値で書いておくことです。「2年後の時点で目標性能の何割に届かなければ止める」「想定顧客への打診が何件連続で不成立なら止める」といった形で、判断を将来の議論に委ねない状態を作ります。ここで重要なのは、基準を成果ではなく期限と回数で書くこと。成果指標だけで書くと「あと少しで届く」という主張が常に成立してしまいます。

研究段階から事業化に移る局面には、技術的な実現性の壁、量産と販路の壁、市場での競争の壁という段階があり、それぞれ魔の川・死の谷・ダーウィンの海と呼ばれることがあります。撤退基準はこの3つの手前ごとに置くのが実効的です。特に量産準備の直前は投資額が跳ね上がる地点なので、ここに明示的な判定ゲートを置かないと、止められない規模まで資金が入ってしまいます。

## よくある質問

### R&Dと研究職の違いは何ですか？

R&Dは活動や部門を指す言葉で、研究職はその中の職種の一つです。R&Dは研究と開発の両方を含むため、R&D部門には研究職だけでなく開発職や評価・分析の担当者も所属します。金額で見ると企業のR&Dの77.8％は開発研究なので、R&D＝研究職と考えると実態から外れます。

### R&DとはITで何ですか？

IT業界でのR&Dも定義は同じで、新しい技術の探索と、それを製品・サービスに落とす活動を指します。会計上の扱いも共通で、ソフトウェア制作費のうち研究開発に該当する部分は研究開発費として費用処理されます。規模としては、情報通信業の研究費は6203億円で企業全体の3.6％、研究者数は3万4800人（6.6％）、売上高研究費比率は1.40％です。製造業の4.19％と比べると小さい水準にとどまります。

### R&D組織とは何ですか？

研究開発を担う組織の総称で、研究所・R&Dセンター・技術開発本部など名称は企業によって異なります。組織上は本社直轄型と事業部門所属型に分かれ、既存事業の製品改良が中心なら事業部門に近い配置、既存事業と競合する技術を扱うなら本社直轄が向きます。

### R&Dの具体例は？

金額が最も大きいのは輸送用機械器具製造業で5兆1011億円、企業の研究費全体の29.3％を占めます。個社で見ると、トヨタ自動車の2025年3月期の研究開発支出は1兆3265億円（有価証券報告書 注記27）で、電動化・自動運転の要素技術開発から車両の設計・評価までが含まれます。売上高に対する比率で最も高いのは医薬品製造業の11.01％、研究者1人当たりの研究費も8251万円と最大で、新薬候補の探索から臨床試験までが研究開発費に算入されるため単価が突出します。

### 研究開発費は資産計上できますか？

日本基準では自社で行う研究開発は全額費用処理で、資産計上できません。例外は企業結合で受け入れた仕掛研究開発（同基準六3で適用対象外）です。また国際会計基準（IAS第38号）では所定の6要件を満たした時点以降の開発費を無形資産として計上するため、IFRS適用企業と日本基準の企業では研究開発費の見え方が変わります。

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- [シーズとは？ビジネスでの意味とニーズとの違いを公的データで解説](/column/details/6052/)
- [イノベーションのジレンマとは何か？その基本概念と背景を解説](/column/details/7214/)
- [クロスアポイントメント制度とは？兼業・共同研究との違いと給与の決まり方を一次データで解説](/column/details/10401/)
- [経理担当者が押さえるべき自社開発ソフトウェア資産計上の会計基準と判定条件](/column/details/11038/)
- [個人事業主が確定申告で経費計上できる研究開発費の対象範囲と判定要件の全体像](/column/details/11922/)

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出典: [R&D（研究開発）とは？意味と読み方、研究と開発の違いを公的データで解説](<https://www.issoh.co.jp/column/details/9178/>)（株式会社一創）
