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title: "スリーパー効果とは？信頼性の低い情報が後から効く条件と原典の実数値"
url: "https://www.issoh.co.jp/column/details/8655/"
published: 2025-09-04
updated: 2026-10-04
categories: ["ビジネス理論・用語"]
publisher: "株式会社一創"
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# スリーパー効果とは？信頼性の低い情報が後から効く条件と原典の実数値

スリーパー効果（sleeper effect）とは、信用できない相手から聞いた話や、「これは宣伝です」と割り引いて受け取った情報の説得力が、直後よりも数週間後のほうが高くなる現象です。ただし「怪しい情報ほど後から効く」と言い切ると、原典の数値とは合いません。1951年の代表的な実験では、信頼できない情報源の説得力は4週間後に上がったものの、信頼できる情報源を上回ったのではなく、両者がほぼ同じ水準に並んだだけでした。この記事では、1949年の書籍で報告された映画実験と1951年の論文の実験数値、起こる条件、マーケティングで狙って使いにくい理由までを扱います。

## まとめ：スリーパー効果の要点と起こる条件

- スリーパー効果は、割引手がかり（信頼できない情報源・警告・反論など）付きで受け取ったメッセージの説得力が、時間の経過とともに上がる現象。
- 名前は1949年、米陸軍の兵士に戦争記録映画を見せた実験の報告で付いた。9週間後には事実問題の正答率における映画群と対照群の差が約半分になった一方、一部の意見項目では5日後より効果が大きくなった。
- 1951年のホブランドとワイスの実験では、論題ごとの回答を集計した正味の意見変化率が直後は信頼できる情報源23.0%・信頼できない情報源6.6%。4週間後には前者が10.7ポイント下がり、後者が7.4ポイント上がって、ほぼ同じ水準になった。
- 再現は難しく、1974年には「葬るべき時か」と題した論文が出た。2004年のメタ分析では、メッセージと割引手がかりの初期効果がともに強く、受け手の処理能力や動機が高く、手がかりが後に提示される条件で、説得力の遅延増加が大きかった。
- 効果は条件に左右され、研究の条件を実際の広告接触で再現できる保証はない。わざと信頼性の低い経路を選ぶ施策は勧めない（ステマ規制で問われるのは媒体の信頼性ではなく、事業者の表示だと一般消費者が判別しにくいこと）。実務で効く使い道は、広告や否定的な報道の影響を数週間後にも測ること。

以下、定義、原典2本の数値、仕組み、条件、具体例、マーケティングでの扱い方の順に説明します。

## スリーパー効果の意味と「後から効く」の中身

説得研究では、メッセージの受け取り方を割り引かせる要素を「割引手がかり（discounting cue）」と呼びます。発信者の信頼性が低い、「この主張は誤りだ」という注記が付いている、送り手に売り込みの動機があると分かっている、などが典型です。割引手がかりがあると、内容をきちんと理解していても受け手は「言っていることは分かるが、信じない」状態になり、直後の説得効果は小さく出ます。スリーパー効果は、この差し引き分が時間とともに薄れ、内容の効果が表に出てくる現象を指します。

注意したいのは、効果が「上がる」のは割引手がかり付きの条件の中での話だという点です。信頼できる情報源のメッセージは、時間がたてば忘却とともに効果が下がるのが普通です。スリーパー効果は、低信頼の情報が高信頼の情報を上回ることを意味しません。ただし、両者が同じ水準に近づくことも定義上の必須条件ではなく、研究では説得力そのものが増す絶対的効果と、比較条件より減衰が小さい相対的効果を区別します。

### スパイ用語の「スリーパー」・寝具名との区別

「スリーパー」は、標的国に長期間潜伏して指令を待つ工作員（スリーパー・エージェント、スリーパーセル）を指す言葉としても使われます。心理学のスリーパー効果は、1949年の研究報告で、時間がたってから表れる遅延効果を指して使われた言葉です。ここで扱うのは説得の効果で、潜伏する工作員の呼称とは区別します。寝具の商品名の「効果」とも無関係です。

## スリーパー効果の由来：1949年の研究報告での命名

スリーパー効果という名前が最初に出てくるのは、ホブランド（Carl I. Hovland）、ラムズデイン（Arthur A. Lumsdaine）、シェフィールド（Fred D. Sheffield）が1949年にプリンストン大学出版局から出した『Experiments on Mass Communication』です。第二次世界大戦中、米陸軍が兵士向けに制作した記録映画シリーズ「Why We Fight」の効果を測った研究の報告書で、71ページに映画には時間がたって初めて表れる「遅延効果、つまり “sleeper” 効果」があるかもしれないと書かれています。

検証の中心は第7章です。1943年4月、歩兵補充訓練中隊10個を映画を見る群と見ない群に分け、「The Battle of Britain（バトル・オブ・ブリテン）」を上映して、5日後と9週間後に別々の中隊で効果を測りました。分析対象は5日後が900人、9週間後が500人です。

| 測定項目                    | 5日後の群間差  | 9週間後の群間差 |
| ----------------------- | -------- | -------- |
| 事実の理解（10問の平均）           | 22.6ポイント | 11.1ポイント |
| 意見（有意な15項目の平均）          | 8.4ポイント  | 10.8ポイント |
| 例：英国に米国参戦の責任はない         | \-2ポイント  | 11ポイント   |
| 例：英国が征服されていたら次は米国が攻撃された | 1ポイント    | 10ポイント   |

群間差は、映画を見た群と見ていない群の回答割合の差です。出典：Hovland, Lumsdaine & Sheffield（1949）第7章 Table 1・Table 2。事実問題の正答率の群間差は5日後の22.6ポイントから9週間後の11.1ポイントへ縮まり、いずれかの時点で有意な効果が出た15の意見項目の平均群間差は8.4ポイントから10.8ポイントへ増えました。9週間後に効果が増えた8項目は、いずれも5日後の時点では有意な効果が出ていなかった項目です。

ここで押さえておきたいのは、元祖のスリーパー効果は「信頼性の低い情報源」の実験ではなかったという点です。映画を見た実験群には同じ映画を上映し、映画を見ない対照群と比較しましたが、情報源の信頼性は操作していません。著者らは原因の候補をいくつか挙げ、その1つとして「当初は偏った情報源として割り引かれていた内容が、情報源を忘れたあとで受け入れられる」という仮説を、この実験では確かめられなかったものとして示しました。この仮説を正面から検証したのが、次の1951年の実験です。

## ホブランドとワイスの1951年実験：正味の意見変化率と4週間後の比較

ホブランドとワイス（Walter Weiss）は、1951年の論文「The Influence of Source Credibility on Communication Effectiveness」（Public Opinion Quarterly 第15巻4号、635〜650ページ）で、同じ文章を信頼できる情報源と信頼できない情報源の名前で読ませる実験を行いました。被験者はイェール大学の歴史学の上級講義の学生です。抗ヒスタミン薬の市販の是非、原子力潜水艦の実現可能性、鉄鋼不足の責任、テレビ普及後の映画館の数、という4つの論題を使い、論題ごとに情報源を2種類用意しました。

| 論題      | 信頼できる情報源           | 信頼できない情報源            |
| ------- | ------------------ | -------------------- |
| 原子力潜水艦  | オッペンハイマー（93.7%）    | プラウダ（1.3%）           |
| 抗ヒスタミン薬 | 医学誌（94.7%）         | 大衆向け写真月刊誌（5.9%）      |
| 鉄鋼不足    | 政府の資源計画局の報告（80.9%） | 反労組の新聞コラムニスト（17.0%）  |
| 映画館の将来  | フォーチュン誌（89.2%）     | 映画ゴシップのコラムニスト（21.2%） |

括弧内は事前調査で「信頼できる」と答えた学生の割合です。意見は、読む5日前・読んだ直後・4週間後の3回測りました。3回とも出席した61人が4論題ずつ読んだ、計244件が主な分析対象です。

| 指標                    | 信頼できる情報源   | 信頼できない情報源 |
| --------------------- | ---------- | --------- |
| 直後の正味の意見変化率（論題別回答の集計） | 23.0%      | 6.6%      |
| 直後から4週間後への変化          | \-10.7ポイント | +7.4ポイント  |
| 直後の事実問題の正答率           | 84.0%      | 81.5%     |
| 4週間後の事実問題の正答率         | 64.5%      | 66.7%     |

出典：[Hovland & Weiss（1951）](https://doi.org/10.1086/266350)Table 2・3・5・6。正味の意見変化率は、主張の方向に変わった回答の割合から逆方向に変わった回答の割合を差し引いた値です。内容の理解は情報源によって変わりませんでした。信頼できない情報源の文章も、同じだけ読まれ、覚えられていたことになります。大きく分かれたのは意見の変化だけです。そして4週間後には信頼できる側の効果が下がり、信頼できない側が上がって、論文の言葉では両者への同意の程度は「ほぼ同一」になりました。

情報源の名前の記憶も測られています。直後はどの群も85.7〜93.4%が情報源を覚えていましたが、4週間後、信頼できない情報源の主張にもともと反対だった群では55.3%まで落ち、全群で最も低くなりました。スリーパー効果が起きるのはまさにこの「当初は反対していた群」です。ただし、実際に意見を変えた本人ほど情報源を忘れていたかどうかは、人数が足りず確かめられなかったと原論文は述べています。群単位の結果だけで、忘却が意見変化を引き起こしたとまでは言えません。

## スリーパー効果が起こる仕組み：分離仮説と差異減衰仮説

### 分離仮説：内容と情報源の結びつきの弱まり

最初に提案された説明は、内容と情報源が記憶の中で切り離される、というものです。1949年の報告書は「情報源のほうが内容より速く忘れられる」と表現しました。ただし1951年の論文は、この点を一段弱めています。必要なのは情報源を完全に忘れることではなく、時間がたつと受け手が内容と情報源を自発的に結びつけにくくなり、情報源が「拒否の合図」として働かなくなることだ、と書いています。情報源を覚えていても、意見を聞かれたときに思い出さなければ同じことが起こる、という整理です。

この説明に従えば、意見を測るときに情報源を思い出させれば、スリーパー効果は消えるはずです。ホブランドとワイスは論文の末尾で、情報源を実験者が改めて示す条件の実験を進めていると記しており、これはケルマン（Herbert C. Kelman）とホブランドの1953年の論文（Journal of Abnormal and Social Psychology 第48巻3号）にまとめられました。

### 差異減衰仮説：メッセージと割引手がかりの減衰速度の差

1988年、プラトカニス（Anthony R. Pratkanis）らは、分離仮説に代わる説明として差異減衰仮説を出しました。メッセージの効果と割引手がかりの効果は、直後にはほぼ同じ大きさで逆向きに働いて打ち消し合っている。そのうえで手がかりの効果のほうが速く減衰すると、時間がたってメッセージの効果だけが残る、という考え方です。情報源を「忘れる」かどうかではなく、2つの効果の減り方の速さの差で説明する点が違います。

## スリーパー効果が起こる条件：再現が難しいとされた理由

スリーパー効果は、後続の研究でなかなか再現されませんでした。1974年にはギリッグ（Paulette M. Gillig）とグリーンウォルド（Anthony G. Greenwald）が「[Is it time to lay the sleeper effect to rest?](https://doi.org/10.1037/h0035744)（スリーパー効果を葬るべき時か）」という論文を Journal of Personality and Social Psychology（第29巻1号）に発表しています。計656人を対象にした7回の追試で一度もスリーパー効果が出なかったという報告で、著者らは手元の社会心理学の概説書のおよそ75%が、スリーパー効果を確立した現象として扱っていたとも書いています。教科書の定番になっていた現象が、実験室では出なかったわけです。

この流れを受けたプラトカニスら（[1988年、同誌第54巻2号、203〜218ページ](https://doi.org/10.1037/0022-3514.54.2.203)）は、論文題を「The sleeper effect is dead. Long live the sleeper effect.」としたうえで、コンピューター制御の16の実験と先行研究の追試を行い、次の3つがそろうと安定してスリーパー効果が得られると報告しました。

- 受け手がメッセージの重要な論拠に注意を向けている
- 割引手がかりをメッセージの後に受け取る
- 割引手がかりを受け取った直後に、送り手の信頼性を評価する

2004年のクムカレとアルバラシン（G. Tarcan Kumkale, Dolores Albarracín）のメタ分析（[Psychological Bulletin 第130巻1号、143〜172ページ](https://doi.org/10.1037/0033-2909.130.1.143)）は、2003年3月までに入手できた24件の報告に含まれる72の実験・データセットを統合し、同じ方向の結果を出しています。メッセージの論拠と割引手がかりの両方が直後に強い影響を持っていたとき、受け手がメッセージについて考える能力や動機が高いとき、割引手がかりをメッセージの後に受け取ったときに、時間とともに説得力が上がる傾向が強くなりました。

裏返せば、内容が弱くて最初から印象に残らない情報や、最初に「これは怪しい」と警告されてから聞いた情報では起こりにくい、ということです。論拠を真剣に読まない受け手にも起こりにくくなります。「怪しい情報は何でも後から効く」という理解は、条件を落としすぎています。

## スリーパー効果の具体例：政治・報道・日常の場面

研究が扱うのは、内容に説得力があっても、情報源や反論によって受け入れが抑えられる場面です。

実験で確かめられている数少ない現実の場面が、選挙の攻撃広告です。ラリシーとティンカム（Ruth Ann Weaver Lariscy, Spencer F. Tinkham）が1999年に Journal of Advertising（[第28巻4号](https://doi.org/10.1080/00913367.1999.10673593)）で実験結果を報告しています。339人にテレビの攻撃広告を見せ、攻撃された側の反論広告を割引手がかりとして攻撃広告の前か後に置きました。攻撃広告の効果は時間がたってから強まり、最も強く出たのは、反論広告を攻撃広告の後に見て、攻撃した側の信頼性を低く見ていた人でした。再調査の時期で分けると、約2週間後（中央値14.13日、26人）の群では調査で攻撃側候補を投票先に選んだ人の割合が23.1%から73.1%に上がった一方、5〜6週目（中央値34.80日）の群では有意な増加がありませんでした。人数の少ない群の数値なので幅を持って読む必要がありますが、反論すれば打ち消せるとは限らないことを示す結果です。

次の3つは実験で検証された場面ではなく、仕組みを当てはめた例です。

- 誤情報と訂正：ニュースやSNSで見た話に後から「誤り」という注記が付いても、注記の印象が先に薄れれば、内容の印象が戻ってくる。割引手がかりがメッセージの後に来る構図で、研究の条件に近い。
- ゴシップ記事：信用していない媒体の記事でも、具体的な話は記憶に残り、数週間後には誰から聞いたかを思い出せないまま判断材料になる。
- 日常の会話や恋愛：苦手な相手からの指摘や、冗談めかした褒め言葉が、時間がたってから効いてくる。

誤情報の広がり方そのものについては、[インフォデミックの解説](/column/details/9450/)でWHOの定義と対策を扱っています。

## マーケティングでスリーパー効果を狙わないほうがよい理由

マーケティング記事では「最初は疑われても後から効く広告」の作り方としてスリーパー効果が紹介されることがあります。しかし、原典とその後の研究から判断すると、売り手が意図して起こす技法としては勧められません。研究で効果を左右した条件を、実際の広告接触でも再現できるとは限らないためです。

1951年の実験で見ても、高信頼条件のほうが直後の正味の意見変化は大きく、4週間後には両条件がほぼ同水準でした。この実験で信頼性の低い側が得たのは、信頼される形で伝えた側に並ぶところまでです。最初から信頼される形で伝える選択肢があるのに、わざわざ信頼性を下げる理由は見当たりません。

次に、条件が狭すぎます。論拠の強さや提示順序は設計できても、受け手がどの程度考え、広告表示をどれほど割引手がかりとして受け取るかまで、売り手が保証することはできません。とくに広告は、最初に「広告だ」と分かる形で接触するのが普通で、これはメタ分析ではスリーパー効果が起こりにくいとされる順序です（選挙広告の実験では両方の提示順序で観察されましたが、5〜6週目の再調査群では、直後からの有意な増加は確認されませんでした）。

法令上のリスクもあります。出どころを隠した口コミや、第三者を装った投稿で「信頼性の低い経路」を作る発想は、2023年10月1日から景品表示法の不当表示に指定されたステルスマーケティングに当たりえます。広告であることの表示の基準は[ステルスマーケティング（ステマ）の解説](/column/details/6103/)を参照してください。

実務で役に立つのは、仕掛ける側ではなく測る側の視点です。1949年の報告書は、効果をいつ測るかで結論が変わるという方法上の問題を指摘しました。広告や広報の効果を接触直後だけで判断すると、時間差で表れる変化を取り逃がします。競合の比較広告や自社に否定的な報道に反論したときも、直後に印象が改善しても数週間後に元の内容の影響が戻る可能性を見込んで、ブランド調査を時期をずらして繰り返すのが堅実です。

## 似た心理効果との違い：単純接触効果・ウィンザー効果・初頭効果

スリーパー効果は「時間」と「情報源の信頼性」の組み合わせで起こる点が特徴です。名前が似た心理効果とは、何が効果を生むかで区別できます。

| 心理効果    | 効果を生む要因         | 時間の役割         |
| ------- | --------------- | ------------- |
| スリーパー効果 | 割引手がかりの効果が薄れること | 時間がたつと説得力が上がる |
| 単純接触効果  | 同じ対象に繰り返し接すること  | 接触の回数が効く      |
| ウィンザー効果 | 第三者を介して聞くこと     | 直後から効く        |
| 初頭効果    | 最初に示された情報       | 提示の順序が効く      |
| 両面提示    | 不利な情報も合わせて示すこと  | 直後の説得の型       |

ウィンザー効果は情報源の見え方で信頼を上げる話、スリーパー効果は信頼の低さによる割り引きが時間で薄れる話なので、向きが逆です。詳しくは[ウィンザー効果の解説](/column/details/8492/)、[初頭効果の解説](/column/details/8638/)を参照してください。スリーパー効果を命名した1949年の書籍は、メリットとデメリットを両方示す[両面提示](/column/details/8790/)の原典でもあります。説得が狙いと逆の方向に働く現象は[ブーメラン効果](/column/details/8737/)と呼ばれ、こちらは時間差ではなく反発が原因です。

## よくある質問

### スリーパー効果の身近な例は？

信用していないゴシップ記事や噂話で読んだ具体的な話が、数週間後には出どころを思い出せないまま「どこかで聞いた事実」として判断に使われる、という形が典型です。研究上は、内容が具体的で説得力があり、割り引く理由を後から知った場合に起こりやすくなります。

### スリーパー効果は恋愛で使えますか？

この記事で取り上げた実験は、恋愛での応用を検証したものではありません。相手が当初割り引いて聞いた褒め言葉や助言が後から効く、という当てはめは仕組みの上ではありえますが、研究ではメッセージの論拠が強いことが条件で、軽い言葉や繰り返しの好意表現に同じ結果が生じるとは、この研究からは判断できません。繰り返し会うことによる好意の変化は、単純接触効果などと分けて検討する必要があります。

### sleeper effect は英語でどういう意味ですか？

sleeper は「眠っている者」で、すぐには表に出ず、時間がたってから現れる効果を指します。1949年の報告書では、映画の効果のうち時間の経過を経て初めて明らかになる「遅延効果」の意味で使われました。

### 情報源を忘れないとスリーパー効果は起こりませんか？

完全に忘れる必要はありません。1951年のホブランドとワイスの論文は、必要なのは時間とともに内容と情報源を自発的に結びつけにくくなることであり、情報源を忘れることを必須とはしていません。1988年のプラトカニスらは、割引手がかりの効果が内容の効果より速く薄れることで説明しています。

### スリーパー効果はどのくらいの期間で起こりますか？

原典では、1949年の書籍で報告された映画実験が5日後と9週間後、1951年の論文の実験が直後と4週間後を比べています。数週間単位の現象として測られてきましたが、何日で起こるという決まった期間はありません。

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出典: [スリーパー効果とは？信頼性の低い情報が後から効く条件と原典の実数値](<https://www.issoh.co.jp/column/details/8655/>)（株式会社一創）
