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title: "TTPSとは？ビジネス用語「徹底的にパクって進化させる」の意味・TTPとの違いと5ステップ"
url: "https://www.issoh.co.jp/column/details/8356/"
published: 2025-08-21
updated: 2026-10-14
categories: ["ビジネス理論・用語"]
publisher: "株式会社一創"
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# TTPSとは？ビジネス用語「徹底的にパクって進化させる」の意味・TTPとの違いと5ステップ

TTPS（ティーティーピーエス）は「徹底的にパクって進化させる」の頭文字をとった造語です。成果を出している人のやり方を独自解釈を加えずに真似る「TTP（徹底的にパクる）」を出発点に、振り返りと仕組み化を重ねて元のお手本を超えるところまでを指します。名付けたのは、リクルートでスーモカウンター事業の責任者だった中尾隆一郎氏です。なお「ttps」で検索すると、サイバー攻撃の分析に使う「TTPs（戦術・技術・手順）」や、URLの先頭のhを抜いた「ttps://」も出てきます。この記事はビジネス用語のTTPSとTTPを扱い、別の2つは見分け方の章で整理します。

## まとめ：TTPSとTTPの要点

- **TTPS**：「徹底的にパクって、進化させる」の略。お手本を真似たうえで、自分なりの工夫を加えてさらに上へ行く学び方です。
- **TTP**：「徹底的にパクる」の略。中尾氏は「偉大な先人の知恵から学ぶこと」と説明し、科学でいう「巨人の肩に乗る」にたとえています。
- **違い**：中尾氏の区分では、初心者が一人前になる段階（守破離の「守」）に効くのがTTP、一人前が一流になる段階（「破」）に効くのがTTPSです。「離」はTTPSの対象外とされています。
- **5ステップ**：原典の書籍の目次では「ゴールを設定する／TTPするところを見つける（制約条件理論）／ベストプラクティスを見つけて仮説を立てる／学びの仕組み化でサイクルを回す／進化させる」の順です。
- **失敗しやすい点**：上位者へのインタビューだけで済ませる、真似る前に独自の解釈を加える、前提条件が違いすぎる事例をそのまま移す、という失敗を避けます。
- **パクリとの線引き**：著作権法が保護するのは表現で、手法や考え方ではありません。他社の文章・画像・デザインを複製するのはTTPではありません。

## TTPSとは？「徹底的にパクって進化させる」の意味と由来

### TTPSの定義：TTPに「進化させる」のSを足した造語

出版元のディスカヴァー・トゥエンティワンは、[『学びを最大化する TTPS（徹底的にパクって進化させる）マネジメント』の紹介ページ](https://d21.co.jp/book/detail/978-4-7993-2699-2)で「『徹底的にパクって、進化させる』この頭文字をとって造られた『TTPS(ティーティーピーエス)』」と説明しています。英語の略語ではなく、日本語のローマ字表記の頭文字です。

同じ紹介文は、スーモカウンターが伸びた理由を「高い業績をあげている個人やチーム(ハイパフォーマー)のノウハウや最高にうまくいった成功事例(ベストプラクティス)を共有して、それを組織全体で、全従業員がTTPしていったところにあります」と述べています。1人の上位者を称賛して終わらせず、そのやり方を全員が再現できる形にする。個人の学び方であると同時に、組織の底上げの方法として設計されている点がTTPSの特徴です。

### 名付け親は中尾隆一郎氏：「巨人の肩に乗る」の先にあるもの

出版元によれば、TTPSは中尾氏が「リクルートでスーモカウンターの責任者をしていた時期に、仲間と一緒に試行錯誤しながら事業を成長させていく際に考えついた言葉であり、実践していた方法論」です。中尾氏本人は[ITmedia エグゼクティブへの寄稿（2021年2月18日）](https://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/article/2102/18/1210218022/)で、命名の考え方を次のように書いています。

> 巨人の肩に乗ることがTTP（徹底的にパクル）だとすると、登った後に自分自身のオリジナリティーを加えて、さらに高みに上ることを、この本のタイトルにもなっているTTPS（徹底的にパクッテ進化させる）と名付けました。

書籍は中尾隆一郎・鈴木利和・肱岡優美子の共著で、2020年12月18日発売、152ページ、税込1,760円（ISBN 978-4-7993-2699-2）。中尾氏は1989年リクルート入社、リクルートテクノロジーズ代表取締役社長などを経て2019年に中尾マネジメント研究所を設立しています。共著の鈴木氏はスーモカウンターの取り組みを知って「TTPS勉強会」を始めた人物で、肱岡氏はその事務局メンバーです。同じ寄稿には、肱岡氏の企画から出版に至った経緯も記されています。

## ビジネス用語のTTP（徹底的にパクる）とは：意味と元ネタ

### TTPの意味：独自解釈を加えない「型」の模倣

TTPは「徹底的にパクる」の略で、成果を出している人や組織のやり方を、細部まで忠実に真似ることを指します。「TTPする」「それTTPしよう」と動詞のように使われます。中尾氏は[Business Insider Japanへの寄稿（2019年12月17日）](https://www.businessinsider.jp/article/204866/)で、偉大な先人の知恵や事例を細部まで研究し「“TTP”、つまり『徹底的にパクる』ことで、一通りの『型』を身につけ、効率的に一人前になれる」と書いています。

ポイントは「徹底的に」の部分です。同じ寄稿は、真似てもうまくいかない原因を「実行する前に『独自の解釈』を加えてしまっていること」だと指摘しています。挙げられている例はフィットネスクラブの入会率。入会率がほぼ100％のスタッフを全員で真似たのに成績が上がらず、録画を見返すと、ほかのスタッフが「感想を聞く→疑問点を確認する→入会するかを尋ねる」の順だったのに対し、上位者は最初の一言で「いつから入会されますか？」と切り出していました。この順番まで真似たところで、クラブ全体の入会率が上がったといいます。半分だけ真似て自己流で埋めると、成果の源泉ごと抜け落ちるわけです。

### TTPとパクリの違い：手法の学習と表現の複製の区別

TTPは他人の作品をコピーすることではありません。[著作権法](https://laws.e-gov.go.jp/law/345AC0000000048)第2条第1項第1号は著作物を「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう」と定義しています。保護されるのは表現で、営業の段取りや接客の順番のような手法・アイデアそのものではありません。

「初回接触の翌営業日に必ず電話する」という運用を取り入れるのは、表現の複製にあたりません。他社サイトの文章・写真・図版・デザインをそのまま使えば著作権の問題になり得ますし、他社の登録商標を使えば商標権、商品の表示や形態をまねれば不正競争防止法、根拠のない優良性を表示すれば景品表示法が関わります。著作権については、元の創作的な表現を複製・翻案していないか、利用許諾や権利制限規定の適用があるかを確認してください。手法を学ぶことと、成果物を適法に利用できることは別です。自社の言葉や素材に置き換えても、元の創作的な表現を引き継ぐ場合は翻案権などの確認が必要です。

### TTPの元ネタ：初出は特定できず、リクルート発とされるのはTTPS

「TTPの元ネタは？」という疑問はよく見かけますが、TTPという略語を最初に使った人物や時期を示す一次資料は、この記事の調査範囲では確認できませんでした。出版元と中尾氏本人が「考えついた」「名付けました」と明記しているのは、Sの付いたTTPSのほうです。ただし、TTPSの命名に関する資料だけでは、TTP自体がリクルート発かどうかは判断できません。誰かの造語として断定せず、ビジネスの現場で使われてきた略語と理解しておくのが正確です。

## TTPとTTPSの違い：守破離の各段階との対応

TTPとTTPSの違いは、中尾氏自身が守破離に重ねて説明しています。守破離は茶道・華道・武道などで使われる修業の段階で、型を守る「守」、型を破る「破」、型から離れる「離」の3つです。

| 守破離 | 到達レベル   | 効く学び方 | やること           |
| --- | ------- | ----- | -------------- |
| 守   | 初心者→一人前 | TTP   | 型を解釈せず忠実に真似る   |
| 破   | 一人前→一流  | TTPS  | 真似た型に工夫を足して上回る |
| 離   | 超一流（天才） | 対象外   | 再現性が低く真似にくい    |

出典は中尾氏の2本の寄稿です。[Business Insider Japan（2019年）](https://www.businessinsider.jp/article/204866/)では「初心者→一人前」のプロセスはTTP、「一人前→一流」のプロセスは「“TTP-S”」が正しい努力の仕方だとし、「守」は初心者ではなく「型通りのことができている状態」＝一人前だと書いています。[ITmedia エグゼクティブ（2021年）](https://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/article/2102/18/1210218022/)では「『離』の部分は、いわゆる天才や超一流の域で、TTPSの対象ではありません」と明言しています。

ここから分かるのは、TTPSが「真似から始めていずれ独自路線へ離れる」話ではないことです。狙いは一流、つまり型を基本にしながら自分のやり方でも高い成果を出せる水準で、そこを目指すための学び方として説明されています。一人前で成果が安定するとやり方を変えなくなる状態を、中尾氏は「コンフォートゾーン」と呼び、TTPで止まらずSに進む理由としています。

## 紛らわしい「TTPS」「TTPs」「ttps://」の見分け方

「ttps」の検索結果には、意味の違う3つが混ざります。大文字・小文字と前後の語で判別できます。

| 表記      | 正式名                                 | 分野         |
| ------- | ----------------------------------- | ---------- |
| TTPS    | 徹底的にパクって進化させる                       | ビジネス・組織開発  |
| TTPs    | Tactics, Techniques, and Procedures | サイバーセキュリティ |
| ttps:// | （なし・https://のh抜き）                   | URLの表記慣習   |

### サイバーセキュリティのTTPs：攻撃者の戦術・技術・手順

末尾のsだけ小文字の「TTPs」は、攻撃者のふるまいを表す専門用語です。[米国NISTの用語集](https://csrc.nist.gov/glossary/term/tactics%5Ftechniques%5Fand%5Fprocedures)は、SP 800-150などを出典に「The behavior of an actor. A tactic is the highest-level description of this behavior, while techniques give a more detailed description of behavior in the context of a tactic, and procedures an even lower-level, highly detailed description in the context of a technique.」と定義しています。戦術が最上位、技術がその具体化、手順がさらに細かい実装という3層です。

分類体系としては[MITRE ATT&CK](https://attack.mitre.org/techniques/T1566/)がよく使われます。たとえば戦術「Initial Access（TA0001）」の下に技術「Phishing（T1566）」があり、さらにサブ技術「Spearphishing Attachment（T1566.001）」などが並びます。技術のページの「Procedure Examples」欄には、Kimsuky などの攻撃グループがその技術をどう使ったかが列挙されており、これが手順にあたります。IPアドレスやハッシュ値と違ってふるまいの型は攻撃者が変えにくいため、検知や対策の設計に使われます。組織での扱い方は[脅威インテリジェンス（ISMS管理策5.7）とは｜要求事項・情報源・審査証跡を実務解説](/column/details/12628/)で扱っています。

### URLの「ttps://」：先頭のhを抜いた書き方

小文字の「ttps://」は用語ではなく、掲示板やSNSでURLを自動リンクにしないために先頭のhを1文字落とす「h抜き」の慣習です。リンクをたどった先に遷移元の情報（リファラー）が送られるかどうか、どこまで含まれるかは、ブラウザやサイトの Referrer-Policy の設定で変わります。[IANAのURIスキーム登録簿](https://www.iana.org/assignments/uri-schemes/)では http と https がいずれも Permanent で登録され、参照仕様は RFC 9110（4.2.1節・4.2.2節）ですが、「ttps」というスキームはありません。そのため貼り付けてもURLとしては開けず、先頭にhを補う必要があります。リファラーの仕組みは[リファラー（Referer / Referrer）とは？仕組み・確認方法とリファラー制御の設定](/column/details/6995/)で解説しています。

## TTPSの5ステップ：原典の目次に沿った進め方

手順は書籍の第1章に5つのステップとしてまとめられています。[出版元に掲載された目次](https://d21.co.jp/book/detail/978-4-7993-2699-2)での名称は「ゴールを設定する」「TTPするところを見つける（制約条件理論）」「ベストプラクティスを見つけて仮説を立てる」「学びの仕組み化でサイクルを回す」「進化させる」です。以下では各ステップの中身を要約し、実務への当てはめ方を補足します。

### ステップ1 到達目標と期限の設定

最初に決めるのは「何をパクるか」ではなく「どこに到達したいか」です。ゴールが曖昧なまま真似ると、真似ること自体が目的になり、成果が出たのかも判定できません。同書はこの前提にG-POP（Goal・Pre・On・Post＝ゴール・事前準備・実行と修正・振り返り）という枠組みを置いています。着手前に「いつまでに、どの数字を、どこまで動かせたら成功か」を文章で書き切っておくと、後の判断が速くなります。戦略と施策の粒度をそろえる考え方は[マーケティング戦略とは？戦術・施策との違いと立案手順・形骸化を防ぐ判断基準](/column/details/16552/)も参考になります。

### ステップ2 制約条件理論による改善対象の特定

次に、真似を投入する場所を決めます。同書が併記する制約条件理論（TOC）は、エリヤフ・ゴールドラットが『ザ・ゴール』で広めた考え方で、全体の成果は最も弱い工程で決まるとみます。営業なら初回接触・商談化・受注、Webなら流入・回遊・フォーム完了について、改善が最終成果をどれだけ増やすかを比較します。離脱率の高さだけでは、制約となる工程は特定できません。ボトルネックを数字で押さえてから真似る対象を選ばないと、効かない工程をいくら磨いても全体は動きません。

### ステップ3 成功事例の選定と仮説の設定

同書は第2章の冒頭に「TTPする対象は『最高の成功事例』を選ぶ」を置いています。見つけた事例は、なぜ機能しているのかまで取り出し、「この要素が効いているから、自社のこの場面に移せばこの指標がこれくらい動くはずだ」という検証できる文にしてから試します。相手の選び方は次の章で詳しく扱います。

### ステップ4 振り返りと学習サイクルの仕組み化

この段階では、学びを継続できる仕組みを整えます。振り返りの場を定例に組み込み、結果を記録する様式をそろえ、うまくいった手順を手順書やチェックリストに落とします。同書は第1章の最後を「TTPSシートとG-POPシート」に充てており、書き込む欄を先に決めておくこと自体が仕組み化の一部になっています。個人の勘所を組織の資産に変える手順は[暗黙知と形式知とは？違いと具体例、形式知化を進める手順と失敗条件を解説](/column/details/13543/)で整理しています。

### ステップ5 模倣した型の改良と成果の比較

Sにあたる段階です。真似た型を自社の顧客・商材・体制に合わせて作り替え、元のお手本を上回る形にします。進化の確認には、スーモカウンターが接客を17ステップに分けて顧客満足度を測定した例が参考になります。自社でも改善対象に対応する指標を決め、変更前後を比較します。真似た直後の水準を基準線として記録し、変更後に上回った型を新しい標準として配り直す。このループが回っている状態が、TTPSが機能している状態です。

## 真似る相手の選び方と、TTPが失敗する3つのパターン

### 模倣対象を探す5段階：社内トップから異業界までの探索範囲

中尾氏は[ITmediaの寄稿](https://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/article/2102/18/1210218022/)で、真似る相手の探し方を5段階に分けています。

1. 自分自身が過去にうまくいった方法
2. 周囲の同僚の方法
3. 社内で最もうまくいっている人の方法
4. 同業を含めた社外で一番の人の方法
5. 異業界を含めて一番の人の方法

そのうえで「少なくとも（3）、できれば（4）（5）を目指したい」と述べ、手近な相手から学ぼうとする人が多いことを問題にしています。同書の「実践のコツ1」が「最高の成功事例」を選ぶことなのも同じ理由です。社内で探すなら、事例発表会や表彰制度、誰が何に詳しいかをまとめた人材データベースが手がかりになると同じ寄稿は挙げています。誰が何を知っているかを組織で把握する仕組みは[ナレッジマネジメントとは？意味とSECIモデル、属人化を解く導入手順を解説](/column/details/13288/)で解説しています。

### 失敗1 上位者へのインタビューだけに頼る分析

同じ寄稿で中尾氏は、スーモカウンターで見つけた典型的な失敗例として、ハイパフォーマーへのインタビューを挙げています。「大半のハイパフォーマは、自分が好業績を挙げられている理由を自覚していない」ためです。成果の源泉は本人が無意識にやっている行動にあることが多く、聞いても出てきません。対処は、平均的な成績の人（ミドルパフォーマー）と並べて観察すること。上位者だけがやっていること、逆にやっていないこと、順番の違いを第三者が見て取り出します。行動の具体を聞き出す技法は[コンピテンシー面接とは？質問例とSTARの深掘り、評価基準の作り方](/column/details/9008/)の深掘り質問も応用できます。

### 失敗2 型の再現前に加える自己流の解釈

TTPの章で紹介したフィットネスクラブの例のとおり、「このくらいは自分なりに変えてもいいだろう」という調整が、成果の源泉を消すことがあります。まず完全に写して同じ結果が出るかを確かめ、工夫はその後に足します。順番を逆にすると、うまくいかなかったときに原因が型にあるのか自己流の部分にあるのか切り分けられません。

### 失敗3 前提条件が異なる事例の無検証な模倣

顧客層・単価帯・組織規模が異なる事例は、同じ手順で成果が出るとは限りません。中尾氏の寄稿では異業界の優れた相手も探索対象に挙げているため、業界の違いだけで除外はしません。成果を生んでいる理由を取り出し、その理由が自社の顧客・体制でも成立するかを先に確かめます。成立しないなら、そのまま写し始めずに別のお手本を選びます。加えて、真似られる側の抵抗も現実的な障害になります。自分のやり方を全員に配られるのを歓迎しない人はいるので、真似られた側を評価する仕組みを先に用意しておくと進みが変わります。

## スーモカウンターの事例：接客17ステップの可視化と共有

TTPSが生まれた現場がリクルートのスーモカウンターです。出版元の紹介文によれば「当時のスーモカウンターは、6年間で売上30倍、店舗数12倍、従業員数5倍という成果を残しました」。従業員数5倍で売上30倍なので、単純計算で1人あたり売上は6倍です。人を増やした分以上に、1人あたりの生産性が上がっていたことになります。

仕組みの中身は、中尾氏の[ITmedia寄稿の2ページ目](https://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/article/2102/18/1210218022/2)に具体的に書かれています。

- 接客を17のステップに分け、ステップごとに顧客にとっての重要度と満足度を測っていた
- 17ステップそれぞれで顧客満足度が高いメンバーを特定し、その接客をムービーにしていた
- 全メンバーが自分の強み・弱みを数値で把握でき、弱いステップを誰からTTPすればよいかが分かる状態だった
- 接客に限らず、資料の作り方・出店計画の作り方・採用活動の進め方などもノウハウとしてまとめていた

同じ寄稿は、その結果として新入社員や中途採用者が早く立ち上がり、従業員満足度が上がって離職率が下がると述べています。新しく入った人を早く戦力にする工程の設計は[オンボーディングとは？意味と入社前〜3か月の工程、システム化する範囲の判断](/column/details/17843/)も参考になります。さらに出版元は、中尾氏が責任者を離れた後の6年間で「さらに3倍以上の売上成長を実現した」とし、特定の個人に依存しない方法論である根拠に挙げています。自社で試すなら、まず業務を工程に分け、工程ごとに一番成果の出ている人を数字で特定するところから始めるのが、この事例の筋に沿ったやり方です。現状と目指す姿の差の整理には[As Is / To Beとは？意味と分析フレームワークの手順、Before/Afterとの違い](/column/details/8852/)が使えます。

## よくある質問

### TTPSとはどういう意味ですか？

「徹底的にパクって進化させる」の頭文字をとった造語です。成果を出している人のやり方を忠実に真似るTTP（徹底的にパクる）を起点に、振り返りと仕組み化を重ね、元のお手本を超えるところまでを指します。リクルートでスーモカウンターの責任者だった中尾隆一郎氏が名付け、2020年12月刊行の書籍『学びを最大化する TTPS（徹底的にパクって進化させる）マネジメント』で体系化されました。

### TTPとTTPSの違いは何ですか？

TTPは型を独自解釈なしに真似ること、TTPSはその型に自分なりの工夫を足して上回ることです。中尾氏は守破離に重ね、初心者が一人前になる「守」の段階にTTP、一人前が一流になる「破」の段階にTTPSが効くと説明しています。「離」（天才・超一流の域）はTTPSの対象外とされています。

### TTPの元ネタは何ですか？

TTPという略語の初出を示す一次資料は確認できていません。出版元と中尾氏が考案・命名したと明記しているのはTTPSのほうで、TTPはビジネスの現場で使われてきた略語です。中尾氏はTTPを「偉大な先人の知恵から学ぶこと」と説明し、科学の世界でいう「巨人の肩に乗る」にたとえています。

### TTPとはパクリのことですか？

違います。TTPで写すのは仕事の手順や考え方で、他人の文章・画像・デザインといった表現をコピーすることではありません。著作権法が保護するのは表現であり、手法やアイデアそのものではありません。ただし、自社の言葉や素材で作り直しても、元の創作的な表現を引き継ぐ場合には翻案権などが問題になります。表現をそのまま複製すれば著作権侵害になり得ます。

### ビジネス用語のTTPSとサイバーセキュリティのTTPsは同じものですか？

別物です。セキュリティ分野のTTPsは Tactics, Techniques, and Procedures（戦術・技術・手順）の略で、攻撃者のふるまいを3層で記述する用語です。NISTの用語集が定義を載せており、分類体系としてはMITRE ATT&CKが広く使われています。URLの「ttps://」もTTPSとは無関係で、https://の先頭のhを抜いた表記の慣習です。

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出典: [TTPSとは？ビジネス用語「徹底的にパクって進化させる」の意味・TTPとの違いと5ステップ](<https://www.issoh.co.jp/column/details/8356/>)（株式会社一創）
